2006年9月のつぶやき
世の中には、綺麗なもの、不思議なこと、奇妙なこと、可笑しいことがいっぱいですね。
気がついた折紹介しています。
2006年9月30日

"ムベ(郁子)?”
(Mube?)
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昨日の名古屋市に隣接する豊明市の藪の中で写真の果実を見つけました。これ「ムベ」ですか?、
葉っぱがアケビと違い先が尖っている、それに三つ葉でもない・・とすると、ムベかなと思っていますが当たっていますでしょうか。

アケビは掌状、小葉が5枚で卵型、ミツバアケビは名前通り小葉が三つなのでこれではない、花弁はムベは先が尖っているがアケビやミツバアケビは丸っこい(ミツバアケビの花については今年4月27日の話題を参照ください)、花を見ていないので確実なことは言えないのですが、もう少し経って少し紅色の強い紫色の実で裂開せず美味しければムベと考えてもいいと思っています。
でも見易い場所にありましたので、その頃には小鳥達のおご馳走になってしまっているかもしれません。
それに、漢字で書くと「アケビ」を「木通」と、「ムベ」を「郁子」と書くのは何故なんでしょう?、これについてはまだ調べきっていません。因みに、中国語の辞書では、「アケビ」は”通草”、「ムベ」は”野木瓜”と書いてありましたので、中国から伝わってきた名前ではないみたいです。

今晩は「夜の平和公園散策・虫の声や月夜を楽しもう(千種生涯学習センター主催)」の随行員として参加してきます。
真っ暗い森の中を懐中電灯を点けず歩き回ることになりますが、途中、真っ暗い広場でオカリナの演奏や謡曲、それにアフリカの太鼓の演奏が実施されます。その様子は又明日以降に話題にします。

"天高く馬肥ゆる秋”
(秋高馬肥)
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日中は暑さが残っていますが朝夕はめっきり秋らしくなりました。
写真は、今日の名古屋市郊外(豊明市)で見た「すすき」、穂が伸び銀色に輝いていました。それに空にすじ雲、秋らしさがいっぱいです。
こんな情景を、我々は秋のすがすがしさを表現する言葉として「天高く馬肥ゆる秋」と言っていますが、語源(中国)は本当はそうではない、「要注意せよ!」とのことみたいです(この諺を説明しているページをみつけましたのでご覧ください)。中国語で表現すると「秋高馬肥」となるとのことですが、今度中国の方に会ったときに「秋高馬肥」をどのように感じているのか聞いてみることにします。
でも我々にとっては、この秋のすがすがしさを感じる言葉として定着していますのでこれでいいのではないでしょうか。因みに、この感じを表す中国語は「秋高気爽」と表現するそうです。

"エヴァ・アルクラさん”
(Eva ALKULA, Kantele musician)
ムーミンの国、サンタクロースの故郷「スオミ」から、カンテレ奏者の”エヴァ・アルクラさん”が来週いよいよ来日されます。

ヒロパパの役割は、セントレアに降り立つエヴァさんをお迎えすること、それとホームステイ先;ChibyHiroさんのお宅へのジャンボ・タクシーの乗り場にご案内することです。
なんだそれだけ!・・そうなんですが・・ヒロパパにとってはもうドッキドキです。

エヴァさんの今回の来日目的は、まず長野県下諏訪町で10月7日(土)から開催される”北欧音楽祭すわ2006”(上・右の写真)で演奏すること、ここではオープニングのロビーコンサートから始まり、開催期間中、街角であの澄み切ったカンテレを演奏していただけるとのことです。その後は、東京と北海道での演奏会やカンテレキャンプの先生をされ、約1ヶ月滞在とのことです。

何故ヒロパパが、こんな有名なエヴァさんのお出迎えをすることが出来るかって?、不思議でしょうね、・・秘密めいて内緒にしておきたいのですが、もしお知りになりたい方は 今年5月18日の話題をお読みいただくと分かってしまいます。

ヒロパパもこの北欧音楽祭に行ってみようかと予定しています、どうせ行くんならヒロパパのボロ車で一緒に・・と思ったのですが、ヒロパパの運転で怖い思いをさせてはいけないし、やはりプロに任せたほうが安全と今回は諦めです。出迎え時の”歓迎!エヴァさん”の看板は用意できたし、後は当日花束でも用意して、でも到着が朝早い、空港の花屋さんは10時から?、でも無理やり頼んでしまうおーット!。

"ユーカリの気孔”
(Stomata of Eucalypts)
追記(10月4日);この記事に記載してあるユーカリの名前「リュコシキロン」は間違いで、正確には「リュコキシロン」です。お詫びして訂正いたします。
たびたび話題にしているユーカリについて、今日は、9月21日に花を確認した”リュウコシキロン(leucoxylon)”と”シデロキシロン(siderroxylon)”について、きちんと気孔の写真を撮影しA4の大きさでプリントしてみました。
”テレチコルニス(tereticornis)”については葉っぱの両面に気孔があることを既に確認できていましたが(8月4日の話題)、”リュウコシキロン”と”シデロキシロン”についても葉っぱの両面に気孔の存在を確認できました。

