2014年1月のつぶやき
世の中には、綺麗なもの、不思議なこと、奇妙なこと、可笑しいことがいっぱいですね。
気がついた折紹介しています。
2014年1月31日

”ススキの茎が真っ赤、これ何?、それにSTAP細胞”
(what's this on japanese pampas grass' stalk)

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狭山公園のススキ(薄/芒)の原っぱ、既に種子を飛ばした後ですが、今春の生長を期待して刈取りをしていました。

ということで、前々から気になっていた事があり、刈り取ったススキを観察してみましたら、ありました!、刈り取ったススキの茎が真っ赤に染まっているものがある事です。
確かに地面の下の株の部分(地下茎)には、今年の生長を目指して若く赤い部分はありますが、枯れた地上部の茎が赤黒くなっているものがある、勿論何も変化の無いもの、それに葉っぱの内側だけが赤黒く茎は何の変化がないものもあり、これ一体何なんでしょうね。

この現象を確認できたのは、もしかしたら観察不足かもしれませんが、現時点ではススキだけで他のイネ科の植物では見たことがありません。
残念ながら未解決、インターネット上で検索してもそれらしきものは見当たらない、宿題が増えるばかり、困りました。

横道にそれますが、この数日の明るい話題と暗い話題様々・・・
●STAP細胞(万能細胞)の発見;割烹着の大日方春子さん、頑張りましたね~、これからもがんばって!。
●NHK会長の記者会見での発言;流石、与党の息のかかった人?、現在の与党は公共放送を国営放送に変えようとしているのかな~、受信料を払いたくないよ、それに特にニュースはNHKを見るのを止めようかな・・・。日銀総裁や内閣法制局長官の人事も含めて、日本が危険な道を歩み始めている気がしてならないのですが。
●ウクライナ、シリア、タイその他の国々で紛争が絶えない、国益の為だったら何をしても罪に問われないという意識をもつ人も他国には居るみたい、昔は国内でも藩毎に喧嘩をしていた時代に比べれば現在は平和になっている、これを同様に広げたら、それに人としてもモラルを保っていれば戦争だからといって人を危める事も許されないはず、こんな社会、世界にしたいですね。

追記(2014年2月2日);顕微鏡で内部を拡大しましたので掲載します。薄くスライスしたものの50倍の画像で、赤化したものと赤化していないものです。

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追記(2014年3月14日);STAP細胞について、
論文通りの手順で再現できないとか論文内での文章及び画像が使いまわしだったとかでその真偽が疑われ、論文の取り下げが所属していた理化学研究所から発表がありました。
STAP細胞の存在そのものが真実なのか虚偽なのか、現在良く分かりませんが、是非研究に携わった皆さんへのお願い、”論文そのものの不備だっただけで、時間を掛けてでも、STAP細胞の存在は証明をしてほしい”ですね。

追記(2014年12月19日);STAP細胞についての話題を2014年12月19日に再度載せてあります。

”赤松と黒松?、リギダ松かな?”
(a Japanese Red Pine and a Pitch Pine)

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昨日の堆肥づくりの作業後、公園の中を当ても無く徘徊、見つけたのが写真の赤松と黒松?、そういえば松ぼっくりの話題にした時2014年1月24日の話題赤松は比較したものの黒松については松ぼっくりの比較をしてなかった・・・ということで黒松?の下で松ぼっくりを拾い、赤松の松ぼっくりと比較してみました。

黒松?の松ぼっくりは赤松のそれに比べ個体差はあるにしても一回り大きめであること、色が黒みがかっている事、それにしては”鱗片の先に尖った部分がある”、おかしいな!・・・とここで初めて、これは黒松ではないと気が付いた次第です。

それでは、今回見掛けた松は何?、松ぼっくりで棘があるのは3葉松の仲間で、松ぼっくりの大きな順に「ダイオウショウ」、「スラッシュマツ」、「テ―ダマツ」、「リギダマツ」で、松ぼっくりの大きさと葉の長さ、それに樹上には松ぼっくりがいっぱい残っているとか、又、幹から葉っぱが直接出ている事等から「リギダマツ(Pitch Pine、別名;ミツバマツ、Pinus rigida Mill.(P.serotina Long.) )」ではないかと推測することにしました。
もう一度、葉の長さや樹皮の特徴も含めて確かめる事にします。

”腐葉土作り、それに蝋梅”
(try to make Leaf Mold)

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この数日は”三寒四温”、まてよ?”四寒三温”かもしれませんが、すこしずつ暖かくなっているのかなのこの頃です。
この気候に誘われたのか蝋梅が満開、甘い香りを漂わせていました。何故こんなに香りが強いのか?、早春に咲く花は香りの強いのが多いのか?、まだ活動が活発ではない昆虫達をこの甘い香りで誘い活性化しているのか?・・・又ヒロパパのいつもの癖の何故?、何故・何故?が頭をもたげてきています。

今日は今シーズン2回目の落葉掻き、前回と比べると2014年1月15日の話題大幅に増えました。
これからの作業は、EMぼかし等を加えたり切り返しをしたりの作業が必要となりますが、コナラの落葉が殆どですので栄養豊かな堆肥に仕上がるのではと期待しています。

それに公園に写真のベンチが増えていました。太い丸太を半分にした立派なもの、関係者にお聞きしてみましたら、台風で倒れかけ伐採したヒマラヤ杉で作ったとのこと2013年10月23日の話題、チップになってしまうのかな~と心配をしていたのですが、一安心です。
ヒマラヤ杉は、原産地では木目が美しく腐敗し難くく木材としての利用価値も高いとのことですが、日本にあるヒマラヤ杉は雨が多いため建築材料とか家具への利用は少ないとのことです。でもあの背が高い円錐形の姿は、公園等ではシンボルツリーの一つとして、しかも松ぼっくりやシダ―ローズ(Cedar rose)としても2013年12月18日2013年12月14日の話題)充分楽しまさせてもらっています。
もうひとつ、先日の花炭作りの際、薪として加えた木材の中に燃えている最中芳香を漂わせるものがあった、もしかしたらこれ、学名;Cedrus deodaraのCedrusがギリシャ語の香りの良い木の「Cedros」からとのことで原因がヒマラヤ杉の枝だったのかもしれません、機会があったら葉っぱでも枝でも燃やして確かめたい・・・でもどうやって何処で確かめれるかが問題ですが。

横道にそれますが、”三寒四温”は日本では春先の気候を表す熟語として使用されていますが、そもそもは中国・東北地方付近で初冬の時期に約一週間程度で周期的に気候が変わる事を”三寒四暖”と言っていた、これが日本に伝わって来て初春に徐々に暖かくなってゆく様を表現する意味となったとのこと、何故暖が温に変わったのか?、”暖”と”温”の違いは何?、ここでも疑問噴出です。

”台湾固有のカミキリムシ”
(postage stamps designed taiwan peculiar kind of long-horned beetle)

