2006年6月のつぶやき
世の中には、綺麗なもの、不思議なこと、奇妙なこと、可笑しいことがいっぱいですね。
気がついた折紹介しています。
2006年6月30日

"航空宇宙科学博物館と一式陸攻”
(Kakamigahara Aerospace and Science Museum)
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写真は、各務原にある「航空宇宙科学博物館」です。今日行ってきたんです、何故 、実は雛壇君のお仕事の手伝いで、金華山、長良川の傍にあるスーパー銭湯”清泉の湯”に器械の搬入があり、その帰り道よってみました。
この金華山近辺の長良川は”うかい”で有名ですが。それ以上に川端康成の「かがり火」でも有名ですね。

さて、まず”各務原”、何故これを”かかみがはら”と読むのでしょうね。多分”市史”でも見れば分かるのでしょうが、ヒロパパはこれをこの様に読むのだということをなかなか覚えられず困った時がありました。
この「航空宇宙科学博物館」は、各務原航空自衛隊岐阜基地のすぐ隣に位置しています。展示は、実物展示と模型展示で、ライト兄弟の時代の飛行機から、飛行船や特に太平洋戦争時と戦後の航空機の話題と宇宙開発でした。

ヒロパパが訪問した目的に”一式陸攻(いっしきりっこう・一式陸上攻撃機)”の実物でもあればと思っていましたが、パネル写真(右の画像真ん中の飛行機)だけで、ゼロ戦やこの一式陸攻等太平洋戦争時代の実物は一切ありませんでした。多分戦後直ぐ設計図と共に残ったものは全て破壊されてしまったのでしょうね。
何故”一式陸攻”かは、2005年1月27日に話題にしましたが、ヒロパパの父親の最後の時に乗っていたのがこれだったのです。

"タンポポの冠毛、刺がある!”
(the Puppus)
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写真はタンポポの種子、一本だけを取り出し顕微鏡で覗いてみました。なんと、一本一本の綿毛に刺状の突起物が付いています(左の写真、クリックして大きくして見てください)。刺は綿毛の先に向かって尖っています。多分綿毛が風を受けてふわふわと飛んでゆく、何かに突き当たった時この刺状の突起物が引っかかってそこで止まる、その為にはこの向きでなくてはならない、理にかなっています。
さて、今月上旬、柳の綿毛が雪の様にふわふわ飛んでいるのを目にした方がおいでになることと思います。この柳の綿毛も顕微鏡で覗いてみましたがこちらのほうは、もっと細く3本づつ一組のある程度のかたまりで刺状の突起物が付いてはいませんでした。こちらはふわふわと軟着陸をねらっているのでしょうね。

"本当に捩じれているのですね”
(Why are these flowers twisted?)
写真は、小さな淡紅色の花を花序をねじってつけている「ネジハナ(捩花、ラン科)」です。今どこでも道端で見かけることができます。
拡大して初めて良く分かりますが、本当に捩じれています。他にも、一本の茎からたくさんの花を縦一列につけるものはいっぱいありますが四方に散らばって花を付けるものが多く、この様に順序良く次々に花をつけてゆくものはあまり見かけません。この「ネジバナ」はどうして捩って花を付けているのでしょうね?・・・昔周囲が岩等に囲まれた狭いところでしか自分達の生きてゆく場所がなかった、そこでは葉っぱや花を思う存分伸ばせなかったので一番効率よく花を咲かせる為に捩って次々に花を咲かせるようにした、その遺伝子を引きついている、こんなこととしておきましょう、本当かな?、ヒロパパ説ですので信用できませんよ。
おまけ;「ネジバナ」と名前が似ている「ネジキ」(2006年5月24日記事)、こちらのほうは白い花が行儀良く一列にぶら下がっています。こちらは茎が捩れているから「ネジキ」、もし花を付ける前に枝を垂直に立てておいたら花がネジバナみたいに捩れて咲く?、ちょっと実験してみたいですね。

"もう一人前?、東京山椒魚”
(Our Salamanders will be take care of themselves)
里山の家の東京山椒魚達は陸上での生活が多くなってきています。里親のJさんのご苦労のおかげで丸々と太って、可愛い目をして元気です。
夜行性の東京山椒魚は昼間は、木片の下や苔の下に身を隠してじっとしています。この写真は、上から苔をそっと取り去って撮ったもの、「せっかくゆっくり昼寝してたのに〜」と叱られてしまったみたいです。

さて、暫らくしたら本当に採取した場所に放流することになりそうです。以前に放流したものも含めてどれ程生き残ってくれるのか、まづは餌となる小型昆虫が必要となりますし、小型昆虫が豊かになるためには、生物全体の植生が豊かになることが必要ですし、・・来年何個の卵が見付かるかが自然の豊かさの一つの指標として使えるものと思います。

近づいている放流の時は、里親のJさん、目に涙をいっぱいにして・・かもしれませんね。

お知らせ;今年の「東京山椒魚」の生育記録を、アルバムに特別のページとして新たに追加しました。アルバムのインデックスから飛んでいただくとご覧いただけます。

今仲良しになれる蝶と蜂”
(Butterfly and Bee)
今散歩中に仲良くなれる蝶と蜂達を一部分ですが掲載しました。多分ご存知の昆虫君達ばかりと思います。

写真(左から右、上から下)は、アオスジアゲハ、アカタテハ、カラスアゲハ、モンキチョウ、セイヨウミツバチ、クマバチです。
アオスジアゲハやカラスアゲハはアゲハチョウの仲間、優雅な姿で飛んでいます、それにしても写真のカラスアゲハは翅が欠けているのに・・めげていません、がんばっていました。
アカタテハは足が4本?、あと2本は何処にいったのかな?。
写真のモンキチョウは雄、雌は白い色をしていると何処かで見ましたがモンシロチョウと区別がつくのかな?。
クマバチは恐ろしそうですが、性格はいたっておとなしいみたいです。でも「みつばちマーヤ云々」では怖そうに描かれているんだけれど本当はどうなの?。
それにこのセイヨウミツバチは飼われているのかな?、蜜をたくさん集めるのに夢中でした。