ただ前にも話題にしましたが、ユーカリの葉っぱはどちらが表でどちらが裏と言えばいいのかまだつかめていません。一応、枝先を上に向け立ててみた場合上を向くほうを表と考えてみて試してみましたが、”リュウコシキロン”はある程度分かれますが”シデロキシロン”についてはあっち向いたりこっち向いたりフラフラして決められません、多分葉柄の根本の部分を顕微鏡で覗けば何らかの組織の違いがあるのではとは思いますが、ヒロパパにはちょっと難しそうです。

それに、ユーカリの葉っぱは全て表裏両面に気孔があるという訳でもないこともわかりました。実は、うちわ的でない表裏がはっきり分かるユーカリの葉っぱ(”プンクタータ”)を顕微鏡で覗いてみましたら裏にしか気孔がありませんでした。

さて、プリントしたものは、いつもお世話になっているユーカリハウス持って行くことにします、受け取ってもらえるかな?。

"小さな真珠??”
(a tiny pearl??)
写真の小さな真珠みたいなもの、何か分かりますか?、先日から行われている展翅作業の合間をぬって、蝶の専門家;Nさんが里山の家の近くのクスノキで見つけたもので、「アオスジアゲハの卵」だそうです。直径が1ミリ前後、少し土色で産み付けられてから数日経ったものとのこと、顕微鏡を50倍にして覗いたものです。倍率を上げて見ると表面にひし形的な模様がありました。
「アオスジアゲハ」はクスノキの若葉に卵を産み付けるとのこと、これからはクスノキを見るたびに若葉を捜し裏返して探してしまいそうです。

"トンボ捕り、絵になります”
(Dragonfly-catching)
子ども達がトンボを追いかけるのに夢中、こういった風景は絵になりますね〜。
昨日の里山の家の直ぐ横の草地での一こまです。写真の暗い森を背景に点々とトンボが飛んでいるのがお分かりになりますか。お天気の良い土・日曜日はこんな風景が見られ、里山の家にある標本も見ながら皆さん楽しんでゆきます。

トンボ捕りで思い出されるのが、加賀の千代女(江戸時代、綱吉・吉宗の時期、「朝顔につるべ取られてもらい水」も有名)の俳句
「蜻蛉釣 けふはどこまで 行ったやら」
ですが、昔はタモなんて高級品が無かった時代はトンボを捕まえるのには”とんぼ釣り”でというのが常識だったのでしょうか。細い竹に1メータほどの糸を付けその先におとりのトンボを縛り付ける、おとりのトンボが雄であれば縄張り争いで絡み付いてくる、雌であれば雄が寄ってくる、徐々に近くに手繰り寄せて捕まえる、勿論一番難しいところは手繰り寄せ瞬間的に捕まえるところですが、何か鮎の友釣りににていますね。
今度試してみようかな・・。

さて、とんぼに関する俳句はたくさんありますが、おもしろいものを2点ご紹介いたします。

「蜻蛉や何を忘れて元の杭 子規」
とんぼは離れても同じところに戻ってくるケースが多いですよね、何故なんでしょう?。

「トンボ捕り 忘れた頃に 老いを知る 永山純夫」
まるでヒロパパのことを言われているみたい、確かにトンボや蝶のプロの皆様は若い、興味を持って感動・感激を味わえば若さを保てる?、ヒロパパもがんばらなくちゃ!。

もう一つ、トンボの逆立ちを見たことありますか?、これは体温調節をしていると聞いていますが本当でしょうか?、それに止っているとき時、時々 向けを変えていますね、これは風上に向かう様に向きを変えている?、風向の計器としても使えるのでしょうか。
何でも同じですが、よーく観察していると面白い事がいっぱいです。

"耕運機とヒロパパの勇姿”
(HiroPaPa's valiant Figure)
今日皆様は昨日に引き続き展翅作業でしたが、ヒロパパは昨日の失敗もあり展翅作業は諦め9月12日に話題にした向日葵畑の整備でした、と言っても既に向日葵は無く、今日の作業は雑草を引き抜き畝を作り、今度は菜の花の種を蒔いてゆきました。

上の写真は終了後の写真です、綺麗になったとは思いませんか・・でも作業前の写真がありませんのでこの苦労を分かっていただけるかどうかわかりませんが・・。
実は耕運機で耕してしまえば簡単と始めてみましたが、耕運機の馬力の問題か跳ねてしまってダメ、それに耕運機の歯に雑草が絡みついてうまくゆかない、やはりまず鍬で雑草を取ってから耕運機で耕すことになり、半分程の面積の耕運機での作業をヒロパパが担当しました(下の写真)。
写真は森づくりの会の重鎮;Kさんが知らないうちに撮ったものですが、一応、一人前に耕運機を使っている”フウ”に見えているとは思いませんか、でも本人は耕運機を使うの生まれて初めて、ビクビクながらTaさんに教わった”ローリングの技術(左右にローリングさせて耕す)”に加えて、ヒロパパが編み出した”歩伏前進の技術(兵士が地面を這って進むように耕運機を動かす)”で見事作業終了です。この後草刈器で道路の雑草刈り、その為か今手足がバンバンです・・が、若い?からすぐ元通りになると思いますよ!。

さて、乾燥させておいた向日葵には、殆ど種は出来ていませんでした。Taさん曰く、もしかしたら種の販売元のたくらみ?、花は咲いても種子が出来ないようにしたのかな〜、そんなことはしないで欲しいですよね、肥料や日照時間が不足?と思っていることにします。

