2007年4月のつぶやき
世の中には、綺麗なもの、不思議なこと、奇妙なこと、可笑しいことがいっぱいですね。
気がついた折紹介しています。
2007年4月30日

”もう夏日?”

(Today is in the middle of summer??)

アルバムへのリンク;「街角スナップ」

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今日は穏やかな五月晴れの陽気、日本各地では夏日のところが多かったとの報道がありました。
写真は、平和公園・メタセコイア広場の連休なか日の今日の様子、新緑が美しく、木陰で皆さんバーベキュー、香ばしい匂いが漂っていました。

実は先週から、来月に実施する子ども隊イベントのとき使用する配付資料の作成に悪戦苦闘していてやっと原稿を完成させ、画像をたくさん使っている為メールで送ることが困難、それではということでプリントしてチェックの為Tさんにお届け、その帰途この平和公園付近を散歩していたときの様子です。
右の写真は、となりの”さくらの園”にある池で、通りかかった際皆さんが揃って何かを見ている、お聞きしたら「カワセミ」が居るよとのこと、皆さんは双眼鏡で見えているみたいでしたが丁度双眼鏡を持ち合わせていなかったヒロパパにはよく見えない、そこで300ミリのレンズに切り替え見えないまま鴨君達の上を狙えば画面には入るはずとのことで何枚か撮ったうちの一枚です。帰宅してパソコンで確認、焦点は合っていませんが一応カワセミが2羽枝に仲良く止っている様子が写っていました。

子ども隊の資料は蝶についてのもので、〇〇蝶は□□の食草に産卵し幼虫がこれを食べて育つ・・こんな説明を記載したものです。イベント当日(約2週間後)何も見付からなかったでは可哀そう、そこで森に入って該当する植物の葉っぱを見てきました。該当する植物を捜し、葉っぱの裏を見ると何か白いものが光っている、この葉っぱを好む蝶の卵は緑色のはず、違うのかな、ここでも今度は携帯顕微鏡を持ってきていないのでよく見えない、マクロレンズを取り付け撮影したものが下・左の写真です。帰宅後確認しましたらすでに足があり卵ではありませんでした、しかも足が6本なのか8本なのか、6本でしたら昆虫ですが8本でしたらダニ?とのこと、これ何なのでしょうね?。それに同じ植物の別の葉っぱに写真下・右のものが、これも何かの幼虫かな?と撮影してTさんにお聞きしたところ、これはカイガラムシとのこと、幼虫ではありませんでした。ナノハナにモンシロチョウは大丈夫そうですが、それ以外についてはこの様に確認できず、後2週間で卵や幼虫が育ってくれてればいいのですが・・、ちょっと心配・・。
それに今度からは散歩のとき双眼鏡と虫眼鏡や携帯顕微鏡は必需品になりそうです、忘れないようにしないと・・でも重たそう・・。

余分なお話し・・・このところヒロパパは目が衰えてきたのかな〜(誰ですが陰で、「目だけではないだろう・・頭もだよ」っていっている人は)。
名前で字画の少ない人を”字画が足りない=自覚が足りない”というそうです。ヒロパパの名前の字画は22画あります、充分に字画は足りている=自覚していると思っていますが・・。

”物思いに耽るワンちゃん・山岳ガイド犬?”

(a Mountain-Guide-Dog?)

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草原(本当は湿地ですが)に一人静かに物思いに耽るワンちゃん、1昨日の風景です。

1昨日(27日)は平和公園南部緑地の昔田畑があった場所(現在は湿地)での地質調査があり見学してきました(右の写真)。
数箇所を専用の穴掘り器(手で掘る、小さなスコップを2枚向かい合わせた様なもの、名前は分からない)で掘削し、表面から順番に掘り出し、表土・山砂や途中の粘土層の状態・質・厚さを調べてゆくもの、例えばそこが稲田に適した層をしているかどうかを調べることも目的の一つでした。
ご指導いただいた方は現役の地質関係のプロ、この地質は稲田に向いている、向いていない・・等々の助言を得ることができました。ヒロパパが調査結果についてここで詳細に説明する能力を持ち合わせていない為省略いたしますが、砂とは、粘土とは、礫とは何、その定義は、シルトって何、チャートって?次々と新しい知識や言葉に出会うことができました。これから少しずつ順番にでも覚えられれば楽しいでしょうね。地質学について広島大学のページがありましたので、まずは読んでみようかと思っています。

さてさて、冒頭のワンちゃんは何?、このワンちゃんはプロに同行された方のワンちゃん、この方は登山家で山に一緒に行くそうです。しかも遠い山から一人ででもちゃんと帰ってくるとのこと、渡り鳥は景色と地磁気?とも聞いていますが、ワンちゃんは目的地がどこかをどうやって判断しているのでしょうね。
それに山岳救助犬は有名ですが、山岳ガイド犬って聞いたことがないと思います、が・・ヒロパパが昔、学生時代、奥日光から奥鬼怒を旅行した時、この山岳ガイド犬に出会いました。
帰途、とある山小屋を朝早く出発して暫らく歩いていると何処からともなくワンちゃんが一緒に歩いてくれていた、道が二股に分かれているところでは、呼ぶと戻ってきてくれて”こちらだよ”と言わんばかりに片方の道を先導してくれる、最終的にはバスの終点まで一緒でそこに着くと役目を終えたとばかりに一人でトコトコ戻っていった・・こんな経験をしたことがあります。確認はしませんでしたが、多分その山小屋の飼い犬で飼い主がその道を何度か往復していてその都度付いて歩き、同じように振舞ってくれたと思われますが、心が和む楽しい一時でした。このワンちゃんは既に天国と思いますが、づっと覚えているよ・・ありがとう〜。

”続々続くマンション建設”

(Luxury Flats in rapid succession)

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このところ自分でも可哀そうなくらい建築中の建物が気になってしまいます。昨日と今月17日に話題にした”グランドメゾン星が丘山手”(これは平和公園南部緑地の南側だったのですが)に引き続き、今度は西側に写真の様にクレーンが今忙しく動いています。マタマタ〜!と工事現場に足を運んでみましたら、やはり分譲マンション、仮称;プラウド東山公園、最多価格帯;4千万台、地上7階地下1階・・でした。現在は2階までの足場工事が終わった状態とのこと、完成すると写真手前の枯れた松程度までの高さになるのでしょうね。
以下邪推かもしれませんが、この地区は高度制限が20メータ地域、その為わざわざ一部を掘り下げ地下一階を作り平均地盤面を下げトータル8階;24・5メータの建物を高度規制20メータ以内に収めた・・こんな気がします。事業主も苦労しているんですね。
今度の高度地区拡充計画では、地下鉄星が丘周辺が無制限地区になります。商業ビル、多目的ビルのもっと高いものが、平和公園北部は墓地地域で問題は無いにしても西側、東側には20メータ級のマンションが・・、10年後・20年後はニューヨークのセントラルパークみたいな様相を呈する?、これの良し悪しは個人によって考え方が違うのでしょうが、緑豊かな自然、風が爽やかな街並みがだんだん失われてゆく、こんな心配をしています。

