2005年11月のつぶやき
世の中には、綺麗なもの、不思議なこと、奇妙なこと、可笑しいことがいっぱいですね。
気がついた折紹介しています。
2005年11月30日

”「引目鉤鼻(ひきめかぎはな)」と「吹抜屋台(ふきぬけやたい)」”
(a Drawing Technique of GENJIMONOGATARI-EMAKI;HIKIME-KAGIHANA & FUKINUKEYATAI)
kashiwagi_san
表題は、ご存知、国宝;「源氏物語絵巻」に使われている描画技法です。
源氏物語絵巻は、紫式部の源氏物語を絵と詞書(ことばがき)で表したもので、源氏物語を紫式部が著した間もない頃から行われていたと伝えられています。現存するものは全てではありませんが、12世紀前半のもので、主に、名古屋・徳川美術館と東京・五島美術館に所蔵されています。
実は、徳川美術館でこれらの絵巻と復元模写を一同に集めた展示会が開催されており、NHKで復元模写についての番組もあり、これにも影響され昨日見てきました。

さて、「引目鉤鼻(ひきめかぎはな)」とは何か?、画像の「光源氏」の顔をご覧ください、線で描かれた目と、”く”の字的な鼻、それに小さく点で描かれた口で顔を表現する、これらを言います。
この描画技法は何故?・・写真では分かり難いのですが、顔の大きさは小指程度しかありません。ただ、ここに喜怒哀楽の表情を描きこむことは不可能ではない・・と思いますが、作者は、詞書を見ながらこの絵を見て登場人物の心情を読者が自由に想い馳せることが出来るよう、意図的にこの描画方法にした、こんなことかなと推論されています。
それに屋根や天井を取り払って室内を覗き込める「吹抜屋台(ふきぬけやたい)」という描き方は、詞書にない周りの情景、人物の動き・心情も表していて、ますます源氏物語の世界を広げる役割を果たしています。

また、この画像を見て、何処までも平行で遠くにあるものが上へ上へと描かれている、遠近法が所謂透視画法ではないことにお気づきと思います。この遠近法は「やまと絵遠近法」と呼ばれています。確かに、掛け軸等が縦長の理由がここにあるのかもしれません。
それに、「信貴山縁起絵巻」みたいな横軸が時間経過の絵巻物の技法は、この源氏物語絵巻には無いようです。
その他、そのページの主役が必ず中心に描かれているわけではない、とか、視点が複数あるものもありそう・・こんなことをこの絵巻をみていて感じました。
12月4日まで開催されています。混んでいますが皆様も一見の価値ありと思います。

お断り;上の画像は、源氏物語絵巻「柏木三」の平成復元模写で林巧製作のもの、「よみがえる源氏物語絵巻」(編集・発行;NHK名古屋放送局・NHK中部ブレーンズ)よりスキャナーで取り込んだものです。

参考までに;この場面は、光源氏が、妻「女三の宮」と「柏木」との不義の子「薫」を自分の子として誕生祝をしているところ、源氏自身の若い時の過ち等々想い馳せている場面で、源氏の顔が正面から描かれているのはこの場面だけだとのことです。

”駅名のローマ字表現と発音”
(Display Board of Station's Name)
nagoyasubway
写真は、名古屋市内の地下鉄路線図で車内のドアーの上部に貼り付けられているものです。

2年前の年末(2003年12月30日)駅名のローマ字表現について話題にしましたが、今日はその続きです。
このローマ字表現について、目的は海外から来た方(アルファベットを理解できる方)にその駅名が分かるように一種の発音記号でもあること、使っているローマ字は”ヘボン式ローマ字綴り”であることは前回の内容ですが、さて、先日以来新たな疑問が浮かんできました。

その疑問とは、

1)外来語はどのように表記されている?、
2)一般名詞(公園、区役所、東・西等の方向、大学、橋、山・・)を含んだ駅名の表記は?、
3)駅名の車内案内アナウンスは?、
4)写真の路線図で、リニモも、あおなみ線、ゆとりーとラインも地下鉄なの?
・・これらについて、出来る限り現状を調査し、該当部署(名古屋市交通局)にお聞きしてみました。

1)外来語の表記、
外来語を含んできるいる駅名は、「国際センター」、「総合リハビリセンター」、「ナゴヤドーム前矢田」があり、センター、リハビリ、ドームが対象ですが、センターはCenter、ドームはDomeで英語表現、リハビリはRihabiriとローマ字表現でした。

2)一般名詞の表記、
全てローマ字表記でした。例えば、「東山公園」は「Higashiyama-Koen」、「名古屋大学」は「Nagoya-Daigaku」であり、ParkやUniversityという英語表記はありませんでした。

・・・・調査結果;駅名は固有名詞であり、海外の方にその通りの発音ができることを基本にしている、従ってローマ字表記を基本としているが、センターとドームは単語として英語表記可能であるため英語表記に、リハビリはRehabilitationと表記すると全体が異なった固有名詞となり、カタカナ表記にしても日本語の為ローマ字表記にしてある、とのことでした。但し、今後の改善の為プラットホームその他駅での案内看板に「近隣目標物」を表記し、ここの英文説明を充実させたいとのことでした。

3)駅名の車内案内アナウンス、
聞いている限り駅名の単語の最後から一つ前の母音を含む言葉にアクセントを置いていました。例えば、「なごや」であれば「ご」に、「さかえ」であれば「か」です。

・・・・調査結果;当初、アクセントの置き方は、海外の方に分かり易い等の情報とかデータにより決めたものと思っていましたが、お聞きしたところ、アナウンスを委託した外部の声優さんの固有のものだった様です。現在、日本人が発音すると同じ様に発音しているものに切り替えている最中とのことでした。尚、ローマ字の発音についても、英語圏の人に発音させると異なった発音になるものがある、これを修正するのに苦労した・・との苦労話もありました。

4)リニモは地下鉄?、
これを見て、地下鉄とは何?、街中は地下でも郊外では地上や高架を走っている、一般の電車でも街中では地下に潜っている、電力の供給にしても架線ありで「地下鉄」の定義は何?と混乱しています。それに、この地下鉄路線図の「ゆとりーとライン」はバス路線です。この路線図は、名古屋市交通局が絡む路線(リニモ、あおなみ線、ゆとりーとラインは名古屋市も出資している第三セクター方式の路線)を加え、その時「地下鉄路線図」という表題に変わる最適な言葉が見付からずそのままにした・・そんな理由と推測しています。正確には、「名古屋市交通局交通路線図(一般バス路線を除く)」なんて表題になるのでしょうが、あまり気にしないほうが良さそうです。