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先日21日に話題にした、小翊ちゃんからの封筒に貼付されていた切手について2014年1月21日の話題、今日までに分かった事は、消印で分からなかった学名とその他生息環境は少しわかってきました。
もう一度整理すると、掲載した画像の左と右が、
●臺灣黄帶天牛、多星天牛族、台湾特有種、学名;Thermistis taiwanensis Nara et Yu,1992
●黄胸紫天牛(臺灣麝香天牛)、青銅天牛族、台湾特有亜種、学名;Aphrodisium faldermannii yugaii Kano,1933
でした。

どの様に調べたかの?は、切手で発行されているから台湾の記念切手のページを参照すれば分かりそうとアクセスしてみましたら案の定でした。
それではこれら和名は?、一部カミキリの仲間との記述はありましたが、まだ和名は見つかっていません。学名が分かったので、学名から和名を調べる事が出来そうと、続けて調べてみます。

それにしても、台湾で発行されている切手だけみても昆虫類がいっぱい、台湾に居た頃もっと楽しんでおけばよかったのにと今になって悔んでいます。

追記(2014年2月6日);学名その後
話題にしているカミキリムシについて、現地での名前と学名も明確、それでは和名は定められているのかについて調査をしています、実はまだ未解決・・・経過報告です。
参照している本は「日本産カミキリムシ(東京大学出版)」で図書館に通い見ています。
この参考している本には、学名検索も和名検索も可能、それに特徴から「科→亜科→族→属→亜属→種→亜種」と図で説明してあるページがあります。

●まずは、学名は記載があるので学名で検索してみましたが見当たらない、参考にした図書は日本産だけとすれば致し方が無い事かもしれません。
●それでは”族”名の記載があるということで”臺灣黄帶天牛、多星天牛族”の「多星天牛族」は日本では多分「トホシカミキリ族」のことであろう、”黄胸紫天牛(臺灣麝香天牛)、青銅天牛族”の「青銅天牛族」は「アオカミキリ族」のことであろうと、現時点では推定をしています。
機会をみて調査継続です。

”この実栞ニューフェイス”
(a new face of Konomi-Shiori)

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写真は、この実栞のニューフェイスです。
今までの頭部をオニグルミやトチノ実を、しっぽの部分をムクロジとしたものは、5月のイベント用の最小限50個を確保し配付用は材量が無くなったら今シーズンは終りを予定していますが、次期シーズンには、材料の候補を増やして品数を増やしたい・・・ということで、ニューフェイスを試作してみました。

頭部はご覧の通り”どんぐり”です。
実は、どのどんぐりが使えそうかと「コナラ」、「クヌギ」、「シラカシ」、「マテバシイ」等を集め乾燥させていました。その結果、まず「コナラ」、「シラカシ」はほぼ100%、「クヌギ」は約70%殻が割れてしまった、その中でも「マテバシイ」は100%割れずにそのまま、ということで「マテバシイ」を”かくと”付きで(ボンドで接着してあります)頭部とし、しっぽの部分には茶の種子を使ってみました。
試験的に集めた材量ですので少量しか作れませんが、今年の秋には、「オニグルミ」や「トチノ実」それに「フウセンカズラ」の収量が不足しそうだった場合は、ある程度の数をこの組み合わせで補充しようかと考えています。

それでは目玉はどうしたのか?・・・勿論今までの「フウセンカズラ」がベストですが、これについても足りない場合の候補として写真のものを選んでみました。
多分一目でお分かりになるとは思いますが、これは「アオツヅラフジ」の種子2013年12月27日の話題です、漫画に出てくる”渦巻き目玉”としてみればマ―それなりに可愛いかな・・・と思いませんか。

”花炭つくり”
(Hana-Sumi; flower charcoal whereby seed is carbonized as retaining its form)

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先月中旬に予行演習をした花炭作り 2013年12月18日の話題の、募集した一般の方を含めた本番を今日行いました。
参加者はお子様数名を含めて30名弱、サポーターを含めて50名弱で、直火が出来ない為ドラム缶(計4台)を利用した竈にペール缶に花炭の材料を金網の籠3段に目いっぱい詰め込んで約1時間半、先日話題にしたシダ―ローズやヒマラヤ杉の松ぼっくりも、その他クリ、プラタナス、トチノ実も全て見事な出来栄えの花炭に出来あがり、特にヒロパパのグループは、炭化しなかったものもあった他のグループで比べ全て炭に変わり全員で歓声、自画自賛ですが。

それに今日加わった楽しみは、焼きマシュマロ(米国製特大マシュマロ)と残り火を利用した焼き芋、これも最高でした。
このイベントは年一回だけみたい、又来年に向けて今年の秋に木の実拾いに励むことになりそうです。

”ハンノ木湿地の水質検査を始めてみようかな”
(exmination of water at Hannoki-damp area)

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exminationofwater

八国山緑地にある自称;ハンノ木湿地 2014年1月18日の話題について、個人的にでも出来る事の一つ「水質検査」を始めてみようと道具を整えてみました。

用意したものは、
●パックテストによる「川の水調査セット」
⇒測定項目;COD(化学的酸素要求量)、アンモニウム態窒素、亜硝酸態窒素、硝酸態窒素、りん酸態りん、
●pH測定液、
●温度計(気温、水温測定用)、
●記録用紙、
この4種類です。

さて、測定するタイミングを何時に設定するかは、この地方の最低平均気温(過去30年間の月平均)が一番低い2月、最高平均気温(過去30年間の月平均)が一番高い8月、後の2回は夫々の中間時期として5月と11月とし年4回とする、測定するポイントは、湿地の水の流出口(流れが無い場合は最下流の水たまり)と流入口(流れが無い場合は最上流の水たまり)して、もし異常値が測定された場合は測定ポイントを増やし上流の二つの池も対象とする、この様な考えでスタートさせようと考えています。

このハンノ木湿地の水源部分は森林地帯で田畑は無く生活排水の流入も考えられない、それに過去産廃等の廃棄物処理場になった事も聞いていない、従って異常値が検出される事は無いであろうとの推定はしていますが、まずは湿地の最上流部と最下流部の2点を2月上旬に測定することを試みてみます。

どの様な測定値になるのか?、年間を通して異常値を示さなければそれで良い、異常値を示した場合は新たな対策が必要になる、まずは1回目を頑張ってみます。

”松ぼっくりの大きさ比較”
(some pine cone)

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昨日から今日にかけて、松ぼっくりを調べてみました。松ぼっくりの何を?、大きさの比較です。

