2007年7月のつぶやき
世の中には、綺麗なもの、不思議なこと、奇妙なこと、可笑しいことがいっぱいですね。
気がついた折紹介しています。
2007年7月31日

”夕焼けこ焼けの赤とんぼ・・・”

(a children's song; Aka-Tomb)

アルバムへのリンク; 「戯言」

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夕やけ小やけの 赤とんぼ
負(お)われて見たのは いつの日か

山の畑で 桑の実を
小かごにつんだは まぼろしか

十五で姐(ねえ)やは 嫁にゆき
お里のたよりも 絶えはてた

夕やけ小やけの 赤とんぼ
とまっているよ 竿の先


ご存知、三木露風;作詞、山田耕筰;作曲の童謡「赤とんぼ」です。

写真はこの時期から秋によく見られる”赤い”とんぼで、上左から右、下の順に、「ナツアカネ」、「アキアカネ」、「ハッチョウトンボ」、「ショウジョウトンボ」です。(お断り;ナツアカネとアキアカネの画像はインターネットから拾ったものです)。
さて、どうでもいいではないか!と言われそうですが・・「赤とんぼ」に歌われている赤とんぼはどれ?・・

まず時期は夏、秋?・・この詩全体から受ける、静かでもの悲しげな感じからと一般的な解説からすると、例え夕焼けや赤とんぼが夏の季語であっても、秋の夕暮れが妥当と思われます。ただ2小節の”桑の実”は初夏、でも秋に幼い頃の初夏に”・・摘んだはまぼろしか”と思い返している様子を表現しているのであれば、やはり秋で良いのかもしれません。

さて、では肝心の・・赤とんぼはどれ?
まず背負われた位置で目にすることが出来るのはハッチョウトンボではなさそう、その他の3種のうちのどれかかな?、大正10年に北海道に居るとき、赤とんぼを見て幼い頃の故郷(兵庫)を思い出して作ったものとのことで、北海道でみた赤とんぼは?、兵庫で見た赤とんぼは?・・とインターネットで捜してみましたが、・・浅はかでした・・掲載した写真以外にも赤いとんぼはどちらもいっぱい居る(神戸の自然を参考にした)、露風さんが見た赤いとんぼが何だったかを決め付けることは不可能、残念ながらこれが結論となってしまいました、期待させてしまって申し訳ありません(別に期待なんかしていませんとのお言葉・・その通りですね)。

この詩で赤とんぼ以外、この詩の背景に対する疑問がまだ残っています。
●”こ焼け”とはどんな状態を”こ焼け”と言うの?
●背負われていたのは誰で背負っていたのは誰?・・背負われていたのは露風さんにしても背負っていたのはお母さん、お姉さん、それとも姐や?
●”お里”って誰の実家、露風さんの生家、それとも姐やの実家?
これらについては、露風さんの手記を記載しているページがあり、そちらで一部分りますのでご参照ください。

詩や俳句や和歌は絵画と同じ、接した時に個人が受けた印象をそのまま受け取ればいいのであって、理論的に決め付ける必要はないよ・・ご尤も・・ご尤もです。

”アシナガバチの巣の様子がおかしい・・?”

(a honeycomb, It's strange.)

アルバムへのリンク; 「小鳥・動物・昆虫」

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今月24日話題にしたアシナガバチの巣、ちょっと変です。
24日には入居済み(蓋がついた育房)が一部屋、25日には入居済みが二部屋ありましたが、28日にはこの育房の蓋が二つともなくなっていました。卵から幼虫・蛹、誕生までには2週間から3週間かかるはず、それにその他の育房に卵が産みつけられている様子もない・・でも働き蜂?(女王蜂と働き蜂の区別ができていませんが)が7−8匹巣に留まっている、空の育房が約30個、これは何を意味しているのでしょうね?。

このアシナガバチの家族は、秋、雄蜂が生まれるまでこの状態が定常状態なのかな?、それとも女王蜂が家出してしまって帰ってくるのを働き蜂が待っている、その原因が、この巣がある屋外湯沸かし器の給湯中の暑さと騒音だったら可哀そう・・なんだけれど・・。
これからも気長に観察してみます。

”驚いた顔、困っている顔??”

(Big Eye, what's this?)

アルバムへのリンク; 「小鳥・動物・昆虫」

驚いた顔に、困ってしかも冷や汗を流している顔、さて誰の顔?・・ご存知、顔ではなくフクロチョウの翅の模様です。本当に梟の大きな目玉そっくりで名前の由来が良く分ります。(この画像は今月21日話題にした昆虫展で展示されていた標本を撮影したものです。)
ただ下の画像をご覧頂くと分りますが、この標本は通常の表示の方法とは反対で、上下が逆、それに胴体の下から上を見る位置にしてこの模様が良く分る様に展示してありました。普通止まっている蝶は翅を閉じている、従ってこの様に二つの目玉模様を同時に見せることはない、ということは梟を擬態している訳ではない、でも片方だけでもこの目玉模様は彼らの敵にとっては脅威なのでしょうね。

さてさて、目玉模様はいいのですが、ではフクロチョウの表翅の模様はどうなっているのかな?・・インターネットで調べたところ裏の目玉模様には程遠い一昨日のモルフォ蝶みたいなものでした。

標本の表示は、普通の標本箱では通常表裏を見ることができない、これを克服したものに里山の家に展示されている、蝶のプロ;Nさんがお作りになった両面透明の手作り収納箱があり、これはものすごく見易いものです。
それか、7月26日に話題にした片方を閉じた状態(止まっている時の状態)で標本化し、これを透明の正四面体(今年3月1日の「美味しいナッツな〜に?」の入物)みたいなものにいれ保存する、こんな標本の表示方法もありかな思っていますが・・今度蝶の標本を作ってこの計画を実行してみようかな・・。

”新池の生物調査、かいぼりに向けて”

(Investigation of Creatures at Shinike)

アルバムへのリンク; 「森づくりの会」

今日も猛暑が続いています、この炎天下の中、新池の生物調査に参加してきました。
新池って何処にある?・・は、平和公園南部緑地と東山通りに南部を接した昔は農業用ため池だったところで、千種スポーツセンターや野球の練習場を作るため埋め立てられ昔に比べ現在は1/2〜1/3になっています(大正時代の新池については今年5月12日の地図をご覧ください)
主催は名古屋市環境局、それに市民団体の協働で、BCD-COP10(生物多様性条約第10回会議、2010年名古屋市で開催)に合わせ環境都市名古屋をアピールすることも目的の一つです。

”かいぼり”とは、昔はため池では通常1年に一回程度は何処でも行われていた作業で、水を抜き中の汚泥を取り除き、お魚を捕まえ、ため池としての機能を維持させてゆくもの、現在はこの”かいぼり”をしなくなった為、左の写真の様に蓮やその他の水草それにブルーギルやブラックバス、アカミミ亀の様な繁殖力の強い外来種がはびこってしまっています。

この様な外来種や在来種を含め、魚類、亀、昆虫(トンボ)、プランクトン、水質、水深、水草類、池底の地質調査をそれぞれのプロを班長にして朝9時から調査を開始しました。

ヒロパパは何を・・、まずは亀の捕獲網(蟹網;蟹を捕るための網、写真・右)に餌として美味しそうなお魚の頭をセットして岸辺においてゆくことと、それが終わり、トンボを1種づつ捕獲して三角紙に入れてゆく作業を森づくりの会のFさん、Mさん、JさんやHさんと一緒にお手伝いをすることができました。
亀は約4時間で在来種のクサガメや外来種のアカミミガメが多数と、トンボはギンヤンマ、シオカラトンボ、ナツアカネ、コシアキ、その他のイトトンボの仲間を(正確には同定しなくてはなりませんが)多分全部で8−9種類捕獲することができました。

