2008年8月のつぶやき
世の中には、綺麗なもの、不思議なこと、奇妙なこと、可笑しいことがいっぱいですね。
気がついた折紹介しています。
2008年8月31日

”99歳の誕生日”
(Today is my mother's 99 years old birthday, )

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今日は当家のあばあちゃんの満99歳の誕生日、近くのレストランの座敷を借りて一族郎党でのお祝いでした。ひ孫ちゃん達のおめでとうのカードありで本人はご満悦、気分よくカラオケを披露しました、しかも1回はカラオケで、1回はアカペラです。カラオケはお気に入りの”武田節”、このお祝いが決まった時から歌おうと楽しみにしていたみたい、マーマーでしたよ。

さて、毎年この日にはおばあちゃんの若い頃の写真を本人には断りなしに掲載していますが、今日はおばあちゃんの小学校6年生の時(大正11年・1922年)の卒業写真です。小学校は、長野県諏訪郡長地(おさち)村(現在の岡谷市長地区)、長地尋常高等小学校(現在の長地小学校)、多分この頃は今みたいにカメラが氾濫しているわけでもない、とすると、記念写真を撮るからみんなおしゃれをしてくる様にと指示があり、羽織・袴で髪型も整えてとの一大行事だったのではと想像できます。特に女の子達の髪型に特徴があります、おばあちゃんに聞いてみましたら、この頃流行った髪型だそうですが名前は忘れたとのことでした。当家のおばあちゃんはこの髪型ではないのですが、さてどこにいるか、ヒロパパでも自分の母親ながら探してしまいました。
同じクラスの皆様、皆様同じ年、元気でしょうか・・お一人お一人を訪ねてみたい気がします。

それにしても99年、約1世紀・・すごいですね~。先日のニュースで世界一の長寿の方;推定134歳?という方が亡くなられたと報道がありましたが、日本国内での最高齢者は女性が112歳、男性が110歳、それに100歳以上の方は2万8500人弱、女性が85%だそうです。当家のおばあちゃんもそのうち高齢者番付に名前を連ねるかもしれません。

次の通過点は「茶寿」、数えで108歳、あと8年後にもこの様なお祝いができれば最高ですが・・。
因みに「茶寿」が何故108か?・・草冠が十と十で合わせて20、下の部分が八十八、従って全部を足し算して108とのことです。

”金太郎飴”
(Kin-taro Ame)

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多分今も駄菓子屋さんの店先に並んでいるとは思いますが、写真は昔懐かしい「金太郎飴」です。
でも、この金太郎飴はオリジナルの特別製、当家のおばあちゃんの白寿の内祝として参加された皆様にお渡しできるよう、約1か月前にデザインを付けて発注してあったもの、明日のお祝いの席に間に合いました。
種類は2種類で、一つは似顔絵でミカン味、他方は名前と白寿の文字が入ったブドウ味です。

先日この2種類の金太郎飴を作る工程を見学してきました。
大きな釜に入れた砂糖と水飴を約140度で煮詰め、少し冷やした状態で味付けとその一部を色付けして其々の部品を作り、まず30㎝程の太さの元を作る、これをググーと手で引き伸ばして2㎝程度にして輪切りにしてゆく、約1時間程度の工程ですが、飴が固まらない様温度と時間が勝負、10人ほどの皆様が手際よく作業されていました、興味津津、面白かったですよ。
右の写真は、皆様に金太郎飴と一緒にお渡ししようと、工程を写しまとめたプリントです。

さて、一つの釜でいくつできたと思いますが?。1種類で約3,500個以上、合計7,000個以上ありました。
明日のお祝いの席で(関連の話題;2008年7月24日)参加された皆さんにお渡しするのは勿論のこと、お世話になっている皆様にもお配りしようかな・・・来月は発送で忙しくなりそうです。

”山本画伯の作品”
(a Work of artist Yamamoto)

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昨日街中に出かけた目的の一つに、山本画伯(関連記事;2008年5月12日)の展示会を見る為もありました。
先日山本画伯から、所属しているYAG美術会の作品展を愛知県美術館で開催しているので見に来るようにとお葉書を頂き、もうひとつの用事の帰途寄ってみました。掲載した写真は、山本画伯の50号の作品3点です。左から「yaku dou」、「jyo nen」、「kan ki」と名前が付いていました。今日は山本画伯が会場に来ているはず・・”鑑賞のつぼ”とかなぜ漢字やひらがなでなくローマ字で名前を書いたか等々お聞きしながら・・と考え、頂いた葉書の時間まで待っていましたが、一向に現れない??、受付でお聞きしましたら、”29日(今日)のはず”??、よくよく葉書を見てみましたら・・ヒロパパの見間違いでちゃんと29日にチェックマークが付いているではありませんか・・他の方の作品を見せて頂き楽しんできました(油絵、水彩、日本画、切り絵、彫刻等素晴らしい作品がいっぱいでした)が、お会いできず残念!。
このYAG美術会は名古屋で活動している芸大、美大の卒業生や学生が中心の会で、1964年この会発足当時は皆若かったからY・A・G(Young Artist Group)と会名を決め、その後YAG美術会と改名したとのことです。山本画伯はヒロパパと同い年、でもこの会の名前と同じ位若い・・うらやましい限りですね。
もう一つ、掲載した写真では色彩が明瞭に出ていません、「こんな画像を載せて」・・と山本画伯から叱られそうです。