写真の左側の「シュラッシュパイン」2012年6月21日の話題、「ドイツトウヒ」、「ヒマラヤスギ」2013年12月14日の話題、それに「アカマツ」の松ぼっくりは手持ちのもの、さてこれより大きな松ぼっくりは何があるのかな~が今回の興味で、インターネットを駆使して調べてみましたら、あるはあるは・・・、一番長いものが「シュガ―パイン」で長さが25~35cm、その他写真の「シュラッシュパイン」、「ドイツトウヒ」や「ヒマラヤスギ」以外に「オオミマツ(コルターパイン)」、「ジェフリーパイン」、「ボンデロ―サパイン」、「ロングリーフパイン」が約15cm前後、中でも「オオミマツ」は重さが1kg以上で重さでは一番とのことでした。
それらに比べれば、アカマツやクロマツの松ぼっくりは可愛いですね~。
手持ちのものは全て自分で拾ったものですが、これら以外は何処かの植物園か、又はカリフォルニア辺りに行かないと見れないのでしょうね。

急に何故調べたの?、数日後花炭をつくるイベントがあり、手持ちのものはここで花炭に変えることを予定していますので、この際記念写真を残しておこうとの意図です。

もうひとつ、気になるのは樹齢で、ブリスルコーンパイン(bristle cone pine、学名;Pinus Longevae、和名;イガゴヨウマツ、(関連話題;2004年11月28日)は樹齢約4700年とのこと、屋久杉の古老;縄文杉が約2700年みたいでこれよりも長い、どちらにしても現在の人の営みにエールを送ってくれているのか、多分嘆いている方が多いのかもしれません。

さて、ヒマラヤ杉もマツ科、それでは松ッて何?、”松ぼっくり”はマツ科だけ?、分類から整理すると「種子植物部門ー裸子植物亜門ー針葉樹網ー針葉樹目ーマツ科」でやっとマツが出てくる、このマツ科の中にはマツ属、モミ属、トウヒ属、ツガ属、カラマツ属、ヒマラヤスギ属等々でこれの球果を松ぼっくりと呼んでもよさそう、さらに、マツ科の並びでスギ科、ヒノキ科等々がある、これらも形は違うにしても球果、これらを松ぼっくりと呼ぶのは間違いで”杉ぼっくり”とか呼ぶのかな?、そうではなく〇〇の球果と呼ぶのが正しいのでしょうね。それにマツとスギやヒノキの違いや特徴は?、ヒロパパにとってはもっと勉強が必要そうです。

”「ジョウビタキ」と「ガマズミ」”
(a redstart and Japanese bush cranberry)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」、「植物・花ー冬」

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可愛い写真が撮れました、「ガマズミ」の実を啄ばんでいる「ジョウビタキ(雌)」です。

この寒い中でも赤い実で自己主張している「ガマズミ」(と思っていますが?)を見掛け、小鳥たちが食事に立ち寄るはずと、動かずに写真を撮り易い少し離れたところで待っていましたら、やはりでした、ラッキィー!。
こちらをチラチラ見ながら、啄ばんでいる姿はなかなか可愛い、観鳥家の皆さまが高価な望遠レンズを使って撮影をしている訳が良く分かります。
それにしてもこの時期になっても真っ赤な実を付けている「ガマズミ」は小鳥たちにとっては目を引く食べ物なのでしょうね。

実は、1~2月前から、木や草の実を少しずつ集め乾燥させ、実の表面の色がどの程度変化するのかを観察しています(下の写真)。
その中でも、「ガマズミ」の変化は少ない、これに対して変化が激しいのが「ナンテン」(門松に使ったものの実だけ収集、2013年12月26日の話題)、約3週間で赤色が抜けつつ暗赤色に変わってきている状態です。多分、すべての果皮は、そのうち乾燥してボロボロ、結果種子だけになるのでしょうね、このまま観察を続けることにしています。

もうひとつ、「ガマズミ」は、表皮が剥がれていないと発芽しないとの記述をインターネットで見つけました。
確かに、全ての種子は枝に果実としてぶら下がっている時発芽することは子孫を残すという本来の目的から考えにくい、従って果肉又は果皮には発芽を阻止する機能(成分)が含まれているのかもしれません。
以前「オニグルミ」で、果肉が付いた状態と果肉を取り去った状態のものを発芽させる事をして、どちらも発芽したことがありました2012年3月17日の話題。ただ果肉や果皮が有る状態で埋めたとしても果肉や果皮が腐敗して無くなった状態で発芽していることも考えられる、今度は「ガマズミ」をこの状態で固形化したものと種子だけにしたものの両方の発芽を試してみる、何で固形化するかの問題は残っていますが試してみようかな~。

”台湾のカミキリムシの切手”
(postage stamps designed taiwan peculiar kind of long-horned beetle)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

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昨日の小翊ちゃんからのラブレター?の続き、封筒に貼付されていた切手についてです。
多分ヒロパパの好みを理解して、わざわざ昆虫がデザインされた切手を選んで頂いたのでしょうね、ありがとうございました。

さて、読みとってみましたら「臺灣黄帶天牛」と「黄胸紫天牛」と記載されている、それでは「天牛(tain-niu)」ッて何?、これは「カミキリムシ」の中国名であることは直ぐに分かったのですが・・・それ以上は調べが進まない、今後は図書館に通い、世界のカミキリ図鑑とか台湾天牛図鑑(全新美耐版)を参照すればわかるのかもしれません。
予想としてはどちらも台湾の固有種で「ハナカミキリ」の仲間かな?、「臺灣黄帶天牛」は一見「ヨコスジハナカマキリ」にも見えるものの胸部と脚の模様が違う、無理やりそのまま訳せば”タイワンキオビカミキリ”?、「黄胸紫天牛」は”キムネムラサキカミキリ”?とでもしておくことにして、学名も記載してありますので頑張れば分かるかも、分かったらここで又話題にします。

さて話題が変わりますが、切手の事を中国語では”郵票(邮票)”といいます。それでは”切手”という文字を見て中国語がネイティブの皆さんはどうの様に理解するかというと”手を切る”と理解する(勿論「郵票(邮票)」を日本では「切手」と言っていると分かっている方は別ですが)、何故日本では切手となったのでしょうね。
調べてみましたら、この”切手”という単語を創った人は、あの新島密さんで由来は”切符手形”からとのことみたい、何気なく日常使っている単語も何故?って考えると面白いですね。

”小翊ちゃんからのラブレター”
(love letter from xiao-yi)

アルバムへのリンク;「戯言」

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写真の素敵なデザインを施した手紙は、今日届いた小翊ちゃんからのラブレター?、本当は今月7日に小翊ちゃんの誕生日のお祝いにお送りしたギフトに対する礼状です。

さすがデザインを志す小翊ちゃん、見事なものです、受験勉強で忙しい時期なのに余分な時間を使わせてしまったのかな~。
手紙には、「TO;日本の爺爺」とのこと、実は先日発送した折の手紙の中にヒロパパを「日本的爺爺」と書いておいたのですが、これが認められたみたい、小翊ちゃんのご両親のお父さん・お母さんに加えてヒロパパも認められ加えて頂いた、ヒロパパにしてみればお孫ちゃんが増えたことになる、嬉しいですね~、小翊ちゃん、ありがとうございました。