願わくば、自然環境保全の為、ヒートアイランド現象を防ぐ為、景観を保全する為、”景観整備地区としての指定”を名古屋市全域を取り囲む位の気持ちで大鉈を振るって決め、この決めたエリアでの高度規制、緑化規制を現行より厳しくする、名古屋市長殿、これくらいの英断をしないとCBD-COP10を誘致しても恥をかきますよ・・と・・弱々しい小さな声で叫んでいますが・・。

”名古屋市役所と情報公開請求”

(Nagoya city Hall & a Sunshine Law)

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写真の建物は何かご存知ですか?、手前が名古屋市役所、奥が愛知県庁です。なかなか趣のある建物で気に入っています。これも都市景観の一つですね。
さて今日の話題は昨日からの物語の続編?、昨日は名古屋城公園に行ったわけではなく名古屋市役所へのご用でした。訪問したところは”名古屋市市民情報センター(西庁舎1階)”で、目的は「情報公開請求」の為です。
何を血迷って!といわれそうですが、今月17日に話題にした巨大分譲マンション”グランドメゾン星が丘山手”について宿題として残っていた問題点を解決する為です。

問題点とは、
●名古屋市都市景観条例に沿って届出があったのかどうか?、
●届出があった場合は、その届出者が誰で何時あったのか、その届出内容は?、
●その届出に対して名古屋市都市景観室の回答は何時、誰の名前で回答しその内容は?、
●もしその回答作成の為外部有識者がアドバイザーとして加わっている場合は、その名前と経歴、経歴が困難であれば都市景観室がその方をメンバーとして選定した理由、
これらを情報公開して欲しい・・これが宿題でした。

手続きは、情報公開請求の相談窓口へ、今回は予約無し多分空いていた為か直ぐにその部の担当者が出ていらして前述の内容を聞き取っていただき、対象部署と連絡を取り単語を選びながら”行政文書公開請求書”に記載して提出する、これだけの処理です。通常は対象部署から延長要請がない限り2週間で回答が出てくる、写しを希望する場合は1枚10円のコピー代を郵送を希望する場合は切手代を支払うことが必要ですがそれ以外の費用を支払う訳ではありませんでした。

最終的には行政文書公開請求書には、”グランドメゾン星が丘山手について、1)大規模建築物等の届出に係る文書一式、2)アドバイザーの氏名、その選定理由及び任期”という記載で前述の情報が得られるとのこと、これを提出してきました。・・でもこの書類の”請求する行政文書の名称又は内容”の部分について、行政文書の名称なんて普通は分からない、その間を取り持つのが相談窓口の担当者?、本当にこれで欲しい情報が全部得られるのかどうかちょっと不安が残っていますし、本当は市役所の言葉ではなく前述の要求内容をを書きたかったのですが・・。もしかすると出てきたものでは分からず何回も往復することになるのかな〜。

さてさて・・、これでマンションの建設が中断する?・・とんでもない・・もう分譲が始まり4千万から1億数千万する部屋が残り少ないと聞いていますし、これはそのまま森の上からニョキッとそそり立つことになるでしょう。
では今頃になって何故こんな行動をしているの?、建物を建てる場合の建築基準法や都市計画法等の条例で明確に決まっているものが多いものの、現時点では景観に対して法令や条例では明確化されていない又は罰則規定が少ない・・従ってプロフィットを重んじる事業主は性悪説で考えた場合は景観を無視して建設する、そこで一番早く計画を知ることができ、景観を監視する責務を負っている名古屋市だとこの「都市景観室」の対応がキーとなる、ここのオペレーションを知ってもし適切な対応が取れていない場合は改善要求をすること、またこの部署にとって、このような情報公開請求されたということそのものがこの部署の作業品質の改善につながる、こんなことを期待していますがどうなんでしょうね。恐れるのは、この部署の関心事が街並み保存、景観を損なう屋外広告が中心で自然との調和、緑の確保は二の次?だと心配なのです。今日の情報公開請求だけでもプレッシャーに感じてくれないかな〜。

おまけのお話し;米語で俗語とは思いますが、情報公開法を”Sunshine Law”というはずです、これ面白い!。
それと大分前にシリコンバレーに居た事があります。土地が広いからなのでしょうか、広い敷地に平屋の瀟洒な住宅、周りにはユーカリやベイ松の森、高いところから眺めても屋根がちょっと見える程度で自然と調和した景観でした。日本では無理なんでしょうか。

”名城公園の藤の回廊”

(Wisteria Flowers at Nagoya-Castle-Park)

アルバムへのリンク;「街角スナップ」

名古屋城の北側の名城公園には藤の回廊があります。「三尺藤」と「九尺藤」が咲き始めています。写真の白い花の藤は「白野田藤」で少し遅れて咲き始めます、・・といかにも藤の名前を良く知っているかの様に書いていますが、ここの藤には名札が下がっていますので助かります。藤特有の香り、昨日話題にしたサツキの香りも同じですが春ーーー!といった香りです。

右の写真は同じ名城公園にあるオランダの風車です。入口と書いたドアーに行ってみましたら、”オランダ風車運転、内部公開のご案内、名城公園では下記の期間、風車を運転し、内部を公開しております”の文字に期待したのですが、土・日・祭日の断り書きがあるものの期間の欄はペンキが上塗りしてあり分からない、運転・内部公開する前にここに期間を貼り付けるのでしょうか、それとももう運転や公開していないのかな〜?、あまり期待させないで・・。

さて、暇に任せて名城公園へ・・ではありません、ちゃんと用事があってなのです。どんな用事?は明日話題にすることにします、と物語の続き物みたいに皆様には期待させています。

”サツキツツジの確認”

(a mystery of an Azalea)

アルバムへのリンク;「花・植物ー春」

数日前から新しい資料の作成に取り掛かりました。5月に行われる子ども達対象の”冒険ハイキング”の時配付する資料で蝶の幼虫と食草の関係をよく見かける代表的な蝶についてまとめようとするもの、皆さんから情報や資料をいただき取り掛かり始めました。この資料は完成したら又話題にするとして、ちょっと目が疲れましたので一休みして散歩です。
写真は散歩途中で見かけた、昨日も話題にした今咲き誇ってるサツキツツジです。昨日とは違った場所で、昨日の花糸・花柱の色と花弁の色の関係を一つ一つ確認をしてきました。
残念ながらというか・・当たり前というか・・花弁の色と花糸・花柱の色は相関関係にある、赤いものは赤い、白いものは白い、混ざっているものは混ざっている、花弁に分化する細胞と花糸・花柱に分化する細胞は形は異なって発達するが色の細胞は同じDNAを持っている、こんなことかなと理解することにします。

