2013年6月のつぶやき
世の中には、綺麗なもの、不思議なこと、奇妙なこと、可笑しいことがいっぱいですね。
気がついた折紹介しています。
2013年6月30日

”我が家のパイナップル、その後”
(my pineapple)

アルバムへのリンク;「植物・花ー夏」
pine130630
我が家のパイナップル、今日現在の様子です。
毎日眺めていると分かり難いのですが、以前の様子と見比べると少ずつですが生長している様子が分かります2013年5月18日の話題)、嬉しいですね~。

さてパイナップルの花ってどんな花?、一応インターネットから、写真の黒い髭の生えた球形部分が開いて花弁が出てくるはず、その後、花序の軸の周りの付け根の部分が肥大し、多量の汁を含むようになったもので(受粉の有無にかかわらずだそうですが)あの美味しいパイナップルとなる、現在は約3cm程度ですので、お店で売られているパイナップルにはなりえない、所謂パイナップルモドキでしょうが、少なくとも花は見たいな!と楽しみにしています。

さて、毎度のことながら疑問が頭をもたげています。
それは、パイナップルは集合花の先端から又葉っぱが生長している、これをそのまま放っておいたら3年後ぐらいに又花が咲くのでしょうか?、確認する為には、そのまま放っておけ?、それとも、今回と同様、一端果実の先端部(新しい葉っぱの基部)を切り取って発根させて、生長させる?、それでもやはり3年間は必要そう・・・・又3年間か~、それにこれを確認したからと云って何になるの?、気分が向いたらということで、これについてはウヤムヤかな・・・・。

この様に集合花の先端から又枝が伸び花を付けるのは、先日の「ブラシノキ」も同じ2012年5月26日の話題)、カカオみたいに幹に直接花を付け(幹生花;かんせいか)果実になるものはあるにしても、同じ様に集合花のタンポポ、それに多花果といわれるクワやイチジクでもこの様相は無い、不思議がいっぱいですが、素人のヒロパパにはこれ以上の解明は無理かな~。

”ツクシンボ、そうではありません、トクサです”
(one of the equisetum)

アルバムへのリンク;「植物・花ー夏」
tokusa130628
見知らぬお宅の庭先に、まるで「ツクシンボ」と瓜二つ、「トクサ(砥草、木賊、シダ植物、トクサ科)」が花を付けていましたので、撮影してしまいました、これ盗撮なのでしょうね。
「ツクシンボ」2012年3月14日の話題)は、その後枯れ、全く似ていない「スギナ」が生長しますが、この「トクサ」はそのままあたらしく形の違う植物体が生長するわけでもない、同じ仲間なのに何が違うのでしょうね、でも、この分類は人が勝手に分けただけ、そうそう自然は単純ではないよってことなのでしょう。

この花みたいなもの(正式には「胞子葉群」というみたいです)の中は胞子が詰まっている?、ということは以前見た「ツクシ」の胞子2012年3月22日の話題)と同じなのかな?、顕微鏡で覗くと胞子が踊っている?、見てみたいな、ただここのものを刈り取ることは泥棒行為、勇気を出してこのお宅に「一つ下さい」ってお願いできるかどうか、ウジウジ・・・。

花は分かった、それでは葉っぱは何処?、節の下側のはかま状のものが葉っぱだそうです。植物ですので光合成が必要、只この葉っぱでは無理、多分茎の部分でなのでしょう。それに何故ケイ酸を蓄積して表皮部分が硬化しているのは、自分の身を守るため?、それにしては節で離れやすい、これもトカゲがしっぽを切り離すみたいに自分の身を守るため?、いろいろ見ていると不思議がいっぱい詰まった植物です。

さてこの硬化した茎を煮て乾燥させたものは、ムクノキの葉っぱの裏側と同様、古くから研磨剤としても使われていたとのこと、その細かさは#100?、#500?、それとも#1000?、これも確認した事に加わってしまいました、宿題ばかり増えて仕上げるのがおぼつかない、困りました。

参考;
●名前の一つ木賊(もくぞく)は、中国名「木贼(muzei)」をそのまま表記したものです。
●文頭「瓜二つ」の語源は、「瓜を二つに割った時似ているから」で他の野菜や果物が選ばれなかった理由は、「瓜実顔(うりざねがお)」等 昔からの美人の例えから、この言葉は、好ましい似方をしている場合で悪い似方には使わないとのことです。

参照サイト;
「木賊やすりの作り方」

”月の写真、やっと撮れた”
(a photograph of moon)

アルバムへのリンク;「戯言」
先日23日はスーパームーンだった2013年6月23日の話題)、24~26日は雨や曇りでお月さまは隠れたままだったのが、昨日曇り空ながらやっと顔をだし、それではと、すでに満月の状態ではなかった(月の出が21時頃)にしても、お月さまの撮影に挑戦してみました。

プロの皆さんからは、これはお月さまの写真とは言えないよ!と云われそうですが、一応これでも苦労したんです。
まずカメラに300mmの望遠レンズを取り付け三脚にセット、マグファインダーと振動を防ぐためリモートシャッターを接続、いつもはオート撮影のつまみをマニュアルにセット、この状態でフィルム感度を僅かな明暗を写し込む為に最低の方が良さそうとASA;200に、後はシャッタースピードを変えながらで多分2・30回はシャッターを切ってみました。
左が、今回のテストでは最高の出来のもの、シャッタースピード;1/30でこれ以外は薄暗くなったり明るすぎたりの結果でした(右は僅かにシャッタースピードが遅いので明る過ぎ明暗が出ていない)。
只、今回はこれで撮れたとしても、多分お月さまの明るさによりシャッタースピードを最適なものにしないとダメなんでしょう、でもこれからお月さまの撮影とか夜空の撮影とかには今回の経験を生かすことが出来そうです。
それに、流れ星の撮影は無理にしても、半円状に動くお星さまの軌跡も撮ってみたい、多分絞りを極端に絞り込んでシャッターは開放かなと思っています。

”梅雨の合間の皐月晴れ
それに堀越二郎さんの終戦当日の日誌”
(a diary by Jiro Horikosi)

アルバムへのリンク;「戯言」
今日は梅雨にも関わらず過ごし易い晴れ、これ”皐月晴れ”?、旧暦では今日は5月19日だから多分”皐月晴れ”と表現しても間違いではないと思っていますが・・。
お天気が良ければやはり外出、と云ってもいつもの徘徊・放浪ですが、久しぶりに航空発祥記念館(所沢市)に足を運んでみました。

ここは以前ゼロ戦の展示を見に行った2013年2月9日の話題)、只、ゼロ戦の展示が延長され(9月1日まで?)、ゼロ戦の設計責任者;堀越二郎さんの関係書類の展示もある(6月22日~9月1日)、その他エンジン始動とタキシング(地上走行)が8月28日~31日予定されているとのことです(詳しくは下記)。

掲載した画像は、展示してあった昭和20年8月15日の堀越二郎さんの日誌の全文、文章を読んでみると太平洋開戦前から開戦・終戦に至るまでの国民の気持ちを良く表しているのではと、撮影禁止の表示が有りませんでしたので写してきてしまいました(大きめな画像を掲載してありますので拡大してご覧ください)。

ここで表現されているように、「徐々に開戦も已むを得ない雰囲気が作り上げられた・・」、「敗戦までゆかぬうちに政府は手をうつのだろうと、漠然と考えてきた国民大衆は・・」、「・・・戦勝国民にも日本国民にも、この反省がなければ・・・日本人はもとより世界人類ににとって得策ではない」、「誠実にして叡知ある、愛国の政治家出でよ」、これらの言葉から、自由に考え自由に発言し意見交換できることが、しかも、この為に自分自身で調べ良く理解すること等々がいかに重要かが分かります。
日本国内でみればマスメディアの報道管制/規制、その他極端な思想に固まったメディアはほぼ無いであろう、教育現場でも偏った教育はなされてはいないだろうとは信じてはいますが、これらを感じ取る自分自身の感度を磨いておくことが重要なのでしょうね。

