2011年4月のつぶやき
世の中には、綺麗なもの、不思議なこと、奇妙なこと、可笑しいことがいっぱいですね。
気がついた折紹介しています。
2011年4月30日

”桜が終われば、今度は「ハナミズキ」です
渡来時期が明確な樹木の一つ、「ハナミズキ」と「ムゥ・シュウ・チュウ」”
("HanaMizuki, Flowering Dog Wood")

アルバムへのリンク;「植物・花ー春」

hanamizukiandmuxiaquwebi

桜が終わると、今度はハナミズキが満開、・・・
ご存知「ハナミズキ」は渡来時期が明確なことでも有名です。
1912年(明治45年)、当時の東京市長・尾崎行雄が第27代アメリカ大統領タフト(Taft.W.H. 在任期間;1909-1913年)の夫人のヘレン・タフトさんの要請に応えサクラをアメリカに贈った、これがポトマック河畔の桜並木の始まりで、その後1915年(大正4年)にそのお返しと贈られてきたものがこの「ハナミズキ」です。原木又は直接の子どもが現在、小石川植物園、日比谷公園、都立園芸高校にあるとの情報もあります。
和名は「アメリカヤマボウシ」、英名は「Flowering dog wood」で樹皮を煎じて犬の蚤取り薬として利用したからこの名前になったとのことです。
それでは、日本古来の{ヤマボウシ」もあるの?、有るんですね~、ハナミズキみたいに艶やかではありませんが。

もうひとつ、渡来時期が分かっている樹木の一つで、今、まっ白いフェルトボール2005年6月30日の話題みたいなフワフワで大きなまんまるい綺麗な花を付けているものに「ムゥ・シュウ・チュウ(スイカズラ科)」があります。
「ムゥ・シュウ・チュウ」って面白い名前と思いませんか?、漢字で書くとどう書くのかな・・・答は「木绣球」と書いて、中国語での発音が「mu-xiu-qiu(ムゥ・シュウ・チュウ)」、中国語の発音そのものをカタカナで書いたもので和名がない?又はこれを和名にする?樹木なのです。
それではヒロパパが和名をと、「オオテマリ」、「テマリバナ」ではどうかな・・と調べてみましたらこれも「オオデマリ」という名前も含めて既に日本に自生していた「ヤブテマリ(スイカズラ科)」の園芸種として存在している、どうしてもということで、インターネットで現在ヒットしていない「カミフウセン花(紙風船花)」とヒロパパだけですが命名して自己満足することにしました。今ではあまり見かけなくなった紙風船ですが、そのうちこちらの花の方が有名になって、昔は紙で作った風船で子どもたちが遊んだんだよってお話をしている光景が目に浮かびます。

この木は、中国・南京市から名古屋市に贈られてきた中国原産の樹木の一つで、東山植物園(名古屋市)の中国産植物園林に植えられています。
このエリアにある説明看板には、1980年(昭和55年)2月に名古屋市が、友好都市締結している南京市に、クスノキ(名古屋市の木)、ハナノキ(愛知県の木)、サクラ等12種類を贈り、翌年南京市より「ユリノキ」、「フジ」、「トチ」等9種類が贈られてきたとの記述があり、この時のものの一つ?とすれば渡来が1981年(昭和56年)ということになります。

尚、現在この東山植物園(名古屋市)の中国産植物園林の植物達は、以前花期順に一覧表にして自分で楽しんでいますが2010年12月13日の話題、現在、「シナトチノキ」、「ハンカチノキ」、「シャクナゲモドキ」、「ムレスズメ」、「モッコウバラ」等が咲いていて楽しめます。
参考までに、当時名古屋市から贈った植物達は、南京市の中山植物園(ここをクリック)に植えられているはずとのこと、桜は中山植物園の池の周りで花を付け、結婚式の記念撮影の名所になっている様子をインターネットで見ることができました。

”通貨単位の文字の「圓」と「元」と「円」”
("characters of yuan/yen")

アルバムへのリンク;「戯言」

shiheijapan

一昨日の話題の「圓」と「円」について、日本では何時頃まで「圓」の文字を使っていたのかな?と、ヒロパパの宝箱から旧札を取り出し見てみました。
それぞれを眺めながら、1946年(昭和21年)以前発行されたものは「圓」、その後発行された紙幣には「円」使ったと推定しています。

掲載した紙幣は、全て「圓」使っているもの、この中で一番古いのが、多分最後の兌換券と思われる拾圓紙幣で、今から80年前(昭和5年)から発行されたものです。この時代まで兌換券があったのですね。
その後、太平洋戦争中に発行された壹圓紙幣、戦後間もなく発行された拾圓紙幣です。
現在の紙幣と比較すると(ヒロパパが持っているものだけですが)、これ以前の紙幣は、全て菊の御紋が使われていること、文字が右書きになっていること、これ以降は菊の御紋が消え文字が左書きなっています。
紙幣の分野でも戦後大きな変革があったことがうかがわれます。

さて丁度同じ宝箱に入っていた紙幣で台湾のものがありました。現在も通用しているものと思われますが、そこには「圓」の文字が使われ、右書きでした。
韓国はハングル文字のみ、それに香港は返還後発行元が3か所あり同じ額面でもデザインが違う、それに「元」と「圓」の両方が存在していました。

何についても同じですが、その歴史を探ってゆくとその時代背景による変化見えてくる、面白い・・・。

参考までに、掲載した紙幣の概略を下記しておきます。
拾圓紙幣・兌換券(丙号券)
発行;1930年5月21日
表面;和気清麻呂・・奈良時代末期から平安時代初期の高級官僚
壹圓紙幣(い号券)
発行;1943年12月15日、
表面;武内宿禰(てけのうちのすくね)・・大和朝廷にて棟梁之臣・大臣として国政を補佐したとされる伝説的人物
拾圓紙幣(A号券)
発行;1946年2月25日
表面;国会議事堂

”商品の陳列方法、なかなか考えています・・・南京のスーパー、昨日の続き”
("a supermarket at Nanjing")

アルバムへのリンク;「街角スナップ」

tinretsunanjing

昨日の続き・・・南京市内のスーパーマーケットの話題です。
ものすごい量の商品が天井に届きそうな背の高い陳列棚に、それとエスカレータの両側の空間にも並んでいます、すごい!。中国内のスーパーでも個人商店でもとにかく壁面いっぱいに天井まで商品をぶら下げてある風景を良く見かけます。それに陳列方法についてもマネキンに着せたりと過熱状態との記事も目にしたことがあります。

さて、天井近くの商品を手に取ることが出来るのかな、脚立も見当たらないしと心配、只中国の皆さんは平均的に日本人より体格が良く身長が高いから届くのかなとも考えましたが、よくよく見ていましたらそうではないみたい、陳列の仕方が違っていました。

良くご覧いただくと分かりますが、手が届きそうもない高い位置の商品については、縦に同じ商品が手が届く範囲まで並んでいます。
日本のスーパーの陳列では、同じ商品を同じ棚に横並びが殆どで縦に並べているのはあまり見ない、この縦並び面白いと思いませんか。

陳列の原則は、見易いこと、手に取り易いこと、選び安いこと、目を引くこと、商品が豊富な様に見せること(プロではないのでこれくらいしか思い浮かびませんが)、従って覗きこまなくてはならない低い位置とか手が届かない高い位置を避け、視線と手が届く範囲に優先順位の高い商品を並べることになります。日本で見掛ける商品を横に並べる場合は、その位置を占める事が出来る商品の種類が少なくなる、それよりも上から目の届く位置や下から目の届く位置に縦に細く並べれば一番良い位置をシェア―できる商品の種類を増やすことが出来る、多分このスーパーの店長さんはこれを考えてこの陳列にしているのではと理解しています、なかなかのアイディアマンですね~。

さて並んでいる商品は何?、掲載した写真では見難いのですが、左上は乳酸菌飲料?、右上が乾燥させた果物と果物の砂糖漬け、左下は調理油でエスカレータの両側はチップスみたい、それにエスカレータの後ろ姿は昨日もご登場いただいた、これらの写真をご提供いただいたお嬢さんです。

”スーパーには品物が豊富です、それに「¥」記号”
("¥-mark")

アルバムへのリンク;「戯言」

nanjingsupermarket

掲載した画像、野菜売り場も果物売り場も冷凍食品、お菓子売り場も品物がいっぱい、どこのスーパー?・・・実は南京市内のスーパーマーケットの風景です。
お菓子売り場で何を買おうかと迷っているお嬢さんは誰かな?、実はこの方からこの写真を頂いたのですが・・。

この売り場の様子で、お菓子や冷凍食品については別ですが、野菜や果物売り場での日本との違いはお分かりですか?、プラ容器に2個とか4個とか入れて「〇〇円です」というものは見当たらす、全て1個とか1本単位で買える様になっています(果物売り台の手前のものは袋詰の卵みたい?ですが、それでも袋詰めでプラ容器ではない)。
容器を使う目的は、品物を傷つけない、並べる工数が少なくて済む等々考えられますが、いくらリサイクルするからと云ってリサイクルする為に又エネルギーを使うことになり、やはり日本の過剰包装はもう少し改めた方が良いと思われます。

さて写真を眺めていて気が付いたこと、右下の写真に「¥」マークが使われている、この「¥」マークは日本だけではない?、「ドル($)」、「ユーロ(€)」とか台湾ですと「ニュー台湾ドル(TW$)」、香港では「香港ドル(HK$)」は良く知られていますが、「元」も「¥」と表記することをご存知でしたか。

規格として決められている通貨の略号はISO4217で3文字で規格化されていて、3文字の最初の2文字は国コード、最後の一文字は通貨のイニシャル、従ってアメリカの「$」は「USD」、ユーロ圏の「ユーロ」は「EUR」、日本の「円」は「JPY」、中国の「元(人民元)」は「CNY」、台湾の「ニュー台湾ドル」は「TWD」、「香港ドル」は「HKD」となり、多分為替相場市場ではこれが使われているのではと思われます。

それでは「¥」記号の由来は?・・と調べてゆくと面白い事実がみつかりました。
それは、日本の「円」は中国、韓国も含め、同じ文字の「圆(yuan)」からで、日本では「圓」が「円」となり、アルファベットで表記した場合(明治時代)「en」ではなく「yen」と表記していた、中国では画数を少なくする目的から「圓」を同じピンインの「园」から「元」に変えた、韓国では「圓」を「ウォン(원)」と発音し「₩」と表記した、従って韓国の「₩」を除けば「¥」記号は中国でも日本でも同じ意味で使われていても不思議ではないということになります。
それに、この頃の経済成長の著しい中国は世界各国からの注目を集めていて、世界からみてこの「¥」記号は「日本円」ではなく「人民元」と認識する皆さんが増えているのではとも思われます。

