2011年3月のつぶやき
世の中には、綺麗なもの、不思議なこと、奇妙なこと、可笑しいことがいっぱいですね。
気がついた折紹介しています。
2011年3月31日

”日本には原発はいくつあるの?”
("how meny nuclear power plants are in Japan?")

アルバムへのリンク;「戯言」「東北関東大震災」

genpatsuinjapan

東北関東大震災は既に20日経過、余震が続いていると同時に状況は毎日変化しています。後々確認できるように、報道から聞き取った項目をポイントだけでもここに記録しておくことにします。

●今日現在(17:00)亡くなった方;11,438人、行方不明者;16,541人で合計27,979人と、避難されている方;173,000人
●仮設住宅が整うまで約半年?、それまで避難所生活が続く
●福島第一原発の1~4号機を廃炉にする意向との発表が東電より昨日あり→廃炉するにしても10年~20年以上管理が必要、その間はこの地域は荒涼たる原野にするつもりかな
●IAEA(国際原子力機関)の測定で福島第一原発から40キロ離れている新館村(自宅退避以遠の地域)でも指標を超える放射線量が計測された→避難勧告あり、政府発表では直ぐに人体に影響する値ではない、モニタリングポイントを増やす
●原発の放水口(330メータ)の海水での測定値が増えている→続けて注視すると同時に30キロ地点のモニタリングに加え15キロ地点のモニタリングを増やす
●米国より放射線その他の無人計測が可能なロボットがくる→国内ではこの様なものが無いのが不思議

毎日毎日このような報道がいっぱい、復興に頑張っている皆さんの勇気に逆に励まされてはいますが、特に原発事故の対応には気分が重くなります。
印象としては現在、「政府、文部科学省、原子力安全・保安院(経済通産省)とその他の原子力発電関係の政府組織、各県市町村の行政組織、それに東電が、それぞれどのような責務をになって作業をしているのか/しなくてはならないのかが明確になっていないのでは、それに各組織は出来る限り自分たちの責務の範囲を狭めようとしているのでは?」と心配しています。
廃炉にするにしても再臨界を想定したにしても、その状態で必要な作業内容の洗い出し、それを関係する機関に割り当てる、これを有機的に結んで自衛隊、消防、警察、諸外国の関係機関等の応援を求め迅速に処理してゆく、こんな当たり前のことが出来ていない?、こんな想像が当たっているとすると情けない日本の現状です。

それでは日本に原発はいくつあるの?、掲載したリスト(Wikipediaより)によると54基が稼働中、そのうち福島第一原発と同じ沸騰水型が29基、加圧水型が24基、高速増殖炉が1基、建設中が1基、計画中が9基でした。
建設中や計画中のものは延期させる?、それでは、福島第一原発の4基は廃炉予定でこれらを除く稼働中の50基の原子炉に対して、今回の地震、津波に対する被害を参考にして対策の見直しが早急に行われるものと期待しています。
対策としては、耐震構造は勿論ですが原子炉、タービン室その他の設備を全て含めた免震構造が必要になるのでは(既に考慮されている原発の有無については未調査です)、今回の被害総額と比べれば対策しておく額は大した額ではないと思いますが・・。
それに原子力による発電を見直し、自然エネルギーによる発電と、特に各家庭での太陽光発電や燃料電池等にシフトし(只現状では問題点が多く残っている、将来に向けてのお話ですが)分散させる事も必要なのでしょうね・・と今回の原発事故は我々に対して大きな教訓を残してくれた・・と感じています。

”初めて乗った延長区間の地下鉄、昨日の続き・・”
("my first trial of new subway's root")

アルバムへのリンク;「街角スナップ」

narugokitasubwaystation110329

homedoor

東北関東大震災は、本日現在、亡くなった方;11,160人、行方不明者を含め28,000人、避難している方;183,800人程とのことです。避難所や被災者の皆さまへの物流面での支援態勢はある程度落ち着き定常状態になったみたい、今後は復旧に向けての動きに移ってゆくことになりますが、これからが大変なところ、精神的なストレスで避難所内でのトラブルも増えてくる時期、被災者の皆さま、我慢するのも限界とはは思いますが、もう少し・・応援していますからね。

それに沢山の感動的なお話がニュースで流れています、
例として、釜石市の鵜住居(うおすまい)小学校の児童350人は全て津波から逃れられたとのこと、これは普段から避難訓練が行われていた事、それにお隣の中学校も含め上級生が下級生の面倒を見る習慣を身に着けていた事、避難時、最初に避難した場所では危険と避難場所を変える臨機応変な対応ができた事、それに皆さんの頭の中に「お・は・し・も」があった事、これらが最大限生かされたとのことです。それでは「お・は・し・も」とは何?、避難する時、「押さない、走らない、喋らない、戻らない」の事だそうです。
これらは全てこれからの災害に対する対策として真似をするべき良い例と思いますね。

只、福島第一原発の事故は混とん状態です。現場で命を掛けて作業している皆さまにエールをお送りしたいとは思いますが、原子力安全保安院の皆さまを含め東電の監督をされている皆さまの統率力や能力に疑問をもってしまいます。
昨日のトレンチ内溜り水での高濃度放射線の発見も、もっと早い時期に点検していて当然と思いますが点検していなかった、又は点検していて異常が無かった?、又は分かっていたが発表が遅いと責められるのを避ける為あらためて計測して発表を遅らせた?、こんなことまで疑問を持ってしまうほど、気配りや対応が遅い、まさかお飾り的なポストや天下りで他人事と思っている?・・のではないと信じたいのですが・・。

頑張っている皆さまに「頑張って!」というのはおかしいのですが、少なくとも皆さまを応援していることだけでもお伝えしたい気持ちでいっぱいです。

お話を変えて昨日の続き・・、 3月27日に開通した名古屋市営地下鉄・桜通線の野並・徳重間の鳴子北駅で、今日初めて新しい路線を利用してみました。
新しい駅で気が付いたことは、いままであまり見掛けなかったホームドアーが新駅には設置されていました。

ホームドアーには、完全に天井まで被っている「フルスクリーンタイプ」と腰までの程度の高さの「可動式ホーム柵」等ありますが、見掛けたものは可動式ホーム柵、これがあればホームからの転落事故や列車との接触事故の防止に役立つ、良いことでこれからも増えるといいですね。
それに、他の都市又は鉄道会社の例は分かりませんが、名古屋市営地下鉄では、駅構内の案内表示に日本語以外、英語、中国語(簡体字のみですが)、ハングル、それにポルトガル語の五ヶ国語が、出口、改札口、切符売り場、精算機の案内と券売機・精算機に表示されていますし、それに一部の駅(名古屋駅)の到着直前だけですが、これらの言語で車内案内放送をしています。
海外の方にとっては親切な事と思っています。その中の英語での案内放送では、皆さまも注意してお聞きいただくと分かりますが、必ず後ろから2番目の母音にアクセントを置いていて日本語でのイントネーションと違っています(日本語はあまり極端なイントネーションの強弱がありませんが)。
実は以前これ何故?、海外の方にとってはこの方が分かり易いからなの?って名古屋市交通局にお聞きしてみましたが、イントネーションについての要求や指導はしていない、録音を依頼している会社に任せているとのことでした。もしかしたら海外の方にとって地下鉄の駅名は全て最後から2番目の母音を強く発音したものが本当の日本語と理解されているのかもしれませんね。

もうひとつ、昨日掲載した北京の地下鉄の改札口、券売機の風景と比べどんな違いがあるのか?と比較してみました。
昨日の写真を見る限り、表示は中国語のみです。それでは、もし中国で外国語を表示するとしたら、どちらの国の言葉が選ばれるのでしょうね、日本語も選ばれると嬉しいですね。
それに目の不自由な方への「視覚障害者誘導用ブロック」は写真には写っていません、もしかしたらこの駅だけかもしれませんが。勿論この「視覚障害者誘導用ブロック」は日本国内で賛否両論があること、全国で共通の規格でもない事も分かってはいますが。

さらにもうひとつ、北京の自動改札機が常時遮蔽板が閉じている、日本のものは常時開いているものと常時閉じているものがあります。
推測の域をでていませんが、北京のものは日本の両方向通過可能な自動改札機と同じで、日本では常時開いていて切符を入れる又はカードを近づけないと閉じる、これに対して北京のものは常時閉じていてカードを近づければ開く、この違いと思いますが、この違いも面白いと思いませんか・・。
それに日本の常時閉じているものが必ず1個程度設定してあり、この常時閉じているものもどちらから通過しても遮蔽板は開く、これの理由は、降車時、人の向きが一方向で混んでいる場合も乗車する人用に空けておくことを目的として人の流れをコントロールする役割を果たしているものと思われます。