”面白いものを見つけました、
ポスターの写真が裏表逆だ!”
(How about turning this photo inside out)

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今日は面白いものを発見!、用事があり久しぶりに名古屋駅へ、コンコースを歩いている時、そこにある名古屋市の観光案内所に大きな市内の案内ポスターがガラス越しに掲げられていました。
通りすがりふと東山動植物園の写真を見て(左の画像、真ん中の部分)・・まずこれどこから撮ったものかな?、正面入り口あり、モノレールあり、観覧車やスカイタワー、それに動物会館と手前の池もあるけれどどうも様子が違う??、もしかしたら裏表逆にプリントしたのかな?と頭の中で一生懸命裏から見えるであろうイメージを想像してみましたが出てこない・・そこで写真を撮り帰宅後パソコンで逆転させてみましたら(右の画像)・・案の定、見慣れた風景になりました。
早速この案内所に「裏表逆だよ!」ってお知らせしましたが、電話口の方は知らなかったみたいです。
貼りかえなさい等の要求をしたわけではありませんが、今度ここを通った時どうなっているか・・楽しみです。

それにしてもヒロパパにしてみれば、単純な画像であればまだしも、複雑になればなるほどその場ですぐに裏表や左右逆の画像が頭の中に浮かんでこない、もう少し右脳を鍛えねば・・と思いつつ・・もう駄目なのかな~。

”馬馬虎虎”
(ma ma hu hu)

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馬馬虎虎 麻麻呼呼 媽媽虎虎 麻麻糊糊

何か訳の分からない漢字が並んでいます。発音は全て”マーマ フーフー”(声調は省略していますが)、中国の成語の一つで、意味は「マーマー、ボチボチ」とか「いいかげんである、でたらめである、不注意である・・」ということだそうです。

昨日は週1回の中国語クラスでした。6月17日ご紹介した我々の先生”小全”さんが夏休みを利用して、この1か月北京オリンピックでの通訳としてのボランティア活動と帰郷でお休み、久しぶりに昨日復帰、「お久しぶりです(好久不見)、お元気でしたか(你好了嗎?)」の言葉に対して応答しなさい・・と早速授業開始・・厳しィー!。
応答は「元気でーす(我很好)」、「最低でーす(我很不好)」等はすぐ出てくるのですが、さて”良くもなく悪くもなくマーマーです”を表現するする言葉として、「不太好」と同時に教えていただいた成語がこの「馬馬虎虎」です。

この成語の由来は?とインターネットで調べてみましたら
・・昔下手な画家がいて、馬の絵を描いて売ろうとしてた、お客が来て馬ではなく虎の絵が欲しいといったので、その画家は馬の頭だけを虎に描き変えて売ろうとした、もちろんそんないい加減なことことをしても売れなかった(この後もお話は続きているみたいですが)・・
こんなことから生まれた成語みたいです。
この言葉ヒロパパの性格にそっくり?、気に入りました・・いろんなところで使ってしまいそうです。

さてさて、歓迎 小全 你的再回來! 請到意

”吹きこぼれしない?お鍋”
(a New Stewpot)

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写真は「ふきこぼれしない鍋」と銘打ったお鍋、箱には「ふきこぼれない学理的原理」との説明があり、そこには”加熱面積 対 冷却面積の和によって対流が生ずる為・・(中略)・・対流の法則により設計された□□は理想的な「ふきこぼれ」をしない鍋というえるのです”と書かれています。

”ふきこぼれ”は水に含まれていた空気が気化し、お鍋の縁から料理しているスープ等が気化した気泡と一緒に外に漏れる状態とすると、このお鍋を使うと対流を活発化して沸点に達しても気泡が出来ないのかな??・・実際に調理しているのをみてみました。
お鍋の側面は傾斜があり対流を起こしやすい形状であることは確かでしたが、沸点で気泡が出来ない訳では無い、そのまま加熱を続ければますます沸騰する、当り前の現象ですが・・騙されたのかな?~。
箱にはこの説明以外に”ふたを外して満水では使用しないこと、水量は規定以上入れない、それに料理するものにより調節すること、都市ガスやプロパンガス用で業務用火力では使用しないこと云々”という注意書きもありました。
要するに、家庭用ガスで料理した場合を想定して対流を起こしやすく側面の傾斜を考え、沸点に達しても外に料理が飛び散らないようお鍋の側面を高くした、これを実験して製品化したお鍋である・・と結論づけました。
ふきこぼれを防ぐ料理は、鍋底の温度を感知して火力をコントロールしているIH(Indution Heating)クッキングヒーターがありますが、家庭用ガスでの料理ではふきこぼれ等の失敗はこのお鍋を使うと少ない・・ということは言えそうです。

”秋の七草とお月見”
(Additional Insentive Seals for Children)

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♪うさぎ、う~さぎ、なに見てはねる、十五夜お~月さん見ては~ねる♪
・・冒頭から若い方には馴染みのない歌?・・今年の十五夜、中秋の名月(旧暦の秋・7月~9月の真ん中の8月15日のお月さま)は何時?、・・今年は9月14日が旧暦の8月15日にあたります。
すすきを飾りお団子をお供えしてお月見をする風習は、この頃は殆ど見かけなくなりました。何故?、たぶんヒロパパと同じ年代の皆様がこの風習を気にしていない事が大きな要因と考えられます、・・ヒロパパは大いに反省です。
お月見は、従来月の満ち欠けから行っていた農作業で、収穫への感謝と豊作祈願の大切な行事であったもの、農作業に従事しないでもお月見をするときは感謝の気持ちは持ちたいな・・とヒロパパでも一応殊勝な考えはあるのですが・・。