スーパーの売り場の写真からまたまた話題が飛んでしまいました。

追記;中国での記号で、「RMB」もあります。これはピンインの「人民元(Ren Min Bi)」からです。又記号として「¥」の横棒一本を人民元の記号との記載もありましたが、これと「¥」の違いについては又調べてみることにしますね。

”今日の東日本大震災復旧・復興の様子”
("today's state of Higashi-nihon Daisensai")

アルバムへのリンク;「東日本大震災」

genpatsuroadmap
工程表概要図、東電ニュースリリースより転写

この数日間、東日本大震災の事を意図的のここでは話題にしませんでした。只、皆さまも同じ気持と思いますが気になって気になって、災害発生から約1カ月半、特に今日はあのチェルノブイリ事故(1986年4月26日原子炉爆発事故発生)から25年です。それに今日から東電からの仮払い金の振り込みが始まったとの報道もありました。

被災地は地域によっては徐々に復興が始まってはいますが、津波の被害地域周辺はまだ陸地も沿岸の海の中も瓦礫の山、特に福島第一原発の周辺は行方不明者の捜索も始まったばかりで手付かずの状態、仮設住宅の建築も必要数に対してまだ5%を上回った程度?、このスピードの遅さは避けられないものなのか妥当性の判断は難しい問題ですが、少なくとも早いとの印象が無いことだけは確かです。

それに昨日も今日も衆議院予算委員会・集中審議の国会中継がありました。
ここでの質疑応答では、発生当初から今までの政府の対応についての質問・非難が主で今後の対応についての提案が殆ど無い、野党はこの災害を利用して政権交代を狙っている、与党内もまとまりがない、こんな時議員の皆さんは何をやっているのか、悲しくなりますね~。
もし野党の皆さんが与党下ろしに終始することなく、自発的・積極的に復旧・復興に与党と一緒に動き出す意思を示せば、野党に対する支持率は急上昇すると思われますが、いかがでしょうか。

義援金について、篤志家が、とある避難所で現金が入った封筒をそこにおられた皆さんに手渡したとの報道もありました。居ても立ってもいられずの行動だったのではと思われますが、一部避難されている皆さんに不平等感が生まれたみたいです。
関連して、世界の皆さんからの義援金が被災地の自治体に又は被災者の皆さんにどの様に配付されているのか、各自治体には配付委員会がありそこで決めるとのこと、公正で不平等感が生まれない様に配付するのは難しいのは確かですが、生活の糧を失っている皆さまに対して早急な金額的な援助が必要、直ぐに決まらないんだったら半分は一律にして早目にお渡しし、半分はその後被災程度に依ってと段階を区切ってでもいいのではと思いますが・・。

その他、原発事故収拾のための工程表も2011年4月17日の話題)、汚染水の集中廃棄物処理建屋への移送でトレンチの水位が下がらなくなったとか、明日から格納容器を水で満たし所謂「水棺」にするとの報道がありました。4号機の汚染水にしても放射線濃度が上がっていることもあり、ステップ1の放射能の拡散を防ぐこと、それに放射線濃度を下げることは、まだその目標は未達成、もしスケジュールが遅れたりしたらその時は「もともとリスクを含んだ工程表なので・・」と云い訳をするのではと心配です。工程表はプロが集まって作ったものでしょうから、そんな言い訳は聞けないよ!って云いたいですね。

もうひとつ、チェルノブイリの今は、現在も30キロ圏内は高濃度放射線量(セシウム137等)により居住禁止・立入禁止、原子炉は現在石棺状態、でも耐用年数から考えてこの石棺が崩れることが心配される、この為この石棺を覆うシェルターを作る計画があるとのことです。
素人考えかもしれませんが、セシウム137の半減期が30年とすると、新たな放出が続いていなければもう5年後で半分に減っても良さそうですが、どうも減少傾向が計算通りではないのでしょうか?、しかも放射線量が自然に存在する濃度までになるとか、事故原子炉を通常の建造物として処理できるのには100年掛る?との説もあります。
今回の福島第一原発の場合はどうなるのでしょうね?、今回の工程表が”ただ単に住民や国民の不安を和らげるだけの作文でなない”ことを信じたいと思っています。

”桑の葉のお茶”
("a tea made by mulberry leaves")

アルバムへのリンク;「趣味・好み」

kuwanohacya

今までこのHPでいろいろなお茶を話題にしてきました。
例えば、つい最近では東方美人2011年1月30日、それにネパールのチャイ、中国の花茶、花まつりの時の甘茶等々ですが(詳しくは下記の参照ページをご覧くださ)、今回これらに加えて新しいお茶が加わりました。

お茶の名前は「桑の葉ちゃん(茶ん)」で桑の葉っぱのお茶です。
味・香りはどうだった?、勿論桑の葉っぱの味・香りでした。
桑の香りはともかく、味も分かるの?・・桑の実はジャムにして食べたことがあり味は分かりますが2011年5月26日、それでは桑の葉っぱの味をどうして知っているの?、ヒロパパはおカイコさんみたいにサラダにして食べているから・・残念ながらサラダにして食べたことはありませんが、それでも桑の葉っぱの味はこんなものと分かる、我ながら不思議です。
付いてきたカタログでは、モランA(血糖値降下作用)、クワノンG・H(血圧降下作用)・・・この成分名はヒロパパには難しすぎますが・・・、鉄分、カルシウム、亜鉛等ミネラルが豊富で生活習慣病の予防効果抜群とのことです。
茶葉の作り方は普通の緑茶と同じで、蒸して揉んで乾燥させるのだそうで、それだったらヒロパパにも出来そう、若葉の内に摘んできて試してみようかな~。

それにしても、ヒロパパの小さい頃は周りが殆ど桑畑でした。養蚕、製糸業が盛んな田舎(現在の岡谷市)だったから当たり前だったのでしょうね。でもこの頃は桑の木そのものに出会う機会が少なくなっています。
桑文化復活運動でも起こしたい気持ちです・・。

もうひとつ、昨日話題にした「カキドオシ」は別名は「カントリソウ(癇取草)」、全草を乾燥させたものが連銭草と云う生薬で血糖値降下作用、脂肪分解作用があるそうです(Wikipediaより)。これも一度試してみようかな?。

関連話題(日付をクリックするとその話題に飛んでゆきます);
2011年1月30日;東方美人
2010年12月7日;中国式茶道
2010年10月9日;金木犀と中国花茶
2010年10月3日;五朶金花と旭日彩虹
2010年8月10日;蓮茶・リラックスできる茶藝館
2010年7月21日;トルコのチャイ
2010年6月19日;アップルミント茶・・失敗作でしたが。
2010年6月11日;甘茶とがく紫陽花の見分け方・・味わう事以外に見分けることが出来ない。
2010年4月3日;ネパールチャイ。
2010年4月1日;お花まつり・・徳林寺で甘茶をいただきました
2009年12月9日;カリン茶はいかが
2009年7月19日;蓮の花・・大賀蓮
2008年6月1日;桑の実ジャム
2005年7月16日;「五朶金花」-中国工芸茶
2007年11月27日;台湾、梨山烏龍茶・福壽山烏龍茶の有名な産地
2005年7月16日;「五朶金花」-中国工芸茶
2003年10月2日;「桂花茶」

”踊り子三姉妹”
("Kakidoushi")

アルバムへのリンク;「植物・花ー春」

kakidoushi110410

以前、紫蘇一族の3人のお嬢さん方を”踊り子三姉妹”として紹介したことがりましたが2008年6月22日2008年3月10日2007年4月16日の話題)、掲載した写真は、その時一番末っ子の「踊子さん」と間違えてしまった「カキドウシ」です。
「ヒメオドリコソウ」と「ホトケノザ」はいつもお会いできているのですが、この「カキドウシ」もたまにしかお会いできていない、しかも「オドリコソウ」にはまだ出会っていない、一度お会いしてみたいものです。
多分「オドリコソウ」と出会えれば、”踊り子四姉妹”として大々的にメジャーデビューさせたいと思っていますが何時の事になるのやら・・。

この「カキドウシ」は漢字では「籬通し(又は垣通し)」と書く、花期が終わった後、蔓みたいに地面を張って延びることからとのことです。
なかなかの優れ物で、昔から「ゲンノショウコ」と同様、薬草として利用されていたとの記述も発見しました。

それに「ホトケノザ」は「スミレ」や「ツリフネソウ」(2008年8月22日の話題等と同様、普通の花(「開放花」)と同時に「閉鎖花」(花冠が全部開かず自家受粉が出来る)もある、だから生命力が豊かで繁栄しているとのことでした。
恥ずかしながら、「閉鎖花」がどれなのか今まで無頓着でした。もう一度拡大鏡ででも使って見てみますね。

”クラス会の案内状他のプリント完了”
("printed matters for our class reunion was completed")

アルバムへのリンク;「戯言」

classreunion2011invitation

昨日から今日にかけてパソコンに向かい大奮闘!、先日話題にした次回クラス会へ向けての準備作業2011年4月16日の為の案内状、返信はがきそれに前回のクラス会2009年4月13日2009年4月14日の話題)のアルバムの印刷を人数分済ませることができました。

お送りする数は43人、従って43枚の開催案内状と返信はがき、これだけですと大した事ないのですが、今回は、前回のアルバムを皆さんに送ろうとこれの印刷を加え、これに2日間も掛ってしまいました。
アルバムは全部で5ページ、内容は写真が主で少々のコメント、従って写真が綺麗に見える様見栄を張って?紙をスーパーファインにした、プリンターは丁寧に印刷してくれるのは良いのですが、全部で200枚以上、しかも途中でインク切れで失敗もあり、そこで部数を区切りながらの印刷、あれやこれやでこれが2日間も掛ってしまった理由です。

今回も、前回と同様、開催案内状の見栄えを良くし前回のアルバムを同封して、これらを見て参加してみようかなという気持ちになって頂ければという期待を込めて、目標は、前回が宿泊に参加された方が11名でしたので今回はこれ以上を期待したいな~。
今後の作業は、発送、参加者数の確認、開催場所への連絡、返信はがきを見て住所等の修正、当日配付資料の準備等々、まだ続きますが、皆さまの喜ぶ顔が楽しみです。

