2005年10月のつぶやき
世の中には、綺麗なもの、不思議なこと、奇妙なこと、可笑しいことがいっぱいですね。
気がついた折紹介しています。
2005年10月31日

”ろうそくの灯り、それにハロウィン”
("Candle Light/Halloween Party at NAGOYA Orchid Garden")
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ロウソクをはじめとする小さな炎は何故こんなにやすらぎをおぼえるのでしょうか。
6月の愛知万博での”100万人のキャンドル・ナイト”のロウソクの灯りだけの一時、それにヒロパパの小さい頃、10月28日ご紹介した家や周りの家には、まだ”いろり”が残っていて、そこでは、ちろちろと燃える囲炉裏火を囲んで昔話の絵本に出てくるような光景がひろがっていました。
いろりの周りに人が集まるように、焚き火、暖炉、行灯、灯明、ランプ、ろうそく・・のやさしい火は、暖かさや明るさの象徴であり安全、安心を得られる、従ってやすらぎをおぼえ自然に本能的に集まってくる、こんなことでしょうか。
写真は、度々このホームページの話題にしている、名古屋・栄にある「らんの館」での風景です。昨日までの3日間、夕暮れから8時まで「灯りの庭」と称して庭園がロウソクで埋め尽くされていました。屋外のテーブルの上に飾られたワイングラスのロウソク、それに20-30センチもある太いロウソクが不思議な色をはなっていました。

下の3枚の写真は、その庭園の一角、ハロウィン・パーティ・コーナーの様子です。
今日は"ハロウィン”、米国では、かぼちゃの仮面を作って、子供たちはお化けや魔法使いの格好をして隣近所を廻り、お菓子をもらったりして楽しんでいるのでしょうね。ハロウィンについては、由来等に詳しいホームページがありましたので、参考にしてください。
ランタンは、昨日のヒロパパ製に比べると、表情豊かで楽しいものがいっぱいでした。

参考までに写真は、フラッシュ無し、フィルム感度ISO200で撮影しました。勿論三脚を使っています。それに最初と最後の撮影にはSnow Crossフィルターを使用しました。

”面白かぼちゃ”
("some Rarity Pumpkins")
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今日は、”面白かぼちゃ”です。
写真上左が「ベレーボ」、上右は「バターナッツ」、下左は「アトランティック・ジャイアント」です。それに、下右は、明日のハローウィンにちなんでバターナッツで作った”ジャック・オー・ランタン”で、ヒロパパ特製です。
これらのかぼちゃは、10月27日話題にした八ヶ岳が一望できる「八ヶ岳農場」の売店で見かけたもので、この八ヶ岳農場にある「八ヶ岳農業実践大学校・農産園芸部」の学生さん達が作ったものです。

ベレーボはベレー帽の様に上下の様子が違います。成長過程で枠にはめ込みこの様な形に?・・と思いきや、何も手を加えているわけではなく、これが本来の姿なのだそうです。
バターナッツは、瓜?とか瓢箪?と同じような形をしていますが、これもかぼちゃで、実は興味本位で買ってきて、写真の作品となりました。くり貫いた果肉はどうなったか?との疑問に対しては、”ほかほかかぼちゃ”にはならないとの注意書がありましたので、ちゃんとパンプキンスープにしたのですよ。レシピは内緒ですが、食べられないことはなかったとご報告しておきます。
大きなかぼちゃ、アトランティック・ジャイアントは、大きさと重さで勝負、良く記録会で出てくる品種みたいです。

では、良く食べるスーパーに並んでいる”ほかほか・かぼちゃ”は、どんな名前の品種なのでしょうか?。これらが良く分かるホームページがありましたので、ご覧になってください。

もう一つ、話題があります。
皆様もお気づきのことと思いますが、8月ごろから夕方西の空にひときわ明るい星、火星を見ることができます。2003年8月上旬には世紀の大接近ということで、このホームページでも紹介しましたが、約2年毎に近づいてきます。秋の夕焼けとそれに引き続いてお月様に火星を・・たまには空を見上げるのも気分が休まります。

”Auberge de ShezMari”
("Auberge de ShezMari")
表題のアルファベット、さてどのように発音するのかご存知の方は、フランス語に堪能な方と御見受けします。カタカナで表現すると、「オーベルジュ・ドゥ・シェマリー」で、「オーベルジュ(Auberge)」は宿泊施設付きレストランですので、平たく言えば、”シェマリー(ShezMari)という、宿泊しながらゆっくりと食事が楽しめるレストラン”という意味になります(・・と思います)。

今回の旅行で、昨日の「古民家食事処”まのめ”」と同様、一寸冒険をして泊ってみました。

メルヘン街道の横谷観音の入り口にあり、白樺林に囲まれた静かな自然の中のお洒落なたたずまい(写真上)、夕食は、レストラン「シェマリー」(写真下)で、ナイフやフィーク・スプーンが20本近く並ぶ、オーナシェフのフランス料理系創作料理、丁度その日は我々だけの貸切状態で、誰に邪魔されることも無く、ヒロパパとしては、箸以外あまり使ったことがない為不得意なナイフやフォーク・スプーンの使い方を気にすることもなく、充分に美味しい料理を楽しんできました。