もし皆さんが、サツキツツジで白い花弁に赤いオシベやメシベの花糸・花柱が赤いもの、又はその逆のものが見付かったら教えてくださいね。

”サツキの花の不思議”

(a mystery of an Azalea)

アルバムへのリンク;「花・植物ー春」

近くの公園で咲き始めたサツキ、甘い香りを漂わせています。
写真上・左の写真は昨年5月11日に話題にした紅一点サツキです。今年はどうかなとこのところ近くを通るたびに気にしていましたが、昨年に比べ明瞭に紅一点にはなっていませんでした。
それ以外は多分名前の難しい園芸種?、名前は気にしないことにします。

さてこの花を見ていて、気になってしまったことがあります。
画像を拡大してよくご覧ください、エッ!、どこを良く見るの?・・それはオシベの花糸とメシベの花柱の色です。白い花弁だけのものは全て白い、色が混ざっているものはそれなりに、赤い花弁のものは全て赤い、今度は花糸や花柱が花弁の色と違うサツキ、例えば赤い花弁のサツキに白色の花糸や花柱みたいに、こんなのが有るのか無いのか、見かけたら覗き込んで見てみることにします。そんなこと調べてド〜スルの?・・ご尤もですね。

右下の写真は咲き始めた藤の花、これも良い香りを漂わせています。

”クロバナロウバイ(黒花蝋梅)”

(Kurobana-Roubai)

アルバムへのリンク;「花・植物ー春」

クロバナロウバイの花を見かけました。ロウバイ(今年1月7日の話題)ソシンロウバイ(今年1月5日の話題)は一応分かるようになった、ロウバイ科で片やロウバイ属でこちらはクロバナロウバイ属とのことですので、これと関連付けて覚えておけば忘れることはないであろうと、帰宅して図鑑を見ながら安心していたのですが・・・・がなのです・・このクロバナロウバイ属に他に同名のクロバナロウバイがある・・芳香があるほうが「ニオイロウバイ」、芳香がないのが「アメリカロウバイ」でどちらも「クロバナロウバイ」と呼ばれている・・インターネットで調べてみてもどちらも同じような顔をしている・・ギンヨウアカシヤとフサアカシヤのどっちをミモザと呼ぶの?・・と同じように又頭の中で混乱しそうです。
撮影時芳香を感じませんでしたので、これは「アメリカロウバイ」と芳香のあるニオイロウバイを確認するまで思っておくことにします。

花の色は暗紫色いわゆるチョコレート色です。今盛りのモクレンの花や今月18日に話題にしたミツバアケビの花の色に似ています。他の花の花弁が黄色や白、ピンク等華やかなものが多い中、人の目で見た場合艶やかさがない、でも昆虫達は紫外線を含んだ視覚を持っている?、とすると花のネクターサインや受粉が終わった花の区別、雄雌の別等まったく別の見方が出来ているのかも知れません。モンシロチョウを紫外線で見てみると、雄は紫外線を吸収して黒く見える、雌は反射して白く見える、フェロモン以外視覚でもこんな違いがあると聞いたことがあります。
紫外線画像は、テレビで見たことがありますので、技術的には可能そうですが、ふつうのデジタルカメラではどうなんでしょう?、紫外線を可視光線に変換するフィルターがあれば、それをレンズに取り付け撮影できるかもしれない、そんなフィルターあったら面白い、調べてみよっと!。

”テントウムシ”

(Ladybug or Ladybird)

アルバムへのリンク;「小鳥・昆虫・動物」

昨日に引き続き虫の話題です。

今日は森づくりの会の里山班で、菜の花畑の雑草採りと耕しの作業でした。新しい耕運機も届き順調に作業・・とゆきたかったのですが、途中で耕運機の一箇所のピンとボルトがはずれ、器用な方が補修して作業は続けたのですが、無理な使い方をしたわけでもない、地面も石ころが多いわけでもなく柔らかいのにこんなに簡単に不具合発生とはとちょっと驚きです。耕運機は、即ち畑を耕す目的で雑草を切り取ってくれるわけではない、雑草が生えたまま使うと雑草が絡みついて能率が落ちる・・ということで雑草を手で刈り取ってからやっと耕運機が使える状態になる・・こんなことも新しい発見でした。

この作業中に見つけたものが上の写真です。「気持ち悪い」なんて言わないでください、これはテントウムシの幼虫(左)と蛹(右)です、・・といかにも知っていたかの様に書いていますが、周りの皆様にお聞きして分かったことです・・。

このテントウムシ、英語では”Ladybug" とか”Ladybird”、中国語では”瓢虫”俗語で”紅娘子”とか”花大姉”と呼ばれています、”天道虫”と言う名前はは中国から伝わってきたものではなく日本独自みたい、英語圏や漢字圏では”Lady”的な名前が付けられている?・・名前の由来を調べてみるのも面白そう〜。

”蝶の卵”

(an Egg of the Cabbage Butterfly)

アルバムへのリンク;「小鳥・昆虫・動物」

写真は菜の花の葉の裏、1ミリにも満たない小さなものがポツンとくっ付いています。菜の花のところで地面に寝そべってマクロレンズで撮影したものです。

これは何か?、プロの方に確認しましたので間違いはありません、”モンシロチョウ”の卵です。
蝶の卵は蝶によって色・形が違うと図鑑には書いてありますが、ヒロパパはやっとモンシロチョウの卵だけは見分けがつきそうになりました。
この卵はこれから孵化し幼虫に、その後蛹から羽化して成虫に、でもこの卵を産んだ成虫はどうやって冬を越したのかな?、成虫のまま冬を越すとも聞いていますが寒さを乗り切るのは大変だったのでしょうね。

慌てて訂正追記(2007年4月23日);モンシロチョウは蛹で冬を越すのが普通の状態とのことです。ただ、この頃の地球温暖化の影響か?冬も成虫が見られることがある・・ということで、成虫のまま冬を越すのは定常状態ではないとのことです。

”カルガモのご夫婦”

(a Pair of the Spot-Billed Duck)

アルバムへのリンク;「小鳥・昆虫・動物」

写真はこのところ良く見かける仲の良いカルガモのご夫婦です。人が近づいてもそれ程慌てる様子もなく一定の距離を保ってトコトコと歩き回っています。この写真は筆者の散策途中、行く手で遊んでおり、写真を撮った後そっと引き返しました。暫らくしたらコガモをいっぱい引き連れてここにに遊びに来ている様子が見れるのかな、そうであったら楽しいですね。
どちらが旦那で奥さんかはよく分かりません、今度鳥のプロにどうやって見分けるの?で聞いてみないと・・。