”絵合わせパズルのテスト使用
それに大震災対策として全国津々浦々姉妹都市締結したら”
("test-use of new version pictuer arrengement puzzle and a local goverment's mutual aid ")

アルバムへのリンク;「戯言」、「東日本大震災」

rehabilitation110421

先日作成した絵合わせクイズ2011年4月18日の話題を当家のおばあちゃんに対してリハビリの一端としてリハビリの担当者の方主導でテスト使用していただきました。

実施したのは12ピースの難しい方(掲載した写真)で、結果は、リハビリ担当の方の応援もあり途中諦めることもなく(リハビリ担当者の皆さまの上手な応援の会話はさすが!)完成させるまでに18分でした。

この絵合わせクイズは、例えば風景画2011年4月15日の話題の場合は、上下が直ぐ分かる、それに風景そのものを記憶してしまえば組み合わせも簡単であるのに比べ、上下左右や傾きも不定で、この状態で何処に着目して組み合わせてゆくかを考えなくてはならない、この思考課程も考えゆくことが出来れば、脳の、特に視覚中枢のある「後頭葉」から精神機能中枢の「前頭葉」の活発化に寄与できる?・・・なんて素人なりに勝手に考えて継続して実施してはみはます。

只、はたしてどの程度効果が表れそれ効果をどの様に判定するかが難しそうです。
完成させるまでの時間の長短を計ること、短くなれば少しは進歩?、それに、現在は直前の事象(食事で何を食べたか、直前何をしていたか等)が直ぐ忘却の彼方、機会有る毎に聞いてみて、直前の事を覚えている回数をカウントすることも判断の一つとして利用できそうです。

現在は車いす生活で、運動機能をつかさどる小脳の訓練も必要ですが、これは脳だけでの問題ではなく骨折個所の筋肉、それに関係する神経が関係している、立ち上がり訓練や歩行訓練も並行して続けていて、そのうち立つことが出来たよ!、歩くことが出来たよ!って報告が出来ればいいのですが、これについてはこの頃ちょっと諦め気味です。

さて東日本大震災について、名古屋市の職員が最長1年間を目途に100人?陸前高田市に派遣されるとの報道がありました。又、地震発生直後、東海市(愛知県)から釜石市に対して救援活動が始まったとの報道もありました。両市は製鉄の町として友好都市だったとのことです。
以前話題にしたことがありましたが2011年4月2日の話題、日本全国離れた地域で複数の姉妹都市締結をしておく、目的は被災時の相互援助の為で、救援物資、人的援助、被災された方の受け入れ、住民に関する情報のバックアップ等どの様な状態で何をどうするかのガイドラインはこれから考慮が必要ですが、理想的には、例えば一つの自治体が壊滅状態になった場合でも締結した複数の自治体で住民サービスが代行できる状態にしておく、この様な組織を網の目の様に全国に整備しておく・・・総務省の役割かな?、総務省に提案してみたいと考えていますが、取り上げてくれるかな?。 

”皆さまのご自宅は地震に対して大丈夫ですか?-東日本大震災の教訓”
("how about your house's earthquake-resistration ")

アルバムへのリンク;「東日本大震災」

chishitsuzutoukyo110420

ヒロパパの自宅は、地震・津波に対して大丈夫なのかな?、大丈夫かどうかは何を確認しておいたらいいのかな?・・とのことで、大まかな項目を洗い出してみました。

まずは●耐震基準がどうなっている?、
これは新耐震基準(建築築基準法施行令改正ー1981年6月1日、及び建築基準法及び同施行例改正ー200年6月1日)に適合して建築されているかどうか(現在はこれしかありませんので)ということになります。
実はヒロパパの自宅はこの耐震基準以前の建物で、これに目を付けた業者から耐震補強を迫られた2011年4月16日の話題訳ですが、その建物が何時建てられたか、新耐震基準以降のものであれば一応最新の基準ということになります。正確には、新耐震基準の施行時期以後建築されたものでも建築確認を取った時期が施行前で着工が施行以後というのも有りますので要注意ですが・・。

それでは新耐震基準であった場合●どれ程の震度に耐えられるの?、
建築基準法では、現在一般的に報道されている震度(気象庁の定義)ではなく、正確には「水平震度(構造物にかかる、水平加速度の重力加速度に対する比で単位はガル)」と「保有水平耐力(水平から力に対しての最大復元可能な力)」の二つで定義されていて、中地震(震度5程度、80-100がル)に対しては骨組みを軽微な損傷にとどめる、大地震(震度6程度、300-400がル)に対しても倒壊を防ぎ人命を守る、これらを考慮して構造計算されています。大まかには前述の震度5~震度6程度と考えればよさそうです。

さて●震度って場所によって大きく違う、これ何故?、
今回も浦安や内陸部での液状化現象が起きたり、隣接した地域で震度が違っていたりしますが、これはご想像通り建っている場所の地盤により大きく異なることになります。
それでは地盤ってどうやって調べたらいいの、まさかボーリング!?、目安としては地質図(掲載した画像、参照サイト「日本シームレス地質図」で参照することが出来ます。
これより、ヒロパパの自宅(東京・杉並区)は「時代;後期更新世ー岩相;低位段丘」、浦安は「完新成ー人口改変地・埋立地」、参考までに平和公園(名古屋市千種区)は「中期後新世ー高位段丘」との記載がありました。

これからお家を建てる又は一戸建てやマンションを購入される皆さまがおられましたら、耐震基準と地盤の状況の確認をされた方が良さそうです。勿論高層住宅建築時は、ボーリング調査を行い支持杭を打ち込む(支持に耐えられる地盤(岩盤、礫、砂の層でN値で計測)と判断されたらそこに約1メータ程度杭を貫入させる)ことで地盤沈下・傾斜に耐えられるにしてあるはずです。

”60歳以上の方の死者が65.2%以上
東日本大災害の教訓ー災害弱者対策”
("need preparation for dealing with aged-person-disasters ")

アルバムへのリンク;「東日本大震災」

kamaishikouwanteibouweb
被災前の釜石湾

今日警察庁より、 東日本大震災の死亡が確認された方(3月11日~4月11日、検視が終了した1万3135人について)の死因と年齢の発表がありました。

死因別では・・・水死;92.5%、焼死;1.1%、圧死・損傷死・その他;4.4%、不詳;2%
年齢別では・・・60歳以上;65.2%、60歳未満;34.8%
とのことです。

比較の為、阪神・淡路大震災の時は(但し兵庫県のみ、参照;まちづくり・防災のページ、死者;6402人に対して、
死因別では・・・圧死・窒息死;72.6%、外傷性ショック;7.6%、焼死;7.4% 、
年齢別では・・・60歳以上;55.6%とのこと、

比較すると、死者数は2倍以上、只、死因を比較してみますと、圧死が東日本大震災が約580人弱に対して阪神淡路大震災が3,979人と7倍近く、焼死が約144人に対して403人と阪神・淡路大震災の時の方が多い、。
ということは、今回の大震災では津波による水死が殆どで、津波による被害の甚大さが改めて認識されます。
仮定のお話をしてもとは思いますが、もし津波からもっと多くの方が逃れることが出来ていれば、死者数はもっと少なかったのかもしれません。勿論阪神・淡路大震災の時は都市部を襲ったとか人口密度の違い等の被災地域の条件の要因がありますが・・。

東北地方は今までも大きな津波に襲われていて(明治三陸地震津波、M8.5、死者21,858人、その他昭和三陸地震津波、チリ地震津波等参照;国土交通省東北地方整備局、この経験から、例えば岩手県田老地区には世界最大規模の総延長2,433m、海抜10mの防潮堤が、同県釜石市には防波堤が湾口の海中に設置され(掲載した画像、2011年3月18日の話題、海岸には防潮堤のあった等、日本の他の地方に比べれば津波に対して避難訓練等も常時行われ備えは万全だったはず、報道によると訓練通り避難できたこと、防波堤、防潮堤が津波到達時間を遅らせた等もありますが、この多さを考えると残念です。

一方で年齢別をみると、60歳以上の方がどちらも半数以上を占めています。
個人的な推定では、多分寝たきりの方車いす生活の方その他持病をお持ちの方等、所謂災害弱者の皆さんが多かったのではと考えられます。

実は今回の地震発生時ヒロパパは当家のおばあちゃんの見舞いで老健に滞在中でした。
ゆらゆらと長時間続く揺れに、鉄筋コンクリート4階建ての1階の広いロビーですので、一階部分は押しつぶされるかもしれない、車いすを押して又はおんぶして外に逃げる?、と一瞬頭をよぎりましたが、そのうち揺れがおさまりホッとした状態でした。
多分被災地では一人暮らしの方、家族で相互介護の方々等、津波から逃げたくても迅速に逃げることが出来なかった、この様な状態のご家庭が多かったのでは・・・今後の対策として考えておくべき問題点の一つなのでしょう。
ヒロパパは、これから何処に行っても忘れずに「非常口」が何処にあるかを確かめることにしますね。

”老健用絵合わせパズル、その2
それにアイロボット(iRobot)社製「パックボット(PackBot)」”
("a new version of handmade pictuer arrengement puzzle fou Rouken")

アルバムへのリンク;「東日本大震災」「趣味・好み」

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今月15日に話題にした老健用絵合わせパズル2011年4月15日の話題、既にお渡ししたものについてお聞きしたところ、皆さまが簡単に正解に行き着いてしまったみたい、と云うことで、もう少し難しいパズルを作成してみました。

今回のものは、前回ピースが正方形だったものを正六角形にしたこと、これにより、正方形の場合は比較すべき画像が4種類だったものが6種類必要になる、それにピース数が8枚だったものを12枚に増やし、単純に考え2倍以上(1.5×1.5)難しくなったと考えています。
只あまり難しくなると途中で諦める場合もある?、これを避ける為、ピース数を減らしたもの(一部つなげたピースにして)も用意してみました。

まずは明日当家のおばあちゃんでテストして、老健のリハビリ担当の方にお渡しすることにします。

これは、以前のものを改良したもので2007年9月24日の話題、改良点は、ピースを大きめにしたこと、枠をつけたこと等で、入所されている皆さまにも楽しく遊んで頂ければ嬉しいのですが・・。