"展翅作業”
(Spread the wings of a moth)
展翅??、展翅とは蝶や蛾の翅を拡げることを言います。昨日の灯火採集で集まってきた虫たちの内、甲虫類以外の翅をもった虫たちは、翅の模様や形を見やすくし同定する為まず翅を拡げる作業をすることになります。勿論同定できたものも標本として保存する時もこの展翅が必要となります。図鑑等に記載されている昆虫の写真と同じです。この展翅作業は、時間が経つと硬くなってしまいますので早くやらなくては・・ということで、今日は10人ほどが集まってわいわい騒ぎながらの作業でした。

この展示作業を、前回は難しそうなのでちょっと身を引いていましたが今回意を決して初めてやってみました。
写真がその結果です。大きめな昆虫を選んで恐る々々でしたが一応翅を万歳した形に整え(たつもり)、一息・・・さて写真の一番上の蛾(セスジスズメガだそうです)をヒロパパが見て、「この蛾は翅が2枚しかない?」とつぶやいた途端、みんなから失笑を買ってしまいました。
皆様もご存知の様に昆虫は翅が4枚(蝿等の2枚のものも痕跡が残っている)でこの蛾も然り、只単に、前翅と後翅を拡げていない展翅のやり方が悪かっただけ・・でした。これ以外にも、アレー足が折れちゃったとか翅が破れてしまったとか、素人(ヒロパパのことです)は困ったもので、お手伝いどころか邪魔してしまっています。隠れたところでもう少し練習しておかないと・・・。

それにしても、昆虫図鑑の写真や絵はみんな両方の翅をばんざい状に拡げています。模様や形はこの方が分かり易いからは理解できますが、もし翅が左右対称だったら、片方は広げた状態で片方が閉じている状態(昆虫が止まっている状態)の方が分かり易いと思われるのですが、多分昆虫学会かなにかでこうやりなさいって決まっているのでしょうね、良く分かりませんが・・。

"第二回目・灯火採集”
(Creatures at ATSUTA-Shrine)
。前回8月25日に実施した名古屋市内5箇所の生物調査の為の灯火採集の第二回目が今日行われました。
ヒロパパの担当は前回と同じ熱田神宮、夜5時半集合11時まで水銀灯と捕虫用蛍光灯の下でがんばりました。
虫は前回と違いセミは皆無、カナブンも少なく、参加した皆さんとゆっくり光に集まってきた虫たちを観察することができました。

写真は、もう終りに近い10時過ぎの風景ですが、この時間になってビラを持った一般の方が暗闇の中から現れ驚きました。どうも一般の方は9時までですという宣伝ビラの内容をよく読まずにおみえになったみたいで、お断りするわけにも行かず最後までお付き合いしていただきました。お聞きしたところ今年から先生になったばかり、小学校2年生の担任とのこと、こんな先生が多くなれば学童達も幸せでしょうね。がんばれ、S先生!、また里山の家で会えるといいですね。

"またまたユーカリの花”
(Flowers of Eucalypts)
今年になって三つ、ユーカリの花を見ることができました。前回は6月9日話題にした「テルチコルニス(tereticornis)」でしたが、今回は二つ、上はピンク色の「リューコシキロン(leucoxylon)」、下は白い花の「シデロキシロン(siderroxylon)」でです。
早速我がユーカリ花期リストに追記しました。
我がユーカリリストはコアラのえさになるというユーカリが33種類抽出してあり、これにオーストラリアでの花期を参考書から記載してあります。このリストに花を確認する都度記載しているもので、やっと3種類、まだまだ時間が掛かりそうです。
さて、この咲いているユーカリの、難しい学名を良く分かるな!と驚かれていると思いますが、実は、このユーカリを管理している皆さんからお聞きして、直ぐ忘れる為メモをして・・、多分こんなことを繰り返していればちょっとづつでも覚えられるのではと思っているのですが・・。

"ジュズダマ(数珠玉)”
(Jyuzudama)
写真はジュズダマ(数珠玉、イネ科)の花です。9月11日話題にしたスホウチクの花と色が違うだけで良く似ています。
昔は何処ででも見られ、お手玉の中身は全てこの数珠玉の硬い真っ黒い種子(硬い部分は本当は包鞘(ほうしょう))がはいっていたことを覚えています。それに穂の部分を抜き取ると空洞が出来糸を通しやすくなりネックレス等の飾りができます。漢方薬としても食用としても利用されていたとインターネットを検索してみると出ていました。今の子ども達はこんなものでは遊ばないのでしょうかね。
参考までに「昔あそび」というホームページにネックレスの作り方とかお手玉の作り方が載っていましたので、興味のある方はのぞいてみてください。

"熱田神宮のノキシノブ”
(Nokishinobu at Atsuta-shrine)
写真はクスノキに密生している「ノキシノブ(軒忍)」です。
生物には他の生物に取り付いて生きることをしているものがあります。この取り付き方で、「寄生」と「着生」に分けられ、「寄生」とは取り付いた生物から養分を吸い取って生きるのもを「着生」とは養分を吸い取らず只単にくっ付いているものをいうそうです。
この「ノキシノブ」は着生植物で、取り付かれたものに被害がおよぼすものでは無いみたいです。