ここ 「オーベルジュ・ドゥ・シェマリー」の詳細は、そのホームページで紹介されていますのでアクセスしていただければと思いますが、”まのめ”と同様、食材は新鮮な地産地消、しかも玄米菜食の考え方(マクロビオテックというのだそうです)を取り込んだ栄養バランス豊富な料理で、空気も美味しく静かな環境で元気いっぱいになりました。
それに周りの自然が眺められる部屋と素敵な露天風呂、皆様も一度訪問してみてください。

オーナーシェフと奥様、お世話になりました。ありがとうございました。また、機会を作ってお伺いしたいと思っています。

”古民家食事処「まのめ」”
("a Restrant with the Japanese Old-Type House")
旅の楽しみは、慣れた規格統一された環境から離れ、その地方特有の文化に触れることができること、これも大きな楽しみの一つです。食事にしても、例えばお昼ごはん、さて、何処で食べようかと住み慣れた街中で見渡せば、チェーン店化されたファミレスやファーストフード店が直ぐ目に入って、ここに入れば同じメニューで同じ味の食事が取れる、馴染みの無いところより安心して入ることができます・・が、ただ、旅に出た時ぐらい少し冒険をしてみたいものです。

写真は、こんな考えから、今回の旅の初日、昼ごはんを食べた「古民家食事処”まのめ”」です。
長野県茅野市のビーナスラインに入って直ぐ左側の小さな集落にあり、大きな看板がある訳でもなく、その集落に溶け込んでいる”知る人ぞ知る”食事処です。
ここの特徴は、この集落の地場農作物、裏山の山菜、産直の魚介類と食材の新鮮さが”売り物”ですが、これに加えて、写真の様な古民家をベースにした建物と古式な日本間、箪笥や調度品、これも”売り物”で食事を美味しくしているものの一つです。
建物は、明治25年建造の古民家を移設、リフォームしたものだそうです。この地方特有の外壁(柱を出した漆くい壁)が見られ、これもヒロパパにとっては懐かしものです。
下の写真をご覧ください。これはヒロパパが小さい頃住んでいた家ですが、外壁が良く似ています。これが郷愁を誘うのでしょうか。ヒロパパの小さい頃は、写真に見える坪庭の木に登ったり、前の畑の柿の木に登って柿を採ったり、ドジョウ川でお魚捕り、地蜂を追いかけたり・・と、この家を中心に遊びまわった記憶が次々と懐かしく思い出されます。
この家は、当家のおばあちゃんが生まれた時に既にあったとのこと、それからすると遅くても明治30年代に建造されていた、ほぼこの”まのめ”と同時期かな?、でも、この家は既に取り壊され、ここ茅野市の何処かに移設されたと聞いていますが、何処に移設されたのか、今どうなっているのか、誰も知らずものすごく残念!。

”山の雄姿4題;「八ヶ岳」と「浅間山」と「御岳山」、それに「北アルプス」”
("YATSUGATAKE,ASAMAYAMA,ONTAKESAN, and HODAKA")
まだまだ続く旅行の話題です。
写真は上から、
〇八ヶ岳の南西山麓に位置する八ヶ岳農場から見た「八ヶ岳」の雄姿、
〇昨日話題にしたプティリッツアが置いてあった八千穂高原の峠の茶屋から見た「浅間山(2568メータ)」、
〇メルヘン街道の麦草峠の手前にある”日向木場展望台”から見た「御岳山(3067メータ)」
〇それに霧が峰・強清水から眺めた「北アルプス」です。

「八ヶ岳」は名前の通り八つの峰が連なり、北から南に、天狗岳、硫黄岳、横岳、阿弥陀岳、赤岳、権現岳、西岳、編笠岳で、最高峰は、赤岳の2,899メータです。
写真では天狗岳と硫黄岳は写ってはいませんが、中央よりやや左の高く見える峰が阿弥陀岳、その左のぎざぎざが横岳、阿弥陀岳の右奥に赤岳、その手前右が権現岳、続いて右に西岳、編笠岳です。

「浅間山」は、眼下に広がる佐久平を通して約50キロ先、噴煙を上げているのを見ることができました。

「御岳山」は、日向木場展望台からは真西、直線距離で約90キロ先、峰全体のぎざぎざが特徴です。

「北アルプス」の遠景では、先の尖った「槍ヶ岳(3180メータ)」が見付かれば、「穂高連峰(前穂高、奥穂高(3190メータ)と北穂高)」等の他の山々がどれかがわかります。

これ以外に、今回は好天に恵まれ、中央アルプス、南アルプスの山々もはっきりと見ることができ最高でした。

”プティリッツァと清泉寮”
(万博セレクションNo.9)
("Ptylitza at KOUMI and SEISEN-RYO at KIYOSATO")
今回の旅行で、万博・地球市民村の6月に出展していた財団法人「キープ協会」の活動拠点、清里・清泉寮(下の写真、背景の山は八ヶ岳)を廻り、7月の特定非営利活動法人「地球緑化センター」のパビリオンに飾られていたプティリッツァ(Ptylitza)(上の写真)に小海町で会うことができました。

プティリッツァについては、7月15日にこのホームページで紹介してありますが、その謂われを知らなければ単なる木で作った人形・・で通り過ぎてしまう・・やはり観察力を鋭くしておかないととの反省です。