さてこのご夫婦が必要とする棲息環境とその広さはどれ程必要になるのでしょうか、営巣する為の葦原、その他の水辺についても人が手を加える方法や順序を間違えると、住めなくなったと言って何処かへ行ってしまいそうです。
今月1日に話題にしました葦原の葦刈りの時には、そこでは営巣した跡はありませんでしたので、もしかしたら残した部分の葦原かもしれません。
葦の成長の為には葦刈りは必要、でも全部手を入れるとこのカルガモご夫婦に影響を与えそう、難しい問題です。まずは葦刈りを半分づつ1/2年毎に小鳥達の営巣前に行い、営巣は残した方で・・と思いますがこの考え方は素人的発想で単純すぎるのかな〜。

”不思議な町名表示”

(a renumbering of lots)

アルバムへのリンク;「戯言」

画像をご覧ください、真ん中の太い道は今談合した・しないで話題になっている名古屋市の地下鉄工事が進行中の道路ですが、その下に「相川1」と「相川2」と言う文字が二つ記載されているのをご覧になれます。
別に二つあっても同じ場所を書いてあるだけ?・・ではありません、一つは”天白区相川”、もう一つは”緑区相川”なのです。
実は、ここに住んでいるある方のお話しで、「遊びにゆくよ」、「では住所はここだよ」と教えて、ただ待てど暮らせど現れない、後になって、「同じ番地へ行ったがお前の家はなかった、でたらめを教えたな」とクレームがあったとのこと、・・それまで筆者も気がつかなかったのですが、お隣合わせで、区が違い町名以下が同じ住所が存在する、面白いものを発見してしまいました。
通常はより広い道路や河川を境にするケースが多いと思われますが、何故わざわざ狭い道路なの?・・調べてみましたが正確な経緯は分かりませんでした。ここの区界は昭和55年に整理をしたとのこと、推定で、この時学区等の関係でこの地区の住民の意見が分かれ、では真ん中で分けてしまえ・・と、異なる区で同じ町名が隣りあわせで発生した、こんなことかなと思っています。
郵便物の配達は別の郵便局が担当していて誤配があったと聞いていませんし、前述の様な遊びにこれなかった等のトラブル以外あまり問題はないようです。

町名表示について、もう一つ・・、先日17日に話題にした巨大マンションで、看板に表示されていた地名と付近の町名とが違う、さてこの違いは何かな?とこれも調べてみました。
具体的には、看板に”千種区星が丘山手xx”と記載されているはずのものが”千種区田代町字瓶杁xx”と古い地名で記載されている??、地番と住所と違う?そんなことはないいはず・・結論は、この地区の町名変更が平成17年9月5日に実施され、千種区田代町字瓶杁xxから千種区星が丘山手xxになった、多分このマンションの建設に関する各種の申請時期が前述の日付以前だった?のでは・・と思われます。

さて、住所の表示がどのように決まっているのかご存知ですか?、地番が元になっていることは確かですが、例えば同じところに住んでいるのに本籍地の表示と住所の表示が違う、何故?と疑問をお持ちになられた方もあると思います。
多分大きな間違いはないと思いますが下記の様な理解をしています。
●土地にはその上に建物があるかないかに関係なく”地番”が割り付けてある。この地番は土地の登記簿による。
●”住所”はこの”地番”を基本に決める。町名変更の時は地番と住所が同期して変わる。
●住所表示でxx丁目xx番xx号の表示は、”住居表示地区”と定義してあり、xx丁目xx番までは地番と同じ、xx号は一つの地番内に多くの建物がある場合に順番に割り振ってゆく。従ってxx号は”地番”表示にはない。
●異なった地番内にまたがって大きな建物があり、そこを同じ住所表示にしたい場合は、地番のどれかを選ぶことができる。
●本籍地の表示は地番か街区符号としている、従って同じ本籍地の人が複数存在することは多々ありうる。

それにしても日本の住所表示は難しい、外国の例では、xxストリートxx番(左右で奇数と偶数に分かれている)のみ、地図で示す場合も、”線と点”で済むのが、日本では”面と点”でせざるを得ない、それに飛び番地が多い、基点がわかれば場所が想像できる住所の現し方にもっと良い方法はないものでしょうか?、京都市内も良い例ですが、アレだけ長いと書くほうが大変・・、多分区画整理や町名変更ですっきりさせているつもりなのでしょうね・・。

”毎年出会える可愛い花たち”

(Flowers are able to see on Every year)

アルバムへのリンク;「花・植物ー春」

先月28日に話題にした「シロバナヒメリュウキンカ」と同様、毎年同じ時期に出会える花で楽しみにしているものの一つが「カリン」と「ミツバアケビ」の花です。今年も元気よく花をつけていました。昨年はカリンが<4月22日ミツバアケビが4月27日でした。
前述の「シロバナヒメリュウキンカ」も同じですが、”そろそろxxの花が咲いている頃かな?”と行ってみてちゃんと咲いていると、”肌で感じることが出来るようになった!(得意げに言っています)”と何かものすごく得した気分です。
でもこの程度は序の口で、xxのプロと称される皆様はxxの卵はxx頃この植物のこの部分にあるはず・・等々全て肌で感じているのでしょうね。
今からでは遅いよ、歳なんだから・・と言われるのがオチですがプロの皆様の1000分の一いやもっと僅かですがこれでも自分では楽しいんですよ。

”森の上についに頭が現れました”

(Destruction of View on Higashiyama-no -Mori)

アルバムへのリンク;「街角スナップ」

今年3月5日に東山の森の周辺の自然が徐々に削り取られていることを話題にしましたが、今回もその一例です。

前々から森の上にクレーンが飛び出ている、だんだん何かが頭をもたげてきた、一体何?と調べてみましたら、「グランドメゾン星が丘山手」、一番背の高い棟(A棟、写真上右の一番左の棟)で地上23階(写真の出来上がった階数は分かりませんが付近のマンションと比べると少なくともこれの1.5倍以上は高くなりそう)、その他の棟は地上13階、A棟の販売価格;3,977万円強〜11,810万円の高級マンションの建設でした。
パンフレット(写真下左)には、”・・・マンションづくりの為に自然の姿を変えることはしない・・・”とどこかのコピーライターが一生懸命考えた?記述がありました。でもこの文章の対象は敷地内だけ?、写真(上左)からみて景観的には相応しくないと感じますが、皆様は如何ですか?。

それに付近を歩き回って分かったことですが、この地区の住宅地(写真下真ん中)に看板(写真下右)が掲げられていました。想像ですが、この地区の住民の皆様もこのマンションの建設計画に対して相当神経を使ったのでしょうね。

そこで素人なりに疑問に思ったこと(下記)を調べてみました。

●「建築計画の概要」の表示が現在ないことについて;
表示義務期間は、都市計画法(第29条)にて建築が始まる時期より建築基準法による許可が下りた時点までとなっている、従って現在は表示なし。
ーー名古屋市の該当部署に苦情・・・その条項を改訂して建築が終わるまで掲示するよう改めよ!・・と言ってみたが一応聞き置く程度の雰囲気で会話は終わった。

