2005年8月のつぶやき
世の中には、綺麗なもの、不思議なこと、奇妙なこと、可笑しいことがいっぱいですね。
気がついた折紹介しています。
2005年8月31日

”未来への風”
("Mirai-he-no-Kaze, a work of TERASAWA Koumei")
mirainokaze
写真は、万博・遊びと参加ゾーンの円形広場の入り口にある”未来への風”です。
これは、8月13日に話題にした”緑陰”と同じ、寺沢孝明氏の作品です。
先日、このHPの落書帳に書き込みをいただき、”緑陰”の他にも寺沢様の作品”未来への風”がどこかにあるはずだ、ただ、”緑陰”の隣のものは”風の童子(夢童由里子氏)”だし?、さて、どこにあるのだろうかと、まるで宝探しを楽しむ様に探し回っていて、やっと分かりました。なんと、今通っている地球市民村のすぐ傍にありました。多分、ヒロパパの行動する動線から外れていた為気がつかなかったのではないか、とは思いますがこんなに近くにあったとは・・。

朝日を浴び、”目を閉じて全身で未来を感じている・・”、

皆様も一寸立ち止まってご覧ください。

さて、今日は当家のおばあちゃんの96回目の誕生日、昨年はオカメインコの佐代子ちゃんが誕生日のお祝いでしたが、今日は、好きなお寿司や果物や花でとして・・、それにしてもまだまだ一人でなんでもできる”子供孝行なおばあちゃん”です。

”キッコロが道路を行ったり来たり!?”
(Kiccoro is hanging around on the road)
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万博・地球市民村に暫らくいっていない間に、いつのまにかキッコロイルミネーション(下の写真)が「遊びと参加ゾーン」の地球市民村や大観覧車に通じる道路に設置されていました。
特に、このイルミネーションのトンネルの一部数メータ程度の範囲の道路上に、キッコロが行ったり来たりしています。
構造は、トンネル上部に取り付けられた幻灯機に鏡経由でキッコロ像を地面に写し、この鏡を往復運動させているものです。
普通考えると、もっと広範囲にキッコロを動かせば、その為に、イルミネーションのトンネル上部全体にレールを取り付け、これを動かせばどうかな、費用も大幅に増えるわけでもなさそうなのに・・、でも、これをすると、ゆっくり動かしたにしてもやはり子供たちは暗い中キッコロを追いかけて走り回る、舗装された道路上で転んだり、他の人と衝突したりして怪我をする可能性もある、こんな事故を考えて多分今の形にしたのかもしれません。
観覧者の安全を確保する、万博協会が一番気にしているところなのでしょうね。

さて、万博の入場者数が目標達成、これに引き続き地球市民村も目標を達成したそうです。確かに、この2・3日、夏休みも終わりに近づき(又は終わっている地方もあるものと思いますが)、会場内はものすごい人出で、7時半から8時には北ゲート前の広場全てが開場を待つ人人人でうまって、入場するのに2時間程度かかったと聞いています。来週からはどんなかな・・?。インターネットで人出予想を見てから行く日を決めた方がよさそうですね。

”スペイン・パビリオンの隠し文字”
(some Hidden Letters of Spain Pavilion)
写真は、6月13日に話題にしたスペイン・パビリオンの外壁です。
ここを通るたびに、この時の疑問を解決しようと見ているんですが、まだ良く分かりません。

ただ、今日、大発見をしました。
下の写真をご覧ください。今迄、正面から、しかも外壁の真ん中から下の部分しか眼が行かなかったので気がつかなかったのでしょうが、外壁近くに立って斜めに見上げた外壁の上部に、なんと字が浮き出てきました。
カタカナと英語とスペイン語で「スペイン、SPAIN、ESPANAの文字が隠し文字として埋め込まれていました。文字はつや消しのタイルで作られており、正面から見ても、他のモザイクの色に溶け込んで見分けがつかないのですが、斜めに見上げてやっと浮き出てくる、こんな工夫がしてありました。
皆様も、ここをお通りになりましたら、一寸足を止めて見上げてみてください。

