2005年6月のつぶやき
世の中には、綺麗なもの、不思議なこと、奇妙なこと、可笑しいことがいっぱいですね。
気がついた折紹介しています。
2005年6月30日

”フェルトボールとモリ・キ手首飾り”
(Some Gift for me)
gifttome
今日で6月も終り、暑い一日でした。同時に今日で、地球市民村での活動も終わりました。
今月の、「赤ちゃんと絆館」では、先月の地球市民村のセンターハウスでの活動と違い、スリング(・・と一応知っていた様な言い方をしていますが、ここに来るまでこの単語すら知らなかった!・・)や抱っこ紐の使い方、作り方、その他諸々・・赤ちゃんに関する専門的知識が必要で、見よう見まね、聞き覚えで、表面的には体裁を整えてみたのですが、一夜漬けではやはり無理があった様、皆様にはご迷惑をかけたのではないかと思います。
では、ヒロパパは一体何ができるのかな、・・ということで、・・・パビリオンをオープンしてレイアウトを整えること、パビリオン内外のお掃除や展示物を清潔に保つこと、観覧者が多い時には補助的に応答すること、こんな活動が主だったものでした。
でも、自然育児友の会の会員の皆様や、インターンシップのMさん、Kさん、Yuminさんや、ボランティアで参加されたご家族の皆様の笑顔に助けられ、楽しい時間を過すことができました。本当にありがとうございました。
特に、「敦也ちゃん」や「萌(めばえ)ちゃん」、おとなしくヒロパパに抱っこさせてくれて、ありがとう。赤ちゃんを抱っこできるなんて思いも寄らず、又抱っこすることが赤ちゃんにとっては勿論のこと抱っこしている本人にとっても、ものすごくやすらぎを感じることを、改めて思い出すとこができました。「敦也ちゃん」と「萌(めばえ)ちゃん」、本当にありがとう。
さて、最後のご挨拶の時、又可愛いギフトを頂いてしまいました。写真のフェルト・ボールで、色違いの羊毛を固く丸めてゆき、表面に模様を描いてゆくもので、ヒロパパの顔と「ありがとう」という文字が浮き出ている、Yuminさんの作品です。直径が約10センチあり、これを作るには数時間以上かかります。こちらがお世話になったのに、なんとお礼をいったらいいのか・・・、これも本当にありがとうございました。
写真の右、手首飾りもある方からその方のサイン入りのものをいただいてしまいました。街中でヒロパパがこれを着けてスーパーなんかで買い物をすると、やはり奇異な目で見られそうなんで一寸・・ですが、万博に行った時には手首に着けて歩いてみようと思っています。これも、本当に有難うございました。
これから、ゲートでの活動が7月と8月に数日間ずつ残っていますし、まだまだ、万博に何回も観覧者として通うことにしていますので、その時は又皆様の笑顔に会いたいと思っています。
ともあれ、皆様には感謝!、感謝!です。

”タイ・パビリオンがリニューアルオープン”
(a Golden-Shower, the National Flower of THAILAND)
kingusari
万博でヒロパパが回数多く訪問する外国パビリオンの一つに「タイ館」があります。多分最初からの予定かと思われますが、2・3週間前から模様替えのため一部閉鎖されていて、昨日行って見ましたら、リニューアルオープンしていました。映像やディスプレーが夏に向けての涼しげな内容に変わっていました。
仏教国らしい、ハスの花の池とタイの民家をあしらった落ち着いた風情に、タイの皆様の生活と自然、それに工芸品、なかなか見事です。
観覧途中で、館内で行列が!、何かと野次馬根性で覘いてみましたら、ボディ・ペインティング、約1分足らずで、好みの場所に、彩色豊かな蝶を描いていました。そういえば、入る前にお会いした地球市民村の事務局の方2名(男性です)も、ほっぺたと腕に描いてもらって威張っていました。
さて、写真の木は何?、この木(造花ですが)が、タイ館の入口と出口に飾られていて、何か謂れがありそうと、聞いてみました。
やはり、謂れがありました。
この木は、日本の桜と同様、タイの国花で、「ゴールデン・シャワー」とのことでした。帰宅してから、植物図鑑で調べてみましたら、多分あっていると思いますが、マメ科の「キングサリ(金鎖)、別名;キンレンカ」の様です。
どこのパビリオンでも同じですが、ディスプレイ一つ一つに意味を持たせて工夫してあります。これを理解しながら観覧できると又楽しみも増えますね。

”敦也ちゃんのおせんべい”
(Special Cookies of ATSUYA-cyan)
atsuyacyansenbei
6月8日話題にした可愛い赤ちゃんの「敦也ちゃん」、今月4・5回万博・地球市民村で一緒になり、そのたびにヒロパパが抱っこさせてもらっていました。今日も、一緒になり、またまた抱っこです。一緒に散歩途中、事務局の皆様から、「可愛いー!、お孫さんですか?、いいおじいさんしていますね」、そんな言葉にヒロパパは有頂天でした。
今日は、学校の先生をしている敦也ちゃんのお母さんから、ヒロパパが敦也ちゃんを抱っこしている写真をもらって、最高ー!。
この写真をいただいた時、クッキーかおせんべいかを一緒に頂きました。この時は、写真が嬉しくそちらの方に気を取られいて、これを詳しく見ることもせずしまい込んでしまい、家に帰って荷物を開いてみて、ェ!!・・・なんと、これが写真のおせんべいでした。名前と誕生日と似顔絵入りのおせんべい、勿論、永久保存版?のおせんべい、先日のゲラゲラ豚君と同じ場所で、いただいた写真と一緒に、毎日敦也ちゃんと遇えることになりました。
もう10年したら、もう20年したら、どんな敦也ちゃんになっているのかな、多分お父さんやお母さんと同じ、優しい人になっているのでしょうね。その頃又会いたいですね。