現時点では標本にするものを除きマーキングして池に戻し、10月に予定されている”かいぼり”実施時には、外来種は駆除、在来種は一時生簀で保管”かいぼり”終了後に元に戻す、この様なスケジュールの様です。

とにかく暑い一日でした・・、参加者;50数名、皆様ご苦労様・・でした。

”初めての蝶の隣粉観察”

(Scales of Morpho Menelaus)

アルバムへのリンク; 「小鳥・動物・昆虫」

猛暑が続いていますが、今日ここ名古屋地方も梅雨が明けた模様との気象台の発表がありました。今日はこの晴れ間を利用して押入れのお掃除です。そのお掃除中、忘れ去られていた写真の蝶の翅の額を発見、だいぶ昔多分ブラジルからのお土産にいただいたものです。
真ん中の蝶は、メタリックブルーに輝く世界で一番美しいといわれているモルフォ蝶(多分ミネラウス・モルフォ)ですが、残念ながらその他の蝶の名前はまだ調べきっていません。
それにしても多量の翅、額の中に翅が何枚使われているか数えてみましたら・・約160枚もありました・・ということは、約40匹の蝶がこの額を作るために犠牲になったということになりますね。

予てから蝶の鱗粉を見てみたいなと思っていましたが、なんだ自分のところで見れるのではないか!と早速このモルフォ蝶を顕微鏡(100倍)で覗いてみたのが左の写真です。

モルフォ蝶の翅は無色だが、メタリックブルーは櫛形の鱗粉の構造により輝く仕組みになっているとのこと、この写真ではこの鱗粉の回折格子の仕組みは分りませんが、これを電子顕微鏡画像で解説しているページ(ココをクリック)がありましたので興味がありましたらご覧ください。
それにこのモルフォ蝶の輝きを人工的に再現させる研究や”モルフォテック”という生地も開発されているそうです。ナノテクノロジーの世界ですが構造を工夫することでどの色を強く反射させるかは興味を引きますね。

”展翅板”

(a setting board for insects)

アルバムへのリンク; 「戯言」

写真のものは、昆虫の同定や標本作成に使う展翅板、左は通常使われている展翅板、右はヒロパパ特製の展翅板です。通常の展翅作業は昨年9月23日に話題にした様に使いますが、右の写真の展翅板はご覧の通り片方を水平と垂直に立てられる様蝶番を取り付けてあります。

この展翅板の目的は・・・昆虫の展翅・標本づくりで片方の翅は展翅させたにしても、もう一方の翅は自然の止まってる状態(我々が目にする状態)で標本を作りたい、特に昨日のコノハチョウの様な蝶の仲間は片方は現在と同じ方法で展翅し、もう一方は垂直の板で翅を拡げず止まった状態で展翅(展翅とは言わないかもしれませんが)する、標本として保存する場合は通常の標本箱より高さが必要となることが難点なのかもしれませんが・・・。

この特製展翅板はまだ実際に使ったことがありません、まだまだ改良の余地がいっぱいありそうです。

”クイズ、コノハチョウはいくついる?”

(How meny Konoha-Cyo?)

アルバムへのリンク; 「小鳥・動物・昆虫」

先日21日に話題にした植物園の昆虫展で見かけたクイズ、「この中にコノハチョウはいくつ居る?」です。

先月12日の話題、蛾の擬態と同様、コノハチョウの擬態も見事です。翅の表は原色の綺麗な模様ですが裏はまるで枯れ葉、しかもこの枯れ葉に似せた色合いもそれぞれで違う、すごいですね。
このコノハチョウは沖縄以南東南アジアに生息して、沖縄県では県の天然記念物にそれに準絶滅危惧種に指定されています。

でも沖縄以南の各地では葉っぱは緑が多いのでは、緑色の中に枯れた葉っぱではその方が目立ちやすいのでは・・と実際に見たことがないヒロパパは心配してしまいますが、余分な心配なのかも知れません。

さて、コノハチョウはいくつ見つかりましたか?。

”アシナガバチ”

(a long-legged wasp)

アルバムへのリンク; 「小鳥・動物・昆虫」

このところヒロパパの部屋の外をアシナガバチが飛び回るようになりました。そういえば1週間前からあっちこっちと偵察みたいにアシナガバチ飛んでいるのを見かけていましたがその目的がわかりました。
屋外の湯沸かし器の底の部分に蜂の巣が既に出来上がり、白い色の蓋を被った部屋を一個完成しています(写真・左)。

下から覗き込んで直接見るには見難くちょっと危険!、これをどうやって観察しようかと考えたあげく、100円ショップでそこで売っていた一番大きな鏡(約30センチ×23センチ)とホームセンターで端切れの板2枚を、それをつなぐクリック蝶番(角度が45度づつ止まる蝶番)で写真・真ん中のものを作り、下から覗ける様にしてみました。この道具なかなか便利で、中の様子をよく見ることが出来ました。

さて何を観察してゆくか・・部屋の数の増え方、白い蓋の増え方、大よそ何匹がこの巣の住民か・・それに女王蜂はどれ、見える範囲で数えてゆくことにします。少なくとも今日の時点では部屋数;20、その内蓋付き部屋(入居済み);1でした。

このアシナガバチは一匹だけ育成中のコナラの葉っぱに来ていたものを見た限り(写真・右)「セグロアシナガバチ」と思われます。

蜂の皆さんが成長してこの巣が空き家になるまで暫くの間覗かしてもらいます・・驚かせないようにしますので宜しく・・。

”貴重な本を頂いてしまいました”

(Kawajiri-san's Illustrated book on Nature)

アルバムへのリンク; 「趣味・好物」

いつもこのホームページに訪問していただいて、いろいろ教えていただいているAさんから写真の本”「読む」植物図鑑、樹木・野草から森の生活文化まで”を頂いてしまいました。
著者は川尻秀樹さん、樹木医、森林インストラクター、林業部門技術士、きのこアドバイザー、ネイチャーゲーム指導員、・・それにあのジョン・ギャスライトさん(2005年5月25日2004年11月25日同年11月23日)のツリークライミングジャパンの副代表・・多方面でご活躍の方で、まさに”桃梨不言、下自成蹊”(今月14日の話題)なのでしょうね。

内容は、樹木に関することは勿論、昆虫、きのこ、動物や人の生活や文化との係わり合い等におよび、しかもとっつきは、誰でも何時でも何処でも見られるものばかり、読んでゆくと「エーそうだったんだー!」、「なるほど・・なるほど」の連続です。
今まで表面的にしか見えなかった自然がもっと深く見えるようになる、これから森を歩いたときはもっと楽しくなりそうです。

本の内容の転載・複写は勿論著作権に抵触しますのでひかえますが、掲載した表紙の写真と川尻さんのこの本の「まえがき」に素敵な文章がありましたので、これだけはお許しいただければと思います。以下そのまえがきに一部です。
・・今、ここで森を見つめ直し、森に接することで、祖先がどのように多くの生物やその生物のすみかである森と、神々と、そして人と共生しながら豊かな生活をつくってきたかを考察する上で、何かの役に立てばとつづった動植物や昆虫、人や技に関する文章の一部を本にまとめました。・・

Aさん、いつもいつもありがとうございました。

”この花、何の花?”

(What's this flower?)