この写真は熱田神宮で撮ったもの、今週の金曜日(22日)に、先月25日にも実施した(8月26日27日の話題)灯火採集の2回目が実施さる為、今日はご挨拶をしてきた時のものです。このような「ノキシノブ」が着生した大木がこの熱田神宮ではいっぱい見られます。ラン、シダ、コケ類の着生植物は安定した樹林帯で良く見られる指標植物とのこと、熱田神宮の自然は安定しているとの証拠と思われます。

さて今度の灯火採集は、前回と同じ時間帯とプログラムの為、只単に本当のご挨拶のみ、前回に設置した場所が変化していないことやスズメバチが居ないことを確認して退出、多分お天気も崩れることもない、良い結果が得られると思いますよ。

"子供用英語辞書”
(Dictionary for kids)
写真は小学生用英語辞書、岡谷の小学校4年生Y君に対するギフトです。ヒロパパの時代は英語教育は中学校からだったと記憶していますが、今頃は小学校4年生から・・、言葉は早ければ早い方が良いと聞いていますので良いことではないでしょうか。
Y君は、今年のヒロパパの山篭りの際遊びに来て、その時、学校での電気のテストが芳しくなかったということで、電圧・ボルトとは、電流・アンペァとは、抵抗・オームとは、ワットとは、回路とは・・・・と特訓し、分からなくなるとベソをかきながらでしたが一応テスターが使える状態までにはレベルアップしたかな、と思っています。
さて、この辞書は、”アメとムチ”の飴としてY君のこのがんばりと誕生日のギフトに送ろうと購入したものです。
中は、挿絵が多く、振り仮名も振られている等々で分かり易く描かれている、基本的には大丈夫なのですが、一番肝心な発音がこのような図書の辞書では慣れるのに難しそうです。発音は、和英はカタカナ、英和は発音記号とカタカナで表現されており、発音記号をみっちり教え込めばいいのでしょうが、教えるほうもネイティブな発音が出来るわけでもない、発音についてはやはり参考程度になりそうです。
言葉の基本は耳から覚えるもの、現在も市販されている携帯用電子辞書みたいなもので、願わくば、文字だけでなく発音も画像や動画までも参照できれば最高なのですが、まだまだ携帯用電子辞書では容量的に無理なんでしょうか、

でも技術的には、電話、テレビ・ラジオ、ウォークマン、デジカメ、電子辞書、パソコンの機能が詰め込まれた携帯用の機器を作ることはもう出来るはず、歩きながらでも立ち止まってインターネットに接続して参照してみる、こんな時代がくるのでしょうね。それに翻訳機能もつけておけば、日本語でマイクに向かって喋れば相手の国の言葉で表現し発音してくれる、万博の案内ロボットだってハローと言えば英語で、ニーハォと言えば中国語で喋ったよ!。

"環境デー・なごやに参加”
(Display at the Eco-Festa Nagoya 2006)
環境デー・なごやの展示会に参加してきました。
我々「子ども森づくり隊」のブースは、我々の活動を知っていただく為のパネル展示と、ブースに来ていただく為のクイズ・ラリー;「竹の名前当てクイズ」、それに足を止めていただく為の「麦わらクラフトづくり」(9月7日の話題)、この3点を準備しての展示でした。

さて、どれが一番人気だったか?・・もうお分かりの通り、隊長;Tさん発案の「麦わらクラフトづくり」で、2番人気は「竹の名前当てクイズ」、本当の目的のパネルを見てくれる人が誰一人として(と言っては言い過ぎですが)居ない・・、クイズやクラフトづくりの後パネル説明をすればいいのですが、いかんせん狭いブースの中はクラフトづくりの子ども達でいっぱいで身動きが取れず、パネルの前で説明なんてとんでもない・・こんな状態でした。もし来年同じことをするとした場合は、ブースを1.5倍から2倍にして、クラフトづくりの後は必ずパネル説明を聞いた後お帰りいただく、こんなプログラムにした方がいいのかな・・なんて一人で反省です。
台風13号の影響か午後終り近くになって小雨が降りましたが、そのほかは薄曇のお天気でまずまずの人出、通りにだけも居ない、誰もブースに入ってきてくれない、こんな状況と比べれば成功!成功!・・です。

この忙しさでもう一つ出展している「森づくりの会」のブースの様子を見に行くことも出来ず残念!。
下左の写真の竹ひごの上に2匹のプードルが綱渡りをしているのをご覧になれますか?。これは里山の家にかざってあったものを作者にお断り無く借りてきてしまったものですが、「森づくりの会」のブースではこのようなどんぐり人形や竹とんぼなんかを作っていたはずです。多分こちらも相当な人気だったのではないでしょうか。
さて何人がこの麦わらクラフト作りに挑戦したのでしょうね、正20面体づくりにはお二人が挑戦し、中学校1年生の女の子はTさんの手順の説明を少し聞いただけで完成させてしまいました。すごいですねー頭がまだ柔らかいのでしょうか。「ちょっとここで手伝ってゆきませんか」と勧誘してみたんですが、ダメでした。
ヒロパパも正4面体や正8面体の指導をしたのですが、終わることには、「まず3ッ麦わらをゴムひもに通して」、「ここを結んで}、「次は2ッ通して}、「結んで」、「又2ッ通して」、「結んで」・・・と台詞まで同じになるくらい慣れてしまいましたよ。楽しかったですね・・でも疲れた・・ヘトヘト。

