2014年3月のつぶやき
世の中には、綺麗なもの、不思議なこと、奇妙なこと、可笑しいことがいっぱいですね。
気がついた折紹介しています。
2014年3月31日

”春爛漫、桜花爛漫、天真爛漫”
(spring in full bloom)

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この数日やっと春爛漫、桜花爛漫の季節になりました。中国語で表現すると”春花烂漫正当时(chun-hua-lan-man-zheng-dang-shi)”かな、掲載した写真は今日の航空公園(所沢市)の様子です。

染井吉野が満開、春休みの為か天真爛漫な子どもたちでいっぱい、それに百合の木や欅、枝垂れ柳の芽吹きや開花が始まっていて、昨年秋以降、森の中を彷徨う折には、面白いこの実はないかな?といつも地面ばかりを気にしていたものが、このところ、花はどうかな?、新芽はどうかな?と、♪上を向ゥいて歩こうォォォ♪の状態、楽しく徘徊出来そうです。

一方、楽しさもそこそこ、明日から4月、消費税が8%に変わる、皆さまの準備は怠りないとは思いますがヒロパパは大きな買い物もせず只普通に過ごしているだけ、でも福祉に使うと云われている消費税の増税は我慢するにしても、これを含め全ての税金の使い道は、公僕である事を忘れている政治家や行政の皆さまに任せているのは不安がつのるのみです。

それに、このところ分からない事が続いていますね~、NHK会長が日付け不記載辞表を集めた事、マレーシア航空機の行方不明事件、前都知事の5000万円事件と何ら変わり無い?と思われるM党党首の8億円問題、それに袴田事件の証拠問題等々、何が真実で何が嘘かは報道でしかわからない一般国民が判断するのは難しい事も事実、でも全ての根源は私利私欲や組織の束縛が絡んでいそう、これらから離れ個人として意見を持ち発表してゆくことが出来る社会を作りたいですね。

”リギダマツ、確定です”
(pitch pine at Kodaira-reien)

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↑リギダマツ通りと↓緑の多い霊園内メインストリート
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先先月見掛け多分「リギダマツ」であろうと考えていた松を2014年2月1日の話題、やっとリギダマツと確認することができました。

掲載した写真がそれ!、この道路の名前が”リギダマツ通り”との表示が有り、早速落ちていた松ぼっくりを拾い、鱗片に棘があること、それに針葉が3本一組である事を確認、間違いは無かったと一安心です。

このリギダマツ通りって何処?、昨日の小平(東京都)のビッグ丸型ポストを見に行った帰途、迷い込み?、というよりそろそろ準備をしなさいと云われながら引き込まれた?のかもしれませんが近くにあった小平霊園内を彷徨っている際遭遇したものです。

この小平霊園は小平市、東村山市、東久留米市にまたがる65haの都立の霊園で、1948年開園し、野口雨情さん、壺井栄さん等々の有名人も眠っているとのことです。
と、ここで思い出されるのが平和公園(名古屋市)の墓地地域(関連話題;2013年4月17日、こちらの開園は1947年で147ha(多分、桜の園やメタセコイア広場を含んでいる?)、小平霊園は松や欅も多く落ち着いた雰囲気の霊園で樹木葬のエリアもある?、終活がはじまっているヒロパパにとって、お墓に入いるよりその方が良いのかな~等々考えなくては・・・。

”電信柱が高いのも郵便ポストが赤いのも・・・”
(a large post box at Kodaira-city)

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郵便ポスト、特に昔の赤い丸型のポストを見るたびに”空があんなに青いのも 電信柱が高いのも 郵便ポストが赤いのも みんなあたしが悪いのよ”が頭を過りますが、多分若い皆さんは「何!それ―?」なのでしょうね。
このところこのHPのアップデートが遅れていました、原因は???、怠惰な生活を送っている”みんなヒロパパが悪いのよ”なのですが。

掲載した写真の丸型郵便ポスト、ちょっと面白くないですか、何が?、一応基礎の部分に乗って手を伸ばせば投函は出来る、でも大きいので子どもでは無理、でも中間からでも出来、時間通りに集配をして通常使用できる勿論本物、小平市民文化会館;ルネこだいら(東京都)の道路際に設置されているものです。
何故これがここに?は、小平市にはこの丸型ポストが33本で(小平市HPより)都内では一番多く残っている、これを記念してとのことです。

