2009年9月のつぶやき
世の中には、綺麗なもの、不思議なこと、奇妙なこと、可笑しいことがいっぱいですね。
気がついた折紹介しています。
2009年9月28日

”秋の味覚”
(Akebi and Kaki)

アルバムへのリンク;「植物・花ー秋」

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柿とあけび(ミツバアケビ)、秋ですね。柿の木にいっぱいアケビが生っていました、あけびの蔓が柿木に巻きついているだけですが・・。
まだ熟すには少し早目で指をくわえてそのままにしておきましたが、道端ですぐ分かるところ、多分この道を散策する他の人も目を付けているのでは?、あと2週間程度で熟しそう、でもその時はもう無いのでしょうね。

写真は、当家のおばあちゃんの健康診断で通っている病院の近くで、昨年も同じ時期(2008年10月3日の話題)見かけています。
このときの話題で何故「あけび」を「木通」と書くの?、それに「あけび}の語源は?について、「木通(もくつう)」は漢方薬の世界では蔓の部分を生薬として利用し、中国でもこの名前で呼ばれていた、だから「あけび」を漢字では「木通」と書いた、それに「あけび」の語源は、実が開くことから”開け実”とか、あくびしている様に似ていることの”あくび”から「あけび」となったと現在は理解することにしています。

スーパーマーケットの果物売り場では、ぶどう、梨等秋の味覚がいっぱい並び始めています。そういえば当家のおばあちゃんの食事でぶどうを一緒に並べると、主食はさておきぶどうばかりをパクパク、そのうちお腹いっぱいで主食を食べない、ということでこの頃は、順番を工夫して好物は後回しで並べることにしています。歳を重ねると幼児に戻る?、ヒロパパもこうなるのかな?。

”森づくり活動と千種区民まつり”
(Volunteer Activity)

アルバムへのリンク;「森づくりの会」

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久しぶりに森に入って心地よい汗をながしてきました。今月上旬の作業(9月13日の話題)の続きで、またまた企業会員の皆さまの応援があり、残った作業のロープ張りと追加の杭打ちに加えて、気になっていた場所の笹、竹刈りも済み、日光が地面まで届くようになりました。来年の春にはあの可愛い花が期待できかもしれません。

今日は丁度近くの平和公園メタセコイア広場で「千種区民祭り」の開催日で、帰途寄ってみました。
特設ステージではあの河村名古屋市長とこれも多分あの有名なテレビ局のキャスター?の司会で千種区の中学生たちと対話中、名古屋の特徴を出す為・・名古屋城を木造で建て直したい・・なんてお話をしていました。
我がグループのブースでは、毎年人気抜群のきこり体験、竹馬体験や木の実人形・クラフトに子どもたちで満員、みんな満足そうでしたよ。
この区民祭り、昨年までは雨降りが多く今年も雨で記録更新か(望んでいたわけではありませんよ)と思っていましたが(2008年10月6日の話題)、幸いに好天気、良かったですよね~。

”ピッカピッカとパンパイプ”
(PikkaPikka and PanPipe)

アルバムへのリンク;「趣味・好み」

この頃のヒロパパは時間の自由がきかず、外へ出られる機会が少なくなっています。そんな時は、前日の顕微鏡用カメラアダプターみたいに部屋の中でごそごそ・・と何かを作っている、掲載したものは昨日と今日完成させたもので、片や「ピッカピッカ」、もうひとつはパンパイプです。

「ピッカピッカ」って何?、ヒロパパが勝手に名付けた”赤色LEDが四六時中ピカピカ光っている”、長い周期のCR発信器?、単3乾電池一個で半年は連続動作可能、この回路を画鋲の空き箱に組み込んであります。使い方は車の運転席パネルに置いておき車上荒らしを防ぐ為のものです。
車上荒らしを防ぐ装置には、ドアーを悪戯されたら大きな警告音が鳴るとか携帯電話に連絡がはいるとか、いろいろ市販されている様ですが、この「ピッカピッカ」の仕様は?・・と・・ここで仕様を明らかにしますとまずいので秘密にしますね。

もうひとつパンパイプは数年前から同じようなものを作っていて(2006年4月11日、2007年12月13日の話題)、機会が有るたびに集めておいた、割れずに立ち枯れしたヤダケが貯まってきたので、このヤダケを使って、寸法通り切断して、一応チュウナーで合わせた1オクターブのものです。今回は全音のみですが、次回は半音も含め、太さ(細いと低音が共鳴しにくい、太いと高音が共鳴しにくい)と音階の材料をよく吟味して2オクターブ程度は作りたいな、全部で24本か、じっくりと取り組むことにします。

またまた余分なお話・・「ピッカ」ってなかなか可愛い名前とおもいませんか、何かフィンランド語みたい、もしかしたらピカピカ光るものをフィンランド語でもPikkaと云うのかなと調べてみましたが、残念、似たような言葉でスパイク(Spike)を意味するPiiki(ピッキ)と云う事以外Pikkaは有りませんでした。でも、小惑星帯の小惑星にピッカ(Picka)というのが存在する(参照サイト;「NASA-803 Picka(1915WS)」)事が分かりました。ピッカという単語は商品名等ではこれから流行りそうな気がします。

”顕微鏡用アダプター”
(Camera adaputer for microscope)

