2010年6月のつぶやき
世の中には、綺麗なもの、不思議なこと、奇妙なこと、可笑しいことがいっぱいですね。
気がついた折紹介しています。
2010年6月30日

”「捻」、「撚」、「拈」、「捩」、「縒」・・・
使い分けは?”
(How to use these characters)

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昨日の話題の続き、「ネジバナ」を漢字で書くと「捩花」、「ネジキ(捩木)」と同様捻じれているからですが、ではこれを「捻花(ひねりばな)」とか「縒花(よりばな)」と名前を付けなかったのは何故?、トルネードボンヌの話題(2010年6月26日)では、「ひねる(捻る)」と表現しましたがこれでよかったのかな~?・・・気になって我が漢和辞典(旺文社発行)を眺めてみました(掲載した画像)。
「捻」、「撚」、「拈」は訓読みが「ひね_る」、音読みは「ネン」、
「捩」は、「ねじ_る」、「レツ、レイ」、
「縒」は「よ_る」と「シ」で、これらが基本みたいです。

詳しくは言語学のプロにでもお聞きしないと分かりませんが、ヒロパパの個人的な見解で狭い範囲の使い方だけで無理やり区別をするとすれば、
「ひねる」は、「その回転動作をした場合、不安定な状態のままである」に対して、「ねじる」は「動作後の状態がその状態で安定している、又逆回転させれば元に戻れる状態」に対して使う・・・ということは「ネジバナ」は「捩花」で正解、トルネードボンヌは作っている最中では「ひねる」で正解、水道栓は「ひねる」ではなく「ねじる」と言った方が正解?とも考えられます。

それでは「ひねる」に使われている「捻」/「撚」/「拈」の違いは何でしょうね。
この三つの文字の違いは、「部首」を同時に理解しないと本来の意味が読み取れない?、全て手偏ですので手に関係する、それでは”つくり”の「念」/「然」/「占」を理解すればこれらの文字の正しい使い方が分かる?・・ということでの漢和辞典参照でしたが・・どれも同じような事が書いてある、結局は熟語として何にどの漢字を当てはめてあるかと参考にして、その文字を使うことになりそう、トルネードボンヌの「ひねる」は、捻挫の「捻」、「撚紙」の「撚」より「拈」で「ひねる」と言った方が良かったのかな~~参りました~~どなたか助けて・・。

さて今日は梅雨というのに晴天、慌てて物干しです。それにFIFAでは決勝トーナメントに進んだ我が日本サッカー代表チームは第一回戦でパラグアイにPKで敗退、皆さん頑張ったのに残念ですね。

”ネジバナ”
(NejiBana)

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今身近で見られる野生の蘭、「ネジバナ(捩花)」です。茎に一生懸命まとわりついて花を咲かせています。何故「ネジバナ」はねじれて生長することを選んだのでしょうね、一説では全体のバランスがその方が良いからとも云われていますが、ねじれ方もまちまち、右回りも有れば左回りもある、ここまではバランスを均一に保つ為と肯けますが、只ねじれていないものもある、どうして?って「ネジバナ」君に聞いてみたいですね。

実はこれ以上に気になった事があります。
この「ネジバナ」はねじれているから「ネジバナ」と名前を付けたとしても、前々日のトルネードボンヌの話題(2010年6月26日)では、小麦粉を練って「ひねる(捻る)」と表現しましたがこれでよかったのかな~?。
少なくとも、細長いものの両端又は片方を固定して全体を逆の方向に回してゆくことを、「ひねる(捻る・撚る・拈る)」、「ねじる(捩じる・捻じる)」、「よじる(捩る)」、「よる(撚る・縒る)」という云い方(受動態は除いてありますが)が頭を過ります。
日本語や漢字の検定試験問題に出題されそうな単語、”スイッチをひねる、水道栓をひねる”の”ひねる”は?、”ネジをねじる”の”ねじる”は?、”身をよじる”の”よじる”は、”縄をよじる/よる”は?、一体どの漢字?、どれでもいいのかな?、”縄をよる”は”縒る”みたいですが、・・多分読み方以上に漢字の由来を理解すれば解決するかもしれません・・でも難しそう~。

”伝統紋様、台湾先住民の”
(some traditional patterns of Indigenous Taiwanese)

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掲載した紋様は、台湾の先住民(※注参照)の皆さまの伝統的紋様をモティーフにした作品です。
現在の台湾には、17世紀に漢民族である福建人が移り住む前から居住していた政府認定で14の先住民族の皆さまが居られ、以前はそれぞれの交流も少なく独自の文化・風習を守った生活をしていた、近代(2005年)になってやっと「原住民族基本法」が制定されその地位や権利が保障されるようになった(Wikipediaより)とのことです。

それぞれの民族の文化・風習は実に多彩で、掲載した画像(真中)は、愛知万博の時の地球市民村での台湾先住民族のそれぞれの衣裳を着た皆さんで、丁度ヒロパパがボランティアしていた時のもの、お一人が欠けてしまっていますが全部で11人、どの方がどの民族の衣裳なのかはヒロパパには良く分かりませんが・・。
それに台湾・南投縣には「九族文化村」という所謂テーマパークみたいなものがありヒロパパも遊びに行ったことがあります。さて何故”九”なのか?、出来た頃は認定民族が9ツだったか、それともこのテーマパークへの参加を募ったときの皆さまの数?、もし認定された民族数とすると、そのうち”九”ではなくて”十四”に、又は認定されていない皆さまも含めて数字は付けない・・こんな名前の変更もあるのかもしれません。

さてさて、今日何故急にこの話題になったのかって?・・実は、数日前いつもヒロパパを気にかけていいて下さる台湾のWangさん(2007年11月8日の話題)から一輪挿とナイトライト(下の画像)が送られてきて、そこにデザインされたものがこれら台湾先住民族の皆さまの紋様をあしらったものだった、そこでこの話題になったという次第です。
Wangさん、いつもありがとうございます。こちらからそのうち何かお返しをお送りしますね。

これらの伝統紋様は、世界各国にその国がらを現わした楽しいものがいっぱいです。現在ヒロパパの書棚には、CD-ROMに入った「世界の伝統文様(MDN Corp.発行)」とか「Old-Fashioned Floral Designs」、「Traditional Stained Glass Designs」(どちらもDOVER PUBLICATION,INC.発行)が並んでいて、時々利用しています。面白い紋様がヒロパパの書いた中に使われていたら、ヒロパパオリジナルではなく参考書から引っ張ってきているだけ・・なーんだですね~。

※注;文章に「原住民」と「先住民」と二つの単語が使われています。歴史的な背景は良く分かりませんが、日本では「原住民」という単語は避けて「先住民・先住民族」とい単語を使っているみたいです。従って固有名詞以外は「先住民/先住民族」という単語を敢て使用しています。

”ベニシジミとヤマトシジミ”
(Beni-shijimi and Yamato-shjimi)

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掲載したシジミチョウは数日前出会った、ベニシジミ(左と真中、同じ個体)とヤマトシジミ(右)です。どちらもストローを伸ばしお食事中でした。
この二つの蝶達は、自分の仲間であるかそうでないかをどうやって見分けているのでしょうね。
その違いは見た限りでは・・翅(後翅)の形が少し違う、表翅の模様、色が違う(ヤマトシジミの表翅の画像は撮れませんでした)、裏翅の紋や色模様が違う、瞳(疑瞳孔)がベニシジミは見えないがヤマトシジミは見える、蝶達はこれらを飛びながら瞬時に判断しているのでしょうか、すごい視力です・・と人の眼からみた場合のみの違いですが。

それでは蝶たちの視力はどれ程?をインターネットで調べてみましたら、人の目が約100万画素の解像度に対してアゲハチョウの雄は1万8000画素(複眼内の個眼の数)、見える範囲は人が約130~150度程度に対して約350度程度、従って広い範囲が見えているもののそれほど解像度が良いわけではないみたい、只いわゆる動体視力が150Hzでストロボを点滅させた状態で駒切れの静止画像として見えているとの説があり、それに色の識別能力が人の370~760nmに対してより短い紫外線領域の340nmと380nmまで見えているとのこと、ということは、見えている色も違い、静止画像的に見えている、だから前述の人が見て違いを見分ける以上に蝶達はもっとはっきり仲間かどうかを区別できているのでしょうね。勿論視覚以外に食べ物や雄雌を判断する臭覚やもしかしたら人が聞くことが出来ない超音波又は超低周波で会話をしているのかもしれません・・と考えると昆虫達の能力のすごさを感じます。できたらこう見いるんだとか聞こえているんだとか昆虫君達が自分でしゃべってくれないかな~。

もうひとつ、ベニシジミ君のソックス、なかなか可愛い、おしゃれをしていますね。

参考サイト;
ぷろてんワールド/蝶の世界へようこそ!