実は、電車を一本乗り遅れることも、他の人から奇異な目で見られることも顧みず、どのような動作をするのかな?ってしばらく見入ってしまいました。

追記(2011年3月31日);
常時閉じている自動改札機で乗車向きに一方通行のものも見掛けました。やはり降車の人が多い場合でも乗車向きを確保している為と思われます。

”桜通線延長の開通、それに北京の環状地下鉄”
("circle root of subways")

アルバムへのリンク;「街角スナップ」

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桜通線が延びています
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北京の地下鉄券売機と改札口の風景

原発事故の新しい心配事が又増えています。敷地内の 2号炉トレンチ(共同溝みたいなもの、通常は放射線管理区域外)内の溜り水から、計測不可能な程の異常に高い放射性ヨウ素の濃度が計測されたとのこと、冷却は続ける必要があり水の注入はマスト、でも注入したものが漏れているのであれば汚染が拡がる可能性がある?、それに敷地内土壌からプルトニウムが通常フォールアウトされたもの(今までの核実験等により自然界に存在してしまったもの)以外が含まれているとのこと、ということはやはり原子炉内燃料棒破損により出てきたものと推定?、燃料棒の被覆材の破損から燃料棒の溶解、その後の原子炉内で再臨界になる?、こんな予想をしてしまいますが、これらが無い様祈るばかりです。
地震・津波発生からもう2週間以上になのに、原発事故では、次々に新たな現象が発見され、そのたびに回復作業が中断され遅れている、押さえておくべきポイントを管理者である東電もこれの設計者も日本の原子力を専門にしている学者たちも把握していない?とすると、ますます不安が積み重なるばかりです。

さてこの2週間、これ以外にもいろいろな出来事が起こっています。
地震では、中国雲南省で2009年6月に引き続き、3月10日マグニチュード6.0の地震がありましたが、これについての日本国内での報道はあったのかな?、多分それどころではなかったのでしょう。それに、対リビア・カダフィー政権へのNATO軍の軍事介入ありで世の中は変化しています。

身近では、ヒロパパが利用している地下鉄(桜通線)の延長し27日開通しました。
今までの終点の野並駅から鳴子北、相生山、神沢、終点徳重と4区間延び(掲載した路線図)、中心街に出る場合、今までのバスから地下鉄乗り換えだったものがこれからは地下鉄に直接となり、少しは時間の短縮になるのかな?と思っています。多分バス利用のガソリンより電車の方がエネルギー効率が良いと思い利用することにします。

さてここ名古屋市の地下鉄は、名城線が日本では初めての環状線、それでは世界の都市での環状地下鉄は?と調べてみましたら、あるんですね~、 ロンドン、モスクワ、それに北京(詳細路線図はここをクリック)で見つかりました。
北京の環状地下鉄は路線図を見ると、北京駅、天安門、故宮、王府井、北海公園等に近く、しかも泊まったことがある新僑飯店等々、懐かしい名前が次々と出てきます。
それと、北京地下鉄の券売機、自動改札の風景、自動改札機は切符をいれる場所が無いので全て自動読み取りカード型?、最新鋭のものみたいです。
この写真、当然ながらヒロパパが撮ったものではなく、我が中国語サークルの講師;高さんが先日帰国した折撮影し、これをいただいたものです。
これ以外、北京では前述のスポットとそれに南京のスーパーや屋台の風景あり、後日機会をみてご紹介しますね。

”不安・心配に悩まされながら、でも春は巡ってきています、
被災地の皆さま、がんばりましょうね”
("stick with restoration")

アルバムへのリンク;「戯言」

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またまた原発事故についての新しい情報、3号機のタービン建屋で作業員の方が高濃度放射線に汚染されたことは前日話題にしましたが、1号機でも2号機でも同様で、特に2号機では1千万倍の、原子炉内でからしか発生しないヨウ素134が29億ベクレル計測されたとのこと、それに排水路の海水からの測定値も増加の方向にあるとのことです。

昨日の状況予想から素人目で想像すると、原子炉容器の圧力抑制室からか又は原子炉から伸びているタービン室への配管が損傷して、原子炉内の燃料棒が破損していて、これに接触した水が直接漏出している、そしてこれが海まで流れ出ていると想像できます。

まずは漏出している個所を見つけ補修すること、それに燃料棒そのものの補修は不可能?にしても原子炉内の水を減らさない様に水を補給すること、閉じ込めた状態で水の補給と循環が完全に動作し冷却効果が持続すれば、後どれ程の期間が掛るかのは発表はありませんが定常状態に保てることとなるのでは、只、事故現場は放射線濃度が異常に高く、そうそう簡単に作業が出来ない、でも、これに失敗又は対策が遅れると、燃料棒の溶解に至り取り返しのつかない事態に陥る(チェルノブイリ事故的になる)のでは、・・と考えるのは取り越し苦労なのか、でも正確に分からないと心配ばかりしてしまう、正確に信用できる発表があれば風評なんてなくなるのですがね~。

この2週間の様子は、次々に素人では想像できない、原因が分からない現象が起こっている、でもプロの皆さんはプロなんだから設計者も含めて英知を集めて欲しいですね、それか、この状態が日本のプロのレベルなのでしょうか。

それに海に流れ出た放射性物質は希釈されるから安心?との言葉もありました。まるで昔の汚物海洋投棄と同じ?、海だって生きている、生物に濃縮・蓄積されることが皆無で有ればまだしも、そうでもないはず、心配・不安の種が尽きない状態です。

実はそんな心配を頭の中に残しながら、今日は久しぶりに森に入っての作業でした。
企業の皆さんの参加も有り、写真は枯れたニセアカシアの大木を半日掛りで切り倒しているところです。これで地面に届く太陽の光が増える、植物達は1年周期で芽生え・生長の繰り返しができますが、さてはたして今回の災害の復旧にはどれ程の期間を要するのでしょう。外見上は復旧したと見えたにしても、心の中の傷は一生残る、これを最小限に食い止められる様に地震や津波それに原発事故について、全てを想定範囲に入れた対策をしておく、日本沈没とか物理的に地球が天体から消えるのはもっと先のお話なのですから・・。

おまけの話題、今年は昨年に比べ3週間ほど花が咲く時期が遅れている気がします。街路樹のハクモクレン、シデコブシが通年3月上旬のところが、やっとこのごろ咲き始めていますし、柳の新芽がやっと出てきていました。被災地の皆さんのとって早く暖かくなってくれることを祈るばかりです。

”被災地からの報道に涙ぐむ毎日、それに避難指示と自宅退避の範囲”
("what a pity that she is never to return")

アルバムへのリンク;「戯言」

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福島第一原発からの大凡の距離を同心円で描いたものです

「東北地方太平洋沖地震」発生から、「もう2週間も経ってしまった・・」、「まだ2週間しか経っていない・・」、見方によってどちらの言い方もできますが、少なくとも被災者の皆さまが「安全に」、「安心して」、「安定して」過ごせる環境を皆で協力して早く整えること(3安環境←ヒロパパの造語です)が最優先、これを実現する為に被災しなかった皆さまは誰でもできることから始めること、節電にしても、むやにみ買占めをしないことは誰でも直ぐできること、これだけでもみんなで実行することを約束したいですね。

それに被災地から伝わってくる報道を見るたびに涙ぐんでしまう、これ、ヒロパパが歳を取ったせい・・だけではないと思いますが・・。
一例として、「役場の広報の若い女性の方が、津波が迫っているにもかかわらず町民に避難放送を続けていた、津波が到来して声がぷっつりと途絶えた、その方は今も行方不明、ご両親は避難でき、お嬢さんのこの声をスピーカーから聞くことができ途絶えたことも分かっていた」、この報道を見て、慰みの言葉もうまく出てこない、ただその悲しみを共有しているだけの自分がモドカシィ・・・。

以前も云った事がありますが、「想定外」という言葉はこれからは無くしたい、地震にしても津波にしても原発事故にしても全て起り得る現象を想定して、そのリスク回避・対応を予め準備しておく、こんな社会を創りあげてゆきたいものです。

さて新しい報道で、原発・タービン建屋内で配線修復作業の方が高濃度放射性物質で汚染された水で被曝されたとのこと、それに原発から20キロー30キロの自宅退避の皆さまに対して「自主避難を即す」との政府発表がありました。
この一連の動きから、報道内容とヒロパパなりに素人考えで理解したり疑問に感じた事は、