アルバムへのリンク;「趣味・好み」

写真右は、カメラのレンズプロテクターにラップやホイルのボール紙製中芯を組み合わせくっつけたもの、これは表題の顕微鏡アダプターです。顕微鏡は据置型(2006年2月27日の話題)ではなく、携帯用顕微鏡で、カメラはデジカメ、取り付けた様子は右の写真です。どこに左のものが使われているかお分かりになりますか?、フードと顕微鏡の間です。
何故こんなものを?・・据置型の顕微鏡で見る場合は、殆どの対象物は採集後のもの、現場で自然のままの写真を撮りたい、まずは馬鹿チョンデジカメ用として作ってみよう・・問題は、携帯顕微鏡の対眼レンズ側の径に合う固定用仕組みに何を使うかだったのですが、何個か保存していたラップとホイルの筒をテープを巻いたりして組み合わせればピッタリであることを発見、やっと完成させることができました。このレンズプロテクターは52ミリ、従って52ミリのレンズにはどれでも付けることは可能、ただ我が一眼レフカメラのマクロレンズも52ミリながら取り付けてみても結像しない、焦点距離の違う他のレンズでないとだめなのかな?もう少し考えてみます。

何を撮ってみようかな、気孔が一番大きなつゆ草の気孔でも撮れるといいのですが・・。

”世の中今、シルバーウィーク”
(Silver Week)

アルバムへのリンク;「戯言」

彼岸花が咲き始め、世の中は今「シルバーウィーク」、聞き慣れない言葉で当初は敬老の日(9月の第3月曜日)が含まれる週なのでシルバー?かと思っていましたが、5月の大型連休;ゴールデンウィークに対してシルバーウィークと映画業界が呼ぶようにしたとのこと、ソーナンダ!。それにこの時期、大型連休になる機会が少なかった、その為あまり馴染めていなかったということなのでしょう。
サンディー毎日のヒロパパなのですが、連休だからといってお休みして遊びに行ける訳でもなく・・残念。

さて、何故この期間連休が続くことになったかな、毎年この様に休日が続くの?の疑問がわき上がってきます。
まず第一の原因は、敬老の日がハッピーマンデー制度によって9月の第3月曜日としていること、第二は秋分の日が天文学の秋分日(各年によって異なる、大凡は9月23日または22日になる)で今年は9月23日が水曜日になったこと、それに第三の原因が祝日に挟まれた日は”国民の休日”と名前を付けてお休みにしたこと、この三つが原因となっています。
ということは秋分の日が水曜日になる年は、前週の土曜日から水曜日までの5日間お休みが必ず続くことになり、調べたところ、次回が2015年、その次は2026年・・、勿論現行法を変えない場合のお話ですが。

現行の「国民の祝日に関する法律」では元日、こどもの日等の様に○月○日と決めているもの、成人の日、海の日、敬老の日、体育の日の様に○○月の第○月曜日と決めているもの、天文学での春分日、秋分日を春分の日、秋分の日と決めているもの、それに政令で定めている建国記念の日(建国記念日ではなく必ず”の”を入れています)です。
従って、ハッピーマンデーの週の水曜日に他の祝日が来た場合は必ず5日間連休になることになり、他の月にもその可能性がありそう・・これクイズにしますね。それに、春分日、秋分日は地球の公転が短期間で大きく揺らいだ場合は、毎年大きく変動する(こんな状態になったら大変ですが)、バックグランドを考えると面白そうです。

今ニュースで高速道路の渋滞について報道しています。無料化に反対の方が多いみたい、ただ現在は土日祝日限定の割引でその日に集中する、それに連休であれば混むのは当たり前、アメリカのフリーウエイやドイツのアウトバーンみたいにいつでも無料で有ればもっと分散して渋滞の頻度は少なくなるのでは・・と、ETCの無いヒロパパはまだ無料化を待ちわびているのですが・・。

参考サイト;
「春分の日、秋分の日、国立天文台」
「国民の祝日について」

”種のできないF1種”
(First Filial Generation)

アルバムへのリンク;「戯言」

掲載した写真はタイトルの通りヒマワリの種です。左は時々話題にしている我々のヒマワリ畑のもの、右は、我が家のオカメインコの佐代子ちゃんのえさ箱から一つ失敬したもの、違いは明白で左のものには種皮はわずかながら出来上がっているものの肝心の”胚(胚乳、子葉、胚軸等)”がありません。
実は我々のヒマワリ畑のヒマワリは確認した限りこの胚ができないヒマワリなのです。従ってこの種を蒔いても芽が出てくるわけではない、当たり前ですが・・。「何故あなた方は種のできないヒマワリを育てたの?」については別の機会の話題にさせてください。

この様なものを一代雑種(一代交配種)とかF1種とか呼ばれていて、2代目以降同じ性質をもったものが現れる確率が極端に低いものです。
この一代交配種は、収穫量が増えるとか、花がきれいでこれをを楽しむ為、害虫や気候環境に強い等々人にとって都合が良い性質をもったものが、自然にまたは放射線等で突然変異を起こしたとか、異なった品種をかけあわせてとか遺伝子を操作してとかで出来上がったものとのことです。

生物全体に言えることは、個々の寿命を超えて子孫を残すことが一番の目的であり、全ての生活誌は子孫を残す為の活動、では安定的に子孫を残すことができない一代交配種をどう考えたらいいのでしょうね、例えば現在我々が毎食食べている野菜、特に葉っぱものは多分殆どが一代交配種?、栄養価の違い等将来にわたっての食の安全性の問題はないのでしょうか、考えると怖い気もします。