もう一度、加油!加油!、小翊

”粘々のひっつき虫、ヤブタバコ”
(Carpesium abrotanoides)

アルバムへのリンク;「植物・花ー冬」

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イガイガのひっつき虫「センダングサ」について今月上旬に話題にしましたが2014年1月6日の話題、今日はネバネバのひっつき虫「ヤブタバコ(藪煙草、キク科)」です。
今の時期の道端で、それほど多くはないと思いますが写真(上)の様な枯れた状態の「ヤブタバコ」の痩果を見掛けることができると思います。

気にしていたネバネバは何処から?を拡大して見てみましたら筒状の先端から粘液が溢れ出ている(写真・下、50倍)、これで衣服等にくっ付く、くっ付いた後、粘液が乾燥してその粘性は失われ、その時点で地面に落ちてそこで新たな芽生えを始める、この粘性を保てる時間とくっ付いた人・動物の移動距離によって生息を広げられる範囲が決まってくる、考えて見ると興味がわく能力です。

それにこの「ヤブタバコ」の花ってどんな花だっけ?、気が付かなかったけど・・・やはり目立たない小さな花みたい、開花時期は初秋とのこと、今度はこれに注目しなくては。

それに手でつまむと特徴のある香り(臭気ではありません)が漂います。
香料としても使えそうな香りで、もしかしたらこれが名前の由来かなと思いましたが、そうではなく根生葉がタバコの葉に似ているからとのこと(インターネットより)、それにヤブタバコ属として似たものに、「ガンクビソウ」、「コヤブタバコ」、「サジガンクビソウ」等々・・・があるみたい、掲載した写真のものは「ヤブタバコ」で間違いがないとは思っています。

”湿地を回復したいな”
(a damp area at Hachikokuyama-wooded area)

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掲載した湿地の写真(上)は、八国山緑地(東京都東村山市)に唯一存在する湿地です。
名前が無い?みたいなので、この付近では希少種(東京都・絶滅危惧Ⅱ類)となっている「ハンノキ」が見られることから、ここでは勝手に「ハンノキ湿地」と命名する事にしました。エ!、何処かで聞いたことが有る名前?、ソーナンデス、以前平和公園南部緑地(名古屋市)で水位が心配だったハンノキ池の周りの湿地もハンノキ湿地だった2009年3月11日の話題、こちらの湿地は、ハンノキ池の余水吐けの堰を上げ、ほぼ通年干上がることが無い様になった、従って周辺も湿地としての機能が果せるようになった、これを思い浮かべながらのヒロパパだけの名前です。

この湿地の印象は、湿地の下流部分は「ガマ」がびっしり、「ハンノキ」も元気がない、湿地内にはところどころ水たまりがみられるものの陸生の植物がいっぱい、しかも枯れたままで放置されている、陸地化が進みつつあるとのが印象です。
当然ながら生物の多様性の為には湿地は必要不可欠、ここを元気な湿地として復活させたい、ということで、気になった点をヒロパパ自身の備忘の為箇条書きにしてみました。以下細かな事項ですので読み飛ばしてください。
勿論、散策路以外は立入禁止区域であり、何をどうする等々勝手に行動することが出来ない、これが難しい点である事は確かですが。

湿地を湿地として機能させるためには、水の供給が必要、このハンノキ湿地は上流に、上池と下池の小さな二つ池があり、ここから水が供給されている。只、梅雨時、台風時は別として流れは止まっている場合が多い(下の写真は上池の様子)、まずは、この二つの池に貯水して徐々に下流に流す事ができれば湿地を潤すことが出来そう。只、現在はこの二つの池に貯水する工夫がない、何故?が今日判明、二つの池(池の部分だけ)は東村山市、その周りの八国山緑地は東京都の管轄で、管轄している行政が違うとのこと(何故この様になったかの履歴は東村山市の当事者も明確に把握していないみたい)、それに現在管轄している東村山市は所有者としての最小限の管理をしているだけ(池の周りの柵の設置、ペットボトル等のゴミの除去だけ?)、そこで、この状況下でもまずは
●池の周りの高木を無くし池面に日光が届くようにする、
●”かいぼり”を実施し、外来生物を駆除する、
●それぞれの池の流出口に堰の設置等をおこない貯水する工夫をする、
●その上で水草等の植物も見られない(下の写真)のは何故か?を含め生息・利用する動植物の調査、水質調査等の調査活動を年間を通して実施する、

これらを進めると同時に、下流の湿地帯の保全活動については、

●まずは、湿地に生息(を利用)する動植物の調査、水質調査等の調査活動を年間を通して実施する、
●保全活動の適正化を検証する為、そこで生育することが望ましい生物及び望ましくない種を数種選び継続して調査する
●湿地帯の富栄養化を避けるため、それに生育助長・水質浄化の為に枯れ草の除去を行う、
●これらの保全活動を今後継続して実施する、

素人考えと云われそうですが、少しずつでも手を付けてゆきたいものです。

”カマキリの卵”
(a egg case of mantis)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

kamakiriransyou

カマキリの卵鞘(らんしょう、これはオオカマキリのもの)を見掛け、それでは中はどうなっている?と、ごめんごめんと云いながら覗き込んでしまいました。

まず周りの素材がすごい、緩衝材、断熱材、防水材を兼ね強度的にも素晴らしい素材で保護されている、まずこの表面素材をピンセットで取り除き中心部分へ、ここも強力な素材で保護されていて、これを剥ぎ、鞘的な形状をした空間に5ミリ程度の卵がきちんと並んでいる、やっと卵とご対面できました。

この様な卵鞘を作る昆虫は?と調べてみましたら、あの財布的な卵鞘のゴキブリも2009年6月6日の話題同じ類のものみたい、只、外的条件から保護される仕組みは雲泥の差、カマキリ君達の方が優秀みたいです。

さてこのカマキリの漢字;「蟷螂」も難しい文字です。
カマキリは、中国語では「螳螂(tang-lang)」で発音は違うものの文字は同じ、それでは日本での「カマキリ」の由来は?、前脚が鎌状であることから「鎌切り」、又は「鎌錐」からとのことでした。

カマキリの話題;
2006年7月27日の話題;「ランカマキリ(ハナカマキリ)」
2008年9月28日の話題;「カマキリの瞳」
2008年10月5日の話題;「コカマキリ」
2008年12月11日の話題;「複眼の見え方をfMRIで解析できないのかな」
2011年8月30日の話題;「ランカマキリ(ハナカマキリ)」

”絵合わせパズル、久々の復刻版”
(a reprinted edition of the the Picture Arrangement Puzzle)

アルバムへのリンク;「戯言」

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数年前から作っていた絵合わせパズル、当初は当家のお孫ちゃん達のお遊び用とお袋の脳トレ用だったのですが、その後お世話になった方にお渡しするギフトになった、今回久しぶりに復刻版(以前とデザインは変わっていない)をパソコンから引っ張り出し作成しました、勿論ギフト用です。