敦也ちゃんのお母さんへ、
それにしても、このおせんべいを詳しく見もせずしまい込んでしまったこと、本当に申し訳ありませんでした。又、敦也ちゃんに会わせてくださいね。

”マッサージ”
(a Massotherapy)
massage
とにかく6月というのに暑い日が続いています。先週末は、金〜日曜日に掛けて3日連続で万博・「赤ちゃんと絆館」で活動でした。このパビリオンは、12坪程度の簡単な作りの竹篭で、エアコンは2台あるのですが、展示場である為ドアーは全開してあり、外気温とまったく同じ、午後ともなれば直射日光が差し込む、こんなコンディションの中で、ペットボトル片手に奮闘です。
さて、昨日は、いつものとおり赤ちゃん抱っこショウがありましたが、今回の土・日は、これに加えて、看護師、助産師さん方の、「家族で憩うマッサージ」と称して特別のワークショップがありました。ご家族連れが多い中、噂を聞きつけて大変な人気で、勿論待ち行列が出来るほどで、ご家庭内で相互にできるマッサージのコツを教えていただいていました。
写真は、その一場面、赤ちゃんへのマッサージ?と言うより多分赤ちゃん体操かもしれませんが、裸の赤ちゃんが人気を集めていました。赤ちゃんも気持ちが良く大満足なのか、元気いっぱい、マッサージ台がわりの椅子の上を這い回っていました。

さて、ここ地球市民村の小パビリオンは1ヶ月で主催するNPOが全部入れ替わります。日本の各NPOの皆様方は勿論のこと、今月のフィリピンの皆様とも、もう直ぐお別れです。又何処かでお会いしましょう。

”サルサ、メレンゲ、タンゴ”
(Salsa, Merengue, Tango)
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今日は暑い暑い!、しかも週末とあって、リニモも2・3本待ち、万博の入場者も最高で朝8時半にはもう入場開始でした。あまりの暑さに、活動を終え今日は早々と退散です。

今日の話題は、昨日訪問したグルーバルコモン2のキューバ、ドミニカ、アルゼンチン館の話題です。特にこれらの国のパビリオンは、展示よりむしろ広いスペースや舞台が中心で、ここで、キューバ館はサルサを、ドミニカ館はメレンゲの講習会を、アルゼンチン館ではプロの踊り手のアルゼンチン・タンゴを見ることができます。

写真は、ドミニカ館でのメレンゲの講習会の一場面で、先生と一緒に小さなお子さんが一生懸命でした。

実は、今迄ダンスとか踊りは、高校時代のフォークダンスしか覚えの無いヒロパパが、何を思ったか、キューバ館でサルサを練習してきました。ということで、皆様にサルサのステップをご伝授いたします。

@まず動かすのは右足で、右足を半歩後ろに、その後元に戻し、今度は左足を前に、又、元に戻す、
A今度は、右足を右に振り、元に戻す、次に左足を左に振り、元に戻す
Bその後、左足を軸に右足を時計回りに180度回転し、元に戻した後、今度は右足を軸に左足を同様に反時計回りに180度回転し、元に戻す、
C最後に左足を軸に身体全体を回転させる、
これらをビートのきいた音楽に合わせ、掛け声を出して、繰り返し踊ることになります。もう汗だくでした。

それに、アルゼンチンタンゴの観賞です。素晴らしい踊りでした。どうしてあんなに足が良く動くんだろう・・もしヒロパパが踊ったら相手を蹴っ飛ばしてばかりになりそうです。

皆様も、これらのパビリオンを訪問して汗を流してみてください。
もう一つ、オーストリア館では、入り口で、ウィインナーワルツを鏡の部屋で約1分程度体験することもやっています。自信のある方はこれも参加してみては如何でしょうか。

”ワニ肉のサンドウィッチ”
(a Sandwich made by Alligator's Meal)
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ゲテモノと言わないで下さい、でも、お国自慢料理でもなさそうですが、アンデス共同館のワニ肉のサンドウィッチです。初めて食べてみました。鶏肉に似ていると聞いていましたが、鶏肉より淡白で素直な感じ、食用蛙(中華料理では「田鶏」といいます)の味に似ていました。それに、天然ビタミンCがレモン果汁の約60倍と言われている、「カムカム」のジュースがヒロパパの今日の仕事帰りの遅いおやつでした。
機会がありましたら皆様もいかがですか。

”100万人のキャンドルナイト”
(Candle Night in Expo)
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写真は、21日に地球市民村で開催された「100万人のキャンドルナイト in EXPO」の様子です。
夕方6時半から、Ett(エット)さんのライブ、辻進一教授のお話し、ろうそく職人のちろりろうそうくさん、照明デザイナーの石井幹子さんらのゲストをお招きして、8時から8時半まで、地球市民村全体と大観覧車も全ての照明を落とし、ろうそくだけの明かりでスローな生活を考えよう・・こんな主旨です。この間、竹筒に灯った、蜜蝋で作ったろうそうと、直径50センチもある、これも優しい色使いのろうそくが、ほのかな優しい光で地球市民村を包んでいました。これに使った蜜蝋の蝋燭は、4日間程、体験教室で作ったもので、約2000本を使用したそうです。
まずは、不必要な電気は消す、冷房の設定温度を上げる、コンセントを抜く、こんなことから始めるべきなのでしょうね。