”「写真術メモ帳(入江恒夫編)」”
(a Wonderful Manual for Cameramen)
素晴らしい本を入手しました。上の写真の、ヒロパパの伯父さん・入江恒夫氏編の「写真術メモ帳」です。
250ページに及ぶこの本には、カメラのこと、撮影のこと、現像のこと、フィルムのこと、その他写真好きの者にとって知りたい、ありとあらゆることが記載されています。最初この本を開いた時、「すごい!」・・あとは言葉が出ませんでした。
一例として「撮影各論」の中の「人物写真」の項目では、御正月写真、ひな祭り、七夕祭り、夏祭り、クリスマスパーティ等々とか、動物園でキリンやペンギン等々に細かく分けて、その撮影時のポイントが記載されており、是に従って撮影すれば間違いなく感動する写真が撮れそうな気がしてきました。

さて、下の2枚の写真は、先日岡谷市の出早(いずはや)神社に群生していた「キツネノカミソリ(ヒガンバナ科)」を撮ったものです。この本の解説を見ながら、1枚目は図鑑的なもの、2枚目は主観的に撮ったつもりが、前ボケがあまりにも強すぎ重苦しい写真になってしまった、自分ではこんな評価をしていますが、当たっているのでしょうか。

今後は、この本を参考にさせていただき、分野を限って一つずつ一寸ずつ腕を磨いてゆくことにします。まずは、花からかな・・。

”万博の夕焼け”
(the Setting Sun at EXPO 2005 AICHI)
23日より万博・地球市民村への出勤が始まりました。期限は閉幕までで、週2日か3日の休日をとれるものの朝9時から夕方5時までの拘束時間、責務は所謂”何でも屋”です。

初日には、前の晩の大雨によりパビリオン内へ浸水があり、オリエンテーションもそこそこに床に溜まった雨水の除去と床掃除、それに排水溝の掃除を皆で手分けして実施し、作業後は床が見違える程綺麗になり大満足でした。さて、今日の台風11号に直撃されたら、もっとひどい状態なりそう・・、と心配していましたが、ここ愛知県地方は進路がづれ多分大きな被害はなさそうです。

また昨日は、このHPや落書帳(書き込みのページ)に度々登場をしていただいているSさんのご家族が地球市民村のヒロパパを訪ねて来て下さいました。奥様、寧子さんは前にお会いしておりましたが、特に透子さんに初めてお会いできて大感激でした。透子さんの書き込みによると、ヒロパパは足長おじさん的存在?だった様ですが、お会いした途端、短足寸胴、見栄えのしないヒロパパに、そのイメージが音を立てて崩れ去ったのではないかと思っています。ご期待に沿えず申し訳ございませんでした。

さて、この台風の為、今日は勤務時間終了後すかさず帰宅、写真は帰り際写した万博での夕焼けです。今までも万博での夕焼けは、6月22日の夏至の日の夕焼けや、6月15日のY.Y.さんの夕焼けを載せましたが、今日の夕焼けは、台風の雲が切れ始めた西の空に光芒付きの夕焼けでした。ほんの数分でしたが、久しぶりの夕焼けで綺麗でしたよ。

”フィンランド語のムーミン絵本”
(Moomin)
可愛い絵本、フィンランド語で描かれたフィンランド国内で売られている幼児用のムーミンの絵本の一つです。
今回来日したリトバとアンナのヒロパパへのお土産です。実は、来日前にお土産は何がいいか?というE-Mailのやりとりで、「ムーミンのフィンランド語の絵本が欲しい、それに来日したらそれを読んで聞かせて欲しい」というお願いをしており、アンナが読み聞かせてくれました。勿論テープレコーダに録音です。
ご覧の様にフィンランド語は、ドイツ語と同様ウムラウト有り、発音は巻き舌的発音もあり、聞いても分からず、文字を見ても分からずですが、何も分からないまま聞くのも、音楽を聴いていると同じみたいで又楽しいですよ。

それでも、表紙(写真の部分)だけでも理解できないかと、いろいろ聞いて、まず、表紙だけは何が書いてあるかが理解できましたので、ご紹介します。ただしウムラウトは表現できない為外してあります。