お月見と同じく、秋になると気にしたいもの・・それは「秋の七草」です。
山上憶良が万葉集で歌っててからこの方脈々と伝わっているもの、奈良時代(天平時代・8世紀)に我々の祖先の残した文化に触れてみることも・・温故知新・・ですよね。

さて、掲載した画像は何?・・前述の様な大層なこと考えた訳ではありませんが、今活動している森づくり活動で、子供たちが参加した時ご褒美に渡すシールの最新版・4作目;「秋の七草とお月見」です。わずか4センチ×2.5センチのスペースしかありませんので画像中心になってしまいますが・・。
実はこのシールを渡す作業範囲を広げたため、今までは6か月に一度づつの新しいシール作成が、全ての活動に皆勤のお子さんでは計算上では約2か月に一度づつ新しいシール作成が必要となってしまいました。これからは新しいシールを次々発行することが必要となり、何にしようかなと一応は熟慮したつもりですが、・・これ・・皆様に受け入れられるかどうか・・心配~・・。
今までは「どんぐりの成長」「赤とんぼ」「かえる」と作ってきましたが、次は何にしようかな・・春の七草?、せみの羽化?、それとももっとパズル的なもの?、楽しみながら作ってゆくことにします。

参考までに、今年の十三夜(十五夜から1か月後、旧暦;9月13日のこと)は10月11日です。
それと秋の七草の覚え方・・「お・す・き・な・ふ・く・は」・・だそうです、覚えやすいですね。余分なお話・・それにしても「おすきなふくは」の花期は殆どが7月頃から、旧暦で1か月遅れでも暑い暑い・・秋という感じがありません・・万葉集の時代も同じだったのでしょうか、奈良時代の平均気温のデータでもあれば分かるのですが・・もしかしたら南極の氷を分析すれば分かるのかな~。

”北京オリンピックが終わります”
(今天北京欧運会完了)

アルバムへのリンク;「お祭り・お祝い」


欧林匹克国際運動会 比賽
棒球 排球 足球 羽毛球 塁球
遊泳 花式遊泳 跳水
賽跑 跳運 跳高 馬垃松

今月9日から始まった北京オリンピックが今日で終わります。特に陸上競技でのアフリカ勢やカリブ諸国に皆さんの身体能力の高さには驚かされます。それに話題になっているヤムイモ、日本でのナガイモ、自然薯みたいなものでしょうか、ヒロパパも食べて元気を出したいな~。

さてたくさんの単語を掲載しました。全て中国語(但し簡体字では無理なので漢字で表現してあります)のオリンピックの競技の名前ですが、想像してみてください。
一行目から順番に「オリンピック」、「試合」、2行目は球技で「野球」、「バレーボール」・・・後はクイズとしますが、3行目は競泳関連、4行目は陸上競技で、ほぼ文字の意味するところは同じですので想像できるものもあるかと思います。只、外来語を音訳している(オリンピック=欧林匹克)ものもあります。日本語の場合は外来語を無理やりカタカナで発音を表記してしまいますのでさほど苦労することはありませんが、さて中国語では同じ発音のどの文字を使うか・・苦労があるのではないかと思います。
中国では外来語の表記を”新華社名訳局”で決めているとのことですが、特に参加した皆さんの人名が新聞紙上でどのように表記されているのでしょうね、全ての人について最初から決めてある訳ではなさそう・・必要の都度決めていったのかな?、中国のオリンピック関係の新聞記事を見てみたい気がします。

今回のオリンピック、皆様はどのように感じましたか。警備状況、聖火リレー、少数民族問題、審判の正確さ、オープンセレモニーでの演出問題等々聞こえてきていますが、これら以上に参加されたアスリートの皆さんのひたむきな努力と感動は十分に伝わってきています。皆様、辛苦了!(御苦労さまでした)。

”チョウセンゴミシ、元気でした!”
(Cyosen-Gomishi)

アルバムへのリンク;「風景・自然」

左の写真は8月17日掲載した写真の渓流で、写真の右側、写真には写っていませんが上流の補修された板橋から撮ったものです。常時この水量が変わることなく、多分数メータ/10メータの落差を激流となって流れています。この水、蓼科湖や近くの発電所に流れてまずは諏訪湖へ、その後天竜川を経由して太平洋へと思われます。
この板橋の際に毎年楽しみにしている「チョウセンゴミシ」が、熟すのはもう少し時間が必要ですが、今年も実っていました。楽しみ?といっても、摘んで利用する訳でもなく、ただ見て楽しむだけなのですが・・。
これ以外にこの付近で見かけことができる谷川沿いを好む草の花、下・左は咲き始めたセンキュウの仲間(セリ科は分かりますが定かではありません)?、その右3っはヒロパパの知識の範囲を超えていて名前は分かりませんが一つ一つをよく見ると綺麗です。