”夏至の夕焼け”
(the Setting Sun on the Summer Solstice)
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昨日は夏至、ヒロパパもH.S.さんやY.Y.さんの真似をして、夕焼けを撮ってみました。
梅雨に入ったのに、空梅雨なのか水不足が心配されています。ただ、これからは、今迄空に溜まっていた雨が土砂降りで災害が発生しなければいいのですが。寒暖の差が激しくなったり、雨量の差が多くなったり、地球が悲鳴を上げている?・・。
さて、この夏至の日に合わせて、万博・地球市民村では、「100万人のキャンドルナイト in EXPO」と称してイベントが開催されました。この話題は明日としますが、なかなか趣がある夕暮れを過しました。

”父の日プレゼント、偶然?”
(a Gift for me on Father's Day)
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ご覧下さい!、両手両足を思いっきり伸ばして、ゲラゲラ笑っている豚君、一体これ何だ?、表題の通りヒロパパへの父の日の、嬉しい、嬉しいプレゼントです。どなたが作ったのか分かりませんが、素焼きで、この表情とこの格好、作者の人柄が偲ばれる、見ていて飽きないし楽しいものです。

では、表題の”偶然”って何?、ここから”禅”の”空(くう)”の世界に入ります。
といっても、ヒロパパは宗教家ではりません。この頃読んでいる”ほっとする禅語70(渡會正純、石飛博光著、二宮社)”に、この言葉がありました。そこの解説に、「世の中のことは一切が"空”。あなたの周りの一切のものが、ほんのわずかな細い糸をたどり、偶然を重ねてあなたのしたにやってきた。」とありました。
まさに、この豚君は、ほんのわずかな、切れそうな細い糸をたどって、紆余曲折しながらヒロパパのところにやってきた、貴重なものです。後から振り返って見ましたら、少なくとも10以上の偶然が重なっていました。どこで切れてもおかしくない状態でやってきた豚君、大切にしますよ・・。
さて、これらの偶然がなにであったか、それに誰からか云々は、公表はしませんし、秘密です。

もう一つ、禅語で”黙(もく)”という言葉があります。解説では、「黙っていた方が伝わることもある、そして、”黙”した人の声も聞けなくてはならない」とありました。最終段階の偶然は、ヒロパパが黙っていたけれど欲しそうな様子をしていた、相手の方は、この黙した人の声を聞き取れる方であった、何か、観音菩薩の様な方で後光が輝いていた?・・そんな気がしました。
とにもかくにも、いつも、この豚君と目を合わせ、ニャ二ャしているヒロパパをご想像ください。観音菩薩様、ありがとうございました。

”赤ちゃん抱っこショウ”
(Show with Baby)
dakkoshow
今日は、臨時のボランティアの出勤日と自分で決めて万博に行ってきました。これは、毎日曜日に、我が「赤ちゃんと絆館」主催で、「赤ちゃん抱っこショウ」や「赤ちゃん授乳ショウ」が開かれています。このためパビリオンの人手が足りなくなる、それではということで、臨時に出勤でした。
写真は、舞台に上がる前に、我がパビリオンの前に勢ぞろいされた30組以上の皆様です。昔は赤ちゃんを連れて歩く場合はおんぶと相場が決まっていましたが、現在は、写真の様に、スリングや抱っこ紐を使っただっこで、舞台で一人1分弱のご挨拶、父の日も手伝って、子供たちがお父さんにも声を掛けていたり、盛況でした。

さて、このショウを実施する為、多数の幼児を含めたご家族を、業務用入り口から入っていただくことになるのですが、これが又大変なのです。
乳飲み子はまだしも、幼児について、入場証がない、だから入ってはダメといわれたり、入り口が北ゲートと決めてあったみたいで瀬戸ゲートから入りたかった人がそこで止められたり、と、ガードマンとのやりとりがいろいろあったみたいです。(人づてのお話しですので、真偽の程と正確性、平等性に欠ける点があるとはおもいますが・・)。
ガードマンは、安全を守る為に決められたことを実施する、これもガードマンの務めですが、もっと優しい運用ができないものか、優しい運用が出来て初めてガードマンの務めが感謝され、観覧者の安全も守れるまたはガードマンに敬意を表して、それに従うことが出来る、こんなことをやっていては、敵を増やすばかり、そのほうが安全に対して不安が増す・・こんなことを感じました。そういえば、一般入り口でも、全期間入場券を持った親と、一日入場券を持ったお子さんとが、全期間入場券の入り口から入場しようとしたら、お子さんだけ一日入場券の専用入り口から入場せよとのことで、混雑する中を別個に入場しなくてはならなかった、でも、別のガードマンの時はそんなことはなかった、こんな話も聞いています。俄仕立てのガードマンで、教育訓練もままならない、勿論個人個人のレベルも違う、でも、人に優しい対応に心がけることが一番重要であることを、再度ガードマンの皆さんは認識すべきと思いますが、皆様はいかがでしょうか。