”「トルネード・ボンヌ」の最終・完成品?”
(Tornado Bonne)

アルバムへのリンク;「趣味・好み」

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「トルネード・ボンヌ(Tornado Bonne」って?、ネパールの郷土菓子;ラカモリ2010年4月1日の話題、この名前の裏付けはまだありませんが)から話題が始まり、その後中国のお菓子;小麻花2010年6月5日の話題につながっている、小麦粉とお砂糖を捻って低温でじっくり揚げてあるお菓子、一般名が分かりませんので勝手にヒロパパが命名したもの、当初は「捻り揚げお菓子」・・でもとも思いましたが「ひねりあげる」というのでは誰かをいじめているみたい、ということで"ぐるぐる捻りの美味しいもの”を意味させ気どってカタカナにした単語で、この名前を付けみました。今日これの最終完成品的なお菓子が届きました。
何処から?誰が作ったもの?は、このHPをご覧いただいている「可愛いイラストの作者2008年7月28日の話題それに”虫のおばちゃん”;Tさん」の手づくりで、掲載した画像のものです。
お断り;「虫のおばちゃん」とは、Tさんのご近所のお子さんがTさんを称してのもの、ヒロパパがこの様にお呼びしている訳ではありません、又前述の「可愛い」は、その後の「イラスト」にも「作者」にも「虫のおばちゃん」にも掛っている修飾語です・・念の為。

届いた荷物を開け、まず超高級洋菓子店「フォルテッシモアッシュ」の綺麗な箱に入っている、包装紙もラベルも乾燥材もとプロ並みの外観に購入品と思いきや、とんでもない、Tさんの手づくりお菓子で、さすがTさん、これお店に出したら人気抜群、直ぐに売り切れになりそうな逸品、すごい!。

Tさんは、このHPの記事(前述)をご覧になりご自分でお作りになったみたい、強力粉と薄力粉を1:1、お砂糖は控えめで胡麻を少々、これを棒状にして捻る、しかも捻りは二重捻り、これを低温で5・6分揚げてお作りになったそうです。捻り方はお正月の注連縄の捻り方と同じかな?、と考えながらヒロパパは、箱を開け袋から取り出し写真を撮った後直ぐ口へ、味、歯ごたえやポキポキ感が抜群、多分お子さんのSちゃんやMちゃんも大喜びでしょうね。
お聞きしたところSちゃんとMちゃんは来年そろって大学と高校受験の年とのこと、優秀なご一家ですので大丈夫、ついこの間までお母さんに甘えていたSちゃんもMちゃん2006年4月14日の話題も来年は大学生と高校生!、子ども達の成長には驚かされます。

Tさん、いつも気にかけて頂いていてありがとうございます。頂いた「トルネード・ボンヌ」は箱を開けてからもうすでに半分以上お腹に収まってしまいました。

”久しぶりの、美しい夕焼け雲”
(a sunset clouds)

アルバムへのリンク;「風景・自然」

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東の空の夕焼け雲
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暫くして西の空も真っ赤に

この頃のヒロパパは、主夫仕事で夕方ほぼ同じ道の往復です。その一つが戸笠池(名古屋市天白区)、いつもカイツブリの御一家は元気かな?、と湖面に眼をやっていますが、夕暮れで見難いこともたびたび、しかも子ども達が大きくなってきた為か親にぞろぞろくっついている訳でもなく、それに潜水も得意になり定位置に居る訳でもない、段々数えるのが大変になりました、が、現在は皆元気みたいです。

さてこの頃何故か空を見上げる機会が多くなってしまっています、気分が休まるからなのでしょう。
掲載した画像は昨日の夕暮れ時、恒例のカイツブリ君達は何処かな、でも暗いからもう見えない、そんな中見上げた夕焼け雲、まず東の空が染まり出し、徐々に西の空が真っ赤に・・真っ青な空に彩雲みたいな様々な色調の赤、様々な形、素晴らしい夕暮れでした。
美しい夕焼け雲を見たのは久しぶり、、薄暗いなか誰も居ないベンチで一人ポツン、他の方からみたら怖かったかもしれませんね、すみませ~ん。

”蛇腹をつくりました”
(a bellow for Cyber-shot HX5V)

アルバムへのリンク;「趣味・好み」

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新しいデジカメ、SONY CyberShot HX5Vのマグファインダーに追加部品を昨日から今日にかけて完成させました。
追加部品は、明るい日中の中でもデジカメのスクリーンが良く見える様にするため、先月作ったマグファインダー(2010年5月19日の話題)に蛇腹を取り付けてみました。

ということで今日は蛇腹の作り方です。
1)まず型紙をインターネットからダウンロードし、ラベル用紙にプリント、
2)これをクロ色の画用紙に張り付け切り取る、
3)切り取った型紙にアイススティックみたいな先のとがったもので折り癖を付け(折り癖は、山折り・谷折りをそれぞれの面からがベストですが、今回は片側からのみ、これでも大丈夫)、
4)円筒形に張り付け、
5)片側から順に指示通り折りこみ
5)全部折り終わった後厚手の素材で枠を両端に張り付け、
6)外側を防水性の塗料を塗り(今回は墨汁を塗りその上から防水スプレー)、これで蛇腹が完成です。
一番手間暇を要したのは折りこむ作業でした。

これを既に作ってあったマグファインダーに取り付け(瞬間接着剤で)全部が完成、これからは明るい屋外でも狙った画像を撮影出来そうです。ただ御覧の様に折りたたんでもカメラより少し大きめ、またあとでもっと簡単で小さいものを工夫してみます。

それにしてもこの蛇腹折りは、飛び出す絵本、日常のパンフレットや案内書、ストローやフレキシブルチューブ、アコーデオン、カメラ等々至る所で利用されています。確かに小さくたたんで大きく広げるこの手法は、以前話題にしたミウラ折り(2007年9月29日の話題)よりもっと前から、しかもこの様に立体的な空間にもと様々に利用されていたんですね~。

”カリンもポーポーも順調に育っています”
(Karin and Pawpaw are growing up)

アルバムへのリンク;「植物・花ー夏」

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我が家の苗、カリンもポーポーも順調に育っています。
カリンは全部が殆ど同時に発芽し(2010年3月18日の話題)、今現在約3ヵ月、既に二鉢、カリンチャンとHさん宅に里子に出したものを除く5鉢です。まだ幹はなよなよしく副木をした方が良さそうと昨日から写真の様な状態です。
ポーポーは発芽時期がバラバラみたい、最初、発根に気が付いてから(2010年4月28日の話題)これも約3ヵ月で昨年蒔いた種35個の内、現在小さな葉っぱが数枚出ているものが4個、それらしき芽が出ているものが4個、暖かい国の植物だからもっと暑くならないと元気にならないのかな?と気長にみていることにはしていますが、もう1・2個が限度なのかな・・。
それに写真の右の端っこの苗床に生えているものは何かわかりますか、これフウセンカズラで昨年蒔いたものの内ただ一本だけ発芽したものです。フウセンカズラは何処でもみられるあの種子にハートマークのある野草(2008年9月10日の話題)、それを育てるなんてと笑われそうですが・・それにしても何故一個だけしか発芽しなかったのは何故なのでしょうね。苗床はこれ以外、巨峰、アケビ、ミツバアケビを蒔いておいたのですが(2009年12月19日の話題)、これも全滅みたい、今度掘り出してどうなっているか調べてみます。もしかしたらあまりにも可愛がりすぎ(水を与え過ぎ)種子の機能を果たさなくなったのかもしれません、残念!。