そんなことを考えながら見ているのも楽しいですよ!。

”ひまわりが大きくなりました”
(Our sunflowers are growing up more and more)
見てください、先月29日に種まきしたひまわりが、1ヶ月経ってこんなに大きくなりました。手前の大きめなものは苗からうえたもので、その先のものは種子から育てたものです。
今日の作業は、先月1箇所に数個以上蒔いた種子から数本の芽が出てきている、この中で一番元気が良さそうなものを残して他のものは抜き取ってしまう、従って、約30−50センチに一本づつ、この状態でますます大きくなりそうです。あと畝を整備し、雑草を取り、又2週間程度したら雑草取りと今度は肥料を与えるとのことでした。それに、苗から植えたひまわりはもう立派な蕾を付けたものもありました。
それにしても、蒔いた種が殆ど発芽していたみたいです、すごい発芽率、タネが良かったのか、土地が良かったのか・・。

”市民大交流フェスタ”
ー万博の記憶ー
(Fllow-up Festival of EXPO 2005 AICHI)
今日・明日、名古屋・久屋大通公園にて「市民大交流フェスタ」が主催;(財)2005年日本国際博覧会協会で行われています。このイベントは、瀬戸会場の市民パビリオンと長久手会場の地球市民村に出展していたNPO/NGOの皆様が又一同に会して万博で育った芽を伸ばそうというもの、ヒロパパも懐かしい皆様にお会いできることを期待して行ってきました。
ヒロパパは、昨年の万博当時、殆どの期間、地球市民村でボランティアをしていました。今回この地球市民村の事務局の皆様や”村アテ・エイティーンズ”の皆様(上の写真、何時もお茶目な空を見上げているTさん、遠いところからご苦労様・・)や、昨年6月にお手伝いした「自然育児友の会」の皆様にもお会し、またまた”客引き?”や写真撮影等少しお手伝いしてきてしまいました。皆様お元気でした・・が、事務局だったSさんが入院してしまったとのこと、直ぐにお見舞いに行かなっくては・・。
さて、フェスティバルの会場では、万博で活躍したモリゾー・キッコロも海上の森から出てきてくれていました、それにワークショップやステージではEXPOドームEXPOホールそれに地球広場の再現があり、ミニ万博の様相でした。下・左の写真は111人のゴスペル、迫力満点、楽しかったですよ!。

”ニワナナカマド(庭七竈)が咲いていました”
(Niwa-nanakamado)
写真は、平和公園南部緑地に咲いている「ニワナナカマド(庭七竈、バラ科ホザキナナカマド属)」です。

・・・と何気なく「庭七竈」と書いていますが、今日はこれが「庭七竈」と分かるまでの数日間の苦労話(否、楽しかった?)です。
実は先日、この附近の生物を良くご存知のKさんがヒロパパに「綺麗な花が咲いているよ、これなんだろう?」とのとこ、普通ヒロパパが質問をすることがあっても、ヒロパパのレベルをご存知の皆様からの質問を受けることは無い、”ちょっと嬉しくなって”早速調査開始でした。

まずは写真を撮って持っている植物図鑑とにらめっこです。竹とか松・杉ではないことはわかりますので、この部分は飛ばしたにしても、植物図鑑を一枚一枚捲ってそれらしきものを見つけることになります。
空木、雪柳、山椒、アオダモ・・白い色の小さな花が出てくる度にその都度実物を思い出しながら葉っぱが違う、花が違う・・、最終的にどうも、「ホザキナナカマド」か「ニワナナカマド」みたいだ!とこの二つに絞り込むことができました。
では、どちらなのか?同じ部分を除いて、「ホザキナナカマド」は、小葉に重鋸歯がある、雄しべは40−50個で花弁より長い、「ニワナナカマド」は、小葉の特徴と雄しべが何本かの表現は無く、雄しべの長さが花弁と同じか短い、と書かれている、・・これは、雄しべが長い、重鋸歯が葉っぱにある(下の写真)、ということは「ホザキナナカマド」かな?でも確認をと・・植物園の園芸相談窓口に実物を持って訪問し、他の図鑑を参照しながら相談員の方からもも「ホザキナナカマド」みたいだとの言葉をいただき、目出度し目出度し!、
と心安らかにちょっと植物園の中をみてから帰ろうと歩き始め、ふと目を落とすと、なんと「ニワナナカマド」が名札付きで植わっているものがあるではないですか!、しかも、これがヒロパパが持っていた実物で今「ホザキナナカマド」と決めて掛かったものとまったく同じもの、これによりこの調査も”双六の振り出しに戻る”になってしまいました。

今までの判定の基準は、葉っぱの重鋸歯の有無、雄しべの長さであった、ところがインターネットや他の図鑑で調べてみると、重鋸歯の特徴は「ニワナナカマド」に明確に無いとは書いていない、図や写真で見る限り葉っぱの側脈の数が「ニワナナカマド」の方が多い、それに雄しべの本数や長さがもっと多く長いものがありこれが「ホザキナナカマド」らしい(ここをクリック)、それに「ホザキナナカマド」の分布が北海道、本州北部と表現してある、植物園の表示が間違っていることはない、
こんなことより、”朝令暮改”、写真のものは「ニワナナカマド」であると結論づけた次第です。
ちょっと苦労しましたが、図鑑の説明文の、奇数羽状複葉で互生、葉っぱが披針形、縁は重鋸歯、・・・これらの言葉が何を意味するのか、皆様読者には当たり前の常識でしょうが、ヒロパパもこんな経験を通してその意味が理解でき少しは知識が向上したのかな?、・・でも右から左で直ぐ忘却の彼方・・という面がありますのでお許しを・・。