●この放射性物質の濃度から使用済み核燃料保管プールではなく原子炉内から流出した可能性が高いとのこと、
●分厚い鋼鉄製の原子炉そのものがひび割れていることは考え難い、
●とすると原子炉に繋がっている配管のトラブル、
●でも原子炉内で水が少なくなれば燃料棒とその被覆材が溶解する、
●溶解すると今度は本当に原子炉そのものの底が抜ける、
●底が抜ければ今までの水素爆発どころではなく水蒸気爆発からもっと深刻な再臨界状態になる可能性がある、
●その後は大量の放射性物質が一帯にまき散らされることになる、

以上の変化をふまえた上での避難指示、自宅退避について、
●政府は20-30キロ範囲でも「自主避難を即す」という対応をした、
●でも30キロで本当に大丈夫?、、
●それに20キロや30キロって何時誰がどんな根拠できめたの決めたのかな、根拠は測定ポイントでの放射線量の値かな、チェルノブイリやスリーマイル島での原発事故が元?、その場合はどうだったのかな、
●もしかすると米国政府の自国民への80キロ外への避難指示の方が妥当かもしれない、
●放射線量測定値が不安定な場合はもっと広範囲の避難指示が必要となるのでは、
●それではその距離の計算式は、計算した結果もっと広い範囲も有り得る?、
●それに避難指示の範囲を広げないのは何故、安全であることを強調している?、計算ミスをしている?、又は避難指示の後の補償額を気にしている?

等々疑問がいっぱい・・・、
地形、風向き等の気象条件によるファクターが多すぎて一元的に回答が得られないことも十分承知はしていますが、不明な点が多いと隠しているのではないかと懐疑的にならざるを得ない、安全であることだけを宣伝するだけではなく、考えられることを全てを明らかにして欲しい、根拠が分かれば安心できる、これらを期待しています。

”世界各国からのこの震災への応援を、それに台湾の皆さんからも、誠にありがとうございます
それに放射線って何?”
("thanks for helps from everyone of the world and Taiwan,
and what is the radiation ")

アルバムへのリンク;「戯言」

radiation

最新のデータで、亡くなった方の数が10,035人、行方不明の方が17,443人、合計27,400人以上となっているとのことです。一昨日は合計22,000人とのことでしたが、5,000人も増加している、この数は今後も増え続けることと思われます、悲しいことです。

被災地に対する物流は、通れる道路は増えているにしても被災地からの要求も徐々に変わってきている、要求に応じた細かな対応がますます必要になってきています。
被災者の皆さん、それに先端で活躍されている皆さん、ガンバレ!ということしか言えない自分が・・・情けない・・。

今回の震災に対する応援が世界各国からたくさん届いていると報道がなされています、ここで世界各国の皆さまに感謝です。
その中で、今日、目についたニュース、台湾からの義援金が57億円超とのこと、ヒロパパも一時期住んでいて台湾の皆さまの親切さにはよく存じ上げていましたが、この応援に日本人の一人として感動、感謝の気持ちでいっぱいです、ありがとうございます。
もしWuさん、Wangさん、この記事が目にとまりましたら、感動して感謝している旨を周りの皆さまにもよろしくお伝えください。

今回の災害は、まずマグニチュード9.0の巨大地震、それによる大津波によるもの、この二つだけでも大変なことですが、これらに原発事故による計画停電、農作物・水道水・土壌・海水の放射能汚染が加わり、被災地と、放射能汚染に関係する地域を苦しめています。

特に、放射能汚染については、とにかく福島原発から放出されている放射性物質を阻止することが最重要課題、この阻止することも長期化しそう、これもガンバレ!としか言えないのですが・・。

放出が止っても、半減期を含め時間的に薄まるまで待たなくてはならない、又、生物等に蓄積・濃縮され、これを摂取されることになったらこれも要注意・・・まだまだ先は遠うそうです。

それでは放射線って何?が掲載した図です。α線、β線、γ線、X線、中性子線、それにニュートリノ等の宇宙線もありますが、今回報道されているのが放射性物質のヨウ素131(※元素名の後ろの数値はその元素が持っている質量数;原子核を構成する陽子と中性子の数の合計を表しています)からとセシウム137からのβ線とγ線・・・何故これだけ?、ストロンチウム90やキセノン131/135だってあるのでは?、 理由として、半減期がある程度短いキセノン135(半減期;9時間、キセノン131は安定)は直ぐに消えるから無視?、人体への被害が大きいヨウ素(甲状腺等)とセシウム(筋肉等)に注目していればよい?、又は計測する場合標準となっていて代表値としてはこのセシウム137とヨウ素131だけ計測していればよい?、只、ストロンチウム90(半減期;29年)も骨に蓄積されるはず、何故このデータの公表が無いのでしょうね?、計っていない又はデータがあっても公表していない?、意図的に公表していないとは思いたくありませんが、良く分かりません。

追記(2011年4月13日);ニュースによると、原発30キロ外福島県浪江町と飯館村等6市町村の土壌、植物からストロンチウム89(半減期;約50日)が最大260ベクレル、ストロンチウム90(半減期;約29年)が最大32ベクレル検出されたとの報道がありました。ストロンチウム類は人体に入ると骨の沈着し骨髄腫や造血器障害を起こす恐れがあります。ストロンチウムは自然界ではなく人工のもののみ、只このストロンチウムについては基準値がまだ設定されていないみたい、人体への影響について研究者はいないのかな?。
2011年x月xx日の話題;「xxx」

”飲食物の放射性物質、摂取量の計算”
("the calculation for radiation guide-value of foods and drinks")

アルバムへのリンク;「戯言」

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東北太平洋沖地震が発生した11日から2週間近く経過した現在もまだ余震も続いています。

それに今日又新しい心配事が発生です。
放射線汚染された指標値以上の農作物の種類・産地が増えたこと、出荷禁止措置と同時に摂取制限(特に生産者の皆さま)の措置も公表された・・と同時に、福島県の原発から北西方向40キロの地点の土壌からセシウム137が通常100Bq/kgのところ1600倍の163,000Bq/kg計測された、それに東京都の水道水(金町上水場で23区及び都下各市に供給、福島第一原発から200キロ以上離れている)についても190~210Bq/kg(ベクレル/kg)の放射性ヨウ素が計測されたとのこと、もうひとつ福島・常陸太田市の水道水も同様、土壌の基準値又は指標値はまだ未調査ですが、飲料水については、昨日のリストによると飲料水・牛乳の指標値は300Bq/kg以下ですが、リスト脚注の乳児(1才未満)用の調整粉用・飲用では制限されている値で100Bq/kg以上に該当する、これにより使用しない様にとのことです。赤ちゃんを抱えている皆さんにとっては大変な負担となることは確かです。
煮沸しても浄水器でもイオン化した放射性ヨウ素を減らすことは難しい、半減期は放射性セシウムの30年に比べ放射性ヨウ素は8日で数カ月で微量となることは助かりますが、全ては原発事故からの発生量が問題で、今後の計測値の変化に注目していることが必要です。

これらじわじは拡がっている放射線汚染は、事故原発からの放射線発生がおさまることが最重要ポイントですが、一端まき散らされた放射性物資は簡単には除去できない、農産物や海産物に蓄積され将来にわたり影響する、地震や津波は自然災害としても、原発事故は人が設計したもの、人災事故と考えたい、そんな気がします。

さて昨日の宿題;「長く摂取した場合ってどれ程?」について、単語としては「預託実効線量」といい、「日本分析センター」のサイトで概略の説明と計算方法を見つけましたので下記にメモをして、自分でも計算をしてみます(掲載した画像はその一部)。

原発事故で影が薄れてしまっている被災地に対する援助、復興に注力しなくてはならない事を含め、ヒロパパはペットボトルの水を買いあさることはしない、それにスーパーに並んでいる野菜は安全だから買う、これらを約束しますね。
只、今日経験した事、ここ名古屋でもホームセンターに今日寄った折り、電池売り場で単一電池は売り切れでした(ヒロパパは電池を買いに行ったわけではありませんが)、こんなときだからこそ被災地に回さなくてはとおもわれますが・・。

「日本の環境放射能と放射線」
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/kl_db/servlet/com_s_index

「食品から受ける放射線量」
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/servlet/food2_in?pageSID=10414554

「預託実効線量の詳しい説明」
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/Yougo/yotaku_jikkou_syousai.html

「用語の説明」
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/Yougo/housyanou.html

「計算方法」
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/Help/yotaku_guide_keisan.html