キープ協会は、6月6日のフィリピンの竹の楽器7月8日のHallenさんで知りましたが、清泉寮を運営しているのがキープ協会だというのもヒロパパにとって万博で分かったことです。知れば知るほど興味がわく、ヒロパパのボケ防止に役立てなくては!。

”ボランティアふれ愛フェスティバル”
(万博セレクションNo.8)
("Festa for EXPO's Volunteer ")
懐かしい万博の黄色のベスト、これは昨日、名古屋の中心部、栄にあるオアシス21で、「ボランティアふれ愛フェスティバル」での風景です。このフェスティバルは、主催は愛知県、主に万博でボランティアに参加した人に対して、活動中のNPOを紹介して、ボランティア活動を持続し、これらへの参加を促し地域を活性化させたい、これが目的の様です。

愛知県内に主な事務所を置く団体で、NPOは、認証団体で815、その他の団体を含め約2,000を超える団体が今活動をしているとのことです。活動分野は、多い順に、医療・福祉・保険分野が39%と最も多く、文化・芸術・スポーツ分野(11%)、子供育成(10%)、環境保全(8%)、まちづくり(8%)、社会教育(6%)、国際協力(4%)、・・云々とあらゆる分野にわたっています。
ヒロパパも、このフェスティバルに参加していた28団体を見て廻りましたが、すぐにこれは・・というNPOは見付かりませんでした。残念!。

さて、参考までにNPOとボランティアについて定義しておきます。

NPO(Non Profit Organization;民間非営利組織)=
営利を目的とせず、社会的な使命を達成するため自主的な活動をしている民間の団体で、名前があり、複数のメンバーで構成され意思決定のルールがあること、提供するサービスで対価を受けることはできるが、余剰利益を構成メンバーで分配してはならない(メンバーが決められた労働の対価を受け取ることはできる)。特に、特定非営利活動法人(NPO法人)とは、特定非営利活動促進法(平成10年公布)に基づいて成立した団体をいう。又、一般にNPOと呼ばれるものに、他のボランティア団体や市民活動団体も含める場合もあり、米国では、社団法人、財団法人もNPOと呼ばれている。ちなみにNGOとは、Non Governmental Organizationで、非政府組織を指す。

ボランティア=
原則として報酬を求めず社会・地域のために自主的に活動する個人(又はその個人の活動)。ボランティアが集りNPOを組織することにより、活動の有効性を高めることが出来る。ボランティア活動は無償の活動を原則としてきたが、NPOは継続性を維持する為、対象者から対価を受けること、有給者を配置することも可能となる。

”ハシバミの実”
("Hazelnuts")
秋の野山は、実りがいっぱいです。
写真は、今回の旅行で、麦草峠から松原湖に降りる途中、浅間山の噴火が見渡せる峠にあったお土産屋さんで購入した、塩味「ハシバミ(カバノキ科)」の実です。ただ、”ハシバミ”と言うと分かり難いのですが、”へーゼルナッツ”と言い換えれば納得と思います。
形は、ブナ科のナラ、クヌギ、アベマキのどんぐりとまったく区別がつきにくいものですが、どんぐりに比べあくが少なく、そのまま食べたり、油やバターに加工したりします。
右の写真は、途中の道で採った「ツノハシバミ」の実で、これも食べることができます。

では、何故人はどんぐりを食べないの?、イエイエ、10月16日話題にしました昆虫と同じで、どんぐりも大切な食料として利用できます。ただ、どんぐりはアク抜きが大変ですが、通の方々はレシピをいろいろ工夫されている様です。一度ヒロパパも試してみようかな!。

”なごや環境大学・まちづくりシンポジューム”
("Environment-Friendly City Planning in the Future")
昨日(22日)今日2日間にわたり、名古屋国際会議場で「なごや環境大学・まちづくりシンポジューム」が開催され参加してきました。参加したと言っても、パネラーになっている訳でもなく、積極的に意見を述べるわけでもなく、ただ後ろの席で黙って聞いていただけですが・・。
”次世代につなぐ環境首都をめざして、まちづくりは「人」づくり「人の輪」づくりから”をテーマとして、基調講演とテーマ別の分科会が1日目、2日目は全体会議と事例発表があり、この事例発表で8月7日の名古屋市全域の気温測定の結果が発表されました。

スペイン・ビルバオや米国・ポートランドの都市づくり、韓国・ソウルの高速道路を壊し河川を再現した例、、ドイツ各都市でのトランジットモール等の世界の都市での例と、名古屋の今後のまちづくりの方向性について、高層ビルの建て方、河川の重要性、交通手段、空き地の利用、コンパクトシティー構想等々あらゆる切り口から討議され、聞いている限り”これはすばらしい名古屋になりそうだ”との印象でした・・・が、振り返って現実を見た場合、相生山緑地を分断する道路が工事中であったり、堀川(下の写真は堀川から見た名古屋国際会議場)を被う首都高速道路の計画があったり、風を遮る高層ビルの建設があったりと、現実との乖離に悩まされてしまいます。万博も、海上(かいしょ)の森で行われていたら、またまた緑地が大幅に減少していた、もし反対運動がなかったらとんでもないことになっていたかなと背筋が寒くなる思いです。