”梅・蜂蜜シロップ”
(Sirup made by Ume and Honey)
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今年も「梅の蜂蜜シロップ」を昨日作りました、といっても、特別な技術は必要なく、新鮮な梅をへたを取って洗い、乾かす、これに同量の蜂蜜を加える、約2−3週間放置して、梅がしわしわになったら出来上がり、冷水で薄めて氷を入れて飲む、これ、夏の暑い時期には最高の飲み物です。
今、5キロづつ二つの瓶にいれた状態で、冷蔵庫に入れてあります。一つは、当家のおばあちゃん用ですが、もう一つはヒロパパ用で、無くなってしまわないうちに、タイミングよくヒロパパの部屋に遊びに来た人だけ、飲むことができます。
さて、ヒロパパは今日も万博会場に出勤です。この頃の週末は、会期当初に比べ、格段に人が増えています。いつもより30分早く家を出て、乗り換えの藤が丘駅で少し並び、7時半ごろ会場到着、既にゲート前は人人で大変な騒ぎでした。このため、今まででも一番早く入場を開始したみたいです。ウィークディも含めて、万博に出かける人が徐々に増えてきているようなきがします。もし、お出掛けになる予定の方は、早い時期の方がいいかもしれません。

”絵本「しょうじのあな」”
(a Picture-Book for little Children, SYOUJI-NO-ANA )
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今日は、地球市民村のスタッフや来村者の話題です。
土日は家族連れが多いのですが、ウィークディーは、ヒロパパと同年代の”まだまだ若い”!?方々が多く来村されます。リタイアしてから云々、今はこんな生活云々、ヒロパパも賛同したり、反対したりと楽しい会話を楽しんでいます。
先日も、あるご婦人との会話で、
「この地球市民村に来ると心が和む、展示内容、目的がこの万博の目的に沿っている、こここそが万博のあるべき姿だ、こんな端っこに位置すべきではない、もっと真ん中に位置すべきである、これを県の方に苦情として言う」
と仰っていただきました。嬉しいお言葉でした。お名前はお聞きしませんでしたが、ものすごく迫力のある方でしたので、多分本当に県または万博事務局に連絡が入っているのではないでしょうか。
ヒロパパも、今までは会社人間、利益の為の人・物・金のマネージメント、能率・効率アップの為の業務改善、コンプライアンスの徹底、・・・・、これらのことばかりで生きてきて、これらを全面的に否定する訳ではありません(否定したくない?)が、今、これまでにない環境を楽しむことができています。

さて、写真もその一つ、地球市民村・協力企業ブースのスタッフ、新進の絵本作家「かとうあいさん」の「しょうじのあな」の1ページです。障子に穴を空けることが大好きな女の子が、最後にお母さんと一緒に障子の張替えをしているシーンです。お母さんに寄り添い、しがみつき、どんなお話しをしているのかな?・・。絵も文も、それに製本も「かとうあいさん」の自作で、全てにわたり、心温まる絵本です。勿論、市販されてはいません。
実は、かとうあいさんとお話ししているときに絵本作家であることが分かり、ヒロパパも見させていただき、「これはいい!」、では、他の方もどのような印象かな?ということで、数冊お借りして、今のボランティア活動場所(赤ちゃんと絆館)のお子様連れのスタッフの方に見ていただきながら、ご印象・ご意見をお聞きしている訳です。皆様からは、かとうあいさんの他の絵本もみたいな、こんな印象もいただいています。
かとうあいさん、これからも、心温まる絵本をたくさん描いてくださいね。
お断り;本日のかとうあいさんの画像やトップページのH.S.さん及び6月15日のY.Y.さんの画像、それに当ホームページで使用しているヒロパパの画像を転載する場合は、ご連絡くださいね。

”アイちゃん”
(a Seal-type Robot, AI-cyan)
aicyan
写真は、グローバル・コモン5にあるNEDOパビリオンの前で見かけたアザラシ型ロボットの「アイちゃん」です。長い行列の方々を和ます目的で、特別出演だったみたいです。但し、ヒロパパは並んでいたわけではなく、横を通り過ぎようとしていた時の出来事です。
このロボットは、自分の名前を認識できること、名前を呼ばれたり、挨拶をされたり、触られたりすると、そのほうに顔を向け、可愛い鳴き声とまばたきをすること、挨拶も現在7ヶ国語を理解していること、これらが基本動作のようですが、鳴き声とまばたきとその時の動作がものすごくかわいらしく、各国の病院、医療施設でセラピー用として活躍しているそうです。
犬やいるか等の動物がセラピー用として活躍していることは有名ですが、このアイちゃんは、充電さえしておけばいい、それに学習能力もあるとのことで、セラピー用としては最高ですね。そういえば、前に同じものを「パロ」ちゃんといっていましたので、付き添っていた人に、何故「アイちゃん」かと聞いてみましたら、この個体には「アイちゃん」と名前を付け認識させた、だから「アイちゃん」です、とのことです。
動物は、優しく接すれば人を選ばない、これに対して、人は、どんなに優しく接しても人を選んでしまうことがある?のではないでしょうか、そう考えると、一寸悲しい気がしますね。