現在バイオエタノールの生産、それに地球温暖化での収量不足等で食糧不足が予想されている、だからこの様な一代交配種もやむ得ないのではという声も聞こえますが、循環型固定種の品種改良、農業人口の増加、見栄えを気にしない消費者思想、フードマイレージを考えた地産地消・・取り組み方はいろいろありそうな気がします。

もうひとつ、野菜について、レストランでもお店でも産地の表示を良く見かけるようになり、有機野菜は目につきますが、種については見かけたことがありません、それほど一代交配種が既にはびこってしまっているのか・・牛肉の固有識別番号は法整備されていますが、今後、野菜いついても、産地、栽培法と同時に、固定種、一代交配種(自然由来、バイオテクノロジー由来等)などの言葉の定義付けを明確にしたうえで、それも表示してくれれば安心して買うことができると感じています。

参考サイト;
「PeaceSeed.Org」

”いのち輝く森”
(some selfmade characters)

アルバムへのリンク;「戯言」

写真は、東山公園南部に拡がる「いのちの森」と呼ばれるエリアの中心部に立てられている掲示板です。
素晴らしい筆遣いで「いのち輝く森」と書かれている、ウンッ!アレ?、”森”という文字ではない、”木”の下に”土”と”水”・・これどう読むのかな?・・。
多分作者の意図としては”もり”と読んでよい、只、”木が三つの森”よりもっと自然を表現しているからと作者のオリジナル文字としてこれを使った、全体を絵画と考えれば文字一つ一つにこだわることはことではなく、なかなか考えていますね。
文字として考えた場合、手持ちの辞書を調べてみましたが現時点では、勿論当用漢字やJIS漢字と日本古来の漢字には無い、中国の文字にも無い、でも、もしかしたら遠い将来、森という文字がこの木と土と水を組み合わせたこの文字に変わってくることもあり得るのでは・・。

漢字は象形文字ですので、現在の文字を組み合わせて新しい文字ができる、「森」は「木」がたくさんある様を、では「水」、「土」を三つ組み合わせた文字はあるのかな?と、これも調べてみましたら、有りました!「水」を三つ組み合わせた「淼(びよう)」で”ひろびろとしたはてしない水”を表している、でも「土」二つは「圭」にしても三つはまだ見つかっていません。

では他に同じ文字が三つの文字はあるでしょうか?、有りました、「鹿」三つで「麤」音読みで「ソ・ス」、訓読みで「あらい、うとい」、意味は「相互間がすけたままざっと集まっている様」を表す、又「馬」三つで「驫」読みは「ヒョウ」、多くの馬の意味、「魚」三つで「鱻」読みは「セン」、「原」三つで「厵」読みは「ゲン」が見つかりました。

ここでクイズ、「木が八つ(又は林が四つ)の文字はあると思いますか?」、
有るんですね、意味は密林かな?、発音はわかりませんが・・。
これ以外に、雷や龍が四つ等々、昔誰かが作り上げた文字が、一般的に使われだし辞書にも記載される様になった、文字だけでなく話し言葉にしても変遷する、多分避けられないことと思います。

漢字で思い出しました、不祥事を起こした漢字検定協会は今どうなっているのでしょうね?。特に監督官庁の文科省の指導部署は責任を取ったのかな~、消えた年金問題にしても、安保条約の密約問題にしても、霞が関の皆さんは国民に対する透明性に欠け、しかも誰も責任をとることはしない・・昨日発足した鳩山内閣は、今までのウミを全部国民の前にさらけ出すこともがんばってほしいですね。

関連話題;
●画数の多い文字(2008年11月13日の話題

”コナラのどんぐり付き小枝”
(some twings of Konara)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

今頃コナラの林には、写真の様な鋭い刃物で切った様なドングリ付きの小枝が落ちています。その小枝に付いているドングリを観察すると必ず一か所穴が開いています。
以前仲間の皆さんから教えていただいていましたが、これ「ハイイロチョッキリ」(ゾウムシの仲間)がドングリに産卵して、その産卵したドングリを地上に落としているものです。
今日は一匹ヒロパパの興味の為犠牲となっていただきました。まず殻斗を外し、種皮を取り除き、おそるおそる割ってみましたら、穴の奥に卵が一個、大きさはヒロパパの玩具的ノギス(2009年5月22日の話題)で測って長径;0.6mmでした。
御覧のように、この枝はまだ枯れてはいない、ということはまだ産み付けられた直後と思われます。

ここで又ヒロパパの悪い癖の何故なぜ?・・です。
●何故卵を産み付けたドングリを落とすの?、地上に落とすよりそのままのほうが安全な気がするし、それにどうせドングリは晩秋落ちるのに・・
ハイイロチョッキリは晩秋から翌春にかけて幼虫となり地面に潜る、ドングリが自然に落ちるまで待っていられない、幼虫になった時確実に地面に潜れるようドングリを落としておくの・・かな???
●何故殻斗の上から穴を開けるの?、殻斗以外の部分に直接穴を開ける方が簡単なのに
・・産卵したあと穴を塞ぐことをするにしても殻斗と種皮の間には空間がある、生活環境とか外敵から身を守るには種皮に直接より安全だから・・かな???・・
ご本人に聞いてみたい気がしますが、コナラと判断する能力、殻斗と判断する能力、当初枝をかじっておいて産み付けた後さっと枝を落とす動作等々、多分遺伝子に組み込まれた生存の仕組みで、この動作があったからこそ今生存している、これ以外の方法では既に絶滅していたと考える方が正解かもしれません、考えれば不思議です。