現在、駅にしても道路標識にしても案内表示の外国語表記が増えています。我々も海外に行った折日本語の表示があれば大変助かります。まずは、海外の方が見て分かる表示を原則とするとその国の言葉を多用する、これが基本かなと考えています。

”シャコバサボテン”
(Denmark-Cactus in My Room)
このところ小春日和が続いています。写真は、ヒロパパの部屋に4・5年前から置いてある数少ない植物の一つ、シャコバサボテンで、この日和に誘われて咲き始めました。
いつもほったらかし、時々気が向いた時に水や肥料をあげているだけですが、この時期に必ず花を付けて楽しまさせてくれます。
花弁の表面が絹織物の様に綺麗に輝いています。

さて、花が終わったら、良く世話をしてあげないと・・、ということで、世話の仕方を詳しく書いてあるHPを見つけましたので今後はこれを参考にして世話をしてあげようかな。

”バリ・キャットとバリ・ピッグ”
(Bali-Cats & Bali-Pigs)
昨日の続きです。写真はC.F.さんのブースで購入した木彫りの「バリ猫」と「バリ豚」です。バリ島で仕入れたものとのことでした。
昨日歩き回った限りではバリ島の民芸品を置いているところが2軒みつかりました。写真の様なもの以外に、釣り猫、お座り猫、蛙・・と可愛いものが並んでいましたが、特に「猫」君が多かったのは何故なのかな?。信仰的なもの?、それともただ単に売れ筋だから?、良く分かりません。

”マンモス・フリーマーケット”
(MANMOS Free Market at Port- Messe- NAGOYA)
今日は、名古屋金城埠頭にあるポートメッセなごやで開かれている「マンモス・フリーマーケット」(開催日は今日と明日)に行ってきました。
ここには、写真(上)の様な広い展示場が三つあり、これらがそれぞれ、数限りないくらいの2メータ程度の区画に区切られ、そこに家族で、お友達同士で・・と皆様が商品を床に並べ出店していました。商品は、衣類あり、装飾品あり、おもちゃあり、古い時計やカメラ、骨董品、手芸品、木工品、海外の民芸品、化粧品、似顔絵書き、整体士さん・・、見ているだけで楽しくなります。どの区画で何を売っているかは勿論分かるわけは無く、もし欲しいものがあった場合は、広い三つの展示場をくまなく足でかせぐことが必要となります。いい運動ができますよ。

実は、このフリーマーケットの件は、ヒロパパは前日まで全然知りませんでした。昨日の夜、万博・地球市民村でアテンダントだったC.F.さんから、出店しているのでとメールが入って、当然サンデーマイニチのヒロパパですので早速行ってきた訳です。

C.F.さんのブースは、お子様用衣類やバリ島の民芸品でした。バリ島の民芸品は現地で調達したとのことでしたが、それにしても、こんなにいっぱいどこから商品を集めてきたのかな?。そして、明日全部完売!なんてことになればいいですね。それに、C.F.さんのお客様に対する対応、なかなか堂に入っている、また新しいC.F.さんを発見した感じでした。
さて、同じアテンダントだった、Y.U.さん、C.N.さん、H.Y.さんもいらしていた様ですがお会いできませんでした、残念!。

それに、「あおなみ線」に初めて乗りました。「あおなみ線」は「リニモ」と同様、第3セクター方式ですが、ここも計画通りの営業成績があがっていない新線です。沿線には、この国際展示場、名古屋競馬場や工場地帯、ところどころにアパート群がありますが、さて、建設時の乗客目標数はどうやって計算したのでしょうね。いつもの様に?、建設することを”前提”に、無理やり都合のよいデータだけを拾い目標値を作り上げる、こんな計画で進ませてしまった、とすると一部税金を使っているのでしょうから、許されませんね。

”桜の季節?”
(Kobuku-zakura)
写真は、毎年話題にしている”四季桜”、品種は「子福桜」です。

四季桜については、一昨年のこの頃、小原村に見に行ったことがあります。全てが一斉に咲きそろう訳ではなく、ちらほらと小さな可愛い花が順番に咲いています。春の染井吉野に比べれば、華やかさはありませんが、寒い中ばんがっているな!という感じです。今年の紅葉と同様、約1週間遅れで咲き始めたとのことです。
それにしても、何故この時期に、エネルギーを相当必要とする花を咲かせなくてはならないのでしょうね。園芸品種で人が無理やり年二度咲くように品種改良(四季桜にとってはとんだ迷惑?)したのか、接木等で増えたため種子を作るエネルギーを使わないで済むからか?・・、良く分かりませんが、こんな遺伝子をもってしまった四季桜、がんばれよ!。

さて、”小原村”は既に豊田市に編入され”小原xx町”となっています。又、離島を除いて一番小さな(人口の少ない;218人)村の愛知県富山村(愛知県の長野県と静岡県の県境、佐久間湖の西側)が来月から隣の豊根村に編入され消えてしまいます。”村”という名前がますます少なくなりそうです。

”ジャンピング”
(Jumping Tea)
先日今迄使っていたガラス製のティーポットを床に落として蓋を割ってしまいました(・・歳を取ったせいかな〜?)。普通でしたら、”もったいない”の精神で別の蓋をあしらって使い続けることを試みたのではないかと思いますが、今回は意を決して新しいポットを購入しました。

実は、1年以上前?と思いますが、NHKの「試してガッテン」という番組で、美味しい紅茶のいれ方を放映していて、一番重要な要因は、”ジャンピング”である、と言っていました。
ジャンピングとは、ポッドの中の対流を利用して茶葉を上下させ旨みを抽出することをいい、今までのポットは寸胴で対流が起こり難い、それなりの形状が必要だな・・、ということで、写真の様な丸型のティーポットにした訳です。それにこのポットは対流が起こりやすいように茶こしが注ぎ口にぴったり組み込めるような構造になっています。
さて使うお湯の温度とタイミングもジャンピングの重要な要素です。最適は、温度が94・5度で、”沸騰直前”のものです。これは沸騰させてしまうと、そこに含まれる気体成分が少なくなり茶葉を対流に乗せられない、それに温度がこれ以下だと、茶葉は浮いたまま、これ以上だと茶葉はすぐ沈んでしまう、こんな理由です。

下の写真は、お湯をいれたばかりの状態で、茶葉が対流によって上下しています。最終的に茶葉が沈んだ状態が飲み頃、一端かき回し旨みを均一にして飲む訳です。気のせいかもしれませんが、香りや旨みが最高ですよ。

さて、一緒に写っている紅茶は、万博のスリランカパビリオン内ショップで買ったもの、マグカップは知人から、わざわざヒロパパ用に絵付けしていただいたもの、ちゃんと”H”のイニシャルがご覧いただけると思います。