絵合わせパズルは2種類、一つはジグゾーパズルで、カットは曲線は難しいので全て直線、ピース数は正方形で42個~96個の簡単なもの、只、絵画はチャールス・ワイソッキさん2006年4月6日の話題の素敵なものを使用させていただいています。
もうひとつは、ヒロパパが命名した「ピクチャー・アレンジメント・パズル」と称したパズルで2種類、正六角計;13ピースのものと正八角形;8ピース+正方形;7ピースで、どちらも可愛い昆虫のデザインを最適な場所に置いてゆくもの、作り方は以前解説してありまが(正六角形の作り方;2011年5月26日の話題、正八角形の作り方;2011年8月22日の話題、「なん~だ、簡単でなんだ」と云われそうですね。

誰ですか?、聞こえていますよ、「お前にも脳トレ用としてそろそろ必要なのでは」と言っているのは!。

”腐葉土づくり”
(try to make Leaf Mold)

アルバムへのリンク;「ボランティア―」

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今日は、仲間の皆さんと一緒に腐葉土づくりの為の落葉集めでした。
掲載した写真の右側の囲いにご注目、空だったところに落葉を収容、「な~んだ、これだけ」とは云わないで!、これでも軽トラックをいっぱいにして2往復の分、総勢10名、作業時間は2時間の成果なのです、上から押しつけて積み重ねているから少なく見えるかもしれませんが。

この落ち葉は、腐葉土になったら花壇の肥料として使われるもの2013年12月4日の話題、それに7月中旬から8月にかけてカブトムシが産卵、その後、ビートルアパート?とかビートルベッドと呼ばれる住居兼寝床になり2013年11月20日の話題、翌年には成虫がはい出してくるはず・・・楽しみですね~。

堆肥づくりの話題;
2007年12月23日の話題;「腐葉土とは」
2008年12月14日の話題;「腐葉土づくりスタート」
2009年1月11日の話題;「腐葉土の切り返し」
2010年3月14日の話題;「ぼかし作業他」
2010年3月29日の話題;「新しいビートルベッド」
2012年1月15日の話題;「次々と新しいビートルベッド」

”木の実栞の看板”
(a signboard of the Konomi-bookmark)

アルバムへのリンク;「ボランティア―」

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写真は、木の実栞の看板、初版の看板2013年12月1日の話題が壊れ早速作り直しでした。
今回の看板のサンプルには、初版が頭部が「オニグルミ」だけだったものを今回から「トチノ実」を加えてあります。実は材料としての「オニグルミ」が残り少なくなってきた、近い将来「トチノ実」に切り替える事が必要となる、という理由に因るものです。それにサンプルの取外しを可能にして、将来「オニグルミ」が無くなった時には取外し他のものに置き換える事も可能にしてあります。
さて、この木の実栞の人気はたいしたもの、この寒い中で公園の散策者が少ないはずなのに、昨年暮れに補充したもの2013年12月29日の話題も全部無くなってしまった、ということは本当に月平均で30~40個必要そう、「トチノ実」については補充できそうなので、早々にこれに切り替える事を考えなくてはならない、それに今年5月には子ども達を集めたイベントも予定されている、少なくともこのイベントで必要な数(50個~100個?)だけは確保しておいて、手持ちのものは使い切る事になりそうです。

”お餅搗き、楽しそうです”
(mochitsuki; pounding steamed rice into the dough used for rice cakes)

アルバムへのリンク;「街角スナップ」

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昨日の野山北公園への訪問は、実は以前狭山公園担当だったKuちゃん2013年10月30日の話題にお渡しするものがあったからなのですが、お休みで目的未達成、只、ここでは丁度、お餅搗きとガイドウォーキングのイベントが開催されていました。
お餅搗きのもち米はここで収穫たもの、ヒロパパも稲刈りは参加しましたが2013年10月6日の話題、このお餅搗きに参加して試食できる皆さんは、土起こしから田植え、脱穀等々一年間の作業に継続して参加しないとダメ!、従ってヒロパパは資格なし・・・でもモノ欲しそうな顔をしていたのか少しですがおすそ分けを頂いてしまいました、美味しかったですよ。

そこで又々ヒロパパの悪い癖、お餅を搗くこの様な文化は他国にあるのかな~?、調べたところ、”糯米を蒸し臼の中に置いて杵で繰り返し叩いてお餅を作るやり方”は日本独自みたい、和食の世界遺産にもこれは含まれているのでしょうね。

それでは所謂「お餅」って呼ばれるものには何がある?、混ぜたりまぶしたりの工程を除いて分類してみると、
●糯米(もちごめ)を使うものや粳米(うるちまい)やその他の穀類を使うもの、
●粒をそのまま搗くもの(搗き餅)と粉にして煉るもの(練り餅)、
とに分類されるみたい、例えば五平餅やきりたんぽは粳米を軟らかく炊いて作っている、今度道の駅で出会った時気にすることにします。

余分なお話ですが、糯米とか粳米とか又難しい文字です。この文字は中国からで、発音は糯米(muo-mi)、粳米(jing-mi)で意味は同じです。

”リス君との遭遇、それにカヤネズミの巣”
(a Red squirrel)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

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森の中で、小枝を飛び回り遊んでいるリス君と遭遇、場所は狭山丘陵の野山北公園(東京都武蔵村山市)の里山民家の近くです。掲載した写真は、逆光でしかも望遠レンズでもなくフォーカスも甘い、申し訳ない。

まずはこのリス君は誰?、気になって帰宅後調査です。
良く見られるリス君達は、「ニホンリス」、「タイワンリス」、「エゾリス」に「キタリス」、この範囲でいつものように消去法で考えてみました。

見掛けたリス君は、写真では見難いのですがお腹の部分は白かった、毛並みは薄い褐色、特にしっぽはふさふさ、耳が長く先端に毛が伸びている、との特徴から、お腹の部分が白いので「タイワンリス」ではない、耳が大きく先端に長い毛が出ていることから「ニホンリス」ではない、毛並みが薄い褐色で濃くないことから「エゾリス」でもない、結局「キタリス」ということにしました。

「キタリス」は「ニホンリス」との競合や樹木への食害から2006年には特定外来生物に指定されたとのことです。
それでは何故ここに「キタリス」が居るのでしょうね?、以前話題にした「アカボシゴマダラ」2013年8月22日の話題も同じ?、人によって持ち込まれたのかもしれません。

もうひとつ、草むらで巣らしきものを発見(下の写真、真ん中部分)、これは日本で最少の鼠;「カヤネズミ」の巣と、これはレインジャーの方から教えて頂いたのですが。
それでは鳥の巣とどう区別するの?、小鳥の巣(ウグイス、セッカ、オオヨシキリ等)は、お椀形とか徳利形、これに対してカヤネズミの巣は球形なのだそうです。

狭山丘陵に居る小動物は 野兎やモグラや狸2013年12月15日の話題、それに「アライグマ」も居るのだそうですが、とにかくバランスが保たれていることが重要なのでしょうね。