”夕日”
(the Setting Sun at EXPO 2005 AICHI)
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またまた、プロ級の写真です。空が大好きなY.Y.さんの作品です。Y.Y.さんは、このホームページのトップページを飾っているH.Sさんと同様、地球市民村のアテンダントの方です。
場所は、万博会場のグローバル・ループから風の広場に通じる九十九折の橋の上からで、人通りの少なくなった通路と、広大な空と夕日、手すりの輝き、長く手前に伸びた影、素晴らしい瞬間です。Y.Y.さんは、多分この瞬間をここでじっと待っていたのでしょうね。何も言わず、ただじっと見ているだけで、心が和みます。ゆっくりとご覧下さい。
Y.Y.さん、ありがとうございました。
尚、参考までに、この通路はその先にあるグローイング・ヴィレッジ、水の広場の閉鎖に伴い、午後6時に通行止めになります。

”ルワンダの踊り”
(a Dancing Team from Rwanda)
ruwandaodori ruwandaodoriko
今日も地球市民村でのボランティアでしたが、以下は、これが終わってからのお話しです。

愛知万博の諸外国のパビリオンは、6ッのグローバル・コモンと呼ばれるゾーンに地域別にまとまっています。このグルーバル・コモンにはそれぞれ屋外の舞台があり、時間を区切って、催事がプログラムされています。
写真は、アフリカ諸国が集まっているグルーバル・コモン5の今日午後の舞台の様子で、アフリカ諸国の皆様特有の、スタイルが抜群で強靭なバネをもったルワンダの皆様が、独特のアフリカ音楽に合わせ踊っていました。踊りは、伝統的なものというより現代風にアレンジされたものとの印象でした。後で、アフリカ共同館のルワンダのブースで聞いてみましたら、国立の舞踊学校の方たちで、明後日にはもう帰国するとのことです。
ここ以外、グルーバル・コモン6でも、今日、ニュージーランドのポリネシア系原住民の方の、こちらは伝統的な舞踏を見ることができました。
それぞれのグルーバル・コモンの舞台での催事は、催し物のニュースで分かりますが、これに合わせてあちこちのグルーバル・コモンを走り回りことも出来ず、又、各パビリオンの中でも定期的に舞踏、演奏があり、やはり、一つのゾーンを決め、ここで半日程度をかけてゆっくりと見て廻る、こんなことでしょうか。

尚、タイ館は、今、一部展示内容を変更していて全体を見ることができません。20日頃リニューアルオープンとのことですので、これも楽しみです。

”これなんだ?”
(Mosaic at Spain Pavilion)
spainmosaic
写真は、スペイン・パビリオンの外壁を飾るモザイク模様です。
六角形のタイル状のものが、隙間無く並べられています。
普通の考え方ですと、全ての辺の長さが等しく(従って各突端の角度は60度)タイルを作れば、簡単に並べられますが、見てください!、なんと、各辺の長さが一定ではありません、従って、六角形の各角度も60度ではなく異なっていることになります。隙間無く並べるには、隣り合うタイルの一辺の長さが等しくなくてはならない、しかも、接する他の二つのタイルの突端の角度との合計が360度にならなくてはならない、では、さて、この六角形のタイルが、どのようなルールで並べられているのか、ここを通るたびに、解明しようと観察しているのですが、まだ、その規則性を解明出来ていません。
調べ方として、
□タイルの種類(貼り付け角度が異なっても、または裏返して同じものを含めて)がどれ程あるのか?
□それがどの様に配置されているのか?
□これを探った後、複数個のタイルがグループ化されているのか?
□これに規則性を持たしてあるのか?
こんな見方で又壁を眺めてみます。
もし、同じ形のタイルを同じ色でも塗ってあればもっとわかりやすいと思いますが、この規則性を見難くする為に色を塗ってある、こんなことも考えられます。
どなたか、この壁の規則性を解明できた方は教えていただけますか。

”竹炭を焼く会・定期活動日”
(Regular Activity of Bamboo-Charcoal-Team)
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たまたま今日だけ?、誰か行いの良い方が居たのか、雨に見舞われることも無く、「竹炭を焼く会」の定期活動日で汗を流してきました。いつものように、炭焼窯に長さをあわせた孟宗竹を、太いものは8ッに、細いものは6ッに割って、節をとる作業です。
写真は、我々の炭焼小屋の入り口です。周りを住宅地に囲まれた、相生山緑地の中にあり、ご覧の様に緑いっぱいです。作業を早めに終り、お昼ごはんはカレーです。見てください!、お釜を、これで薪を使って、”初めチョロチョロ、中パッパ、赤子泣いても蓋取るな”で炊いたご飯は最高でした。来月は、流しそうめんとのこと、そうめんが余っている方は提供せよとの張り紙がありました。
さて、ここ相生山緑地には、オアシスの森の会が所有する炭焼小屋がもう一つあります。実は先日、この炭焼小屋が放火によって焼失してしまいました。犯人はまだ捕まっていないみたいですが、我々の炭焼小屋が標的にされたらと心配です。放火に仕方によっては、付近の森林火災や住宅に燃え広がることも考えられます。それに、付近の住民で、煙が臭い、洗濯物が汚れる、放火の標的となって心配だ、等々の不満を持った方もおいでになると思われます。今後もここで炭焼が続けられるのかな・・。