附け加えて、来月下旬から公開される「風たちぬ(宮崎駿監督作品)」に”堀越二郎と掘辰雄に敬意を込めて”とのサブタイトルが付記されています。
この作品を紹介するサイト(下記)より、堀越二郎さんの半生の実話に沿って、掘辰雄さん(作家、1904-1953)の「風立ちぬ」のストーリーをリメイクしたとのことです。
それではパンフレットに描かれている飛行機は、ゼロ戦?、翼が曲がっているからゼロ戦ではない、それでは「九六式艦上戦闘機(初飛行;1935年、ゼロ戦の初飛行は1939年)」かな?、これも違うみたい、では想像上の飛行機かな?、これについては「マッ!イイか」にしています。

参照サイト;
「航空発祥記念館」
「風立ちぬ」

”三相3線式送電 ”
(some power line)

アルバムへのリンク;「戯言」
昨日の続き・・・ねこバスが通過した送電線や鉄塔、それにメイが迷子になりお地蔵様の近くで坐っているシーンに描かれている送電線と鉄塔が、架空地線は一本で2回線と説明しましたが、これの意味を説明させて頂きます。

皆さまの近くにも送電線やその鉄塔を見掛ける事が出来ると思います。
鉄のむき出しの何の飾り気みない鉄塔に電線を渡しているだけですが、インターネット上で調べて見ると、送電線や鉄塔のマニアがいっぱい、確かに、よくよく見ていると鉄塔の間を渡っている送電線の曲線(カテナリ―曲線)の優美さやそれぞれの鉄塔のちょっとした違いが分かってくると何となく愛着がわいてくる、肯けます。

ということで、全ての説明は紙面が足りませんので避け、代表的な例で、昨日の宿題を片付ける事にします。

掲載した写真は我がF'sF博物館から見ることが出来ている鉄塔と送電線で、鉄塔は全てが四角鉄塔(鉄塔の種類はこれ以外にもいっぱいあります)、一番上には送電する電圧に因り避雷用の導線(架空地線と呼びます)が一本のものと二本のものがあります。
それでは送電線そのものは何本が普通なの?、現在、国内では発電所で発電したままの「三相3線式(120度づつ位相のづれたものを3本の導線を通して)」で送電しているケースが殆どで、この3本一組を1回線と呼び、6本あれば2回線、写真の東大和線は12本あるので4回線となります。又、同じ位相のものを2本又はそれ以上の導線に分けて送電する場合もあります。

それでは皆様のご家庭の電気はどうなっている?、普通は単相3線式で配電されていて、AC(交流)100ボルトで明かりやテレビを、エアコンや温水器等で一部200ボルトを利用している状態です。
只、このF'sF博物館の様に40~50年前の建物は単相2線式、この場合200ボルトが取り出せないことになり失敗をしてしまった2013年5月1日の話題)・・・といろいろ説明をしましたが、電気関係は目に見えないからか説明が難しい~、説明が下手でごめんなさい!。

”サツキとメイの家は何処? ”
(where is the house of Kusakabe-family)

アルバムへのリンク;「街角スナップ」
サツキとメイの家(草壁家)は何処にあったのでしょうね?、先日話題にしたねこバスの路線解明の推測に加えて2013年6月18日の話題)、今度は草壁家のあった場所の調査です。

掲載した地図がそれ、七国山病院があったと推定される現在の白十字病院と新山手病院のある場所まで徒歩で2.5時間~3時間の地域、この地域にあったのではと推定して、さらに掘り下げてみようと考えています。
何故このエリアにしたのかは、「となりのトトロ」の会話の中で「七国山病院は大人でも3時間かかる」があり、歩行時速を4.8キロとして、直線距離で表した場合は半分程度の距離とし、もうひとつ、映像で表現されている太陽の位置、夕焼けの位置から真西から北西の方向の範囲と決めつけ描いたものです。

これからの調査は、この地域内で、草壁家から見えている立派なクスノキ(トトロの寝床?)や、入口の石橋の掛った小川、一番近い前沢行き「稲荷前」というバス停、それにメイのものかと思われたサンダルが発見された新池(溜池)、これらの有無をこの地域で探すことにしています。

調査した結果で位置関係が解明されれば、例えば2両連結んの電車が狭山線なのか西武園線なのか、送電線が岡部境線なのか只見幹線なのか東大和線なのかも類推できることになります。
結論はまだ早いのですが、ねこバスが使った送電線については、現時点では、送電線の鉄塔が先のとがったもので、架空地線(一番上の避雷用電線)が一本、しかも単線で2回線(詳しくは別の機会に説明します)なので多分岡部境線なのでは、しかも何時も3人がお母さんのお見舞いに七国山病院を訪れるルートでは、眼下に七国山病院を見降ろしている、多分現在の八国山緑地の東端の一部を通っている、それに電車は、今回の推定範囲から狭山線のほうではないか、この様なことを想像しています。

本当のところ・・・我がF'sF博物館の付近の草壁家が存在した事を期待したのですが、扇型の地域にはあるものの距離が近すぎる、残念・・・、只、雨降りの日に傘をもってバス停で御父さんの帰りを待っていた時現れたトトロが頭にのせていた葉っぱは、もしかしたら所沢の地名の由来となった「トコロ(オニドコロ/ヤマイモ科)」2013年5月19日の話題)の葉っぱかな?、とすると「トトロ」は「トロ―ル」ではなく「トコロザワ」の「トコロ」が「トトロ」に訛ったことも考えられる・・・なんて考えながら、梅雨のうっとうしさを振り払っています。

”武甲山 ”
(mt.Bukouzan)

アルバムへのリンク;「風景自然」
昨日の続き、昨日は美の山公園から北方向の風景を紹介させていただきましたが、今日は南方向の風景です。
美の山公園に到着し、南方向を眺めた途端、「アレ~!、あれは何?」の状態、掲載した写真をご覧ください、積み木を重ねた?、レゴを組み合わせた?、石段や段々畑?まがいの向かいの山、展望台の看板には武甲山との説明がありましたが、「ウツボグサ」の下調べをしたものの秩父付近については無頓着で、帰宅後調べてみました。

この武甲山は、大昔のサンゴが堆積した地層で、現在も採掘中の良質の石灰岩の産地とのことです。
昨日の記事で標高が1,304メータと記載しましたが、最初は1,336メータあり、そこに三角点を設置した、ところが頂上付近も採掘が続き、そこが1,295メータとなった、この時点で付近の他の地点でもっと高いところが出来て三角点を移し現在の標高;1,304メータと決めたとの経緯があったみたいです。

それでは、どうやって採掘しているの?が下の図(秩父石灰工業のHPより転載・下記参照サイト)で、標高;1,000メータから上の部分は薄く石灰岩を残して既に採掘終了、現在標高300メータの取り出し口から1,000メータまでの石灰岩の層を最終残壁と記載してある位置までこれからも採掘を続けるのでしょう、将来山の北側が薄っぺらくなる、その下に広い平原が出来るのかな?。

そう云えば、新幹線に乗っている時、伊吹山2011年12月24日の話題)付近でも同じ光景を目にしたことがあります。
ここも地質は石灰岩で、伊吹山も、近くの金生山(大垣市)も山の形が変わる程採掘されてしまっている、ここや武甲山で採掘された石灰岩がセメントとなって今度は都市にビルの山を築いている、人はなんと身勝手な生き物か!、ヒロパパもその恩恵を受けている事は充分分かっていながら・・ですが。

参照サイト;
「秩父石灰工業(http://www.titi-lime.co.jp/Factory/Bukou.html)」

”ウツボグサ、見ッケ! ”
(Utsugusa with Maru-Hanabachi)

アルバムへのリンク;「植物・花ー夏」「小鳥・動物・昆虫」
宿題となっていた「ウツボグサ(靫草、シソ科、別名;夏枯草・カゴソウ」(直線の話題;2013年6月20日の話題を昨日目にする事ができました。