"面白い物を作り始めました”
(Design Spec. of the Mysterious Room)
ちょっと面白い物を作ってみようとがんばり始めました。画像はその設計図?といってもお粗末ですが、寸法を考えてみたものです。全体は、巾が約43センチ、奥行きが約30センチ、高さは30センチ程度に収まるものと思いますが、いったい何でしょう、今日は秘密にしておきます、出来上がりましたら大々的に発表!、うまく行かなかったら何時までたっても発表は無くナシノツブテ・・、一つだけヒントとして、画像の赤い部分が100円ショップで買った11.5センチ×8.5センチの鏡で、この鏡が重要な働きをするものです。さて何でしょうね???。

さて、明日は久屋大通公園で展示会です。その準備に大忙し?でした。TさんやKさんと一緒に全て準備完了、台風が接近していますので、お天気が心配ですが、ともかく早く寝ないと・・・。

"木陰で一休み”
(rest for a while in the shade of a tree)
昨日は本の買い物と銀行(ヒロパパでも銀行に用事はあるんです!)の用事で街中へ行ってきました。いつも行っている”丸善”と、今度初めて行ってみた丸善と通りをはさんで向かい側にある”マナハウス”です。
実は、丸善にはよく足を運んでいましたが、目と鼻の先に丸善と同じような規模の本屋さんがあることに気がつかず、先日Tさんに教えられての訪問でした。何故気がつかなかったのかな・・本屋だという看板がビルの横道に掲げてあった、大通りに面した看板が1階の上で多分街路樹等で目線から外れてしまっている、こんなことかなとは思いますが、ヒロパパがこの辺を歩く時は丸善に行く目的で歩いていますので、真面目そうな顔をしてあまり余所見をせず・・これが本当の原因なのでしょうね。

さて、銀行の方はというと・・、このところ銀行各社は個人の顧客を取り込もうと必死?、プライベート・バンキング・オフィスと称した、通常見られるカウンターの銀行の雰囲気とは違った静かな応接空間を用意して優越感を味わってもらおう、貯蓄以外の新しい金融商品を売り込もうとの作戦で、ヒロパパも何時の間にか登録されていて、今回初めて静脈認証のカードを作ル為行ってきました。綺麗な受付のお嬢さんに応接間に案内されちょっと優越感を味わってきました。
個人識別の方法として網膜、指先、手のひら・・といろいろあるようですが、この銀行は手のひらの静脈の形をカードのICチップに記憶させる方法を取っています。主流としてはこの手のひらと指先があり、将来どちらになるか分からない、でもどちらでも使えるよう支払機として両方の読取り機を用意するよう金融庁から指導されている・・との話でした。まだこのカードが使えるのは同一の銀行の支払機だけ、しかも銀行の再編成で旧い銀行の名前が全部並んでいるこの銀行も、まだまだ統一されるのは先のお話みたいで、旧xx系はこちら旧xx系はあちらとユーザもその区分けに苦労しています。

さてさて、掲載した写真は何?・・、用事を済ませての帰路、久屋大通公園・エンゼル広場を通っていた時出合った銅像です。遠目に何か黒い人が二人ベンチに座っている?、写真のお母さんとお子さんがベンチに腰掛けてお休みをしていました。
作者名等は目に付くところには無くどなたの作品かは分かりませんが、昨年万博で出合った寺澤孝明氏の作品”緑陰”を思い出しました。もしかしたら寺澤さんの作品?、ヒロパパは作風をみて判断できる知識は持合せていませんので、今度行った時には周りで作者名等の有無を見てくるようにします。

"国際地理頻道精選”
(Photo from National Geographic)
たびたびこのホームページに登場している台湾のWさんから、またまた綺麗な画像が送られてきました。説明に「国際地理頻道精選」と書かれていて、最初はこれ何〜に?だったのですが、英文の説明で、雑誌「ナショナル ジオグラフィック」に載った画像を選んだものと分かりました。
この雑誌は多分100年位前からあるのではないかと思いますし、日本版も発行されています。
使われている画像が素晴らしいことと、単なる写真集ではないことで人気が有る雑誌です。
上の写真はリオではないかと思いますが、こんな写真をヒロパパも撮ってみたいな・・。

ナショナルジオグラフィックのホームページにアクセスすると、綺麗な壁紙をダウンロードすることができます。お試しになってみてください。

追記(9月16日);漢字で書かれた「国際地理頻道精選」の「頻道」の意味が分からなかったのですが、これがわかりました。今日近くのファミレスでの昼食時、どうも中国の方と思しきウエイトレスの方に声を掛け聞いてみました。
「ニー、ツォンゴウレンマ」、「トイ」・・と言うことで、分からなかった「頻道」が日本語では「番組」とか「プログラム」とか「記事」とか意味で、訳としては「国際地理という雑誌に掲載された中から選び抜いた写真」とでも訳したら良さそうです。