実は毎年の事ながら、庭から傾斜地を下りてこの渓流に出られるヒロパパ専用の獣道?を作っています・・といってもただ単に通り易くする為雑草を刈っているだけなのですが・・。
この渓流には時々鱒?岩魚?を見かけまし、カゲロウの仲間も水面を飛んでいます。今年はこの渓流に棲む生物をペットボトルで「もんどり」でも作って調べてみたいな・・とは考えていましたが・・困ったもので実行せず・・次の機会に頑張ってみます。
この渓流は誰の土地かな?多分渓流の両側数メータの範囲は電力会社かな、茅野市かな?、他人の土地に勝手に入り込んでは本当はまずいのでしょうね。

さて、この山小屋、周りを含め自然がいっぱいです。潜在植生を考えながら(といってもこの地の潜在植生云々が分かっているわけではあろませんが、少なくともイタドリは違うと考えています)ターシャ・チューダさん(Tasha Tudor、1915/8/28-2008/6/18)の庭みたいにしたいしてゆきたい・・と思ってはいるのですが・・。

”「ツリフネソウ」って秋の花だったのですね”
(Tsuri_Fune_Sou)

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今回の山籠りでのお話、今年はやけに「ツリフネソウ」の花が少ない?と思っていたのですが、よくよく考えてみましたら「ツリフネソウ」は秋の花(8-9月)、だから少なかった、これからが最盛期だったみたいです。
掲載した写真は、「ツリフネソウ」と「キツリフネ」、白い「シロツリフネ」は見かけませんでしたが、早生?のものみたいです。
もう一枚は庭で一株だけ見かけた「ワレモコウ(バラ科)」、これもこれから暗紅紫色の小さな花を咲かせるのでしょう。

それにしてもツリフネソウの仲間の花は奇妙です。名前の謂れはある程度理解できますが、どれが花びらでどれが”がく”かが区別しにくいこと、それに後ろの渦巻き状の突起物を”距(きょ)”といい、ここの蜜がいっぱい詰まってるとのことです、・・ということは特定の昆虫と共生関係にあるのかな?。

”生食可?のとうもろこし”
(MIRAI,one of the sweet corn)

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山籠りの時、食材はどこで調達?・・歩いて数分の所にコンビニを兼ねたお土産屋さんあり、車で数十分山を下りれば大型スーパーありで苦労することはありませんが、やはり地産地消が原則、今回、付近の農家合同の直販店「たてしな自由農園」に寄ってみました。
新鮮、朝摘み・・の野菜類や加工品がいっぱい、そんな中で写真のとうもろこし「味来(みらい)」に出会いました。看板曰く”生でも食べられる”とのこと、置いてあった試食品を食べてみましたら・・生臭い感じは皆無、生でも美味しい、本当でした。
帰宅後インターネットで調べてみましたら、糖度はメロン並み、F1(一代交配種)、食べるときは内側の薄い皮を少しの残したままラップにくるみレンジでチン(焼いた方が美味しいとも書いてありましたが)、とのことでした。
3本で320円というのが安いのか高いのか?よく分かりませんが、美味しかったですよ。

現在の農産物の品種改良はすごい・・美味しく食べられることはいいのですが・・穀物類の高騰や、食料不足、固定種に対して遺伝子操作・一代交配種、種屋さんの世界征服、・・いろいろなキーワードが頭の中を過っています、複雑~!。

”フシグロセンノウ、他”
(Fushiguro-Sennou and etc.)

アルバムへのリンク;「花・植物ー夏」

写真は「フシグロセンノウ(ナデシコ科)」と「キンミズヒキ(バラ科)」、今回の山籠りで見掛けたもの、これ以外にもツリフネソウの仲間やその他名前が分からない花を見かけていますが、綺麗な写真が撮れず掲載は諦めました。

「フシグロセンノウ」は木陰にひっそりと咲く?・・でもこの朱紅色の花は遠目でのそれと分かる程目立ちます。当初見たときは誰かが園芸種をばらまいたのかなと思ったのですが、昔はどうかわかりませんが今は野生化しています。フシグロの名前の由来は枝分かれしている節の部分が黒くなっていること(写真でも見てとることができます)、それにセンノウは同じ仲間が発見されたお寺の名前だそうです。

「キンミズヒキ」はタデ科のミズヒキに似ていて花が黄色だからとのこと、実はこれらの情報は、「信州・野山の花(今井建樹著・信濃毎日新聞社)」からのもの、やはり植物にしても昆虫にしても、その地方の方が地道に調べ上げまとめた情報は分かりやすいですね。

”一向に口に入らない木の実達”
(I want to eat these nuts and berry, but could not.)

アルバムへのリンク;「花・植物ー夏」

一向に我が口に入らない山小屋の木の実達・・、一応写真の様に数個実るものの小鳥?、昆虫の食べ物になっている、ブルーベリー(写真・上左)、ブラックベリー(写真・上右)、フサスグリ(写真・下左)、写真にあるだけしか実っていませんでした。ブラックベリーはあと数週間待てば一粒程度は口に入る可能性はありますが、そのままにして小鳥たちの食べ物とすることにしました。植えたのは2003年の夏、それ以来毎年こんな調子です。肥料を与えたりすればもっと実るとは思いますが、除草剤とか殺虫剤も含め肥料も使いたくない・・、”マー・コレデヨイノダ”の状態です。