見掛けた場所は、予定していた美の山公園、車で片道2時間程度の秩父の山奥でしたが道案内の標識も整備されていて迷う事も無く到着、園内をウロウロして、これから最盛期と思われるアジサイはいっぱい、にもかかわらず「ウツボグサ」は見つからず、諦めての帰りがけに発見、これから次々に開花してゆきそうな状態でラッキィーでした。

これで夏至、小暑、大暑の七十二候に詠まれているこの「ウツボグサ」、それに「アヤメ」、「カラスビシャク」2012年6月25日の話題、「ハス」、「桐の花」2011年7月14日の話題は全て実際見る事が出来たことになります。

さてこの美の山公園は標高587メ―タ程度で、又別の機会に紹介させていただきますが、眼下に、南側は秩父の街並みや武甲山(1304メータ)が、北側はまるでアルプスの風景みたいな景色が広がっていました(下の写真)。

もうひとつ、カメラを向けている最中に花蜂が来訪、お尻の部分が縞模様だったので「トラマルハナバチ」と思っています。

お話が変わりますが、昨晩のお月さまは綺麗でした。これを見ながら、そうえいば明日(今日の事)がスーパームーン(もっとも遠い時より距離で1割り縮まり、大きさで約14パーセント大きく見える)だった、昨晩は今日のお天気は分からないので双眼鏡(天体望遠鏡は無い)で覗いたり、写真を撮ってみたりをしてみました。
双眼鏡では確かに何時より綺麗に見えるにしても、我がカメラでは望遠レンズを装着してシャッタースピードや感度を調節しても、明るい白い点が写るだけで写真撮影は失敗、次のチャンスは来年(2014年)8月11日午前3時頃とのことでこの時に又挑戦することになりそうです。
でも忘れないようにしないと、それに寝てしまわわないようにしないととは思っても・・・忘れそう~。

”久しぶりの富士山 ”
(The inheritance around Mt. Fuji was registered into a World Cultural Heritage today)

アルバムへのリンク;「戯言」
梅雨に入ってからトンと顔を見せてくれなかった富士山が、珍しく今朝恥ずかしげに少し顔を見せてくれていました。
エ!何故だろう?・・・・思い当たるふしが、今日は富士山が世界遺産に登録されるかどうか決まる日(直前の話題;2013年5月3日の話題、富士山は、登録されることを歓迎して元気だよ!って、それとも逆の気持ちなのか?は定かではありませんが、梅雨空の合間にもめげず顔を見せてくれていました。
とにかく三保ノ松原も含めて世界遺産に登録された、多分観光客は増える、でも環境破壊は厳しくチェックが入るはず、訪れる皆さんゴミの持ち帰りは勿論ですが、持ち帰れない排泄物も山小屋や公衆トイレは、現在は全てがバイオトイレ(直前の話題;2011年10月30日の話題になっていると聞いている、あとは、登山する皆さんに対しては、富士山は3,776メータの山であることを理解して、高山病や遭難に対する安全対策に対する備えが必要になるを周知すること、異常に観光客が増えすぎた場合は車や人の量規制をすれば、不安は残りますが現在より悪くなることはないであろうと考える事にしています。

一応富士山が顔を見せてくれたことは、富士山自身も喜んだと考える事にしていますが、夕方今年初めて虹をみました。
この虹、何故かほんの一部分だけで不思議な虹、雨の粒がこの部分しかなかった為と思われますが、虹も富士山の世界遺産登録を喜んだのかな?。

”「気づいて!」ステッカー、第一版完成 ”
(a sticker attaching for lost articles)

アルバムへのリンク;「戯言」
以前、住宅地で忘れ物?、落し物?を見掛けた際の粋な計らいに出会ってから2013年5月30日の話題、自分で作ってみようかなと考えていた、自称;「気づいて!」ステッカー、これの第一版を作ってみました。

掲載した画像がそれ、A4用紙の1/9の大きさで、紙面には「気づいて!」の文字と、ハート形風船のデザインに、「Here fou You」、「Stand by Me」、これを耐水性の紙に印刷し、動物の形をあしらったクリップを取り付けたもので、使い方は、落し物や忘れ物を見掛けた場合、これを取り付け又は貼り付け、発見場所に近い目立つ場所に置いておこうというものです。

只、貴重品は届け出となりますので利用できるのは身の回り品の帽子とかスカーフとか先日のぬいぐるみ的なものだけなのですが、落とした又は忘れたことに気づいて、戻って来た時これを見掛ければ喜んでもらえるのではと思います。

そう云えば先月拾った落し物の遠足の資料2013年5月27日の話題は、落とし主が分かったので郵送しましたが、昨日学年担当の先生から丁寧なお礼の手紙が届きました。

考えてみるとこの様に、先月は2回程、落し物又は忘れものに出会った事になる、外出する際は、2・3枚は常に持ち歩いて、機会があったら試してみようかなと考えています。

出来あがってから・・・発見した日時を書き込める欄が有った方が良かったなとか透明な袋も持ち歩かないと等々、第二版に向けて改善点がもう出てきてしまっています。ヒロパパは忘れ物探し係ではないのですが・・。

”明日は「夏至」 ”
(shichi-jyu-ni-kou;a traditional calender of conversing with nature)

アルバムへのリンク;「戯言」
昨年の夏至からスタートしていた二十四節季七十二候を読み解いてみようという試み2012年7月8日の話題が1年経過しました。
まずは、ヒロパパにとって難解な述語や単語を理解し、理解できた部分については現実と比較して確かめる事、理解できない部分については宿題として継続調査してゆく、これの繰り返しで1年経過、今年は宿題として残ってしまったものを中心に解決してゆこう・・・というフェーズに移ることにしています。

さて昨年の夏至、小暑、大暑で見落としたものが「ウツボグサ」、何処か近くで見れるところはあるのかな?、インターネットで調べてみましたら、ありました「美の山公園(蓑山山頂に広がる公園・埼玉県秩父市)」で見れる?、勿論もっと近くで見れるのかもしれませんが、紹介するサイト(下記)の情報では確実見たい、晴れ間を狙って遠出してみようかな・・・それにしても遠そうです。
まず入間までは463号線、その後、飯能経由秩父までは299号線、秩父市内で右折して彩甲斐街道(140号線)を秩父鉄道に沿って北上、和銅黒谷駅を過ぎたところで右折して山道へ、突き当りが「美の山公園」、この公園は桜でも有名で、今の時期は他の野草もいっぱいありそう、天候の良い時をねらって本当に実行してみようかと考えています。

只七十二候では”ウツボグサが枯れる時期”となっている、急がなくっちゃ!。

お断り;画像は昨年のもので、今年の日付けで昨年と異なるものは、「半夏生」;7月2日~、「大暑」;7月23日~です。

参照サイト;
「美の山公園」(埼玉県秩父市)

”公園内の植木や花壇の手入れ ”
(a volunteer activity at Sayama-Park)

アルバムへのリンク;「ボランティア―」
写真のカメラ目線でオスマシ顔のワンちゃんは、今日狭山公園で出会ったワンちゃん、「お座り!」っていうと必ずこの恰好で坐るのだそうです。名前をお聞きするのは忘れてしまいましたが。
・・・という事は、今日は狭山公園(多摩湖の東側堤防下の公園です)へ行っていたのか?、その通り、この公園内の花壇や樹木の手入れのお手伝いに、前回の八国山緑地の笹刈りに2013年6月8日の話題に引き続いて参加してきました。

ヒロパパの作業は主に散策路に植わっている梅の木の、梅の収穫と枝の剪定、簡単な作業でしたが、高いところの枝を払う仲間の方には、この作業をまとめていた二人の可愛いお嬢さんから「危ない!、危ない!、そこはやらなくていいから!」との声が飛び交っていました。
実は、この二人のお嬢さんは前回の作業にもまとめ役をして頂いた方で、”美人ご紹介”としてここで話題にしたかったのですが、断られてしまいました、一応イニシャルだけ、KさんとNさんなのです。