一番上の青い文字「TOVE JAMSSON」;ご存知作者名で「トーヴェ・ヤンソン」です。

二行目・三行目の白抜きの文字は、最初の「kivja」は、「本」の意味、続く「Mymmelista」は、「Mymmeli(ミンメリ、写真のムーミンの隣の女の子)」のこと、「Muumipeikosta」は、「Muumipeikko」で「ムーミンピエッコ=ムーミン」のこと、「ja pikku Myysta」は、「Pikku Myy(ミー、写真の下のほうの小さい女の子)」のことで、全体の意味は「ミンメリとムーミンとミーの本」と訳せそうです。

下の黄色い文字「KUINKAS SITTEN KAVIKAAN?」は、「それからどうなったのかな?」とか「その後どうなったのかな?」なんて訳せばよさそうです。

本の中味は、録音したものを聞き、何度でも目を通して見れば、その内フィンランド語がぺらぺら?・・なんてことはないでしょうね。

”カンテレ”
(Kantele)
右の写真のアンナが持っている楽器・・これが「カンテレ」です。弦の数は、多くて39弦、少ないもので5弦、今彼女が持っているものは15弦のものです。両手の指先で弦をはじいて、それ程大きな音はでませんが、優しい音色です。演奏会も、数人からせいぜい10人以下での合奏で、セロ等も加わるみたいです。フィンランドでは、小学校?の頃から学科に取り入れられているとこことです。

さて、リトバとアンナの富士山旅行は無事終わりました。曇り空で途中から雨も降り、さて富士山を眺めるのは今日は無理かと心配しながらのドライブでした。ルートは、富士山の西側、朝霧高原や白糸の滝や花園を見て、最後に河口湖の北岸にある「久保田一竹美術館」に寄り楽しんだ後、夕方、やっと富士山から雲が離れ全容を見ることできました。彼女らも大感激でした。日本にきて富士山を一度も見ないで帰って・・なんてことにならないで良かったですよ。

さて、右の写真は、ChibyHiRoさんから送られたゆかたを着てご機嫌のアンナです。花火見物や街中に出る時は、必ず着て扇子を持って、・・やはり女の子なのですね。

”リトバとアンナ・・フィンランドのお友達”
(Ritva and Anna from Finland)
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写真は、2週間弱の予定で、はるばるフィンランドから初めて日本に遊びに来たお友達のリトバとお嬢さんのアンナです。
何故、ヒロパパにフィンランドのお友達が居るのか不思議ではありませんか。
実は、ヒロパパが高校生の頃、世界各国でペンフレンドが流行っていました。ヒロパパもこの流行に乗ってアメリカとか英国のたくさんのお友達と手紙を交換していました。今の時代でいえばE-Mailでのやりとりができますが、その頃は薄い軽い紙にぎっしりと文章を並べ、いかに軽くして切手代をケチるか、こんなことに苦労したことを覚えています。
この頃、ヒロパパと同い年のリトバの住所を手に入れたのですが、その時にはペンフレンドが多すぎて、その住所をChibyHiRoさんに渡し、ChibyHiRoさんは、この?10年間、づっとコンタクトを保ってきたものです。
ヒロパパのその頃のペンフレンドはもう一人もいないことを考えると、もしヒロパパが自分で始めていたらこんなに長くは続いていない、その点、リトバもChibyHiRoさんも「すごい!」の一言です。
リトバもこの経緯は知っており、一応、ヒロパパもお友達の一人に加えてもらっている状態です。

さて、彼女等は数日前に成田着、浅草や新宿を見て、ChibyHiRoさんの自宅に滞在し、今日、新幹線で京都に旅立って行きました。全行程の添乗員はChibyHiRoさんですが、一部富士山への旅にはヒロパパも参加することになっています。

勿論、相手は日本語を話せない、我々はフィンランド語は無理、やはり英語での会話となってしまいます。日本語だけしかダメの、モノ・リンガルなヒロパパにとっては一寸苦痛なのですが、難しい話でなければ通じたみたいです。

お嬢さんの今大学生のアンナは、カンテレ(フィンランドの民族楽器、弦楽器)の名手で、今回もカンテレを携えて来てくれたとのことです。素朴な音のカンテレを聞くことができる、これも楽しみの一つです。

”モリゾーとキッコロの棲家”
(Morizoh & KIccoro's House)
morizohhouse
モリゾーとキッコロは何処に住んでいるのかな、アニメでも彼らの棲家を見たことが無い、どこか大木の下のほこらにでも・・、ところが、発見しました、写真が、万博・瀬戸会場海上(かいしょ)広場で発見した”モリゾーとキッコロの棲家”です。