アルバムへのリンク; 「花・植物ー夏」

この花何の花か分りますか?、約2メータ近くまで成長した先にいくつもこの様な花を付けています。「あざみ?」・・近い!・・あざみと同じキク科の仲間で、ごぼうの花なんです。
ごぼうは根っこを食用にする(といってもごぼうの根っこを食べるのは日本人だけだそうですが)、こんなに大きくなると根っこはすかすかで食用にならない、だからごぼう畑では花を見ることはない、ヒロパパも初めてまともにごぼうの花を見ました。
多分収穫を免れて忘れ去られたごぼうが自己主張している、花言葉は「いじめないで・・」だそうです・・・・ヒロパパの言いたい事を代弁してくれているみたい。
花が咲いたということは種が採れるということ、楽しみ〜。

”蝶と蛾って何処が違う?”

(Do you know the diffrence between the butterfly and the moth?)

アルバムへのリンク; 「小鳥・動物・昆虫」

蝶と蛾は何処が違う?・・と言われて、
蝶は翅の模様が綺麗で色彩豊か、昼間活動する、止まったときは翅を垂直に合わせて閉じている、触覚は先が丸くなっている、それに対して蛾は翅が色彩豊かではなく胴体が太い、夜活動する、止まったとき翅を水平に広げている、触覚は先が尖っているか繊毛が生えている・・と大まかに理解していました。
・・ところがなのです・・写真をご覧ください、標本箱の標本は一部を除いて(サインペンで分けてある)全て蛾、色彩豊かで昼間活動するものもいる、しかも、触覚の先が丸くなっている蛾もいる(下の写真の真ん中)、何故これを蛾のほうに入れてあるのか、想像では止まったときの翅の位置が違うのかな〜?、良く分りません。
(・・とここで止まっている姿で標本になっていたらもっと分り易いのにな〜と7月17日の話題に戻ってしまいますが・・)。

プロの方の言では蛾も蝶も同じ、セセリチョウは翅を拡げて止まるのに蝶に分類している、要するに、冒頭の特長で蛾と蝶を分けてはみたものの、どちらの特徴を持つものがたくさん居て、明確に線引きして分類できるようなものではない・・これは当然・・分類とは人が勝手に分けただけのお話で自然とはそんなに単純ではないよ・・の一例なのでしょうね。

この写真は今日、東山植物園の植物会館1階で行われている、名古屋昆虫倶楽部の昆虫展で撮影したもの、蛾や蝶以外には甲虫の標本の展示もあり、世界各地の珍しいものや東山公園周辺のもの、相生山緑地のもの等を展示してありました。展示期間は5日間?程度、期間を短くしたのは標本の色あせを防ぐためだそうです。
先日の灯火採集に参加した甲虫が好きな小学校4年生のK君が見たら、これ知っている、あれ知っている、これ初めて・・と興味津々なのでしょうね。

”我が家の狸は元気です”

(Tanuki-Mo)

アルバムへのリンク; 「花・植物ー夏」

我が家で飼っている狸・・というと驚かれると思いますが・・狸ではなくタヌキモ、でも水中を漂いミジンコを食べているとすると動物みたいです。

写真左が7月10日話題にした薄い水槽に入れたタヌキモ、時々水を入れ替え眺めています。つい最近は昨日のハンノキ池の水を持ち帰り与えてみました。水槽の左下の部分に新しい茎は伸び、そこに若い捕虫嚢が増えている感じがしています。期待しているからそう見えるのかどうか、正確に観察して数えてみることにします。
それに水槽の底の部分にお腹いっぱいの捕虫嚢が落ちています。もしかすると捕虫嚢は残骸を吐き出すのではなく、栄養分を吸い取った後は役目を終えて本体から離れてしまうのかもしれません。裸眼ではミジンコを食べているのが見えないのが残念ですがまるで動物を飼っている様な感じで楽しいですよ。

”ハンノキ池の水位”

(Water Level of Hannoki-Pond)

アルバムへのリンク; 「森づくりの会」

写真は、平和公園南部緑地にある通称;ハンノキ池の様子、左が先日7月17日、右が約1ヶ月前の6月12日、それに合わせて昨年(2006年)11月5日も比較してご覧ください。

6月12日の時はまだまだだったのが、うれしいですね、水が溜まり、もったいないくらいオーバーフローの排水溝から流れ出ていました。
実はこの排水溝のリミットを先月10センチかさ上げをしたとお聞きして、さて何時頃トップまでゆくのかな、梅雨なのでもうそろそろと見に行ったところの様子です。
10センチのかさ上げで容量ががどれ程増えるのかの計算はしてありませんが、夏期や冬季の降水量が減ったときどの程度残るか、前述みたいに干上がってしまうことがなければいいのですが・・。
ちなみに撮影日前日より30日前までの降水量合計(気象庁統計データ、名古屋)が、7月17日は382.5ミリ、6月12日は166.5ミリ、2006年11月6日は49ミリでした。伏流水量は分りませんが、降水量とハンノキ池の水位の関係を観測し、常に最小必要限の水位(どれほどが最適かは難しい問題ですが、例えばこの池の周りでトンボが見れた・・というのも一つの指標)が保てる様にリミッターを決めるようにできたらと思っていますが・・、それに散策路のルート変更も考慮する必要が生じそうです。

”熱田神宮の鳥居は神明スタイル”

(a Torii, Shinto shrine gate )

アルバムへのリンク; 「戯言」

写真はこのところ灯火採集の通っている熱田神宮の本宮の手前の鳥居、鳥居は一番外側から数えるとのことですので、”三の鳥居”です。
鳥居には大きく分けて、”笠木(鳥居の上の横になっている部分)”がまっすぐなものを「神明(しんめい)鳥居」、反り返っているものを「明神(みょうじん)鳥居」というそうです(文字を入れ替えただけでどちらがどちらかをすぐ忘れそう〜)。
従ってこの鳥居は「神明鳥居」、勿論熱田神宮は、本宮の”中重(なかのえ)鳥居”まで全てこの神明鳥居でした。
参考までに鳥居の種類についてはココをクリックしてください。

鳥居のいろいろはこれで分りますが、では下の広重の「東海道五十三次」をご覧ください。
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左は広重が38歳(天保5年・1834年)の保永堂版の「宮(熱田神事)」、右は広重が46歳(天保13年・1842年)の行書版の「宮(熱田浜の鳥居)」、江戸時代は海岸がごく近くで桑名までの「七里の渡し」があったことが良く分りますが、
今日は鳥居の話題・・
左の版画の鳥居は明神スタイル、右の版画の鳥居は今と同じ神明スタイル、まさか広重さんが嘘を描くはずはないので、1834年から1842年の8年間の間に熱田神宮の鳥居は今のスタイルに変わった!?・・何故変えたのでしょうね、伊勢神宮は神明スタイルなのでこれを模したのか?今度訪問した折にでもお聞きしてみようかな・・。

”昨日は展翅作業”

(Yesterday,Spreading the wings of insects)

アルバムへのリンク; 「森づくりの会」

このところ一日遅れの話題になっています。写真は昨日の里山での展翅作業の風景です。
展翅とは、酢酸エチルの入った瓶や硫酸紙の三角紙に収められたサンプルを、甲虫を除いて蛾の仲間やカゲロウの仲間の翅で同定(種を特定)することが必要なものを展翅板を使って翅を拡げてゆく作業です。
翅で同定をする為には、翅の形、色、模様が上翅と下翅それぞれではっきりと見えるように拡げることが必要となりサンプルが硬くならないうちにその作業をしなくてはならない、全員でしかも一昨日の灯火採集に参加したご家族も含め、昨日一日で一応6箇所の展翅作業の目処がつきました。
熱田神宮に参加したK君も昨日はお母さんと一緒にこの作業に参加してくれました。なかなか上手に展翅をしてくれていました、ご苦労様でした。