”小さな小さなピンク色の花”
(a flower of Tokai-ko-mousengoke)
ピンク色の花、この花が何の花かが分かる方は相当の植物通と思います。

これは「トウカイコモウセンゴケ」の花で1センチにも満たない小さな花です。
じつは1ヶ月前ほどから、何時花が開くのかと”森づくりの会”の活動日の帰りには東山公園の無料駐車場に車を置いて見に行ってみましたが、何時までたっても蕾のまま、蕾は膨らんでいますので開花してもいいはず、おかしい?・・と思いつつ、あるときハッと気がつきました。
そうだ!、モウセンゴケの花は午前中しか開かない、いつも見に行ったのは午後であった、
ということで先日午前中に行って見ましたら、やはりちゃんと開いていました。そして午後又寄ってみましたらちゃんと閉じていました。

さて、ここで新たな疑問が生じてきています。
●この花は同じ花が何回も閉じたり開いたりしているのかな、それに散ってしまうのは何時なのかな?
●閉じたり開いたりするトリガーは何?、温度、湿度、日照、体内時計、それも絶対的なものそれとも相対的な変化?・・
●開閉する機構はどうなっているのかな、オジギソウの葉枕のイオン濃度の変化みたいなもの(関連記事;2006年5月3日)なのかな?

これらの疑問は、直ぐに分かりそうもないので、あせらずゆっくりと持ち続けることにします。

参考までに、ヒロパパはまだ見たことがありませんが、所謂モウセンゴケといわれているものの花は白い色だそうです。花が付いていない時どちらかかを見分けることが出来るのかな?。

”ハッチョウトンボ”
(Haccyoh-Tombo)
今年も「ハッチョウトンボ(写真、雄)」に出会うことができました。場所は昨日、東山植物園の湿地園です。虎みたいなシマシマ模様の雌も居ましたがシャッターチャンスを逃した後何処かに飛んでいってしまいました。体長2センチ足らずの世界一小さいトンボで、江戸時代名古屋で8丁と呼ばれていた現在の東区矢田町で見付かったから「ハッチョウトンボ」とのことです。
それにしても翅脈の造形美、縁紋(翅の先の黒い部分)、結節(翅の真ん中、前部の黒い点状の部分)、三角室(翅の根元の三角形の部分)、翅室(翅全体にある翅脈に囲まれた部分)・・は素晴らしいですね。力学的にこの構造が一番効率が良いのでしょうか?、蜂や蝶、それにアブ等々昆虫類の翅脈を比べてみることも面白いかもしれません。もしかしたら人の指紋やキリン、シマウマの模様みたいに夫々個体によって違っている部分があるのかもしれません?、残念ながら今回撮影したのは同じ個体でしたので、機会があったら違った個体を撮って比べてみようかな・・、ピントがきちんと合うといいのですが。
でもやはりインターネットはすごいですね。トンボ、翅脈で検索してみましたら、トンボの翅脈の写真を集めたページを見つけることができました。これを見る限り、ハッチョウトンボの翅は体長が小さい為か翅室の数が少ないみたいです。 それに前の翅と後ろの翅と形が違う、とするとシオカラトンボやオニヤンマと同じ”不均翅亜目”かな?。

”工夫された梱包方法”
(a New Device for Packages)
先日依頼ヒロパパのバカチョン・デジカメの調子がおかしい、撮影しようと電源をONすると”PC Mode”の表示が出て撮影できない、前はこの現象が出たら電源のON-OFFを繰り返すと直る場合があったのがついに先日よりまったく撮影状態不可、修理依頼することになりました。
送付料金を含む定額修理;1万500円でお願いし約1週間で戻ってきました。修理内容はメイン基板の交換とのことでした。

今日はこの時使用されていた梱包材(写真)の話題です。
ご覧ください、エンビの皮膜を貼り付けたダンボールの枠2個で内容物を挟み込み内容物を梱包箱の中に浮かしてありました。勿論、内容物の重量とエンビの張力、衝撃の強さと突起物の有無で様子は変わってきますが、デジカメやノートタイプのパソコンの持ち運びには充分に耐えそうな梱包方法です。保管しておいて必要になったら使うことにします。
ただ・・もしこれが全て自然素材で出来ていたら最高なんですがね〜。

”朝顔の蔓は右巻き?左巻き?”
(Which direction is correct, clockwise and counterclockwise about morning-glory's spiral)
写真・左は、朝顔、右は苦瓜の蔓です。さて、どちらも同じ方向に巻いていますが、これは右巻きというの?それとも左巻きというの?・・・結論は”良く分かりませ〜ん”でした。
日常何の疑問も持たず使っている右側・左側とか、右回り・左回り、時計回り・反時計回り(Clockwise・Counter-Clockwise)・・、という言葉は難しいですね。