さて毎日その成り行きを見守っている東日本大震災について、被災地では「災害復旧」から「災害復興」に移りつつあると報道されています。
それでは「復旧」と「復興」とどう違うの?、勿論広義には、「旧」と「興」の文字の意味の違いで大凡の意味は理解できますが、法律的には「災害復旧」がインフラ・ライフライン等公共的な機能の復元を、「災害復興」は復旧以外のもの又は復旧を含めた広い意味で使っているみたいです。
でも被災者の皆さんが元の生活を復元できるのは何時の事になるのか、ご家族を亡くされた皆さまは「復旧」することすら未来永劫不可能、精神的なケア―で補わざるを得ない事になるのでしょうね。

もうひとつ福島第一原発事故では、やっとロボットを使っての調査が始まったみたいです。
現在一番の問題点は現場の様子が分からない事、その意味ではロボットの活用はベターです。
ロボットはアイロボット(iRobot)社製「パックボット(PackBot)」(ココをクリック)で、動画を見る限りなかなか力持ちで機敏な動きをしています。移動はキャタピラーですので瓦礫等で行く手を阻まれる場所もあるとのこと、日本が得意な2足歩行又は4足歩行のロボットも場所によっては必要になりそうです。
多分プロの皆さんは計画しているとは思いますが、ロボットに頼んで、温・湿度センサー、放射線センサー、カメラ(ワイパー付き)、出来たら水素・酸素・窒素等の濃度を計測できる、所謂飛行機のフライトレコーダーみたいな頑丈なボックスを、建屋内の原子炉近くに設置(電源は外から引っ張れればベストですがバッテリー駆動か、信号は有線か無線かの検討は必要ですが)する作業をしてもらえればもっと炉心近くの様子が分かり易い、従って対策もとり易くなると思われます。

それに今後の安全対策の一つとしては、現在の制御室の各モニタリングシステムに加え、緊急時にそなえ前述の様な高熱にも耐え水素爆発に対しても破壊されることが無い、最小限の必要なデータと画像が得られるモニターボックスの複数個設置を義務づける、勿論電源系統もモニター系統も独立させ別系統とする、これも提案したいな・・・素人考えなのかもしれませんが・・・。

”春うらら、
それに東電より原発事故の今後の見通しの発表がありました”
("a prospect of Tokyo-Denryoku for bringing an end to thia nucear power plant disaster")

アルバムへのリンク;「東日本大震災」「植物・花ー春」

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新緑が美しくなり野山を彩っています。
春らしい気温に誘われ気になっていたスポットを訪問、ちゃんと待っていてくれました・・・誰が?、昨年も出会った清楚でしかも奥ゆかしい理想の美人「シュンラン」さんがちゃんと同じ場所で静かに・・です昨年は2010年4月4日の話題)

毎年同じ場所で待ってくれている美人がヒロパパにはたくさん居るんですよ。
その一部をご紹介・・「シロバナヒメリュウキンカ」2011年4月10日の話題)は今年も出会えた、「トウカイコモウセンゴケ」2008年7月1日の話題)、「エンシュウムヨウラン」2009年5月12日の話題)、それに「キンラン」2007年5月8日の話題)、「ササユリ」2009年6月9日の話題)の皆さんですが、「キンラン」さんいはここ数年、「ササユリ」さんには昨年はお会いできていない、病気それとも身体を壊したのかな?~心配、今年は元気な姿を見せて欲しいと思っています。

さて福島第一原発事故について、東電からやっと?今後の見通し「事故の収束に向けた道筋」の発表がありました「東京電力プレスリリース」の4月17日分をご覧ください
詳しくは当該サイトをご覧いただければとは思いますが、「基本的な考え方」と「目標」の部分のみ転載、

1.基本的考え方
   原子炉および使用済燃料プールの安定的冷却状態を確立し、放射性物質の放出を抑制することで、避難されている方々のご帰宅の実現および国民の皆さまが安心して生活いただけるよう全力で取り組みます。
2.目標、
●基本的考え方を踏まえ、目標として以下の2っのステップを設定する。
「放射線量が着実に減少傾向となっている」ことを「ステップ1」、
「放射性物質の放出が管理され、放射線量が大幅に抑えられている」ことを「ステップ2」とする2つの目標を設定いたします。
●目標達成時期について、「ステップ1」は3ヶ月程度、「ステップ2」はステップ1終了後の3~6ヶ月程度を目安として設定いたします。

とのことです。
プロの集団が現状を踏まえての判断と思いますので、大きな期待を寄せています、頑張って!。

”クラス会の準備”
("preparetions for class reunion of middle school")

アルバムへのリンク;「東日本大震災」「戯言」

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中学校の時のクラス会の準備のスタートです。
今回はヒロパパは幹事ではありませんが、開催案内、返送用はがき、宛名ラベル、それに前回のクラス会のアルバム(実は前回のクラス会が終わった時点でお送りするつもりがサボっていて送りしなかった分)の印刷をスタートさせることにした訳です。開催日は6月中旬に設定してありますのでまだ余裕ありとゆっくりと進ませることにします。

そういえばヒロパパは中学校を卒業してから50数年(年齢がばれるので明言は避けますが)、早いものです。
例えば、春の満開の桜の景色を人生で何回見れるのか、当家のおばあちゃんの場合は(赤ちゃんだった時、認識があったかは分かりませんが)101回見たことになる、ただ考えてみると単に100回程度、ヒロパパも残り5回?、10回?、15回?・・なんと残り少ないことか・・。

実は、前回のクラス会開催案内にも今回のにも「何時々々誰々がお亡くなりになりました」という文章を入れなくてはならない状態になっています。クラスの人数は60名、その内お亡くなりなった方が分かっているだけでも9名おられ残念です。

今度のクラス会には何名参加していただけるのかな~、「参加してみようかな」と思っていただけるような案内状にすることを肝に銘じて作っています。

さて東日本大震災に関して、今日のNHKの特集で、東京、上海、ボストンを結んだ番組(マイケル・サンデル 究極の選択「大震災特別講義~私たちはどう生きるべきか~」) をやっていました。
災害発生時でのパニックや強盗・略奪等が他国に比べ日本では少なかった、これが何故かというのが議論の的だったものと思われます。
確かに他国でお店から堂々と物を略奪する画像をニュースで見たことはありますが、日本では、むやみな大量買占め、便乗値上げ等々全くなかった訳ではありませんが少なかったという印象です(又は報道されなかっただけ?)。
報道では、ガソリンの便乗値上げ、被災地現場から他人の金庫やキャッシュレジスターを持ち去る、義援金と称してお金を騙し取る、注射針を作るのに必要だからといって貴金属を騙し取る、放射能を除去できる薬品と偽して薬品を売る、給湯器の放射能掃除をするとか放射能を除去できる浄水器といって騙して売る等々あり、これからも補償金目当てで様々な詐欺行為が発生するのではと心配しています。

ヒロパパも、以前自宅の耐震工事を付近の工事店からしつこく勧められたことがありました。
彼ら曰く、基礎工事の状態をまず調べますとのことで床下に潜って調べてくれましたが、不備な点は見つからなかったみたい、でも開放部が多いとか何やかやと云いながら不安感をあおって補強工事を勧めてくる、一応公共機関でお聞きしてみましたらその工事店の評判が良くなかった為お断りして事なきを得たという経験がありました。
多分こんな商売で不当な値段を吹っかけてくる業者も増えてくるのでしょうね。

ヒロパパの自宅はもう30年以上前のもので旧耐震基準、瓦葺、しかも二階のベランダは鉄製で上が重い、それに壁面は少ない、もし関東地方に今回と同じ規模の地震が起こればと心配な事は確か、対策を考えなくてはとは思っています。

追記(2011年4月17日);”マイケル・サンデル 究極の選択「大震災特別講義~私たちはどう生きるべきか~」”で書き忘れていた事がありました。「究極の選択」番組の、出された課題として、下記どちらを皆さまは選択しますか?

「原発の安全を確保して原発を続ける」
・・・現在の電力需要を考えると発電コストを考慮して現時点では原発しかない
・・・安全に対する技術は続けないと発展は無い、歴史的にも産業革命の時代、それに飛行機だって最初の頃は大きな事故があった、でも今は安全になっているのだから
・・・地球温暖化を防ぐ策として火力発電より原子力
「利便性を我慢しても原発は止める」
・・・人の幸福とは利便性とか裕福かどうかでは計れない、蝋燭で家族が集まって幸福を感じている
・・・古い時代は幸福ではなかったとは云えない
・・・原子力発電で賄うことが出来ている事がクリーンエネルギーの技術の進歩の足かせになっている

”老健用絵合わせパズル”
("handmade pictuer arrengement puzzle fou Rouken")

アルバムへのリンク;「東日本大震災」「趣味・好み」

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各ピース位置を示したものと、そもそもの絵を予め台紙に貼付したものの2種類
iqpuzzle110415 iqpuzzle110415_2
予め真中のピースだけ貼付してあります

先日から部屋でゴソゴソ・・絵合わせパズルの作成です。

誰用かって?、実は当家のおばあちゃんの脳みその活性化の為に、以前作ったものよりピースの大きいものを作って、老健に持参しテストしてみました。
分からない分からないと言いながら、それでも10~15分かけて完成、そこで一案、脳みその活性化の為にこの老健においでになる皆さんにもどうかな?と、以前に作成したものを我がパソコンで探し、チャールスワイソッキさんの絵のものと昆虫のもの2種類作ってリハビリを担当してる方にお渡ししました。

今回の改良点は、各ピースを大きくしたこと、それに台紙を用意しそれにフレームを付けたこと、台紙にはピースを滑り易くする為プラ板を敷いたことと各ピースの置き位置が分かるようにしたこと、勿論全て手作り、フレームは空き箱の厚紙を利用したがそれほど上手にできない、そこで100円ショップで額を買ってきてこれを利用とか、マ~マ~の出来栄えと自画自賛しています。

当家のおばあちゃんの老健の生活では、骨折後の立ち上がる訓練や車いすとベッド間の移乗訓練を今も継続していますがこれらはまだダメ、それに手芸品(小さな引出しとかメガネ入れ等)を作ったりして、これについては一応完成しています(多分訓練士の方の手助けが多いと思われますが)。

作った「絵合わせパズル」がどれ程脳みその活性化に効果があるのか分かりませんが、少なくともこのパズルを楽しんでもらえれば、しないよりした方がベターなのかな?と考えています。