”ツバメシジミ”
(a Corbicula-Butterfly)
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ヒロパパは今日も万博にご出勤です。今日から入場証も入手でき、小雨が降る中、早めに現場に到着、鍵が開くまで、パビリオンの前を竹箒でお掃除、その内、例の可愛い制服を着た地球市民村のアテンダントの皆様が集合して発声練習、事務局の人が来ない内にとヒロパパも、”アイウエオアオ、カキクケコカコ、サシス・・・、アリガトウゴザイマシタ、・・・”と一緒になって発声練習をしました。その内に、これまた可愛い事務局の方が来ましたので、そっと抜け出したのですが・・。
今日は、8時前に北ゲートに到着、でももうゲート前はすごい人でうまっていました。どうして、梅雨入りでこんな雨模様の中・・、梅雨入りで、人が少ない、なんて裏をかいたつもりが、みんなそんなつもりで来てみた、こんなことかもしれません。今度は裏の裏を考えないといけないのでしょうか!。

さて、今日の画像は、昨日の病院通いの待ち時間の間、何時もの様に付近を散歩している時撮った「ツバメシジミ」です。「ニワナナカマド」の小さな花に止まって一生懸命蜜を吸っていました。

この頃、このホームページのトップページを飾っているH.S.さんに影響され、マクロで綺麗な写真を撮りたいな、なんて思っているのですが、やはり、我がバカチョンデジカメでは、これが精一杯みたいです。「弘法筆を選ばず」と言いますが、「筆」にも限度がありそうです。

”ルーマニア・ビール”
(URSUS from Romania)
romaniarestaurant romaniabeer
今日は、当家のおばあちゃんの月一回の定期健診日、相変わらず足が痛いという状態が続いていますが、常時べったりと世話をする必要もなく、”子供孝行?”の親です。痛み止め、シップ剤、整腸剤、等々の1か月分の薬を手に入れてご帰還です。それにしても、何故こんなに薬が多いのかな?・・。それに、一度は万博に・・と思っているのですが、車椅子でも借りようかな。

さて、今日の話題は、ヒロパパは万博で、特に外国館の民族衣装をまとったアテンダントの方の写真を撮ってプリントし、コメント(日本語でです)をつけて渡していますが、4月に撮ったルーマニアの美女に今迄お会いすることが出来ず、昨日もお渡しする目的で行って来ました。
ルーマニア館は、丘を想定した、急で滑りそうな観客席(席は無く、板張りの急な屋根を想定してください、これが一定の角度ではなく、ところどころ下まで滑り落ちそうな急なところもあり、そこに座ったら最後下まで滑り落ちてしまいます)に座り、昨日はオーボエ、フルート等の木管楽器の演奏を楽しんできました。
帰り際、写真を見せて、この方居るのかな?と聞いてみましたら、2週間前に帰国したとのこと、仕方なく、お渡しして欲しいと言付けて、この件は一件落着としました。
したがって、昨日の万博食べ歩きは、ルーマニア館のレストランです。料理は聞きなれない名前で忘れましたが、メニューを見て”これ”とお願いして、それにルーマニアのビール”URSUS”です。これどう発音するんだって聞いてみましたらルーマニア語で”オルザス”だそうです。
ヒロパパは、アルコールに弱く、すぐ顔まで真っ赤になってしまうのに・・、何故ビールを頼んだの?・・
実は、レストランでの待ち行列でヒロパパの後ろに妙齢のご婦人がこれも一人、丁度二人分の席が空き、ウエイトレスが”お二人様どうぞ!”と言われ、顔を見合わせ、”それでは合席で”ということで、その方と一緒に席に着き、その方がビールを注文、ヒロパパも強がって、見栄を張って、ついついビールを・・こんな成り行きです。
ヒロパパがここに来た今日の目的はとか、ボランティアやっていること、万博世界一周は済ませた・・とかをお話しし、そのご婦人は、地元・長久手にお住いで何回も来ている事、地球市民村には行ったことがない事等々、他愛無いお話でしたが、見ず知らずの方との出会いも又楽しいものです。多分、今度の時は、地球市民村にも足を運んでいただけるのではないでしょうか。

”テレビ中継”
(On-the-spot Broadcasting at Gloval Village)
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今日は、赤ちゃんと絆館のボランティア2日目で、当パビリオンに2社テレビ局の現場中継がありました。
写真は、その内の1社、民放の中継風景です。中央に写っているキャスターは、良く知られている人みたいで、小学生・中学生が周りで騒いでいました。昨日の赤ちゃん達も、お母さんと出演です。ビデオにでも撮っておくと良い思い出になりそうですね。
さて、この民放が午前中の中継で、午後はNHKの中継でした。マスメディアの力はすごいもので、これで、地球市民村への来村者が2−3割増えることが期待できそうです。
ただ、取材に来た人数は、NHKが民放の2倍、アナウンサー?もニュース番組で見たことがある顔が2人も居ました。NHKはお金がいっぱいある?・・でも、我々の受信料?、中継内容の品質が違うのかな・・、ということで、この人数の違いについては、一寸複雑な思いでした。

”可愛い赤ちゃん”
(Adorable Baby)
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昨日より、地球市民村でのボランティア活動が再スタートしました。今回の活動場所は、NPO「自然育児友の会」が運営する「赤ちゃんと絆館」で、ここでの会場内(と言っても狭いのですが)の整理、案内です。
ここのスタッフの皆様や来訪者も、名前の通り赤ちゃんや幼児連れの方が多く、写真は、昨日参加していたスタッフの方の赤ちゃんです。可愛いでしょう!。あまりの可愛さに、抱っこして地球市民村を一周してしまいました。
ここ「赤ちゃんと絆館」では、赤ちゃんの心音を聴診器で聞けたり、お腹の中で動く様子を感じる模型や、抱っこする布製用具(スリング;Sling)、赤ちゃんのしぐさや表情から何を読み取るかの写真、その他の展示や、毎週日曜日には、赤ちゃんを抱っこした皆様のデモンストレーションが行われています。
ヒロパパと赤ちゃん、一体何だ!、マター・・・・・・・?、とんでもない、只単に、人が足りないから手伝って欲しいと事務局の人から頼まれただけなんですから、本当ですよ。