写真・下右はツノハシバミの実、これも秋に熟したら堅果を取り出し、生でもローストしても美味しいとは聞いていますが、これも又ここのものを食べたことはありません。秋になったら収穫に行こうかな・・。
それにこのカバノキ科ハシバミ属には、あのヘーゼルナッツのセイヨウハシバミとハシバミという種があるみたい、機会をみてその違いを調べてみます。

”お出迎え”
(an Owl, a Guardman at the Hut)

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もう7~8年になるでしょうか、今回も山小屋の番人フクロウ君がお出迎えをしてくれました。最初は小鳥たちに苛められるかと心配をしていたのですが、そんな様子もなくお役目?を果たしてくれている、頼もしい存在です(関連話題;2005年7月27日)

さて今回はこのフクロウ君以外のお出迎えもありました。
写真のスズメバチ(コガタスズメバチ)です。軒下に大きな巣を作り周りを飛び回っていました。それをいいことにして雑草狩りもその付近は手抜き・・役立っています。
スズメバチの巣、特にコガタスズメバチの巣はいつ見ても縞模様がきれいです。樹皮をはぎ取って噛み砕き貼り付けてゆくこの縞模様は、同じ樹皮でなければならない、とすると一人の作業であれば約一周分同じものが担当して他のものは手を出さない?、もし共同作業であれば、今度はここの木の樹皮を取ってくること・・と誰かが指令している?、すくなくともこの様な縞模様が出来るためにはどちらかと思われますが、まさか個体識別できるわけでもなくよく分かりませんでした。
スズメバチの皆さんが冬になりこの巣を放棄したら壊れないように取り外してみようかと目論んでいます、楽しみ・・!。
尚、スズメバチについて詳しいHP(ココをクリック)がありましたのでご覧ください、ものすごく参考になります。

”涼しかったですよ!”
(Passed the Summer at Tateshina)

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お断りなくアップデートをお休みしてしまいました、すみませ~ん。くたばった訳ではありませんのでご心配なく・・(影の声;誰も心配していないよ!)・・。

あまりの暑さに急に思い立っての山籠りでした。多分気温では5℃程度の違いがあったのでは・・、お天気も良く日差しは強いものの風は爽やかで朝夕は長袖が欲しいほどの涼しさ、しかも緑の香りがいっぱい、毎年の事ながら庭に勢いよくはびこっているイタドリと格闘しながらの雑草刈り、ペンキ塗りをしたり、立木の剪定・・元気・元気でした。
掲載した写真は庭から見下ろした渓流、50メータ程上流のがけ地から湧きだしているもので蓼科山、北八ヶ岳の伏流水、この付近の上水道はすべてこの水、冷たくて美味しい・・最高です。この谷から吹きあがってくる風もマイナスイオンがいっぱい、ただこの渓流、朝起きた時などは・・まるで雨が降っているかのような音ですが、これも1/fノイズかもしれません、心地よさが感じられます。

さて、昨年も同時期(8月18日24日の話題)にこの地で楽しんでいましたが、少しづつ変化があります。お隣のログハウスが売れたのかな?~、折れた煙突が直り庭が整備されていました。それにここ蓼科・プール平という地名の由来となったプールがついに取り壊されてしまいました。取り壊されたのは初代のプールではありませんし、数年前から閉鎖されたままだったので予想はしていましたが、これからは「ここを何故プール平って言うの?」に対して、「昔はここに大きなプールがあったり、レストランがあったり、大きな旅館が3軒もあったりと、昔は蓼科の中心地だったんだよ」ってお話が必要となりました。
さて明日以降、この数日間に出会った花等をまたご報告いたします。

”今夜のトピックス、ペルセウス座流星群”
(Meteor Shower)

アルバムへのリンク;「戯言」

今晩晴れていたら、夜半過ぎ(明日の午前3時頃)、お子様の就眠時刻をちょっと(ではありませんが)遅めにして一緒に夜空を見上げてみてください。毎年この時期現れるペルセウス流星群の流れ星が見えるかもしれません。
見上げる場所は天頂よりやや北東よりのペルセウス座の周り、そこを中心にして放射状に流れ星が見えたらラッキーです。
お願い事をあらかじめ用意しておいて、見つけたら口をモゴモゴ、願い事がかなうといいですね~。

掲載した画像は名古屋市科学館のHPから借用しましたが、ここには、流れ星って何?や流星群が毎年同じ時期見える理由等々分かりやすい説明があります、参考になります。

さて、流星群の発生頻度を表す単位に”ZHR”という単位があります。ZHR;Zenith Hourly Rate(天頂1時間流星数)で、これが100を超えるのは、今回のベルセウス座流星群(7月17日~8月24日)、しぶんぎ座流星群(1月1日~1月5日)、ふたご座流星群(12月7日~12月16日、2007年12月14日の話題)で、その他33年周期でしし座流星群(11月14日~11月21日)が多くなるとのこと、要するに地球の公転時、彗星(シュヴァスマン・ヴァハマン第3彗星の話題;2006年4月30日)が残したダストトレイルの軌道と交差するたびに流れ星が多く見られる訳で、このダストトレイルはいっぱい、現在名前が付けられているものだけでも70以上の流星群があり、毎月5-6個のダストトレイルと地球が交差していることになります。
ただ都市部では街の明るさで流星はおろか天の川も見れない(2006年5月2日の話題)、星座の確認もおぼつかない、残念です・・”都市部でも天の川が見れる空を取り戻そう”・・という運動でも起こしたい気持ちですがが、もう元に戻らない・不可能なのでしょうね。

”この方たちは誰?”
(Who's who?)