”鳥目台灣”
(DVDs;bird's eye view of Taiwan)

アルバムへのリンク;「戯言」

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「鳥目台灣」?、意味は分かります、鳥瞰(bird's eye view)で”空から見た台湾”の事、この「鳥目台灣」のDVDが、一昨日台湾のWangさんから到着です。
これ昨年暮れにお送りした藤代清治さんのカレンダー2013年12月21日の話題の返礼として送って頂いたみたい、申し訳ない、海老で鯛を釣ったのではと恐縮しています、

早速昨日・今日と3枚のDVDを熱心に見入ってしまいました。内容はどうだったのでしょう、観光案内かな?と思いつつ、ナレーションは中国語と英語、それに付属していた冊子の序文には、
「一起用行動、愛惜這片土地」;(推薦序・鄭崇華)
「在這塊土地上、我們的過去・現在與未來」;(序文・齊柏林)
の言葉が、内部には
「總會也受到這片土地、最美麗的畫面與最殘酷的現實」等々
の記述が見られる、観光案内なんてとんでもない、”台湾で過去それに現在も抱えている自然、生活、都市、農業や漁業、交通その他の問題点をあらいだし、現在も未来に向けてもそれがどの様すべきか”等々をまとめたもので、極めてまじめで素晴らしいものでした。

全てを訳せない事が残念ですが、日本国内でも同じ問題を抱えていて気になっている点が多くヒロパパの興味の対象であることは確か、Wangさんにはヒロパパの興味の対象がばれてしまっているみたいです。

ということはこのDVDのタイトルの「鳥目台灣」を「鳥瞰台灣」としなかった理由が、日本語での「とりめ」=夜盲症(暗くなると見難い症状、中国語でも夜盲症で鳥目とは云わない)になぞらえ”見え難い”という意味も込めて”鳥目(niao-mu)”を使ったことも考えられます。

確かにヒロパパが台北で暮らしていた頃、街中はガソリン臭く、都市内の河川は悪臭が漂っていた記憶もあり、その後の訪問では環境の変化を感じた、この様なDVDの影響がひろまるといいですね。

Wangさん、ものすごく参考になります。ありがとうございました。
妹妹,我接收俯視台灣的DVD,非常,變成了參考,謝謝。

”「カシワバハグマ」の氷の花”
(ice flowers on Kashiwabahaguma)

アルバムへのリンク;「植物・花ー冬」

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追記(1月11日);今日東大和公園にてカシワバハグマを観察、もう少しマシな写真を撮ることが出来ましたので追記しました
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寒いよ~!、今朝はこの冬一番の冷え込みとのこと、暑いのも寒いのも苦手である事は確かですが、今日は、寒い中無理やり早起きしてお出掛け、目的地は狭山公園、しかも朝早い為駐車場は使えないので自転車に乗ってなのです。
どうして?・・・が写真のもの、「カシワバハグマ(柏葉白熊、キク科コウヤボウキ属)」の氷の花を見るためなのです。

下記参照サイトにも記述がありますが、地面に近い茎に氷の花を付けるので有名なのは「シモバシラ(霜柱、シソ科)」ですが、この「カシワバハグマ」も同様(といかにも以前から知っていたかのように書いていますが、昨日レインジャーの方にお聞きして知っただけ)、ということで、この一番の冷え込みを狙ってお出かけでした。

インターネットで見れるような大胆なものではありませんでしたが確かに氷の花みたいなものを確認(下・右)、目的達成です!。

上の写真の「カシワバハグマ」は、昨日昼間写したもの、下・左は今朝写したもの、比べて見ると花弁みたいなものが今朝は広がっている、これ何故なんでしょうね。
以下勝手な想像ですが、この「カシワバハグマ」は枯れた状態でも根っこから水を吸い上げている、だから寒い時には茎に氷の花が出来る、氷が出来ると水が上らない、この機会に種子が付いた綿毛を広げて風に乗って散布する、とすると真冬の時期で氷結した時期又は水を吸い上げる能力が失われた真冬を過ぎた時期に種子を散布しようと待ちかまえている、この様な想像をしましたが、どうして?って「カシワバハグマ」に聞いてみたいですね。

追記(2014年1月30日);本文の「カシワバハグマ(キク科)」と「シモバシラ(シソ科)」以外の霜柱が出来る植物
●「カメバヒキオコシ(シソ科)」や「シロヨメナ(キク科)」も氷の花が見られるそうです。外気温が零度以下になっても地中は暖かい、従って根は水を吸い上げる、吸い上げた水が地上部分の茎の裂けた部分に達すると凍ってしまう、この様に地上部が枯れても根が水を吸い上げる機能を残している植物にこの現象が見られる、不思議です。


参考サイト;
「狭山公園、八国山緑地、東大和公園 狭山丘陵の都立3公園の情報」

”タ~ン・・・タ~ンの「鹿威し」”
(Shishiodoshi)

アルバムへのリンク;「街角スナップ」

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ここは狭山公園にある宅部池、近くからタ~ン・・・タ~ンの音が聞こえる、近づいてみましたら写真の「鹿威し(ししおどし、添水(そうず)又は獅子脅しとも書く)」、どなたがお作りになったのか、心地よい音を響かせていました。

この「鹿威し」、たかが、公園のシーソーと同じではないか、簡単に作れるのでは、されど、下手に作ると、まずギッコン・バッタン(ギッタン・バッコン?、ギッタン・バッタン?、どれかな~、地方によって違うみたい)の反復動作が途中で止まってしまったり、良い音を出す為には竹の太さも振り上がった高さも最適に保つ必要がある、それに住宅地であれば取外し可能にしておいて夜中には音が出ないようにしておく必要がある等々奥が深い一面がいっぱい、ヒロパパはこれを作った事はありませんので、作る際はインターネットで参照サイトを熱心に紐解いてとなります。

それでは・・・と又ヒロパパの悪い癖?、タ~ン・・・タ~ンだけではなくタ~ン・トン・タンとかドミソみたいな和音になる竹楽器にする為にはどの様な構造にしたらいいのかな?、一個で複数音鳴らすのは構造が複雑になりそう、それでは複数個作って並べればよさそう、又は2音だけだったら転倒ます型雨量計みたいに傾くたびに音が出るようにしたら・・・でもやはりこの構造でタ~ン・・・タ~ンとそこはかとなく聞こえるのが日本の自然には一番、水琴窟(すいきんくつ)と同様、これも日本の文化なのでしょうね。

さてこの「鹿威し」は、本来の目的は猪や鹿等の野獣を追い払うものだった、現在でも日本庭園で灯籠やつくばいと同様なくてはならないもの、先日、世界無形文化遺産に登録された和食と同様日本庭園の文化も候補となりそうな気がします。

参考サイト;
「ししおどしを作るーまのまに屋」
「勢いよく動くししおどしの秘密」

”樹皮の顔、これ誰の顔?”
(a face on the bark, Who are you?)