昨日は、万博瀬戸ゲートでのボランティアの最後の日でした。自分で歩いて、その時の会場の様子を知っておかないとボランティアでの案内活動が出来ない・・ということもあり、いつもどおり長久手会場に全期間入場券で入り、長久手会場を楽しんだ後、モリゾーゴンドラで瀬戸会場へ、ここでも少し楽しんだ後、出口より一端出てから、今度は業務用入り口から業務用入場証を見せて入りなおしボランティア開始です。この時、この棲家を発見しました。

さて、このモリゾーとキッコロの棲家は、説明曰く「ストローベイル・ハウス(Strawbale House)=藁の家」と言って、ブロックにした牧草や藁束を積み上げ、これの表面を泥で被ったものみたいです。もともとはアメリカ・メキシコで余った牧草を使って建てたものとのこと、日本の昔の土壁の家と通じるところがありますね。
ただ、日本の建築基準法で許されているのか聞き忘れましたが、モリゾーとキッコロの家だったら、構いませんよね。

現在のコンクリートや合成の素材と違い、少なくとも廃棄した後自然に戻る、今後は、家であり、家具であれ、食器であれ、包装材であれ、全て「自然に戻ることを確認した素材だけでものを作る」、それにこれのサイクル性(自然に戻るまでの期間等)に尺度を設定してこれを表示する、こんなことを規格化していったらどうかなと思っています。

さて、万博のボランティア活動のスケジュールは、これで全て終了!・・と思いきや、5月と6月に活動をしていた地球市民村から声を掛けていただいており、来週から、再スタートすることになりそうです。
アテンダントの皆様や事務局の皆様、それに全期間出展のグループの皆様の笑顔に、また逢う事が出来そうです。楽しみです。

”ノクシタカ=「刺繍」とフェアートレード”
(the Fair Trade with some crafts made in Bangladesh)
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写真は、地球市民村・屋外パビリオンに今月から参加されているシャプラ・二ール(Shapla Neer=ベンガル語で「蓮の家」という意味))というNPO団体のパビリオンに飾られていた刺繍です。
シャプラ・二ールは、南アジア地域の人々に対して支援活動を行っている団体で、この刺繍は、その中の一つ、バングラディッシュのクラフトリンクに供されているものの例で、70日をかけて、この万博のためにバングラディッシュの農村で作成されたものとのことでした。
クラフトリンクとは、その地域の素材、伝統を活かした手作りの製品を、生産者と消費者が対等な立場で取引をする、所謂フェアートレードを意味している、・・「良いものを適正な値段で流通させる、これによりお互いがハッピーになる」、・・もっと広まっていって欲しい活動です。

下の写真は、同じパビリオンで見かけた、竹とココナッツの殻を組み合わせた”一弦琴”?「エクタラ」で、両側にある竹の支柱部分の押え方によって音程が変わります。この時は展示だけでしたが、昨日より演奏が開始されたはずです。
世界各国には、面白い楽器がいっぱいです。6月6日にはフィリッピンの竹の楽器の話題を、5月8日に載せたベトナム館や、それに各国のパビリオンでもその国の伝統的な楽器を見てきましたが、このバングラディッシュの楽器が今持っているココナッツの殻や竹で、ヒロパパも真似をしてみようかな。
構造は、上下をカットしたココナッツの殻に、片方に革を張り、その真ん中に弦を張る、後は写真の通りです。革の真ん中に弦を張るのが難しそうですが。
さて一つだけ不思議なことがあります。東南アジアの竹は、細くても節間が長い、何故なんでしょうか、暑くて早く成長するからでしょうか?、それとも種類が違うのかな?。
それに、ここ地球市民村では、”皆で竹で楽器を作ろう”というワークショップをやっている(日曜日だけ?)と聞いています。参加してみたいものの一つです。

”緑陰”
(Ryoku-In,a work of TERASAWA Koumei)
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昨日は久しぶりの万博・瀬戸ゲートでのボランティアでした。前回に比べ、瀬戸会場の開場時間が午後7時までとなり、終了時刻も後ろにづれ、帰宅時刻も遅くなり、そのためホームページのアップデートもお休み・・言い訳しています。