追記(9月24日);「頻道」が何かについて、もう一つ情報がありました。実は先日から我がパソコンに入っているノートン・アンチウイルス・ソフトのライブアップデートができない・・そこでサポートセンターに電話をしました。電話に出てきた方がどうも日本人ではない、お聞きしてみましたら中国の方でした。そこで「この電話何処で取っているの?」と聞いてみましたら「”大連”です」とのことでした。何処に繋がっても言葉だけの話ですので驚きませんがちょっと日本語が聞き取り難く苦労しました。この時再起動を繰り返すことが必要で空いた時間に世間話、この「頻道」の意味を聞いてみましたらテレビのチャネルにもこの「頻道」が使われているとのことでした。どうもこの訳の方が当たっているみたいですね。
問題のアンチウイルスソフトはライブアップデートの部分を再インストールして正常に動作し出しました。

"チョウセンゴミシ(朝鮮五味子)かなッ?”
(Cyosengomishi?)
少し前になりますがいつもの点けっ放しのテレビでイ・ヨンエさんのインタビューをやっていました。
実は、「冬ソナ」の時は皆さんは何故あんなに熱くなるのか・・と見向きもしなかったのですが、このイ・ヨンエさんが主演の「チャングムの誓い」を見始め、今も見続けることになってしまいました。痛みつけられてもその都度這い上がってくる根性と理知的で聡明なな役割、最終結果が分かっていても今回はどんないじめがあるのかなと、心配でついつい見てしまいます。
このインタビューの中でのチョウセンゴミシを原料としたオミ茶(五味茶)を飲んでいるとのお話しに、チョウセンゴミシを調べてみました。葡萄の様な房の実を付ける、何処かで見た覚えがあるとパソコンの夏行った山のアルバムを調べたのが掲載した写真です。
房の付き方と大きさからするともしかしたら「チョウセンゴミシ」かな?、この時期(8月上旬)は実が青く良く分かりませんが、これが赤く熟したらそのもの、もし青黒色に熟したら「マツブサ」、それと「ヤマブドウ」の可能性があるな?・・とどちらにしても今度行った時が楽しみです。ただ、小鳥達の方が目ざとく見つけていて熟したらもう直ぐ無くなっているのかもしれません、網でも掛けておかないと・・。

「チョウセンゴミシ」について詳しいホームページがありましたので詳しくは参照ください。

"向日葵の種の数は?”
(Seeds of the Sunflower)
先日10日は久々に我々の向日葵畑のメインテナンスでした。既に咲き終わりうなだれた花を切り取ること、茎の部分を根っこから引き抜くこと、雑草を刈り取ること、この三つを面積で言えば半分程度済ませました。まだ半分残っています。枯れた花は垣根に掛けて自然乾燥させ、油を絞ったり来年の種まきかな?。
上の写真は、8月上旬のもので、実は満開の時期は居なかった為残念ながら写真がありません。

下の写真は、持ち帰ってきた花の一つ、一つの種子からいくつ種が出来るのかな?と調べてみました。
写真の向日葵は、直径;19センチ(曲面に沿っては20.5センチで、写真の範囲(30°)で採れた種子は125個でしたので、この個体では一個の種から約1500個の種が育ったことになります、すごいですね!。勿論、受粉率とか発芽率とかもっと難しいお話しがありそうで、蒔いた時全てが育つ訳ではないと思いますが・・。
向日葵の花は、これよりづっと大きい直径で1.5倍から2倍のものがありましたので、もし種子の大きさがほぼ同じだとすると6000個位になるのかもしれません。
因みに計算すると、1平方センチ当りの種子の数は、約4.55個となります。全体の本数と花の大きさの平均値でもわかれば、この畑で採れた種の数の大よそが計算ができそうですね。

"スホウチクの花”
(Flowers of Bamboo)
写真は9月10日の自然観察会の折り見かけたスホウチク(シュチク)の花です。
スホウチクの開花については2004年7月2日に東山植物園のものが花を付けたということを話題にしましたが、竹の開花周期は良くわかっていないというのが現実の様です(参考のホームページ)。
このスホウチクは地下茎が短いか発達しないバンブーの仲間ですが、地下茎で伸びる孟宗竹や破竹についてもそのエリアで自分達が増えすぎ子孫を増やすことが出来ないと判断した時、又は寿命が来た時、これの両方の条件が関係して花を咲かせて種子で子孫を残そうとする・・良く分かりませんがこんな理由であれば分かり易いですね?。多分これを確かめる為には、種子から育ったものをコンクリートで囲った狭いエリアで育て世代をまたがって人の寿命の2・3倍の期間づっと開花するのを待つ、これで分かるかもしれません。
このスホウチクの花は、全体ではなく周りだけに花を付けていました。この株が今後どのように変化してゆくのか興味深く眺めることにします。ただ、前述した植物園のスホウチクが枯れたということは聞いていませんので花が咲くと即枯れるとは一概に言えないということなのでしょう、又、種子から発芽したものが育ったのかどうかも聞き忘れています。今度機会をみて確かめてみます。

"今日は「くも」づくし”
(some Spiders)
世の中には本当に素晴らしい専門家が大勢おられます。虫の世界では、蝶のプロ;Nさん、蛾のプロ;Tさん、ゾウムシのプロ;Iさん、蜂のプロ・・、今日は、蜘蛛のプロの皆さんと一緒に自然観察会でした。