こんな現実との乖離に悩まされながら、最後に参加者一同が、「名古屋からの呼びかけ・・”市民の協働で、持続可能な都市と社会を!”」の声明を採択して、このシンポジュームを終了しました。
さて、この呼びかけ、今後どのように広がって行くのか楽しみですが、このシンポジュームに対するマスコミの取材が一切無く残念でした。この呼びかけを広めるのは参加者全員であることは充分承知していますが、参加された学者の皆様の自己満足、反対勢力のガス抜きで終わらないように祈る・・という見方は少し捻くれた見方でしょうか。

さて、トピックス;万博・地球市民村でヒロパパと同時期ボランティアしていたIさんと会場でお会いしました。Iさんは、都市の環境改善に興味があり参加されたとのこと、お渡ししていなかった写真をお渡ししたりと旧交を温めることができました。

”まずは、白樺林の黄葉を!”
("Yellow Leaves of White Birchs")
当家のおばあちゃん旅行も好天に恵まれ無事終了しました。
旅程は、蓼科、奥蓼科、麦草峠、松原湖、野辺山、清里、美しの森、八ヶ岳農場、上諏訪、霧が峰・七島八島、霧が峰・強清水、岡谷、飯田で、ここを3日間で廻ってきました。
目的は、ものすごく物忘れが激しくなってきているおばあちゃんが、その中でも記憶が残っている小さい頃過した信州での思い出を探すこと・・と大義名分をたて、実は、秋の野山で紅葉を見ること、温泉につかり美味しいものを食べること、これがヒロパパの本当の目的なのですが・・。

この地方の紅葉は、1,500メータ以上で、かえで、白樺、唐松が秋の野山を紅く、黄色く飾っていました。写真は、麦草峠から松原湖に降りる途中で見かけた白樺林です。黄色に色づいた葉っぱと白樺の白い幹が日に照らされて輝き、誠に見事でした。

今日、まずはこの黄葉の写真を載せましたが、明日以降も続々とこの旅行の画像を載せて行きますのでご期待ください。

追記;今日と明日、「なごや環境大学・まちづくりシンポジューム」が名古屋国際会議場で開催され第一日目に出席してきました。基調講演では、立松和平氏とのことでしたが、体調不良とのことで同じ活動(NPOふるさと回帰支援センター)をされている俳優の菅原文太さん(飛騨在住)が講演されました。ここでは、8月7日に実施したなごや気温測定の結果報告もありましたが、この話題も後日とします。

”ベネチァの街並みとゴンドラ”
("Villagio Italia")
写真は、名古屋港公園に何時の間にかオープンしていた「イタリア村」です。先日名古屋港水族館に行った折、寄ってみました。詳しくは、公式サイトをご覧いただければとは思いますが、買い物に、食事に、ゴンドラに乗ったりと楽しめそうです。
主にベネチアの街並みが再現されているみたいですが、ミケランジェロのダビデ像があったり、ローマの”真実の口”があったりと数時間でイタリアを満喫できそうです。でも、青い空と白壁・赤瓦の地中海風景は地形的に一寸無理みたいです。余談ですが、本物の”真実の口”は今故障中で、その故障中の張り紙も日本語で書かれている?なんて聞いたことがあります、本当なのかな?。
それに、長崎のオランダ村、伊勢志摩のスペイン村、明治村、大正村、昭和村等々、この様なテーマパークには”街・町”とか”市”とかではなく”村”という単語が良く使われます。どちらかといえば”村”が一番あっている感じですが、市町村合併で”xx郡xx村"と呼ばれるところが少なくなって、将来は”郷”とか”字”とかと同様、"村”も実際の地名から消えて、この様な場面で使われるのみ、ますます郷愁をそそる言葉になってゆく運命にあるのかもしれません。

さて、明日から恒例の当家のおばあちゃん旅行で信州へ行ってきます。そのため2・3日このホームページをお休みします。帰ってきましたら、紅葉に染まった風景をご紹介できる予定ですのでお楽しみください。

”円周率の看板”
("Pai")
名古屋市内オアシス21の壁面広告、数字ばかりで!?、一体何のつもり?・・と最初の数値を見て、オーこれは円周率か!。
円周率が丁寧に小数点以下1,800桁まで記載されていました。この数字の正確性は、ヒロパパが覚えている5・6桁程度は見て分かりますが、それ以上は見ただけでは分かりません。多分これを作った時は何回も間違いが無いことを確認していると思いますので信用することにして、ただ単に右脳で眺めていました。

普通、円や楕円が関係する計算では、せいぜい5・6桁覚えていれば充分に間に合う・・と思いますが、例えば10桁が必ず必要とか、20桁や100桁が必ず必要とか、何を計算する時に必要になるのでしょうね?。もしかしたら人工衛星や惑星、彗星の軌道計算かな?。

この円周率は、人が暗唱した桁数の記録が6万桁とか8万桁で、その方は数字の羅列を物語の文章として覚えているとのこと、コンピュータでは約1兆2,400億桁、何か桁数の記録を伸ばすためにこの円周率(pai)が存在している、そんな感じがしてしまいます。