ヒロパパも慣れない手つきで、しかも作業をし易い出来る限り大きい昆虫を選んでやってみました。皆さんからの言葉に、大きい昆虫は標本になった場合注目の的、従って上手に標本づくりをしなくてはならない・・大変ダ〜!、慌ててこの道のプロ;中学生のH君や高校生のO君に見てもらい修正を加えてもらいながら数匹完成させりことができました。
この後、展翅板に張り付けたまま防虫剤と一緒に箱に入れ乾燥させます。多分良い標本ができるものと思います。
ちなみに昆虫の標本づくりに参考になるHPを見つけてありますのでご自分で作る場合は参考にしてください(ココをクリック)

さて前々からの疑問、蝶や蛾の標本は何故両方の翅を拡げるのでしょうか?、蝶は止まったとき翅を垂直に閉じて止まる、蛾は水平に拡げた状態で上翅と下翅を重ねた状態で止まる、特に我々が見にするのはこの状態で、例えば片方の翅は拡げたにしても他方は止まった状態を再現できるような標本の作り方はできないものかな?・・これを作る為の展翅板を考えてみようかなと考えていますがいいものができるかどうか・・。

追記;昨日の10時過ぎに発生した”新潟県中越沖地震”、実は、家を出たのが10時ごろだった為夕方帰宅するまでぜんぜん知らずにいました。被害は甚大、何かヒロパパでも出来ることはあるのかな・・まずは募金には参加しないと・・。
それにその後発生した京都府沖地震は、震源地が京都府沖であるにも係らず北海道や太平洋側に震度;4とか3の地域が多い、ニュースを聞いたときなんで!?・・だったのですが、ニュース解説によると、硬い岩盤の太平洋プレートの近くで発生したもので、柔らかいユーラシアプレートでは地震波はすぐ減衰し震源地近くでは揺れをあまり感じなかった、これに対して太平洋プレートが近い北海道や東北・関東の太平洋岸に揺れが伝わった、こんな理由みたいです、不思議ですね。

”昨日は、今年第一回目の灯火採集・棲息生物調査でした”

(Yesterday,First Investigation of Creatures on this year)

アルバムへのリンク; 「森づくりの会」

昨日の話題の続きです。昨日夜7時から11時まで、台風で一日遅れの灯火採集による棲息背物調査が名古屋市内6箇所で一斉におこなわれました。
灯火採集の機器のセットアップも他のポイントでは発電機が必要なところをここ熱田神宮は電源もお借りでき順調に終わり、観測を開始することができました。
台風で一日延びたのが原因でスタッフ以外誰も参加がないのかなと思っていたのですが・・よかった・・お父さんと一緒に小学校4年生のK君が参加してくれました(上・右がK君です)。
K君は小学校4年生なのに昆虫のことを良く知っています。特に甲虫が得意みたい・・、下の4枚は撮影した甲虫を載せてみましたが、足元に図鑑を置きそれを見ながら的確に”これらしい”と判断してゆく、すばらしいですね。それに受け応えもしっかりしていて、礼儀正しい、お父さん・お母さんとしっかりしたすばらしいご家庭での様子が覗えます。

さて、写真のアオドウガネについてK君曰く「背中の色が青(緑)になったり褐色になったりするよ」とのこと、こんな観察力を持っていることもすばらしいですね。色が変わることは、蛸やカメレオンみたいに自分で翅の色を変えているのかな、それとも光の当たり具合、見る角度によって色が変わるのかな、多分これもK君は自分で考え、自分で実験しながら答えを探してゆくのではないかと思います。・・k君答えが分ったら教えてくださいね。

今日は、昨日サンプリングした昆虫の展翅作業を里山の家で行います。行ってきま〜す。

”今年第一回目の灯火採集・棲息生物調査”

(First Investigation of Creatures on this year)

アルバムへのリンク; 「森づくりの会」

昆虫の画像、上の2枚は青み掛かっています。下・左は一応昼間見ている感じでご覧になれます。上2枚はフラッシュライト無し、水銀灯と蛍光灯の光だけで下・左はフラッシュライトで撮ったものです。この昆虫の写真は昨年行われた灯火採集による棲息生物調査の時のもの、昨日の台風4号で本日に延期された今年の調査で、綺麗に写真が撮れるようにやっと準備を完了しました。
まずはフラッシュライトの電池を新しいものに入れ替え、スピードライト(下・右の写真のカメラの上に付けてあるフラッシュライト)の設定をして・・、多分今年は青み掛かった画像はなくなるものと思います。

カメラを使いながらいつも思うこと・・カメラの操作は難しい、Nikonだけにいえることかもしれませんが、マニュアルをみても良く分らない・・分りやすいマニュアルとは、何をどのように撮りたい、その時はどの様に操作すればいい・・と書いてあればいいのですが、カメラの機構を中心に記載されている、使う人が書いたものでなく設計に近い人が書いているのではないか・・どうもこんなことが原因なのかもしれないと考えています。

今晩の棲息生物調査のヒロパパの担当は熱田神宮で、灯火採集の機器の組み立てや一般参加者の誘導等です。これから現地へ出発、夜11時の消灯までがんばってきま〜す。

”桃梨不言、下自成蹊”

(Good Wine needs no Bush.)

アルバムへのリンク; 「戯言」

写真は、夕方から始まる「森づくりの会」のミーティングが終わって、遅い夕食をとるためによく寄っている中華系ファミレスの、壁に掲げられている”書”、簡単な夕食をとりながらいつも、この意味は何?と思っていましたが、やっとその意味が分りました。
調べたのは、随分昔から持っていた「故事ことわざ辞典(東京堂出版・昭和41年出版)」(多分会社に入って働き始めた頃何か必要性を感じて購入したもの?)でここに記載されていました。

以下そこに書かれていた内容です。
●まずその読み方は、「桃梨(とうり)もの言わず下(した)自(おのずか)ら蹊(みち)を成す」と読み、
●その意味は、
「桃やすももは何を言わなくても、花や実にひかれて人が多く集まるので、木の下に自然に道ができる。徳のある者はみずから求めなくても、その徳を慕い寄る者がたくさんあること」のたとえ。
●出展は「史記・李将軍伝賛」

ではこのことわざは英文ではどうかな?・・とこれも調べてみましたが、一番近いものでは”Good Wine needs No Bush(良酒は看板不要)"なのかな?。

さてさて周りを見回してみると、この様な方はたくさんおられます・・が、ヒロパパの周りには道が見当たらない・・残念。

追記;今日の灯火採集による棲息生物調査は台風接近により中止、明日はどうなるのかな?。

”この不思議なパターンは何?”