現実にこの朝顔の巻き方はどっちとか、巻貝やカタツムリの螺旋は、台風の目、鳴門の渦潮、太陽系の運行方向は、それに鏡は何故左右逆に移るのに上下は逆様にならないの?・・・こんなことを考えると、この右とか左とかの言葉を回って論文が書けそうです。この文章中でも冒頭「写真・左は云々、右は云々」と記載してありますが、普通に見た場合はこれで良いものの、裏から見たら逆に書かなければウソになる、これは通常表と裏が常識的に判断できる為分かり易いのですが、表裏や上下が一般的認識の無い者同士が、お互いに右・左と言っても理解できないことになります。例えば、太陽の北極に立った人が地球を見て地球は左回りと思っても、太陽の南極に立った人は地球は右回りと言い張る、どちらも正しいことになります。
”左右”と同様、”上下”や”東西南北”も同じことが言えます。身近な例として名古屋の地名で、”東山”のすぐ東側に”西山”という地名があります。
この様な左・右・上・下・東・西・南・北を表現する場合は、補助的に、何処を基点にしているかの補助的な言葉を補って伝えることが必要となります。よく道路の右側にあるよとの説明に進行方向を加えるのと同じ意味です。でも、もしこの様な言葉を絶対的な定義が出来て伝えられるしくみを作り上げたら”イグ・ノーベル賞”でも貰えそうな気がしますが如何でしょうか。

さて、それでは朝顔は右巻き、左巻き、分からないままに、どうも植物学上では、右巻きと表現している場合が多いようです。何故右巻きか、根っこから上を見た場合朝顔の螺旋が右方向に廻っている、これは右ネジと同じと言うことみたいです。上から見たら反対なのに・・とは言わず、植物の場合は根っこから上を見る、これで統一されているのかもしれません。この定義で見た場合、葛も右巻き、藤は左巻き、ではかぼちゃや葡萄、糸瓜は・・?、一度傍に行って確かめてください。どうも植物全体で巻き方向が決まっている訳でもない、遺伝子によって決まってくる、またはどちらにでも勝手気ままのもの・・等々あるようです。蔓が存在する目的(何かに絡み付いて成長する)からすると何かに触ったらそちらに曲がると決めたほうが絡みつく可能性が高いと思いますが・・。

”東京山椒魚、上陸を開始しています”
(Our Salamanders start to land!)
昨日話題にしたトウキョウサンショウウオ、今日里山の家に寄りましたら、個体によっては上陸用水槽に移転していました。画像はその内の一匹、水辺から可愛い顔を覗かしていました。鰓は既に殆ど分からず、里親のJさんが用意した水苔や木片の下に身を隠しています。
さて、これから他の個体も上陸を開始する、水槽の面積と餌の関係を考えつつ、そろそろ自然に戻すタイミングを決定しなくてはならない時期になってきました。今までの生活が過保護となっていて、戻した自然が厳しすぎる・・こんなことにはならないといいのですが・・。
もう暫らくは上陸用水槽の中、餌取りはヒロパパもお手伝いしないとと思っています。そういえば虫取り網は里山の家にあったはずだ・・、Jさん、何をどれ程必要とするか教えてくださいね。

”いよいよ肺呼吸間近?東京山椒魚”
(Our Salamanders,Breathing by Lungs will be Just around the corner)
3月上旬の卵のうの時から里山の家で観察を続けている「トウキョウサンショウウオ」、大きくなりました。体長が5センチ前後、鰓はまだ付いていますが小さくなった(のではなくて、多分体長が伸び相対的に鰓が小さく見える?)様な感じがします。
大きな変化は、大きくなった以外に、身体の黒い色素が増えたこと、前足・後ろ足がますますしっかりしてきたこと、それに、時々水面に頭を出すことと水面近くに浮かんでいる状態が増えたこと、いよいよは肺呼吸に移って上陸間近みたいです。
今までの経過は、卵のう内の時期が約1ヶ月、卵のうから出て前足・後ろ足が出てくるまで約1ヶ月、あとは鰓が無くなり上陸でこれに約1ヶ月位かな?・・、ただ、鰓が無くなるとは鰓が皮膚が剥れるみたいに外れるのでしょうか、これも良く観察していないと・・。

里親のJさんは、もう既に傾斜した砂浜をあしらった上陸用水槽も準備済です。上陸したら餌はなににするのでしょうか?、こおろぎやあぶらむしかな、それとも今丁度里山の家に、ここに来た子ども達に育ててもらおうと「鈴虫の幼虫」がいます、これを与えたらどうなるのかな・・・オット、これは冗談です、本当にこんなことをしたら鈴虫担当のTさんにものすぐく叱られてしまいますので絶対にしてはだめですよ!。

”桑の実、熟れてきました”
(Delicious Mulberry!)
昔ヒロパパが子どもの頃田舎には何処にでもあった桑がこの頃は殆ど見ることがなくなりました。特にヒロパパの田舎は養蚕が盛んだったからかもしれませんが・・。小さい頃、毎年今頃桑の実が熟れていて学校帰りに良く採って(盗って?)口に運んだものです。
写真は新池の西側道路(すみません、分かる人だけ分かるローカルな場所ですが)の桑(ヤマグワ)に実がたわわに実っていました。ヒヨドリもやかましいぐらい集まってきていました。
ヒロパパも、この写真を撮りながら人通りが激しいのにもひるまず、2−3個熟した桑の実を口に運んでしまいました。多分口の中が真っ赤!?、美味しかったですよ、皆様も試してみてください。

ここの桑の木は高さが10メータ位、小さい頃見た木はこんなに高くはなかった?・・蚕用の葉っぱを採る為に背を低くして育てていたんですね。
そういえば、「イチジク」も和紙の原料の「コウゾ」も「くわ科」、「くわ科」の植物は昔から人の生活に深く関ってきています。
それに桑の葉っぱは同じ木でも、縁のギザギザは同じですが、切れ込みがあったりなかったり、切れ込みも深かったり浅かったりと面白いですよ、ちょっと立ち止まって見てみてください。

”6年3組クラス会”
(a Class Reunion of the Primary School)
6月1日2日に話題にした小学校での仲良し3人組について、Miちゃんからお知らせいただいたChiちゃんにお手紙を差し上げていましたら、昨日Chiちゃんからも電話をいただきました。
これで3人とも相互に連絡が取れるようになりました。嬉しいことです。