アルバムへのリンク;「戯言」

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掲載した写真、単に樹木の幹ですが、3枚を左から順に見てください、何かが居ます。
ソーナンデス・・・人?、羊?、何かは定かではありませんが顔に見える、森の中を徘徊しているとこの様なものにたびたび出会う事ができます。
以前話題にしたオニグルミのお猿さんの顔に似た葉痕もしかり2013年2月5日の話題、森の中を散策する時の楽しみの一つ、多分子ども達が発見する頻度の方が多い?、というかヒロパパはまだ子供みたい・・・いいえ、歳を取るにつれて子どもに戻っているのかもしれません。

全部で絶対に、とは云えませんが、動物は目が二つ、鼻と口が一つで左右対照的に配置されている、だから、これを見て(又は想像して)相対するものを動物と認識する感覚があるからなのでしょう。

以前写真家の方のお話で、動物や鳥の写真を撮る場合、自然に溶け込み動かない事は最重要にしても、もし身体の一部を出したにしても、それが対象形でなければ敵対するものとして見ていないのでは、だから近寄ってくれて写真が撮れるのだ、という方が居ました。彼らも目・鼻・口が対象でくっ付いていれば動物と判断している証拠なのでしょう。

お話が飛びますが、感覚の中でも視覚は面白いですね。
動物全体に云える事と思いますが、動くものに対する感覚が鋭い、特に視野ぎりぎりの角度でも動いていれば何かがそこに居ることを認識出来る、そこで見えたものが特に顔的なものであれば、危険察知又は狩猟の対象となる、多分動物全体に備わっている本能なのかもしれません。
もうひとつ、記憶について、場所に対する記憶が強い気がします。写真の樹木が何処にあったのかを、この顔的なものを思い出せばその場所に行く事が出来る、これは何処に行けば何を収穫できるかの本能的なものなのでしょうね・・・と言いながら今日も飛びとびの話題に終始しました。

”小翊ちゃんへのギフト”
(gifts for xiao-Yi)

アルバムへのリンク;「戯言」

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写真の本や小物は何?、小翊ちゃんへのギフトです。
先日お母さんのWuさんから届いた台湾のお菓子2014年1月2日の話題のお礼と小翊ちゃんの誕生日のお祝いにと今日EMSで発送しました。

それにしても写真の本は何?、小翊ちゃんは大学に進学してからもデザイン関連の勉強を続けるとの事、デザインの範囲は広いものの”何でも広く見ておく事が重要であろう”と勝手に考え、小翊ちゃんにとって役に立つのか興味をひくのか定かではありませんが、日本での身近な陶磁器や木工製品、その他事務用品や装飾品等の写真が載っている本を適当に選んでみました、喜んでもらえれば幸いです。只、受験勉強の最中、熱心に眺めないで勉強に疲れたらにして下さいね。それに付属としてヒロパパのオリジナルデザインの木の実栞、それに拙い中国語で書いた手紙も、小翊ちゃんがこの手紙を見て、何が書いてあるのか分からんよ!って云われそうですが。

それに誕生日を覚えているのか?、実はFACEBOOKでお友達の宣言をしておくと、”もうすぐ〇〇さんの誕生日ですよ”とその都度FACEBOOKが教えてくれる、ヒロパパはFACEBOOKに慣れていないので自ら発信することはしていないのが現状ですが、アップロードされた画像等は楽しめています。

小翊、加油!加油!

”ひっつきむしのセンダングサ”
(Sendangusa, one of the prickly seeds)

アルバムへのリンク;「植物・花ー冬」

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昨日に引き続き”ひっつき虫”の話題、今日は”センダングサ(栴檀草、キク科センダングサ属)”です。

センダングサといってもいろいろあるのですね~、採集したものは多分「アメリカセンダングサ」と「コセンダングサ」、さて大凡の見当は付いてはいましたが、「アメリカセンダングサ」は2本の角、それに「コセンダングサ」は2~4本の角に釣り針の返しみたいな突起がびっしり、それぞれの突起は鈎爪の様に曲がってはいませんが、これだけ多量にあると昨日の「イノコヅチ」と違い衣服にくっ付くとなかなか外れないことも確かです。

さて又マタ疑問、この語源は?・・・インターネットによると、形が樹木の「センダン(栴檀)」に似ているからこの名前になったとのこと、それでは和名の「センダン」の語源は?、それに何故、昨日の「オオオナモミ(大葈耳)」と同様難しいこの文字を使っているの?、以下推測ですが・・・中国語での「栴檀」発音は、「zhan-tan」でこれが訛って”センダン”となった、以前話題にした「チャンチン」が「香椿=xiang-chun」の訛ったのと同じ経過なのかなと考えています。

お話を元に戻して、そう云えば「チヂミザサ」があった、今度はこれを含め粘液でくっ付くものを探してみます。興味は粘液が何処から出ているのか、それに粘性がどの程度の期間有効なのか・・・難しそうですが・・・。

参考サイト;
「ひっつき虫」

”ひっつきむしのイノコヅチ”
(InoKoduchi, one of the prickly seeds)

アルバムへのリンク;「植物・花ー冬」

inokoduchi

この頃の草はらにはひっつきむしの皆さんが目立ちます。ひっつきむしの皆さんはナカナカの知恵もの、「オオオナモミ(大葈耳、キク科オナモミ属)」については2005年10月12日のに、「ヌスビトハギ(盗人萩、マメ科ヌスビトハギ科)」については2005年10月10日のに話題にしたことがありましたが、今日は「イノコヅチ(猪子槌、ヒユ科イノコヅチ属)」の話題です。

「イノコヅチ」もひっつきむしの一つ、だから同じ様に”鈎爪”があるのかな?と拡大をしてみましたが、鋭いヘアピン状の棘が二本開き加減で出ていて、このピンには「オオオナモミ」や「ヌスビトハギ」みたいな”鈎爪”は無い、確かに、この苞はくっ付いても「オオオナモミ」や「ヌスビトハギ」に比べれば落ち易い、なかなか離れないのも「イノコヅチ」みたいに離れ易いのも一つの戦略?、近場で徐々に拡大すればいいや!ということなのかもしれません。

さてひっつきむしと呼ばれているものは他にもいっぱい(下記参照サイト)、これからも気にしてゆくことにします。

余分なお話し?、「オオオナモミ」の漢字表現は「大葈耳」、何故?を調べてみましたら、中国名は「葈耳(xi-er)」でそのままの文字を使用した、和名の「おなもみ」は、、生揉(なもみ)で毒蛇に噛まれたときなどに、生の葉をもんで傷口につけると痛みが和らぐことからこの名前になったとのことでした・・・一つ利口になったのかな・・・でも直ぐに忘れそうです。

参考サイト;
「ひっつき虫」

”M.A.さんの年賀状”
(New year's greeting card by M.A.san)