(Delicious Melons)

アルバムへのリンク; 「趣味・好物」

写真の不思議なパターンは何?、ご存知、美味しい美味しい高級な果物;マスクメロンのマスクです。
実は先日(7月6日)の当家のおばあちゃんの健康診断の時、付近を散歩しながらいつも通っているトマトの直売所でメロンが出始めたのを見つけ1個買い求め食べてみました。ここはおじいさんの焼き芋屋さん(2006年3月13日の記事)でご紹介したお店で、この時期だけマスクメロンを直売していて、まさにすばらしい味、美味しかった〜!、そこで今日もう一個となった次第です。
このマスクパターンは細かく綺麗に走っているほうが美味しい?とか聞いたことがありますが、こんな高級な果物をマスクパターンの違うものを複数切って食べ比べる様なことも出来ずよく分りません、本当なのかな〜。

お店の名前は「横山農園」(詳しくはココをクリック)、今日は可愛い看板娘のお嬢さんの対応で、実は写真も撮ったのですがパソコンで見てみましたら目を閉じてしまっている・・ということで掲載は控えました。

何故他のメロンはともかく、マスクメロンはこの様な縞模様が出来るの?・・との疑問があるかと思いますが、これは生育途中、メロンの表皮がひび割れ、これを補填する為の”かさぶた”みたいなものとのことです。
今日は、買い求めるのと同時に、メロンの温室を見せて・・、それに写真も撮らせて・・、さらにこのホームページに載せても構わないですか・・といろいろ無理やりお願いし快く了解を頂きました。

下の写真は、見学させて頂いたメロンの温室とメロンの花、収穫直前のメロンです。
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メロンの生産は、まず出荷時期から逆算しての種まき、施肥の時期、大きな美味しいメロンにする為の幼果の内の一個だけを選ぶ選果、それに葉っぱの枚数(上下に10数枚?)、それに収穫時期の判断等々ものすごく大変そうです。
昔袋井でクラウンメロンの温室を見たことがあります。そこでは台木に接木をしてマスクメロンを作っていましたがここでは全て一本同じものとのことです。それに収穫時期の判断として果実に一番近い葉っぱが枯れた時をタイミングにしている(画像の下・左、紙を被せてあるのがメロン、その上に枯れた葉っぱが見れる)こともお聞ききできました。

このメロンにしても、2006年9月6日話題にした梨にしても桃にしても生産者の皆様は苦労しているんですね。

皆様がもしマスクメロンをお求めの折には是非”横山農園”をご指名ください、インターネットでも注文できます・・と宣伝してしまいましたが、値引いて頂いた訳でも宣伝費を頂いている訳でもありません、本当に美味しかったんです。

追記;非常に強い台風が近づいています。明日ここ名古屋地方にも影響が予想されています。予定されている灯火採集による棲息生物調査は多分中止?、被害が出なければいいのですが・・。

”配付資料原稿ほぼ完成!”

(a manuscript of material for kids)

アルバムへのリンク; 「森づくりの会」

来月早々に子ども達を対象にしたイベントが予定されています。
今回のテーマは「冒険ナイトハイキング〜夜の森で出会ういきものたち」です。
このとき皆さんにお渡しする資料をほぼ完成させることができました。資料は、そのイベントの中の一つ、灯火採集で集まってくる代表的な昆虫を集めたもの、それにこれを貼り付ける為の台紙です(写真)。
昆虫は昨年の灯火採集のときのものを参考にして皆さんにリストアップしていただきこれを画像付きで記載してあります。この資料はいつもの様にミウラ折りにして台紙に貼り付ける、台紙は子ども隊隊長Tさんに素敵な文章を頂き、表示には夕暮れ時の針葉樹の森を選んであります(写真真ん中)。
実は、この台紙の表紙のデザインは、今まではパンフレットの可愛いイラストを転載していましたが既に全部使ってしまい種切れ、何がいいのかなと思い悩んだ挙句、夕暮れ時の景色を2・3選び、この中で一番すっきりとした感じの、この「夕暮れ時の針葉樹」にしたもの、自分では気に入っているのですが・・。
さて来週からゆっくりとプリントを開始します、全部100部以上、またまたプリンターのインクをたくさん使うことになります。でも今回は既にリサイクルインクを用意してありますので、少しはコストダウンできるのではないかと期待しています。

”冷蔵庫も故障するんだ!”

(a Trouble of my Refrigerator)

アルバムへのリンク; 「戯言」

コーヒーにパンとバターのいつもの朝食スタイルで先日バターが異様に柔らかいのに気付き、アレ??、いつもあまり気にしていない冷蔵庫が冷えていないことを発見、でも冷凍庫の方は−20度より低い温度、慌ててメーカのFG社に一昨日連絡し今日修理をしてもらいました。
小さい頃は氷を入れた冷蔵庫、その次は鍵付きの冷蔵庫いろいろと変遷がありましたがヒロパパの経験では冷蔵庫の故障に遭遇したのは初めて、製品だから故障があっても当然ですが、あまりお目にかかれない修理の様子を見学することができました。サービスマンは後ろから見られていてやりにかったのではと思いますが・・。

原因は・・、温度センサーの接点部がさび付いて動作不良、冷蔵庫の温度が高いよとの指示でコンプレッサーは動きっぱなし、冷凍庫の方はぐんぐん冷えるがそれでもまだ冷蔵庫の方が冷えない・・の繰り返し・・という現象でした。温度センサーを交換して多分今は正常になったのではないかと思っています。
この連絡をする為FG社のHPにアクセスしてみましたら個人向け製品の中に冷蔵・冷凍庫が無い?、問い合わせてみましたら、エアコン等は作っているが冷蔵庫・冷凍庫のたぐいは製造を中止したとのこと、購入したのは3年前ですがFG社の冷蔵・冷凍庫の最後の製品を買ってしまったのかな?・・、保証書には本体;1年、冷却ユニットやファンは5年間の無償保障で今回は無償でしたが、メーカーが力を入れていない製品は今後のサポートが気になります。

問い合わせのとき、ついでに冷媒は何を使っているの?と質問をしてみました。
回答は、代替フロン;FHC-134A(125g)とのこと、オゾン層の破壊に繋がるフロン(CFC;クロロフルオロカーボン)は1995年末で製造や消費を中止したことはご存知と思いますが、代替フロン(HCFC;ハイドロクロロフルオロカーボンや前述のFHC;ハイドロフルオロカーボン)もオゾン層破壊やCO2以上に地球温暖化を加速してしまう、これに変わり今後、炭化水素系冷媒を使った冷蔵庫(グリーンピースではこれを”グリーンフリーズ”と言っている、詳しくは、あの有名な国際環境保護団体;グリーンピースの該当ページをご覧ください)が徐々に増えてくるのかな・・でも良いものが急激に増えないのは何故?、技術的に問題が残っているのかな、価格的な問題かな、少なくとも今度冷蔵庫を買い換えるときには冷媒は何を使っているの?・・と質問をして地球環境に優しいものを選ぶことだけはしないと・・、と言っていながら・・ヒロパパの20年近く乗っている車のクーラーはまだフロンです・・すみませ〜ん。

”アギナシとタヌキモ”

(Aginashi & Tanuki-Mo)

アルバムへのリンク; 「花・植物ー夏」

写真は、左の花がアギナシ、右の花がタヌキモです・・と7月7日、島田緑地・自然生態園を訪問の折、管理人Tさんより教えて頂きました。

アギナシは田圃の野草で同じようなオモダカというものがある、アギナシは葉柄の付け根に球根を付け、オモダカは地下茎で増えてゆく、こんなお話をお聞きしましたがまだまだ名前を記憶することで精一杯、槍の先の形をした葉っぱと白い花を見てアギナシかオモダカの名前がすぐ思い出すことができれば上出来なのですが・・。