話題を変えて、
福島第一原発事故について東電が、被災地域(避難地域内、屋内退避指示地域内、計画的避難指示地域内)の皆さんに対して「仮払補償金」を1世帯当たり100万円、単身世帯では75万円支払うとの発表がありました。
やっと!?という感もありますが、家を失い仕事も失い生活の糧を全て失った皆さまにとってほんの”雀の涙”、でもさしあたっては無いよりあった方がベター、雀さん達は今回の大震災ではもっと大粒の涙を流してくれているはず、はたして今後の「補償金」がどれ程になるのか、でも、どれ程高額でも金額では計りえない苦しみや悲しみを味わっている、これが癒されることは一生ないのではと思われます。ヒロパパもその苦しみを分かち合える様がんばりますね。

関連話題;
2006年4月6日の話題;「チャールスワイソッキさんの画集」
2007年9月21日の話題2007年9月24日の話題;「絵合わせパズル」、「その回答」
2007年9月27日の話題;「幾米さんのイラスト」
2008年6月6日の話題;「絵合わせパズルの追加作成」
2008年6月11日の話題;「絵合わせパズルお孫ちゃん達にプレゼント」
2008年9月15日の話題;「全さんにプレゼント」

<参考サイト;
「仮払い補償金に関する東京電力プレスリリース」

”まだ桜が楽しめています、それに五位鷺君達も定位置についていました”
("Sakura and Goisagi")

アルバムへのリンク;「東日本大震災」「植物・花ー春」「小鳥・動物・昆虫」

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一昨日話題にした東北地方太平洋沖大地震の余震について2011年4月11日の話題、昨日は10回程、今日ももう2回発生(午前10時時点)、計算したこの頃の平均1.4回/日なんてとんでもない、”噂をすれば影”?、話題にしない方がよかったのかな~、早く落ち着くくれればと願いばかりです。

それに今日の報道で、原発30キロ外福島県浪江町と飯館村等6市町村の土壌、植物から、前々から気にしていた、ストロンチウム89(半減期;約50日)が最大260ベクレルとストロンチウム90(半減期;約29年)が最大32ベクレル検出されたとの報道がありました。
ストロンチウム類は人体に入ると骨の沈着し骨髄腫や造血器障害を起こす恐れがあります。ストロンチウムは自然界ではなく人工のもののみ、只このストロンチウムについては基準値がまだ設定されていないみたい、人体への影響について研究者はいないのかな?、これも心配です関連する話題;2011年3月24日

いつもこの時期は、自然を楽しむため野山を駆け回っているはず・・・でも被災地の事、余震が続いている事を考えると今年はどうも・・・これでは本当はまずい、ヒロパパが落ち込んでどうするんだ!、被災地の皆さんを含め元気を出さねばと思ってはいますが・・・。

ということでカラ元気を出して、付近を散歩、掲載した写真は、その際見掛けた、例年より少し遅めの散り始めた桜とこれも昨年見掛けた五位鷺君達です。

桜は、まっ白い桜(右側奥のもの多分「大島桜」)とピンク色の「染井吉野」で、ハラハラと花弁を風に運んでもらっている、なかなか風情のある風景でした(名古屋市天白区、相生山緑地)。
それに「五位鷺」君達も、昨年と同様2010年4月24日の話題いつのも定位置(名古屋市天白区、戸笠池)に集まって来ていました。

植物達は、昨年と比べ約2・3週間遅めですので、「春蘭」2010年4月4日の話題もそろそろかな?、我が家の「コナラ」はやっと花を付け始めた2010年4月8日の話題、只「ポーポー」2010年4月9日の話題はまだ花芽は付けていないけどもうすぐかな?、と昨年のアルバム「植物・花ー春」を見ながら今年も楽しむことにします。

”遂に、チェルノブイリと同じレベルと判定!”
("level-7 on INES guideline")

アルバムへのリンク;「東日本大震災」

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遂に?、原子力安全委員会と原子力安全・保安院は、福島第一原発事故の深刻度を示す国際評価尺度(INES、アイネス又はイネス)のレベルを今までのレベル5からレベル7と今日判定しました。

レベル7はあのチェルノブイリ原発事故と同じレベルです。
発表では、表中(掲載した表)の基準1・「所外への影響」でヨウ素131等価で数万テラベクレル以上と試算されたからとのこと、只チェルノブイリとの違いは、
●放射された放射線総量が、 チェルノブイリ原発事故は推定値で520万テラベクレル、それに対して、これも推定値で37万テラベクレル(保安院試算)又は63万テラベクレル(安全委員会試算)で10分の1程度、
●チェルノブイリでは急性大量被ばくで死者が出たが今回はなかった、
●原子炉そのものの爆発に対して原子炉の損傷は少しはあるかもしれないが爆発は水素爆発による建屋の損傷が主、
●放射線汚染が激しく作業等で立ち入ることが不可能だったが今回これはない
・・とレベル7としたがその違いは存在する、又はチェルノブイリより小さいと補足説明に必死?、でも、スリーマイル島原発事故が約1週間で安定冷却に移っているのに福島原発事故はまだ進行形、従って最小限今後も放出される放射線量は増えそう、それに原子炉4機の同時事故であること、もしかして現在の作業に不手際でもあれば、原子炉そのものの爆発の可能性も否定できない、余談を許さない状態です。

先日も話題にしましたが2011年4月9日の話題、地震国・日本での原発の地震、津波に対する安全対策に不手際があった、これは日本の原子力政策に押し流された?原子力安全委員会も言い逃れは出来ないものと思います。早急に原子力に頼るエネルギー政策を変更して、現在稼働中の原発に対する安全対策の見直しと安全対策の実施を行うと同時に、電力の供給政策の大幅で早急な変更が必要、クリーンエネルギーへの切り替えは時間を要する、でも直ぐにでも出来ることはある、まずは各家庭での節電と各家庭・各企業内での発電システムの普及、それに50Hzー60Hzの周波数変換基地を増やす、これらは直ぐに実行可能、始めてみませんか・・。

それでも原子力発電の擁護派の皆さんは、原子力発電の発電コストが一番安価であることを話題にするかもしれません。
でもそのコストには、当然ながら事故に対する原子炉施設の廃棄コスト、補償費用や経済的損失を含んで試算し比較したものは見当たらない、これも過去何十年も続いてきた原子力政策に押し流されてきた為と思うと悲しい気持ちです。

表から分かる通り、JCOの臨界事故、美浜原発の事故、それにもんじゅの事故と既に事故が続き、これらを収拾した、でも地震には強かったと驕っていた?又は勘違いしていた?のでは、間違いは二度と起こしたくない・・ですね。

”大震災発生からもう1カ月も経ってしまいました”
("one month have passed since the mega-earthquake")

アルバムへのリンク;「東日本大震災」

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今日は4月11日、3月11日午後2時46分発生したマグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震から”もう”1カ月も経ってしまいました。

この時間に合わせて全国的に亡くなった皆さまに黙とうを、ヒロパパも自宅で参加です。

亡くなった方の数も日に日に増え、行方不明の方もまだ1万3千人以上、被災地はまだ瓦礫の山、その上、家を無くし仕事も無くし生活も無くし、特に福島では原発事故も加わり・・・先が見えない・・・不安な毎日を被災者の皆さんは送っておられます。
そんな中、先ほど(午後5時16分頃)またまたマグニチュード7.0、最大深度6弱の大きな余震が発生、住宅崩壊や土砂崩れでまた亡くなった方や被害がでています。

この災害を、それに全世界から頂いている応援の声を、個人個人が絶対忘れない事、これが一番重要、ヒロパパの今日一日は、YouTube等を見ながら一か月前を振り返っていました。
画像には、 地震の様子、特に津波とその津波で一瞬にして廃墟に化した街並み、畑、港・・の様子が残っていて、まざまざと当時がよみがえってきています。
これらの動画は将来とも何時でも見れる様になっているといいのですが。

さて、何故今回の余震ってこんなに続くの?・・・本震が大きかった為、この刺激が広範囲のプレートに影響し徐々に歪みが歪みを生みこの時期にも余震が続いている、簡単にはこんなこととは想像できますが、何時になったら余震の心配をしなくて済むのでしょうかね~。
今までの余震を気象庁のHPで参照すると(ここをクリック)マグニチュード5.0以上の余震回数は、現在でも平均1.4回/日発生していてその都度テレビには緊急地震通報が表示されています。
ちなみに余震回数は、最初の5日間の平均が67回/日、次の5日間では3分の一の11.2回/日、その後5日間毎に区切った場合、8.4回/日、3.4回/日、2.6回/日、それに現在の1.4回/日、数学的に計算できるものではありませんが、2日に1回、3日に1回、1週間に1回となり、治まるまでまだ数カ月かかる?、でも治まるものと期待してがんばりましょうね。

掲載した画像は世界の地震をほぼリアルタイムに表示しているIRIS(アメリカ国立科学財団が運営する調査期間)からのもの、日本列島は、マークの円の大きさ(マグニチュードに比例して大きくしている)と色(赤は今日、オレンジは機能、黄色は2週間以内等)でほぼ見えない状態、世界的にも今回の地震の規模の大きさが分かります。

もうひとつ、原発事故は一向に安定した方向に向かっていない、以前、福島第一原発から30~20キロの範囲の皆さまの「自宅待機・自主避難の促進の意味が良く分からない」と話題にしたことがありましたが2011年3月25日の話題、この部分を改定し地域を分け「計画的避難区域」と「緊急時避難準備区域」という新しい単語を政府は持ち出してきました。
説明によると「計画的避難区域」とは、土壌・環境放射能検査等に基づいて、そこに留まった場合、累積で20mSv/年以上の被曝が考えられる地域をいい、30キロ以遠でも該当する地域も含まれ、その地域にお住まいの皆さまは1カ月を目途に避難をしてくださいとのこと、「緊急時避難準備区域」とは30キロ以内で緊急時すぐ避難できる様準備していてくださいという地域(ヒロパパがニュースを見ながら理解した範囲ですが)とのことです。

20キロ以内にも留まっている方もまだおられるみたいですし、今回の指定地域にしても、何故そこに留まらねばならないかをお聞きして、それが解決しないと離れることはできない、補償があるのかどうかはまだ調べてはありませんが、きめ細かな行政の対応がキ―となることは確かです。

現時点では全員が被災者、国が、県が等々誰かを非難することは今のところさておいて、安心して安全で安定した生活を一刻も早く取り戻せるようお互いに協力しあうことが一番必要な事、「頑張ろう!、日本」。

”春到来、相生山の春景色”
("spring is here in alll its glory")