写真はMiちゃんから送られてきた6年3組のクラス会の写真です。
ヒロパパは6年の時にクラス替えがあり一部3組から5組に移りその中に入っていたのでここにはいませんが、全員知っていることになります。皆様立派になられて・・すごいですね〜!。
この中に、Miちゃんは居られますがChiちゃんは多忙の為参加できなかったとのこと、さて、Miちゃんがどこに居られるか?、一番綺麗な方です・・というと、皆様全員綺麗で・・お分かりにならないと思いますが、特定することはここでは差し控えさせていただきます。それにこの写真は皆様にお断り無く掲載しております。不都合がございましたら削除いたしますので、ご連絡くださいね。
さて、Chiちゃんの多忙さは、ラウンド・ダンスとのこと、ラウンド・ダンスって何?という方は、ココをクリックしてみてください、勿論ヒロパパもラウンド・ダンスというものがあるということは初めてでしたが、楽しそうです。機会があったらChiちゃんの踊る姿でも見てみたいな・・。

3人でお会いすることも、MiちゃんもChiちゃんも忙しそう、一番暇なヒロパパとは違うみたいですが、是非機会を作ってくださいね。

”葉っぱの不思議”
(a Mysterious World on the Leaf)
今日は葉っぱの話題、写真はユーカリの葉っぱ(先月ユーカリ畑で撮影、名前は分かりません)です。

ご覧ください、枝の先にある葉っぱは、右・左と違った、ほぼ等しい長さの位置から相互に出ている(互生)のに対して、枝の根本に近づくのに従って(写真では上に行くほど)葉っぱの位置が一つおきに近づき対生(たいせい)みたいになっています。しかも、葉っぱの間の距離が一方は長く、一方は最初より短くなっている、長くなるのは成長するからと肯けますが短くなるのは成長につれて細胞が縮まってくることなんでしょうか?、不思議です。
昨年12月16日に同じユーカリ(メリオドラという品種)の葉っぱが、”幼葉と成葉の形が違う”との話題を載せたことがありますが、ユーカリについては成長するに従って葉っぱの付き方が違ってくるとか葉っぱの形がちがってくるとか、面白いものがいっぱいありそうです。

葉っぱの世界では、枝への付き方(対生、互生、輪生、ロゼット・・)や形が成長するに従って変わるものとかと、調べれば調べるほどいろいろ楽しめそうです。
葉っぱの付き方で面白いのがサルスベリ、2枚づつの互生(これをコクサギ型葉序(ようじょ)というそうです)や、葉っぱの形ではヒイラギの若い木の葉っぱはとげがある、老木ではとげがなくなり丸くなる(ヒロパパはまだまだとげとげしい・・?)、身近にある葉っぱを眺めて楽しんでください。
尚、分かり易い葉っぱの絵本?的な本で、「調べて楽しむ葉っぱ博物館(山と渓谷社)」というのがあります。写真(亀田龍吉さん)も文章(多田多恵子さん)も綺麗で、眺めて楽しい本です。

”雉を見かけました”
(a Green Pheasant's Pair, the National Bird of Japan)
日本の国鳥”雉”(ニホンキジ)を見かけました。
見かけた場所は、名古屋市の直ぐ東隣の豊明市の疎林、畑や水田が広がるところです。ここは、当家のおばあちゃんの通院している病院の近くで、何時もの様に送り届け待っている間の散歩の時の出来事です。

見かけた雉は、つがいが一組、雄のみが一羽、それにケン、ケーンとの鳴き声、写真はつがいの一組です。いつもの300ミリの望遠レンズに付け替え、手ブレを防ぐ為フィルム感度を最高に上げての撮影で、やはり画像が明瞭ではありませんでした、残念!。
ここでは昨年(2005年4月15日)も雉を見かけています。

雉は地上に営巣する、しかも農作物への食餌の依存度が高いと聞いています。従って、人の生活に密着している、野良猫君や野良犬君、それに狸君達もいると思いますが、どうやって身を守っているのでしょうか?、それに近くで大きなブルドーザが唸りを上げて働いていました。宅地開発が進み住宅地が近づき道路が走り・・、多分住み難くなっているのでしょうね。ここは、禁猟区との看板がありましたので、狩猟という意味からは守られているのでしょうか。それに、野鳥は原則捕獲禁止、環境庁管轄の「鳥獣保護・狩猟法」では、雉は狩猟鳥で、コウライキジ、ヤマドリを含めて1日2羽以内、放鳥獣猟区以外では、雌キジの捕獲は数年前まで禁止されていた、このようなことで増えてきているのかもしれません、嬉しいことです。

さて、野鳥保護とか野鳥観察についてQ/A形式で詳しいホームページを見つけました。野鳥観察する前には理解しておかないと・・。

”らんの館”
(Nagoya Orchid-Garden)
写真は、先日、名古屋・栄の「らんの館」で撮ったものです。
暑くも無く、寒くも無く、甘い香りと自動演奏のピアノ曲が流れる「らんの館」で、椅子に座ってウトウト・・と何も考えず、優雅な時間を過してきました。
全て園芸品種と思いますが、ランの花の造形美、素晴らしいですね。ここに掲載した品種もその他も、どんな名前のらんなのか、5月26日に話題にした「バラ」の名前と同様、ヒロパパの頭にはすんなりと入ってきません。いまのところ名前と姿が一致するのが「胡蝶蘭」位しかない、多分、日々新種が出来てその都度新しい名前が付いてゆく、とてもヒロパパにとって覚えきれない、・・勿論、名札は付いていますので、覚える気になればメモでも取ってくるのですが、覚える気がないというのが・・これが本当に理由ですが。