さて、写真の銅像は?、「緑陰」(寺沢孝明氏作)で、万博「遊びと参加ゾーン」の「水の広場」の西寄りのヘンスの手前の木陰に座っています。
穏やかな表情で、心が和みます。良く写真をご覧下さい。空いたベンチの足元の芝生が禿げてしまっています。ここに来て、これを見た皆さん、彼女のとなりに座って、この少女とお話しをして、一緒に木陰を楽しんでいるのでしょうね。

何故、ヒロパパはこれを知っているの?との疑問があるかと思います。
話し出せば長い云々・・ですので、かいつまんでですが、先日以来ヒロパパのパソコンに「アレックスのパパ」いう方から度々メールをいただいていました。さて、「アレックスのパパ」って誰?、それに返信しても”配信できません”のプロバイダーからの返事、万博の関係者であることは内容から分かっていたのですが、さて、困った、今までのボランティア先の方かと聞いてみたんですが該当者無し、それが、やっと昨日、万博のマルチスタッフのSさんで、アレックスとは一緒に暮らしていた大型犬の名前であることが分かりました。
前述の作品は、このSさんのご親友の作品で、Sさんより教えていただいたものです。
今度万博に行った折、再度撮影にチャレンジして、良い写真が撮れましたらお渡ししようと考えています。

さて、メールが届かない件、もしかしたら、Sさんの携帯電話がパソコンからのメールを受け取らない設定になっているのか、もしそうであれば、S子さん・T子さんにお願いです。出来たら私のパソコンからのメールだけでも受け取っていただけるよう、お父さんの携帯電話の設定を変更していただけませんでしょうか。もし、このホームページをご覧頂いておりましたらよろしくお願いいたします。

”ウバユリ”
(UBAYURI,One of the Lily)
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先週までの山小屋での話題です。
ウバユリを刈り取らず数本残して観察をしていました。写真左上から右に、花芽が徐々に膨らんで、下の写真の様に最終的に咲くまでに約2週間かかりました。これだけの期間をかけて、どんな綺麗な花が開くのかとおおもいでしょうが、写真の様な緑白色のあまりぱっとしない花で、ユリ独特の香りも無いとはいいませんが少なく、なーんだ!これだけ・・という感じです。花が終わると、上下がすぼまった円柱形のさやになり、そこから種子が飛び出てきます。

さて、何故ウバユリかって?、
このウバユリは、花が咲く頃葉っぱが枯れだします。葉の無い(歯のない)姥に例えて「ウバユリ」となったそうです。

高さは1メータ程度で山の中でも直ぐに目に入ります。それに、もっと背が高く花が10-20個もある「オオウバユリ」が「ウバユリ」より寒い地域に咲いています。

「図体が大きく、派手でもなく、動きも遅いんだけど、地道にがんばっているんだ」・・てな感じでしょうか。

”竹炭の商品ラベル”
(the Price-Tag of our Products)
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この2・3日少しバテ気味、暑い名古屋に戻って来たことと7日の屋外での気温測定がひびいたのかも知れません。そのため、当ホームページのアップデートを2日間お休みをしてしまいました。皆勤賞を狙っていたのですが残念!。

といっても遊んでいたわけではありません、写真の「竹炭を焼く会」で販売している竹炭やその他の商品の「商品ラベル」と、竹炭の効用を宣伝するパンフレットの作成です。
現在全部で6種類の品揃えで、全て竹炭に関係する商品ですが、仲間の皆さんの特技を生かして、もっと多品種の商品を開発しなければ・・と話し合っているところです。
皆様もご存知とは思いますが、竹炭は木炭に比べ多孔質でミネラル成分が多く含まれていると言われています。それに、成長が早く、炭だけでなく、繊維として、壁材として等々もっと利用してゆくべきだとは思いますが、最終的にはやはりコスト/パフォーマンスか、ボランティア的には成り立っても企業活動としては無理なのでしょうか。

右の墨絵は、仲間の一人Iさんの作品です。この墨絵は、商品ラベルに使ったものですが、これ以外にパンフレットにも他の多くの作品を使用させていただきました。絵の中で、炭籠を抱えてニコニコしているおじさんも、仲間の一人に似ているともっぱらの評判です。