アルバムへのリンク;「戯言」

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毎年楽しみにしているM.A.さんからの年賀状(昨年の話題;2013年1月2日の、今年のデザインは、空を駈けめぐる元気な天馬とフナッシ―、待てよ?・・・なんと天馬は絵文字になっている・・・、このデザインどうやって作るのか、幾つも描いて選んでいる?、すごいですね~。

それとゆるキャラのフナッシー、今年に限っては人参をもって耳もしっぽも付けてお馬さんに擬態している?、ゆるキャラの中では只一人自分で声を出すことが出来る(と思っていますが)フナッシーは「ヒヒ~~ン~ナッシー」と叫んでいるのでしょうね。

ここで”ゆるキャラ”と書きましたが、”ご当地キャラ”という呼び方もありますよね。この違いが分からない、フナッシーはどっち?、熊もん、ひこにゃんはどっち?、その地域特有の特徴を表しているものが”ご当地キャラ”、特定の地域に基づかないものが”ゆるキャラ”、とすると前述したのは”ご当地キャラ”かな?、とすると代表的な”ゆるキャラ”って誰?、良く分かりませ~ん、どうでもいいことですが。

M.A.さん、毎年々々可愛い年賀状をありがとうございます、来年も期待しています、それにトトロにも伝えておきますね。

”ハワイ島ロイヒ海山”
(Loihi Seamount at Hawaii)

アルバムへのリンク;「風景・自然」

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お正月は世界の自然を紹介した番組が多いのかな~?、地デジかBSかどこの局かも忘れましたが、たまたま付けっぱなしにしていたテレビから、お孫ちゃん達が居るハワイ島の話題をやってたので見入ってしまいました。

その番組では、
キラウエア火山の裾野から直接海に流れ込んでいる熔岩の流れやマウナケアの天体望遠鏡群とか、その他自然についての紹介があり、しかもこのハワイ諸島が天皇海山群(海山に日本の古代の天皇の名前が付けてあるものがある)に属していて、西から順番に隆起して一番新しいのがハワイ島、しかも太平洋プレートの移動(100万年で51キロ)で西から沈み込んでいる、と同時にハワイ島の傍に(南東沖35キ)ホットスポット火山の海底火山「ロイヒ海山」があり1~10万年後には海面から顔を出すと予想されている、
こんな内容であったと記憶しています。

とここで思いだした事が、昨年の出来事で、政治的には何かと心配な出来事ばかりだった中2013年12月3日の話題、心が休まる出来事が、それは小笠原・西之島の傍の新島が西之島と陸続きになった事、このロイヒ(Loihi)も将来ハワイ島にくっ付くのかもしれませんね。

それに西之島と新島のくっ付いた間に残された海水は、塩分濃度が上がって死海みたいに浮くことが出来たり?、その後干上がってウユニ塩湖みたいになる?、その後地中に埋まって岩塩に?・・・何万年掛るのか分かりませんが、そんなことを考えていると楽しさ倍増です。

この様な自然についての番組を見るたびに、時間軸が極端に違う悠久の地球の営みを感じる、只、それに比べ人の寿命がいかに短いか、この短い寿命の人の活動が自然を破壊している、人はオゴルナカレ!、偉そうにと叱られそうですが、特にヒロパパの残りの人生が少なくなっている今だから特に感じるのでしょうか。

”元日に届いたギフト”
(New Year's gifts)

アルバムへのリンク;「趣味・好み」

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今年の元日(昨日)は、年賀状は勿論ですが、国際電話ありギフトの到着あり、何時もの元日とは違い「盆と正月が一緒に来たような」嬉しい事が重なって発生、写真は昨日届いた台湾Wuさんからのお菓子です。
このお菓子は、牛軋糖(ヌガー;nougat、ピンインはniuyatang)、爺爺奶奶(yeyenainai、ココナッツ風味のお菓子)で実は昨年も頂いた2013年1月18日の話題、早速懐かしい味を楽しんでしまいました、Wuさん、ありがとうございました。
それにWuさんのお子さん;小翊ちゃんは、日本でお会いした時は小学校6年生の時2008年6月24日の話題、ところが現在はデザインで有名な高校の3年生、今年5月には大学受験を控えていて合格すれば9月から新学期が始まる、早いものです・・・逆にヒロパパはそれだけ年取っているということですが。
小翊ちゃん、受験勉強頑張って!、小翊ちゃんの描いた薔薇の絵はその後づッと飾ってありますよ。

もうひとつ届いた荷物に、それに写真はありませんが、名古屋近郊にお住まいのSaさんから、なんと「ねぎとろ」が、これも美味しそう・・・本当に「盆と正月が一緒に来たような」嬉しい事が重なって????、でもこの熟語の本当の意味は・・・”ものすごく忙しい様”を表現した使い方が正解で、使い方が間違っているよ!、ごもっともその通りですね、気をつけま~す。

”穏やかな元旦
お正月の過ごし方の初めての経験”
(my first visit's place of the year)

アルバムへのリンク;「戯言」

newyeargreeting2014

「光陰矢の如し」とは本当の事、特にこの頃は秒針の進み具合が以前に比べ早くなったみたいに時が過ぎ去ってゆく感じがしています、何故なんでしょうね?。多分、”ああでもない・こうでもない”とか”あれをやらねば・これもやらねば”とかが極端に少なくなってきている、それに”明日でもいいや・いつでもいいや、そのうちに”が多くなってきている、だからなのでしょうか・・・とお正月早々の話題ではありませんね。まずは、

皆さま、あけましておめでとうございます

それでは世界に向かってのご挨拶は?、
Hawaii/Hiloの孫ちゃん達には・・・・”Have a Happy New Year!”
大家在台北和南京和海南・・・・”新年好/ 恭喜新禧”
それにSuomi(フィンランド)のHelsinki/Vieremaの皆さまには・・・・”onnellista uutta vuotta”

クリスマスカードや年賀状を出していませんので、ここでご挨拶させていただきます。

さてこのHPを開設して今年で10年、一昨年お袋がこの世を去るまで2012年4月21日の話題の約10年間の介護・主夫生活と昨年の喪中生活も終り、今年こそは!と気負ッてはいますが今度はだんだん身体が云う事を利かない、でも々々と、今年も頑張ってみますね。

それに、「あけましておめでとう」を世界の言葉で云いたい、でも覚えるのは大変、それでは1880年代考案された世界共通語の「エスぺラント(Esperanto)語」で云えば一発で済む、でも世界共通語といってもネイティブとして数千人、理解できる方が百万人から二百万人ではまだまだ世界共通語としては普及不足、それに言語はそれを使っている民族の独自に文化に根付いたもの、文字や発音を含め、細かいお話では地方での独自の方言も含め、それを大切に守ってゆくことが、その土地の文化の伝承に繋がる、従ってやはり各国の言葉をたくさん覚える事が一番!、と云ってもヒロパパにはもう無理みたいですが。