”名古屋駅のイルミネーション”
(X'mas Illumination at JR-NAGOYA Station)
写真は、名古屋駅に毎年この時期から現れるクリスマスイルミネーション、3年分をまとめて掲載してみました。上が今年、左下が昨年、右下が2年前のものです。

昨年の森に雪が降る構図(写真左下)が、今年は、南の夜空いっぱいの星と天の川、そこに星座が次々と現れる構図でした。前面のクリスマスツリーは同じものの様です。きらびやかさと凝った点では、2年前(写真右下)が一番でした。
どれにしろ、見ていて楽しい、名古屋においでの時にはJR名古屋駅桜通り口に出てみてください。

”電波時計”
(the Radio Wave Clock)
ヒロパパの部屋に新しい時計が増えました。近くのホームセンターでの買い物の折、”見切り品”の棚の中にあった値下げ品の電波置時計です。今元気に写真の様に正確な時刻を刻んでいます。

この時計は、正確な時刻を刻む事以外取扱いもものすごく楽です。
普通必要な”時刻合わせ”の必要はありません、何故か?・・時刻や日付・曜日のデータを標準電波(JJY)から受信し(この時計は1日8回、又は強制的に手動で)、それに合わせてくれているからです。

さて、JJYって何?の詳しい情報は、「情報通信研究機構(NICT)」のHP、「標準電波」の項目をご覧いただければと思いますが、「秒、分、時(24時間表示)、日(1月1日からの累積日数)、月、曜日」の日本標準時(JST)情報を、福島県(送信周波数;40KHz)と佐賀・福岡県境(送信周波数;60KHz)から日本全国をカバーして常時送信している、この電波のことを言います。
電波を受信(ラジオやテレビと同じ)する事が必要となりますので、電波が届かない場所では使えません(そんな時は時々電波の届く場所で修正してから使うこんな方法もありますが)。又、この電波(JJY)に載っている時刻は日本標準時(JST)ですので、例えば中国・東部や台湾北部でこの時計を使おうと強制的に時刻合わせをして使っていたところ、いつのまにか1時間進んだ日本時間に変わっていた、こんなことが起こります(韓国は時差はありませんのでそのまま使用できます)。

この頃、海外旅行でも使える電波時計(目覚まし付き)も発売されています。JJYの様な電波を発信している国は、アジア地域では中国(多分まだ試験電波?)、米国やヨーロッパでは英国やドイツがにありますが、その国の電波を受信できる様に切り替える機能と、その国の時間にする為の時差を加減する機能が、この電波時計には加わっている様です。でも、米国は大変です。大きく分けて時差が三つに分けられていて、これだけだと処理は簡単ですが、これ以外、同じ州でも都市によってサマータイムの有無があり、これをどう処理するか各メーカは頭を悩ませて居る様です。

さて、皆様からは、”サンディーマイニチのヒロパパや!、秒を争う様な生活を送っている訳でもないのに・・”との仰せ、ご尤もです。多分この時計で一番見るところは、時間と分以上に、今日は何日、何曜日となりそうです。

先日の日曜日の東京女子マラソンで優勝したQチャン(高橋尚子さん)の記者会見での言葉;「その日その日を有意義に過すこと」は、ヒロパパの胸に深く突き刺さる言葉でした。

もう一つ、皆様のパソコンの時刻は正確ですか?、もし確かめたいとのご希望がありましたら、ここをクリックしてみてください。ずれが表示されます。それに、パソコンの時刻表示の部分をクリックして強制的にあわせることもできます。

”今日は万博その後の話題がいろいろ盛りだくさんでーす”
今日は万博その後の話題が盛りだくさんです。

●まず、海上(かいしょ)の森に帰っていったモリゾーとキッコロちゃんが、名古屋市内に出張してくれました。
昨日(20日)、アスナル金山にエコマネーセンターがオープン(
11月5日記載)、その式典に二人揃ってご出席です(写真は万博最終日のものでこの記事とは無関係です)。
ヒロパパはこのエコマネーセンターに”一日一人(カード1枚)一品”について質問をしてありますがまだメールでの正式回答はありません。ただ電話での確認では、このルールは生きているとのことです。あれもこれも一度で片付けよう・・はできませんので皆様もご注意ください。

●次は「ビヨウタコノキ」です。南太平洋パビリオンにあったものが
東山植物園に移植されていました(写真)。
南太平洋パビリオンにはヒロパパは何回も通い、そのたびにココナッツを買い求め果汁を飲みその殻を持ち帰って、今一部加工したものやそのままが冷凍庫のなかに、全部で4・5個ころがっています。そのうちに果肉はココナッツミルクに殻は花器や楽器にともくろんでいるのですが・・。
さて、この「ビヨウタコノキ」はパビリオンの何処に有ったのか、すみません覚えていません。それにサボテン類と一緒の温室でした。気候条件は大丈夫なのかな?。

●次は当ホームページの落書ページに「かのままさん」から書き込みを頂いた「かのちゃん」、彼女が満一歳になりました。
「かのちゃん」は、
6月19日(赤ちゃんだっこショウ)6月27日(赤ちゃんマッサージ)、それに7月13日(瀬戸会場で再会)で度々話題にさせていただきましたが、さぞ表情豊かになって可愛いさかりでしょうね。また「天使の微笑み」に会いたいな・・。
そのころお会いした「敦也ちゃん」(6月8日)(6月28日)も今月30日で満1歳、「萌(めばえ)ちゃん」も多分満1歳、みんな元気でいることと思います。

●さて次は、万博・地球市民村のアテンダントだったH.S.さん、今日から、都区内の最高級ホテルのフロントに配属された、とのことです。
接客は万博で充分に慣れていて万全、それに可愛さ抜群・・とすると、H.S.さん目当ての常連客が増えそうですね。どんなことがあっても、笑顔笑顔でがんばってください。

●今日の最後は、名古屋市内にポーランドレストラン「ポロネーズ」が万博のメンバーのままでオープンした話題です。
ヒロパパは期間中出来る限り各国のレストランに寄って楽しいんでいましたが、多分1割程度しか行けていないと思います。ホーランド料理も未経験でしたので、是非今度機会を作って行ってみようかと思っています。場所は、名古屋市内白川公園の傍
(詳しくはここをクリック)とのことです。

”またまた「チャンチンモドキ」の実を拾ってきました”
(Seeds of CHANCHINMODOKI)
写真は昨日と同じ東山植物園の「チャンチンモドキ(ウルシ科)」の木の下で拾ってきた3センチばかりの実とその中の種子です。