それにしても、規則性の無いしかも夫々の数字が一様乱数でもない、paiは、前に話題にした黄金比(4月13日)と同様不思議な数ですね。

”秋の味覚?、いなご”
("a Locust")
写真は、平和公園南部緑地で今日見かけた「ツチイナゴ」です。目の下の模様が特徴です。

この付近は、緑地指定されており耕作禁止の立て札が立っていますが、継続して耕作している小さな稲作用水田があり、稲が刈り取られ干されていました。多分このいなご君は居場所が無くなって、それに冬を越すために(ツチイナゴは成虫で冬を越す)草むらに出てきたものと思われます、小さな種子を一生懸命啄んでいました。

イナゴと言えば、昨年1月14日15日に、蜂の子の佃煮と一緒に”げてもの”として紹介しましたが佃煮にすると美味しいんですよ。でも、長野県や東北の名産のいなごの佃煮がこのツチイナゴなのかコバネイナゴ等他のイナゴなのかは定かではありません。

参考までに、イナゴやバッタについて詳しいページを見つけましたので参考にしてください。それに、前回も話題にした、「何故人は昆虫を食したがらないか」について、いやいや世の中には、セミの幼虫を食べたり、アブラムシを食べたりと昆虫の料理方法を研究しているグループがありましたので、これも紹介しておきます。

”背高泡立草とすすきの攻め合い”
("Offence and Deffence on Plants")
皆さんからあまり良い評判を聞くことが出来ない「セイタカアワダチソウ(キク科)」ですが、明治時代に観賞用として輸入された植物です。一斉に陽光を浴び黄金色に輝いている様は綺麗です。ただ、いかんせん多すぎます。この多さと花粉アレルギーの犯人とされていることが評判の悪さみたいです。

これだけ何処でも見れる原因は、その生命力、繁殖力の強さで、
1本で数万個の種子を作り、これを風で飛ばし広範囲で繁殖できること、
しかも一端根付くと地下茎を伸ばしてでも成長する、それに加え、この地下茎や根からはススキ等他の植物の成長を妨げる物質(排他的アレロパシー物質)を出し他の植物を駆逐すること、
これらのことが強さの秘密といわれています。

ただ、写真の様に、ススキやブタクサが復権しているところがあります。
もしかすると、セイタカアワダチソウは、自分が出す排他的アレロパシー物質で自家中毒を起こし始めたのか、それとも、これらを食料とする昆虫や微生物が育ってきたのか、その内またバランスがとれる時期がくるのではないでしょうか。

良くない評判の一因として、花粉アレルギーの犯人と言われてもいますが、種子は風に乗って飛ぶが花粉は飛ばないので、多分これは”ぬれぎぬ”のはずです。

”写真術;自然光の使い方”
("Lighting on Outdoor Photography")
もう直ぐ、風に乗って新天地に向けて出発する種子、何気なく通り過ぎてしまう路傍の野草ですが、マクロで撮影するとまったく違ってきます。
撮影する際も、光の使い方によって感動の度合いがまた違ってきます。上の写真は順光で撮ったもの、下の写真は逆光で撮ったものです。
8月26日にご紹介させていただいた「写真術メモ帳(入江恒夫編)」の「自然光の方向性」のページに、順光、斜光、側光、半逆光、逆光での特徴や注意点が記載されていて、図鑑的な撮影は順光で、印象的な撮影は逆光でとの解説があり、まさにその通りの結果と思えます。皆様の印象はいかがですか。

ちなみに、撮影データを記録しておきます。(掲載写真はパソコンでの加工はしてありません)
Nikon D70s
JPEG (8-bit) NORMAL
レンズ: 105mm F/2.8 D
焦点距離: 105mm
デジタルイメージプログラム: オート(上の写真)、クローズアップ(下の写真)
測光モード: マルチパターン測光1/500 秒 - F/6.3(上の写真)、1/320 秒 - F/8(下の写真)
露出補正: 0 EV

”ハンノキ湿地の水が涸れてしまいました”
("a Scream of Nature")
写真は、10月上旬の東山の森「ハンノキ湿地」の様子です。水が涸れひび割れていました。
昨年の同時期(10月17日)の写真と見比べてください、この写真の場所は、付近一帯の湿地の底部にあたり、水が蓄えられる地形となっています。
ここの水が涸れたということは、湿地全体の水が極度に涸れていることに等しく、ここも又砂漠化かと心配な状況です。今年4月3日に放流した「トウキョウサンショウウオ」君は元気でいるのかなと心配です。
原因を特定することは難しいとは思いますが、道路を作り舗装し雨水を地面に滲みこませず側溝から流してしまう、こんな都市化の影響が徐々に出てきている、特にこの地域では、行政が意図的に配管して水脈を変えてしまったとも聞いています。
植生の多様性が失われることにより豊かな自然が壊れてゆく、心配事がまたまた増えてしまいました。

”「オオオナモミ」とその鈎爪”
("Oh-Onamomi, and it's will to live")
先日10月10日の「ヌスビトハギ」に引き続き、写真は、ヒッツキムシで有名な何処でも会える「オオオナモミ」です。
引っ付く機構は、「ヌスビトハギ」と同様”鈎爪”で、所謂マジックテープです。