竹炭がご必要な方がおられましたら、100g:200円から用意してありますので、ご連絡ください。

”きょうは、名古屋気温調査の測定日でした”
(Temperature-Measurement of the Whole Area at NAGOYA-city)
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とにかく疲れました。戸外での気温、風向、風力測定、炎天下ではなく一応木陰での測定ですが、往復2-30分の測定ポイントに、自宅に帰って休憩するのもままならず、仕方が無く、近くのコンビニに時々熱中症予防の飲み物を買いに行く以外は、測定ポイントに常駐です。

最高気温は34.4℃(現在使った温度計の補正値をまだ入手しておりませんので、変わる可能性があります)、測定ポイントは、八事・音聞山にある「仏地院」という寺院の境内(写真、中央に百等箱の筒がぶら下げてあるのがあわかりですか)、測定に要した時間は、朝5時から夜8時までの毎正時の前後5分づつ16回、7月23日にご紹介した百葉箱を枝にぶら下げて、丁度やっていた高校野球の実況放送を聞いたり本を読んだりしながらでしたが、戸外であることも手伝って暑い暑い!、タオルをぬらして頭に巻いて、次々とペットボトルを空にしての奮闘でした。
実は、先日測定ポイントに決めた表山北緑地が窪地の為測定には相応しくない、では、この仏地院で、ということで昨日ご挨拶に伺い了解を得ていました。その為か冷たい飲み物やお菓子の差し入れがあったり、お礼として植物に水をやるお手伝いをしたり、しかもこの活動がお昼のニュースで流れたことも手伝って、寺院の皆様と仲良くなってしまいました。名古屋市全体の調査結果は、まとめるのに時間を要しますが、少なくともここでの実測値は直ぐグラフにしてお持ちしようと思っています。
今日の天候は、雨でも曇りでもなく、風が異常に強くも無く、180ポイントで活躍した約250名のボランティアの皆様も良い測定結果が得られたものと思います。
結果が楽しみです。それに仏地院の皆様、ご協力をありがとうございました。

”ニッコウキスゲとマツムシソウ(霧が峰にて)”
(some Wild-Gress-Flowers at KIRIGAMINE High-Land)
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蛇口をひねると湯沸かし器を使っていないはずが温水が飛び出てくる、名古屋は暑いですねー。
今日は昨日の帰途寄った霧が峰の風景をお届けします。
ちょっぴり涼しさを感じられればいいのですが。

昨日は、午後早めに、霧が峰のコロボックルヒュッテに当家のおばあちゃんを休憩させ、付近を歩き廻って撮ってたうちの3枚です。
上は7月17日掲載したChybyHiroさんの画像とほぼ同じ方向を撮ったものですが、一面ニッコウキスゲの風景はすでに終わり、咲き忘れたものがところどころ、でも充分に楽しむことができました。
これから秋にかけて、今度はマツムシソウ(下の写真)の季節です。秋らしい名前で、勿論マツムシ(昔はスズムシのことをマツムシと言った)に由来しているものです。

それに昨日の帰路は大変でした。中央高速の恵那トンネルを出たあたりから中津川・恵那・土岐・瑞浪あたりまで、ものすごい土砂降りの雨で、ワイパーを一番早く動かしても前が見えないほど、追突しないように運転するのに一苦労、疲れましたぞ!。

さて、今日は60年目にあたる広島・原爆の日、原爆で亡くなった方は24万人強、一般人をターゲットにしたこの原爆投下について、米国は戦勝国でしかできない利己主義的な理由を挙げ正当性を主張していますが、殺人という観点からみたらもっと世界から責められてよいことに思えます。
秋葉広島市長の平和宣言は、具体的な施策・期待についてのメッセージを発信していますが、それに比べ小泉首相の挨拶は具体性・実現性や力強さがなく情けない、本当は平和宣言を小泉首相が日本国民の代表として世界に発信する、こんなことにした方がよいのでは、と、こんな印象を受けました。