アルバムへのリンク;「花・植物ー春」

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春らしい暖かさとなりました。近くの相生山緑地(名古屋市天白区)は桜が満開、というより散り始め、コナラやアベマキも新芽や花を付け始めています。

この時期には、いつも訪れている相生山緑地の、多分誰も気に留めないと思われる谷筋にも行ってきました。ここには気になっている花があるからなのですが。

もう6年前になりますが、この谷筋で見掛けた「シロバナヒメリュウキンカ」2005年4月20日の話題に会う為で、今年も元気に待っていてくれました。

それに今年はすみれ(タチツボスミレ)も沢山見掛けることができました。
タチツボスミレの蜜はギフチョウ2007年4月8日の話題が大好きです。もし付近に寒葵もあれば(寒葵にはギフチョウが卵を産み、食草でもあります)ギフチョウが乱舞することになりそう、でも残念ながらここではまだ寒葵もギフチョウも見掛けたことはありませんが・・。

さて東北地方太平洋沖大地震から明日でもう1カ月、亡くなった方;13,013人、行方不明(届け出のあった方のみ);14,608人、やっと被災者の皆さんの仮設住宅への入居が数は少ないのですが始まったみたい、只、仕事などの生活の糧がなく、安心して安定した生活を送れるのはまだまだ先のお話し、これからも被災者の皆さんをづっと応援していますからね。

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皆さ~ん、この意味理解できますか”
("do you understand this guideline")

アルバムへのリンク;「東日本大震災」

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今回の東日本大震災で併発した原発事故、それに昨日話題にした余震での他の原発での事故(電源供給がストップした等)について、それでは原子力安全委員会はどの様に指導しているのかが気になってしまいました。

掲載した文章がその一部分、「安全設計審査指針・平成2年8月30日/平成13年3月29日一部改定・原子力安全委員会」の抜粋で、その中の「自然現象に対する設計上の考慮・指針2」とその解説、それに「電源喪失に対する設計上の考慮・指針27」、「電気系統・指針48」、それに指針48の解説(画像をクリックして大きくしてご覧ください)です。

予想される自然現象には勿論地震、津波は含まれている、それに「過去の記録(中略)、これを下回らない・・」と記載されている、只「適切と考えられる設計用地震力に十分耐えられる設計」の「設計用地震力」って何?、具体的な数値が何処かにはあるのだとは思いますが、公表されていないとすれば原発建設許可が情状酌量で行われているのでは?、
それに 「電気系統」については、指針はまだしも、解説では「長期間にわたる全交流動力電源喪失は(中略)考慮する必要なない、(中略)想定する必要はない」との言葉が加わっている・・・原子力安全委員会はこれで原子炉の安全が確保できると考えていたのでしょうか?、今回は電源喪失が原因でこれだけの大きな事故になっていることを考えるとこの文章を挿入した意味が理解できない、そこまで被害が拡がることを原子力安全委員会のメンバーの皆さんが考えることができなかったのか?、又は国の原子力発電推進の動きに合わせてメンバーの皆さんは分かっていながら意思を曲げた?、どちらにしても、これの早急な見直しが絶対に必要と思われます。

メモ;下記は、福島第一原発の1~6号機のデータです。
●全て沸騰水型軽水炉(BWR)
●位置;福島県双葉郡大熊町及び双葉町
●営業運転開始(建築申請はこれ以前);
1号機;1971年3月ーGE、2号機;1974年7月ーGE、3号機;1976年3月ー東芝、4号機;1978年10月ー日立、5号機;1978年4月ー東芝、6号機;1979年10月ーGE


追記(2011年4月10日);スリーマイル島原発事故(TMI事故)との比較;
1979年3月28日から発生、加圧水型原子炉(PWR)、二次冷却水の供給ポンプがの動作不良で冷却水の供給がストップ、その他圧力計測ミス、操作ミスが加わり燃料棒が破損、炉心溶解でコリウムに、放出された放射性物質はヘリウム、アルゴン、キセノン等の奇ガス類が殆どであと少量のヨウ素、しかしセシウムの放出はなかった。
只、冷却システムの復旧は数日後から、最終的に炉心内の状態を確認できたのが3年後。


何故、チェルノブイリ原発事故(1986年4月26日)やこのスリーマイル島原発事故を踏まえて改良を加えなかったのか、疑問。

”M7.4の大きな余震が起こりました”
("a aftershock of Tohokuchiho-Taiheiyou-oki Earthquake")

アルバムへのリンク;「東日本大震災」

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先月の東北地方太平洋沖地震からもうすぐ1カ月、まだ余震が続いています。
その余震で、本震(マグニチュード9.0)と直後のM7.7、M7.5に続く、大きな地震が昨晩11時32分頃発生、マグニチュード7.4、最大震度6強(仙台市北部、東部)、津波警報も宮城県沿岸に出て、死者;4人、けが人;約140人だそうです。
しかも、261万戸が停電(これは火力発電所の自働停止、変電所・送電設備の故障による停電)、断水、高速道路も一時交通止め、余震が有る期間続くことは覚悟の上ですが、泣きっ面に蜂みたいに徹底的に痛みつけられている、「悪いことをした訳でもないのに、そんなにいじめないで~」と叫びたい気持ちです。
今回の地震は、本震がプレート境界型に対して比較的深い太平洋プレートで起きたもの、この様な誘発された地震が今後も各地に飛び火する可能性も有り心配の種は尽きません。

それに女川原発(運転停止中だった)では核燃料物質を含む使用済み核燃料プールの水が建屋内にこぼれたとのこと、でも幸い環境への影響はなし、福島第一、第二その他の原発は非常用発電機が動作して支障なく動作している、又復旧作業も続いている、原発関連についてはやれやれです。

さて、福島第一原発事故のその後については、●ピットからの流出は止まった、●廃棄物集中処理施設の低濃度放射能汚染水の海への放流は終わった、●空になった廃棄物集中処理施設には高濃度放射能汚染水を貯めることが出来る、それに●原子炉格納容器の水素爆発を防ぐため窒素を封入する、この様な作業に移っているとの報道です。
でもまだ冷却水の循環動作が安定していない、とすると汚染水が増え、時間が経ったら低濃度と称して海への放流が続く?、炉心の燃料棒の破壊も一部進んでいる、一体何時になったら放射線の流出が止まり、安定した冷却が出来るのか、それに何時になったら廃炉が完了するのか(燃料棒が冷え切って取り出し廃棄できる状態)、一説によると10年以上掛る?、以前にも話題にしましたが、土壌から高濃度放射線が検出され作付制限措置も考えられている、この間、福島県太平洋岸は人が生活できない荒涼たる原野になる可能性も有り得る、怖いお話です。

何故地震大国の日本で、しかも津波も予想される海沿いの地域に原発をこんなにたくさん設置しなくてはならなかったのか、エネルギー資源が乏しいこと、冷却に海水を使うことは分かりますが、やはりこの事態を考慮すると、原発に依存する電力供給は考え直さなおし、水力、風力、太陽光等自然エネルギーへの移行すること、それに各家庭での節電と同時に太陽電池や燃料電池等の個別発電の普及をこれからの日本の施策としたいですね。

掲載した図表は、日本の原発の数と配置、それにエネルギー別発電量(全国合計2009年度統計)です。
これを見ると、現在は石油、石炭等の化石燃料と原子力の占める割合は多い、でも今後も同様な事態が起こり得ることが考えら、 10年~20年かけたにしも化石燃料や原子力を減らしてゆくことしたい、、まずは現在存在する原発の安全対策を徹底する、それに我々も節電に徹する、これは直ぐ実施できること、頑張りましょうね。

それにこの福島第一原発の事故で、日本の農産物、海産物それに工業製品についても、世界の皆さんから得ていた、日本製品の品質の良さ、それに安心・安全のラベルは、もう剥がれてしまっています。
しかも海外の皆さまは福島が何処にあるかを認識し難い、従って日本全体が危険地域と認識されている、韓国でも雨が降ったら放射能の心配から学校や幼稚園が休講・休園となる事態や、日本の観光なんてとんでもない、こんな事態が発生している、それに各国では日本からの輸入品の放射能検査を実施したり検査済みの証明書の添付を要求されている(多分同じ事態が他国で発生した場合日本でも同じことをするのでは)、これを元に戻すには何十年掛るか分かりませんが、正確な情報を隠さず発信してゆく、これしかないのでしょう。

参考;
「東北地方太平洋沖地震の余震の数(2011年4月8日現在)」
M7以上;3回、M6以上;66回、M5以上;394回、今までは、年間平均120回程度、この1ヶ月でもう3年分を超えている

”桜が取り持つ世界との友好”
("worldwide frendship with Sakura ")

アルバムへのリンク;「街角スナップ」

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このところ気温も上昇し、東日本大震災の被災地も過ごし易い気候になっていると思われます。
この時期外せない話題の桜、ここ名古屋地方も桜が満開です。桜前線も徐々に北上して、多分数週間後には被災地でも桜が満開、その頃には、被災者の皆さんが仮設住宅等でもう少し快適さを増した生活が出来ていることを祈っています。

ヒロパパは、毎年山崎川河畔を散策して楽しんでいますが昨年は2010年3月31日の話題、この付近は至る所で満開、掲載したものは近くの法螺ほらがい)池の桜です。

それでは世界での桜の名所はどれほどあるの?に今日は挑戦してみました。

まずはご存知、東京市長・尾崎行雄が贈ったワシントンD.C.ポトマック河畔、それに当時の在留日本人会が植えたニューヨーク・ハドソン河畔のリバーサイドパーク、韓国には太平洋戦争以前、日本軍基地に桜が植えられ、その後日本から定期的に苗木が贈られソウル市内を始め桜の名所がたくさん、それにヨーロッパではロンドン、アムステルダム、ベルギー、アイルランド、ベルリン、南米では、サンパウロ等々世界中で桜が楽しめることがわかりました(下記、参照サイトより)。

実は先月21日、東山植物園(名古屋市立)の中国産植物園林に我々中国語サークルの皆さんと校外学習をしてきました。当日の話題は東日本大震災の話題に覆われ記事にはしてありませんが、名古屋市と南京市の友好都市提携を記念して名古屋市からクスノキ(市の木)、ハナノキ(愛知県の木)と桜等が贈られた(掲載した看板)、それではこれらの木は南京市の何処に植わっているのかな?、とこれも調査です。
直ぐ分かりました・・・東山植物園にお聞きしてみましたら、当時の記録や新聞記事が保管されていてその記事によると、南京市中心街から北東方向にある明孝陵の西隣に位置する中山植物園(钟山风景区)に植えられたとの記録があることを教えていただきました。
もう40年程前のお話で現在どうなっているかな?、これもインターネットで調べてみましたら、結婚式の記念撮影の名所になっている?との記事も有りましたので健在みたい、それに南京市内にも桜並木で有名な通りもあるとのことです。