写真はその時見かけた、良く目にすることができる蜘蛛、上左から、ジョロウグモ、ハツリグモ、ナガコガネグモ、イオウイロハシリグモと教えていただきました。
それに蜘蛛は、糸を張るもの、地面を這うもの、孔にかくれているもの、糸の張り方にしても円形のもの、放射状のもの、工事用の糸を切るもの・残すもの、粘着性のある糸と無い糸があり蜘蛛は瞬間的にこれを切り替えて吐き出していること、塵棄てようの糸が決まっている・・等々、おもしろいお話しを聞く事ができました。お恥かしいお話しですが、ヒロパパの”蜘蛛はどれも蜘蛛”の概念から一歩前へ進んだ気がします。
途中、シジミ蝶やばったを食べているクモ、カマキリに食べられているクモ、孵ったばかりの子クモとそれを守っている母クモ、近くにそれを狙っているカマキリ、こんなものも目にすることができました。
面白いもので、今日は蜘蛛についての観察です、といわれると妙に蜘蛛の姿が分かる・目に付くものです。何について同じとはおもいますが、興味を持つことだけでもその情報が飛び込んでくる、・・興味を持つことは大切なことですね。
さて、写真を見て気がついたことですが、写真の蜘蛛はジットしているときはみんな頭をしたに向けている、獲物が糸に掛かった時下からよりも上から糸を獲物に巻き付けた方が有利だから?・・質問時間に聞いてみればよかった・・!。

思い出しました、そういえば、今年3月(3月21日)のこのホームページのFour-7マイルストーンを跨いだ方;Kさんも蜘蛛のプロでした、元気で研究を続けていおられるのでしょうか?、

"シラタマホシクサが咲いていました”
(Shiratamahoshkusa)
写真は「シラタマホシクサ」、別名「コンペイトウグサ」、咲いていました。
「シラタマホシクサ」は、絶滅危惧植物U類(VU)に分類され、地すべり等により攪乱され、遷移の進んでいない、日当たりが良好で開けた、鉄分の多い酸性の湿地に、しかも伊勢湾沿岸を中心に三重、愛知、岐阜、静岡にしかない分布の限られたもの(これらは図鑑をそのまま転記しています)とのことです。

写真のシラタマホシクサは、インターネットで見られるものに比べ花部が小さい又はまだ開いていない?、それに群生の範囲も狭い?気がします。それでも可愛く咲いています。たくさんあれば芳香も漂うとも図鑑には書いてありましたが、残念ながら近づけず香りは未体験です。

ここの湿地は、少なくとも日当たりがそれ程良好ではなく又開けているともいえませんので、そのうち成長した周りの樹木を間伐しないといけないのでしょうね。それに攪乱された土地のほうが良いとすると、ここの湿地も冬になったらひっくり返す方がいいのでしょうか?。

"ペーパーエンジニア?、ポップアップ?”
(Pop-Up)
面白い本を見つけました。本を開くと左の写真の様に怪獣が飛び出てきます(左の写真)。しかけ絵本やクリスマスカードで使われているものです。
この本は、これの作り方を実物と説明で示してあり、立方体、円柱、コーン、ピラミッドの様な基本形から、これらの組合せや鳥の嘴、アーチ、テント、コイル、プルタブ形式のものまで、真似をすれば直ぐ出来そうなくらい丁寧です。

以前(2004年12月4日の話題)、年間を通して使えるカレンダーを考えたことがありましたが、考えてみましたら、これもこの本で説明してあるプルタブ方式のものであった、となると、月による日数のちがいやうるう年の処理の仕方が工夫すれば出来るかもしれない、それにミウラ折りの手法を本の中の小さな本として利用できるかもしれない・・・と夢は膨らむのですが・・いかんせん、意欲においても知識的にも技術的にも不足するものが多く何時になったら完成するのか・・・。

参考までにこの本の名前を記載しておきます。
「しかけ絵本の基礎知識”ポップアップ”」
(デビッド・A・カーター/ジェームス・ダイアズ共著、訳;岡松きぬ子、大日本絵画;発行、¥3,900.-(税抜き))

"ストローでつくる正多面体の飾り”
ー「環境デーなごや」の準備ー
(a Straw Work of Polyhedron)
写真は、前々から「ちゃんと練習しておけよ!」と子ども隊隊長のTさんからきついお言葉(きついお言葉はなかったのですが、本意は多分前述の通りと理解して、でも、本当は喜んで自らですが)に、今日初めて作った「ストローの正四面体」です。インターネットからの資料によると、正四面体の対象は未就学児童から小学校低学年向き、この程度でしたら丁度ヒロパパと同じレベル、同じ長さに切った本物の麦わらに一番細いゴムひもを通して慣れれば数分で出来上がります。
これ以外に、正8面体、正20面体・・等々もあり、これらはレベルが上で、これから練習しますね・・Tさん。

何故これをヒロパパが練習しているのか?・・それはね!・・名古屋では毎年「環境デーなごや」と称して展示会が開催されています。この展示会に「なごや東山の森づくりの会」としてブースを出すと同時に、もう一つ「こども東山の森づくり隊」としての展示もすることになり、ここでのお客さん集めにこのストロー細工に一役課ってもらおうというのが隊長;Tさんおもくろみです。
この展示ブースには、パネル展示も行う予定で、写真や資料の拡大プリントをJさんやTさんにお手伝いいただきながらパネルに貼り付けたりと、飴とムチ?、褒め上手・その気にさせることの上手?なTさんにのせられて準備に奮闘中です。約半分程度が出来上がりましたが、残り1週間強、がんばりま〜す。