”おびただしい数の「ほしゴイ」”
(Hoshigoi, the baby bird of Goisagi)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

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おびただしい数の「ほしゴイ」、「ほしゴイ」とは「ゴイサギ」の幼鳥でその模様からついた名前、成鳥になるにはまだ数年かかるとのことですので1・2年はこんな姿なのでしょうね。
場所は戸笠池の岸に拡がる低灌木の林、以前、ゴイサギのコロニーと抱卵中であること(2010年4月24日の話題)、それに誕生したみたいということを話題にしましたが(2010年5月30日)、もう写真の様にみんな大きくなっていました。一体何羽いるのかな?、撮影した画面の範囲のみ拡大して、見えているものだけを数えてみましたら43羽、見えていないものも含めて1.5~2倍とすると60数羽から100羽近く誕生したのではと思われます、すごい!。

さてこの「ゴイサギ」、何故「ゴイサギ」なの?、漢字で書くと「五位鷺」で名前の由来はとインターネットで調べてみました。
説明によると「平家物語」や「大鏡」の記述で、「醍醐天皇」から五位の官位を賜った、何故か?は(詳細は下記参考サイトにアクセスしてください)、
●「醍醐天皇」が池に居た鳥を見つけ、捕えるように家来に命令し、鳥は家来が近づいても逃げることもなく、おとなしく捕まった、命令に逆らわず神妙な鳥であると五位の位を賜ったという逸話からとか
●新潟県では”後醍醐天皇が吉野詣での折、雪原を通った時の事、見渡す限りの雪で右も左もわからなくなってしまった、「これは困った事になった」天皇が途方にくれているとどこからともなく一羽のサギが飛んで来て、「カー、フカー」(右の道は可、左の道は不可)と教えてくれた、喜んだ天皇はサギの言うまま右の道を行き無事雪原を抜ける事が出来、サギはそのときの働きを認められ官位の五位を賜った等々、その他いろいろな記述があるようです。

ここで又疑問、参照したサイトの記述に「醍醐天皇」と「後醍醐天皇」と二人の名前が挙がっている、どちらも正解又はどちらかが間違い?、一応「日本史年表」を取り出し確認です。
まず「大鏡」は11世紀初頭の作品、「平家物語」は13世紀初頭の作品で、もし後の時代の改版が無ければ、この物語の著者達は「醍醐天皇(897~930年)」は平安時代初期だからその行状を知ることは出来る、只「後醍醐天皇(1318~1339年)」は鎌倉時代から南北朝時代、従って後醍醐天皇の行状を知る為にはタイムカプセルに乗って1~3世紀先の未来に飛んでゆかねばならない、これはあり得ないとすると、「後醍醐天皇」の記述は間違いでは?と考えられます・・どちらの古典もヒロパパはじっくりと読んでいませんので、ただ単にインターネットのサイトの入力ミスかもしれません)。従って「醍醐天皇」云々を現状では信じることとしました。

もうひとつ、賜った「五位」って何?、変遷は有るにしても平安時代の日本の位階は「初位」から「一位」の10段階(但し一階位に正、従、それぞれにまた上、下あり)で五位鷺が賜ったのは「従五位」なので真ん中辺り、この位階以上が所謂「貴族」と呼ばれ、天皇への謁見が認められたりと相当な有力者だった様です。
これを知って五位鷺君(ではなくて五位鷺”様”と言わねばならないのかな~)を見ると気品がみなぎっている感じがします、不思議~。

参考サイト;
新潟県・方言と伝承話による鳥名の由来
C.E.C.徒然野鳥記
山水苑日記記

”我が傑作・美術工芸品?の数々”
(something made by Hiropapa)

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美術工芸品といったら大げさですが、一輪挿とコースターそれにお菓子を乗せてある台は海岸で拾った材木から(2010年6月14日の話題)、それに湯呑は唐竹を使って作ったもの(2009年10月28日の話題)、全てヒロパパの手づくりです。但し、アジサイは山の中から失敬してきたもの、乗っているお盆は100円ショップで購入、お菓子は何処でも売っているものですが・・。

どうでしょうか?、どこかの日本庭園の休憩所の、真っ赤毛氈敷きの縁台で、この様にお茶が運ばれてきたら美味しさが一段と増す感じがします。でもこの写真は汚れ放題のヒロパパの部屋の中で撮ったもの、その汚れ程度をランチョンマットで隠してと姑息な手段で苦労はしているんです。

さてこのアジサイ、もしかしたらアマチャ?と葉っぱを千切り口に含んでみましたが、青臭く、それに苦い味で甘さは皆無、普通のガク紫陽花の仲間でした。
それに小麦粉をひねったお菓子は、もしかしたら小麻花(2010年6月5日の話題)みたいなものかなと思い購入したのですが、揚げてあるものでは無く焼いてある、そうですよね、ちゃんと商品名はクッキーとなっているではないですか・・馬鹿ですね~。

”オオフサモますます増えてきています、戸笠池”
(Ohfusamo at Togasa-ike)

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↑今日夕方の様子
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↑約1か月前、先月25日の様子

つかの間のヒロパパの休日も今日で終わり、又主夫生活に戻っています。
主夫生活に戻って久しぶりに戸笠池を通ってみましたら・・・オヤオヤ・・・やはりオオフサモが増えてきています(直前の話題;2010年5月17日)。流入河口付近の画像を約1カ月前と比べてありますが(まったく同じ角度の撮影ではありませんのでご覧になり難いかと思いますが)、確実に先端部が伸び幅が広がっていました。しかも池の流出口に近い部分にもところどころに塊となって増えこの池全体に定着しつつあります。
それにヒシも一面繁茂してきています。ただ面白いのは、下の画像の手前のオオフサモの塊が上の画像では小さくなっている様?に見えます、そうそう簡単には判断できませんが、このエリアはヒシが勝ったのかなと考えることが出来れば嬉しいですね。

この戸笠池のヒシの異常繁茂の対策として水深を深くたことは以前話題にしましたが(2010年4月22日の話題)、現在は雨季対策で水深を下げてありますので、この対策はひとまずお休み、只ヒシは花が咲き種子で増える、とすると種子が出来るまでに刈り取ってしまい、これを数年繰り返せば理論的には異常繁茂は減らせるはず、と考えられますが、オオフサモはそうはいかない、切れっ端があればどんどん増えてゆく、もし前述のオオフサモの拡大をヒシが防いでくれているのであれば、数年はこのまま自然の成り行きに任せることも一案かな・・とも思いますが、そうそう簡単ではないのでしょうね。

”アップルミント茶,、失敗でした”
(a apple-mint tea)

アルバムへのリンク;「戯言」

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我が庭で伸び放題のアップルミント、もうすぐ花が咲きそうですが、花を付ける前にこれお茶にしてみたらどんな味・香りかな・・と先週から工夫をしてみました。

結論から先に披露してしまいますと、あのミント特有の香りは消え、色はお茶みたい、味は少し甘みを感じるものの、な~んだの失敗!でした。
作り方は、出来る限り若い葉っぱをちぎり、丁寧に洗い、蒸らし、一晩そのまま、その後丁寧に葉っぱを丸め、乾燥させる、多分日本茶とほぼ同じ手順で作ったつもりです。
実は以前話題にした甘茶(2010年6月11日の話題)に影響され、甘い成分が発酵・凝縮されしかも香りも良い美味しいお茶が出来上がる事を期待しましたが、とんでもない・・多分香りの成分は熱で逃げた?それに甘くなる成分 (グルコフィズルチンみたいなもの)は含まれてはいないのでしょうね。

通常ミント類の香り成分の抽出は、乾燥させた葉っぱを水蒸気蒸留させ精油(essential oil)を取り出していますが、中学校や高校の理科室にでも行って装置を組み立てないとヒロパパの部屋ではちょっと無理みたいです。
今度アマチャを見つけ葉っぱを収穫できたら、甘茶には挑戦してみますが、ミント類は生葉を1・2個使って香りを楽しむ程度が良さそうです。

”「香椿」の読み方調査票・・最終版”
(a origin of a word)