下の写真は全てタヌキモです。
以下インターネットからの情報ですが・・、タヌキモは多年生で浮遊植物、捕虫嚢がついていてミジンコ等を捕らえて消化・吸収するとのこと、そこで捕虫嚢って何?を初めて見ることにしました。
まず100円ショップで薄い透明のプラスティックの箱を購入し、一端を鋸で口を開け、その他の周りをホットボンドで水が漏れないようにして、これにタヌキモを薄く広げた状態で入れて立て掛け、写真撮影です。
下・左の写真はまだ若い部分、真ん中は満腹の状態、右は捕虫嚢を顕微鏡で拡大(100倍)したもの、ミジンコが一匹中をうろうろ泳いでいました(ミジンコは透明?、写真には写っていませんが動いていたので分りました)。
ではどうやって捕まえるのか?は・・インターネットによると・・まず捕虫嚢は小さく閉じている、吸入する口の二本のひげ(下左の写真の袋の先に二つひげが飛び出ているのをご覧になれます)にミジンコが引っかかると水と一緒に吸い込み膨らみ口を閉じる、こんな仕組みだと書いてありました。面白いですね〜。
黒い満腹の捕虫嚢は養分を吸い取った後の残骸をどうするのでしょうね、吐き出すのかな〜、それとも消化に時間がかかるのでその1年はそのままかな?・・これは継続的に観察していないとわかりません。
ともかく今回「捕虫嚢」と「ミジンコ」というものを初めて目にすることができました。

”チョウトンボと赤とんぼ”

(Cho-Tombo & Syojyo-Tombo)

アルバムへのリンク; 「小鳥・動物・昆虫」

今年もチョウトンボに出会うことができました。昨年は7月22日に掲載してありましたので、これからの時期にますます乱舞する姿が見られるものと思っています。

それでは、真ん中の写真の赤とんぼは何?・・”赤とんぼ”は”赤とんぼ”でいいのでは・・では物足りず一応調べてみようとインターネットで検索してみましたら・・”赤とんぼ”にもたくさんの種類があるのですね〜。

先月17日に話題にしたハッチョウトンボより大きい、これ以外の赤とんぼで、アキアカネ、ナツアカネ、ショウジョウトンボ、この3種類を候補に挙げて調べてみました。
写真の赤とんぼは目の部分を含め全体が真っ赤、ということは時期を含めアキアカネではなさそう・・、そこで残りの2種についての違いが、ショウジョウトンボははねの付け根に薄い色がついている、ナツアカネはそれが無く全体が透明、ということで(写真では見難いとは思いますが)翅の付け根が色づいていましたのでショウジョウトンボ・・と思うことにしました。当たっているのかな〜。

もう一つ、右の写真は、羽化したばかりのハッチョウトンボです。お話によると雌ではなくこれから真っ赤になる雄みたいだ・・とのことです。羽化したばかりだから・・なのかどうか分りませんが、近くでじっとこの姿で止まってくれていました。・・だからこの写真だけは焦点があっている・・その通りなのです。

(このトンボ達は7月7日島田緑地・自然生態園にて撮影したものです。)

”寒葵の葉っぱの模様は当てにならない!”

(the Pattern of Kan-Aoi's Leaf is unrelated on species.)

アルバムへのリンク; 「花・植物ー夏」

昨年6月8日の記事では、葉っぱの模様でヒメカンアオイとスズカカンアオイを区別していたのですが、どうも葉っぱの模様は「種」の区別には関係ない、模様では区別できない・・みたい・・ということが分りました。

写真をご覧ください。右がスズカカンアオイで左がヒメカンアオイとのことです。葉っぱの形が違います。昨年6月8日のもの昨年5月30日のものは全てヒメカンアオイ、模様の違いは人で言えば人種の違いと考えて間違いは無さそう・・です。勿論カンアオイにはいっぱい種類があります。専門的はこの葉っぱの形や葉柄の長さ、花の形や中の構造等で分けているみたいですが、素人目ではまづは葉っぱの形が簡単そうです。
カンアオイの花は地面に埋もれたみたいな状態で咲きます。とするとその交配はナメクジや蟻の様に地面を這っている昆虫類、種子もこれらに依って運ばれる、そんなに広くは拡がらない、狭い範囲での群生はこんなことが理由となっているのですね。今日また一つ利口になりました。

今日は、平和公園南部緑地での作業日、ひまわりの種を植えつけました。今年の夏には通称;中道や里の道の周りにはひまわりがいっぱい咲くことになりそうです。
それに午後からは今週末行われる灯火採集でサンプリングした昆虫の標本を作るための展翅板の作成でした。Iさんの傑作、予め寸法通り揃えて作って頂いた木片の部品やその他をボンドで接着してゆくだけの作業ですが、昆虫の大きさに合わせ4種類、約50個弱の立派な展翅板を仕上げることができました。最後に裏に会の名前と日付を記載して完了です。10年後・20年後もこの展翅板を使用した人がこれを見て感激してくれるものと思いますよ。

”今日は七夕”

(Today is the TANABATA)

アルバムへのリンク; 「小鳥・昆虫・動物」

写真は「イチモンジチョウ」、今日は七夕で一年ぶりの逢瀬を楽しんでいるのでしょうか?、(写真は昨日のものですが・・)。

さて昨年の7月7日は何をやっていたのかな?・・と読み返してみましたら・・昨年も同じように過去の7月7日を読み返している・・、毎年この七夕の日には同じことを繰り返している・・おかしな習慣ですし、進歩がないな・・ですね。

でも、読み返しているとその頃何に興味があった等々思い起こすことができますが、積み残していることがいっぱい、積み残さないようにしないと・・。

ちなみに過去の7月7日の記事に飛べるようにしてみました。ご覧ください。
2006年7月7日
2005年7月7日
2004年7月7日
2003年7月7日

”オオヨシキリとコゲラ”

(It will be hard to take bird's photograghs )

アルバムへのリンク; 「小鳥・昆虫・動物」

今日は例によって当家のおばあちゃんの健康診断の日、いつもの”待たされ病院”への送迎でした。でも待たされついでに楽しんでいます。
写真(左)は病院の近くの若王子池で見かけたオオヨシキリです。30分程度岸辺に座り込んで葦の先に止まるのを待って何枚か撮りましたが、せいぜいこれくらにしか撮れない、これ以上トリミングしたり拡大しても焦点が合っていないのが分ってしまいますので、これで我慢です。
さて、帰途天白公園を一回りしてきました。大根池の周りを散策していましたら何か飛び回っている・・ここでも2・30分じっとしていましたら今度はバッチリです、コゲラが5・6メータ先の枝に止まってくれました(右の写真)、ほら!ちゃんと目がひかっていますでしょう。
とにかく小鳥の撮影は難しい!・・じっと動かずただひたすら待つ、その内シャッターチャンスは必ずやってくる・・と信じて・・釣れない時のお魚釣りと同じですね。

”石ころ”

(some Rocks)

アルバムへのリンク; 「戯言」

写真は先日7月1日(7月2日に記事)の地層見学の時その現場から拾ってきた石ころです。縞模様に緑や褐色が綺麗です。
小さい頃田舎の砥川(ローカルなお話ですみません、実際に存在する川の名前です)で模様の綺麗な石ころを拾って大切にしまっておいた、皆様もそんな記憶があると思いますが、ヒロパパはこの歳になってもまだ〜・・とお笑いください。

岩石にはそのでき方で火成岩、堆積岩、変成岩がある、多分中学校の理科の時間で習ったこと?、黒曜石は火成岩、大理石は変成岩、ヒロパパにはこれくらいの知識しか持ち合わせが無く、さて写真の石ころは何?が分らない、困ったものです。

さて、山砂採取現場は、山がどんどん削られその上掘られ大きなすり鉢状になっているところが多くみられます。道路を作るにしてもビルを建てるにしても砂利が不可欠、以前は河原の砂利や海砂利を使っていたものが、河原砂利の不足と海砂利使用による塩害で、山砂利を使うようになった、日本のいたるところ(千葉県が多い?)で山が消えている、このような状況みたいです・・とヒロパパが心配しても良い提案が出来る訳でもないのですが・・。
ではこの穴は将来どうするの?、同行した方曰く、次には産廃業者がお出ましになり産廃で埋めてゆくとのこと、自然に還る無害な産廃はありえないとすると、たとえ分厚いシートを敷いたにしてもその内破れ地下水脈に悪影響を及ぼす、この悪循環を断ち切る良い手立てはないものでしょうか。
それにここの住民の皆様は、都市の為に自然を壊され、しかも都市で発生した産廃で汚される、こんな割の合わないお話はない・・ですよね。

基本は我々の利便性に対する欲望を抑え、スローライフな生活に切り替えてゆく、江戸時代以前の全てがリサイクル可能な生活様式に出来る限り近づけてゆく・・とちょっと大そうな言い方をしていますが・・ヒロパパや!まずおまえからやるんだよ・・と言われそう・・は〜い、がんばりま〜す。


”今日は「根も葉もない」お話し?”