このホームページの落書帳にメグさんより、記載した内容が百科事典?、植物図鑑?とのお言葉を頂いてしまいました。今日は解説は無し、画像だけをお楽しみください。

”自然観察会と田植え”
(Now,Rice Planting Season)
今日”平和公園自然観察会”に参加してきました。
自然観察会は、昨年6月相生山緑地でヒメホタルの観察会に参加したことがありますが、この時は一時的な臨時参加で、今回の平和公園自然観察会は、今後継続的に参加してみようかな・・と、思っています。
参加は代表のTさんを中心に約30名?で、最初にカメの説明、イシガメ、クサカメ(草亀ではなくて臭い亀みたいです)、これは在来種ですが、外来種のミシシッピアカミミカメ(例のお祭りの夜売られているミドリカメです)の実物を見ながら、確かにミシシッピアカミミカメは攻撃的です。丁度不忍池でワニガメの卵が見付かったとかニュースで報道されています。全体の食物連鎖のバランスが成り立っている環境ではまだしも、その地域でバランスを崩す種が入ってくると大変です。
この他、参加された方から、「スズメバチ」の女王蜂の標本が出てきたり。黒檀まがいのコクタンという園芸種があると報告があったりと、楽しいおしゃべりの後観察に出発です。
今日見れたものは、「オトシブミ」、「トウカイコモウセンゴケ」(5月22日記事)、「ウスノキ」(ツツジ科上の右の写真)、「菖蒲」(5月21日記事)、「ミツバアケビの実」(上の写真左、花については4月27日記事)、・・とここまでは一生懸命メモをとりましたが、もっといろいろあった様です。

さて、午後からは先月から整備しておいた稲田(ヒロパパも泥まみれになって少しはお手伝いしたんです)で、子ども達の田植えです。植えたのはもち米で、昔早乙女だった方?のご指導で、小学生の早乙女達が素足で次々と慣れない?手つきで田植えです。肥料は入れましたが、除草剤や殺虫剤は使いたくない、雑草をそのままにすると丈夫なお米が採れると聞いていますので、雑草もそのままかな?・・秋の銀色の稲穂を期待したいですね。それに採れたお米はお餅かな、それとも五平餅かな、これも楽しみですね。
この稲田について、その時々の様子をこのホームページで紹介してゆくことにします。

”可愛いコアラの赤ちゃん”
(a Baby Koala at Higashiyama-Zoo)
昨日の、ユーカリの話題に因み、今日は東山動物園のコアラの話題です。

まずは、画像を大きく(画像をクリック)してご覧ください。お母さんのお腹にしがみついているコアラの赤ちゃん、それに一人で遊びまわっている姿(ちゃんとカメラ目線をしてくれています)、可愛いですね。
昨年9月3日生まれで約10ヶ月を迎えた、名前は「ティムタム」で男の子です。お母さんの名前は「ナナ」、0.5〜1g(グラムです、キログラムではありません)の超未熟児で生まれ、すぐお母さんの袋に入ってしまう、でも今は一人で遊べるまで大きくなりました。
ヒロパパは時々コアラを見に行っていますが、何時行ってもコアラ達は木に腰掛けて寝ている姿を見れるだけ・・、これは毒素のあるユーカリを食べ、ゆっくり消化しなくてはならない為とのことですが、この画像は、丁度タイミング良くコアラのお食事の時間(毎日午後1時頃ユーカリを交換している)に訪問することが出来、撮れたものです。皆様も12時半頃からコアラ舎でねばってみてください、お腹や背中にしがみついたり一人で遊んでいるティムタムをご覧になれることと思います。

尚、ここには全部で9頭のコアラがいます。このコアラ達の為に、この付近にある44,000平方メータのユーカリ畑以外に、沖縄、鹿児島それに静岡県三ケ日にもユーカリ畑があるそうです。それぞれで育てているユーカリの中から、コアラ個体で好き嫌いがある為、毎日9種類くらい餌としているとのことです。昨日の”テルチニルコス”も主食の一つだそうです。

”今年初めてユーカリの花を見ることができました”
(a Flower of Eycalypts Tereticornis)
今年になって初めてユーカリの花をみました。場所は、東山動物園のコアラ用の44,000平方メータあるユーカリ畑の中の、ヒロパパが知る限りただ一本だけ、このユーカリの名前は学名で「テルチコルニス(Eucalypts Tereticornis)」だとユーカリ畑のおじさん(失礼!、お兄さんでした)に教えていただきました。

右の写真は、蕾のまま枯れてしまったもの、手前は咲くとき外れた、ノームのとんがり帽子の様な殻です。ユーカリという語源は”硬い殻”という意味があるとのこと、このキャップに由来しているのですね。
この花は、オーストラリア図書館から借りた本によると、オーストラリアの夏(日本の冬)に咲くと書いてありました。今はオーストラリアは秋、このユーカリ畑のユーカリは種子から育てているとのことですが、時差ぼけしてちゃんと日本の気候にあわせようと努力しているのかもしれません。早速、昨年12月16日作成したユーカリ・リストの該当部分に日本での花期を書き込みました。

ただ、昨年12月4日12月6日今年3月9日の花や種子がどのユーカリかはまだ確定していません。その内調べてまたお知らせしますね。

”寒葵の葉っぱの模様”
(Look! the Pattern of Kan-Aoi's Leaf,It's mysterious)
先月5月30日に話題にしたカンアオイ(寒葵)の葉っぱの模様について多分これが正解かな?という答えがみつかりました。