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この方たちは誰?、8月8日に名古屋・東山給水塔を訪問した折寄った覚王山日泰寺の山門の、左が「摩訶迦葉尊者(まかかしょうそんじゃ)」、右が「阿難尊者(あなんそんじゃ)」、どちらの方もお釈迦様の十大お弟子さんの一人です・・と説明にありました。

さて気になったことは、お二人の頭光に描かれている文字、これ何を表しているのかな?・・梵字であること、梵字が仏様一人ひとりを表していることは知っているのですが・・ということで、いつも参考にしている梵字のページを見てみました。
発音は左が”マ”、右が”アー”、とすると摩訶迦葉尊者のマと阿難尊者のアーを頭光に描いたのではと結論づけました、当たっているかな~?。

”どんぐり畑の雑草刈り”
(Land overgrown with weeds)

アルバムへのリンク;「森づくりの会」

昨日からお盆休みに入る会社が多いのか、交通機関、高速道路が混みだしています。ただニュースでは高速道路の混み具合は通年ほどではないとのこと、ガソリンの価格高騰の影響とも言っています。当然ながらサンディー毎日のヒロパパですからこんな時遠出をすることをひかえ暑い最中仲間と一緒に雑草刈りです。

雑草刈りはどんぐり畑、ただ現在どんぐりの苗は1/3程度でその他はひまわり畑になっているのですが・・。
このどんぐり畑は一昨年秋の子ども隊イベント(2006年11月18日の話題)で拾ったどんぐりを家で育てここに植えたものと、昨年のイベント(2007年11月10日の話題)で直接どんぐり蒔きしたもので10センチ程度から2・30センチに成長しているものがあります、・・が、いかんせん数か月すると1~2メータの雑草に被われてしまいます。ひまわりも頭しか見えない状態でしたが、今日の作業で今年はもう雑草刈りはほぼ大丈夫かな?・・と思いたいのですが、どうでしょうか。

右の写真の花は帰り際見かけたもの、もしかしたらオミナエシかな?、月見草に隠れて一株だけポツンと咲いていました、何故ここに?・・は分かりませんが、なにか懐かしい感じのする花です。

”広島・長崎と北京オリンピック”
(欧林匹克国際運動会)

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昨日の夜9時(日本時間)から始まったオリンピックのオープンセレモニー、1時過ぎまでの約4時間中継を見てしまいました。張芸謀(チャン・イーミー)さんの演出によるこのセレモニー、なかなかのものでした。
驚いたのは仕掛けはもちろんですが特に出演された皆さんの数、最初の缶太鼓(中国の古代から伝わる太鼓、この文字で良いのかな?)を使ったカウントダウンでの2008名の皆さん、その他活版印刷の仕掛け、古代衣装を身につけた皆さん、それに垣根代わりに配置された皆さん、この会場内だけでもものすごい人数・・どれをとってみても指揮系統を含め一糸乱れぬ動作・・相当練習をしたのでしょう、すごいです・・がこの様な一糸乱れぬ動作、あらぬ方向を向くと怖い気もしますが・・。
さて、面白いこと気がつきました・・入場行進の順番はオリンピック発祥の地;ギリシャが最初で開催国は最後は、いつもと同じにしても、英語によるアルファベット順ではなく漢字(簡体字)で表記した最初の文字の画数の順番とのこと、調べた訳ではありませんが多分同じ画数の文字はあったのでは、その場合は中国語の辞書と同じピンインのアルファベット順しかも四声の順かな?、それに国名を紹介するアナウンサーが、まずフランス語で、次に英語で最後に自国語で・・何故このようにしたのか?別に気にすることでもない?のですが・・。

このオリンピックの開幕はさておいて、毎年この時期は、6日の広島の平和記念式典、それに今日の長崎原爆・平和祈念式典が気になります。F君のご挨拶はどちらも同じものをコピーして読み上げたみたいな事務的で簡単なもの、世界には核兵器の開発競争、その他紛争が渦巻いている、被爆地の広島・長崎の声がどれほど届いているのか、今年はオリンピックのニュースでかき消されているみたい・・残念です。

紛争・戦争を含め身近なところでも、どんな理由であろうと傷つけあうことをなくしたい、オリンピックが国威発揚、国益の為ではなくお互いに仲良くなる場になって欲しい、中国でもチベット問題やその他雲南省での少数民族問題、平和的な解決を望むことはもちろんのことですが・・そんな心配をしている最中でもロシアのグルジア・南オセチア侵攻のニュースが流れている、国や組織としてではなく、まずは個人個人がお互いに知り合い付き合うこと、原爆を落とすことを決めた人が広島、長崎に知人がいたら落とすことに躊躇したのでは・・せめてこれくらいの感情を持っていて欲しかったと思います。

”♪・・トンガリ帽子の・・♪”
(Nagoya Higashiyama Water Tower)

アルバムへのリンク;「街角スナップ」

時計台ではありませんが、なかなか情緒のあるタワー、東山配水場にある東山給水塔です。
今年3月名古屋市内の四つの配水塔を話題にしました(2008年3月22日の話題)が、前回はヒロパパにとって一番思い出があるこの給水塔が工事中で未公開だった為、是非にということで公開日の今日訪問をしてきました。