先日話題にした「カシノナガキクイムシ」でカシ類の被害が甚大という話題(2009年9月9日の話題)で、もし付近のコナラが少なくなった場合、この「ハイイロチョッキリ」君達の生活の場が奪われる、まずは他のクヌギの仲間に生活の場を変えるのかな?、ただ「カシノナガキクイムシ」君達だって、コナラを枯らして行ったら自分たちの生活の場が奪われることになり、その内減少する?、コナラも新旧交代の時期を迎えている?、”植物も動物も生物全体で、それぞれが増減を繰り返しながら絶妙なバランスを保っている”と理解したい、その為には我々人類が自然を壊すことだけは止めにしないと・・となにか偉そうな文章になってしまいましたが・・。

”シラタマホシクサ”
(ShiraTamaHoshikusa)

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写真は、日本固有でこの東海地方固有の植物「シラタマホシクサ(別名;コンペイトウグサ)」です。御覧のように伸びた花柄から小さな花を咲かせ、緑をバックにまっ白い星を散りばめた様子は可愛いものです。

この「シラタマホシクサ」は、「トウカイコモウセンゴケ」と同様この地方の環境に適応して誕生したもので、「シデコブシ」、「マメナシ」、「ヒトツバタゴ」、「ハナノキ」等と同様 ”東海丘陵要素植物” と呼ばれ、環境省、愛知県、岐阜県、三重県ではレッドデータブック、絶滅危惧種Ⅱ(絶滅の危険が増大している)に指定されています(詳細は、”東海丘陵要素植物”、”豊田市自然観察の森”でご検索ください)。

今日は、この「シラタマホシクサ」の小さな花をクローズアップしてみました。
小さな花がいっぱい寄り添って、しかも暖かそうな花弁、それぞれには雌しべはよくわかりませんが雄しべが6本見えています。

この様な貴重な植物(生物全体に言えることですが)をどのように守ってゆくかの難しい問題が存在します。
プロによる盗掘等の対策も必要ですが、それと同時に、そのものが貴重であること知らないことによる被害、”無知対策”も必要かと思われます。ヒロパパもそのうちの一人と自覚していますが、そのものがその地では貴重であること、それにそれらを保存するためにはどうすればよいかを学習すること、その為には、まずはそれが貴重な種であることを公にすること、これも重要な対策と考えています。
アマイ、アマイと言われそうですね~。

”内閣総理大臣から銀杯を頂けるとのお知らせです”
(for my mother's gift from the Prime minister)

アルバムへのリンク;「お祭り・お祝い」

掲載した「福祉協だより」、文中上から7~8行目に注目です。
この学区で”満100歳(明治42年生まれ)は○○○○で、今月下旬に内閣総理大臣から祝い状と銀杯が送られます”と書いてあり、この○○○○は当家のおばあちゃんの名前が記載されていました(ネット上ですので個人名は消してありますが)。ヒロパパは気がつかなかったのですが、おばあちゃんは読んでいて、自分の名前が出ていて大喜びです。
そういえば昨年も白寿のお祝いで名古屋市からお祝い状と寝具を頂いています。でも面白いのは、先日の誕生祝いの時も、いっぱいのギフトも、誰から何を?メモを付けておかないとすぐに思い出せない、困ったものですが、今度のお祝い品は多分覚えているものと思いますよ。
それに内閣総理大臣の名前、9月末なので多分Hさんからなのでしょうね。
さてもう一つ、敬老のつどいが開催されるとのご案内に、今回は参加したいとのこと、周りの皆さまにご迷惑をかけることもあるかもしれませんが、外に出て皆さんとお話しすることも長生きの秘訣と参加することにしてあります。
この調子だとヒロパパより長生きするのかな~。

関連話題;
●100歳万歳!(2009年8月31日の話題
●100年前の新聞(2009年8月29日の話題

”杭打ち作業”
(Volunteer Activity)

アルバムへのリンク;「森づくりの会」

今日は森に入っての作業、メインは散策路の整備で散策しやすいように雑草刈りと散策路にそって杭打ち作業でした。このエリアはこの春も杭打ちをしてロープを張ったところで(2009年5月24日の話題)、ここの散策路際にがけ地が多く危険防止が主な目的です。
ご覧ください、見事なもんでしょう・・といってもこの作業の殆どは、今日参加された企業の皆さんの特に若い方が行ったもの、当初の予定では20本位かなとの想定が、スゴイ!多分2倍以上の長さまで杭打ちが済み、用意してあったロープが不足してしまいました。残りは後日我々が処理することになりますが、一番大変な作業である杭打ちが済んでいれば年寄り集団(ヒロパパ以外の皆さんには失礼ですが)には大助かりです。