さて、その都度話題にしている七十二候では2013年4月29日;立夏以降の七十二候、6月10日が「腐草為蛍」、それに先日6月15日が「梅子黄」で、先日の蛍の話題2013年6月15日と今日の梅の収穫も、二十四節季七十二候の季節感と一致、捨てたものではないと改めて認識した次第です。

外での作業は1時間程度だった為か目的の”汗を流す”程度は半分ぐらいでしたが、その後は部屋でヒロパパにとっては苦手な工作でした。
何かというと、花壇から切り取ったラベンダーを使って「ラベンダー・バンドルズ」作り、不器用ながら一応完成(写真)、今、部屋の中はかすかにラベンダーの香りが漂っています。

追記(2013年7月3日);掲載したわんちゃんの名前が分かりました「カリン」ちゃんだそうです。
今日は狭山公園にての作業日、又お会いでき名前をお聞きすることができました。
カリンと云えば、種から育てた我が家のカリンは既に里子に出し全て出払った2013年4月2日;カリンの花、開花宣言、それに3年前(2010年)5月に、お名前が「カリン」ちゃん(当時小学校6年生)に里親になって頂いた、もう3年になるのでカリンちゃんは現在は高校1年生、月日が経つのは早いものですね。

”ねこバスの運行路線の確認(その二) ”
(investigation into a bus line of Neko-Bus,No.2)

アルバムへのリンク;「街角スナップ」
ねこバスの運行路線を確認しようと開始した調査の一部の、八国山緑地の高圧送電線の位置について (直近の話題;2013年6月16日、先日までは夫々の経度や緯度の位置情報を元にプロットしてゆけば分かると考えていましたが、もっと簡単な方法を偶然見つけることができました。

上の画像は、いつも必要な時参照しているYahooの地図、八国山緑地の一部の航空写真ですが、ご覧ください、なんと高圧送電線の通っている部分に上空からでもはっきり分かる筋が見えています。

使っている航空写真が、もし冬季だったら分かり難かったかもしれませんが、たまたま春から夏撮影されたものでラッキィーだった、何故筋が見えるかは、高圧送電線のケーブルを樹木や他のものと隔離しなくてはならないという「電気設備技術基準」によるもので、例えば只見幹線(電源開発)の場合、電圧が275kVで隔離距離は4.64m、東大和線(東電)の場合、同様に66kVで2.12m等、この隔離を行うためにその時の所有者の了解を得て夫々の企業が生長を考慮しながら伐採作業をしている、従って森林の一部だけ樹高が低くなっていて上空からは筋に見える、この様な理由に因るものです。

そこで八国山緑地を横切っている高圧送電線の三線路について、鉄塔の位置とその番号を書きこんでみました(下の画像)。

メイとサツキがねこバスに乗せてもらって行った「七国山病院」は、現在の「新山手病院」と「東京白十字病院」のエリアにあったはず、狭山湖近くから何処を通って、しかもどの送電線を使ってこの病院まで行ったのか、並行して走った電車が東村山から西武園までの西武園線なのか、それとももっと範囲を広げて西所沢から西武球場前までの狭山線なのか等々、現在周辺は宅地開発されていますので昔の面影は残っていない中、この地区の資料館等にも通って、昔の田畑の様子も参考にしながらこれからも調査が続けることにしています。

”コクワちゃんは間違い、アオドウちゃんでした ”
(Aodougane、Anomala albopilosa)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」
「コクワちゃんは間違い、アオドウちゃんでした」、一体何のお話し?・・・以前、サヨちゃんの里親になって頂いたTさんに (直近の話題;2013年5月6日、サヨちゃんに加えてコクワちゃんの里親も引き受けて頂いた(直近の話題;2013年4月16日、このコクワちゃん(「コクワガタ」の幼虫)とヒロパパは信じ込んでいた幼虫がなんと「アオドウガネ」であった、このご連絡を昨日Tさんより頂きました(写真もTさん撮影のもの)。

この思い違いは、ヒロパパの無知によるもの、「カブトムシ」の幼虫2011年2月26日の話題)より小さい、だから「クワガタ」との単純発想しかしなかった、これが原因で、もっと注意を払うべきことは、幼虫の段階で、それがどこにいたのかが問題で、このコクワちゃんをどこで出会ったのかをとんと覚えていなかった、
要約すると、●カブトムシやカナブン;堆肥や腐葉土、●クワガタは朽木の中、●コガネムシの仲間;土の中(植物の根を食べる)
Tさんからは、甲虫の幼虫は分かり難いとの優しい言葉を頂いてしまいましたが、これからはどこで出会ったかも忘れないようにしないと、が今回学習したポイントです。

このアオドウちゃんは、早速Tさんにより、故郷の東山の森に送り届けて頂いたみたい、ひとまず安心、Tさん、ご迷惑をおかけしました、ありがとうございました。

”高所恐怖症?、ねこバスの運行路線の確認(その一) ”
(investigation into a bus line of Neko-Bus)

アルバムへのリンク;「街角スナップ」
ヒロパパは少し高所恐怖症気味かもしれませんが、足が地に付いていないと不安、でも頑張って今日は西武園にある観覧車2013年5月25日の話題)に乗ってみました、お孫ちゃん達が来た時の為の予行演習を兼ねて、本当の目的は、八国山緑地を横切っている高圧送電線の様子と (直近の話題;2013年6月10日、それに「F'sF博物館」から見えるのだから観覧車からも見えるはず、これらを確かめる為です。
現地に到着して、観覧車かジャイロタワー(80メータ)どちらにしようかなと迷った挙句、目的とする八国山緑地に近いには観覧車、だからなのですが、両方に乗れば!のお声ごもっとも、機会をみてジャイロタワーにも挑戦してみます。

さて、観覧車に乗るのは、万博の時2005年9月24日の話題)とその後万博跡地での様子を見る為乗った2006年7月20日の話題)のが最後で久しぶり、地上62メータ(標高では約210メータ程度)との説明がありましたが、坐り直すたびにゴンドラが傾く、やはりヒロパパは高所恐怖症みたいです。

上の写真は現在の多摩湖の様子、想像通り水位が下がりところどころ島が現れてきています。遠くは多分奥多摩や丹沢の山並み、今度挑戦してみたいジャイロタワーは展望室が最高地点まで上がっています。

真ん中の写真は、西武園の中と競輪場、プール開きはまだみたいでしたがスキージャンプの施設で皆さん、滑って水にポチャンを楽しんでいました。

さてさて目的はかなえられたのか?、我が「F'sF博物館」は色や形に特徴があればですが皆目分からず、何か目印的なものが必要かもしれません。でも送電線についてはある程度の予想をすることができました。

観察した結果、4系統の送電線の内3系統が八国山緑地を横切っている、西側が「岡部境線」、真ん中を「只見幹線」が、東側に「東大和線」、まずこれだけは確認できました。
それではどの様な横切り方をしているのか?、これについては次の課題として、まずは該当する鉄塔とその前後の鉄塔を写真に撮る、この写真にはGPSでの位置情報が取得できているはず、この位置情報からGoogleやマップビューを使ってその鉄塔を地図上にプロットしてゆく、こんな計画をしています。

ここで気が付いたことは、全ての送電線が八国山緑地を南北に横切っていて、東西に縦断している送電線は無いみたい、それではトトロの森(西側狭山湖周辺)から七ッ国山病院(八国山緑地東側)に行く為に、ねこバスは送電線を跨いで走ったのか、これらを含め位置情報を明確にしてねこバスの走行履歴を明らかにしてゆきます。
多分今までの通説と異なる新説?、珍説?、奇説?が飛びだすのかもしれません、期待していてください。

追記;誤りがありました、八国山緑地を横切っている送電線は、東から「岡部境線」、「只見幹線」、「東大和線」で、本文の東西は逆です、すみませ~ん。

”初めての蛍 ”
(a firefly at Azuma-kawa)