現在も前述の南京市に3001本の植樹を目指して活動しているグループ(「中日民間友好桜花園」活動)も有るようです。

桜が取り持つ世界との友好、末長く続くことを祈念しています。

参考サイト;
「桜便り」

”HONK for Japan”
("Honk for Japan ")

アルバムへのリンク;「東日本大震災」

honkforjapanweb

掲載した画像はYouTubeから転写したもの、皆さんが「Honk for Japan」というプラカードを掲げて通りに立ち、通りがかりの車にクラクションを促している、一体なぜ?、「Honk for Japan」とは、「Honk if you love Japan 」とか 「Honk to support Japan」の意味で、クラクション一回に付き、各個人に依り異なりますが10$とか1$とか小さい子ですと1¢とかを寄付するというもの、これ、日本への義援金としての寄付で、全米、カナダ等で若い皆さんが行っている日本に対する応援の一方法・・・YouTubeを見ると僅かな時間で100も200も通りがかりの車がクラクションを鳴らしてくれている・・・皆さんの優しさに涙ぐんでしまいます。
(インターネットで「Honk for Japan」で検索すると見ることができます)。

以前台湾からの応援について話題にしましたが2011年3月24日の話題、YouTubeの動画で台湾の皆さんが「加油、日本」とか「がんばって日本」と日本語で呼び掛けていただいているものも多く見られます。気にかけて頂いていて本当にありがとうございます。

これを含めて、全世界の皆さんからものすごい量の人・物・物資の応援を頂いています。
義理人情の世界といっては大袈裟ですが、全世界から頂いた応援を忘れることはありませんし、自然体で「お返し」をする礼儀もわきまえている、日本人はそんな民族と、ヒロパパは日本人の一人として考えています。

これも以前の話題ですが、中東の大国トルコが何故親日国なのか、何故イラン戦争の時わざわざ危険を冒してイランに居た在留邦人216人を避難させるため自国の飛行機を2機も飛ばしてくれたのか、しかもこの時トルコの皆さんも5・6千人の脱出を待っていたのに日本人を優先した、これに対してトルコの皆さんの批判が無かった、これは全て明治中期(1890年)の当時はオスマン帝国のエルトュールル号の串本沖の遭難時、紀伊大島の住民が総出で救助活動をしたこと2010年4月10日の話題、その後、山田寅次郎がその時亡くなった方の御遺族に日本全国各地から義援金を集めお渡した事、その後1999年8月17日の2万人の死者を出したトルコ地震(M7.4)に対して日本から援助隊が駆け付けたこと、これらに対するトルコの皆さんの優しい気持ちからのものと理解しています。

もう一度、今回東日本大震災に対して、世界からの優しさや応援を頂いたことに対して、日本人は決して忘れることは無い、それにこれからも、優しい気持ちを世界に向けて発信し続けることを約束しますね。

”海へ放射能汚染水を放出し始めました”
("radioactive contamination water was discharged to sea ")

アルバムへのリンク;「東日本大震災」

radiationstandard

福島原発事故による放射能汚染水の海への流出が止まらないことを昨日話題にしましたが、新たな策として、水ガラスを地面に浸透させ漏水を防ぐこと、シルトヘンス(汚染防止膜)を流出口の海中に設置し拡がるのを防ぐ、それに壊れた堤防に止水板を設置し湾内からの流出を防ごうとしている、とのことです。昨日話題にした目印の白濁水は確認されたみたい、経路が特定でき早く止まるといいのですが。
只、廃棄物集中処理施設に溜ってしまった低濃度放射性汚染水を、ここに高濃度放射性汚染水を保管する為、これらを意図的に放流するとのこと、1.8万トンを貯水できるメガフロートはまだ改修工事が必要で、まだ先のお話しみたい、ますます海が汚染されそうと心配です。
それに低濃度放射性汚染水といっているけど、低濃度ってどれ程?、ニュースを聞いている限りで濃度の数値は分からない?、まさか計測していないことは無いと思いますので数値を公表してよ!って云いたいのですが・・。

そんななか茨城県沖で獲れたコウナゴから526ベクレル/kgの放射性セシウムが検出された、以前他の場所で獲れたコウナゴから4000ベクレル/kgの放射性ヨウ素が検出された事もあり、魚介類や海産物については放射性ヨウ素についての指標値(飲食物摂取制限に関する指標、掲載した表)を今回野菜類と同じ指標値を適用して判断するとのことを政府が今日決めたみたいです。
海の中は、プランクトン、海藻、魚貝類を含め陸上の野菜類より食物連鎖が強いことが考えられる、沿岸の環境測定と魚貝類含めた海産物全体に対して放射線測定を厳密に繰り返すことが必要となります。
食物連鎖は、プランクトンや小魚から中程度のお魚で約10倍の濃縮される、回遊魚等の大型の魚には約100倍に濃縮されるとのこと、半減期の長いセシウム(30年)だと蓄積・濃縮される一方で、そのうち奇型の魚貝類が発見される可能性も有りうる?、心配です。
それに放射性ヨウ素や放射性セシウムの測定値は公表されているのに対して、ウランやその他の放射性物質は理論の外になっている、考えなくていいのかな?・・・考慮すべきで計測しているが公表はしていない、その理由が微量だから無視できるから、又は値が大き過ぎ公表すると大混乱が起こりそうだから?、それとも全く計測していないし無頓着の領域となっているのか・・・ このごろこんな事を考え、疑心暗鬼になってしまっている自分が怖い気がします。

”原発事故の対策、ことごとく失敗
それに甲斐犬のクロちゃん”
("a Japanese traditional dog, Kai-ken")

アルバムへのリンク;「東日本大震災」「小鳥・動物・昆虫」

kaikenkuro110403

東日本大震災の現状、本日現在の亡くなった方;12,259人、届け出のあった方で行方不明者;15,315人、現在避難されている方;166,237人、亡くなったかがますます増えています。行方不明者の数がゼロになるのは何時の事やら・・・。
仮設住宅も出来始めた、物流も高速道路も通じ始めている、集団移住も進んでいるみたい、ただ被災地はそのままだし原発周辺は立ち入ることもできない、被災者の皆さんが、ご自宅でごく普通の生活が送れるようになるのは何時のことなら・・・と「何時の事やら」が短くなるように応援していますね。
皆さまには「ガンバレ!」と云うより、「もうこれ以上頑張らなくていいんですよ、我々が頑張りますから!」と云いたい気持ちでいっぱいです。

それに福島第一原発の事故について、流出経路の経路調査で流した色素(乳白色の入浴剤?)もどこに行ってしまったのか下流域に痕跡が現れていないとのこと、ピットに流れ込む放射能汚染水を止めようと上流部に対するコンプリートの流し込み、高分子ポリマーやおがくず、切り裂いた新聞紙も何ら効果を出さず、延々と流出が続いている、これらの構造の詳細が分かりませんので明確には言えませんが、今ピットから海に流れ出ているものの上流は別のところ?、多分全体の設置図、構造図、基礎工事図、配管図を参照すれば、何処の部分がどの様に亀裂や外れがあった場合ばどの様になるかが分かるのでは・・・多分これらは全て検討して実施していると信じたいのですが、でも解決しないのは・・・管理区域以外は無頓着で、しかもこれらの図面がもう既に廃棄されて無い、だから入浴剤を流さないと分からない?、もしそうだとすると、彼らの管理能力にはものすごく不安を覚えます。
お願いだから・・・早く海への流出を止めてよね!。

お話を変えて、掲載した画像、精悍な顔つきの犬、これ昨日相生山徳林寺の花まつりに行った折見掛けたワンちゃんで、お聞きしましたら、甲斐犬でクロちゃんという名前でした。
甲斐犬は名前の通り甲斐の国の特に南アルプス山麓で、足腰が強く昔は鹿、猪等の狩猟犬として活躍していた犬で、立ち耳と巻き尾のさすが精悍な姿です。
さてクロちゃんの顔を良くご覧ください、両目の目じりの部分に何かが???、耳がもうひとつあるのかな~、でも違うみたい、眉毛が延びている?でも眉毛だけではない、珍しい!?これ何ですかね。
これ他の甲斐犬でも有るのかなってインターネットで甲斐犬の画像を見てみましたが見当たりませんでした。
もし投稿動画や珍しいものを紹介している番組(ナニコレ珍百景、テレビ朝日)に紹介すれば、このクロちゃんはまたたく間に世界中で人気者になること請け合いです。
ただ、実はクロちゃんと云う名前はお聞きしたのですが、飼い主のお名前等はお聞きしませんでした、残念。

そういえば、数日前3週間ぶりに海上で漂流していたワンちゃんが救助されたとの報道がありました。3週間も海の上で一人で頑張っていたワンちゃんの生命力には驚かされます。
しかも飼い主の方も健在だったようで再会が出来たとのこと、嬉しそうに飼い主の方に甘えている姿に癒されました。名前は「バン」、雌3歳とのことでした。

今回の震災では、数は分かりませんがペットも大変な被害を被っている、放浪しているペットは保護できるものも死亡した数も相当あるのではと思われます。ただ、保護されたペット達を飼い主が現われなかったら引き取るよという申し出も、このバンちゃんの報道をみて増えたとのこと、これは嬉しいですね。

メモ;下記は、このHPで紹介させて頂いたワンちゃん達です。
2010年10月28日の話題;「バーニィズマウンテンドッグ」
2009年10月21日の話題;「警察権の競技会」
2007年10月25日の話題;「ミニチュアダックス、モク君」
2006年8月16日の話題;「ペンギン帽子の水難救助犬、ニューファンドランド犬」
2004年2月22日の話題;「セントバーナード」

”福島第一原発、放射能汚染水流出続く
それに徳林寺の花まつりと「カプセ」”
("Hanamatsuri at Tokurinji")

アルバムへのリンク;「東日本大震災」「お祭り」

hanamatsuri110403

kapuse110403

以前にも話題にしましたが、東電の危機管理体制はどうなっているのでしょうね、もしかすると危機管理体制を作っていなかった?、こんな疑いも持ってしまうほど、レスポンスが遅い、対応が遅い、理路整然な対策も取れていない、しかも間違った情報(放射線量計測値等)を流している、この状態になってくるともう自然災害ではなく人災と言わざるを得ない状態と思いますよ!。