昨日と同様の説明書きの話題です。
1昨年の秋(2003年12月7日)には、”落ちてくるから注意せよ!”の注意書きがありましたが、今回は違いました。要約すると"拾っていっていいですよ、発芽させてみてください、くぼみのどれか一つから発芽しますよ”と書いてありました。
来園者にとってどちらが興味を引くか、これも進歩したなと感じています。これ以外にも、綺麗な落ち葉を拾っていっていいですよ、飾りが出来ます云々等々、勿論生きている枝や葉っぱを取ることは常識からだめなことはわかっていて、その延長で、落ちた葉っぱや花も触ってもいけないのでは・・という感覚からすると、なにか身近になったのかなと嬉しく感じています。

さて、拾ってきたものをどうするの?・・2004年1月20日に話題にした駄石磨き器で磨いたものが下の写真です。これでいろいろと作品を作ろうと試みてはいるのですが、ここで発表するまでには到っていません。悪しからず。

”植物園もがんばっています”
(a New Illustrate-Board at HIGASHIYAMA-Park)
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響き有り、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を表す、・・」平家物語の冒頭文ですが、これでお判りに様に写真は東山植物園の温室の「サラノキ」です。

実は、いつのまにか下の写真の様な説明看板が増えていました。
今までは、植物の名前は難しい学名だらけで覚えきれない、万葉の植物のエリアには、それに因んだ和歌や俳句が表示さていたりしましたが、これも相当専門的で難しい、ただ、この説明看板は一寸違うな!と感じました。

何が違うのか?・・説明看板を見て思い当たることは、
それを見た当人が何か得をした気になる又は自分の知っていることを確認することが出来る、あまり知識レベルがかけ離れていると理解できないとか面白くないという感じだけ残ってしまいますが、丁度この看板はヒロパパのレベルに合っていたのか、こんなことかなと考えています。
この看板では、知識の確認という意味では、菩提樹と沙羅の木のお釈迦様との関係は知っていて確認できたことですが、仏教三聖樹があること、無憂樹があること、それに「シャラノキ」と「サラノキ」とは異なること、これは今迄知らず一寸得した気分でした。

これ以外にも、「バオバブ」の看板には、何故こんな形をしているのかとか、樹皮にも葉緑素を持っているんだとか、だから乾燥した環境でも大丈夫なんだとか、・・の説明に納得でした。残念ながら、現地で人や動物とのかかわりとかや「星の王子様(サン・テグジュぺリ)」では云々とか等の説明はありませんでしたが、これも加えるともっと沢山の人が納得・・という感じをうけるのではないでしょうか。勿論来園者のレベルはマチマチで、全員が同じ感じを受けるとは限りませんが、ヒロパパみたいな知識レベルの人もたくさんいるのではないかと思います。

どなたが作った説明文かは分かりませんが、なかなか上手に説明してある、こんな看板が増えてくると来園者が増えるてくるのではと思いますよ。もしかすると、7月7日話題にしたSさんのお嬢さんのS子さんが集めていたアンケートの結果かもしれませんね。動物園にしても、旭川の旭山動物園みたいな良い例があります。植物園の皆様、広い雑学が必要となりますが、がんばって!。

もう一つ、さて、サラノキの花ってどんな花でどんな色かな?11月6日のユーカリの花と同様見てみたいものです。これも又楽しみが増えました。

”街中もやっと紅葉、でも少し変?”
(What a strange Autumn this year)
写真はやっと紅葉の街中の一風景、一応綺麗に紅葉した部分を撮影してありますので、ここを見る限りは通年と同様綺麗な紅葉と思えてしまいますが、今年は”本当にすごい”という印象がありません。
もみじの葉っぱの先は丸まり枯れ枯れ寸前、紅葉、黄葉の鮮度がない、やはり今年の夏の暑さで樹木は精力を使い果たし、しかもこの時期の気温も高め、木々は、さて休眠に入りたいけどまだ暖かいし、でもモー力も残っていない、どうしよう・・と目を廻している、今年はこんな状態なのでしょうか。
あれもこれも地球温暖化の影響?。

”もうクリスマス商戦!?”
(Toys from Germany for X'mas Presents)
写真は、ドイツの木製の人形?というよりストラップみたいなもので高さ;7センチ、紐を引っ張ると両手両足がパッと開く簡単な構造です。昨日街に出た折、いつも寄る松坂屋のパイプオルガン・ホールが、ドイツ製の人形やおもちゃ、その他小物の売り場に変わっていて、一寸高価だったのですが購入したものです。

お店の名前はケーテ・ウォルファルト(Kathe Wohlfahrt)というお店で、クルミ割り人形、パイプ人形(スモーカー)、ロウソクでぐるぐる廻るもの(名前は知りません)、ロウソクの蜀台その他クリスマスプレゼントになりそうなものをいっぱい売っていました。

ドイツのこれらのおもちゃは、2年前、軽井沢にある「エルツおもちゃ博物館」に行った折(2003年11月1日)楽しんできましたし、パイプ人形は、孫のHちゃんファミリーのドイツからのお土産を当家のおばあちゃんが持っている(2004年5月20日)、それに万博ドイツ館にも精巧なおもちゃが並んでて、少しは分かるようにはなりましたが、購入したものがドイツのどの地方で作られたものか、聞くのを忘れてしまいました。

どれも欲しいものばかりですが、なにせ高価で・・、でもHちゃん用にと奮発です。

追記[11月19日);
文中”ろうそく云々で名前が分からなかったもの”の名前がわかりました。
周りにろうそくを立て上に取り付けた羽を廻すおもちゃは「クリスマスピラミッド」、ろうそくの蜀台は「ライティングアーチ(シュッビップボーゲン)」と説明書にありました。又、このお店は、ギフト品ショップでドイツ中央部のローテンブルクが本店、その他ドイツ国内に5店展開しているみたいです。現場にはドイツ人のお姉さん?も民族衣装を着て説明をしていました。マーケットとして日本を開拓してみようか、そんなアンテナショップとしての目的もあるのでしょうね。

”ナカちゃんの住民票”
(Special Resident's Card of NAKA-cyan)
写真は、徳島県那珂郡那珂川町大字赤池字中洲0番地の川の中300メータにお住まいのアゴヒゲアザラシ「那珂川ナカちゃん」の住民票です。入手しましたよ!。
ナカちゃんは別宅があるみたい、偶数日だけこの本宅に戻ってくる?みたいです。
実は、先日万博で一緒に働いていた、徳島県阿波市在住の通称「プー太郎さん」ことT.K.さんより、ナカちゃんの住民票がダウンロードできるからアクセスしてみな!と連絡を頂き、早速徳島県那珂川町町役場からダウンロードしたもの(2種類あり、その内の1枚)です。お聞きした話では、今週いっぱいはコピーを町役場で無料配布している、又アクセスがいっぱいで町役場のコンピュータは悲鳴を上げているとのことです。そのためかダウンロードに少し時間を要しました。