でも何故現在よく見られる箱型にしてもこの丸型にしても色が赤いのでしょうね。
由来は、日本の郵便制度は英国から導入したもので英国が赤だったから、台湾やタイ、インドも同じ赤、それでは世界中赤色かというとそうでもない、米国は青色、ドイツやフランスは黄色が主、中国は深緑色と様々、日本の中でも赤ばかりでもなく速達専用は青等々(Wikipediaより)、赤にしなくてはならないということでもなさそうです。

それに郵便ポストで検索してゆくと面白いものがいっぱいでてきます。
まず 現役で日本で一番古いものが1912年からの豊川稲荷境内に、世界一低い所にあるポストとしてギネスが2002年認定した、すさみ湾(和歌山県)内の穂積島近くの枯木灘(かれきなだ)海岸から約100m、水深約10mの海中にダイバーやシュノーケラー用の郵便ポストが(海中・海底ポストは那覇や伊豆にもあるそうです)、世界一高い場所にあるポストは標高3454mのユングフラウヨッホ駅(スイス)に日本から1993年寄贈された丸型ポストが (その返礼としてスイスからの黄色の箱型ポストが常設郵便局としては日本一高い富士山五合目簡易郵便局に展示されている)、郵便局では、定期開設局ですが日本一は富士山山頂郵便局、それにダイバーやシュノーケラー用としてナッソー(バハマ)やハダウェイ島海洋自然保護区内(バヌアツ)には海底郵便局もあるそうです。

これからは、面白い形や色のポストを探してしまいそう・・・。

参考;日本一の丸型ポストのデータ
高さ;2.8メータ、幅;80センチ、重さ;1.5トン、投函口;2.1メ―タ(上)1.4メ―タ(下)

”面白い形の種子の実物見本”
(a display with real thing, No.11)

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烏瓜と風船蔓と青葛藤の面白い形の種

松ぼっくりの実物見本2014年3月7日の話題に引き続いて、今度は面白い形の種、「カラスウリ」と「フウセンカズラ」2013年12月27日2010年9月15日2007年10月18日の話題)と「アオツヅラフジ」2012年11月5日の話題の実物見本を作ってみました。
材量は、昨年秋拾って、よく乾燥させ大切にしまいこんでおいたものです。

秋、森の中を徘徊?する時は、見上げるより殆ど地面を見ながら歩く、落ちているこの実や果実の殻を見つける為なのですが、この頃はこんな習慣が付いてしまっている、皆さんからは”何をしているんだろう”と不思議な行動なのでしょうね。
昨年から拾ったものは室内で乾燥させ、その上乾燥材を入れた袋に仕舞い込んで保管、何故かのひとつは、どれ程拾得した時の色素が残るかを見たいが為なのですが2014年1月22日の話題、殆どのものは果実の種皮の色は変化してしまう、例えばスーパーボールのジャノヒゲ2013年12月28日の話題はすでにしわしわ、「ヒヨドリジョウゴ」2009年10月4日の話題やナンテン、センリョウ、マンリョウはすでに真っ黒、そんななかご覧ください「カラスウリ」はそのままの色素が残っているものが多い、その他センダンの白もそのまま、今後の変化は分かりませんが乾燥や保管の方法によっては変わってくるのかもしれません。

プリザーブドフラワー的な処理をせず、カエデの紅葉や銀杏の黄葉も含めて自然の色をそのまま残す方法は無いのかな~。

”紹介しま~す!、ショウちゃんとヒガッシ―ちゃんです”
(an event at Sayama Hill)

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ショウちゃん(左)とヒガッシ―ちゃん
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白色のテントがゴール地点です
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4月から来年3月までのカレンダー

この数日は春爛漫、今日は狭山公園を中心にしたイベント;「春のうららかウォーキング」が開催されサポーターとして参加してきました。

この「春のうららかウォーキング」は、誰でも参加でき、東村山駅に集合、当日受付、参加費無料で八国山緑地と狭山公園、東大和公園を回って約10kmをゆっくりと歩いて頂くもの、途中、各公園にてガイドウォークも組み込まれていて、完走者?ではなくて完歩者かな?の皆さんにはゴール地点にて素敵なご褒美がある、お聞きしてみましたら今年の参加者は683名とのことでした。
ヒロパパは、テントの設営や机・椅子の設置とガイドウォークのサポート、それにゴ―ル地点で完歩者を拍手でお迎えする、終了後の後片付け等々、こんな役割で自分も楽しんでしまいました。