●建物の高さについて;A棟の高さは計画では41.29メータ
現行では、建ぺい率60%、容積率200%の地域、高度地区拡充素案では31メータ高度制限地域になる予定の地域
ーー残念!、規制がかかる前に滑り込み?。それにしても31メータでも高すぎると思いませんか。
追記(2007年4月19日);数値に誤りがありました。A棟の高さは地盤平均面より78.8メータでした。前述の数値は低層棟の高さを教えていただいたようです。

●環境アセスメント(名古屋市環境影響評価条例)から検討した結果
全体の敷地面積;11,975平方メータ、総戸数;245戸に対して、条例の対象事業の内該当しそうな「住宅団地の建設」とその他「開発行為に係る事業」での規定では、前者が戸数1,000戸以上、造成面積;100ha以上、後者が10ha以上で、この条例の対象とすることは不可。
ーー日影の影響を受けるコナラやアベマキその他の平和公園南部地域の生物が可哀そう!。対象事業の数値をもっと下げないと自然環境を守ることはできませんね。

●名古屋市都市景観条例からみた場合;
景観整備地区としてこの地域は指定されていない、一般地域として大規模建築物等の届出対象(条例第2条)より、31メータ以上又は床面積;10,000平方メータ以上が届出対象、従って届出されているはず、届出があった場合は有識者が助言する、その助言内容の情報公開の可否は現在調査中、それにこの条例には罰則規定はない。
ーー景観室Yさんからの回答は、”届出の有無、及びあった場合その助言内容について両方とも情報公開請求をして欲しい”とのこと。(独り言;届出があったとしても、助言内容は真っ黒に塗りつぶされた書類が公開される?)。それに”届出の有無”も情報公開請求しないと教えてもらえない、これも腑に落ちないな〜。

CBD-COP10に向かってこの平和公園南部地域の自然景観を整備しようという最中、世界から集まってきた皆様が見学においでになり、森の上に突き出たマンションを見てどのように感じるのでしょうね。
それに、ここには住民が住んでいるわけではないので住民としてのクレームはないが、名古屋市が管理していて自然景観に対する責任を持たなければならない地域、だから名古屋市がクレームをつける、待った!をかけることをしないと・・・、市民から何の苦情もなければ自らは動かない?のでしょうか。

何か割り切れない悔しい思いをしているこの頃です。

”踊り子三姉妹を紹介させてください”

(the three sisters of Odoriko-sou)

アルバムへのリンク;「花・植物ー春」

今日は「踊り子三姉妹」の紹介です。
三姉妹とは、「ホトケノザ(写真左)」と「ヒメオドリコソウ(写真真ん中)」、それに「オドリコソウ(写真右)」で、どれもシソ科オドリコソウ属、花期が3月〜6月、何処でも見られる野草、今後はこれらを「踊り子三姉妹」と呼ぶことにします。
先日森づくりの会のTさんが、「これはホトケノザだよね、これはヒメオドリコソウだよね、・・ではこれは何?」、ヒロパパは、「ホトケノザ」と「ヒメオドリコソウ」は判別がついていて、ホトケノザ・・・と言いかけてよく見てみたら葉っぱの色と花のつき方が違う?、Tさんに植物図鑑を調べていただいた結果、「オドリコソウ」であることがわかりました。そこでやっと"団子三兄弟”ならぬ”踊り子三姉妹”の揃い踏みです。
「オドリコソウ」の名前の由来は”折り編笠の踊り子”とのこと、それにしても着物姿で頭部を折り編笠で被った皆様は(2006年7月15日;越中・おわら風の盆の話題)優雅で綺麗ですね。

訂正(2007年3月10日);
右のものは「オドリコソウ」ではなく同じシソ科ですが「カキドオシ」でした。

”景観画像を動画で表示してみました”

(a moving picture of Kurashi-no-Mori's A5-point )

アルバムへのリンク;「森づくりの会」

東山の森の「くらしの森」、A5ポイントを動画で表示してみました。
画像部分にマウスを重ねてみてください、動画が再生されます。
下の画像(撮影日は異なります)は約180度の5枚の写真をつなげたもの、どちらが見やすいかとかどちらもあった方が良いかとかを検討する為です。
動画はデジカメで撮ったもので1画像15秒、1.35MBで2画像で2.7MB、下の画像が600kBありますので4倍以上のメモリーが必要となります。それに画素数が粗い、今流行のハイビジョンで撮ればいいのでしょうがメモリーは10倍以上必要になりそうで、ちょっと重たすぎる・・動画でアップロードする場合は暫らくはこの程度かな〜。

「東山の森・景観画像閲覧システム」内くらしの森A5ポイントも追記してありますのでご覧ください。

”訳の分からない顕微鏡写真”

(Which are "the Yellow sand"?)

アルバムへのリンク;「戯言」
我が愛車を本当に久しぶりに洗車しました、といってもガソリンスタンドの自動洗車器を通しただけで丁寧に洗ったわけでもないのですが・・。
さて何故洗車する気になったか・・・それは今ニュースになっている「黄砂」がうっすらと窓に張り付いた・・・こんな理由からです。そこで、そうだ「黄砂」の粒ってどんなものかな?と、洗車する前にワイパーに溜まっていたほこり的なものを採取して顕微鏡で覗いてみたもの(総合倍率;250倍)が上の写真です。
結論として多分この中に含まれていることは確かとはおもいますがどれが「黄砂」か良く分からない、大きな粒は周辺の砂埃、それと丸い緑掛ったものは花粉?、どちらにしても「黄砂」を見るためには電子顕微鏡が必要なのかな?。もう一つサンプルの採取の仕方が良くなかった、ワイパーに溜まったものではなく、フロントガラスにうっすらと積もったものだけを見たほうが良かったのかな・・と反省です。

毎年春になると話題になる「黄砂」、はるか中央アジアから偏西風に乗って毎年100トン以上飛んでくると言われ、これを調べる為にレーザー光を上空に向けて発射し反射光でその層の厚さを測定しているそうです。気象的には太陽光を遮る気温低下と空中に漂う為の温室効果への影響、健康上では喘息に対する影響等々悪いイメージもありますが、酸性雨を中和させたりミネラル成分をばら撒いてくれる、こんな良い影響もあると聞いています。確かにヨーロッパ各地では酸性雨が問題になっていますが東アジアでは酸性雨があまり話題になっていません、これは「黄砂」によるものかもしれませんね。
どちらにしても、”過ぎたるは及ばざるが如し、適当でほどほどに”が続いてくれればベターなのですが・・。

”立派な葉っぱがでてきました”

(about Konara's germination)

アルバムへのリンク;「植物・花ー春」
我家のコナラとアベマキに立派な葉っぱが付きました。画像の大きい方がアベマキ、小さい方がコナラです。コナラは生長が早いのもの2本で、これ以外のものはまだ先月23日の状態のものもあります。アベマキは約15センチ程度ですがコナラは一番大きいものでもまだ5センチ、コナラの移植の時期は何時がいいのかな、20センチ程度に成長したらとして1ヶ月3センチとみてあと約7ヵ月後の11月?、冬に入る時期で大丈夫なのかな〜。