このところ企業の皆さんが我々の活動に参加されるケースが増えてきています。一番の要因は、各企業の社会的責任;CSR(Corporate Social Responsibility)への取組が一般化しだしたこと、多分、参加されている各企業はISO14001(環境マネジメント規格)の認証を取得されているのではと推定しています。持続可能な社会を作ること、それにこの様な活動に参加することによって自然を実感していただくことは、将来は明るいと期待したいですね。
只、自然との付き合い方の理想は”自然は皆の者”というフィンランドの例(2009年6月21日の話題)があり、人口密度や自然環境が違うとは思いますが、見習いたいですね。

”オオフサモが別の場所で残っています”
(Oh-Fusamo at another area)

アルバムへのリンク;「森づくりの会」

写真(上2枚)は数日前のトンボ池の様子です。ここは先月下旬にオオフサモの除去をしたところ(2009年8月23日の話題)で、今回の観察では取り残したのは無しと一応判断できました。ただこの水たまりは年間を通して水が涸れることは殆どないところですが、写真のように水位が異常に下がっていました。この頃の雨量が少ないことが原因とは思いますが、もしかしたら・・このところ始まっている上流から下流にかけての”流れの工事”(2009年6月29日の話題)の影響もあるのかな?、表層の水位の低下は勿論地下水位も下がっている、そうなると湿地全体が涸れてしまう、雨量が少ないだけで工事の影響は無い、一時的な現象と考えていたいとは思いますが・・。
池に目をやると、おびただしい数のザリガニが泥の中から顔をだしていました。写真に写っているだけでも15/6匹はすぐ数えられる、それに蛙君も居るのが分かりますよね、なにか隠し絵みたいです。

実はこのトンボ池の周りの湿地にはまだオオフサモが残っているところがあります(下の写真)。
ここのオオフサモは、繁茂しているというよりまだ葦と共存している状態です。でも除去しておかないと何時湿地全体に拡がるか心配、ここは鉛公害による立入り禁止区域内ですが、でも除去はしておかないと、入るよってお断りしてからとなりますが除去作業したいなと考えています。

”市長との対話集会”
(a dialogue-meeting with Lord Mayor of Nagoya)

アルバムへのリンク;
「戯言」

掲載した案内状、今週初め頃に当家のおばあちゃんの郵便受けに入っていたものです。見てみましたら、このところ気にしている市道「弥富相生山線」について、”趣旨;環境に配慮した道づくりから相生山の森づくりへ皆さんの意見や要望を直接市長の前で発表します”というもの、発行は、名古屋市緑政土木局道路部道路建設課内の「環境に配慮した道づくり」施行ワーキング事務局となっていました。
何故この時期に、この目的は等々?と担当の事務局にお聞きしてみました。

まずこの対話集会は現在の名古屋市長からの要請によるもの、市長が現場の様子を理解すること?、そのうえでGo-Nogoを判断する?、そんなことかなと推測をしました。現在全国ニュースで話題になっている八ッ場(やんば)ダムと同じようなケースなのでしょうか。
一般市民は参加できるのかな?って文章を読んでみましたら、参加可能な皆さんは関係する学区(野並、山根、相生)の方が優先、定員20名程度で、多かったら抽選、ということは、申し込んでも多分関連学区以外のヒロパパは「残念ながら」の返事になりそう・・。
このようなケースの一番の問題は、半世紀以上前の計画を、その時の状況とその後の変化をレビューすることなく工事を進めてしまうこと(当初の計画時の目標値に対してどのようなレビューをどのようなタイミングでしているの?との質問には明確な回答が無かったためこの様な判断をしていますが・・)、出来上がった時点では当初予想していた環境とは大きく異なり無駄なものを作ってしまった、こんなことにならなければいいのですが・・。
それに現在の行政組織の中には、この様なチェックする機能や組織が無い、あっても権限が無い、従って市長が声をかけなければこの様なミーティングすら無かった、このような長い計画の実施については定期的に関連するデータを収集しながらレビューすべき、その組織・機能を行政の中に作ることを提案したいですね。

以下参考までに調べた内容(一部推測した内容も含みますが)を記載しておきます。
まず施行ワーキングとは何?・・54年前名古屋市が都市道路ネットワーク構想を計画して幹線から手をつけ、2004年ここの工事に取り掛かる際、この付近で活動している自然保護団体の建設反対運動に対して、まず道路建設については付近住民のアンケートによる建設賛成が80%(アンケートの手法そのものに対して問題ありと苦情があったともお聞きしていますが)あったことにより着工し、その時点で施行ワーキングを組織し、施行時や完成後もこの施行ワーキングを含めて進めている、とのことでした。
施行ワーキングのメンバーは?・・該当する市の担当部課での知識を補うための組織?で、全体像は調べきっていませんが、当該局が選定した5人のインスペクターと呼ばれる方(どのような基準で選定されたのかの質問に明確な回答はありませんでした、大学の先生等自然に対する専門知識をもっている方達?)が中心的に活動している様子です。この方達は、施行するに当たり提言書(線形、幅員、シェルター、照明、橋梁、完成後の対応等々について)をまとめ、現在これに沿って工事を進めているとの説明でした。ただこのインスペクターの皆さんの責務については契約書を見たわけではありませんのでよくわかりませんが、少なくとも道路を建設することを前提で自然保全に関する部分のインスペクトのみで、そもそもの目的である都市計画の専門知識の方はおいでにならない?みたいに感じていますし、シェルターた橋梁にしても全長の10数パーセント、インスペクターの皆さんはこれで大丈夫と判断されている??、本当に大丈夫?。
この案内状の配布先は、前述の通り、この市道に関係する野並、山根、相生学区の三地域のみ、広報なごや(市報)には原稿締め切りが早く間に合わなかった、但しホームページには載せてあるとのことでした。当初道路建設そのものに反対されていた自然保護団体の皆さんの参加はあるのでしょうね?、少なくとも現在の担当部課は計画を実施することを目的とする部署で、工事を中止する方向で動くことはない、意図的に賛成派の皆さんを多く集めたり、ヒメボタル(2009年6月3日の話題)オオタカ(2007年6月25日の話題)その他の自然の調査結果等についても都合のよいデータのみ公表する、なんてことは無いと信じたいですね。