掲載した写真は、狭山公園のある東村山市のご当地キャラのショウちゃん(手前)とヒガッシーちゃん、子ども達も大喜びですね~。
ヒガッシーちゃんは東村山市だから、は直ぐ理解できたのですがショウちゃんって何?、これは菖蒲の化身で同市内の菖蒲で有名な北山公園2013年6月11日の話題で生まれたものみたい、楽しい一日でした。

もうひとつ完歩者の皆さんに対するご褒美は、カレンダー(下の写真)、この付近の動植物の綺麗な写真がデザインされ、しかも面白いのは、最初が今年の4月で終りが来年の3月までのもの、なかなか考えてあります。

ここ狭山公園では5月6日には「SAYAMA HILLS DAY」と称してイベントが予定されています、またスタッフとして参加する予定です、是非ご来場を!。

”春本番!、柳とユーカリ”
(a willow tree and a eucalyptus)

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写真(上)は「シダレヤナギ」?と思っていますが、この頃の暖かさで蕾を付けていました。

さてここで又疑問が・・・これ雄花なの?雌花なの?・・・一般的に柳の仲間は雌雄異株、ということはまずこの木が雄株が雌株?かが分かれば雄花か雌花かははっきりするはず、ところが写っている木が雄株か雌株かをどうやってて見分けるのかな?、先日話題にした蕗の薹2014年3月12日と同じで、雄しべや雌しべが出てくるまで分からないのかな、インターネットから日本では雌株は少ない、雄花穂は2~3cm、雄しべが2個、葯は黄色、雌花穂はやや小さめで1~2cmとのこと、見分けるには暫く通って観察しないとわからないのでしょうか。

それに柳は虫媒花、それだったら昆虫等の活動がさかんなもっと暖かくなってから花を咲かせた方が良さそう、と考えるのは素人考え?、それほど目立った花では無く蜜も少ない為他の植物が花を付ける前に、この時期でも数少ない昆虫達に蜜や花粉を提供して確実に受粉してしまおう、こんな戦略なのかもしれません。

さて同じ場所で、この地では珍しいユーカリも植わっていました(下の写真)。
以前は東山動物園(名古屋市)のコアラ君達のお食事用として動物園の周りの緑地にユーカリをたくさん育てていて、ユーカリの種類や花を楽しんでいました(直前の話題;2011年2月11日
ユーカリと一言で言ってしまえばユーカリで済みそうですが、ユーカリは約500種あると云われている、それにコアラが好むユーカリも約30種ある、それでは写真のユーカリは何?、気になっています。

ユーカリを見分ける方法は?、●樹皮の様子が剥がれ易いかコルク質的か、●樹高、●葉っぱの形は丸いか細長い、●花の色や大きさ、●果実の殻の形状等々ありますが、一番分かり易い花の色は花を付けるユーカリが日本では少ないので難しい、従って樹皮と葉っぱの形で見分ける事が必要になる、ところが葉っぱの形は幼葉と成葉の形が全く異なるものが多い為(写真のユーカリは同じ木で、葉っぱの形が全く異なっています)その違いを知っていないと無理、コアラ君達用のユーカリについては、そこを管理している皆さんにお聞きすることができたのですが、ここではお聞きできる人が分からない、ム・ム・ム・・難しいの状態です。
もうひとつ園芸種等は和名や一般名が付いていますが、殆どは学名で呼ばれているものが多くラテン語で命名された学名の発音も難しい、例えばピンク色の花を付ける「Eucalyptus lucoxylon」は片仮名で表記すると「ユ―カリプトス・リューコキシロン」2006年9月27日の話題?、ということで写真のものをヒロパパ特性のユーカリリスト2008年11月29日を参照しながら樹皮と幼葉、成葉の特徴から比較してみましたが結論はまだ、それにここにはまだ2・3種類異なったユーカリが植わっていますのでまとめて調べてみようかな・・・。

”湿地(湧水池)の生物調査”
(inhabitation research of Wakimizu-pool)

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今日は狭山公園内の湧水池(全体の様子;2013年12月12日の泥浚い兼落葉掻き兼生物調査に参加してきました。この湧水池は、先々週トウキョウサンショウウオの卵のうを3対見掛けた場所で2014年3月13日の話題)水質検査も実施済みで極端に汚れている訳も無い事は分かっていた2014年3月2日の話題)、さてどんな生物が居るのか楽しみにしていた湿地です。

胴長で身を固め池の中に入り、泥と落葉を網で浚い、少し泥を落として水盤に入れ、水盤に水を加えピンセットで拾い上げ、種類別に水槽に分けてゆく、約2時間程度の作業でしたが、見つかるたびに歓声が・・・楽しいひと時でした(上の写真)。