今年の「環境デーなごや2006」は、9月17日(日曜日)に、久屋大通公園で開催され、我が「こども東山の森づくり隊」のブースは、”もちの木広場(テレビ塔のすぐ南側)”の”31番ブース”です。
こども隊隊員の皆様、保護者の皆様がたくさん遊びに来てくれれば最高ですね。

"梨の収穫”
(Delicious Pears)
写真は時々このホームページで紹介している「梨園」、梨がたわわに実っていました。品種は「幸水」とのこと、道路際のこの梨園のオーナーの方のご自宅の、控えめな「梨・販売してます」の立て看板に早速買い求めてみました。
オーナーのおじさんもヒロパパを覚えていてくれて、世間話をしながら、「今年は形は小さいが甘さはあるよ」との言葉どおりで採れたての梨は美味しかったですよ。

枝の剪定作業(今年1月18日の話題)やどれを残すかの選果作業(今年5月14日の話題)、それに下草刈り、肥料を与えたり害虫駆除と様々な作業を経て初めて実る、遊んではいられない、大変ですね。

以前、温室メロン(マスクメロン)の栽培を見た事がありました。
必ず接木をする、花が咲いたら??番目のみ一個だけ残す、葉っぱの枚数を??枚にする、温度・湿度管理・・この作業を経てあの美味しいメロンが一本から一個だけ出来上がる、1個5・6千円以上するのも肯けます。

林檎にしても葡萄や桃も、小泉首相も宣伝しているみたいですが日本のものは美味しい、ヒロパパも海外での仕事の最中で一時帰国した折り、桃をお土産に買って行ったことがあります。
勿論、現地の空港を出るとき防疫でチェックされそうだ・・と分かっていて没収されたたら諦めようと覚悟の上・・他の荷物の下にいれ隠したつもりが、案の定、荷物検査で分かってしまい、すごすごと検疫の窓口へ、このような時は”言葉が分かりませ〜ん”という顔をして、されるがままにしていましたら、諦めたのか、そのまま桃の箱を返してくれました。この桃、現地の皆さんと美味しくいただきました。

さて、この3日間、このホームページのアップデートをお休みしてしまいました。
3日の日曜日は森づくりの会の定期活動日で東山公園南部緑地で孟宗竹の皆伐作業、今回は60名弱の参加で多く、企業単位での参加があったみたいです。大きくなった竹が道路側に倒れないよう必死でした。
4・5日はその疲れとその他やっておかなくてはならない資料作りでお休み、皆勤賞を狙っていたので残念!。

"雌の蚕蛾”
(a Female Silkworm)
写真は少し見難いとは思いますが、8月7日にも話題にした蚕蛾で、もう一人の里親;Taさんの家の冷蔵庫でお休みをしていたもの、常温で繭から羽化したとのことでした。
ご覧ください!、雌の蚕蛾(翅が大きいもの)が羽化し、その周りを多数の雄の蚕蛾が小さな翅を震わせて騒ぎまわっていました。

Taさんのお話しに因ると、蚕蛾の雄は雌の蚕蛾が羽化する前から騒いでいたいたとのこと、とすると雌は繭から出る前からフェロモンを出している、こんなことが考えられます。
8月7日の時は、騒いでいた蚕蛾はいませんでしたので雌が居ない事が最初から分かっていたのでしょうね。

それでは、雌の蚕蛾は何時からフェロモンを出し始めるのでしょうか?、普通に考えれば、繭の中で羽化する直前、卵が成熟した時に・・と思われますが、このへんのことについては、このホームページの読者「のなさん」のご子息が蛾の専門家で、しかもフェロモンの研究をなさっておられるとのこと、一度ご意見をお聞きしてみたいですね。

"葛の花”
(a flower of Kudzu)
今日から9月、9月になったからではありませんが今日だけは過し易い一日でした。
今日は昨日も話題にした当家のおばあちゃんの健康診断のための定例の病院通い、毎回診察の間の付近の散策で、写真の葛の花がいっぱい咲いていました。芳香がありますので直ぐわかります。

葛の名前は、昔から大和(奈良県)の国栖(くず)が葛粉の産地であったことからとのことですが、ご存知の様にものすごく生命力の強い植物です。この生命力の強さから海外で堤防を守る為植えられた、ところがそこでは日本でのセイタカアワダチソウみたいに外来種として嫌われるはめになってしまった・・こんなことも聞いたことがあります。

多分今盛んに澱粉を根っこに蓄えて最中と思います。今年の冬にまた葛餅づくりが行われることと思います、楽しみです。
前回行われた葛餅づくりの話題を参考までに記載しておきますので、ご自分でも試してみてください。苦労したわりには収量がすくない、だからこそ美味しい・・という印象でしょうか。それに葛根の上澄み液での染色は既にためしてみました(2006年7月10日)が、澱粉を抽出した後の細かい葛根での紙漉きはまだ乾燥させてそのまま、もう少し作り方を調べて試してみます。

●葛根掘り(2006年2月12日)
●葛根洗い(2006年2月14日)
●澱粉抽出(2006年2月19日)
●澱粉精製・乾燥(2006年2月28日)
●葛餅づくり(2006年3月4日)