”今日帰ります”
(Today,Return to Nagoya)
okarinaensou
写真は、昨日の夜、上諏訪に近い諏訪湖半の屋外ステージの様子です。
ここでは毎年、8月に入って、この屋外ステージで「諏訪湖音楽祭」と称した催しを行っていて、昨夜はオカリナと和太鼓の演奏でした。この演奏が終わると、次が花火、これが連夜続けて行われています。
諏訪市観光課も観光客を呼び込む為必死です。特に15日には、大花火大会が行われ、このエリアはロープで区切られ全て有料席になる、湖畔の観光ホテルも宿泊料金が2倍に跳ね上がる?とのことです。昨年は丁度この大花火大会を見ることができまし。湖上から打ちあがる花火が、大空にも、それに湖面にも映り、これは見事なものです。

さて、今日は朝から忙しくなりそうです。これからお布団を、圧縮袋に乾燥剤と一緒に詰め込んだり、生塵を埋めたり、冷蔵庫の中を空にして、電気・ガスを止め、戸締りをしっかりして、・・でも、帰り道は霧が峰に寄ってニッコウキスゲでも見て・・と、がんばります。

”八子が峰散策”
(Strolling at mt.YASHIGA-MINE)
yamanami shirakababayashi tamurasou
ここは、白樺湖の直ぐ東側にある八子が峰、蓼科・プール平から車で30分程度ビーナスラインを走った所にある稜線で、写真を撮りに行ってきました。

幾重にも重なった山並みと高曇りの大空、何も言わずただ眺めているだけ・・。
一番近いなだらかなところは、霧が峰の東端でパラセーリングを楽しめる場所です。

真ん中の写真は、通りすがりの白樺林、この辺の白樺やブナの林の新緑や紅葉の時期もまた見事です。

八子が峰の頂上には、この花の少ない夏場でも、沢山の花が咲いていました。
沢山と書いたのは、名前が分からないからですが、その中でも、「アザミ」(下の写真)ぐらいは分かるんだとマクロを駆使して撮影し、さて、帰ってきて図鑑を調べてみましたら、「アザミ」ではなく「タムラソウ」とのことです。花ではまるで区別がつかない、違いは、葉っぱに刺があるのがアザミ、葉っぱが柔らかく刺が無いのが「タムラソウ」とのことです。今度アザミを見つけたら、葉っぱを触ることが癖になりそうです。
それと、撮影したその他の花も、名前が分かりましたら、掲載してゆきます。

このところ、綺麗な画像を見ていただけるよう、大きめな画像をアップロードしています。表示に時間が掛る場合がありますが、お許しを。

”庭で見かけた山野草”
(Some Tiny Flowers in this Hut's Garden)
ohbagiboushi hiyodorisou sawaazisai yamaodamaki
写真は、この庭で見かけた花、オオバギボウシ(左上)、ヒヨドリソウ(右上)、サワアジサイ(左下)、ヤマオダマキ(右下)です。

オオバギボウシは、若い葉っぱをおひたしにすると美味しいですよ。それに雌しべが飛ぶ出して曲がっている、頭がいいですね。
ヒヨドリバナは、この1週間ずっとこの状態です、花弁はいつ開くのかな?。しかも、フジバカマに似ている、ただ花が白色なので多分ヒヨドリバナ。
サワアジサイは一名ヤマアジサイとも言うそうです。この花は白色ですが、淡青紫色や淡紅色のものもあるそうです。
ヤマオダマキは、地元ではキバナノヤマオダマキといい、園芸種では、紫色の花を見たことがあります。それに花の後ろにある四つの突起物はどんな意味を持っているのでしょうね。

このところ、名前の分からないものがあると、昨日のお土産屋さんのご主人に買い物をしながら聞くことにしています。やはり、この付近の植物の名前は、地元の人に聞くのが一番です。それに今回持参した植物図鑑より、地元の人が発行した本を調べるのが一番早そうです。

さて、これらの写真を見て、まだ図鑑的写真しか撮れていない、もっと主観的な画像で感動できる様がんばります。

”蓼科・プール平”
(POOL-TAIRA at TATESHINA High Land)
pooltaira rakuyaki
写真は、7月27日に話題にしました「蓼科・プール平」です。学校が夏休みに入っても、今はこんな程度、でもお盆の頃はピークとなりもっと人が多くなるはずですが。