東山植物園の植物会館には園芸相談員という方が居られ相談にのってくれます。昨日お寄りして聞いてみましたら、この本を参考にしてみたらと、「日本の野生植物・草本(平凡社)」を出してきていただきました。
この本によると、左が「ヒメカンアオイ」、右が「スズカカンアオイ」みたいです。5月30日の写真から、確かにヒメカンアオイの葉っぱの方が少し小さめ、だから”ヒメ”、肯けます。一応ヒロパパの理解としてはこれで固定しておくこととします。

それに先日6月5日の遠州無葉蘭の茎の色合いの違いについても、前述した本の説明では、”初めは汚白色、成長するに従い褐色に”との記述があり、成長過程での変化であった・・ということでこれも解決しました。

新たな疑問です。それにしても、植物の葉っぱの形や大きさの違いも含めて、特にこの様な葉っぱの模様の違いの存在意義は?、例えば、動物の世界では、3月17日のシマウマの模様の様に”目で見て自分の仲間であるとの個体識別が出来る”、これは分かりますが、これに対して、寒葵同士が相互に個体識別している事はない、考えられることは、地面に張り付いている寒葵の花は昆虫にとって見難いため、この様に葉っぱの模様で自己主張し、必ず同じ模様の葉っぱのところに来てね!・・と言っているのかもしれませ。寒葵も生きる為に努力しているんですね。でも、この付近ではギフチョウを見かけたことがありません、もっとたくさん寒葵がないとだめなんですかね〜。

追記;3月17日のシマウマについてのクイズはお分かりになりましたか?。ご褒美はありませんが、お分かりになった方は落書帳に書込みをしてくださいね。

”ササユリ、今年は増えてきた!?”
(SASAYURI/Precious Lily)
今年もササユリ(写真左)に平和公園南部緑地で会うことができました。
昨年は6月5日にササユリの話題を載せてありましたので、昨日訪問してみました。昨年は数株だったものが、今年は見回した限りでも10株以上、林に中にも数株咲いていましたので、昨年よりづっと増えている感じ、丁度付近を散歩されていた方にお聞きしたところ彼も同じ印象とのこと、気候の条件が良かったのか、本当に増えてきたのか、少なくとも良い方向であることは確かです。今後盗掘が無ければいいのですが・・。

さて、その他の2枚の写真は、真ん中は先月東山植物園で撮影した「芍薬」、右は2年前袋井市の可睡斎(かすいさい)牡丹園で撮影した「牡丹」、"立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花”に因みヒロパパのアルバムから探して載せてみました。でも、芍薬と牡丹は花は良く似ていますね。

”今年も仕込みました”
(Ume-Hachimitsu, a Self-made Refreshing Drink)
今スーパーの店先に梅酒用の梅と焼酎が並んでいます。以前は、ヒロパパはアルコールに弱いのに作ることが楽しみで梅酒をたくさん作っていましたが、あまり飲まずそのまま、そこで、ある時期から作り始めたのが”梅蜂蜜”です。今年も仕込みました、・・と大そうな言い方ですが、只単に梅と蜂蜜を瓶に入れただけ・・なのですが。
数週間すると素晴らしい清涼飲料としてお目見えします。

レシピは?と言ってもたいしたことはありません、
●新鮮な梅を綺麗に洗って水気をとっておく、この時梅の蔕(へた)も取り去っておく
●梅酒用の瓶に同量の梅と蜂蜜を入れる
●数週間常温状態で放置しておく、この間時々瓶全体を振ってかき混ぜる
梅がしわしわになって、さらさらの液状になったら出来上がりです。しわしわ梅は取り除いて、2−3倍に薄めて氷を入れて飲む、疲れが取れますよ。それに、取り除いた梅は、種子を取り除きジャムにすることもできます。
容器の殺菌は、蜂蜜ですので時々かき回していればほぼ大丈夫ですが、今回は瓶そのものも熱湯殺菌をしました。大きなお鍋が無い状態での熱湯殺菌はちょっと苦労します。急に熱湯を掛けてしまっては割れるおそれあり・・と、お鍋に瓶を入れ徐々に温め、温まった状態で瓶の中に熱湯を注ぎこみ暫らくそのまま煮沸・・多分これで少しは殺菌できたのかなと期待しているのですが・・。
出来上がりが楽しみです・・が、すぐに無くなってしまいそうです。

”遠州無葉蘭、満開です”
(Ensyu-Muyou-Ran)
前回、5月 25日に話題にした腐生植物の「エンシュウムヨウラン(ラン科ムヨウラン属)」が満開でした。撮影は6月2日、自生地は、約5メータ四方のエリアが三つ、そこに約10−20株が点々と・・、とこんな感じです。本当は、エリアを升目に切って固定し、正確に数を数え、それを毎年繰り返す。こんな計測が必要なのかもしれません。

インターネットで検索してみたところ、このホームページのエンシュウムヨウランの画像では、茎の部分が深いこげ茶色で、ここに掲載した”茎の部分も黄色を帯びているもの”と少し違うみたい・・、同じホームページでアルビノタイプで「(仮称)キバナエンシュウムヨウラン」というのもあると書いてありました。今度プリントして植物園のプロの方に聞いてみようかな・・。

それに、昨年から継続して竹林の皆伐をしていた場所に、「キンラン」が育っていました。この場所は、竹が無くなり、しかもまだコナラやアベマキが少なからず上空を被っている、こんな環境が「キンラン」にとって最適な環境だったのでしょうね。

”大木を切り倒しました”
(Today is Periodic Activty-Day of Mori-Dukuri)
今日は「森づくりの会」の定期活動日、写真は左が作業前、右が作業後の写真です。
まったく同じ位置からではないのでご覧になり難いかもしれませんが、左の写真で横に並んでいる樹木が左端の数本を残して全て消えています。チエンソーではなく30センチほどの小さなのこぎりを幹の両側から入れながら、全員で力を合わせ切ってしまいました。全て「ニワウルシ(庭漆・ニガキ科)」です。