3年前の多摩川、鶴見川、帷子川、大岡川、中川、荒川等関東地方の河川に現れたアゴヒゲアザラシの「タマちゃん」や、鴨川・東条海岸に現れたゴマフアザラシの「カモちゃん」は、この頃現れていないみたい?、元気でオホーツク海に帰って家族と一緒に暮らしているのだといいですね。

さて、日本ではこれらの地域(北緯34-35度)にアザラシ君達が現れると非常に珍しいことですが、ほんの2度程度違うサンフランシスコの海岸でアザラシ君達がいっぱいたむろしていたのを見たことがあります。寒流のカリフォルニア海流の影響と思われますが、日本近海に現れたアザラシ君達は、黒潮が少し弱まり、割り込んできた親潮に乗って南下してしまったのでしょうか。

ここでまたまた余分な心配(杞憂)です。
地球温暖化で極地の氷河が溶けて深層海流が変化する、これにより地球全体の表層海流が変化(流れの強さや水温)する、これに伴い気象変化が地球規模で発生し豪雨や竜巻、台風の発生頻度が増す、・・とすると可愛いとばかり言っていられない、変化を良く読み取らないと・・そんな気もします。

住民票の話題でもう一つ、万博マスコットの「モリゾー」と「キッコロ」の特別住民票も入手することができます。興味のある方は瀬戸市役所にアクセスしてみてください。取り寄せる手順が分かります。

お断り;ナカちゃんの画像は、那珂川町役場のホームページから借用しました。カメラ目線で可愛いですね。

”川上貞奴さんをご存知ですか”
(KAWAKAMI-SADAYAKKO's House)
写真は、大正時代の和洋折衷の建物として、当時、二葉御殿と呼ばれていたものを名古屋市が移設再現したものです。この住居は、川上貞奴が音二郎亡き後事業家として、電力事業家の福沢桃介(福沢諭吉の二女ふさの婿)と住んでいたところです。(詳しくは、ここををクリックしてください。)

先日完成しオープンとのことで一寸覗いてきました。
福沢桃介が電力王というだけあって、当時各家に電燈が一つしかない様な状況でも、この家にはシャンデリアあり、壁面灯あり、階段の手すりに灯りあり、それに窓にはステンドグラスと、光に凝った設計になっています。
特に、このステンドグラスの窓は、外からの光を受けて輝くのと同時に、夜、外から、中の電燈の明かりで輝くステンドグラスを見れる様に・・、しいてはこんな電燈は素敵なんだ、ということを皆に宣伝すること、彼の目論みとしてはこんなことみたいです。

さて、この建物は名古屋城の東側の町並み保存地区にあります。この地域は、江戸時代は武家屋敷が多く、その流れで明治から昭和時代は高級住宅街、豊田佐助(豊田佐吉の弟)の屋敷も残されています。それにレンガ造り・コンクリート造り、木造の大正・昭和初期の建物が多く残っています。また時間を取っていってみることにします。

”ヨーヨーミキサー”
(Mixer with Yo-Yo's Theory)
面白いものを見つけました。当家のおばあちゃんの物置にあったものです。名前は「モーニングミキサー、ヨーヨー」と書いてありました。
写真の紐を引っ張ると、蓋の部分に取り付けられている羽根車が動き出し、いっぱいに引っ張り出した後力を緩めるとまた紐が中心軸に絡み付いてゆき、この動作を繰り返す、所謂、ヨーヨーの動作原理で、容器内の4枚刃を回転させて粉砕してゆく、こんな原理です。
多分アイディア商品の売り場あたりで30-40年前に購入したものと想像できますが、使った形跡はありませんでした。

現在、災害時使用できるよう手回し発電機を持ったスポットライト、ラジオ、充電器等がありますが、その同類として、このミキサーもそんな時の為棄てずにしまっておくことにします。
ちなみに、メーカは株式会社・メイショウと書いてあり、現在、同名の会社に聞いてみたのですが、該当外でした。

”「フタゴヤシ」の不思議”
(Mysterious of Coco de Mer)
写真は、東山植物園で見かけた「フタゴヤシ」(原産;セイシェル諸島)です。
この「フタゴヤシ」は、種子(写真)が世界最大ということも含め、この種子は受精してから成熟するまで7年以上かかること、また次の子孫を残す為発芽後成長して花を咲かせるのに25年以上かかること、それに樹齢は約800年とのことです。

特に、この種子が成熟する期間について、7年以上も必要というのは一体何のためか?、種子が大きい為栄養を蓄えるのに長期間必要となるのか?、では種子を何故このように巨大にしなくてはならないか?、勿論他の植物でも種子の成熟期間が数年のものがあると聞いてはいますが、不思議です。

通常多くの植物(特に温帯にある植物)の種子は成熟するのが1年以内であり、このサイクルは、ヒロパパの持論からすると地球の公転に影響されている(又は、この年単位の周期を持った植物が優勢的に生き残ってきた?)と思っています。セイシェル諸島は熱帯の為気候変動が少なく、年単位の気候変動の影響を受けなかった?・・としても、この7-8年の成熟期間は、どんな環境に影響され生まれてきたのでしょうか?。もしかすると、この「フタゴヤシ」が現れた頃の地球は、7-8年の周期でなんらかの気候変化があったのか、こんなことも考えられます。熱帯にある他の植物の種子成熟期間や生長して開花する期間を調べると、歴史的な地球の気候変動が読めるのかもしれません。

参考までに、下記、植物園事務室に質問をした内容です。
ここのフタゴヤシは昭和62年セイシェル諸島から2個頂いた、この内に1個が発芽して生長し(下の写真)、発芽しなかったものを展示した、とのことです。とすると、発芽して生長している方が花をつけるにはまだ7年以上かかることになります。また、他の植物の種子の成熟期間や他のヤシ科の植物で同じようなものがあるかどうかは、専門の方が居なかった為分かりませんでした。

”乾燥花”
(Dried Flower and KansouBana)
写真は「乾燥花」です。
東山植物園の入り口近くの事務室1階の展示室では、ボタニカルアートや木の実や盆栽や・・その他植物についての展示会が頻繁に行われています。この写真は、今回の訪問時に開催されていた展示物です。表示には”乾燥花”と記載してあり、説明の方からは「”ドライフラワー”ではありません、”乾燥花”です」と念をおされてしまいました。この世界では、”ドライフラワー”と”乾燥花”とは別個のものとして定義されていることを、恥ずかしながらヒロパパは初めて知りました。