関連話題;
●相生山緑地が真っ二つ(2009年3月5日の話題
参考サイト;
「相生山の自然を守る会」

”秋空が美しい季節になりました”
(Hi!,lookup the sky)

アルバムへのリンク;
「風景・自然」

”このところ朝晩涼しくなり、秋を感じる季節になりましたね、皆さまいかがお過ごしでしょうか”・・と手紙の挨拶文みたいになってしまいましたが、空を見上げると夏空から秋空に変わってきています。

ご存じ、雲の種類は10種類に分けて考えようと国際気象会議で決められています(下記参照サイト)。
掲載した画像は今日の空、雲はこの分類からすると高度1万メータ付近にできる「卷雲(けんうん、絹雲、すじ雲)」と呼ばれるお天気の良い時に現れる上層雲です。
この頃は衛星からの観測で気象予報の正確度が高まっていますが、昔は雲を観察して気象を予想していた、・・突然お話がそれますが、ヒロパパの親父は戦前海軍で気象長と呼ばれていた、その関係からか親父のアルバムにはその頃の雲の写真がいっぱいあります、もしかしたらある程度は気象について詳しかったのか?、おばあちゃんに聞いても分からず、もう聞くすべもありませんが・・。

それに(2004年6月12日の話題)のハワイ島上空の雲はレンズ雲と呼ばれ、10種類の分類からは巻積雲でも高積雲、層積雲でもできるもの、富士山の傘雲もレンズ雲の一つだそうです。

”天高く馬肥ゆる秋”(2006年9月29日の話題)、空を見上げると気分爽快、疲れが吹っ飛びます、たまには空を見上げて、すぐに変化をしてしまいますが、何に見えるかを想像しながら楽しみませんか・・。

参考サイト;
「雲の名前(種類)」

”カシノナガキクイムシの被害”
(Kashi-no-NagaKikuimushi)

アルバムへのリンク;
「戯言」

写真の立派なコナラ、平和公園南部緑地のハンノキ池に通じる散策路にある、ヒロパパにとってはシンボルツリー、定点撮影でもターゲットとして毎回必ず被写体として利用しているものですが、木の根元にはフラスが散らばり、葉っぱを含め梢まで枯れてしまう、いわゆるナラ枯れの状態になっていました。
定点・定期画像のページのA23ポイントの5月の写真ではまだ枯れてはいない、只まだアップロードしてはいませんが8月の時点では既に枯れかけている様子がわかります(アップロードは準備中です、もう少しお待ちください)。
なぜ枯れてしまったのかは、今話題になっているカシノナガキクイムシによるもので、ここの周辺にも被害にあっているものが多く、これからも拡大しそうな気配です。

国内各地でこの被害が拡がっているとお聞きしていますが、なぜ拡大しているの?、防ぐ方法はないの?・・結論としては有効で即効性のある防止策はまだ見つかっていないみたいです。
まず枯れる理由は、カシノナガキクイムシが樹木にもぐりこむ際持ち込む、共生(培養して摂食)しているカビみたいな菌(ナラ菌)がその樹木の通水機能を低下させ、水分が行き渡らなくなり、従って枯れる、ということみたいです。
対策は、インターネットから拾った情報では、既に樹木内で入り込んだカシノナガキクイムシやナラ菌を殺虫・殺菌することは非常に難しく、まずは入り込むカシノナガキクイムシを接着剤や殺虫剤または誘引剤(集合フェロモン)で捕獲して駆除することや防かび剤を注入してナラ菌の発生を抑える等々あるみたいですが、この付近だけでもものすごい数のコナラやアベマキで一本一本対策するにはこれ又莫大なコストと工数が必要になりそうです。
そういえば東山植物園で見かけたビニール包帯?の対策(2008年10月11日の話題)の結果はどなったのでしょうね、今度行った折に確認してみます。
それに被害にあうのは老木に多いともお聞きしたことがあります。昔は薪等で利用していた為現在のように老木は少なかった、その為被害が広範囲に拡大しているという感覚が無かっただけかもしれませんし、高層木の新旧交代の一種ともとれるかもしれません。でも極端な変動は多様性からも危険な状態と受け取るべきなのでしょうね。

”新しい「森づくり活動・参加奨励シール」”
(New No.7 and No.8 Insentive seals for children)

アルバムへのリンク;
「森づくりの会」

子ども達が森の保全活動に参加した場合の奨励シール、前回の「きょうこさんのイラスト集」(2009年7月31日の話題)に引き続き第7作目と第8作目で、どちらも「この顔わかる、昆虫だよ」、”その1”と”その2”を作り上げました。
内容は、詳細に描かれた昆虫たちの顔を載せ、それぞれをクイズ形式・連続もので、次のシールには前の解答と又新しい昆虫の顔を載せ、1シリーズ6種類、これが2シリーズあります。
ヒロパパもたびたび昆虫の顔のアップ写真を撮っていますが、やはり絵にはかなわない、写真では難しい角度と特徴が絵では正確に描くことができます。この絵を描いた方は相当昆虫に詳しい方とお見受けしました。