アルバムへのリンク;「戯言」

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「香椿」を何故「ちゃんちん」と読むことになったのか?(2010年6月9日の話題)の調査票の最終版を作製しました。
初版に比べ追加した項目は、
●各歴史的時代の中国の首都(例;唐の時代は「長安=現在の西安」、明の時代は最初は「南京その後北京」等)をもし交流があった場合そこでの発音が重要となりそう、
●それに日本に伝わり現在の日本語の音読みがどの時代に伝わってきたのかという呉音・漢音・唐(宋)音をその時代に合わせ追記、
●それと特に調査すべき部分の優先順位を書きこんで
この調査票で調べてみることにします。

結論は、どこかの方言やどこかの時代に同じ又は似た発音があれば特定できる、もしなければ通説の「xiang-chun」が「ちゃんちん」と訛って慣用的に使われてきた・・どちらかになる?、それとも新たな発見があるのか、面白そうです。

実は今日は中国語サークルの日、講師の小高さん(2010年6月4日の話題)に、「現在の中国国内の方言を周りのお友達に聞いてみて」ってこの調査票を無理やりお渡ししてしまいました、無理を言ってごめんね!。
現在どの様な発音をするのかは、足でかせいで聞きまわればなんとかなるとは思いますが、さて時代的な発音の変化をどの様に調査したらいいのかは現在行き詰まっています。中国国内で使われている中国語の国語辞典?それとも発音の時代的背景を記載した辞典等々を日本で見ることが出来るのか?とここでは一番蔵書が多そうな鶴舞図書館で調べてみましたが、これらのものはまだ見つかっていません・・さてどうしようかな?。

それにしてもあらためて認識!、日常なんとはなく使っている日本語は難しいですね~、音読みにしても訓読みにして、それに慣用句む加わり、しかも名前にも特別な読み方を当てる場合がある、それぞれに歴史があり文化的な背景も豊かとも言えますが、外国からの皆さんは大変でしょうね。

これはこれとして・・中国語の会話は上達したのか?・・とんでもないサークルの中では一番の劣等生、こんなことに興味を持たずしっかりせよ!と言われそうです。
それに今日はとんでもない間違いをしてしまいました。実は前回のサークルで近くのうなぎ屋さんで昼食会を実施することになっていて、今日は早めに家を出て現地で待機していたのですが、誰も現れない、暫くしてお一人;Sさんがお見えになり、二人しておかしいな?でしたが、最終的に次回のサークルの時だった、間違えていたのはヒロパパとSさんだけ、間違えたことは他の皆さんには内緒ということで、そこで昼食を済ませ、すました顔をして午後のサークルに参加、まだ皆さんにはバレてはいません。
でも良かったことは、Sさんは優等生で、この時を利用して宿題を丸写しさせて頂き、次回はこれを見ながら発表できることとなりました。そういえば前の宿題も(2010年3月6日2010年3月3日の話題)台湾のWuさんの丸写し、困ったものです・・自分で努力しないと上達しないことは分かっているのですが・・。

”「つくろマイHashi」プロジェクト、お箸を作っています”
(Tsukuro my Hashi project)

アルバムへのリンク;「戯言」

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4月から何とはなく参加しだした「つくろマイHashi」プロジェクト(下記の関連話題)、昨日お箸づくりでは3回目に参加(といっても約2時間半程度ですが)してきました。
自分なりにだいぶ慣れてきた感じがしています。というのは、一本一本作るとそれぞれの太さや揃い具合がしっくりしない、そこでまた削る、と段々細くなってゆく、最後は楊枝的?とまではゆかなくても細すぎ・・・こんなことも無くなりつつあり、ちゃんと一膳として揃う様になってきました。

作ったお箸は焼き鏝でマークを入れたりと段々完成品が増えて、では昨日でいくつ出来たの?ってお聞きしましたら、約100膳だそうです、目標は1000膳ですのでまだまだ道のりはと遠そうです。

ここで又横道にそれてしまいますが、お箸の量詞は何、前述の「膳」以外に「揃(そろい)」や「具(ぐ)」もあります。勿論片割れだけだったら「本」でいいとは思いますが・・。英語でしたらOneとかTwoで量詞を付けない場合が多いのに何故?、これはやはり中国から伝わってきたものが基本かな?、でも「一冊の本」は「一本書」、「一本の川」は「一条河」、「靴一足」は「一双鞋」、「一本のタバコ」は「一支烟」・・と日本で使われている量詞と違うみたい、それではお箸は棒状だから「支」かな?、それとも細長いから「条」かな?、対だから「双」かな・・と疑問が膨らむばかり、今度の「中国語をたのしもう」サークルでお聞きしてみることにしますね。

関連話題;
2010年4月14日プロジェクトの紹介と箸袋作成
2010年4月15日箸袋の留め具は何がいいかな
2010年4月17日留め具の候補、チャンチンモドキの種子
2010年4月27日チャンチンモドキ種子のお化粧
2010年5月13日初めてお箸を作ってみました
2010年5月23日留め具の候補、貝殻
2010年6月10日留め具に一部採用されました

追記(2010年6月18日);
●「お箸の中国語での量詞は何?」は今日解決しました。答は「双(shuang(1)」で一対で一組のもの、例えば鞋、手袋や靴下等々は全てこの「双」だソーです。
お断り;ピンインの最後の括弧内の数字は四声を、この場合は第一声で、これを表わすことにしています。

”我が庭が虹で染まった?”
(rainbow from one rain-drop)

アルバムへのリンク;「街角スナップ」

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今日は梅雨の合間の久しぶり・・ではなく、梅雨に入ったのかどうか分からず少し曇り空と雨が降っただけでしたが、でも今日は良い天気、ヒロパパも昨日から一カ月ぶりの休日でゆっくりと朝食をしながら外を眺めてみましたら、垣根でピカッと光るものが、しかもいたるところから見る位置を変えると赤・青・黄色・・と変化する、まるで我が庭が虹に染まったみたい(ちょっと大げさですが)暫く見入ってしまいました。
明け方まで降っていた雨の粒からの虹、太陽の位置が低かったため丁度目に飛び込んできたみたいです。後で考えたら、もう少し接写したり動画で撮影すれば良かったと思いましたが、残念ながら好条件が重なったほんの一瞬の現象で今現在はもう雨粒は消え見えなくなってしまいました。それに各画像をパラパラ漫画みたいに写しだすことも考えてみましたが以前成功したにも関わらずやり方を忘れてしまいました、本当にこの頃歳を感じる毎日です。

天空にかかった虹は昨年(2009年12月10日の話題)・今年(2010年2月11日の話題)と見ることが出来ていますが、空を見上げていると、青空、雲の形た色(彩雲)、朝焼けや夕焼け、それに地球影(2010年5月14日の話題)や夜のお月さまや星空等々楽しいものがいっぱいです。皆さまも疲れた時には空を眺めてみてはいかがですか・・でもヒロパパみたいに”口をアングリ開けて”は、品を疑われますのでしない方がいいですよ。

”ハッチョウトンボ、今年も元気でした”
(Haccyou-Tombo)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

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毎年見に行っているハッチョウトンボ、東山植物園の湿地園ですが、今年も元気でした。
昨年も話題にしましたが(2009年7月5日の話題)、この植物園の周りには僅かばかり湿地がありますが、そこで見掛けたことはありません。多分棲息エリアは局地的なもので、余りにも遠すぎてしかも途中には車がビュンビュンの道路ありで、飛んでゆくことも出来ず、ここで繁殖を繰り返えさざるを得ない状態なのでしょうね。

ちょっと偉そうですが・・この様な昆虫から小動物の棲息環境を守ることが我々人類の棲息も守ることになる・・特に都市環境では以前話題にした「グリーンネット構想」を条例化したらどうでしょうか。
「グリーンネット構想」って何?、ヒロパパの造語ですが、都市空間を隙間なくグリーンのネットで覆った状態とすることで、道路の街路樹は隙間なくつなげ、歩道橋にも草木を取り付ける、一般住居はその住居より高い樹木を植えること、しかもビル群は屋上緑化や壁面緑化を義務付ける、こうすれば蟻さんだって小動物だってビュンビュン道路をまたいで自由に移動できる、その上これが広まればヒートアイランド現象なんて昔話なんて時代が来るかもしれない、と思いますが実現してゆきたいですね・・。