”フィリピンの竹の楽器”
(Philippine's Traditional Instruments)
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写真は、万博・地球市民村の一角にあるNPOパビリオンで、今月より始まった展示の一つ、フィリピンの原住民の竹製の楽器です。
ヒロパパは、昨日の様に、森の再生を目指して、管理や手入れされていない竹林の皆伐に精を出していますが、この時倒される竹は相当な量になります。一部は垣根を作る為に使用しますが、殆どが作業現場に並べて放置し、朽ちるのを待つ、こんな状態です。時々、適当に切り取った竹竿を持ち帰っては、花器、楽器作りを楽しんではいますが、どれも満足できない、そこで、アイディアを盗もうと、万博に行って来た訳です。
やはり、面白いものがありました。その中でも、特に写真の4種類を紹介します。

クリヴィット(Kulivit、写真上左);太い孟宗竹?の外側の皮を3ミリ程度に両側を胴体に付けたまま剥ぎ取り、これに駒を挟み浮かせ、これを弦にして音をだすもの。弦は5本で、なかなか良い音が出る。

パトンコック(Patung Kog、写真上真ん中);クリヴィットの様に皮を浮かせ、胴体の真ん中に穴をあけ、穴の上の浮かせた弦に四角の竹板を貼り付け、ここを叩いて、音をだすもの。

バリンビン(Balingbing、写真上右);写真の様に裂け目を入れた竹で、裂けた部分を手に打ち付けて音を出す。長さにより音程が変わる、それに持つ方に穴を開けてあり、これを開閉することにより音色が変わる。

クリバオ(Kulibao、写真下);アイヌのムックリと同じような口琴。

これ以外にも、鼻笛、口笛、サガイポ(Sagaypo)と呼ばれている、ただ単に竹の筒を切って、地面に落として音をだすもの、等々、実際に試してみることができます。ともかく、一度地球市民村を訪問して、実際に試してみてください。
ヒロパパも、これから良い材料を手に入れて真似でもしてみようかと思っていますが、まずは、割れないように乾燥させないといけないみたいで、その内ヒロパパの部屋は、他の人が見たら、訳のわからない竹材がいっぱいころがっている、こんな状態になりそうです。

追記;さて、ヒロパパは、地球市民村のNPOパビリオンでのボランティア活動が今月末まで再スタートすることになりました。よろしくお願いいたします。又、顔を見かけたら声を掛けてください。

”ササユリ”
(SASAYURI/Precious Lily)
sasayuri
今日は、「東山森づくりの会」の定期活動日、平和公園南部の森、初夏?の気持ちの良い晴天の中、またまた良い汗を流してきました。作業内容は、竹林の皆伐です。育った竹を倒してゆく作業に加え、今年伸びた幼竹も刈り取ってゆきます。この作業で、地面まで日光が届き、植生豊かな森になる、こんなことを期待しての作業です。
今日の作業には、ボーイスカウトの皆さんも参加、この為作業場所付近の案内と説明をして歩き、写真はその時、丁度咲いていた「ササユリ」です。
「ササユリ」は、半日陰の林に自生し、今頃からこの様な白やピンク色の花を咲かせ、独特の芳香があります。球根は食用ですが、この為かあまり見られなくなり貴重な存在です。又、現在栽培には成功していない、とのことです。
さて、先月からヒロパパは、名古屋環境大学「里山学校」に参加しています。今日丁度そのフィールドワークがあったのですが、間違えて、こちらのグループに参加し、里山学校は無断欠席!、今日の学習内容は「この付近の地質について」だった様で、後で抗議資料をよく読むことにします。幹事の皆様、どうもすみませんでした!、来月は間違えないように「里山学校」に参加しますので・・。

”モリ・キ”
(Morizoh & Kikkoro)
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写真は、万博会場で購入したモリゾーとキッコロです。何でこれを?・・そうです、今ハワイにいる孫のHちゃん用です。
前々から何かいいものないかなって、考えていたのですが、会場内のお土産屋さんは、”最後尾はこちらです”の看板を持った人が立つ程混んでいて入る気になれず、たまたま覗いたグルーバルループのカートタイプのお土産屋さんで見つけたものです。
下から手をいれ、口をパクパクさせることが出来、しかも、口を閉じた時にスイッチが入り、モリゾーは「ピーッ・ピヨーン」、キッコロは「ピコピコ」と鳴いてくれます。
Hちゃんに気に入ってもらえるかな?、それとも気味悪がってダメかな、その内に、二人でハワイに出発してもらいます。
それにしても、北ゲートのお土産屋さんはいつも混雑しています。知人の方は、朝入場した時直ぐにお土産を買ってしまって、他の荷物と一緒にコインロッカーに預け、身軽になって見物・・なかなか頭がいいですよね。