今回のシールの今までに無かったクイズ形式はIさんの発案、それに全部で12種類の昆虫はTさんに選んでいただき、よく見られる昆虫達ばかり、「エッ、こんな顔しているんだ!」って、たぶん子ども達も喜んでくれるのではないかと期待しています。

このシールをあ渡しする対象となる森づくり活動は月4回あり、もし全部参加すると、この2シリーズでも3か月で底をついてしまいます。幸か不幸か皆勤者はまだ居ませんので、半年程度はもつかな、次回は来年春頃又新しいシリーズが必要かなと予定をしているのですが・・次は何にしようかな~・・。

”アップルミントと日本薄荷”
(Apple-mint and Japanese Peppermint)

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「花・植物ー秋」

写真は我が庭の蝶や蜂がよく遊びに来てくれているアップルミントと日本薄荷の花です(2009年9月1日の話題)。アップルミントは既に花期の最盛期が終り小さな種子が出来ています。これを又ばら蒔いて庭中ミントだらけにしてみようかと目論んでいますが、さて、日本薄荷の方は、今年はまてどくらせど花を付けなかった、やっと一株だけ花を付け、これ以外は枯れた状態になっています。時々は水をやってはいましたが、どうしたんでしょうね。

お聞きしたお話ですと、ここの日本薄荷を抜き取ってきた場所の日本薄荷も今年は生育が悪いとのことでした。昨年は何ともなかったので、2年がかりで同じ病気?ウイルス?又は今年の気候が原因?よく分かりません。これらのミント達は、窓を開くと特有の良い香りを漂わせてくれていました。どちらも多年草ですので、冬場は枯れた地上部を刈り取ることとして来年に期待ということになりそうです。

”蟻とキリギリス”
(Ant and Grasshopper)

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「小鳥・動物・昆虫」

イソップ寓話の「蟻とキリギリス」、キリギリス君達は、働きもせず夏の昼間は暑いので昼寝、夕方涼しくなったら音楽を奏で楽しんでいた、一方蟻君達は暑い最中でも冬に備えての食べ物集めでもくもくと働いていた・・・さて、冬にはどうなった?・・ここからの物語もいろいろあるようです。
●まず蟻君達は冬になると可愛そうなキリギリス君に食べ物を分け与え、キリギリス君達は音楽を奏でお礼をした
●蟻君達は食糧を分けることはせずキリギリス君達は餓死し、蟻君達はこれも食糧として利用した
●蟻君達は夏場残業も多く働き過ぎで冬を待たず過労死してしまった、それに対してキリギリス君達は過労死は避けることが出来、冬眠して命を永らえた(2007年12月25日の話題
●商売熱心なキリギリス君が居て、冬場でも音楽会を開いて蟻君達に切符を売りつけ、これの収入で冬場を乗り切った
この様に、勧善懲悪説、盛者必衰説、それの現代風アレンジと、どちらが善者・悪者、どちらが強者・弱者、どちらが独善的でどちらが残酷?も含めいろいろな解釈を付けるとその場に応じた物語が出来上がります。予想される大地震や新型インフルエンザに備える皆さん、それに貯えをたくさん抱え込んでいる高齢者や天下りを繰り返しているお役人は蟻君達で、何も気にしていないのはキリギリス君達かもしれません・・では掲載した写真は?

今日は久しぶりに森の中で作業、地面に日光が届くよう特に常緑樹の間伐作業でした。今の時期は全てが緑で常緑樹か落葉樹かの区別を知っていないと間違ってしまいそう、アベマキ、コナラとその他の区別は出来るのですが、少しぐらい間違っても・・と自分に言い聞かせつつ汗を流してきました。本当は良く知っている人が、”この木は切ってもいいよ!”って印でも付けてくれれば助かるのですが・・。
そんななか見かけた蟻とキリギリスの掲載した写真、この状態は前述のどれに相当する?、多分2番目の状態なのでしょうね。

蟻君達は重いキリギリスをみんなで協力して巣まで運んでいます。この様な時蟻君達の情報伝達はナビシステムがある訳はなし、どうなっているのでしょう。
まず誰かが食べ物を発見したとき、そこまでの道筋や方向と距離、何人必要かの情報は?と考えると不思議です。簡単に推測すれば、食べ物を発見すると、その蟻は通常の探しまわっている時とは別のフェロモンを出していったん巣まで戻りここで触覚でみんなに知らせる、何人必要かその時点では分からず、このフェロモンに沿ってみんながぞろぞろ、動けば力を合わせて、もし動かなかったら兵隊アリに頼んで切り分けて、フェロモンに沿って巣まで戻る、こんなことと思っていますが蟻君達に聞いてみたい気がします(写真には兵隊蟻が2匹周りを気にして警戒しています)。少なくとも蟻の巣の周りにはフェロモンの道が四方八方にいっぱい延びていて、食べ物への道、探査の道等分かる様になっているのでしょう、想像すると楽しくなりますし、行動を実験・観察もできそうな気がします。