「計算例」
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/Help/yotaku_guide_keisanrei.html


”飲食物の放射性物質の指標値”
("radiation guide-value of foods and drinks")

アルバムへのリンク;「戯言」

radiationstandard

本日現在(現在;22日22時)東北関東大震災で、亡くなった方で確認された方が9,080人、家族の方から届け出のあった行方不明者;13,561人、合計;22,000人を超える方が居られます。昨日に比べ毎日毎日、日を追うごとにまだ増え続けています。村・町・市等の自治体自身が被災しデータが失われていると同時に職員の皆さまも被災者で人手不足があるからだと思われますが。
企業等でのリスク対策として、最重要データ・情報を分散させる又は遠地で保存する等を実施している企業があります。
例えば、市・町・村のバックアップは県で、県のバックアップは国では当たり前としても、遠地の似通った環境の同程度の市・町・村との姉妹都市締結で、相互にバックアップし合う、そんな体制を作り上げていったどうなんでしょうね。勿論、地震発生確率を考慮して、同時に壊滅状態に至らない離れた地域の市・町・村との締結がベストとなるわけですが。

さてまたまたヒロパパの能力が減衰している脳みそに新しい知識を詰め込まなくてはなりません。
原乳、ほうれんそう、かき菜、水道水等の食材に含まれている放射線の量は、放射性沃素-131と放射性セシウム-137、その他ウラン等をベクレル(Bq/kg)で計測しているのだそうです(掲載した表、参考サイトは下記)。
ニュースから聞き取った計測値は、ほうれん草で放射性ヨウ素が54,100Bq/kg、放射性セシウムが5,200Bq/kgで指標値に比べ27倍と17倍、放射性ヨウ素は半減期が短い(8日間)、でも甲状腺に蓄積され易く特に乳幼児に対しては要注意、放射性セシウムは半減期が長く(30年)、どちらもガンの発生原因となる、専門家によると、この数値でも長期間摂取し続けなければ問題ないとのこと、それでは長期間でどれ程の期間かな?、6カ月、1年、10年、50年?、確率的なお話で確定的なデータは無いとは思いますが、この関係のお話もプロの方の説明があると安心できるのですが・・。

さて、掲載した数値は「指標値」で「基準値」ではありません!?。実は「基準値」はまだ決めていないとのこと、今後決める「基準値」をこの「指標値」との違い、大きな数値とするのか小さな数値とするのかそれとも同じか、それがどの様なデータに基づくものかを明確にして、公表して欲しいものです、「この際だからもっと大きな数値にしてしまえ」と云うことがないことを祈るばかりです。

参考サイト;
「厚生労働省」放射能汚染された食品の取り扱いついて→別紙

”各地の環境放射能の計測値”
("radiation leak values in Japan")

アルバムへのリンク;「戯言」

isoradiationleaklistinjapanweb

本日現在(現在;21日22時)東北関東大震災で、亡くなった方で確認された方が8649人、家族の方から届け出のあった行方不明者;13,261人、合計;21,900人を超える方が居られます。日を追うごとに増えるばかり、悲しいことです。

それに福島原発も黒煙が上がったとか今までそれほど変化がなかった2号機からも白煙(蒸気?)が上がった等々、放水を続けているにも関わらず不可解な現象が起こっているようです。
ヘリで表面温度を計ることは行われていますが、日本はロボット技術が優れているはず、カメラや温度計それにその他の放射能センサーを付けた長いアームを伸ばして、胃カメラみたいにもっと近くで炉の内部を見る方法はないのでしょうかね~、これ素人考えかな?。

もうひとつ、原乳、ホウレンソウ、かき菜、飲料水で暫定基準以上の放射能が検出され該当地域に出荷制限の指導がなされたとのことです。

まだまだ・・・避難所でのインフルエンザの流行、それにそこで亡くなる方もおられる、これらが増えることは絶対防ぎたいことです。

それでは今日本各地での環境放射能の数値はどうなっているの?については、毎日下記参照サイトで見ることができます(掲載したリストはその一部)。アクセスして皆さまの地域の値を平常値と比べてみてください。
アレ!?、仙台市と問題の福島・双葉郡の欄の記載が無い?、もし常設の定点の測定器が地震で壊れた為としても測定器を車で運んで測定できるのではと思われますが、空欄であることはその他の何か理由があるのかな?、まさか意図的に空欄にしているのではないと信じています。
それに野菜等の食品に関する基準値のリスト(多分農水省?)をインターネットで探してみましたが、まだ見つかっていません。細かすぎるので公表していないのかな?。

もうひとつ、聞きなれない単位でベクレル(becquerel、記号;Bq)という単位が基準値を超えた野菜・原乳で使われています。
放射線や放射能で使われている単位は、聞きなれてしまった?シーベルト(Sv)に加えてこのベクレルとこれ以外にグレイ(Gy)やカウント(cpm)があります(下記参照サイトに分かり易い説明がありました)。
例として大凡、グレイやカウント、ベクレルは地震でいえば「マグニチュード」で発生源そのものの強さを、シーベルトは「震度」でその場での強さ(人体に対する影響の強さ)と理解していますが、当たっているのかな?。とにかく、長期間基準を超えたものを摂取することは避けた方がベターであることは確かです。

追記(2011年3月22日)本文中仙台市の計測データが見つからない事を話題にしましたが、下記に記載がありました。只、福島県双葉郡のデータが代替地の値はまだ見つかっていません。;
「宮城県原子力安全対策室」→福島第一原子力事故に関る情報

参考サイト;
「都道府県別環境放射能調査結果ー文部科学省」
「新潟県ー放射線や放射能の単位」

”コゲラ君が気分を和らげてくれました”
("Kogera at Han-no-ki pool")

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

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東北関東大震災の本日現在の、亡くなった方が8,450人、21,000人の方が亡くなり又行方不明とのこと、又253,000人の方が避難されているとのことです。毎日毎日数が増えている、これ各自治体も被災しデータも失われ確認も取れない、これからも増えそうです。又原発事故も、安全な状態に落ち着いた訳でもなく気をもむ毎日です。
それに被災地近くの農産物の生乳とほうれん草等で国の暫定基準(基準ではなく暫定と云っている意味は未調査ですが)を超える放射能が検出されたとのこと、長期間摂取した場合は問題とのことですが、それぞれの放射能の半減期を考慮したとしても、簡単にゼロになるわけでもない、福島原発の周辺地域を含めこれについては地震や津波の被災復興よりももっともっと時間が掛りそうです。

自然は猛威を奮うと同時に着実に巡ってきています。
写真は昨日のハンノキ池(名古屋市平和公園南部緑地)、少し時間寄って気分休めでした。その最中、コツコツコツとコゲラ(ここではコゲラしか見たことがありませんので)が木を突く音、じっと眼を凝らして・・やっと池の立ち枯れたハンノキに居るのを見つけることができました。これもしコゲラが動いていたから分かったのですが、じっとしていたら分からなかったのではと思われます。
このコゲラ君によって気分を少し和らげる事ができました。
尚コゲラ君のもっと鮮明な写真は2007年7月6日の話題をご覧ください。

”中国のお菓子「麻花」”
("mahua from China Tian Jin")

アルバムへのリンク;「趣味・好み」

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東北関東大震災の被害、復興の状態、原発事故の対応等々、皆さまも同じと思いますが・・気になって気になって、もっと力になりたいと思いながら十分に出来ていない・・・もどかしさでいっぱいの毎日です。今日現在、亡くなった方が7,348人、行方不明の皆さまを含め18,000人超とのこと、どうしてこんなに数が増えるのでしょう、まだ情報の確認・混乱がいっぱいなのでしょうね。

そんな中、今日はお菓子の話題です、すみませ~ん。。
お菓子と云っても、ソンジョソコラにあるものとは違い、天津特産の「麻花」;「桂発祥、十八街什錦麻花」、当然中国から買ってきて頂いたものなんです。

「麻花」とは、小麦粉をこね、ひも状にして、これを縒って低温の油でゆっくり揚げたお菓子、掲載した写真のものです。
そもそもの始まりは丁度1年程前、近くの徳林寺で花まつりがあった際ネパールのお菓子「ラカモリ(この名前はまだ正確かどうか確認できていませんが)」に出会い(2010年4月1日2010年4月3日の話題)、その後 同じ様なお菓子で中国の「小麻花」に出会い(2010年6月5日の話題)、その直後Tさんお手製の「麻花」を頂き(2010年6月26日の話題)、その後、もっと大きな「麻花」というお菓子があるみたい、いったいどんなお菓子かな?、一度見てみたい・食べてみたいと機会を狙っていたもので、先週入手することできました。一体誰からかは、特別にヒロパパだけがお願いしてしまったのでここでは内緒にします。