アルバムへのリンク;「街角スナップ」
写真は、徒歩20分程度のところを流れている東川(あずまがわ・所沢市)、ここで今年初めての蛍を見る事ができました。
見たのは源氏蛍と平家蛍の両方、毎年、時期になると通っていた相生山緑地(名古屋市天白区)の姫蛍2009年6月3日の話題)と同様、ナカナカ見応えがありました。
ここでお断り・・・蛍の写真と云えば、暗い中、光跡を残した蛍の写真を想像します。ヒロパパもカメラを予めバルブ(シャッター開放)、感度を最高にセットして、しかも三脚持参で撮影を試みましたが、なにせ人出が多く三脚をセットする場所が無い、手に持って撮影を試みましたが手ぶれで背景までボケてしまっている、ということで昼間撮影した小川の様子だけになってしまいました。

”初めて”とは、ヒロパパにとって今年初めてという意味と、もうひとつ、この東川では今年初めて蛍をここに放ったみたとのことです。
この東川で活動する「東川の自然を愛する会」が環境の保全の活動されていた、水質が改善され、カワニナ、タニシも住みつくようになった、その成果として今年初めて蛍を放ってみようと計画し源氏蛍と平家蛍を300匹育て、今日は放った、数年して蛍が住みついていれば自然環境が改善した証拠となる、蛍の皆さんには御苦労を掛ける事になりますが、この様な意図みたいです。
多分来年以降も継続的に蛍を放ってゆく活動をされるものと思いますが、自然発生的にでのお話は10年ぐらい掛るのでしょうか、地道な活動が必要なのでしょうね。

でも少し気になることがあります。
育てている蛍は何処から来たの?、蛍そのものはこの地域は生息可能であり多分昔はいっぱいいた、それに近いものであればまだ良いにしても、餌となる貝類にもし外来種の「コモチカワツボ」なんかが混ざっていたらとんでもない影響を及ぼすかもしれない、プロの皆さんですので注意深く活動しているものと期待しています。

”八重のどくだみ ”
(a Dokudami with many petals)

アルバムへのリンク;「植物・花ー夏」
徘徊を繰り返していると様々のものに出会う事が出来ます、今日は”八重の桜”と云いたいところですが「八重のどくだみ 」です。

良く目にする「ドクダミ」は花弁が四枚、これに対して20枚近く、葉っぱの色や模様の珍しいものの園芸種は知っていましたが、どちらにしても花としてナカナカ見応えがある、道路際にしゃがみ込んで撮影をしてきました。

さて、普通良く目にするドクダミの、雄しべはどれ?、雌しべはどれ?、真ん中の黄色い部分がそれ?・・・・皆さんは既にご存知とは思いますが、前述の”花弁が4枚”はまず間違いで正確には総苞が4枚、真ん中の黄色い部分が集合花でそれぞれの花は花弁は無く、雄しべ3本と雌しべ1本が一つの花、種子は出来るが発芽能力の有無は明確には分かっていない?、地下茎からでも増える、こんな事が分かりました。

それでは、真ん中の黄色い部分をルーペや顕微鏡で見れば一目瞭然、採取して見てみようかなとも思いましたが、この写真を見ただけでもその香り(敢えて臭気とは表現しませんが)が漂って来る感じで、詳細はインターネットを参照してしまいました(下記参照サイト)。

それにこの香り、東南アジアでスパイスとして、このドクダミもコリアンダーも良く利用されている、香りが良く似ているから同じ成分を含んでいるのかな~?、宿題として残ってしまいました。

参照サイト;
「ドクダミのシュート」

”アゲハチョウの幼虫 ”
(a caterpillar of swallowtail butterfly)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」
不審者に注意とかちかんに注意とかの看板にもめげず、道端の野草を見掛けるたびに葉っぱをひっくり返したりとしゃがみ込んでごそごそ、そんな中、見知らぬお家の「サンショウ(山椒)」の一本で発見したのが掲載した写真のアゲハの幼虫です。
食痕がある、何か居るはず・・・居ました、しかも見えているだけでも終令幼虫3匹、若令幼虫3匹、カメラを構えてでしたが、通りすがりの皆さんに奇異な目で見られていた事は確かです。

何故「サンショウ」がそんなに気になるの?、ミカンの木と同様「サンショウ」は「アゲハの皆さん」の美味しいお御馳走、この様に予想していてその通りだと嬉しさ倍増です。

それではこのアゲハは何?、若令幼虫も終令幼虫も以前カラタチの木で出会った「アゲハ(ナミアゲハ)」2008年10月14日2008年7月23日の話題)と同じに見える、だから「アゲハ(ナミアゲハ)」という事にしました。

さて、アゲハには「クロアゲハ」、「モンキアゲハ」、「カラスアゲハ」等々で、成虫だったらまだしも、食草も同じ、幼虫も蛹も似通っている、正確に幼虫の時に見分けるにはと調べてみましたら、参考になるサイト(下記)がありました。
分からないときは、頭部の色や模様、腹部の縞模様を観察し特徴を写真に撮り比較することにします。

参照サイト;
「アゲハの幼虫・見分け方」

”一薬草と八国山緑地の樹木の種類”
(Ichiyakusou)

アルバムへのリンク;「植物・花ー夏」
この数日、台風3号の影響も有りやっと梅雨らしい気候になってきました。うっとうしいと云っては自分勝手、恵みの雨と喜ぶべきなのでしょう。
散策できないこの機会を利用して、部屋でゴソゴソ、先週土曜日のレンジャーガイドウオークの写真の整理です。

掲載したものは、笹刈りの作業中見掛けたもの2013年6月8日の話題、教えて頂きました、「イチヤクソウ(一薬草、常緑多年草)」というのだそうです。
うつむき加減の、雌しべだけが長い小さな花で名前のとおり薬効があり、しかも毎年花を咲かせることは少ない(果実の生長が遅い為?)とのこと、見掛けた事自体ラッキーだったのかもしれません。
ということは、来年この時期(6~7月)、この株が花を付けるのかどうかにみてみたい、といってもこれを記憶力減退中のヒロパパが覚えていられるかどうかの方が心配なのですが。

さてこの八国山緑地にはどんな植物があるのか?、まずは樹木では、大木となった「コナラ」が殆どみたい、その他は以下アイウエオ順に「アオハダ」、「アカシデ」、「アカマツ」、「イヌシデ」、「クヌギ」、「クリ」、「ケヤキ」、「ゴンズイ」、「ネジキ」、「ネムノキ」、「ミズキ」、「ムクノキ」、「ヤマザクラ」、「リョウブ」等々、どれがどの程度の比率で存在するのかはよく分かりませんが・・・。
それにしても、ヒロパパは木を見てその木の名前を判断できるの?、少しは可能でもそんな知識の持ち合わせは無い、白状すると、歩き回っている最中にそれぞれにくっついている名札をメモしただけなのです。

昔の、この八国山緑地付近は、所謂関東ローム層の土壌で、江戸時代から明治・昭和にかけて、農作物への砂塵を防ぐため木を植え、切り倒し薪等に利用してきた、この生活環境が薄れ(7・80年前?)人の介入が無くなり現在に至っているとのことです。
それでは、今後の50年後、100年後どの様に変化してゆくのでしょうね、樹木やここを住み家とする昆虫や動物達の変化を読みとってゆく、もしネガティブスパイラルに陥ってしまっていると考えられる場合対策してゆく・・・そんな理論的に解決できる程自然は単純ではないことは分かります。
まずここを訪れて感じた、コナラの大木が多すぎる、日光が地面まで届いていない、何とかしたいな~・・・という気持ちだけは持ち続けることにします。

”菖蒲祭りとザリガニ捕りに挑戦”
(an iris park at Higasi-Murayama)