履歴;
今年3月23日;幼葉がでてきました
今年2月27日;発芽
昨年11月13日;発根率98%
昨年11月2日;慌てて苗床を用意
昨年11月1日;もう発根した
昨年10月30日;観察開始

”シールひとまず完成”

(Seals for children)

アルバムへのリンク;「森づくりの会」
先月27日に話題にしたシールについて6回分を完成させました。作ったシールは、コナラを中心に春の花の話題、夏の若いどんぐり、秋のどんぐり、冬の発根、次の年の春の発芽でどんぐりの生長を順に追ったもの、「どんぐりシリーズ」と名前を付けました。
6回分ということは毎月参加したお子さんに対しては6か月で終わり、9月にはもう発芽の話題?時期的にはちょっと早すぎるのかな?、でも許してもらおう・・。
さて次のタイミングは、9月末までには次のシールを作ることになります。今回の様なシリーズものにするか、その時期に合った植物や昆虫にするか、どんなものが喜んでもらえそうか・・楽しみ・・です。

”どれがどれ?”

(Which is which,clam,littleneck clam and corbicula)

アルバムへのリンク;「戯言」
先月30日”貝合わせ”を話題にしましたが、この時購入した「シジミ」や「アサリ」、「ハマグリ」を眺めていて新たな疑問が持ち上がってしまいました。

さて皆様上の三つの写真は、「シジミ」と「アサリ」と「ハマグリ」ですが、どれがどれか判別できますか?。答は、左から前述した順番で並べてあります。

「シジミ」は成長した痕跡に直角に凹凸があるのでのでわかりやすいのですが、真ん中の「アサリ」と右の「ハマグリ」はとんと区別がつきません。
下の画像は、左の3列11個が「アサリ」、右の3列12個が「ハマグリ」、下2行が「シジミ」ですが、「ハマグリり」の方が少し大きなものが多い、それに幾何学的な模様がはっきり出ている、こんな程度で、はたして一個づつ「これハマグリ?、アサリ?」と聞かれても正確に答えることができません。
それではここでちゃんと名前が分かって書いているのは何故?、・・それはスーパーで購入した時のラベルがそうなっていた・・ということでこのラベルを信用しているだけのお話しなのです。誰ですか、安いものを買っているからこういうことになるんだ!といっている人は!。

産地では採れた場所で区別することも出来そうですが、外観で区別できるのでしょうか?、本当はどうやって区別するのでしょうね?。桑名にでも行って又は今度知多半島に美味しい鮮魚料理を食べに行ったときにでもプロの方に聞いてみることにします。

それにしても稚貝の時の痕跡をのこしたまま成長している貝殻の模様はきれいですね〜、どれも同じような角度を保って大きくなっています。多分他の巻貝の仲間も角度は違っても相似曲線を描いて成長をしている?、不思議です。

”春・爛漫・・続き”

(Spring is in all its glory)

アルバムへのリンク;「風景・自然」
昨日は、昨年実施した生息生物調査の報告書を持って熱田神宮へお礼と今年も宜しく・・とご挨拶をしてきました。今年も7月と8月に実施する予定です。このような棲息生物調査を継続して実施し変化の有無を感知できれば環境へのフィードバックの具体的な施策が生み出せるものと信じています。

ご挨拶を終え帰り道に先日(4月4日)に行った八幡山古墳に寄ってきました。これは、寧子さんより落書帳にご投稿いただいた”散り始めの頃の、地面がピンク一色に染まるころが大・大・大好きです”との言葉に誘われてですが、まさにその通り、そよ風に散るさくら花、地面一面に降り積もったほのかなピンクと若芽の緑、掲載した写真では表せない、本当にその場所でしか味わうことができない素晴らしさでした。寧子さん、感動をありがとうございました。

この八幡山古墳は円墳で最大級のものとの看板に、もう一つ近くの名古屋工業大学キャンパス内に一本松古墳がある・・と記載があり、ここも寄って来ました(右の写真)。ここは、見たところ円墳みたいになっていますが前方後円墳だったとのこと、学生会館のカフェテリアの前庭に鎮座していました。
それでは、名古屋にどれほどの古墳があるのかな?とインターネットで見てみましたら、断夫山(だんぷやま)古墳(熱田区旗谷町)を筆頭に前方後円(方)墳が28個もあると「埋蔵文化財愛知」で紹介してありました。このリストに「一本松古墳」がない?、どうして・・と思い、ここで又埋蔵文化財センターに問い合わせです。
回答は、一本松古墳は現在”円墳”とみている、従って八幡山古墳と同様”前方後円(方)墳”のリストには入れていない、”円墳”は多すぎてリストを載せていない・・とのことでした。確かに”円墳”は土饅頭的なものもあるとは思いますがxxメータ以上等の制限つきで大きなものだけでもリストアップして紹介しておいてくれても良さそうなんだけど・・な〜。

”春・爛漫”

(Spring is in all its glory)

アルバムへのリンク;「風景・自然」
昨日は第二日曜日、ここ平和公園南部緑地では毎月第二日曜日に自然観察会が行われています。誰でも参加でき植物や昆虫に詳しい皆様と一緒に歩いてたくさん教えていただくことができます。
この時期、アベマキやコナラをはじめとして木々が新芽を出し、野草が競って花を付け甘い香りが漂っています。”春爛漫”とか”山笑う”とはこんな風景をいうのでしょうね。
右の写真は、自然観察会に参加した子供たちがコナラの原木にしいたけ菌を植え付けているところ、右の坊やはいつもこのホームページに登場してくれている”どろんこ王子様”、左がそのお姉ちゃん、手だけしか見えませんがタバッチと、子ども達を指導をされているYさんです。
ヒロパパはこの歳になって初めてしいたけ菌の植え付けを経験したのに、この子達はもう既に経験済、この自然観察会での自然に対する知識や”昨年の田植えから脱穀まで”も含めて、きっと皆さんの心はますます豊かになっていると思いますよ。

関連記事;
2006年6月11日;田植えの風景
2006年10月2日;どろんこ王子様の紹介

”ギフチョウが羽化を始めました”

(Gifu-Cyo;Luehderfia japonica)

アルバムへのリンク;「小鳥・昆虫・動物」
ギフチョウが羽化を始めました。オイオイ!ヒロパパみたいな昆虫に無知な素人がそんなことして大丈夫か?、しかも貴重なギフチョウを・・その通りですね、ヒロパパが育てているわけではありませんのでご安心を・・。
一昨日依頼話題にしている岐阜公園の一角に「名和昆虫博物館」というのがありました。昆虫の愛好家の皆様はよくご存知で有名なところとは思いますが、ヒロパパはここにこれがあることすら知らず、岐阜城からロープウェイを降りたときパンフレットにxx昆虫博物館??何?ということで寄ってきただけ、お恥かしいお話しですね。