(Nenashi-Kazura, one of the Parasitic Plant)

アルバムへのリンク; 「花・植物ー夏」

昔々、あるところに悪いおじいさんが住んでいました。このおじいさんは、お隣の正直なおじいさんに”根掘り葉掘り”いろいろ聞き出して、こんどは”根も葉もない”悪い噂を流し正直なおじいさんを苦しめました。さて、悪いおじいさんはどうなったでしょうか?、・・こんな昔話は無かったですね・・今日のタイトルの「根も葉もない」は写真の植物のこと、根も葉もなければ根掘り葉掘りもできない、これはそんな植物です。

先日7月1日の(7月2日の記事)蛍狩りの時その直前に寄った山砂採取現場の一角で見かけたもの、クローバーに黄色の網が一面にかかっている、一体なんだろう?と写真を撮り、帰宅してから植物図鑑(「日本の野草(山と渓谷社)」)を例によって1ページづつ捲りながらそれらしきものを調べてみました。植物を見てどの科ということだけでも推定できればこんな苦労をする必要はないのですが・・いかんせん、ヒロパパの知識は少なすぎます。

でも探し当てました!、ヒルガオ科ネナシカズラ属、この中に”マメダオシ”と”ネナシカズラ”、それに”アメリカネナシカズラ”の3種の記載があり、このうちのどれかみたいです。

この3種はどれも1年生の寄生植物で、最初は自分の根で育ち、寄生する植物に絡みつくことができると最初の根が枯れ、今度はその植物に根を差し込んで養分を吸ってしまう、写真では巻きつかれたクローバー(シロツメクサ)が枯れてしまっています。寄生植物ですので光合成の為の葉っぱは退化してしかも成長すると地面に根を持たない・・ということで”根の葉もない”植物、何の根拠も無いことを言うこの言葉はこのネナシカズラに由来するのかな?、そうではないと思いますが・・。

さて、写真のものが、候補に上がった3種のどれなのか?、図鑑の説明を読んでも良く分らない、ただ茎はネナシカズラには黄色地に褐色の斑点があり少し太め、どうも外来種のアメリカネナシカズラが他の2種を駆逐してはびこっているとのことなので、アメリカネナシカズラかな?と推定しています。花が咲いたとき、雄しべが花冠から飛び出していれば、これが正解みたいです。花期は8-10月とのこと、この時期にこの山砂採取現場に内緒で入れれば確認が取れるのですが・・。

おまけのお話;昨日のポピーシードの効能は分りませんでしたが、このマメダオシとネナシカズラの種子は生薬;トシシといって強精・強壮・腰痛に効くそうです。この頃疲れ気味のヒロパパ・・試してみたい衝動にかられます。

”餡パンのケシの実はどのケシの実?”

(Poppy Seeds)

アルバムへのリンク; 「戯言」

今日は「餡パンの上にくっついているケシの実はどのケシの実?」にすこしお付き合いください。

まず「アンパンの上に何故ケシの実(ポピーシード)をくっ付けるの?」を調べてみました。
お聞きしたところは、創業138年銀座木村屋總本店(アンパンを最初に作ったパン屋さん)と山崎製パン(株)です。
回答は、両社とも、パンに入れる餡は、例えばつぶ餡、しろ餡、こし餡等があり、どの餡を使っているか外から判別できるよう目印のためポピーシードやゴマを付けている・・とのことでした。ただ、木村屋の方はこし餡パンに山崎製パンはつぶ餡パンにポピーシードを付けています。木村屋はしろ餡にゴマ、つぶ餡は切り込みを入れている、それに桜の花の塩漬けをのせた桜あんぱんもある・・要するに各社それぞれで区別するため決めている・・みたいです。

では「何故ポピーシードなの?」についての木村屋の窓口の方曰く、昔からポピーシードは和菓子には良く使われていた、このプチプチとした食感が小豆の餡にぴったりでこれにしたのではないか・・とのことでした。

またまた・・それでは・・、アンパンのポピーシードとひなげしの種子は同じもの、それとも違う?・・
上の2枚の写真の右がひなげしの種子、その左がアンパンについていたポピーシード、ポピーシードの方は食用接着材でコーティングされていますので分り難いのですが、ちょっと大きめで色白・・どうもひなげしの種子ではないみたいです。ちなみに山崎製パンにポピーシードに使うケシはどのケシ?と聞いてみましたが、トルコ産であることは分りましたが種までは不明でした。でもポピーシードは黒いのもある、もしかしたらひなげしの種子もあのアヘンが取れるケシと同様ポピーシードとして使われているのかも、お菓子のプロにでも聞いてみないと・・

・・とアンパンの話題はこれ位にして、今日何故ケシの実の話題なの?・・じつは7月1日の午前中の作業(7月2日に記事)でひなげしの種子の採取作業がありました。その時のものをサンプルとして持ち帰り調べ始めたら、面白いこと分らないことがいっぱい・・そこでアンパンまで購入ということになった次第です。

下の写真をご覧ください。ひなげしの実の部分に自由の女神の王冠みたいな窓がいっぱいくっついています。この窓は一体何だろう?・・が今日の疑問の始まりだったんです。
下・右の写真はこのひなげしの実を半分に切ったもの、種子(黒っぽい粒)が残っています。

普通枯れた状態ではこの体制(向き)で種子を飛ばさなくてはならない、ところが他の植物の様に実が弾けることもなく、どうやって種子を飛ばしているか?のキー・・がこの窓・・と結論付けました。以下その推論です。
この窓は、風上では空気の取り入れ口で入った空気の流れが小さな種子を巻き上げ気圧の低い風下の窓から飛ばす、それに上の中央の隙間からも揚力で種子を飛ばすことができる・・どうでしょうか・・こんな仕組みとは思いませんか。

では風がまったく無かったら、とか実の中に残った種子はどうするの?・・枯れてゆけば花柄が折れて実が下を向く、その時近くにばら撒かれるか風があれば飛ぶ、・・以上なかなか理路整然とした推測ですが、本当かどうかは「ひなげし」さんもヒロパパと同じ”ケシ粒”同士、多分親切に教えてもらえると思っています。

”たくさんの蛍に感激!!、それにグミも!”