湿地帯の池の中と下流の溝で見つかったものが下の写真の上、只一つだけ残っていたトウキョウサンショウウオの卵のうを始めヤゴやユスリカの幼虫(下表は数を確認した例)、写真内下は溝の中い居たもの、過去の状態はどうだったのでしょうね?、多様性が保たれていればと思いますが。

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”春のイベントの出し物、この実しおりとパンパイプ”
(a panpipe proposed for children' event)

アルバムへのリンク;「ボランティア―」

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ここ狭山公園では、春・秋には公園内にてイベントを開催しているみたい、様々な出し物があり、ヨガ教室、ライブミュージック等々、その中で子ども達向けの工作教室もあり、それに候補を提案してみようかなの一案です。

一つは”この実しおり”で(直前の話題;2014年1月14日、必要な材料としてのトチノ実とムクロジ、それにゴム紐、フウセン蔓の種子を50人分作れるように保管してあります。

これに加えてもうひとつ、パンパイプ作りも提案してみようかな~。
矢竹を使ったパンパイプは以前子ども達向けのイベントで実施した例があり2010年11月13日2010年11月2日の話題)、その時は1オクターブ(7本)だった、只、ここではまだ矢竹の竹林が見つかっていない為、保管してあるもののみ、となると例えば1オクターブ等を作るには材量が少なすぎる、従って例えばド・ミ・ソ等の和音のみの3本とすればある程度の人数分確保できそう、次回のミーティングにサンプルを持って行き皆さんに紹介してみます。
掲載した写真・右は、サンポ―ニャの本物(ケースが有る方)とヒロパパが作った模倣品、模倣品の上の2個が今回提案するサンプルで、ストラップ等の飾りにも使えるよう工夫してみると面白そう・・・。

”タラヨウの不思議、その後”
(a Ilex latifolia is a mysterous tree)

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続けている狭山公園の花壇の手入れ、今日は夏に向けて花の色や背丈を考えて何を植え付けるか、熱心な皆さんの議論がなされています(上の写真)。
でも写真の右に4人ばかり議論に加わっていない人たちが居る、ヒロパパもそのうちの一人、特にヒロパパにとっては花の名前も色も背丈も良く分からない、従って議論に加わる事も出来ない、情けない状態が続いています。

今日の収穫は「タラヨウ」について、2月中旬に発送したタラヨウの葉書の一つ、Kuちゃんに発送した分2014年2月10日の話題)をKuちゃんに持ってきていただき見せてもらいました。
下の写真の左のものがそれ、発送したままで保管していて頂いた状態ですが、枯れ腐敗した状態でかすかに記載した痕跡が認められるものの読みとれる状態ではありませんでした。
タラヨウへの記載については写経等に使われていて長期間(といってもどれほどか分かりませんが)読みとれるものとの知識から、それではどれ程の期間可能なのか?を調べる為、その後もタラヨウの葉っぱを拾い、●まず何時まで書き込めるのか、●書き込んだ文字が何時まで読みとれるのか、●同時に書き込みにしても読みとりにしてもどの様な保管方法が良いのか等々の為、ほぼ毎日まずは書き込みをしていて、部屋内に放置してものについては一週間以内に書き込み不能、但し文字の読み取りは可能2014年2月28日の話題)、ビニール袋に入れているものについては書き込み・読み取り両方可能な状態(右の6枚)が続いています。

現在までの状況から、記載は手早く数日以内に、保管は腐敗等を避け丁寧に乾燥させる、当然でしょうと云われそうですが・・・。
もうひとつ、タラヨウを葉書として送り出す場合、配達の方に迷惑がかからない様宛名はサインペン等で書いた方が良さそうですね。

”マテバシイとトチの澱粉は?”
(a starch of the acorn;Matebashii)

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澱粉の大きさを比較してみました。
今回加わったものはマテバシイとトチ、トチはトチせんべいに利用されているし、マテバシイは、スダジイと同様コナラに比べ癖が無く食べ易いとのこと、料理方法は焼くとか煮るよりも煎った方が美味しい?、それでは澱粉そのものはどうかな?、と今回、この実しおりに利用しようと貯め込んであるトチノ実と先日拾ってきたマテバシイ2014年3月4日の話題)で殻が割れてしまったものを集め、その澱粉の抽出をしてみました。
抽出方法は、以前に経験した葛の澱粉抽出の時2006年3月4日の話題)と同様、砕いてガーゼで濾し、澱粉のみを沈めることを繰り返し、最後に乾燥させ粉末として残す、今日現在はまだ工程の途中ですが、ついでに澱粉の大きさを比較してみようと顕微鏡で覗いてみたものが掲載した写真です。