ここを車で登ってゆくと、ピラタス・ロープウェイや美味しい水が噴出している女の神氷水、蓼科山登山口、白樺湖、蓼科牧場、車山、霧が峰、遠くは美ヶ原高原までビーナスラインを経由して高原のドライブを楽しむことができます。特に霧が峰からは、空気が澄んでいると、南アルプス、富士山八ヶ岳、浅間山、北アルプス、白山、御岳、中央アルプス・・と雄大な景色を見ることができます。7月17日話題にしたキッコウキスゲも見事です。

下の写真は、先日も紹介した楽焼屋さんです。
お店の造りも、看板の文字も、素焼きの陶器も、それを並べてある棚も、机も、その置き方も、お店のおじさんも、全て昔のまま、小さい頃、この机に座って、絵筆を取り、たわいのない絵や文字を書いて、おじさんに預け焼いてもらい次の日取りに行った・・、ヒロパパも小さい頃に帰ったみたいな気がしてしまいます。変わったことと言えば、炉が昔は薪でしたが今は電気炉に変わったこと、前の道路が舗装されたこと、・・こんなところだけと感じました。

「ずっと変えないこと、ずっと変わらないこと」、これはなにかものすごく難しいことだと思えるのですが・・・。

一寸余談です。上の写真のお土産屋さんは、手前が「万葉堂」、その向こうが「一休」といいます。どちらも、観光客目当のお土産、又は別荘の一時滞在者目当ての一寸したの生活用品を置いてありますが、アルコール類は一休、タバコは万葉堂、レストラン(蕎麦類)を併設しているのは万葉堂・・と一応の差別化を図っています。少なくとも、ここで生活している人又は別荘に一時滞在するにしても、麓のスーパーやホームセンターに行ってしまう(そこでは、練馬ナンバー、品川ナンバーをたくさん見かけます)ケースが多いのでは、となると、観光客の多いこの夏場だけが勝負、どちらが車を止め易いか、商品の並べ方、お店の人の印象が良かった・・などの一寸した違いで、生存競争に勝負がついて、上の写真が何年後かに変化している、4・50年後に、昔はこんなだったのかとこの写真を見て誰かが言っている、その時この楽焼屋さんが相変わらずこのまま建っていた、こんなことを思い巡らすのも、ヒロパパは年をとったせいなのでしょうか。
では、ヒロパパはどちらに行くのかって?、アルコール類以外は、万葉堂です。理由は、万葉堂の方が近いこと、もし一休に行く場合は万葉堂の前を通り過ぎなくはならず顔を覚えられている為気まずいこと、それとここのご主人さんは、この付近の野草について詳しく、ヒロパパも時々教えてもらっていること、こんなことからです。
相手に受け入れられる個性を打ち出してゆく、こんなことも大切みたいです。

”トトロのこみち、一部開通!”
(Many Wonerful Encounters)
totoronokomichi
今日から8月、皆様、暑中お見舞い申し上げます。

万博でお世話になった地球市民村の事務局の皆様、アテンダントの皆様、昨日から今日に掛けて、パビリオン出展者の交代で、お忙しかったのではないでしょうか。ご苦労様でした。
「出会いがあって、初めて物事が始まる」と言われています。
このご苦労が、また新しい方々と逢えるチャンスであり、しかも、出展者の皆様は、しっかりと自分の考え方をもっておられるかたばかり、学び取ることがいっぱいあると思います。ヒロパパにとっては羨ましい限りです。まだまだ暑さは続くと思います。あまり無理をなさらないように。

さて、こちらは快適な生活を送っています。雑草狩りも一段落し、残った、一昨年作った「トトロのこみち」の雑草を刈り取り、やっと一部を開通させました。(写真)
あの「となりのトトロ」で、メイが小さいトトロを追っかけて林の中にもぐりこむシーンを、ここでは、ドウダンツツジと、咲き始めた萩のトンネルから入れるようにしてあります。
入り口には、順番を待つ人の為の、モミジの丸太で作ったヒロパパ特製の椅子と、中は入ると、休憩場所、見晴台、崖っぷちの危険地帯、水が涸れた小さな池、行き止まりの道があります。もしかしたら、行き止まりの道の奥に、トトロが寝そべっているのかもしれません。ヒロパパはもう無理ですが、きっと小さな子供たちは、”トトロとの素敵な出会い”ができるのではないでしょうか。