植物は子孫存続の為、出来る限り競合の少ない環境で子孫を繁栄させなくてはならない(動物でも同様ですが)、1箇所でかたまると子孫同士で競合してしまう、そこで新しい環境に旅立たねばならない、自分では動けない為頒布する手段を考えなくてはならない、こんなことから、動物に食べてもらってや、風や川の流れに身を任せてとか、自分ではじけ飛んだりとか、それに運び屋としての動物に取り付いて・・と、いろいろ工夫されています。

このヒッツキムシの取り付く手段にも、これらの様にマジックテープ方式あり、「チジミザサ」の様な両面テープ方式ありと様々です。
たかが雑草(というと、ある方から「雑草ではない、野草と言え!」と言われそうですが)、されど雑草、全て自然の一部なのですね。

”「自然育児友の会」会報が届きました”
(万博セレクションNo.7)
("Peaceful Parenting for a Peaceful World from NPO;Shizen-Ikuji-Tomo-no-Kai")
写真は、6月の万博・地球市民村で、ヒロパパがボランティアで参加していた「自然育児友の会」の、10月号会報・万博特集です。ご丁寧に、万博特集ということで、貴重な会報をわざわざお送りいただきました。ありがとうございました。
この会報は、赤ちゃんを育てるお母さんにとってものすごく参考になる、内容が濃い会報です。ヒロパパも今参加しているグループの季刊のニュースレターの編集を担当しているのですが、これだけのものをまとめるのは大変なことと想像できます。敬服です。

さて、なんと、この特集ページの一つ”ボランティアの皆さん、ありがとうございました”というページに、ヒロパパが慣れない手つきで”抱っこ紐”の使い方を観覧者の方に教えている写真が載っていました。ヒロパパをご存知の方は、「オイ!大丈夫か、本当に正しくお教えできたんだろうな!?」なんて、ご心配の方もいらっしゃることと思いますが、・・「大丈夫です、任せておいてください、ご要望とあれば、作り方も記録してありますから」・・とお答えできますよ。

自然育児友の会での話題は、このホームページの、6月8日6月9日6月19日6月27日6月28日と度々掲載させていただきました。
その時お会いした皆様、元気ですか?、それに、抱っこさせていただいた「敦也ちゃん」、「萌(めばえ)ちゃん」、「香乃(かの)ちゃん」、・・・元気ですか、又お会いしたいですね。

”盗人萩”
(その生命力の不思議)
("Nusubito-Hagi, and it's will to live")
今の時期、野道を歩くと必ずズボンの裾に取り付いているものにヌスビトハギの実があります。まことに厄介や代物で、払っただけでは到底離れず、手で一つ一つ丁寧に剥してゆかなければならず、大変な作業です。
ただ、花はマメ科特有の可憐な花、これが所謂豆の鞘になり、その鞘が、子孫繁栄の為他のものに取り付いてゆく、我々もそれにお手伝いしていることになります。

さてどうやって取り付いているのかな?と、鞘の表面を顕微鏡で見てみたものが下の写真です。釣り針状のヒゲがびっしりと表面を覆っています。この釣り針状のヒゲが動物の羽毛やズボンの繊維に絡む仕掛けです。
ただ、一端取り付いても、最終的には取り付いたものから離れないと本来の目的は達成されない、取り付かれたものが意図的に振り払う以外に何か外れることが出来るのかな?と、疑問が残っています。
写真の様に、釣り針状のヒゲには”かえし”がありません、従って少しは外れやすいとは思いますが、これだけびっしりと並んでいるとそうは簡単には外れない、もしかすると、しばらく期間が過ぎれば、これらのヒゲが枯れて絡みつく機能が無くなるのかな?・・しばらく放っておいて又顕微鏡で覗いてみることにします。

”ムーンライトステージ2005”
(鶴舞公園・奏楽堂)
("Tenger ayalguu; Mongolian Folk Music Group")
写真は、名古屋市鶴舞(つるま)公園の奏楽堂です。ここで、昨日と今日、夕方5時半より”ムーンライトステージ”と称して演奏会が開かれていました。
演目は、昨日はギター演奏、和太鼓、ネパールの民俗音楽、今日はピアノとヴァイオリンによるクラシック、モンゴルの民族音楽、それにジャズでした。昨日は雨模様の為遠慮し、今日散歩がてら聞きに行ってきました。

演奏者の名前をヒロパパはあまり分かりませんが、クラシックは、ピアノが小川公未(くみ)さんとヴァイオリンがまだ高校生の河野由里恵さんで、ショパンのノクターン、未完成やベートーベンの月光等誰でも良く親しんでいる曲を聞くことができました。ジャズは浜崎航(わたる)バンドとボーカル;ケリー・ジョンソン、ピアノ;ジョン・ハンソンとかでしたが、ジャズはあまりヒロパパにとって馴染みが無く・・すみません。

ただ、この中でも、モンゴルの民族衣装を纏った皆様(モンゴル民族歌舞団「大空のメロディ」)による演奏とオユンナさんの歌は良かったですよ。
楽器は、モンゴルの伝統楽器、例の「馬頭琴」、それに横笛、楊琴、ホルンの原型といわれている角笛、コントラバスみたいな馬頭琴をおおきくしたもの(名前はわすれました)で、これを、屋外で涼しい(一寸寒いくらい)風に吹かれながら、モンゴルの広大な草原を思い浮かべながら聞き入ってしまいました。
なかでも、「ホーミー」を始めてライブで聞けたこと、それに横笛を息継ぎ無し(実際は、息を吸いながら吹き続ける特殊なテクニックとのことですが)で演奏する技術と、もう一つ、モンゴルの民俗音楽に日本の民謡のルーツと思える音階を随所で聞くことが出来たこと、これらが強烈な印象として残りました。