「麻花」は、長くした「小麻花」をまた10数本縒り合わせ様なもの、多分この一本を割って数人で食べるのでしょうね。

さて例によって一応入っていた缶に記載されている言葉を理解する試みです。只、「麻花」の歴史を記した長い文章がありますが、これは後々として(諦めているわけではありません、念のため)、短い単語だけ訳してみました、正しく訳されているといいのですが・・。
●「中华老字号」;中国の老舗
「中国驰名商标」;中国で有名な商標
●「桂發祥」;「桂」は広東省の意味?、そこが発祥の地・・これ自身がないのですが・・
●「什锦口味」;美味さたくさんの詰め合わせ、「五目焼飯」は「什锦炒饭」といいます
●商品名の「十八街什锦麻花」;「十八街」は天津の通りの名前?、最初の発祥地がこの街で愛称としてこのお店のものをこう呼んでいるみたい
●「津门首绝」;これも自信がありませんが多分、「天津で他に例をみない一番のもの」と理解しました
●「礼尊情长」;「情长纸短」は手紙等で使われる常套語で「お伝えしたい気持ちが多すぎて書き尽くせない」という意味、「礼尊」は日本語と同様な意味とすると「丁寧さや尊さをもっとお伝えしたおのですが・・」としました。

缶に記載されている文章についてはこれくらいにして、僅かですが前にお手製の「小麻花」を頂いたTさんにおすそわけ、その際、Tさん家の大学受験のSちゃんと高校受験のMちゃんの様子をお聞きすることができました。
驚きました、Sちゃんは医学部に合格したとのこと、さすがです、Sちゃん良かったですね、おめでとう、Sちゃん。
それにMちゃんはまだ発表は無いとのことでしたが、もしかしたらヒロパパの後輩になるのかもしれません。
とにかくTさん、一安心、良かったですね。

”東北関東大震災・発生から1週間目の今日”
("Tohoku-Kanto Megaearthquake disaster, today")

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今日は、東北関東大震災の地震が発生した2011年3月11日午後2時46分から、まだ1週間しか、それとももう1週間も・・丁度1週間です。
被災された皆さまに心からお見舞い申し上げると同時に、亡くなられた皆さまに哀悼の意を表します。

今日現在、亡くなった方;6,932人で神戸淡路地震を超え、行方不明者を合わせて16,000人、それに2200か所の避難所に28万人の皆さまが避難所で不自由な生活をしておられます。
国内外からの応援、支援物資、不足物資も徐々に被災地にはいっているみたいですが、ライフラインの復興はまだまだ、それに不足するものがいっぱい、これからは連絡網を確立し、物資の調達、物流の仕組みを確立し、きめ細かい強力なサポート体制を確立し運営してゆくことが必要となります。ガソリン等燃料については政府の計画を報道していましたが、水・食料・生活用品や薬品、それぞれについて細かな対応が必要そうです。
只、被災地域がものすごい広さ、これも震災前の経済活動の復活のみに頼ることは当面は不可能なのでしょうね。
それに避難所そのもの、それに孤立被災者の皆さんを被災地域外に移すことももっとすすめたらどうなんでしょう・・・・と素人のヒロパパだからで、プロの皆さんはもっと良い計画を持っている、後手にならず早目に対策してゆくものと期待しています。

想定外の今回の地震、それに想定外の津波、それに原発故障、「想定外」という言葉が氾濫していますが、「想定外」という言葉は「対策」には使ってはならない、少なくとも世界では、地震、津波は既にこの規模以上のものに見舞われていると同時に、原発は人が作ったもの、原発だからこそ全てにわたりリスク回避の方策を3重にも4重にも設計時考慮する必要があったのでは、もし地震発生時、制御棒挿入に失敗していたらと背筋が寒くなる思いです。
それでは堤防を堅固にし高くする?、それも必要ですが、情報伝達と逃げ道と逃げる時間的余裕があればこれも有効な手段であることは言うまでもありません。
掲載した画像は、世界一と云われギネス認定の「釜石湾口防波堤」、これだけの大規模のものがあっても、今回の津波はこれを破壊し乗り越えて襲ってきた、これがなかったらもっと時間的余裕がなく被害が大きくなったものとは思われますが、自然の猛威は人工物では防がないものがいっぱい、やはり逃げ道と逃げる為の時間的余裕を常に考えておくことが必要そうです。

”東北関東大震災・六日目の今日
原発事故”
("Tohoku-Kanto Megaearthquake disaster, today")

アルバムへのリンク;「戯言」

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ヘリによる第一回目の放水(NHKニュースより)
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直近の衛星写真(DigitalGlobe社より)
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地震発生前の衛星写真(DigitalGlobe社より)

確認されただけでも今日現在、行方不明;9,506人、亡くなった方;5,692人で合わせて15000人超、避難されている方;30万5千人とのことです。
道路・鉄道の陸路の確保、港湾の確保が急がれ、少しずつ拡大している、不足しているガソリン等の燃料、水・食料・生活用品の供給も徐々に進みそう、まずは避難所又は被災地で暮らす被災者の皆さんの最小限の暮らしを維持できる状態になるのももうすぐと思われます、皆さん頑張って!・・。

さて、被災地の話題に加えて注目を集めている福島第一原発の事故について、昨日の動きです。
掲載した写真は報道されていたヘリからの放水と人工衛星からの画像(デジタルグローブ社サンプルイメージのサイトよりダウンロード、下記アドレス参照)です。
報道によると、ヘリによる放水、高圧放水車による注水で冷却機能を継続させ、電源の復旧工事とポンプ機能を復帰させる作業を行っている、現地で作業されている皆さんも頑張って!・・。

参考サイト;
「DIGITALGLOBE Sample Imagery Gallery」

”東北関東大震災の今日
余震頻発と緊急地震情報”
("Tohoku-Kanto Megaearthquake disaster, today")

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余震が続いています。
掲載したものは昨日夜10時30分頃発生した地震で静岡県東部を震源とする多分余震?、ニュースの解説によると、震源地が将来発生が懸念されている東海・東南海・南海地震の予想震源域ではないとのこと、従って今回の地震の余震と判断してよいみたいです。

現在は、地震波が2っ以上の観測点で観測され最大震度5弱以上と推定された場合は、緊急地震情報(一般向け)がテレビ・ラジオ・携帯電話等で周知されます。
このケースの場合、10時30分頃この緊急地震情報が発表され、1・2分後ここ名古屋でも揺れを感じました。
只、驚いたことに、ヒロパパが揺れを感じる前に当家の佐代子ちゃん(オカメインコ)がすでにカバーで暗くしたかごの中でバタバタと暴れていました。
緊急地震情報の詳細は下記参考ページを参照頂ければと思いますが、佐代子ちゃんや動物達は何を感じているのでしょうね。地中・地表を伝わってくる振動、空中を伝わってくる空気の振動?、どちらにしても人には聞こえない低周波又は高周波の波を感知していることは確かそうです。佐代子ちゃんが暴れ出したら緊急地震情報が出なくても地震が起こったことが分かる、皆さまのお宅のペット達はいかがでしたか?。

さて発生後まる5日たった今日、被災地への援助物資の輸送が重要で、主要道路や釜石港、仙台港の瓦礫の除去、が進んでいてるとのことです。水・食料・生活用品と同時にガソリン・軽油・重油等の燃料の輸送が進み、避難所の皆さまに届くのももうすぐと期待しています。
それに原発事故は、福島第一原発の全ての原子炉で大小のトラブルが発生しているみたい、避難された皆さん、自宅退避の皆さん、それに現場で放射線又は放射能塵の危険をおして作業している皆さんも大変と思います。

ここでは、こんなことしか言えない、身を投じてお手伝いしたい・・・情けない・・・。

追記(同日22時);今回の原発事故に絡みまだ終息はしていませんが、原発についての知識を沢山確認することができました。
●原発の構造は勿論ですが、
●そのリスク回避のバックアップシステムの種類、
細かいお話で、
●被爆と被ばく(曝)の違い、
●内部被ばくと外部被ばく、
●単位;シーベルト/hr(Sv/hr)の意味、
●除染ってどうするの?、
●何故簡単に水を注入できないの?、容気内の圧力を上げてあるから?それでは何故圧力を上げなくてはならないの?、
●政府の発表では「事象」って云っていて何故「事故」と云わないの?、
●燃料棒の被覆材;ジルコニウム合金って何、何故ジルコニウム合金を使うの?、これと水でどんな状態で水素が発生するの?、
●福島第二原発、女川原発では何故不具合が起きなかったの?
等々です。