でもハッチョウトンボはこのグリーンネット構想が実現したとしても湿地が広がらない限り生息数が増えないのかな、でも都市空間で湿地を広げることは難しそう、今ある湿地は大切に保全してゆかないと・・。

”「一輪挿」、流木利用のヒロパパ特製芸術品?”
(a small flower vase made by driftwood)

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ご覧ください、見事な出来栄えの「一輪挿」、先月遠州灘に行って貝殻を拾ったことを話題にしましたが(2010年5月23日の話題)これはその時砂浜でみつけた流木の一部で作ったものなのです。
流木を拾った場所は磐田市福田(ふくで)港の東側の海岸、遠州灘海岸はウミガメの産卵地としても有名で、ここの皆さんの清掃活動が行き届いている為か所謂漂流物は殆ど皆無、素晴らしい細かな砂浜が拡がっています。この流木は約2メータ、貝を拾っている時たまたま見つけたもの、砂まみれでしたが表面が砂で研磨されたのでしょうか摩訶不思議な形状、拾い上げ、出来る限り砂を払って、海岸からごみを撤去する”良い事”ことをするんだ・・と少しは躊躇しながら自分に言い聞かせ、車に積み込んでしまいました。持ち帰えった後もう一度砂を落とし、綺麗に洗い乾燥させ、その一部を切り取って作ったものです。
作り方は簡単、表面をバーナーで焦がし、後はひたすら手を真っ黒にしながら目の細かい紙やすりや最後には布で磨きあげたもの、勿論水を入れておく小さな瓶を組み込むため底部をくり抜いてあります。

さてこの流木、何処から漂流して来たのでしょうね?。
断面を見ると年輪は無い、そんなに堅くはない、もしかしたらはるか遠い南の小島から何千キロも黒潮に乗って旅してきたマングローブ?、と考えるとますます愛おしくなります。
これマングローブ(名前は分かりませんが)とすると、西表島のマングローブが環境の変化で気根が泥で埋まり枯れてしまうことを聞いたことがありますが、ただそれではなく寿命で枯れたものと考えておくことにします。
そういえば西表島といえば、あの美味しいピーチパイン(2009年6月30日の話題)やマンゴー(2009年7月23日の話題)がそろそろ収穫期に入っていそう、オーダーしてみようかな。

さて「一輪挿」はヒロパパの頭の中では「一輪插」、当用漢字の印象が強くて常用漢字になじみが薄い、歳ですね~と言われそうですね。

追記(2010年6月18日);
●材木の切れ端を近くの材木屋さんに持参してお聞きしてみました。
「年輪が無い(見えない)ことと軟らかいのは、朽ち果てて組織が壊れているからの可能性もある、だから一概にマングローブとは言えないよ!」とのことでした。

”我がデジカメのスイングパノラマ撮影、
そろそろ結論を出さなくては・・”
(swing panorama,contineued)

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先々月購入した新しいデジカメ(SONY Cyber-shot DSC-HX5V)のスイングパノラマ撮影について、ヘンスがグニャグニャに写った(2010年5月16日の話題)ことから始まったソニー使い方相談窓口とのやりとりはまだ続いています。

最下段は、現在までに知り得たことをまとめてソニーの相談窓口にインプットした内容ですが、これを元に今度は三脚を使い、出来る限り定速でスイングさせ撮影してみました(撮影器具、下記画像)。
dsc02079
以前撮影した画像と見比べて頂くと、画像のつなぎ目は大きく改善されていますが、まだ特に下の画像の様につなぎ目の目立つ部分(赤い矢印の部分)が残ってしまっています。
これ一体何が原因しているのでしょうね?。スイング基準面の前後左右の傾き又は上下の浮き沈みのブレは、三脚のW(1/4)ねじのピッチのづれのみで、多分これは詳細情報のソニーからの提供はないものの許容範囲と想像すると、あとは手動で廻した時の速度が一定ではなかった?、でも4/5秒の時間内ですので一定速度で回転させたと自分では努力したつもりなのですが・・。

現在この2例を含め4枚の画像と撮影状況をソニー相談窓口に送り込み、分析及びアドバイスをお願いしてあります。
でも、正確に撮影する為の各種数値情報をソニーが公表していないのは何故なんでしょうね?、このカメラに組み込まれている画像合成ソフトの品質が分かってしまうからか、それとも正確な画像が得られないことはユーザー責任とする為か、少なくとも現状では慣れることと撮影に失敗しても諦めることしか方法が無いのか、何か腑に落ちない気持ちです。
それに動く被写体は不得意なことは分かりますが、これは静止した被写体ですので、まさか被写体が悪いなんて言ってこないとは思いますが、少なくとも最良の画像を得るためユーザーがしなくてはならないこと、それにその限界を知っておくことを目指しています。
ということで・・今のところ掲載した上の画像をこのカメラの限界として、撮影時は三脚を使うことと、カメラもスイング基準面も水平にして撮影することと理解しておくことにします。

現在発売されているデジカメには沢山の機能が付加されていいます、例えばこのパノラマ撮影とか、顔や笑顔認識、その上撮った人物の顔を一回り小さくするとか・・でもカメラの基本は被写体を正確に写し取る事が第一で、その後の加工は撮影者や被写体の意思が必要、勝手に小顔の美人になってもらっては困るな~。

参考;ソニー使い方相談窓口にインプットした内容
●操作方法
※設定した仮想「スイング基準面」にHX5Vを乗せ、HX5Vで設定した矢印方向に「スイング ガイドライン」に沿って、5~6秒でスイングする、但し、スイング中は、「スイング基準面」の前後の傾きは皆無がベストなるも±5度以内に抑えること、又「スイング基準面」の左右の傾き及び「面」そのものの上下の変動についてはそのデータをユーザに公表する用意はしていない、従ってユーザが経験則からその知識を得ることとして、メーカとしてその指導をする用意はない
※スイング時間(5~6秒)及びスイング中の定速性については、ユーザが経験則からその知識を得ることとして、メーカとしてその指導をする用意はない
※「スイングガイドライン」についても、円周又は楕円周の一部として、ユーザが経験則からその知識を得ることとして、メーカとしてその指導をする用意はない
※「スイング基準面」に載せたHX5Vの傾きについては、その角度の制限はない、勿論スイング中(撮影中)は、スイング基準面以外の影響は受けない様にする
●用語説明(ヒロパパが勝手に定義した単語です)
※「スイング基準面」;物理的な水平・垂直とは関係なく、前後・左右・高低にどの様な傾きであろうと空間の何処に設定しても構わない仮想の平板
※「スイングガイドライン」;「スイング基準面」に架空で存在する円周又は楕円周の一部でカメラをこのガイドラインに沿ってスイングする

”新しい道路信号灯、ヒロパパのパーソナル規格ですが・・”
(new traffic signal lights)

アルバムへのリンク;「戯言」

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newtrafficsignalattsurumaicross

”電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、信号灯が丸いのも、皆~な〇〇が悪いから”・・・は今は死語?、ヒロパパと同年齢の方しか分からないとは思いますが、現在のヒロパパのいじけた状態を表しているみたい、電信柱は地下に埋めなければどうしても高かくしなくてはならない、郵便ポスト(郵便もポストも同じ意味、2回繰り返すと何故投函箱になる?)は日本やイギリスでは赤が主流、アメリカは青、その他のヨーロッパ各国は黄色、中国は深緑色と様々、只道路信号灯は丸いものに赤・黄色・青と世界共通、だから前述の言い回しは郵便ポストを除けば世界共通かな?・・と前書が長くなりましたが、今日はこの道路信号灯の話題です。

何故「道路信号灯」は丸く一つづつ別個になっているの?は、伝統的に一個づつ電灯を点灯させていた、でも赤・黄色・青を同時に点灯させることは無い(一部の国を除いて)から三つ有る必要は無く一個あれば十分、と勝手に考え、新しい道路信号灯を考えてみました。