アルバムへのリンク;「街角スナップ」
現在、菖蒲祭りを開催中、以前も話題にした2013年5月24日の話題、八国山緑地に近い東村山菖蒲園でです。

湿地の生えていて花の真ん中に黄色い帯状の模様がある、だから花菖蒲、”いづれ菖蒲か杜若”2012年5月13日はもう大丈夫、判別可能に、と云っても花菖蒲祭りなのでだから全てが花菖蒲、単純です。
それにしても夫々特徴のある花の色や形で、しかも名前が又すごい!、栽培家が花の色・形・模様の特徴を表す名前を付けているのでしょうね。

さて、訪問した時(9日日曜日)、花菖蒲の見事さ以上に夢中になってしまった事があります。
ご家族が水路で何かをしている(下の写真)、何だろう?と覗いてみましたら「ザリガニ釣り」でした。
裂きイカを釣り糸に縛りつけ水路に垂らしザリガニをおびき出し、水中でザリガニが裂きイカに近寄り鋏で巣にひっぱりこもうとする、このタイミングでタモですくうもの、面白くってジーッと見てしまいました。
見入っていましたら・・・なんと小さなお嬢ちゃん(小学校3年生)がヒロパパの”自分でもやりたいな”の心を読みとったのか、「ハイド―ゾ」って道具一式を貸してくれました、嬉しくってすぐ飛びついてしまいました。
傍を通ったおっさんから、「昨日の晩酌の食べ残しで新しいものなんだろうな、旧いものではダメだよ」とか冗談を云われながら頑張ってみました、が、残念釣果なし、でもそのご家族はアメリカザリガニ、沢海老(ヤマトヌマエビ?)それにメダカまで、この公園の担当者も「花は傷つけないでね」とおおらか、なにか心温まる気持ちでいっぱいでした。
このご家族の皆さま、お名前もお聞きしませんでしたが、楽しい一時をありがとうございました。

”ヒヨドリ君と送電線”
(some power lines)

アルバムへのリンク;「街角スナップ」
けたたましいピー・ピー・クチュ・クチュ、これ何?って言われそうですが、これヒロパパの耳に聞こえた「ヒヨドリ」の鳴声、毎朝ほぼ同じ時刻に同じ場所(前のお家のテレビアンテナの上)で鳴いています。

今日初めて望遠レンズで彼?を撮影してみました。
まず、彼なのか彼女なのか?、良く分かりません、でももし縄張り宣言だとすると彼なのかもしれません。それに同じ個体なのかそれとも違うのか、着ている服は模様も含めて殆ど変わりが無いとのことで個体識別ができるのかどうか大いに不安、機会がある毎に撮影して比較して識別する努力はしてみます、が、あまり期待できないのではと最初から諦め状態です。

さて、ヒヨドリ君の後ろに移っている高圧送電線を眺めながら、新たな疑問が・・・・高圧送電線は正確には何系統見えているのか?です。
正確には、基本は三系統でそれぞれ「岡部境線」、「東大和線」、「只見幹線」があり、「東大和線」については途中(36番鉄塔)から二股に分かれ、そこから「久米線」が始まっている、見えている範囲では四系統の高圧送電線であることが分かりました。

それでは、何故急に送電線に興味を持ち始めたの?
・・・それはね・・・八国山緑地はトトロの舞台となったところ、一時帰宅するはずのお母さんが、それが叶わず、メイが心配してお見舞いに行こうとして迷ってしまった(想像すると狭山湖辺りから東方向に歩いて行って)、サツキが心配してトトロにお願いしたらねこバスが来てくれた、このねこバスは送電線を巡回ルートとしていた、この四系統の送電線のどれかが八国山緑地を貫いているはず、だから、この中にねこバスの使った送電線があるはず、こんな理由に因るものです。
今度八国山緑地を訪問した折には明らかになると思いますし、その送電線をじっくりと眺めているとねこバスが走っているのが分かるかもしれない、乞うご期待!?・・・誰も期待しないかな~。

関連話題;
2013年5月23日;「南側の風景」
2012年6月4日;「ヒヨドリの雛」
2004年6月19日;「甘いもの大好き」

”久しぶりのかき氷”
(Kaki-Goori is a kind of shaved ice topped with flavored syrup
that is especially popular in japanese summer)

アルバムへのリンク;「街角スナップ」
美味しそうな、いえいえ美味しかったかき氷、今日はこの地方は真夏日、アイスクリームと異なり、かき氷は真夏日以上の気温となると食べたくなるとのこと、これにつられて?ではありませんが、過去かき氷を口にしたのを思い出せない位食べていないのに、久しぶりに食べてみました。

実は散策中、いつもは閉まっている写真の「お休み処・湖畔店」のお店、このなんと!懐かしいたたずまいにまず引かれ、それにご覧ください昭和レトロたっぷりの手回しのかき氷機、ヒロパパの小さい頃は電動式なんて無くこれしかなかった、そんなこんなでついつい注文、椅子に座って楽しんでしまいました。

このお店は、いつもの通りの散策ルートの多摩湖の堤防際で見掛けたお店で、かき氷、おでん、ビールや他の清涼飲料を並べておられる、お店の老人夫婦に「何時からここで?」とお聞きしてみましたら「もう50年以上になるよ」とのことでした。

この多摩湖や狭山湖の周辺には、狭山湖近くに時々お昼ご飯を食べに行く和食屋さんはあるものの、その他は皆無、それにここは公園敷地内ですので、多分相当なご苦労があるのでは、だからこのたたずまい・・・と思われますが、ヒロパパからするとガンバレーとエールを送りたくなる感じでした。

”八国山緑地で笹刈り”
(a volunteer activity at Hachikokuyama-forest)

アルバムへのリンク;「ボランティア―」
掲載した写真(上)は八国山緑地の中、林立する大木に緑がいっぱい、気分爽快です。
今日初めてこの緑地で、午前中約2時間、笹刈りのボランティア―活動に参加してきました。

この八国山緑地は、トトロの七国山のモデルになった場所で、サツキとメイのお母さんが入院していた七国山病院のモデルになった病院もあります。

それにしても見事な大木、見たところナラ枯れ(カシノナガキクイムシの被害)の様子は見られない、健康そうな森に見えます。只、高木と常緑樹低木の二層構造で、もしかしたら高木を間引き三層構造で日光がもっと地面に注ぐようにするのが理想的なのかもしれませんが、時間のお金が掛りそう・・・。

それにこの八国山緑地は、都立?、それとも所沢市が管理しているの?(写真の看板)、実はこの緑地の散策路;尾根道の直ぐ北側に東京都(東村山市)と埼玉県(所沢市)の境界線があり、その境界線に沿って別々に管理されているとのこと、でも以前霧ヶ峰(長野県茅野市・諏訪市・下諏訪町)で、散策路が自治体に因って砂利道に変わっていたりとの経験をした事がありましたが、ここではそんなことは無さそうです。

午後には、ここの担当のレンジャーによるガイドウォ―クもあり、これにも参加してきました。この話題は又後日としますが、多摩湖や狭山湖それにこの緑地で多いに楽しめそうです。

”カラスムギ
自分で潜ってゆくの?”
(a mystery of the wild oat)

アルバムへのリンク;「植物・花ー夏」
昨日の「アメリカフウロ」の種飛ばしに続いて、今日は「カラスムギ」のドリルのお話です。
実は「アメリカフウロ」の際に、まっ白な苞頴(ほうえい)が見事な「カラスムギ」が生えていて、これも採取し、本当にドリルみたいにして潜ってゆくのかなと実験してみました。

まず種子を良く観察して・・・が真ん中の写真で、両端の種子にノギが付いている(写真は片方だけ、採取時外れたのかそれともここのものは特別かは不明?)、このノギの約半分から根元部分までが捻じれている、これを土に見立てたもの(毎朝飲んでいるコーヒーの粉)に挿しこみ(以下、下の写真)、上から水滴をポトリさせましたら、ノギのフラフラ動きから始まり(写真;No.1~No.4)、その後ノギが斜めになり時計回りに回転し出し(写真;No.5~No.13)、一周したところで垂直近く立ちあがり、その間約2・3秒、どの種子も、回転は1回だけでほぼ同じ時間で時計回り、この不思議な動きに感動です。