この「大空のメロディ」の皆様は、万博のモンゴルナショナルディにも出演したとのことです。
さて、帰り際、彼らのCDを購入し、今それを聞きながらこのホームページを作っています。モンゴルや中国・韓国の音楽、東南アジアの音楽等何か懐かしさを感じる・・、やはり日本文化のルーツは周りの国との関係が深いのでしょうね。

お断り;開演中は、撮影、録音禁止とのことで、撮影が不可能でしたが、演奏が終わったときに一枚下の写真を撮りました。三脚無し、勿論フラッシュなしでぶれてしまいましたが雰囲気だけでもと掲載しました。

”「アサギマダラ」を見かけました”
("ASAGIMADARA, one of the Precious Butterflis")
写真は、「アサギマダラ(タテハチョウ科)」です。10月6日午後平和公園南部緑地の散策路を5・6匹群れて飛び回っていました。
「アサギマダラ」は渡りをする蝶といわれていて、全国的に調査のネットワークが存在しています。ただ、見た限りではマーキングはありませんでした。
何故、ここで群れていたのか?、もしかすると、九州・沖縄・台湾あたりまでの旅行の途中、少し休憩を取る為、この緑地に寄ったのでしょうか。付近には、萩の花は咲いていましたが、良く集まると言われている「ヒヨドリバナ(キク科)」は見当たりませんでした。調査に関心をもたれている方でしたら、多分マーキングをなさったのはないでしょうか。

”万博のシャコガイが名古屋港水族館に!”
(万博セレクションNo.6)
("Some Sellfishs from Palau at Nagoya-kou-Aquarium")
万博・南太平洋共同館を入ったところ、ここに水槽があり、シャコガイや熱帯魚が展示されていたのを覚えていますか?、そのシャコガイが何時の間にか名古屋港水族館の熱帯魚の水槽に入れられていました。
といっても、説明書きがあったので分かったもので、人相ならぬ貝相を見て分かったわけではないのですが・・。

写真の真ん中の貝が「オオシャコガイ」、右の大きい方が「ヒレナシシャコガイ」、小さい方が「ヒメシャコガイ」(灰色をしている方)、それに陰に隠れて見えませんが「シラナミガイ」の4種類です。
このシャコガイ類の万博展示はパラオ共和国が行ったものですが、名古屋港水族館が、展示の準備や展示中の水槽の水の入替え、掃除を行っていて、万博が終わった時、寄贈されたとの説明でした。

これ以外にも、何処かの国の展示品が仲良くしていた小学校に寄贈された等々のニュースを聞いた気がします。良い思い出となって残ることでしょうし、未来に向けて相互に友好関係が続くことと思います。良いことですよね。

”天高く馬肥ゆる秋”
("Wonderful Eary Autumn")
秋らしくなってきました。
空が澄んで、夏の入道雲が消え、秋の、うろこ雲、いわし雲、ひつじ雲等、高層の雲が綺麗です。それに、ススキが穂を伸ばし、彼岸花が咲き、金木犀の香りが漂う、昼間は暑くても朝晩は過し易い、実りが豊かになり食欲も進む、所謂「天高く馬肥ゆる秋」、毎年繰り返す四季に、自然に乾杯!。

”万博のスタンプとバッジ”
(万博セレクションNo.5)
("Stamps and Badges of Pavilion at EXPO")
今回の万博に行かれた皆様は、いろいろな記念になるものが残ったと思います。
一番の人気は、各パビリオン毎にに用意されていたスタンプ、それにバッジでした。
スタンプは、専用のスタンプ帳(500円)やインターネットでダウンロードした台帳を用意して、皆様、スタンプを見つけるたびにニコニコして押してゆく、このスタンプの人気を当て込んで、パビリオンを全部廻りスタンプを全部集めたらご褒美をあげます、・・の様なスタンプラリーも盛んでした。
これと同じようにバッジについても、帽子や胸にいっぱいくっつけて、お互いに交換しあったりと、皆様楽しんでいました。

写真(左)は、ヒロパパのスタンプ台帳で、普通の世界地図(45センチ×70センチの大きなものです)を携帯し、外国パビリオン寄るたびに訪問した国に印をつけその近くにペタペタとスタンプしたものです。
写真(右)は、”遊びと参加ゾーン”限定の缶バッジとゴールドバッジです。このバッジは、このゾーンにあるパビリオンに夫々缶バッジが用意されていて、1日1000名までの方に、これを全部集めると真ん中のゴールドバッジと収容パックがもらえるというもの、この為このゾーンでは、これを集める為皆様の運動会!?が朝早くから始まりました。