まず赤・黄色・青の信号は、発色はLEDとして現在の2倍以上の面積の正方形の中に同じ輝度を保てる程度それぞれのLEDを配置する、これを一色ずつ点灯させる、同時に矢印信号機についても、赤・黄色・青の信号機の横長2倍程度のものに各矢印表示が可能な様にLEDを配置して表示をコントロールする(上の画像)、従って各交差点では、通常は赤・黄色・青の信号灯が一個、矢印信号灯が必要な場合もこれを含め多くても二個で事足りる、ということで・・とある交差点(架空です)の道路信号灯を付け変えてみました(下の画像)、すっきりして分かり易いとはおもいませんか・・。

さてこの道路信号灯は、色についてはCIE/ISO規格(「CIE DS 006.3/E(道路交通信号 200mm円形信号灯の測光的特性)」)を各国遵守しているとは思いますが、三つの目玉を備えていなくてはならないと云う事はどこかに規定されているのかな?、もし規定されていたにしても試験的にこの道路信号灯をどこかでテストしてみることにしたらどうでしょうね。
ではこれに変えてどんなメリットが生まれるの?・・勿論LEDに変えた場合の消費電力の低下(約1/4)でCO2削減に貢献することは現在と同じ、それに加えて表示が大きくして見易いこと、製造コストの削減につながるかもしれない、これらが考えられるのではと思っていますがどうなんでしょうね、皆さまからの賛同は得られないかッ!・・。

”疑問の一つが解決
「アマチャ」と「ヤマアジサイ」、「ガクアジサイ」の見分け方”
(amacya and the other hydrangea)

アルバムへのリンク;「植物・花ー夏」

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アマチャとアマギアマチャ
yamaazisai100610 kurenai100608
ヤマアジサイとガクアジサイ(クレナイアジサイ)

今年の花まつりの時甘茶をいただき(2010年4月1日の話題)、その時から気になっていた「アマチャ」について、先月「アマチャ」が植物園にあることを確認(2010年4月16日の話題)、丁度今開花していました。
「アマチャ」は「ヤマアジサイ」の変種?という知識だけで、この「アマチャ」や「ヤマアジサイ」、「ガクアジサイ」の見分け方を花が咲いている時期に解決してしまおうとの意気込みで・・頑張って、一応その見分け方の結論をヒロパパなりに今日得ることができました。

まずアマチャの仲間には、「アマチャ」、「コアマチャ」、「アマギアマチャ」等12種類ある(下記参照)と、ある本に記載されていました。今まで3種類くらいしか知らなかったヒロパパにとっては大発見です。

そこで、東山植物園にある「アマチャ」と「アマギアマチャ」のアマチャの共通点、それにこれらと「ヤマアジサイ」との相違点が分かれば見分けられるはず、簡単!簡単!とばかりに、まずは樹形・樹高、装飾花の形や枚数、両性花の雄しべや雌しべの形や本数、葉っぱの形、鋸歯状の違い、葉っぱの裏の羽毛の有無、枝の色等々を見比べてみました。
ところがなんです・・・アマチャの仲間の共通点が分からないばかりかヤマアジサイとの相違点も分からない、ましてガク紫陽花との相違点は言うに及ばずでした。
それでは”見分け方が分かったというのはウソか?”って叱られそうですが・・・、そうなんです・・外見で見分けるのは無理、でも他の方法で区別が付くということが分かったのです。

ではその方法とは・・の前に・・何故〇〇アマチャと名前を付けたかですが、〇〇アマチャと命名されたものは全て甘い成分(蒸らして発酵させると葉の成分であるグルコフィズルチンという成分が酵素によって加水分解してフィロズルチンになり甘く感じる)が含まれていて、生葉を口に含んでみると最初は苦いが後味で甘い感じが残る、この試食をして甘いものをアマチャと命名したと言うことが本当の話みたいです。
従って口に含んで甘く感じるものはアマチャの仲間、そうでないものはヤマアジサイやガク紫陽花ということになります。

さてこれからのヒロパパは、樹高が低く、一見「アマチャ」かな?と見えるものはそのお都度葉っぱを少しちぎって口に含んでしまいそう・・、皆さんは真似をしないでくださいね。

参考「アマチャの仲間」;「アマチャ」、「コアマチャ」、「オオアマチャ」、「中葉アマチャ」、「ワセアマチャ」、「ナガバアマチャ」、「シロアマチャ」、「シロバナアマチャ」、「ハッカ(白花)アマチャ」、「ヤエノアマチャ」、「アマギアマチャ」、「オドリコアマチャ」

参考サイト;
山本武臣氏、アジサイ・フォト・ギャラリ

”つくろマイHashiプロジェクト
箸袋の留め具に一部採用されました”
(Tsukuro My Hashi project)

アルバムへのリンク;「戯言」

tomegu100609

たびたび話題にしている「つくろマイHashi」プロジェクトの、箸袋の留め具として、ヒロパパが準備した一部が採用されました、光栄です。
写真は昨日皆さまがお作りになったもの(写真は浜口様より)、留め具もなかなか雰囲気にマッチしていると思いませんか・・。

貝殻は二枚貝より巻貝の方が良いみたいですが手持ちはもうなし、ドングリは大きすぎる、竹ひごは強度に少し問題ありそう、残りはチャンチンモドキ、小枝の輪切り、小枝、さて足りなくなったらまた拾いに行かなくて・・。

関連する話題;
2010年5月23日の話題「留め具としての貝殻」
2010年5月13日の話題「チャンチンvsチャンチンモドキ」
2010年4月27日の話題「種子のお化粧」
2010年4月17日の話題「種子を磨いています」
2010年4月15日の話題「留め具の候補」
2010年4月14日の話題バオバブでの箸袋作成作業

”チャンチン(香椿)の語源を調べてみようかな~”
(a origin of a word)

アルバムへのリンク;「戯言」

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掲載した表、横軸は中国の各時代を順に、縦軸は現在の中国の標準語である「普通語」と中国各地方の方言である「北方方言」、「晋方言」・・等々が並べてあります。それに各コマには「香」と「椿」を入れ、さてこの二文字が、現在の中国の各地方でどの様に発音されているか、又古い時代にどの様に発音されていたかを調べるための調査表です。

実はこのHPにたびたび登場しているチャンチンとチャンチンモドキ(下記関連する話題)について、何故「香椿」を「チャンチン」と呼ぶ様になったのか、日本語で通常の音読みであれば「こうちん」か「きょうちん」、現在の中国の普通語では「xiang(1)-chun(1)」で発音が一致しない、特に江戸時代この「香椿」が中国から渡来した時には中国でも「ちゃんちん」と呼ばれていたのかもしれない?、又はその時代か又は現在でも「ちゃんちん」と発音している地方があるかもしれない?、そんな考え方からこの表を埋めて行ければ答が出てくる可能性がある?と言うわけです。

現在の中国での発音については、その方言を使っている人を見つけお聞きすれば分かることになりますが、さて100年~200年前、まさか遣唐使の時代に遡ることは出来ないにしても録音機器の無い時代でしかも多分現在の発音記号(ピンインや注音=ボポモフォ)の標準も無かった時代、各地方でどの様に発音していたかなんてどの様に調べたらいいのでしょうね、と思いながら、でも一応はということでリストには各時代も入れてみましたが・・・多分空白のままになる可能性大ですが・・。

現在の一般説は、”中国語の発音を聞いて訛ったもの”となっていますが、この表が全部埋まったとして同じ発音が無ければ、これが正解でこれを裏付けることとなります。

実は、既に近くの中国料理店の方にお聞ききしてみました。そのお店の方全員が瀋陽のご出身で、方言は北方方言、従って現在の普通語と発音はほぼ同じ、コマ一個は埋まったということになりますが、まだまだ道のりは遠そうです。

もうひとつ、日本の漢字には、同じ文字で音読み、訓読みがあり、しかも複数存在する場合が多い、訓読みは勝手に日本国内で発展したにしても音読みは中国から伝わったものが殆ど、だから中国でも各地方又は時代に依って日本の音読みと同じ発音をしていた時代や地方があるはず・・というのがそもそもの発想なのですが・・当たっているかな~。