比較したものは、マテバシイとトチが新規、これ以外のヒシ、ジャガイモ、クズ、サツマイモはヒロパパの宝箱に仕舞い込んでおいたもので6種類の澱粉、色付けはイソジンのうがい薬、倍率は全て200倍です。
結果、マテバシイはクズと同じくらい、トチはヒシやサツマイモと同じくらい、ジャガイモが一番大きい・・・とここまではこれで良いのですが・・・さて、大きさを比較してどうするの?、大きさの違いで美味しさが変わるの?、粘っこさが変わるの?、料理時間が違うの?等々この後どうするかはこれから考えてみます。

今回のマテバシイの澱粉抽出で気が付いた事は、中身の核の部分は殆どが澱粉なのかなと思っていましたが、そうでもない、収量の計算は出来ていませんが繊維質的なものもいっぱいでした。

”おしゃべり鳥、「ガビチョウ」”
(Hwamei at Hachikokuyama)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

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やっと名前が分かりました、掲載した小鳥は1月下旬に、昨日話題にした八国山の下池で出会ったもの、先日のガイドウオークの時にも出会い名前を教えて頂き、「ガビチョウ(画眉鳥)」とわかりました。
1月下旬に撮影した時の様子は、群れをつくって水浴びをしたりおしゃべりをしたりとなかなか元気のある小鳥たちで、なかなか可愛い~・・・と思っていたのですが、特定外来生物でしかも侵略的外来種ワースト100選定種にもなっているとのこと、その理由は在来種のツグミ等地上で採食する小鳥たちと競合する事が予想されるから、それに何故増えたかについては人が飼っていたものが逃げ出したからとのことです。

それにしてもなかなかおしゃべりな小鳥で、Youtubeでも聴く事が出来ますが、ウグイスやキビタキ、オオルリの鳴声を真似る事も上手、ということは、先日初鳴きを聞いたウグイスの鳴き声は2014年3月12日の話題)もしかしたらこの「ガビチョウ」だった?、これは大丈夫、先日のウグイスはこんなにやかましくは無かった、だから本物のウグイスと考えています。

地域が変わるとそこに生息している生物が変わる、例えばここ狭山丘陵では、中部地方に比べ「コナラ」は同数程度あるものの「アベマキ」は見られず代わり「カシワ」がある、これの理由が分からない、それに「アカボシゴマダラ」を見掛けたり2013年8月22日の話題)と、歓迎する・しないは別個に面白い経験をしています。

参考までに`「ガビチョウ」は中国では「画眉(hua-mei)」と呼ばれていて、ご婦人が眉毛を書く意味も有り、特徴のある眼の周りの白い模様から付いた名前とのこと、英語名は中国名をそのままを使っています。

ついでに昨日の話題の続きで、掲載した写真は一月末の下池で、すでに白濁しています。只、ガビチョウはここで水浴びをしたりして遊んでいる、ということは酸性が強すぎるとかその他の危険な成分を含んでいるということは無さそう、と感じています。

”赤ガエルの卵塊、それに二つ池の様子”
(a creamy-white pool)

アルバムへのリンク;「戯言」

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↑上池にカエルの卵が、↓下池が白濁、どうして?
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八国山緑地にある二つ池の上池に昨日、赤ガエル(ヤマアカガエル)の卵がいっぱい見られました(写真・上)。中央の藻みたいなものが被っていますが、産卵されてからもう1・2週間と思われます。例年の様子はヒロパパにはまだここでの経験が一年未満の為良く分かりませんが、昨年秋の様子から比べれば貯水量は豊富、おたまじゃくしに生長して陸に上がるまでこの様に貯水されていれば良いのですが。

ここには二つの池があり、上流にあるのが上池、水路でつながって下池、その下流に先日水質検査をしたハンノ木湿地があります2014年2月27日の話題)