とにかく冷やす為の対策として、ヘリや高圧放水車による放水をプログラムを今晩からでも実施するみたい、早く終息すること祈るばかりです。
今後の電力供給の原子力発電の占める位置は世界的に変わってくるのでしょうね。

参考サイト;
「緊急地震情報とはー気象庁」

”東北関東大震災の今日
被害状況と原発被災、計画停電”
("Tohoku-Kanto Megaearthquake disaster, today")

アルバムへのリンク;「戯言」

fukushimadaiichigenpatu110315

被災された皆さま、避難所の皆さま、救助・復旧に従事されている皆さま、がんばって!・・・一般人が応援できる状態になったらヒロパパも応援に頑張りますからね・・。尚、応援については社会福祉協議会(下記アドレス)でまとめているみたいです。

現在、15日13:00、地震発生から5日目、以下報道から拾ったもの、これらが今後どのように変わるかをみるため私見を含めずここに記録しておくことにしました。

被害状況については、
亡くなった方が2,500人、17,000人以上の皆さんの安否確認がとれていない、それに避難所;2,546個所に約45万人の皆さんが避難している、全壊・半壊した住宅;73,000棟とのデータが分かってきているとのことです。

原発関連については、
地震による停止、停電による冷却装置の動作停止、格納容器の冷却不可、炉心溶解、建屋の水素爆発(1・3号機)、2号機で圧力抑制室(サプレッションプール)損傷、原子炉格納容器の損傷があった?、何処に損傷があったかによって気体で漏れるか液体で漏れるかの違いがある、4号機は定期検査で停止中だが建屋の損傷その上使用済み燃料の火災?発生、従って、福島第一原発の1号機から4号機の全ての原子炉で放射性物質の閉じ込め不可になり観測点での放射線測定値が大きくなった?、現在1~3号機は冷却作業を継続中、4号機は消火作業中を継続し消火(追記;3月16日 再出火?朝、白煙があがったとのニュースがありました)、現場では100ミリシーベルト/h又は400ミリシーベルト/hの放射線が計測された、これを1時間程度浴びると人体に被害を被る可能性のある値である、等々で、世界的に見ても原子力関連の事故としては最大クラスとのことです。

東京電力の計画停電について、
グループ別(グループとは送電線の系統?)に交互に停電を実施し、供給電力の負荷が超えた場合の不慮・想定外の停電を防ぐ目的、首都圏を含む鉄道各社の運転本数の低減、製造メーカの休業、一般市民の節電等で不便なるも想定外の停電は起こっていない模様です。又東北電力も被災地域や病院等の除いて計画停電を実施予定との報道もなされています。

分からない事や私見も記載したい気持ちでいっぱいですが、対策に従事されている皆さまはそれぞれの分野で努力されているものと思われますので、今日はここまでとします。

参考サイト;
「名古屋市社会福祉協議会」

”東北関東大震災”
("Tohoku-Kanto Megaearthquake disaster, today")

アルバムへのリンク;「戯言」

zisinsokuhou110312

写真は昨日の夜余震の緊急地震情報です。今回の地震は日本では観測史上最大のプレート境界型地震(マグニチュードは8.8から9.0と訂正されました)、余震の回数は徐々に少なくなっているにしても、この様な緊急地震情報が繰り返し出されています。

現在13日15:00、テレビやインターネットの報道から被害の様子が段々明らかになっています。
地震と同時に発生した想定を絶する津波、同時に発生した火災、道路・鉄道等交通路、電話等の通信、ライフラインの寸断、一町村を全て破壊したこの震災は全てが想定外です。

まずは人命救助、孤立した皆さまの救助、水・食料・生活用品の供給等が行われていますが、これらもまだ十分ではなく・・・・確認されている行方不明者も含めて亡くなった方の数は現在1000人を超えているとのこと、でもまだ1万人以上の方と連絡が取れていないとのことをふくめ、詳細が分かるにつれて今後も被害は増えそうです。

ヒロパパは現在通常の生活が出来ている、何かお手伝いをしたい、せめて募金箱に募金すること、それに電気の節約はすぐできる、でもこれだけでは?~とニュースを見ながらこの3日間落ち着かない気持ちでいっぱいです。

当家の家族は皆健在です。心配だったハワイ島ヒロに居るDちゃん一家も、反対側(西側、日本に近い側)のコナでは津波で住宅を流された被害があったとのことですが、全員無事との連絡がとれました。
もう慣れてしまっている普通に生活が出来る事、これがいかに幸福で幸運なことか、改めて感じざるを得ません。

メモ;過去の巨大地震(括弧内はマグニチュード);
1960年チリ地震(9.6)
1964年アラスカ地震(9.2)
2004年インドネシア・スマトラ島地震(9.1)
1952年アラスカ地震(9.0)

”マグニチュード8.8、観測史上最大の地震が発生”
("megaearthquakes today at Tohoku,Japan")

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今日午後2時46分頃、宮城県三陸沖を震源地とする地震がありました。マグニチュードは8.8、先月のニュージランド・クライストチャーチを襲った地震がマグニチュード6.3ですので、エネルギーは約1,500倍以上の規模、観測史上最大の地震とのことです。
丁度ヒロパパは当家のおばあちゃんの見舞いの為に老健に滞在中でしたが、遠く離れたここ名古屋でも、めまいを感じるぐらいのゆっくりとした揺れが数分程度続いていました。
今まで経験した地震ですともう少し周期が短いことと直ぐにおさまるものが今回は周期が長いしかも長い時間続いている、遠くで大きな地震かな、その想像通りでした。

現在(11日10時過ぎ)まだ余震又は別の地震?が引き続き発生したいます。

この地震とこれによる津波での各地の火災、建物倒壊、人身事故等々の被害状況は今後続々と報告されるものと思われますが、相当な被害が予想されます。
ニュースによると、沈み込む方向の太平洋プレートとこれに被さっている北米プレートの南北400キロ、東西200キロの広い範囲で発生しているとのこと、日本列島は北米プレートとユーラシアプレートの上に存在し、プレートは違うにしてもユーラシアプレートに沈み込むフィリッピンプレートが原因で発生が危惧されている東海・南海・東南海地震がもし発生したら、日本列島の中部地方から西側が壊滅状態となる、怖いお話です。

さて、台湾のWuさん、Wangさん、お見舞いの電話を頂き本当にありがとうございました。
ここ中部地方の愛知県名古屋市は大きな被害はありませんでしたのでご安心ください。


追記(2011年3月12 日);
マグニチュードは9.0に訂正されました。

”久しぶりの燻製づくり”
("smoked pork made by myself")

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tonkunsei110311

焼け焦げた炭?なんて言わないでくださいね、2日がかりで作り上げた豚肉の燻製です。
スーパーで売っている安い豚肉のブロックを約1日半程度ヒロパパ特製のタレに浸し、夕方暗くなるのを待って燻製缶に入れ、燻煙材のヒッコリーに火を付け、後は朝までそのままほったらかし、手を掛けた訳ではありませんが美味しいんですよ。

特製?のタレとは、いつもの事ですがレシピがあるわけでもなく適当、だから特製なのですが、今回は食塩、ガーリックにオルガノ、バジル、セージ、パセリ等のハーブを加えたイタリアンハーブミックス(商品名)を振りかけ、これにオリーブオイル少々と醤油を塗り込んだものです。
マー毎回違った味を楽しむのも良いことと考え、多分これからもこのスタイルでゆきそうです。

それに何故”夕方暗くなるの待って”なのでしょうか?、それは、数時間、燻製缶から煙がもうもうと立ち上る、もし昼間ですとご近所の皆さんがこれを見て、焚火又は火事と騒がれると困る、もうひとつ、この時期だと隣・近所で窓を開け放っているお家はないはず、こんな理由に依り寒い時期の夜作ることにしています。

”「箸工房・ヒロパパ」オープン中”
("open again HiroPaPa's atelier of chopsticks, continued")

アルバムへのリンク;「戯言」

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先日、突然オープンした「箸工房・ヒロパパ」2011年3月2日の話題が一昨日、2回目の店開きでした。
第一回目と同様、Y保育園の職員の皆さまに、お箸の作り方を指導させていただくことと同時に、もしプレゼント用のお箸が不足する場合はヒロパパが作ってお渡しすることを予定していましたが、とんでもない・・既に必要本数をY保育園の皆さまがご自身でお作りになっておられ、もうヒロパパの出番は無くなってしまいました。
今後は今月下旬の卒園式までに、園児達が自分自身でヤスリがけして磨き、焼き鏝で刻印する工程が残っていますが、多分これもヒロパパの出番がなさそう、ちょっとさびしい気もします・・。
それにしても子どもたちは元気、園庭を走り回る元気な子ども達の声を聞くとヒロパパも元気がでてきます。