関連する話題;
2010年5月15日の話題「チャンチンvsチャンチンモドキ」
2010年4月27日の話題「種子のお化粧」
2010年4月26日の話題「種子の内部」
2010年4月17日の話題「種子を磨いています」

”美味しそうな果物が生長しています、でも梨が・・・!”
(Akaboshi-byo, a disease of pear tree)

アルバムへのリンク;「植物・花ー夏」

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見渡すと周りには美味しそうな桑の実、枇杷がたわわに実っています、ついつい手を出したい衝動にかられますが我慢々々。
そんななか、いつものおじいさんの梨園で、4月にいっぱい花が咲いていたから(4月12日の話題)、そろそろ順調に大きくなっているかなと近寄った途端・・・ムムム~・・・の状態、さて何が起きた?。

下2枚が昨日の梨園の様子、ご覧ください、葉っぱの表にぶつぶつのこぶがいっぱい、葉っぱの裏には小さなイガイガがいっぱい、梨も少し膨らんではいますがいびつ状態、帰り際おじいさんのお宅に立ち寄りお聞きしてみましたら、昨年はカラスで全滅しておじいさんは意気消沈してしまった、今年は枝の剪定はしたが、その後消毒等を含め何も世話していない、その為へんな病気にかかったみたい・・とのことでした。残念ながら昨年に引き続き今年もここの梨はダメみたい。

さて、葉っぱのブツブツ、イガイガは何?を帰ってからインターネットで「梨・病気」で検索してみましたら、有りましたよ、これ「赤星病」と言うみたいです。
「赤星病」っていったい何?は、詳しくはインターネットで検索していただけばとは思いますが、梨・りんご・カイドウ・ナナカマド(バラ科ナシ亜属)に担子菌(サビキン属)が寄生して病気になる、同じ種では感染しないが、2種類の違った植物で交互に感染する、この2種類の植物とは「ビャクシン属」と「ナシ亜属」で、「ビャクシン属」では被害が目立たないが梨は重大な被害になる場合が多い等々記載されていました(参照;Wikipedia)。その為梨の産地では、条例でビャクシンを梨園から少なくとも1.5~2キロ以内に植えないことを定めていることも分かりました。

ハタ・・とここで思い当たることが・・500メータも離れていない近くに、しかもこのおじいさん家に「イブキ」があったではないですか(2007年2月16日の話題)、多分この「イブキ」と付近の梨園で代わる代わる赤星病が発生しているのではと思われます。この「イブキ」もおじいさんが大切にしている木ですのでまさか伐採することは無いと期待していますが、梨も守るためには、やはり殺菌剤の散布になるのでしょうか、ちょっと複雑な気持ちです。

”ポーポー発芽か!”
(a germination of Pawpaw)

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昨年に種まきをして、暖かくなっても音沙汰なしで心配し(3月18日の話題)、その後一部発根していた(4月28日の話題)ことがわった「ポーポー」が、今日多分発芽したのでは・・を発見しました。全部で30数個のポッドの内今日現在6個から同じ様な新芽が出ていることを発見(写真・上左)、これらのポッドから今までもアップルミントやヌスビトハギが芽を出していましたが、それとは違う芽ですので、多分これ本物と期待をしています。
実は、前回の発根されているものを発見した時から(4月28日の話題)、この発根したものをティッシュで包み毎日水をやりながら、ティッシュをそっと上げて様子を見ていましたが、生長を続けているを確認(写真・上右)、これだったらポッドのなかのものを大丈夫のはず・・・と諦めずに待っていて良かった~・・・多分ポーポーは熱帯の植物だから?、相当暖かくならないと発芽しない?、こんなことも考えられます。これからも他のポッドも発芽するかもと楽しみにしています。

それではこれの親の木の現在の状況はが、下の写真です。
今日果実の数を確認してみましたが、数えられる範囲の少なさ、自家不和合性なので2本植えてありますが今年はそれぞれの花期が少しづれていた気がしますので多分これが原因なのかと思われます。

それにしても自家不和合性?やはり劣性遺伝を少なくするための工夫なのでしょうね、どれ程の受粉率かは分かりませんが、人や動物より進化している?とも言えそうです。

関係する話題;
2010年4月28日ポーポー発根していました
2010年4月18日ポーポーの花
2010年4月9日ポーポーの花、咲きだしました
2010年3月18日ポーポーの発芽、音沙汰なし
2009年8月25日やはりポーポーでした

”カイツブリご一家の今”
(kaitsuburi's family at Togasa-ike )

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先月(5月)26日から話題にしている戸笠池のカイツブリのご一家、毎日昼又は夜、通りすがりに見ていますが、最初雛が3羽と思われていたのが正確には4羽だったこと、巣立ちしてもう巣には戻らないのでは思われたものがまだ元の巣を使っていた等、5月30日の追記でご報告を致しましたが、掲載したものは昨日の御一家の様子です。
昼ごろは池の真ん中あたりでお母さん?と一緒に多分潜る練習?、代わる代わる潜っていました。
それに夕暮れ時見た時は、いつもの巣に戻って、巣の補修作業をしているように見えました。
潜ること、巣を作ること、これからは餌を捕ること等、親はこれらを見せながら子どもたちに教えているのでしょうね。

さて本当の巣立ちって何時なのでしょうね。それに別個に行動するようになった時は、この戸笠池からいなくなってしまうのかな?・・毎日見る様にして変化がありましたら話題にしますね。

追記(2010年6月7日);本日午後6時観察時、いつもの巣の傍で雛が2羽しか確認できませんでした。ちょっと心配です。

追記(2010年6月8/9日);本日午後6時観察時、昨日2羽しかいないと心配しましたが、4羽確認できました。何故昨日2羽しか確認できなかったのかの理由もわかりました。この2日間の行動は、父親と母親がそれぞれ雛2羽づつ受け持って連れて歩いています。しかも有る程度離れた場所での行動で、夕暮れ時まで見ていましたが(暇ソーって言わないで・・)この6羽が一緒になることはありませんでした。カイツブリの子育てってみんなこんななのでしょうか・・人間社会より男女機会均等かな?。

”小麻花、素朴なお菓子”
(Xiao_ma_hua)

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写真は中国のお菓子、実は昨日も話題にした「中国語をたのしもう」サークルの数名の方が上海万博で合唱を披露され(総勢;200名ほどの合唱団だったそうで、新聞報道もされたみたいですが)帰国、昨日お土産として頂いたものです。
従って昨日のサークルはテキストはちょっと開いただけ、上海万博でのお話がメイン、ヒロパパにとって気楽な一時でした。

さてお土産に頂いたお菓子の話題、一つは「鳳梨酥(feng-li-su、パイナップル・ケーキ)」、以前台湾のWuさんから送っていただいたもの(2007年11月8日の話題)と同じ味で、楽しみました。
さて、もうひとつの方は何?、どこかで見たような気がするが・・と記憶をたどってみましたら、生地を棒状にしてひねり揚げてある様はネパールのお菓子「ラカモリ」(又は「クルマ」、「ダッベルティ」、「アムリティ」)に作り方も良く似ている(2010年4月3日2010年4月1日の話題)、味は「ラカモリ」は素朴感あふれるもの、これは洗練された感じでした。
このお菓子の名前は、包み紙に「小麻花(Xiaomahua)」(製造元;忠旺(zhongwang))とは記載されていましたので、それではと調べてみました。
まず一般名でこのお菓子ののことを「麻花儿」と呼び、その小さいものだから「小麻花」、昨日の名前の前に「小」を付けると可愛くなるのと同様の命名、なるほど・・でした。

それでは日本にこれと似たお菓子があるの?、もしかしたら「かりん糖」かな?、かりん糖は奈良時代遣唐使によってという説と南蛮菓子(スペインにはぺスティーニョと呼ばれているかりん糖とそっくりなお菓子があるそうですが)という説があるみたい、でもかりん糖はひねってはない?、・・所変われば品変わる・・でどこが発祥の地かは今では分からないにしても、文化的なつながりは全世界に拡がっていて小さなお菓子一つでもなにかしら関係が有る、と思うと楽しいもの、これからは、小麦粉を棒状にしてひねって揚げてあるお菓子が気になりそうです。