昭和5年からあるこの給水塔は、特徴のあるトンガリ帽子(屋根と展望台は昭和50年代に追加されたとのことですが)と蔦がからむこの姿は、現在は周りの高層マンションで遠くからは見難くなってしまいましたがヒロパパの小さい頃と全く同じ、厚労省の「近代水道百選」にも選ばれているそうです。

下の細長い画像は、展望台(27メータ、標高;74.3メータ)から360度の展望です。 少し大きめな画像としてありますので、ぜひ画像をクリックして拡大してご覧ください。

”ハッチョウトンボ”
(Haccyo-Tombo)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

幸いにして今日は良いお天気、暑いのには閉口しますが、予定していた定点定期撮影の撮り残しポイントの撮影でした。

掲載した写真は、帰途寄った東山植物園内湿地園で見かけた体長が僅か2センチしかないハッチョウトンボ、盛んに飛び回っていました。静かに座っていれば恐れることもなく近くに止まってくれますので撮影は楽チンです。
ご存じ、赤いのは雄、その右が雌、それに下はまだ未成熟の雄、実は今まで雌の画像がなかったのですが、これで全部そろったことになります。
植物園にお聞きしたところ、ここのハッチョウトンボは、すでに自然発生的に毎年続けて生活をしているとのこと、環境を整えることがいかに重要か思い知らされます。

”営々整理中、定点画像”
(Preparation for uproad)

アルバムへのリンク;「森づくりの会」

掲載した画像はくらしの森のNo.1ポイント、くらしの森へのエントランス部分で約180度の範囲を8月1日撮影した5枚の写真をつなぎ合わせたものです。
この様に8月1日及び2日に撮影した画像を営々整理中で・・でもやはり不満足なもの、それに撮影し忘れているポイントも発見、明日以降雨降りでなければ追加撮影することにします。
現状では、定点はくらしの森が28ポイント、ふれあいの森が11ポイント、合計39ポイントで総数73枚の画像をアップロードすることになります。作業内容は、掲載した画像の様にパノラマ化したり、全ての画像を縮小化したり、該当ページ上に追加したりと・・すこし神経を使う作業が残っていますが・・ボケ防止には最適かも知れません。
明日雨が降らなければいいのですが・・。

”今日もカラスウリの話題”
(Seeds of Snake gourd)

アルバムへのリンク;「植物・花ー夏」

烏瓜についての情報をアサっている最中、”種子は面白い形だんだよ!”とのこと、そこで昨年リースの材料にと一つだけ採ってしまい込んであった烏瓜のあるのを思い出し取り出してみました。表面はカラカラで薄い卵の殻みたい、既にあの綺麗な濃い橙色は消えうせていました。
割って中から種子をとり出したのが掲載した写真です。

通常の西瓜やメロン等ウリ科の種子は扁平楕円形や滴型のものと相場が決まっていると思っていましたが、このカラスウリの種子は確かに面白い形をしています。一説によると”打ち出のこずち、だから財布に入れておくとお金がいっぱい貯まる”とのこと、ヒロパパも入れておくことにします。
種子の形で面白いものに、「アオツヅラフジ(2007年12月25日の話題)」や「ヒシ(2007年1月30日の話題)」、それに「フウセンカズラ(2007年10月21日の話題)」のあのハートマーク等々今までにも話題にしましたが、まだ沢山ありそうです。それぞれ最適環境で発芽し易く、しかも自分の身を守ることができる様な仕組みと考えておけばいいのかとは思いますが、これも不思議がいっぱい、わからないことだらけですね~。

”カラスウリの花”
(Flower of Snake gourd)

アルバムへのリンク;「植物・花ー夏」

写真はカラスウリの蕾と花、同じ個体(雄花)を蕾は昨日の4時半に花は10時に撮影したものです。
カラスウリは雌雄異株で一日花、昨日見かけたのは雄花だけで、雌花は既に咲いた後、受粉が済み子房が膨らみ種子を作る準備の途中でした。雄花が多いのは確実に雌花が受粉出来るようにする為、タイミングは朝までの約10時間程度、受粉した雌花があったということは、このタイミングにちゃんと蛾の仲間の訪問があったとうこと、よかったですね。

それにしても妖艶な花です。江戸時代の花魁みたい・・といっても花魁をよく知っているわけではありませんが・・。
何故夜暗くならないと咲かないのか?は、カラスウリに聞いてみたい気がしますが・・夜活動する蛾の仲間、特にスズメガ等の蛾に受粉を委託しているから・・というのが通説みたいです。では、もっと昆虫の活動が盛んな昼間の方が有利ではないかと考えることもできますが、競合が少ない時間帯に確実な共生関係を確立しておいた方がリスクが小さいということなのかもしれません。
夜咲く花にはカラスウリ以外にも、月下美人、夕菅、合歓木、夕顔、大待宵草、月見草・・たくさんありますが、どれもこれも少し大きめで白か黄色、しかも香りがある、皆さん工夫して苦労しているんだなーと思いますよ。

昨日も話題にした灯火採集は、夜活動する昆虫の調査にはよく使われている方法ですが、これらの夜咲く花を利用するのも一案かな・・、烏瓜や月見草の傍でブラックライトだけでも灯火採集をするとか、花をいっぱい摘んで来て置いておくとか、形を似せ、抽出した香りの成分を浸み込ませた粘着紙を使うとか・・どれか簡単な方法で一度試してみたい気がします。