”台北の花博と花市”
("Flora Expo and flower market at Taipei")

アルバムへのリンク;「街角スナップ」

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昨日に引き続いて台北の話題です。
現在、台北市内では「国際花博」が開催されていて(今年4月25日まで)、昨日の写真は、これにおいでになった仲良し3人組の方から頂いたものです。
国際花博の詳細はHP(ココをクリック)を参照していただければと思いますが、サッカースタンドを埋め尽くした花の絨毯、ものすごい種類・数の蘭、中国古代の庭園等々楽しかったみたいです。
ただ、会場もホテルも寒かったとのこと、ホテルでは室温を上げようと温度の設定を変えてみても出てくるのは冷たい風のみだったとのことです。
そういえば台湾では、エアコンは冷房のみで暖房の機能は付いていないものが多く、従って温度設定を上げても暖かくはならない、ヒロパパが住んでいたところも同じでした。
台湾は、通常冬季の最低気温が10数℃のところ今年は10℃以下の日が続いたともお聞きしています。

それにしても日本より暖かい台湾、花や果物、それに台湾料理を始め中国大陸の料理も全て味わうことが出来、短期間の観光旅行では不足、台北市内だけも少なくとも1週間程度は遊び歩きたいですね。

そこで思い出したのが下の写真、もう多分20年程前のことと思われますが、週末に通っていた花市があったはずと古いアルバムから取り出した一枚です。
インターネットで確認してみましたら、現在も同じところで同じように開かれているみたい、場所は、建国南路の高速道路下で、信義路と仁愛路にまたがる長いスペース、宝石市も含めて、多分この時とそれほど変わっていないのではと思われます。
懐かしいですね~。

”おびただしい数のバイク、これ何処の風景?”
(" you can see many motorcycles, where is here?")

アルバムへのリンク;「街角スナップ」

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おびただしい数のバイク、これ何処の風景?、ご想像通り、アジアきってのバイク天国、台湾・台北市内の朝の通勤ラッシュの様子、写真のA~Cまでは先週の台北市内、中山北路のホテルの一室から道路を見下ろした時のものです。Dの写真は参考までに載せた、ヒロパパが撮影した約20年前の中山北路の写真です。
A~C の写真は、ヒロパパではなくお友達が先週撮ったもので、普通はすごいな~と見るだけですが写真も撮っている、さすが!何に対しても研究熱心なお友達です。
ヒロパパは、これらの写真を見ながら、いつのとおりバーチャルトラベルを楽しんでしまいました。

バイク天国の台北市内だからこそと思いますがバイク通行に配慮されています。
三枚の写真から、まず大きな道路だけと思われますが、道路の歩道側に近いレーンがバイクで占領されている、これバイク専用レーンがあるのかな?、それに交差点の手前にはまずバイク専用エリアが設定されていて、その後に自働車が止まることになっている、もうひとつ、交差点内部にもうひとつエリアが設定されていて、そこにもバイクが停車しています。
交差点内部のエリアは、所謂日本での「二段階右折」(台湾は右側通行ですので、日本とは逆ですが)で中国語・繁体字での表示は「两段左轉」(写真D)の時はこのエリアで停車する為、それにしても皆さん整然と交通ルールに従って通行していると同時に、バイクを街中に駐車させる時も整然と駐車させていて、ヒロパパが居た頃よりづっと街全体が洗練された感じがします。

ヒロパパが居た頃は少なかったヘルメットの着用について、ほぼ100パーセントの皆さまがヘルメットを着用していること、ご一家全員が一台のバイクに相乗りの姿を以前は多く見られましたが、この頃はそれもものすごく少なくなったこと等時代の変化を感じています。

下の写真は、おまけの写真、日本ではまだ見掛けたことがない歩行者用信号(行人號誌燈、ヒロパパが多分10年前撮ったもの)で、信号機のピクト君が、秒数が大きな間はゆっくりと歩き、10秒以下になるとトコトコと走り出す、その面白さにヒロパパは渡るのを忘れしばらく見入ってしまいました。

各国、交通標識がISO規格でほぼ同じですので分かりますが、交通事情は様々、この様に生活に密着した街の様子は興味津津です。

そういえば北京等中国の大都市ではバイクより自転車が多い、朝出勤時の様子はさぞ賑やかなことでしょうね。

参考;
「ヒロパパのバーチャルトラベル」
●フィンランド旅行;2011年6月14日2009年7月26日の25回の話題
●トルコ旅行;2010年4月7日2010年8月3日の15回の話題、
●バルセロナ旅行;2010年10月19日、2011年12月8日の話題

”赵静さん、中国辽宁省沈阳市 ご出身の美人”
("our Chinese circle' teacher, Miss Zhao Jing")

アルバムへのリンク;「趣味・好み」

chinesecircle110307 zhaojing110307

今日は中国語サークルの活動日でした。
実はここ3回分は、専任の高媛講師が帰国していて、代理で講師を務めて下さった方が掲載した写真の赵静(趙静、zhao jing)さん、N大学大学院で比較文学を学ばれている良家の子女、お歳は24歳(実年齢を存じ上げていますがここではこうしておきますね)、勿論まだ独身です。
写真を撮った後、このHPの話題にしていい?、実名出しても構わない?とお聞きしましたらOKとのことで、紹介させて頂きました。

テキストの進行は勿論ですが、教材として、故郷;辽宁(遼寧)省沈阳(瀋陽)市の資料や中国全土の地図をご自分で用意され、中国語を交えての説明を含め、丁寧な楽しい授業でした。
短い期間でしたが、どうもありがとうございました。

この中国語サークルは、サークルのメンバーはさておき(何故「さておくの?」って皆さんから叱られそうですが)講師の皆さんは美人ぞろい、このHPでご紹介させていただ方々は、一昨年3月大学院を卒業され、日本で大手自働車部品メーカーのA精機に就職された湖南省ご出身の全晶晶さん2008年6月17日2011年3月25日の話題)、昨年まで講師を務めて下さった海南省海口ご出身の王さん2010年1月22日、それに現在の南京ご出身の高媛さん2010年11月8日2010年11月3日2010年6月4日の話題)等々おられます。
皆さま、何らかのきっかけで日本に興味を持っていただき、日本で学ばれている、日本にとって嬉しいこと、これからも長いお付き合いができれば最高です。
ヒロパパみたいなヘンなおじさん(否おじいさんでした)が居たことを忘れないでね。

”都会の鉱脈?、そのまま変わらず”
("a vein of metal in an urban area")

アルバムへのリンク;「戯言」

gomiyama110306

今日は森に入っての作業、笹刈りでした。
湿地帯では、もうアカガエルが卵を産み既におたまじゃくしがうようよ、確実に春はやってきています。只、昨年同時期の、このHPの話題を読み返してみましたら、シデコブシ、ハクモクレン、ギンヨウアカシヤ、それにツツジ、その他の花が咲きだしていた、でも今年はまだ、昨年と比べ確かに少し気温が低い気がします。でもアカガエルは産卵しおたまじゃくしも孵っている、この違いは、植物達は気温で、蛙君達は地中の温度で自分達の行動を決めているからなのでしょうね。

さて、掲載した画像は、葉っぱを落としたこの時期だからなのか目をそむけたくなる都会の鉱脈?、昨年と変わらずそのまま2010年3月9日2010年1月11日の話題)、昨年の記事ではヒロパパ一人でも除去作業をしてしまおうか、なんて意気込んではみたものの当家のおばあちゃんの骨折事故等々で未着手でした。

昨年と同様、新しく捨てられたものはなさそう、では何時頃から捨てられたものかを調べる方法はと思いついたのが・・・表示されているはずの賞味期限の日付を見ればわかるはず・・・ところがスチィール缶やアルミ缶は錆びたり塗装はがれで確認不可、只一つカップ麺の容器で読みとることが出来るのがありました。
読みとれた数値は、「05.09.01」、カップ麺の賞味期限は製造後約6カ月位とすると、「05.03.01」製造のもので捨てられたのがこの期間、実に6年前のものとなります。まさか、「05」は「西暦}ではなく「平成」?、そうだとすると17年前?、そんなことはないとは思いますが、メーカに確かめておきます。