もうひとつ、この「小麻花」のメーカー「忠旺」のトレードマークは反対にすると「あんぱんまん」に出てくるキャラクターの誰かにそっくり、面白い~!
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”小高を紹介します”
(our Chinese circle' teacher, Miss Gao Yuen)

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まず「小高」って?、中国では子どもや若い女性を親しみを込めて呼ぶ場合、名字や名前の前に「小」を付ける、これ日本語でいえば「〇〇さん」とか「〇〇ちゃん」と同じ意味で、掲載した写真の我々「中国語をたのしもう」サークルの先生(中国語で先生は”老師”です)、明るくて爽やかレディの高媛さんです。
高媛さんを最初にお見かけしたのが昨年3月、これも中国語クラスの先生だった小全さんの修士卒業式の時(2009年3月25日の話題)、笑顔が素敵な方がおいでになる、ただその時はお名前は分からずそのままだったのですが、・・前回の王先生(2010年1月22日の話題)がご都合の悪い折代理で先生を務め(2010年2月12日の話題)、しかも難しい?宿題を出され(2010年3月6日2010年3月3日2010年2月21日の話題)その時初めて高媛さんも他のクラスの先生をしていたんだと初めて知った次第です。
高媛さんは、南京市ご出身で、N大学大学院・国際言語文化研究科博士過程に在籍、現在”比較文学”を研究中です。
”比較文学”って何?、お聞きした範囲では、各国の文学を比較すること・・といってもヒロパパには良く分かりませんが、多分各国の文学がその時代的文化的背景でどのような関連があったのかの研究と理解しておくことにします。それではどこの文学の比較?、中国と日本かなと思いましたがお聞きしたところヨーロッパ文学と日本文学しかも明治時代の、すごいですね!。

高媛さんの説明振りはどうか、後ろの白板をご覧ください・・・きちんと文法に則った、しかも主語や動詞、目的語から程度補語、過去形、進行形等々で使うその文字の持つ意味とその配列を丁寧に例文を挙げてのご説明です。お聞きしてなるほどなるほど・とその時は理解できるのですが・・いかんせん・・クラスが終わった時点で直ぐ忘れてしまう、もうすこし若い内にがんばっておけばよかったと反省しきりです。
そんな訳で・・・これからも復習や予習それに宿題もせずに、ただ参加しているだけということもありますが、大目にみてね・・。

関連話題;南京市と名古屋市は友好都市で、南京市から贈られてきた中国古代神話の瑞獣;「辟邪」が動物園内に(2010年2月17日の話題)、各種樹木が植物園内の中国産植物園に(2010年5月15日の話題)あります。
南京市、旧い中国の中心地、多分上海や北京と違い、昔の街並みが残っているものと想像しています、近代的なビル群よりもヒロパパにとって興味津津、行ってみたいですね~。

”ステルス型??、ツバメエダシャク”
(Tsubame-Edasyaku)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

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写真の蛾、「ツバメエダシャク(多分「ウスキツバメエダシャク」)が、今日、玄関の階段に半日近くじっとお昼寝をしていました。なかなか見事な翅、ステルス型戦闘機みたいですね。

実は昨日の話題、「抜き足、差し足、忍び足」の英文訳「stealthy steps tiptoeing」の「stealth」が記憶に残っていて、アッこれもステルスと認識してしまったのかもしれません。この「エダシャク」の仲間は殆どがこんな翅を持っている、これ、蝙蝠の超音波を反射せず蝙蝠からは感知されないのかな?・・。

それではステルス型戦闘機は何故レーダーで捕捉し難いか?簡単にいえば、電波を来た方向に反射しない様形状を工夫していること、それに電磁波を吸収する塗料を塗りつけてあることですが、これに対してエダシャクは、蝙蝠がレーダーとして発する20KHz~100KHz、数ミリ秒の短い叫び声に対して反射しない?、又は吸収してしまう?・・ということはないのでしょうね。
ただ、ヤガ科の蛾は、この蝙蝠の叫び声を聞き取り、飛ぶ方向を変えたり、急に翅を閉じたりする、それにヒトリガ科の仲間は逆に超音波を出し威嚇するとのこと、人が聞こえない音域もいっぱい不思議が詰まっていそう、これらを人の可聴域に変換して聞いてみると、静かな夕暮時、夕空いっぱいにいろいろな声が飛び交っていそう、聞けたら面白そうですね。

”抜き足、差し足、忍び足・・のアオサギ君”
(stealthy steps tiptoeing)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

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抜き足・・・差し足・・・忍び足
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狙いを定めて
shinobiashi_4 shinobiashi_5
エイッ!!!!・・・アー美味しい

昔の忍者や泥棒さん達の音がしない様に歩く歩き方、「抜き足、差し足、忍び足」は鷺君達の歩き方を真似たもの?・・まず獲物を探し、見つけるとそっと抜き足、差し足で近づき、狙いを定めて口ばしを突っ込む・・このそっと近づく様はまさに忍びの術を心得てる忍者みたい、歩き方は本当につま先から、と言っても鷺君達はつま先しかないから当たり前か・・、しかも確実に獲物を捕獲する、すごい能力です。

この写真は、たびたび話題にしている戸笠池(名古屋市天白区)で見掛けたもの、オオフサモも増えてきている以上にヒシがもう池一面に繁茂しています。小魚達はこのヒシで隠れられるはずなのにこのアオサギ君からは逃げられない、アオサギ君の視力はすごい、偏光メガネを掛け?しかもヒシや水面のちょっとした動きを見逃さないのかな?。

さて我々人間も、確かにつま先で歩くと音を立てずに歩くことが出来、踵(かかと)だけで歩くと体重が掛り音が出やすい、足に指があるからで、縄文時代の狩猟に明け暮れていた時代はこの忍び足が重宝したのでしょうね。

もうひとつ、コサギが水際で足をゴチョゴチョって動かしながら獲物を水草の下から追いだしているのを良く見かけます。ヒロパパも小さい頃小川でお魚を捕まえるとき、足で追い出し網に誘い込むことを良くしていましたが、どっちが真似したのかな?。

”京劇を見てきました”
(a Beijing opera)

アルバムへのリンク;「お祭り」

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京劇・・ヒロパパが若いころ台湾・台中の田舎のお祭りの時見たことが有るような無い様な、実はその時見たのが京劇又は京劇みたいなものだったかどうかも定かではない程おぼろげな記憶ですが、・・自由時間が取れる今日昼間、名古屋駅前「WINC AICHI(愛知県産業労働センター)」で見てきました。

これ、中国語サークルのお一人に、こんなものあるよ!って教えて頂き、その方が葉書を出して抽選に当たり、これに加えていただき見ることができたのですが・・。
実はこのイベントは、京劇だけではなく上海万博と上海観光の宣伝のプログラムに京劇が加わっていたもの、でもどちらにしても現在の上海の街並みや上海万博の会場の案内もあり、参考になりました。

さて京劇を演じた皆さんは、「上海少年京劇」の多分小学生から高校生までの皆さんで、目の動き、手足の動きや全身のしぐさ、雑技的な動きも加わり、皆さん厳しい訓練を受けている様子で、なかなかの演技でした。多分将来この中から京劇のスター(中国語で言うと「京劇的明星」で良いのかな~?)が生まれるのでしょうね。

それでは京劇って何?、地方劇の一つで、蘇州、山東、四川、台湾の各地方劇が安徽省で人気となり、最後に湖北の漢劇を含めて北京で京劇の地位が確立した・・とインターネットで調べてみましたが、何がどう違うのか皆目ヒロパパの知識が追いついてゆきません。
それに役柄も「生」、「旦」、「浄」、「醜」と四つあり、上の一枚は「生」かな?、それに下の3枚は「旦」で、それぞれ左から「青衣」、「武旦」、「花旦」みたいですが、これも皆目見当がつきません。前述の難しい単語の数々は、実は今日観劇出来ると分かってから、インターネットで京劇について調べてみたのが本当のお話ですが、前述の如く理解するのはほど遠い内容、諦めです。それに日本の歌舞伎との関連も調べてみると面白そう・・と興味だけ先走りしていますが、解決するのはもっと京劇とお付き合いしないと分からないのでしょうね。