さて、その違いは、
●”乾燥花”;ただひたすら粉又は粒状のシリカゲル等の乾燥剤を満たした容器に生の花を入れで乾かし、乾燥したらそっとピンセットで丁寧にアレンジし、密閉した容器に乾燥剤と一緒にいれ飾るもの。
●ドライフラワー;自然乾燥させたもの。

元の色の再現性は、ドライフラワーが薄黒くなるのに対し、少しくすむ程度で、日光や紫外線を避ければ色持ちはドライフラワーよりづっと長続きする・・とのことでした。

もう一つ、飾り花で「プリザーブドフラワー(又はソフトフラワー)」というものを聞いたことがあると思います。これは、一端、花の色素を脱色させ、好みの色素を吸わせて発色するもので、形状は花そのものを利用し、色は別個の色素でというもので、造花に近いのでしょうね。知人宅の「プリザーブドフラワー」は、2-3年経っているのにまだ全然変化していないと言っていましたので、相当長い期間色あせないことになります。

でも、やはり自然にさっと咲き、目的が達成されたら自然に散る、そして自然のサイクルで循環できるものの方が、ほんの瞬間愛でるだけですがヒロパパには合っている気がします。それにしても、”貴様と俺とは同期の桜・・(同期の桜;小泉和弘作詞作曲)”とか”花の命は短くて苦しきことのみ多かりき(林芙美子;放浪記)”の様に、花は散り際が重要みたいですね。

”現代版・ノアの箱舟”
(万博セレクションNo.11)
(a Modern Style Noah's Ark)
写真は現代版”ノアの箱舟”?、昨日訪問した東山植物園で見かけた、植物を現地の環境を維持したまま輸送するシステムです。
何処かで見覚えがある!と記憶力の良い方がおられると思いますが、このシステムは「21世紀のウォード箱」(詳しくはここをクリック)といい、、愛知万博・モリゾーキッコロメッセで、運ばれた極地の植物と同時に展示されていました。

このように、万博での展示品がいろいろなところで再展示されたり利用されたりしています。
●まず、バイオマスプラスチックの食器類は、全国の地方公共団体に配られ、愛知県庁のレストランでも3,000組が使われているそうです。
●それに、犬山のリトルワールドには、モンゴル館、南太平洋館、アフリカ共同館等々の展示品が民族の文化・慣習を伝える展示品として、
●シンガポール館に展示されていた様々な漢方薬の原材料が金城短期大学薬学部に教材として、
●ポーランド館の世界遺産・ヴィエリチカ岩塩坑の岩塩(今年4月27日に話題にしました)が豊橋の博物館に、
●それと、10月7日話題にした名古屋港水族館のシャコガイ、・・

●また、エコマネーの活性化や、
●ボランティア活動の活性化の為先日10月24日開催された「ボランティアふれ愛フェスティバル」や、来月12月11日には「地球博ボランティア大会・サポータース大会」が開催されます。

今後も各地で万博の名残が生き続けることと思います、いいことですね。
さて、時々ニュース映像で今の万博会場の様子が映し出されます。取り壊されつつあるパビリオン、グローバルループ、それにゴンドラが外された大観覧車、リニモが経営危機に陥れそう・・とか、さびしい映像や情報も耳にします。でも記憶にはづっと残しておこうと思っていますよ。

”構図と色調はどうですか”
(How feel this Photo's?)
久しぶりに植物園に行って花の写真を撮ってきました。温室の中のハイビスカスと名前をメモし忘れた花です。
マクロレンズに、三脚とアングルファインダーを取り付け慎重にフォーカスを合わせての撮影です。
自分では割合綺麗に撮れたのかなと思っていますが、皆様の印象はいかがでしょうか。感動した/マーマーだな/まだまだド素人・どうしようもない、等々どんなご批評にも応じます、落書を期待しています。

”アンチウイルスソフトを更新しました”
(New AntiVirus,AntiSpam,Personal Firewall,Internet Security-Soft was installed)
ヒロパパのパソコンは、今迄、購入時バンドルされていたアンチウイルスソフトをそのままウイルス定義ファイルの更新のみできる状態の契約で継続していました。
ただそうとう前から、インターネットに接続していると、”米国で永住権を取得するには・・云々”とかその他要求していないサイトが画面上に突然表示される場合が多くなりました。何故か分からず、”プログラムの追加と削除”で一覧を表示させ、それらしきものを探して削除したいと思ってもヒロパパの知識の範囲を超えている、分からないままもし必要なものを削除したら動かなくなりそう・・、こんな心配からなすがままの状態でがまんしてきました。

今回、今までのアンチウイルスソフトの契約が切れ、意を決して同じメーカの、ウイルス、ハッカー、スパイウェア、迷惑メールからコンピュータを守ると銘打った最新ソフト(写真)にしてみました。
送られてきたCDをインストールして動かしてみましたら、2-3時間動きっぱなし、その後、出てくるは出てくるは、”これは削除しますから承諾ください”とか”これは退避しますから承諾ください”とか、その通りYesをクリックしていって、今は、要求していないサイトに突然つながることが無くなりました。

それに、迷惑メールについては、この2-3ヶ月前から、本当のメールの2-3倍の量入ってきており、メールアドレスを変えてしまえば少なくなりそう・・と思っても、皆様にお知らせするのに時間がかかりそう、仕方なく”発信者を禁止する”ファイルにそのアドレスを登録して避けてはいるのですが、それでも次々と新しいメールアドレスで着信する、”イタチと狸の追いかけっこ”みたいな状態が続いています。
このアンチウイルスソフトは、ウイルスを含んだメールを削除するのと同時にこれらの迷惑メールについても、それと判断して別個のホルダーにまとめてしまいこんでくれていますので、まとめて削除でき、少しは手間が省けることにはなりました。

でも、どうしてこんなに迷惑メールが多いのでしょうか。発信者は効果が全く無ければこんなことする訳けは無く、多分確率は低いにして引っかかる人がいるのでしょうか。悪質訪問販売と同じですね。天罰が下って欲しいな。

”王滝の紅葉と黄葉”
(Wonderful Autumn View at OHTAKI)
写真は、先月の旅行の時立ち寄った横谷観音の谷底にある”大滝”です。ここに行く為には急な坂道を降りなくてはならず、当家のおばあちゃんを連れた状態では一寸無理、従ってヒロパパは上から眺めただけで傍に行ったことはありません。写真は、このホームページにもリンクさせていただいているChibyHiroさんからお借りしたものです。
紅葉と黄葉と常緑樹の緑が綺麗です。それにこの渋川の水には鉄分が多く、岩が茶色に変色しています。マイナスイオンいっぱい、しかも鉄分もいっぱい、健康そのものですね。植物は我々人間に対して毎年繰り返しこのような素晴らしい景観を提供してくれています。