動く原動力はノギの捩じりで、水分を含んでこれがほぐれる力でゼンマイみたいなもの、今日は実験できませんでしたが、多分乾燥することによってこの捩じりは元に戻る、元に戻る時は斜めにならない?、又水滴をたらせば同じ動きをする?と考え、明日以降また実験を繰り返してみます。

さてこれだけですとただ単にノギが回っているだけで地面に潜れない、その通りで、ノギが斜めになることが重要で、このノギが何かに引っ掛かり、回る力が種子に伝わり(種子自身が回転し)地面に潜ることが出来る、なかなか巧妙な仕組みです。
それでは一回転でどれ程潜れるの?、種子が埋まるまでどれ程の水滴が必要になるの?、乾くまで(縒りが戻るまで)どれ程の時間が必要なの?、まだまだ知りたい事がいっぱい、でもこれの実験は時間がかかりそうですし難しそう・・・・もし実験が成功したらここで又話題にしますね。

”アメリカフウロの種飛ばし
その結果です”
(measure a distance of a Carolina cranesbill's seed flying)

アルバムへのリンク;「植物・花ー夏」
2日前セットした実験装置(←少し大げさ、2013年6月4日の話題、摘んできたアメリカフウロを瓶に挿しこみ、紙(86cm×98cm)の真ん中に置き、部屋の窓は開けず無風で気温;20℃~25℃、湿度は40%~60%弱の状態にしていただけですが、掲載した写真が今朝の状況、種が飛び散っています。だいだい色が種子だけ、暗い色が殻を含めて飛散したものです。
傍で見ていても、残念ながら、先端部が揺れるのは分かるのですが、どれが何処まで飛んだのかの瞬間は観察できず(ヒロパパの動体視力は、昨日の検査からそんなに悪くは無いと思っていますが)、はじける時の音も以前作った集音マイク2011年9月20日を使ってみても確認できず、ハイスピード撮影でもすれば分かるのでしょうかそんな用意も無い、従って結果だけからですが、大凡の中心からの距離を計ってみました。

紙の上の、殻付きのものは種子を保持したもの又は保持しないものがあり、他の殻の動作で外れたものと考えこれを除き、種子だけのものは、最長;51センチ、最短;25センチ、平均値;約33cm、次に床に飛び出たものが最長;83センチ、最短;59センチ、平均値;約72cmでした。
只、床に飛び出たものは少なくとも紙の範囲から出たことは確か、でも転がった可能性が大きい(実際に手で試験すると良く転がります)、それに瓶に挿した状態は首が縦下がり下を向いている、これに因って飛距離は短くなることを考慮しても、この状態で大凡約40cmは飛んでいることになる、条件が良ければこの2倍は飛ぶことになるのかもしれません。

飛ばすカラクリは、手にボールを握ってボールを下にしたまま投げ上げる状態と考えれば良さそう(図←下手な絵ですみませ~ん)、となると種子の重さ、柄の長さと距離でこのカタパルトの投げる力が計算できるかもしれない、距離は大凡の見当は付いた、柄の長さは約1センチ、只種子の重さが、例え100個集めたとしてもヒロパパの持っている家庭用計りでは無理、でも計算できたらもしかしたら野球のピッチャーより剛速球が投げられる?、そんなことは無いか。

今回は「アメリカフウロ」ですが、同じフウロソウ科の「ゲンノショウコ」も同じなのでしょうが、「ゲンノショウコ」はこの頃見掛けなくなりました、どうしてなんでしょうね。それに「アメリカフウロ」の花言葉は、”誰か私に気づいて!」だそうです、さしずめ「Here for you」2013年5月30日の話題と同じ?。

さてさて、いろいろ調べたみたいだけど、これ何かの役に立つの?・・・聞かないで、ただ単に面白がっているだけなんだから・・・・。

”高齢者講習会を受けてきました”
(a driver's class for the aged)

アルバムへのリンク;「戯言」
高齢者講習会を受けてきました(直前の話題;2013年4月12日
参加者は6名、講習会の内容は、「座学」、「ビデオ観賞」、「運転実習」、それに「能力検査」の四項目でした。

まず座学では最新の交通規則の説明で、ヒロパパが知らなかった事は、右折信号のある交差点で右折信号の点灯時、転回禁止の標識又は信号が無い時は転回しても良い事、それに後部座席のシートベルト着用が高速道路だけではなく常に義務化されていた事、そんなことも知らなかったのかって叱られそうですが。

「ビデオ観賞」と「運転実習」はそれなりに終り、最後は「能力検査」でした。

「能力検査」は、特に視力と反応速度で、視力は「静止視力」、「動体視力」、「視野測定」、「夜間視力」の四つ、それに反応速度はゲーム機まがいの機械を使って、ハンドル操作とアクセル・ブレーキの動作の両方をディスプレーに表示された表示(今回は赤・黄・青)によって赤の場合はブレーキを踏み、黄色の場合はアクセルから離す、青の場合はそのままアクセルを踏み続ける、この動作を5分間続けてその反応時間を測定するもの、これもなんなく通過でした。

さて、この能力検査をこの高齢者講習会の項目としている理由は何?、以前この講習会を受けなければ運転免許の更新ができませんという葉書が届いた時、講習会の費用が高額で免許の更新年数も5年から3年になる、それに何故70歳とか75歳とかで区切ったの?、この講習会が開始されてから(平成14年から)、この高齢者講習の対象者が関わる交通事故がどの程度改善されたの?等々気になっていましたが、この講習会の目的は、特にこの能力検査の結果から、自分の能力(の衰え)を自覚したうえで運転すること、それに運転免許証の自主返納を促進させよう、これが狙いみたいです。

ヒロパパは、3年後もう一度同じ高齢者講習会を受ける事になりますので、今日の結果を残しておいて次回の結果と比較し、差(衰え)が激しかったら、自主返納することになるのかな~。

”アメリカフウロの種飛ばし”
(a Carolina cranesbill)

アルバムへのリンク;「植物・花ー夏」
写真は、この時期道端で良く見かける「アメリカフウロ(アメリカ風露・フウロソウ科)」です。丁度アブ(ヒメヒラタアブ)が飛び回っていて撮影にはラッキーの瞬間でした。

この「アメリカフウロ」は前々から気にしていたことがあります。それは、下の写真の様に、当初はおとなしいものが、何かの原因で(乾燥すると?)クルンと丸まる、調べてみましたら種をカタパルト方式で飛ばしてるのだそうです。

それではと、今日まだ種を飛ばしていないもの多目に収穫し、広めの紙を敷いた真ん中に、小さなドレッシングの瓶に挿し置いてみました。

この観測結果の報告は後日となりますが、この為に部屋が占領され窓も開けられない、しかもお掃除も出来ない状態が続きそうです。

自分で自ら種を飛ばす植物は?、「カタバミ」は振動させると、フジは鞘の身をよじらせて、「カラスムギ」は地面に落ちてから自ら土に潜り込む・・・生態を知ると面白そうな野草が何処にでも、道端にしゃがんで何かしているヒロパパを見掛けた皆さまに110番通報されるかもしれませんね~。

”カッコウ”
(a cuckoo)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」
梅雨に入った?、でもこの数日は過ごし易い良いお天気が続いている、となると外を徘徊したくなる、今日は近くの北野神社に寄った時の話題です。
この神社の縁起書には、源頼朝とか新田義貞とか前田利家等々の名前が書かれている、それに近くに鎌倉街道上道、小手指ヶ原古戦場、山口城址があったりとなかなか歴史的に由緒あるものの一つみたいです。
それぞれは追々調べてゆくことにしますが、この神社内に入った途端、ウグイスが耳を楽し待させてくれました。
ウグイスは”ホ―・ホケキョ”ではなく”ホ―・ホケ・ケキョ、ケキョ・ケキョ・・・”と鳴くんだ、なんてたのしんでいましたら、ナント!今度は”カッコー、カッコー・・・”の声、姿は見えずでしたが驚きと同時に嬉しくて暫く聞き惚れてしまいました。
丁度居られたこの神社の方にお聞きしましたら、毎年この時期来ているとのこと、まだ自然がいっぱい残っている証拠なのでしょうね(※1)。