ニワウルシは明治初期(1875年)に渡来し、ウルシと葉っぱが似通っていることからこの名前が付いた、かぶれることはない、別名「シンジュ(神樹)」とも呼ばれている、シンジュという名前は成長が早いことから英文名では”Tree of Heaven(天の木)”と呼ばれ、神樹となった・・作業前にこのような説明をお聞きし、太いもので直径30センチ、樹高20メータ前後のもの、樹齢10−10数年、これらを27本倒して、枝払いをしての作業でした。

これを撮影した場所は我々は”つどいの丘”と呼ばれている場所で少し小高くなっています。ニワウルシが無くなり、この多分この丘からは今後ものすごく綺麗な夕日を見ることが出来るでしょう・・との説明もありました。今度は、この”つどいの丘”をもっと整地して、夕暮れ時綺麗な夕日を・・期待できそうですよ。

”今日も子ども達と一緒!”
(Today is the Nagoya-Environment-Day)
毎年この時期には「環境デーなごや」と称して市内各地でイベントが開催されます。我々の”なごや東山の森づくりの会”も、このプログラムの一つに参加し、”初夏の東山の森にふれよう”というプログラムで応募してきたご家族を里山の家でお出迎えでした。
何をしたかって?、竹馬、竹とんぼ、竹のしおり、竹や木の実をつかったクラフト、竹ぽっくり、葉っぱばった・・、これを午後予定し、午前中はこれの材料として竹の切り出しでした。
幸いにも参加した子ども達の数がそれ程多くなく、一人一人に十分なサポートができたのではないかと思います。
写真は、”さてこれから竹を切るぞー”の場面と、午後”ほら!、こんなに可愛いお人形ができたよ!」と小学校5年生のMaちゃんとそのの作品です。上手に出来ています。
この会の会員の皆様は本当に特殊な技能をお持ちの方大勢いらっしゃいます。すごいですねー。それでは、ヒロパパは何をやったの?・・、ちゃんと真面目でしたよ!、実は予定に無かったものですが、里山の家においてあったサンポーニャ(パン・フルート、パン・パイプ)のまがい品を見て、これを作りたいとの希望が出てきてしまいました。そこでヒロパパの登場です。たまたま持参していた円柱と周波数の関連を計算した紙を見て共鳴の勉強をしながら、時間が無かった為ド・ミ・ソの3音階の3本だけを一緒に鳴らせば和音ということで、寸法を計って紙やすりで表面をきれいにして作ってもらいました。喜んでもらえたみたいですよ。
皆さん、また遊びに来てよね!。

”コンクリートの恐竜、昨日の続き”
(a Place for meeting again)
写真は、東山動物園にあるコンクリートの恐竜、奥がプロントサウルス、手前がイグアノドン、昭和13年に創られ今もそのままの姿で残っているものです。
昨日の画像と見比べてください。昨日の画像ではイグアノドンの指が落ちそう(多分、Chiちゃんとヒロパパはこれをみて何かをしゃべっているのかな?、覚えていません)、今は寄る年波か杖?(添え木)をしています。実は同じ角度から撮ってみようと工夫をしてみたのですが、このツエやヘンス、それに手前のフラミンゴのケージが邪魔をしていて撮れませんでした。

このような古いものを昔のまま残しておいてくれた動物園に感謝です。
どこかの物語の一編になりそうですが、?十年ぶりにお二人にお会いする場所として此処で・・、なんとロマンがあるお話しとおもいませんか。
(頭の上のアオサギは、この辺で生息しているもので動物園の所属ではないと思います)。

”今日は嬉しいビッグニュースのお知らせです”
(Big News!, Big News!)
東山動物園の中にあるコンクリートで作られた恐竜とそれを見上げている3人の子ども達、古いセピア色の写真、以前にも話題にしたことがありますが、この中の一人がヒロパパ、左の方はMiちゃん、真ん中の方はChiちゃん、小学校5年生のときの仲良し3人組です。
Miちゃんはおしとやかで思いやりのある方、Chiちゃんは歌が上手で元気いっぱいの方、どちらも良家の子女、古いアルバムを見るたびに、このお二人と又お会いできることが出来るのかな・・、もう一生お会いすることはないのかな・・、できたらお会いしたいな・・と思っていました。

ところがところが・・です、この長年の夢が叶いそうです。
昨晩、突然の電話があり、「ヒロパパですか」、「ハイ」、「旧性Mi.Hです」、「エ〜!(後絶句)・・・」、この写真から数えて50数年以上、最後にお会いしてから40年以上一度もお会いしていなかったMiちゃんからの電話でした。初めは信じられず聞きなおした程でした。

実は1ヶ月ほど前、今通っている”森づくりの会”でも偶然の出会いがありました。
会員の一人の方とお話ししている中で、生れた年は?ー同じだ、小学校は何処?ー東山小学校、これも同じだ、担任の先生は?ー青山先生!アレーこれも同じということは同級生ではないか・・、ここで初めて同級生のO君であることに気がつき、本当に50数年ぶりの再会を果たしたばかりでした。
この時、小学校6年生の時のクラス会をやりはじめったんだ、との言葉に、5年生の時一緒だったんだから参加させてよ、とお願いしたばかりでした。クラス会で出ればMiちゃんやChiちゃんの連絡先くらい分かるのではないかとうすうす期待していたところでしたが、こんなに早く願いが叶うとは!・・今年もいいことがいっぱい起こりそうな予感がします。早くクラス会がこないかな〜。