では、かえでや白樺等の落葉樹は何故紅葉や黄葉して葉っぱを落とすのでしょうか。

温帯や寒帯の落葉樹は、寒い、日照時時間が短い冬には、他の季節と同じ様に葉緑素を利用してエネルギーを補給することができない、補給が出来ない状態ではエネルギーの消費をおさえなくてはならない、このために手っ取り早く冬には葉っぱを落とてエネルギー消費を抑えよう、この葉っぱを落とす一連の変化の過程に、この紅葉とか黄葉がある、・・こんなことみたいです。
では、紅葉や黄葉に変わるのは何故?、
紅葉や黄葉に変わるのではなく、葉緑素が無くなって(緑が消えて)葉っぱがもともと持っている黄色が見えるようになる、又はその後の反応で紅葉になる(詳しくはここをクリック)ということだそうです。

話題がおおきく飛びますが、
全ての動植物のバイオリズムは、地球の自転と公転によりセット・リセットを繰り返しています。
ただ、今、地球は縮んで自転が早くなっている(100万分の2.68秒)?と言われています。当然、大きさや質量が変化すれば、自転の周期が変わり、公転の周期や軌道が変わる、この変化に対して今の生物が順応できる範囲であれば生き延びることができるのでしょうが、適応範囲外になった場合や自転や公転、それに自転軸がふらふらと不規則に変化した場合は、多分生物はバイオリズムが崩れ衰退に向かうのでしょうね。

諺で「杞憂」(無用の心配や取り越し苦労で、ありもしないことを思い悩むこと)というのがあります。、語源は、昔、杞の国の人が天(空)が落ちてきたらどうしようかと心配したことからの諺です。本当に「杞憂」であって欲しいと思います。

”カリン?マルメロ?”
(Which is Which, Chinese Quince and Cydonia Oblonga)
度々このホームページで話題にしている”カリン”、正確には”マルメロ”の話題です。
上の写真は、この8月に撮影したもの、下左の写真は先日知人からいただいた”マルメロ”で、これをジャム(下右の写真)にしてみました。
ジャムの作り方は、表面の羽毛を取り、中の種子をりんごと同様にして取り去り、果実を出来る限り薄くスライスして砂糖をたっぷりとまぶし一晩置く、これにより果実に含まれた水分が滲み出てきますので、レモン一個をスライスして加え、弱火でかりんの果実が柔らかくなるまで煮る、途中で少しとろみを出す為水飴を加える、これらがヒロパパの作り方の手順です。長時間煮つめるとこげ茶に変色してしまいますので程ほどに、これが注意事項です。
もう朝の食卓に出ています。美味しいですよ。

さて、”カリン”とか”マルメロ”とか・・はっきりさせろ!とのご指摘に対して、ヒロパパもやっとその違いがある程度分かってきましたので、忘れないよう記載しておきます。
どちらもバラ科ですが、カリンはボケに近いグループ、原産地はカリンが中国、マルメロは中央アジア。
花;どちらも4-5月に咲きますが、カリンは淡紅色、マルメロは淡いピンクをところどころ含んだ白色(昨年5月19日の写真)
樹高;カリンもマルメロも約10メータ程度だがカリンの方が背が高い。
果実;マルメロが9-10月頃黄色に成熟するが、カリンはそれより半月から1ヶ月遅れて完熟する。果実はマルメロは生食できるがカリンは固く生食は無理、芳香、砂糖漬け、ジャム、果実酒、薬用としての利用はどちらも同じ。

参考までに、カリン並木(多分マルメロ?)については2003年10月27日に、砂糖漬けは2003年8月12日に話題にしてありますのでご覧ください。

”天白渓湿地回復作業、それにユーカリの実”
(なごや東山森づくりの会・定期活動日)
(Recovering Job at TENPAKU-KEI Damp Ground)
今日は、毎月第一日曜日、なごや東山森づくりの会の定期活動日でした。誰か雨男とか雨女がいるのか、どうも活動日はお天気が良くない日が多く、今日も小雨が降る中がんばってきました。
今日の作業は、天白渓湿地の雑草取りです。10月13日に話題にした「はんのき湿地」の水涸れと同様、ここ「天白渓湿地」も水涸れの状態でした。この水涸れで湿地を好む植生が後退し周りから「セイタカアワダチソウ」がじわじわと侵食してきていました。

写真をご覧ください。上の写真は作業前の雑草が茂っている様子、この雑草やセイタカアワダチソウを丁寧に刈り取った状態が真ん中の写真です。
先月も平和公園南部緑地で「セイタカアワダチソウ」と格闘しましたので、2ヶ月続けてセイタカアワダチソウとお付き合いです。
小雨の為作業は午前中のみでしたが、真ん中の写真の積み上げた雑草の山をご覧ください、総勢20名を超える参加者で約2時間、見事に綺麗になったとは思いませんか。作業中アカガエル、ヒキガエル等がうるさいなと言いたげな様子でうろうろしていました、そろそろ冬眠の準備でもしているのでしょう。早く水が戻ってきてほしいものです。

もう一つ、今日は珍しいものを見かけました。
一番下の写真、これはユーカリの実です。この付近や平和公園南部には、東山動物園のコアラ用ユーカリ林があり、今迄、よくこの付近を通っているのですが、花はまだ見かけたことは無く、勿論この実を付けたユーカリを見たのも初めてです。それに、この実を付けたユーカリがどのユーカリなのか、名前を記載してある看板も壊れて無くなっていて、インターネットの園芸販売会社のユーカリ関連のページを調べてみましたが良く分かりませんでした。ユーカリは成長すると葉っぱの形が変わるそうです、そうなるとますます分からなくなりそうです。実がついたということは、花が咲いたはず、来年は花期を確認しておいて花をみてみようかと、又楽しみがふえました。

”EXPO エコマネー、それに地球市民村のアテンダントだった皆様へ”
(万博セレクションNo.10)
(EXPO Eco-Money)
画像は「広報なごや(11月号、No.695)」の一部、「EXPOエコマネーセンターが11月20日アスナル金山にオープン予定」との記事です。

ヒロパパは万博入場券に、万博会場や名古屋市内でエコマネーを貯め込んできました。このエコマネーを万博最終日に品物と交換しようと万博会場内のエコマネーセンターに行って、ここで一寸戸惑ってしまいました。
センターに行って初めて分かったことですが、エコマネーで買える(交換できる)商品(品物)は”一人一日一品限り”とのルールが何時の間にか決められて、しかも欲しいものが無い、こんな状態で、仕方が無く 絵葉書1組と交換して、残ったエコマネーは残したまま、すぐすごとその場を離れました。その時、名古屋市内に再設立されると聞いて、オープンを待っていたところでした。