下の写真は、下池の様子、ここには蛙の産卵は見られませんでした。それに、池の水が白みがかって見える、これ何故でしょうね?。
実は先月ここを訪問した折も、二つ池の状態は同じで、上池はほぼ透明状態、下池はこの様に白みがかっていた、只、その下流の湿地内の水はそれほど白濁している様には見えてはいませんでした。
この下池の水源は、上池からと両側の山裾から流入水(下・右の地勢図と2013年10月28日の話題)のはず、付近の地質からは大きな違いは無いものと考えると不思議、それに蛙君達が産卵しないのも含めて何か違いが有りそう、気になっています。

まず湿地内の水質は、先日の検査はpHとCOD、窒素やりん酸で、もしかするとこのpH=5~6と金属イオンの反応で?、手持ちのパックテストでは確かめる事は不可能ですが、再度取水地点を上池、下池、湿地内の三点を選び同じ手持ちのものでまず確かめ、その違いを明らかにできない場合は、新しい金属イオンが検出できるもので試さざるを得ないのか?、簡単ではなさそうですね~。

でも世間には「五色沼」 なんて名所もあるし、もっとタ―コイスブルー2010年9月6日の話題)みたいな発色をさせて観光スポットにしてしまう、それは無いか!。

”ナポレオン・ハット”
(a Napoleon hat)

アルバムへのリンク;「植物・花ー春」

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ナポレオン・ハット!?、写真のものがそれ、これをナポレオン・ハットと呼ぶのですね~、知りませんでした。
これは「リョウブ(令法、リョウブ科リョウブ属)」の冬芽の芽麟、通年はもっと早くこの芽麟は無くなっているのが普通みたいですが、”残っていてくれてありがとう”です。
この新芽や葉っぱは美味しいとの事ですがヒロパパの試食はまだ、先日の蕗の薹2014年3月12日の話題)と同様天ぷらにして食べてみたいものです。

今日は八国山緑地の自然観察のグループに初めて参加して、このナポレオン・ハットはこの時説明されたものの一つです。
ご案内頂いた方は、ボランティア―で観鳥家の方や植物・昆虫に詳しい方、とにかくものすごく詳しい、ヒロパパはメモを取りながら写真を撮りながらでしたが、後でメモや写真を見て分からないものばかり、そのなかでこのナポレオン・ハット=リョウブだけでも覚えておかないと・・・。

このナポレオンハットはニ角帽子とか三角帽子とか呼ばれていてナポレオンが被っていた帽子、まてよ、現在の皇居への送迎用の儀装馬車の従者の皆さんも・・・そうだ!とここで思いだされたのは、な~んだヒロパパ家にもあったではないか2009年8月18日の話題)、多分80年程前のもので正装用のもの、「大礼服」と呼ぶのだそうですが、ひ孫ちゃんの時代になったら、もしかしたら当家の宝物になるのではと期待して捨てないで保管しておきますね。

追記(2019年7月6日);
花と名前について、2019年7月6日に話題にしました。

”唐松を近くで見掛ける事ができました”
(find the Karamatsu at near here)

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松ぼっくりは、左から「クロマツ」、「アカマツ」、「タギョウショウ」、一番右が「カラマツ」です。

唐松、信州に行った折でいいやと考えていた唐松が狭山公園に植わっていました。
唐松はマツ科の中では珍しく落葉樹、現在は葉っぱを付けていない木が多い中、あのスラットした樹形で探しまわった結果、なんと広場の中心近くの見易い場所にあった、何度もここを通ッているのに・・・何かを探す場合目を探すものにしなければ・・・なのでしょうね。

付近の地面に落ちていた松ぼっくりを拾い早速大きさ比較の為他の松ぼっくりと一緒に記念撮影、掲載した写真がそれです。
先日、小さい松ぼっくりとして話題にした「タギョウショウ」2014年3月9日に比べ、鱗片や全体の形状は違いますが、長さはほぼ同じ位の小ささでした。

それでは、この頃話題にした松ぼっくりについて(直前の話題;2014年3月7日、植物の分類上から何処に属しているかを表にしてみました。
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太字のものがこの頃松ぼっくりを話題にしたもの、ドイツトウヒ、ヒマラヤスギ、このカラマツも特徴があると同時に、同じマツ科マツ属の中でもアカマツやクロマツ等に対してストローブマツの様に形状が特徴的なものがある、球果植物といわれている全体についてみたらどうなるのかな?・・・と考えてゆくと又マタ深みにはまりそうです。

”山椒魚の卵のう、発見!”
(find the salamander's cocoon)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