”イスラム社会のお守り”
(Some Lucky Charms in Islamic Society)
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写真は、イスラム社会のお守り、上がトルコ館で見かけた「ナザール・ボンジュック」、下の写真は、チェニジア館で見かけた「ファティマの手」です。
「ナザール・ボンジュック」については、今年1月6日に載せてありますので、詳しくはそちらをご覧ください。
さて、「ファティマの手」は、イスラム創始者ムハンマドの娘の名前で、病魔や災難から身を守る力があるとされています。チェニジアでは、ドアノブやドアノッカーにも、このファティマの手がデザインされているそうです。日本での「鬼は外、福は内」でしょうか。どこの国にも、お守りを持って、これによって守ってもらう・・こんな文化があるのですね。

”お国自慢料理?「椰子の実ジュース」”
(Coconuts from the South Pacific)
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グローバル・コモン6にある南太平洋共同館の出口附近で、自然のままの椰子の実ジュースが売られています。この共同館の近くでは、ストローを椰子の実に突っ込んで歩きながら楽しんでいるいる人がいっぱいですので、直ぐわかります。
台湾や東南アジアでは、グアバジュースと同様、椰子の実ジュースも、缶ジュースとして売られていて、これらは甘味料等を加えて飲みやすくしてありますが、ここれの椰子の実ジュースは、まったく自然のまま、ほのかな甘味を含んだ野菜ジュースといったとこでしょうか、この自然の味がまた堪らないという人も多いと思います。
写真は、ヒロパパが、大切に袋にいれて持ち帰ってきた椰子の実です。なんで、こんなものを!・・実は、この硬い殻の部分を楽器の共鳴箱として使ってみようかとのもくろみです。
中国には、二胡(日本で言う胡弓)に似た楽器で「板胡(Ban-Hu)」という楽器があり、この共鳴箱がこの椰子の実を利用しています。これ以外にも、パーカッションや鋼板を取り付けてはじいて音を出す楽器(名前がわかりませんが)といろいろ利用できそうです。

まず、写真(左)の様に、硬いので一寸苦労しますが、のこぎりで大きいスプーンが入るくらいの穴を開けます。次に、この穴から果肉?をスプーン又は指で取り出します。果肉?の部分は、殻から簡単にはずれ綺麗に取り除くことができます(写真左のお皿)。
右の写真は、その後、表面の繊維質を木工用やすりで取り除いたものです。
今はここまでですが、これから焼き鏝で模様を書いたり、バーナーで焼いたりしてして、民芸品的な楽器を作ってみようかと思っています。ただ、今は一つしかないので、今度行ったとき又手に入れてこないと・・。
先日、ボランティア活動の時、地球市民村にこの椰子の実を持ってきて、「これ棄てたい」との観覧者がいました。ヒロパパ曰く「棄てるんだったら頂きます、これこれこんな使い方をするので・・」と言いましたら、その方は、「持って帰ります」とのこと、お話ししてヨカッタ!。

さて、椰子の実というと、”名も知らぬ 遠き島より 流れ寄る 椰子の実一つ、・・・”の島崎藤村の詩「椰子の実」を思い浮かべる方も多いと思います。
この詩は、愛知県渥美半島にある伊良子岬に柳田國男が滞在した時、流れ着いていた椰子の実をみつけ、このことを島崎藤村に話した、藤村はこの話いただきと、この詩を作った、こんな 経緯あったようです。この頃は、プラスティックの漂流物は無く、黒潮に乗って流れ着く椰子の実や流木だけだったのでしょうね。そんな時代の海岸に戻したいですね。

”お国自慢料理「ティカ・ロール(パキスタン)」”
(Tikka Roll from PAKISTAN)
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今日から6月まだまだ続く万博の話題です。

ヒロパパの世界一周は、アフリカ共同館のチャドを除き、参加国全てを制覇したつもりです。気に入った国や顔なじみができた国には、数回以上入ったところもあります。
さて、これからは何を目的にして万博会場を”うろつくことにしようかな”・・・、ということで、今度は「お国自慢料理を食べ歩いてみようかな」と思っています。
今までも、4月24日に掲載した、ドイツ館内レストランでの美味しいビールとソーセージや、スリランカ、インド、その他アフリカ諸国のスパイシーなカレー料理、南太平洋共同館の椰子の実ジュース、タイのヌードル等々を試しています。この様な出来る限り土着の料理を見つけることにしようと、しかも、正式なレストランより、パビリオン内にあるスナック的軽めなものにしよう、この方が種類が多くかせげそう・・との計画です。

写真は、パキスタン館内のスナックにあった「ティカ・ロール」です。ナンに野菜と鶏肉を巻いた物、しかも、このナンが、腰が強く焼き加減も良く、最高でした。
何故、これを選んだか?実は、ヒロパパはこのグルーバルコモン1には何度も足を運んでおり、行くたびにパキスタン館の前に写真(下左)のお兄ちゃんが、料理の看板を身体の前後にぶら下げて、いつも立っている姿を目にしていました。先日行った折に、予め撮ってプリントしておいた彼の写真を手渡し、今度は食べに来たからね、と言って体の前にぶら下がっていたこの「ティカ・ロール」を選んだ次第です。
スナック内部では、又元気なおじさん?お兄ちゃん?(写真下右)が、例のピザの生地を空中で伸ばしている時と同じように、ナンの生地を伸ばしていました。満席状態でしたが、1人分の席を確保、楽しんできました。

皆様もパキスタン館の前を通りましたら、このお兄ちゃんを見つけ、がんばっているねって声をかけてあげてください。