このエリアは、これらを捨てた皆さんからは放り投げてしまえば見えない崖下、捨てていた皆さんをこの崖下に連れてきて見上げさせたら、反省してもらえるのでしょうね。

追記(2011年3月7日);賞味期限とその表示について、メーカに確認しました。
回答では、このカップ麺は賞味期限は製造日から5カ月、表示は西暦とのことでした。従って賞味期限切れのものを食したことでなければ、このカップ麺の容器が2004年10月1日以降2005年3月1日以前に捨てられたものということになります。
この様なデータを積み上げ、最古のもの最新のものが分かるとこのゴミ山の歴史が分かるかもしれません。それに、もしこのままの状態であれば、100年後・500年後、昔の貝塚遺跡みたいに貴重な歴史的遺産になる、その頃、興味のある人が発掘調査をやっていることも考えられます、従ってこれを歴史的遺産として残すか残さないか・・皆さまはどちらを選びますか。

”春を感じる植物三題”
("Mansaku, Fkujyusou and NekoYanagi")

アルバムへのリンク;「植物・花ー春」

mansaku110305 fukujysou110305 nekoyanagi110305

春を感じる植物の代表格、満作(万作)、福寿草、それに猫柳です。

満作も福寿草もおめでたい名前、暖かくなったこの時期を祝ってこの様な名前を付けたのでしょう。
猫柳も産毛がいっぱい、暖かそうです。さて猫柳は雌雄異株と聞いています。これ雄花、雌花どっちかな?、花を付ければ、雄花には赤い葯がついている、雌花は黄色い雌しべが付いていて沢山の綿毛を飛ばす、でもこの状態で見分けるにはどうしたらいいのかな、もう少し調べてみますね。

どちらにしても、これからは散策が一層楽しくなります。

”椿雛の雛飾り”
("Tsubaki-HIna at Higashiyama-botanical-garden")

アルバムへのリンク;「お祭り・お祝い」

tsubakihina gassyoudukuri

古民家で見掛けた「椿雛」、内裏雛も三人官女、五人囃子、隋臣、仕丁の皆さんの御顔が全て椿の花、しかもそれぞれの椿の名前も決めてありました、どなたが飾ったのでしょうね。
実は、この古民家は植物園(名古屋・東山植物園)にある移築された合掌造りで、この一室に鎮座していたものです。

この「椿雛」って、この合掌造りのあった岐阜県白川郷では伝統の飾り方なのかな?と調べてみましたが、どうもそうでもないらしい、ということは、ここを管理されている方のオリジナル作品かもしれません、それにしてもすごい!。

いつまでここに飾ってあるのかお聞きするのを忘れてしまいましたが、長く飾っておくと云々というお話もありますので、今日明日中には箱の中かもしれませんね。

関連話題(日付をクリックするとその話題にリンクしてあります)
2011年2月23日の話題;「お雛様の並び方」

”我が家の明かりもついにLEDに”
("LED light of my room")

アルバムへのリンク;「戯言」

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我が家の明かりも、白熱灯が切れ、今までのごくありふれた白熱灯、蛍光灯に、一部ですが、遂にLED電球が二個加わりました。
そのうちの一個(パナソニックLED電球、LDA4L-1)の包装箱の説明によると、消費電力;4.0w、寿命;40000時間、明るさ;260ル―メンでダウンライト器具40形電球相当、ランプ単体で20-30形電球相当と記載されていました。

まず消費電力については、さすがです、たったの4w、白熱電球に比べ蛍光灯が約1/3程度以下、LEDでは約1/8-1/10程度以下となります。
次に寿命の40000時間は、白熱電球が約1000-2000時間でこれの約20倍、蛍光灯が約6000-12000時間で約4倍、ところで値段は?、2300円弱、・・・実は電気代を含め寿命を全期間使用したとして概算どれ程有利か計算をしてみようかと思いましたが・・・白熱球や蛍光灯の購入した時の値段のデータが無い、店頭の広告文を信用して有利なんだろうと想像することにしています。

さて明るさが260ル―メン、白熱電球の○○形相当との説明でほぼ明るさが想像できますが、このル―メンという単位は何?が今日のメインの話題です。
まず白熱電球のワット(w)は消費電力の単位で明るさや光の単位ではない、只、ヒロパパだけかもしれませんが40wとか60wの電球という表現で大凡の明るさが想像できる、もう古い古いと言われそうですが・・、多分これからはしっかりした明るさや光の単位に慣れておかないといけないのでしょうね。

まず、光や明るさの単位には、このル―メン(「光束」又は「全光束」記号;lm)、ルクス(「照度」、記号;lx)、カンデラ(「光度」、記号;cd)・・(これ以外にも、ケルビン等ありますがヒロパパの知識の程度と説明能力の限界を理由に省略です)・・があります。
簡単の為に詳しい理論は抜きにして、1カンデラは蝋燭1本の光源の明かるさとほぼ同じ、1ル―メンとはこの蝋燭の光が1メータ離れた球面の1平方メータの範囲に届く光の量で、この二つは光源に関するもの、1ルクスとは届いた表面の明るさを表現するものということになります。説明し直すと、例えば1ル―メンの光の量があっても、球面との距離の長短により、ルクスは距離の二乗に反比例して明るくなったり暗くなったりする、又、1カンデラの蝋燭は、全空間に光を放っていますので、4πル―メンの光の量を持っているということになります。

それでは何故家庭用照明器具ではこのル―メンという単位を、車のヘッドランプ等はカンデラという単位を使っているのでしょうね。
車のヘッドランプは照らす範囲が限られていて家庭用照明器具より狭い、従ってカンデラを使っても問題は起きない、只、家庭用照明器具でカンデラを使うとスポットライトは別にしてどれほどの範囲に光が届くかが問題となる場合がありそう、ということで多分工業会で表示方法を統一したのでしょうね。

でも明るさは感覚であり、同じ260ル―メンといっても見る人によっても取り付ける位置によっても違ってきますので試行が必要そうです。
又、今後の照明器具は、白熱電球の製造中止の指導もあり蛍光灯やLEDに変わってゆく、そういえば昔の真空管から集積回路(IC)に変わってきたみたいになる、その時代には白熱電球は貴重品になるかも、大切に保管しておけば50-100年後博物館に並ぶ一品になるのかもしれません。

”「箸工房・ヒロパパ」、臨時オープン”
("open again HiroPaPa's atelier of chopsticks")

アルバムへのリンク;「戯言」

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昨年9月で店じまいした「箸工房・ヒロパパ」2010年9月10日の話題を今日から久方ぶりに臨時稼働開始、ただ2週間程度と予想していますが。

臨時稼働させた目的は、近くのY保育園の今月下旬の卒園式で、卒園生達が自分で作ったお箸をご家族へプレゼントする、これの下準備の為です。
卒園生達が受け持つ工程は、最後の仕上げ工程のヤスリ掛けと記名刻印として、その下準備をしておこうというもの、今日は、先生方に作業工程全体の指導を行い、今後約2週間以内に、卒園生の数だけ、先生方とヒロパパが手分けして下準備の工程を済ませる、こんな計画です。

ご家族の皆さんは、お子さんが作ったお箸のプレゼントに大喜びすることでしょうね。

”東海小毛氈苔”
("Toukai-Ko-Mousengoke")

アルバムへのリンク;「植物・花ー春」

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写真は、時々見に行っている「トウカイコモウセンゴケ」、一昨日撮影したもの、初夏以降、晴れた日の午前中だけピンク色の小さな花を咲かせます2009年5月12日の話題
全体の様子や繊毛、粘液は冬もこんな感じ、でもよくよく見てみますと繊毛に灰色にものがくっついているのをご覧いただけるものと思います。これ捕まってしまった小さな昆虫で、栄養補給している最中なのでしょうね。

「苔」という名前が付いていますが「苔」ではなく多年草で、花が咲き種子も出来る、しかも普通の野草と同じで土壌から栄養を取れるので必ず食虫だけで生きているわけでもない、多分やせた土地でも生きてゆくために、補助食品摂取の為食虫の機能があると考えておけば良さそうです。それにたくさん栄養が取れれば花もいっぱい咲くのではと期待しています。

これらの「モウセンゴケ科」では、今年はもうひとつ楽しみが増えています。
豊明市(愛知県)で見掛けた「ナガバノイシモチソウ」2010年10月13日の話題で、看板によると花の最盛期が8月頃、同じ淡紅色で1cm程、午前中しか開かないのも同じ、忘れない様にしないと・・。