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拡大してご覧ください、バナナ型の卵のうが見えます
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山椒魚の卵のうを発見しました。写真の矢印がそれ、昨日は全部で三腹分(6個)確認できたのですが今日は5個しかない、どうしてかな?、もしかしたら周りで虎視眈々と狙っているザリガニのせい?、陸上生活に移る時期が6月末頃とすると、あと4カ月この水たまりで無事に生長出来るかどうかが心配です。

山椒魚の産卵時期は、まず赤蛙が、その後約1週間で山椒魚が、その後約1週間でひき蛙がと以前教わった、従ってまず赤蛙の産卵が見られたら要注意と思っていたのですが、この水たまりには何故かは分かりませんが蛙の産卵は無かった、ところが山椒魚の卵のうを発見、蛙君達の産卵が無いのも不思議です。

さて、これどのサンショウウオの卵のうかな?、水たまり(流水域ではなく少しは流れはありますが止水域)にある事、卵のうの形がバナナ型である事、山椒魚はその生息状態から交雑は起り難くここは関東地方、これらを含めて多分「トウキョウサンショウウオ」と考えています。

実は以前、名古屋市内の緑地で、山椒魚の飼育状態を継続して見学させていただいたことがあり「山椒魚生育日記」※ここでの記録では「トウキョウサンショウウオ」と記載されていますが「カスミサンショウウオ」らしいとのことです)、陸上生活に移るまでの生活誌は一応分かっているつもりです。

毎年の状況がヒロパパにはこの地ではまだ経験不足で良く分かりませんが、生息数が毎年この状況が続いているのか、それとも減っているのか、減っているとすると保護活動が必要なのか、最小限ザリガニだけはご遠慮頂いた方が良さそう、ここを管轄する団体にお聞きしてみます。

参考;卵のうの形に因るサンショウウオの種
●アケビ型;クロサンショウウオ、●バナナ型;トウキョウサンショウウオ、カスミサンショウウオ、●コイル型;エゾサンショウウオ、●ヤマブドウ型;ハコネサンショウウオ

”♪春ですね~、ちょっと気どってみませんか・・♪”
(Fuki,Mansaku and Sakura)

アルバムへのリンク;「植物・花ー春」

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mansaku140312 sakura140312

この地方の最高温度が16℃、今日は暖かかったですね~、キャンディーズの”もうすぐ春ですねえ、ちょっと気どってみませんか・・・「春一番(穂口雄右・作詞/作曲)」”の通り、ツクシは見ていませんが蕗の薹(フキノトウ)やマンサクが花を咲かせ、桜のつぼみも膨らみ、それに鴬の鳴声も今日初めて聞こえていました。
鴬ちゃんはまだ発声練習の最中なのか、ホ―、ホ―だけとか、時たまホ―・ホケ・キッキョ・キッキョとたどたどしい鳴声、姿は確認できませんでしたが・・・、ちょっと気どってみていたのかもしれません。
それに蕗の薹は雄花(不稔の両性花)と雌花が別々だったですよね、暫くして綿毛を付け種子が出来る方が雌花であることは分かるにしても、それでは写真のものはどっち、この状態ではどっちか分かるのかな?、疑問が増えてしまいました。
実はこの疑問は以前も宿題になっていて2012年4月5日の話題これを忘れていただけ、今年は頑張って観察してこの宿題を解決しないと・・・。

”東日本大震災からもう3年”
(just 3-years have passed since Higashi-Nihon-Daishinsai occured

アルバムへのリンク;「東日本大震災」

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掲載した写真は、トトロや中トトロ、小トトロにクロスケ達、トトロの寝床の楠ではなく松ぼっくりでの集合ですが、トトロやその仲間の皆さん、助けて~!の声を届ける為登場してもらいました。
何を助けてなの、東日本大震災の復興に向けてなのです。

東日本大震災発生から今日でもう3年、2万人を超える方が亡くなり(震災関連死を含む)まだ行方不明の方が2600名を超えている、避難・転居を強いられている方が26万人超、特に福島第一原子力発電所とその周辺は事故時で時間がストップしている、復興はおろか復旧も進んでいない、と感じてしまうのは間違いなのでしょうか。
皆さまも同じ思いと思いますが、津波が襲ってくる映像、肉親を亡くした方のお話し、例えば南三陸町の防災センターの防災スピーカから流れていた遠藤未希さんの声を聞くたびに涙があふれてくる・・・被災された皆さまの事は忘れる事はありません。