カッコウは鳴くのは雄(※2)、冬季は南アジアで過ごし日本で見れるのは中部地方以北から北海道で、もしかしたら旅の途中なのかもしれません。

それにカッコウは託卵することでも有名、 託卵される方は分かっている時は必死で抵抗するにしても、巣を離れたすきに一個交換で産み落とされたら、そのまま温め、孵化したら自分だけを残し自分だけ大きくなってゆく、託卵された方は自分より大きな雛を必死に育てる、これも不思議です。この神社には「オナガ」も飛び回っていましたので、もしかしたら託卵されたのかもしれません。

もうひとつ「カッコウ」の名前は、 、中国では同じ文字で「郭公(guogong)」、英語圏では「cuckoo」、フランスでは「coucou」、ドイツでは「kukuck」、オランダでは「koekoek」とのこと(語源由来辞典より)、なるほど全てが鳴声から命名されている、鳴声に特徴があるから然りです。
それでは鳴声から命名されたものは?、”ブッポッソッ”と鳴く「ブッポウソウ(仏法僧)」は?、実際は「コノハズク」だったから間違えて命名してしまった、「ツグミ」は口をつぐんだまま鳴いているように聞こえるから「ツグミ」、それに「カケス」の英語名「jay」は”ジェー”と鳴くから、「ニイニィゼミ」や「ツクツクホウシ」の蝉の仲間や秋の虫にもいっぱいいそう、鳴声から命名されたものを拾ってゆくのも面白そうです。

内緒のお話し・・実はもう3日間この神社に通ってしまいました。何故かって、姿を見たいな!なのですが、この3日間鳴声は聞けるものの、写真の様な林でここではまだ見たことはありません、従って社の写真だけなのです。

参考の情報;
(※1)カッコウの好みの林や野原は緑比率50%以上だそうです。
(※2)雌の鳴声は「ピピピピピッツ」
(※3)託卵する鳥、される鳥
カッコウ…………モズ、ホオジロ、オオヨシキリ、ノビタキ、アオジ、ウグイス、オナガなど。
ホトトギス………ウグイス、ミソサザイなど。
ツツドリ…………センダイムシクイなど。
ジュウイチ………コルリ、ルリビタキ、オオルリなど。

”紫蘭”
(Shiran;bletilla striata)

アルバムへのリンク;「植物・花ー夏」
野生のものは極端に少なくなっていると聞いていますが、栽培されているものは今が最盛期に「シラン(紫蘭)」、蘭の取り付かれた皆さんが夢中になるのも肯ける妖艶な姿です。
今日出会ったシランの花柄の先にあまり見かけない篭状のものが(写真・上右)、何処かで見た覚えがある・・・アルバムを紐解いてみましたら「遠州無葉蘭」の種子を飛ばした後の殻と同じ2006年6月5日の話題、「ラン」の仲間はこの様なものが多いのでしょうか?。
でもこれは多分昨年のもので既に中の種子は飛ばした後、それでは今年のものはどの様に生長してゆくのかな?、先日以来見掛けるたびにジロジロ、多分これだ!と思われるものを発見です。

下・左の写真は閉じかけている花で、多分その花の基部が徐々に膨らみ、写真・下右の様になる、ここに種子を蓄え、晩秋から早春にかけて隙間を広げて種子を飛ばす、その殻だけ残っていて今回見掛けたもの、と考えています(高砂百合の例;2012年10月3日の話題
ということで、少し膨らみかけたものを半分に割ってみましたら、まだ未成熟とは思いますが小さな粉みたいな白いツブツブがいっぱい詰まっていました。

それにしてもこの粉みたいな種子は膨大な量です。
一般的にランの仲間の種子は、一個の実の中に数万~数十万個、多いがゆえに小さいく未成熟で一人立ちが難しいものが多い、まずラン菌の助けを借りて栄養・水を分けてもらい葉っぱを広げれば自分で生長できる、こうなればしめたもの”あんたのことなんぞ知らんよ!”とばかりに、お世話になったラン菌を自分の栄養にしてしまう、「共生」ではなく「寄生」関係にあるみたいです。

又以前、種子が小さいことで話題にした「ケシ」がありましたが2009年5月14日の話題、この「ケシ」よりも小さい(ケシが約0.4mg、ランは約0.01mg)とのこと、もし顕微鏡で見る場合は無風状態にしないとヒロパパの鼻息で吹っ飛んでしまうことになり、もしかしたら胞子(つくしの胞子の例;2012年3月22日の話題に近い大きさや軽さですね。

今年の秋は、紫蘭の裂ける前のラグビーボール状の実を収穫してみる事に、出来ればですが、してみます。

”♪大判小判がザック・ザック・ザック・ザク~♪”
大判はありませんでしたが小判がいっぱいでした
(Kobansou;quaking grass )

アルバムへのリンク;「植物・花ー夏」
「花さかじいさん」は正直者で、可愛がっていたポチ(※1)に教えられて大判小判を掘り当て、その後、隣の意地悪じいさんに殺されてしまったポチのお墓から生長したした木(※2)で臼を作りお餅を搗いたら又マタ大判小判が、この臼が意地悪じいさんによって燃やされ、今度はその灰を持ち帰って枯れた桜の木(※3)に振りかけたら満開になってお殿様からご褒美・・・とのこと、正直者の「花さかじいさん」はあやかりたいけど、「クレーマー爺」を自任するヒロパパでは当然無理・・ということで「コバンソウ」(掲載した写真)をめでるだけで我慢です。

写真の「コバンソウ(小判草・イネ科)」の花は何時咲いたのかな?、イネ科の植物の花は目立たないのは分かっていても(「ジュズダマの花」;2008年7月30日の話題、「シュチクの花」;2004年7月2日の話題何時も見落としてしまう、一説ではこれらより目立たないみたい、虫めがねでも持って行って・・・でももう遅いのかもしれませんね。

それに一つ一つの種子が小さなダルマ船状でまた可愛い、お皿に水を張って並べてみました(下の写真)。風に運んでもらったり、小川の流れに身を任せたりして頑張っているみたいです。

さて「小判」があれば「大判」もあるはず?、ありました!「オオバンソウ(アブラナ科)」が・・・・、これはダイコンに似た花で7月下旬に大きめな平たい大判みたいな実ができる、別名;ルナリア、ゴウダソウ(合田草)、ギンセンソウ(銀扇草)というのだそうです。
一応小判にはおめにかかったのだから大判にもお目にかかりたいものです。

どうでも良い疑問の数々、
※1;明治時代から犬の名前には「ポチ」が多くなった?、何故?
※2;臼は現在はケヤキからが主流ですが、江戸時代なのでエノキ、クヌギ、カシ、ツバキ、トチ、ブナ、シナ、クリ、クルミなどが考えられる?、それでは、物語から50年以上ではなく少なくとも10年以内に臼を作ることが出来る程早く成長するのはどれなんだろう?
※3;本当に枯れていたのかな~?

参考;
●小学唱歌「花さかじいさん」;
♪裏のの畑でポチがなく~正直じいさん掘ったれば~大判小判がざくざくざくざく~♪は明治34年6月に石原和三郎が作詞したもの。
●大判・小判の歴史;
大判は秀吉の時代の天正大判からはじまった、その後江戸時代に5種の大判(慶長、元禄、享保、天保、万延)と、10種類の小判(慶長、元禄、宝永、正徳、享保、元文、文政、天保、安政、万延)、それに中判(天保五両判) があった。