”ココナッツ・ミルク”
(Coconuts Milk)

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「趣味・好み」

この数日間、空いた時間をみてココナッツ・ミルクに挑戦してみました。今部屋の中はあの甘いココナッツの香りでいっぱいです。
余分なお話ですが、我が冷凍庫には何時しまい込んだのか忘れてしまっている訳の分からない食材がいっぱい転がっています。その中に、おそらく数年前からのココナッツの果肉があり、邪魔だと思いながら・・今回お借りしておいた料理用カッター(実はこのスピードカッターをお返ししなくてはならない時期がきていて慌ててのことだったのですが)でまずは粉々にして、ココナッツ・ミルクから最終的にはココナッツ・オイルを抽出してみようとの試みで、今日はココナッツミルクまでのご紹介です。
作り方は、カッターでペースト状になった果肉部分を蒸して、蒸し終わったら水を少し加えてガーゼで濾し、何か美味しそうなココナッツ・ミルクの出来上がりでした。このままで食べられるかな?とちょっと舐めてみましたが、例のココナッツ的な香りと味はするものの特別な甘みがある訳でもないという印象でした。

さて最終目的のココナッツ・オイルにする為には、ここからが大変そうです。
出来あがったココナッツミルクを強い火力で水を加えながら長時間煮混んで浮いた油をすくい取ることを繰り返す、特に火力は家庭のガスでは無理??、でもこれしかないのでやってみますね。
実は今回使ったのはペースト状にした約1/4程ですので、残りは又冷凍庫にしまい込み、別の方法で試すこともできるし・・と気軽に考えています。
それでは抽出したココナッツオイルをどうするつもり・・すみませ~ん、そこまで深く考えていませんでした。オリーブオイルやアルガンオイルみたいにココナッツの香り高い食用オイル?、それとも石鹸になるのかな?、オイルが出来上がったら考えます。

”ヒシの大繁殖”
(Hishi(Trapa Japonica) at Togasa-ike)

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「植物・花ー秋」

いつも買い物帰りに時間があると寄っている戸笠公園、この公園の戸笠池に目をやった途端、驚きです。池一面に水草が!、まさかオオフサモが?(2009年4月29日の話題)とおそるおそる岸辺に行ってみてみましたら、そうではなく、池の全面がヒシで覆われ、すでに葉っぱは枯れ大変な状態でした。

これ「ヒシ」、「オ二ビシ」、「ヒメビシ」?、大きさから「ヒメビシ」ではなさそう、落ちていた実(下の写真)からすると、「オニビシ」の特徴である側面の突起があるものと無いものとある、ただ無い方が多い・・ということで一応「ヒシ」として、「オニビシ」又は亜種、変種?が紛れ込んでいる・・と理解することにしました。

「ヒシ」は一年生で種子が沈んで翌年発芽する、ということは来年も同じかもっとすごい状態になりそうです。
これだけあれば収穫して、そのうち名古屋市天白土木事務所が戸笠池名物として”とがさひし餅”なんて名産品を売り出すと面白いのですが・・それはないですね。
岸辺から見たところ、「オオフサモ」は見当たらない、「フサモ」は大丈夫、でもこの量の「ヒシ」は多すぎる、どうやってバランスをとるか・・来年種子が成熟するまでに除去する、一年生なのでこの作業を数年続ければいいのかなって気がしますが、どうなんでしょうかね~。

”毎日遊びに来るツマグロヒョウモン”
(Tsumaguro-Hyoumon at my garden)

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「小鳥・動物・昆虫」

今日から9月、最高気温は30度前後ですが朝晩は少し涼しさを感じる様になりました。
掲載したツマグロヒョウモン、特別なんですよ・・・昨日までの3日間、一日一回は我が庭に現れ、もう終わりかけているアップルミントの蜜を吸っています。多分同じ個体と思って見ていますが、まさかマーキング出来る訳もなく、でも豹紋のどこかの違いで識別することは出来るのでしょうね。
個体識別ができて同じ個体とすると、何処何処でどんな食事ができる等を記憶することが出来ていることになり、気ままにひらひらとあてどもなく彷徨っている訳ではない、ということですね。

蝶の生活エリアの広さはどれ程なのでしょうね。渡りをするアサギマダラは日本列島を縦断することが分かっていますが、その他の蝶達は?、その他の動物達は・・・飼育箱みたいに狭くても、動物園でも、食べるものがあれば狭くてもというお話なのでしょうが、自然の状態で必要最小限の具備条件や参考となる定数的なものが分かると面白いですね。
これを参考にして、道路を通すとか住宅地として開発するとかの判断基準として使えることになり、開発か保全かの争いは少なくなるのでしょう。
少なくとも”我々は植物達の助けが無ければ生存できない”従って緑を少なくすることは止めたいですね。

以前、都市部に残る生産緑地の税制の優遇措置を話題にしたことがありました(2005年2月20日の話題)が、緑を保全する意味での一つの方法であることは確かです。現在は住宅地として開発した方が利益が得られるから整地して緑をなくしてしまう、将来、樹木○○本とか雑草でも構わない緑地○○m2ある、これらが吸収できるCO2が○○リッターで、これが開発するより高い値段で売れる、今の太陽光発電が売れるのと同じで・・となれば緑が減ることはなくなる?、こんな時代がくるかもしれませんが、でも、そんな時代が来ること自身、考えれば怖いですね~。