(Firefly Catching & Goumi)

アルバムへのリンク;「小鳥・昆虫・動物」「花・植物ー夏」

昨日7月1日はスケジュールびっしりの一日でした。
朝8時過ぎ家を出てから午前中はひまわりの種まき、それが終わりポピー等の咲き終わった花の種子の採取、午後から3時までミーティング、その後豊田市の山間にある山砂採取現場で地層見学、それが終わり夕方から豊田市のもっと山奥で蛍狩り(捕獲する訳でもないのに普通蛍”狩り”というのは何故?)、帰宅が10時半、午前中の汗まみれの衣服を着替えるのでもなく、・・充実した一日でした。
その中でも蛍狩りは最高、それ以外はまた後の話題として、今日は、昨日の夕方からのお話です。

この蛍狩りは昨年も同時期お誘いをうけて大雨の為中止になった、今年こそはと参加させていただいたもの、まず目的地の近くの、車一台がやっと通れる山道を経て個人のお宅に到着です。お会いして、アレどこかでお会いしている・・と思い返してみましたら、4月27日平和公園南部緑地の地質調査(4月29日の話題)でお会いしていた方;Oさんでした。
それにこのOさんのお家がまたすごい!、ヒロパパの憧れのログハウスでご自分でお作りになったもの(というよりまだ建設途中ですが)、しげしげと遠慮もせず3階まであるお家をすみずみまで見学してしまいました。
それに音響設備がまたすごい、スピーカーは高音、中音、低音用と分けてあり、それぞれ別系統のフィルターとアンプ、しかも真空管式、出力がどれ程か聞き忘れましたが、山間のこの周りには他所の家は見当たらず、お友達が来てスピーカーが壊れてしまうほどの音で聞くので怖くて・・とのOさんの言葉もありました。
ヒロパパも数枚CDを持参しておりこれを聞いてみましたが、これが同じCDか?・・と思われる程の繊細な響きに、再生する装置によってこんなに違うものかと、これも驚きです。
もう一つ風呂場を覗いた途端、ワ〜!ヒバで作った風呂桶、近くの少なくなった風呂桶のプロに特別にお願いしたものとのこと、これも羨ましい〜。

表題の蛍狩りの話題の前に、もう一つ、・・・写真をご覧ください。先日6月18日桑の実の時話題にしたこれも懐かしい味のグミです。
写真には大きいもの(約3センチ)と小さいもの(約1.5センチ)と2種類あります。正確な名前はまだ調べてありませんが隣り合って植わっていたもの、この時期熟すグミはナツグミの仲間?、小さいほうがナツグミ、大きいほうがダイオウグミ(ビックリグミ)?、口に頬張り”ウン々々この味この味”とこれも最高!・・でした。

さて、やっと本題の蛍狩りです。
がんばって撮影しても、多分周りの明るさで(といっても街頭が数箇所あるだけで街中よりづっと暗いのですが)無理と初から諦めて目で観賞するだけととしましたので写真はありません。
蛍狩りは、これもグミと同じ小さい頃の思い出で、どじょう川(これはヒロパパが小さい頃住んでいた家の近くの田圃に水を引く用水路のその頃の子どもたちの愛称です)にいって蛍を捕まえ蚊帳の中に放ち、それを見ながらスヤスヤ・・、今回はその時を再現したかの幻想的な風景でした。多分数十匹以上がいっせいにピーカ・ピカと同期して光る、より上で光っているのが雄、下で光っているのが雌、光る部分の節が二つのものが雄、一つが雌、どの雄とどの雌がお互いに認識しあっているかを研究している人がいる云々・・面白いお話を皆さんからお聞きしながら、ものすごく感激・感動しながらの蛍狩りでした。
蛍達はお互いに微弱な光をどうやって認識しあっているのでしょうね。実は、このお話をお聞きして丁度持参していたLEDのライトをピカピカさせてみましたが一向によってくる気配はありませんでした。ジワ〜と光ってジワ〜と消える光らせ方とサイクルを加減すれば寄ってくるのもあるのでは?、調べてみたい衝動に駆られてしまいます。でも僅か数日から1週間ほどの命、こんな悪戯は止めときます。
ここの蛍たち(殆どが源氏蛍)は保護活動の結果ではなく自然の状態でこれほど多く(といってもOさんい言わせると減ったとのことでしたが)棲息している、農薬の使い方や無理なことをしなければ自然はその優しさを保ってくれる、Oさんがこの地をえらんだのも肯けます。

おご馳走も最高、お話も最高、お誘いいただいたTaさん、お世話になったOさん、地質学のプロ;Mさんに、アッシーをお願いしたIさんご夫妻、お世話になりありがとうございました。

落書帖より転載

ヒロパパ
タッキー様
著名な有名人のタッキーさまより書き込みを頂き光栄です。
その節はお世話になりありがとうございました。皆様は本当に”ビックリ組”ですね。
”村”について、仰る通り”村”という地名がどんどん消えています。”市”よりも”町(ちょと意味がづれますが”街”の方が気に入っています)”、”町”より”村”や”郷”、単語だけのお話ですが残しておきたい単語です。
愛知県では宛名に○○村と堂々と書けるのは「豊根村」だけとなってしまったのでしょうか。
Oさんのオーディオ装置は本当にすごい!。Oさんがあそこを選ばれた理由は自然の豊かさは勿論ですが音楽を楽しむためも大いにありそうですね。
来年も蛍狩りがありましたら声を掛けていただければと思っています。
(2007/07/05)

タッキー
蛍狩りのつぶやき、ウンウン、ニヤニヤと読ませていただきました。
いろいろビックリグミでしたでしょ!
豊田市は広いが、小原村と言い続けたいです。
OさんにはHPをお知らせしました。Oさんはジャズファンですが、持参すればいつでも一緒に聴いてくださいます。
私の音響装置もOさん設計ですが、大音響で聴けず「情けない!」と言われております。 (2007/7/3/Tue)

”今年初めて出会ったユーカリの花”

(a Flower of Eucalyputus)

アルバムへのリンク;「花・植物ー夏」

今日から7月、梅雨は何処に行ってしまったのか暑い日が続いています。今年の夏の水不足や異常気象が心配です。

昨日、この暑い中久しぶりにユーカリ畑をのぞいてみました。じつはこのところ野暮用でユーカリ畑に足を運ぶ機会がなく、本当に久しぶり、今まで咲いているのを確認できたユーカリ林を3箇所廻りやっと一本だけ花を見ることができました。
この花はシデロキシロン、さて・・我がユーカリリストに確認記録を入力しようと、パソコンのメモリーを探してみましたが見当たらない・・・アレー消えてしまった・・前使用していたパソコンの多分いつも使っていた為Cドライブに入れていたのが敗因でした。
作ったユーカリリストは、まずオーストラリア図書館から借りた本を参照してコアラの食事になるものをリストアップし、次にユーカリ畑の管理棟のプロの方に見て頂き現在ここのユーカリ畑にあるものだけ選びなおし、それぞれの花期をオーストラリアでの花期を記載し日本の花期を記入できるようにしたもの、一応今まで確認できたものは追記してあった・・のですが・・マ〜イイか、もう一度作り直し、もっと良いものを・・と考えることにします。

(追記;7月3日)さてユーカリリストをもう一度作る為以前の通りまずオーストラリア図書館から本を借りようとインターネットでアクセスしました、が・・ここで困ったことが発生!、オーストラリア図書館のホームページ曰く、今年5月末で閉館、ここの蔵書を全て大手門学園大学(大阪にある、オーストラリア研究所を持っている)に寄贈したとのこと、今度は大手門学院大学付属図書館の連絡しお聞きしてみましたら、本はまだ到着していない、来年1月ごろから貸し出し可能にする予定で、郵送又は宅配便での送受は検討中とのことでした。
待っていられない・・インターネットで調べるにはちょっと重い為市内の図書館を調べてみることにします。