例えば、濃度の計測違い又は計算違い、それにセシウム134をヨウ素134として発表した事等です。
実はヨウ素134は核分裂で生成されたばかりに出てくるもの、これが計測されるということは原子炉内は再臨界状態になっている証拠、これについては原子力安全・保安院から有り得ないと指摘され訂正はしましたが、もし保安院の指摘が間違っていて本当にヨウ素134が計測されたとすれと、原子炉内は燃料棒の溶解とそれが原子炉の底に溜って一部再臨界の状態になっているかもしれない、残っている燃料からすると、もしかするとチェルノブイリを超える原発事故になる「可能性も否定できない(この単語、この頃頻繁に専門家が使っていますね~)」、保安院はこれが本当であることを分かっているが、これが公になると影響が大き過ぎる為、東電の誤計測として処理し、正確な情報は先延ばししている、こんなことも疑ってしまう自分が怖い・・・です。

さて流出口付近の放射能濃度が一向に減少しない、原因が地震によるピットのひび割れからで、ここに通じている管路をポリマ―、おがくず、新聞紙等で塞ぐこと、それに色素を流して流通経路を探している、でも本日現在成功していないとのことです。

今までの様子は、報道からしか分かりませんが、新たな問題点が日々発見される、その問題点を収拾する作業も行きつ戻りつの状態、しかも全体的な監視体制も手薄、どうしよう困ったな~と混乱しているばかり、やはり危機管理体制ができていない?、指揮命令系統が切れている?、又は指揮監督者の能力不足?、ここまで言ってしまうと失礼にあたるとは思いますが、皆さんはプロなんでしょうと言いたい気持ちです。

それに、もっとハイテク機器を上手に使えばどなんでしょう、例えば、常時人がいなくても分かるようにコントロールルームや危険な個所にビデオカメラをセットしてより安全な遠地で監視しないのか?、それに災害用ロボットを利用するとか(防災モニタリングロボットは待機しているみたい、でも東電にはこれを使いこなす能力が無い?)
・・・といろいろ言ってしまいましたが、素人だから言えることとお許しを・・・、現場で実際に作業をされている皆さま、頑張ってくださいね。

お話を突然変え、1年がかりの宿題を今日解決することができました。
何だと思いますか、写真のコゲ茶色の巻き巻きのもの、これはネパールのお菓子で、丁度1年前、相生山徳林寺での花まつりの時、甘茶と一緒に頂いたものです。
その時は、お菓子の名前を「ラカモリ」とお聞きして2010年4月1日2010年4月3日の話題)、確認が取れないまま過ぎていました。

この1週間は今年の徳林寺の花まつりで、今日訪問して昨年と同様に甘茶とこのお菓子を頂き、もう一度このお菓子の名前を確認と、今度はたまたま傍に居たネパールの方にお聞きしてみましたら、チベット、ネパールでは「カプセ(、Kapuse)」と言うのだそうです。
インターネットで検索してみましたら、形も種類もいっぱいあるみたい、特にねじったものはチベットでは「ソッポ」と呼ぶみたいです。

実はこのひねりお菓子をきっかけにして、中国・天津の名物「麻花」を知り、まずは「小麻花」を賞味でき2010年6月5日2010年10月18日の話題)、その後Tさん特製のお菓子に2010年6月26日の話題、ついには、つい先日「麻花」をと、楽しんでしまいました2010年3月19日の話題

世界にはこの様なお菓子はまだたくさん有りそうです。この様な伝統的なお菓子のルーツを探ってゆき、民族の文化とその伝搬過程を解き明かす・・・ドクター論文としてまとめてみようかな・・・ウソですが。

”海岸・沿岸の行方不明の皆さまの捜索、大がかりにスタート
それに中国語クラスの新学期スタート”
("a new school taerm of chinese circle start")

アルバムへのリンク;「東日本大震災」「趣味・好み」

chineseclass110401

東日本大震災、3週間経過しました。死亡が確認された方;11,734人、そのうち身元が確認された方;9,434人、ご家族から届け出があってまだ行方不明の方;16,375人、この数はもっと増える見込みとのことです(12:00のNHK報道による)。

行方不明の皆さまは、地震のよる崩壊で、地域によっては火災で、それに津波で、それと津波の引潮によって海にさらわれた方がおいでになる、早く見つかるといいのですが・・。

特に津波の引潮により海にさらわれた皆さまを見つける為の活動は、今までも、海上保安庁の特殊救難隊が行っていましたが、海岸近くの海中は瓦礫の山、しかも海中の視界も最悪、残念ながら遺体として100程度とのことです。これを、自衛隊・米軍共同の25,000人体制で、120機の航空機と60隻の艦艇を使って、福島第一原発の30キロの範囲を除く福島、宮城、岩手の太平洋側海岸と沿岸で組織的に大規模に実施することにしたとの報道がありました。

生存者の発見を願うことは勿論ですが、もし亡くなっていたとしても早く、ご遺族のもとに戻してあげたいですね。

それに今月から新学期です。特に避難所でお子様がおられるご家族は生きて生活してゆくのみ精一杯のところ、この苦労に加えて子ども達の教育も大きく圧し掛かっている、しかもご両親を失った子ども達も居る、子ども達は近所のお友達を失ってしまう、早く解決したい・・・ヒロパパにできることは何かな・・・何時も自問自答してはいるのですが・・・。

将来のお話とはなりますが、この大震災の教訓として、以前話題にした対策をしておく、これは
●日本を大まかにプレート別に分割し、
●別のプレートの(同じ地震で被災する確率が低い地域)、地形、人口の似通った三つ以上の複数の自治体と姉妹都市提携を結ぶ、
●もし姉妹都市提携している自治体が被災した場合、被災しなかった自治体が長期的に、人的サポート、集団移住の受け入れ等のバックアップをする、
●その為の準備、例えば地域交流を深めておくこととか住民記録等のバックアップをそれぞれで定期的に交換し合い更新しておく、
この様な体制を順次広めていったどうなんでしょうね。

さてお話を変えて、今月から新学期、我々の中国語サークルもメンバーが増え新学期を迎え昨日はその初日でした。この様な定常的な日常の生活が送れること、本当に幸福で幸運なこととあらためて感謝です。
丁度、昨日はエイプリルフール、ということでサークルの方が白版に大きな字で「我々は今日全員急用が出来たので、全員お休みだよ、すみませ~ん」と悪戯、講師の高さんはエイプリルフールであることに忘れていて最初は意味がつかめなかったみたい、それから講義内容はテキストから外れ「中国語では「愚人节(yurenjie)」と云うとか等々の世間話に花が咲くことになりました。
文化の違い、習慣の違い等知ること、これも又楽しいものです。

”パーソナル線量計が足りないって!、
今日はエイプリルフール、この時期に悪質なウソは止めて!”
("today is April fool's Day")

アルバムへのリンク;「東日本大震災」

radiation

新たな福島第一原発事故のニュースです、今日はエイプリルフール、だからこれはまさか本当の事とは思いませんでしたよ。
内容は、通常5,000個あったアラーム付き個人線量計が津波で壊れ、使えるものが320個になっていた、管理区域での作業手順では全員が保持することを決めていたが、これも改定し、作業員がこの数を上回る場合はグループで1個としていた(何時誰が改定したかの報道がありませんでしたが)、現在述べ800人を超える作業員で一個づつ持つことが不可能になった、このため不安を訴える作業員がおられ作業現場を離れる方も出始めた、またはこれにより作業が遅れた/遅れる、とのことです。

通常状態で必要だったから5,000個用意していた、事故が起こればもっと数が必要になるはず、数えてみたら320個しかない、それでは直ぐに補充すればいいものを・・・と、何故こんな簡単な事が出来ていないのか?と不思議です。
まさか作業の遅れを線量計不足で逃げている訳でもないと信じていますし、線量計の保管管理を担当する人を任命していなかった訳ではないと思われますが、責任者がその責務を果たしていなかった、その上司も人任せで気配りがない、昨日も述べましたが2011年3月31日の話題、作業手順にしてもその進行状況にしても後追いの作業ばかり、いったい東電の組織はどうなっているのでしょうね。
多分東電の管理者の皆さんは、今回の事故は、地震・津波による自然災害だからということがベースで、しかも原子力安全・保安院の言う通りしていれば叱られる・責められることも無い、どうも自らこの事態を収拾する意欲が薄れている(意欲が無いとは言いませんが)のではと疑いたくなります。
この状態をみているとこれは自然災害ではなく人災に変わりつつあると言えるのでは・・・。

同時に、今回の計画停電にしても、計画停電という名前を使っておけば、「労働基準法第26条・休業手当」を好い事にして停電による休業や損害に対する補償もしなくて済む、だから「計画停電々々々々」と大声を出して騒いでいる、確かに需要量が供給量を上回れば何処かの変電所で異常事態が起こりこれが飛び火し広域に拡がる可能性がありうることも理解できますが、これだってその変電所管内だけで飛び火しない様にする為の技術の問題でこれの設置を怠っているだけのお話で、インターネットのネットワーク技術を真似すれば出来そうな気がします。
だから、この一連の事故が最初は地震と津波であったとしてもこの処理過程をみていると人災に等しい、補償を東電がすべき、といっても東電一社では無理、電力各社も分担することになる、そうなると電力料金の値上げがありそう、それに東電は国有会社に、最終的に全国民に負担が掛ってくる、東電の管理者の皆さんは個人的に責められることは無いと悠長に構えているのかな~?、・・・こんなこと言いたくなかったのですが・・・。

それでは現場で使っているポケット線量計は何を使っているのでしょうね。ヨウ素131とセシウム137から出てくるβ線とγ線が計れるものであることは確かとは思いますが、メーカ名・モデル名は分かりません。
世の中には、ポケット線量計を含め線量計はX線技術者が使っているフィルムタイプのもの等沢山ありますが、現在世界的に放射線測定器がバカ売れで品薄状態、インターネットで検索してみましたら、「売り切れ」とか「納期が掛ります」との断り書き付きでした、ヒロパパは買うつもりはありませんが・・。

もうひとつ、昨日までは今回の震災名をここでは「東北関東大震災」と云ってきましたが。今日正式名として「東日本大震災」と決まったそうです。それに地震そのものは「東北地方太平洋沖地震」で、これは気象庁が命名したものです。