このシステムは寄付等善意で成り立っている、だから品物が足りなくなる場合もある、がまんして欲しい・・というのは言い訳としては有りかもしれませんが、エコマネーを集めて使うというサイクルを活性化させ、エコを目指すためにはこんなことはあってはならない、・・と思っています。
実は、この一人一日一品のルールは今後どうなるの?と、早速事務局に電話で問合せしましたが、現時点ではまだ検討中とのこと、決定したらメールで回答を頂く約束はしていただきましたので、待つことにしています。

さて、万博セレクションということで、別の話題、
万博でお世話になったアテンダントの皆様(10月1日の写真あり)は今どうしているのかな?。

カナダ留学のM.F.さん、Y.I.さん、今準備に忙しいのでしょうね。
ご結婚が決まっていたM.K.さん、式は済んだのでしょうか?。
就職が決まっていた、御茶目で元気いっぱいの宮崎美人Y.U.さん、仕事はもう慣れましたか。
可愛い可愛いH.S.さん、就職先ご決定との事良かったですね。
期間中入籍をしたM.J.さん、早々にけんかをしていないでしょうね。
期間中素敵な人と出会ったE.Y.さん、今も幸せですよね。
優しい優しいY.Y.さん、東京で遊びまわっていてはだめですよ、早く身を固めないと。
本格的美人M.K.さん、秋祭りで和太鼓打ちましたか、それにいい人がみつかりましたか。
何にでもいつも一番先頭をやらされたY.A.さん、何時も笑顔で元気なR.O.さん、風船人形のA.K.さん、皆のお姉さん格Y.K.さん、何故か一番写真に多く写っていたキュートなT.K.さん、良家の子女のT.N.さん、いつも姿勢が良いN.T.さん、何時も笑顔のH.Y.さん、お姉さんタイプで物静かなFさん、皆様進路は決まりましたか。

皆様、これからも元気でご活躍ください。何時か何処かできっと又お会いできますよね。

”アオギリの種子とアルソミトラの種子”
(Chinese Parasol Tree's Nuts)
写真は「アオギリ」の種子です。
今の時期、「アオギリ」の木の近くに沢山落ちています。船の形をした外皮の一方に小さな粒状の種子が4ッついていて、この部分を下にくるくる廻りながら落ちてきます。地面に落ちた時、小さな粒状の種子が衝撃で外れるか、もし外れない場合は、全てのものが、風により船をさかさまにした格好となり種子を地面側にしています。
くるくる廻りながらは1箇所に集まらないようにと、粒状種子を下にしては発芽し易いように・・とすると、タンポポみたいな羽毛で飛ぶのと一寸違った飛び方ですが「アオギリ」もなかなか考えていますよね。

そこで思い出されるのが、「カエデ」や「マツ」、「フタバガキ」や「アルソミトラ・マクロカルパ」の種子ですね。
「カエデ」や「マツ」もくるくる廻り種子を広く飛ばす、特に「フタバガキ」は、お正月のはねつきのはねの形をした格好で、くるくる廻りの種子の完成形でしょうか。
それに「アルソミトラ」はインドネシアのジャングルにあるつる性植物で、50メータの樹冠部からグライダー状の翼で条件がよければ500メータから1キロ先まで飛んで行くそうです。
参考までに、”アルソミトラ型グライダーの作り方”がありましたので、お子様と一緒に作ってみたら如何ですか。(該当するHPが削除されていましたのでリンクをはずしました、2007年1月15日)

”美しい木の実”
(some Beautiful Nuts)
今回の旅行で出会った美しい木の実をまとめてご覧ください。
写真左から右、上から下へ順に、「ムラサキシキブ」、「サワフタギ」、「ヒョウタンボク」、「マメガキ」、「カカツガユ」、「ツリバナ」です。
「ムラサキシキブ」と「マメガキ」は農家の庭先で見かけたものですが、その他は野生のものです。

芽吹きの頃、花、秋の紅葉と木の実、四季を通じて観察できればいいのですが、それも叶わず、植物図鑑(日本の樹木・山と渓谷社)には少なくとも花と果実・種子の写真は載っていますので、これで判断しています。もし間違いがあったらご指摘ください。「マメ柿」は柿渋をとる為、それ以外の実も食べられるとは書いてありませんでした。

それにしてもそれぞれ魅力のある美しい色です。小鳥達が食べたら、青い鳥になったり赤い鳥になったりするのかな?。

”草もみじ”
(some Beautiful Grassy Plain at KIRIGAMINE turned with colored leaves)
上の写真は、霧が峰・八島湿原で向かいの山は車山です。下の写真は、霧が峰・強清水(こわしみず)から八ヶ岳を方向を見ています。
どちらも、高原は”くさもみじ”、それにすすきが秋風になびきお日様を浴び輝いていました。今回の旅行の最終日、一寸霧が峰を一回り、で出会った風景です。
この草原の色調は、言葉で表現すると「ナチュラル」とか「ダンディ」という言葉が似合っているのかもしれません。

”発見!ふるさとの宝”
(JIKOBOU, one of the Mushrooms)
NHKに”発見!、ふるさとの宝”という番組があります。その地方での大切な宝ものを紹介してゆく番組ですが、この様に全国各地には、そこでは有名だが一歩外に出るとまったく知られていないとか知っていても好まれていない、こんなものがいろいろあります。
食べるものでみてみると、例えば、信州では、さくら(馬肉)は食卓に上りますが、この地方以外のスーパーの肉売り場であまり見かけることはありません。
写真は、その様なものの一つ、信州・諏訪地方では「ジコボウ」と呼ばれているカラマツ林の地上に群生する茸の「ハナイグチ(イグチ科)」です。

メルヘン街道、横谷観音に通じる道路を歩いていた時、袋を何かでをいっぱいにしたおばさん二人が林の中から出てきましたので、「それは何?」、「ジコボウだよ、美味しいよ、その辺にいっぱいあるよ、良く見てご覧」との会話で、慌てて附近を探し回って見付けたものです。
この「ジコボウ」は、味噌汁の具として最高とのこと、10月28日の"古民家食事処まのめ”でも酢の物としてでてきました。きのこ辞典によると北海道や東北地方でも好まれていて「ラクヨウ」と呼ばれているのだそうです。

もう一つ、下の写真は、イチイの実です。ここ信州・諏訪地方では、「ミネゾウ」と呼ばれ、この時期になると写真の様に緑に囲まれた紅い斑点がいっぱい、口に入れると、懐かしい、ほのかなみずみずしい甘さが広がります。でも、種子は毒があると聞いていますので、食べるのは果肉だけにしてください。