”冒険ナイトハイキング”
(Night Hiking for Children)

アルバムへのリンク;「森づくりの会」

写真は昨日の夜、子供たちと一緒の「冒険ナイトハイキング」の数コマです。すごいでしょう!、子供たち、保護者それにスタッフで総勢101名だったそうです。6時スタートから8時半までの2時間半、当初は夕焼け空が綺麗な夕暮れでしたがすぐ真っ暗、こんな森の中を4班に分かれてのナイトハイキング、まずはカラスウリの蕾を観察、途中灯火採集の場所では夜集まる昆虫の話題、それにキリギリス等虫の声に聞き入り、最後にカラスウリの花を確認して・・と盛り沢山で、楽しかったのではないでしょうか。
下・左、ひまわり畑での説明風景、何故ひまわりは蕾の時はアッチコッチと向いているのに、咲くと同じ方向を向いているの?・・という説明、下・右は何故灯火採集をするのか、どんな昆虫が集まってくるのか、これを紫外線予防の眼鏡をかけて、虫が入って来ないように耳栓と首にタオルを巻き付け、聞き入っているところ、子供たちにとっては蛾よりカブトムシやカミキリムシに興味津津だったとは思いますが・・。

子どもたちがこれらの体験を通して自然に対する興味を増やしていってくれれば最高ですね。

”初めてのスポーツモード”
(Sport Mode on my camera)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

スポーツモード?・・カメラのお話です。昨日の定点景観撮影の途中でアオスジアゲハが3匹追いかけっこをしているのを見かけ、今まで止まっている時しか撮ったことがない蝶の飛翔中の撮影に挑戦してみました。拡大すると焦点がピッタリというわけにはいかなかったみたいですが、マアマア見るには一応耐えうるものが撮影出来ました。
それにしても3匹の動きは早い!、一番先頭がメスでそれを2匹のオスが追いかけている、写真の様に縦に並んでアッチコッチと飛び回っていて、追いかけるのに必死でした。このアオスジアゲハ、先頭だけ翅の色が少し薄い・・これがメスの特徴なのかな~?。

下の写真も途中で出会ったもの、白いフワフワしたものがモソモソ動いている、頭がとこか胴体がどこか、動いている方向から写真でいえば右が頭と思われ、それに脚と思われるものが少し見えていますがよく分からない、これいったい何でしょうね?。
実は撮影した後このフワフワの中身を確かめてみましたが、フワフワの物体はバラバラになり中にはなにもいませんでした。森の中には不思議なものがいっぱいですね~。

さて今夜は子ども達と森の中の冒険ハイキングです。灯火採集あり、カラスウリの花の観察、それに虫の声とテーマは盛りだくさんです(関連話題;2008年7月29日)。行ってきまーす。

”ひまわりとカラスウリ”
(Sun Flower and Snake gourd)

アルバムへのリンク;「植物・花ー夏」

暑い日が続いています、今日から8月、これからも暑い日が続きそう・・この暑い中今日は「東山の森・定点定期化像閲覧システム」の決めた39ポイントの内33ポイントを今日約4時間かけて撮影しました。残り6ポイントの撮影と撮影した画像を確認して不満足なポイントの再撮影、それに整理・加工してアップロード、まだまだアップロード出来るまでには少し日数を要しますが又後日このホームページでお知らせいたします。

写真は本日撮影した我々のひまわり畑です、満開!です。
さていつも不思議に思うこと・・ひまわり君達の花は皆んな同じ方向を向いて咲いています。向きはほぼ北東から南東の範囲、何故なんでしょうね。日光の関係とすると北は少ないとしても、南や西向きの花があって個体によってテンデバラバラでも良さそうな気がするのですが・・と言うことで・・前々から参考にしていた本;「植物は感じて生きている(瀧澤美奈子著/日本植物生理学会監修)」を読み返してみました。
ひまわりそのものの記述はこの本にはありませんでしたが、植物が発芽したり成長したり開花させたり・・の生活環では光を感じる機構(フォトクロム)と生物時計の二つの機能が、時間合わせと明暗を判断する機能として働いていること等々、植物が一旦発芽したらそこから移動できない為にその環境に適応する為どの様に工夫しているか興味深い内容がいっぱい書かれていました。
では、ひまわりの場合はどうか・・、成長過程では葉っぱは向日性がある(朝、東を向き夕方西、次の朝、東を向く)、成長するに従いこの機能の東から西の機能が弱くなり、成長が止まると東向き、従って花も東に向かって咲く、こんなことみたい、不思議です。

では下の写真、これは今日見かけたカラスウリの花の蕾です。ご存じ、カラスウリの花は夜暗くならないと咲きません。
カラスウリの花が何故夜だけしか咲かないのか・・夜活動する昆虫類に受粉を任せているから・・と一応考えておくことにしますが、やはりカラスウリもフォトクロムと生物時計を持っていて、暗くなったら時計の針をリセットしてその数時間後に開花させようと準備している(写真に写っている二つの蕾の手前の蕾は確実に今夜咲くみたい)、
実は明日は子ども隊イベントの冒険ナイトハイキングに開催日で、このカラスウリの花もメインテーマの一つ、始まる前に行って蕾の様子を観察しておけば、夜暗くなってからとの様子を比較することができます、楽しみ~。