この博物館の主旨や展示物はここを紹介しているウェブサイトに譲るとして、それにしても世界にはこんな美しい蝶がいるのかとか、子ども達に人気の的の「ヘルクレスオオツノカブト」等が標本展示されていて、よくこれだけ集めたものだと感心してしまいます。子ども達が昆虫に興味を持つ、自然に興味を持つトリガーになれば最高です。
写真はその一角に水槽形状の飼育箱で羽化し始めたギフチョウです。この歳になって初めて生きているギフチョウを目にすることができました。ヒメカンアオイに卵を産みつけ、カタクリを生活の場として(飼育箱には桜の花が入れてありましたが)、羽化したばかりでまだ羽ばたきは弱々しかったのですが飼育箱の中をウロウロと可愛いものです。
さてこの博物館の2階は子ども達に対するクイズコーナーになっていて、ヒロパパも楽しんできました。
その中の一つ、蝶と蛾の違いは・・、普通胴体が太いか細いか、止ったときの羽の位置が違う、行動するのが夜か昼かで大よそ区別できますが、世界には蝶みたいな綺麗な模様を付け胴体が細い蛾がいる、ではそれは何故蛾かは、触角の形で区別している、蝶の触覚は先が丸くなっているのに対して蛾の触角は細い糸状のままか触覚に繊毛が生えている・・こんなクイズもありました。知識が一つ増えましたよ。

この博物館は建造物的にも有名なところ(・・と後で調べて分かったのですが)、博物館そのものが大正7年、写真の記念昆虫館(標本収蔵庫)は明治39年の建物だそうです。それにギフチョウを発見した方はこの博物館の初代館長;名和靖さんだそうです。

”またまた観光案内?、鵜飼の遊覧船と中国式庭園”

(Ukai-PleaserBoat and a Chinese Garden)

アルバムへのリンク;「街角スナップ」
昨日と同じ岐阜公園の際に鵜飼見物の遊覧船造船所があり見学自由となっていました。
きちんと案内の方も居て・・多分岐阜市の観光協会が昔はトタンの塀でみすぼらしかったところを観光の目玉として整備した?・・と思われます。写真(左)は30人乗りの屋形船で接着剤を塗った部分を重たいコンクリートブロックを乗せ乾燥させているところだそうです。近くに屋形船の船着場がありましすのでそこまで牽引車に乗せ進水させる、今年のシーズンにお目見えするうちの一艘だそうです。
ヒロパパは鵜飼は映像でみただけで実体験はまだです、一度は体験してみたいものですね。

右の写真は、これも岐阜公園に隣り合った「中国友好公園」です。桜が見頃で中国風東屋が映えてなかなか綺麗です。”桜の季節はどこも絵になる”、中国から観光に来た方達も桜が咲いたというニュースを聞いて桜を目当てにおいでになったのか、ここでもいっぱいでした。

ここで又余分なことを思い出してしまいました。
漢字で"新聞”と書くと中国の皆様は”ニュース”と理解し、我々の言う新聞=ニュースペーパーとは理解しません。日本語での新聞は中国語では”報紙(Baozhi)”です。日本に中日新聞、朝日新聞、中国新聞なんてのがありますが、これを見た中国の方が「日本には、中国や朝鮮のニュースを扱っているものがいっぱいあるのか」と理解しているのかもしれませんね、実際聞いたわけではありませんが・・。

”今日は観光案内?、岐阜公園と岐阜城”

(Gifu-Castle and Gifu-Park)

アルバムへのリンク;「街角スナップ」
今日は岐阜公園それに岐阜城の観光案内?、岐阜市観光課から委託されている訳ではありません。
実は雛壇さんのお仕事のお手伝いで、朝早いのが苦手なヒロパパもガンバッテ早くから長良川の際の現場へ、何故朝早くからかは、営業が始まる時刻までに元通りにしなくてはならない・・従って10時過ぎにはその作業も終り、そのまま帰るのももったいない・・ということで岐阜城に寄ってみました。

岐阜城は金華山のてっぺんにあります、勿論とことこ歩いて登ることもできますが、それはきついので止めてロープウェイででした。でも山頂駅からもまだまだお城までは階段がいっぱい・・大変でした。
お城は残念ながらコンクリート造り、中にはこのお城の歴史や代々の城主の説明、信長・秀吉時代の武具の展示がありました。
展示内容はさておいて、どこでも同じですが高いところから見る風景は抜群です。ゆったりとした長良川の流れ、それに眼下に広がる古い町並み、春霞を通して伊吹山は見えましたが、名古屋駅の高層ビル群は見ることはできませんでした。もしかしたらこの春霞は黄砂の影響かな?、この頃ヒロパパの車にも薄く黄砂が降り積もっています。それにここ金華山は昔は稲葉山、その後金華山と言うようになった、その理由がツブラジイの花が咲いて金色に輝いて見えた・・とも言われているそうです。金華山はほとんどが岩山で散策路の途中には層になった地球の創世記をものがたる岩盤が捻じ曲げられた模様が見れます。だいぶくたびれましたが楽しかったですよ。

”オレンジ・ピール、上手に出来た・・かなッ?”

(my First Trial to make the Orange Peel)

アルバムへのリンク;「趣味・好み」
先月24日に予告していました、オレンジピールづくり、昨日から作り始め一日がかりで完成?(左の写真)しました。今回は雛壇さんから頂いた夏みかんとスーパーで購入した文旦(色が黄色い方)の2種類です。
Tさんのお母さんからのレシピを見ながら、まず皮を剥ぎ切る、これをたっぷりのお湯で煮立てザルにあけ搾る、これを3回繰り返す、その後砂糖水で煮詰める、煮詰まったら乾かす、最後にグラニュー糖をまぶす・・こんな工程ですが、さてお味の方は・・程よい苦味が残っていて品の良い味・・と自画自賛しています。
右の写真は、今朝から夕方まで天日で干しておいた状態で、網はお魚の干物用ですが、綺麗に洗ってありますので大丈夫、お魚の匂いは付いていません。
さてさて、作ったはいいのですが、どうやって食べる?、クッキーやパンに練りこんでの技術はありませんので、このままかじる、紅茶に入れる、こんなことなんでしょうね。

”見事!、八幡山古墳の桜”

(Cherry Tree at Hachimanyama-Kofun;one of the old burial mound)