さて、これ以外、各国語で書かれた案内地図や、各パビリオンのパンフレット、その他の資料が、ヒロパパの部屋の箱の中に未整理のままいっぱいです。ヒロパパは整理整頓はそれ程不得意ではないと自認はしているのですが、さて、あとで楽しむ為にどうやって整理しようかな?と思案中です。
それに加えて、パソコンに無秩序に放り込んだ数千枚の写真、これも後で見やすいようにしておかないと・・。

”育てた植物はどうなるの?”
(万博セレクションNo.4)
("What will become of some growed-up-plants in future.")
写真は、皆様にはあまり馴染みが無かったと思われる、万博東ゲートと北ゲート間の通路(写真は、朝7時半頃オープン前の為人通りは少ない)です。
東ゲートのある東ターミナルは、リニモ陶磁資料館南駅に近くここから徒歩でと、名古屋駅や一部の駐車場からのシャトルバスの発着があり、土日運行された藤が丘からのシャトルバスもここに到着していましたので、待ち時間的には、北ゲートや西ゲートに比較して短時間で万博会場に入れたのではないかと思われます。(この時期に話題にしてももう役に立ちませんが・・)。

実は、この通路は両側に花壇が作られており9月になって、下の写真の「おみなえし(女郎花・オミナエシ科)」と「われもこう(吾木香・バラ科)」が綺麗でした。
「おみなえし」は日当たりのよい山地の草原に、「われもこう」は湿った草原を好むもので、これを同じような環境の場所に植えてあったのは不思議な感じを受けましたが、多分今は面倒を見る人もいなくなり枯れてしまうのでしょうか・・。

地球市民村でも同様で、レストラン”ビーグッドカフェ”の前に広がっていた畑の作物や、数年前から育てていたお茶畑(9月24日の写真を参照ください)はどうなってしまうのかな?、ブルトーザで根こそぎなんてことにならないよう祈るばかりです。

”AEDを使う勇気を!”
(万博セレクションNo.3)
("Let`s use AED")
写真は、今年3月12日にも話題にした、万博会場に設置されていたAED(Automated External Defibrillator;自動対外式除細動器)です。
最終的に、万博会場では100台、約300メータ毎に設置され、開期中、4人の心臓発作をおこした方に対して使用され全員助かったとのことです。

ご存知の通り、火災報知器とか消火器と同様、誰が使っても又その結果がどうであろうと、善意での場合は罰せられることはありません。

心臓発作(心臓の痙攣や心臓の停止)は、年齢に関係なく起こり、生存率が1分で10%づつ低下し、救急車の平均到着時間の6・7分待てない状況が多いとのことです。AEDが無い場所では、心臓マッサージが最善の処置となりますが、これには訓練が必要、AEDは、指示通り操作するだけ、これからはヒロパパも街にでかけた時は出来る限りAEDの有り場所を確認することにし、もしその様な状況になった場合は勇気を出して使ってみようと決めています。
ただ、日本では米国と違い、設置に対する法的な基準や補助はなく、各企業や各地方自治団体の意志にまかされているとのことです。アスベストや非加熱血液製剤のHIV感染等とは状況は異なりますが、厚労省は対応遅れにならないように指示することは必要でしょうね。

”ビジタースセンター完成”
(ひがしやま森づくりの会)
("Visitors Center at HIGASHIYAMA-no-MORI")
今日は、「ひがしやま森づくりの会」の定期活動日で、今日の特別な催しは、「ひがしやま森づくりの会の活動拠点施設(写真)」の開所式でした。
まず、出席者全員で、この施設の愛称の投票、8ッの候補から選び、「里山の家」と命名されました。

「なごや東山の森」とは、平和公園と東山公園をあわせた凡そ410haの区域をいいます。昔は里山として、田畑としての農耕地、薪、炭焼の為の森林で利用されていた地域で、現在は手付かずの自然が残る貴重な地域です。これを次世代にそのまま残そうというのが我々の活動目的で、この「里山の家」は、一般の方へのPR活動や会のミーティングに活用することになります。

土・日の10時〜16時オープンしていて、内部にはひがしやまの森の貴重な植物な昆虫のパネル展示、この会の活動説明を行っていて、自然大好きの皆様には参考になることと思います。「東山一万歩コース」等この付近を散策の折には、遠慮なくお立ち寄りください。

”遅ればせながら、皆様ご苦労様でした”
(万博セレクションNo.2)
("a Commemorative Photo at the EXPO's Final Day")
写真は、9月25日万博最終日の朝の風景、それぞれのパビリオンで全員集合、記念撮影です。

上の写真は、地球市民村のアテンダントの皆様、全員が一堂に会するのは、研修期間を除いて始めてとのこと、その日の天候と同様、全員はればれとしたいい笑顔です。
この撮影の後、スタッフ全員(勿論ヒロパパも含む)で記念撮影したのですが、そのときの写真もらえるのかな・・。
アテンダントの皆様は、次の就職先が決まった人、留学先が決まった人、籍を入れた人、結婚をする人、良いお友達に出会えた人、まだ進路が決まっていない人、・・様々です。とにかくまだまだ若い、うらやましい限りです。

真ん中の写真は、北ゲートでの万博協会スタッフの皆様、下は、JR東海超伝導館のスタッフの皆様、多分地球市民村の皆様と同様、これから、万博での経験を生かして、きっとすばらしい人生を歩んでゆくことと思います。

がんばれ!、Fight!、加油!