アルバムへのリンク;「花・植物ー春」
先月29日に話題にした、Sさん家のやこちゃんから教えていただいた貴重な情報、穴場の桜の名所である「八幡山古墳(名古屋市昭和区鶴舞)」に今日行ってきました。
この古墳の詳細については詳しく解説しているページがありましたのでそちらに譲るとして、写真の様に見事な咲きっぷり、やこちゃんの言葉通りでした。
鶴舞公園の中の桜の下はブルーシートを拡げ既に宴会が始まっているグループや、どこかの企業の宴会の場所取りでしょうか、新人?が拡げたシートに陣取って今日の肌寒さで毛布を被って待っている姿が見られましたが、幸いにしてこの古墳の周りにはそのような姿はなく静かに周りを一周して楽しむことができました。
この古墳は5世紀初期のこの地の豪族のもの、まだ正式に発掘調査されたことはない、戦時中は高射砲陣地としてそれまでの松は切り倒したとのこと、現在の桜はその後植えられたもの?、ほぼ100%ソメイヨシノで、それはそれは見事なものです。この数日が勝負、一見の価値大いにあります。やこちゃん、どうもありがとうございました。

落書帖にいただいたこの記事に対するコメント

● 寧子様よりヒロパパへ
ヒロパパ様
こんばんは。
今日は暖かでホントに春うららな一日でした。
今日は久しぶりに姉と一緒に多治見に帰り、ヒロパパより届きましたお地蔵様をいただきましたヨ。 ありがとうございました♪
そして見ましたよ!八幡山古墳の桜達が綺麗に掲載されてました!今まさに満開みたいですね。私は散り始めの頃の、地面がピンク一色に染まるころが大・大・大好きです。
ヒロパパに気に入ってもらえてヨカッタヨカッタ♪
( 2007/4/5/木)

”山崎川の桜、見頃です”

(Yamazaki-river's Cherry tree)

アルバムへのリンク;「花・植物ー春」
毎年の桜見物の場所、山崎川河畔に行ってきました。ソメイヨシノが見頃です。一斉に咲き約1週間で一斉に散る、昨日は夏日になった地方もあると聞いていますが、明日は又寒くなりそうな予報がでています、咲いている期間は少しは伸びるのかな?。
ここは名古屋瑞穂競技場の際の山崎川、この水源は一昨日話題にした平和公園一帯、常に清流を保つ為にはやはり水源での水事情がキーとなる、”早く流してしまえ”を止め”徐々にゆっくりと流そう”をまず水源から手を付けて行きたいものです。

さて帰り際、川原で突然「キヤーッ」という声、驚いて見てみましたら深さ5−60センチの川にメガネを落としてしまった子どもがいました。見てしまった以上はやはり拾うのをお手伝いせざるを得ない状態でがんばってみました。近くの多分セイダカアワダチソウ?の枯れた茎を折って恐る恐る引っ掛けて拾い上げることができました、良かった・・。聞いてみましたら中学生とのこと、一応”変なおじさん”と思われたまずいので名刺を渡し「今日のこのホームページの話題にするよ」に「顔はモザイク掛けて」とのこと、可愛いから本当はトリミングしたくは無かったのですが仕方なく下の写真になってしまいました。お名前は分かりませんが、もし必要でしたら写真おわたししますよ、落書帳にでも書き込んでくださいね。

落書帖にいただいたこの記事に対するコメント

●ヒロパパ から
可愛い中学生のお二人へ
4月3日の記事にも書きましたが、本当はトリミングしたくなかったのですがご希望通りめがねだけにしました。
もしメールアドレスでも教えていただけるようでしたら写真をお送りします。しっかり勉強してくださいね。
(2007/4/3/火)

●山崎川でメガネを落とした学生達
メガネ有難うございました!
ホームページ見ました。 いつ私達の写真は載るのでしょうか?!
モザイク付けて下さいね(笑
楽しみにしています。 有難うございました。ではでは! (2007/4/3/火)

”ミネラルウォーター”

(Some Mineral Water)

アルバムへのリンク;「戯言」
美味しそうなペットボトル入りの水、左は室戸沖の深層水(塩分は除去してあります)、右は富士吉田市の地下150メータから汲み上げた地下水、それでは真ん中の”名水”は何処の水??、名水百選にも選ばれた美味しい水・・かと思いきや・・名古屋市の上下水道局が供給している水道水、だから”名水”、ネーミングからだまされた感じもしますが・・。
確かに名古屋の水道水は他の大都市の水道水に比べ美味しいですよ。これは名水百選に選ばれている木曽川から取水しているからなのでしょうね。それに市販のミネラルウォーターと大差ないと解説しています(詳しくはここをクリック)。確かに、「富士山麓の水」と「名水」の比較ではマグネシウムは1/3ですが、ナトリウム、カルシウム、カリウムは±20−30%の違いしかありません。ただ、深層水はナトリウムが5倍、それにその他のミネラル分が僅かですが検出されています。それに「富士山麓の水」にはバナジウムが含まれていると宣伝しています。ミネラル分が身体に必要であることは分かりますがさてバナジウムがどんな働きをするのか、血糖値調整に良いという噂もありますが、もし関西のテレビ局の「発掘あるある大事典」的なものだったら困りますが・・。
お断り;”名水”は非売品と書いてありました、まだ市販品ではないみたいです。

”調査と葦刈り”

(How Changing do you want?)

アルバムへのリンク;「森づくりの会」
2010年生物多様性条約第10回会議(CBD-COP10)の名古屋での開催、里山の再現・・・をキーワードに、いよいよここ平和公園南部緑地、通称;くらしの森での動きも活発化してきました。
まず名古屋市はこの地域のエントランスに看板を掲げ市民の皆さんに将来構想の発表です。我々市民もこの将来構想や詳細の是非について会員同士で”お知恵拝借”や”位相あわせ”の為、定期活動日を利用して”ああしよう・・こうしよう”と該当地域を歩き廻ってきました(上の写真)。ここは昨日話題にした「えこミュージアム」の一つの”核”になるところ、まずはモデリングそれを基本設計に生かす、このモデリングに失敗すると大型の重機が入り自然の保全なんてとんでもないとかアレー何時の間にかテーマパーク?・・こんなことにならないよう活動してゆかないと・・。

午後は湿地帯で葦の刈り取りでした。
下の写真をご覧ください。手前の田んぼから中央部に見える葦原までの葦を20数人で約2時間、長靴で泥まみれになりながら鎌で一つ一つ刈り取り綺麗さっぱりとし今年も元気な葦が育つのではないかと信じています。
湿地それに葦は水の浄化や昆虫類に重要な働きをしています。ただ葦を刈り取ったところに既にセイダカアワダチソウが深い根を張り芽を出していました。湿地としてはもう少し水が欲しい等々キーは水循環、しかも人為的ではなく自然のままでの水循環の問題にまずは落ち着きそう・・と思われます。
行政の施策も、”ともかく早く下流に流すというものからいかに蓄えるか”に変わったと聞いています(2006年11月29日の話題で県の担当部署に聞いた内容)。少なくともここには舗装道路は必要なく地下に浸透させ地下水位をあげること、溜池や水みちを復活させっること、この水量に見合った量の田んぼや畑から始める、余裕があれば徐々に増やす、急激にあれもこれもは現状の自然も破壊しかねない、こんなことを感じた一日でした。