振り返って、このHPの東日本大震災のアルバム(ココをクリック)を読み返してみましても、当時疑問に感じたことが何ら解決していない、特に、福島第一原子力発電所事故については、当事者の東電やその債権者にしても政府内にしても誰も責任を取ろうとしていない、それにこれだけの事故を起こしておきながら、廃炉作業や高レベル廃棄物の将来にわたる経費をあやふやな数値で計算し、まだ原発による電気料金が一番安いからと原発稼働に向けて動いているとか原発を輸出しようとか考えている、しかも除染による低レベル廃棄物や2万トンも貯まっている高レベル廃棄物の最終処分場も決まらない状態で地下深層貯蔵が困難とみるや開発されていない将来の技術開発を期待して浅地層に格納するとか、中間貯蔵施設が決まったとしても最終処分施設が決まらなければ名前だけは中間で最終と同じ意味となる、完成されていない技術の原発は直ぐストップさせ、現在貯まってしまった放射性廃棄物の解決方法に集中する、勿論日本だけの問題ではありませんが、日本が率先してその進路に進むことを提案したいですね。

この文章を書いている今の時刻は午後2時46分で、黙とうをさせていただきました。3年前の同日同時刻は名古屋で当家のおばあちゃんのステイ先の老健で雑談中でした。車いすを押して何処に逃げようかと慌てていた事を思い出しています。
政府主催の追悼式にて総理大臣の言葉に”復興が進んでいる”との文言がありました、おかしい!、現実を理解していない! 、これが彼らのレベルなのでしょうね、残念です。

再度、被災された皆さまの事は忘れる事はありませんし、現在の平穏な生活を送れている自分がなんと幸福な事かとかみしめています。

”「タギョウショウ(多行松)」とその松ぼっくり”
(Tagyousyou, one of the Japanese red pine)

アルバムへのリンク;「植物・花ー春」

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先日の航空公園散策の折見掛けた松の「タギョウショウ(多行松)」について2014年3月7日の話題、当日撮った樹形と松ぼっくりを掲載してみました。

根元からたくさんの幹が生長して見事な樹形、植わっている場所がこの公園の入り口、従ってシンボルツリーとして多分手入れしているからと思います。
それに拾ってきた松ぼっくり(下の写真右下の4個)を「アカマツ(下の写真左下の2個)」と「クロマツ(その上の2個)」と比較してみました。どれも落ちていたものを拾っていますので未熟なものではないとして、この「タギョウショウ」の松ぼっくりは長さが3cm程度で胴周りも長さも小さい事が分かります。
それにこの「タギョウショウ」は学名は「ウツクシマツ」(滋賀県に自生している、天然記念物)と同じ「Pinus densiflora form. umbraculifera」とのこと、「アカマツ」の一つで「ウツクシマツ」の園芸種と考えておくことにしました。

この「タギョウショウ」の松ぼっくりは小さい、それではこれより小さい松ぼっくりはあるの?、この付近では見掛ける事はできませんが、マツ科としては特異な落葉する松の「カラマツ」のそれは約1.5cm~2cm程度と聞いています。今度信州辺りを旅行した時には探してみます。

もうひとつ、前々から疑問だった事、松ぼっくりだけを見ただけでアカマツかクロマツか区別できるか?については、クロマツの松ぼっくりの方が大きいものが多いこと、これ以外に鱗片一つ一つも大きい、比べて見れば分かるのですが、果して単独で見た場合正確に区別ができるかどうか、必要な時には現物や写真を持ち歩くことになりそうです。

”台灣からの烏魚子”
(a dried mullet roe from Taiwan)

アルバムへのリンク;「趣味・好み」

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美味しい烏魚子が今日台湾のWuさんから届きました。
「烏魚子」って何?、中国語の発音では「wu-yu-zi」、日本語で言うと「からすみ(唐墨、鰡子、鱲子)」、国内でも江戸時代には肥前(現在の長崎・佐賀)での特産品で三大珍味の一つ、今では台湾産の方が有名になっているみたいです。

Wuさんは小翊ちゃんのお母さん、小翊ちゃんは今年5月大学受験試験に臨み、9月から大学生としての生活が始まる2014年1月20日の話題、加油(ガンバレー)!小翊ちゃんです。
Wuさんからからすみを送っていただいたのは旧くは6年前2004年12月30日の話題、その後もたくさんの台湾のお菓子やからすみ等々送って頂いている2013年1月18日の話題、今回は小翊ちゃん用にと日本語ですがデザイン関連の本を誕生日のお祝いにお送りした、これのお返しみたい、いつものことながら”海老で鯛を釣っている”と云われても否定できない・・・Wuさん、いつもいつもありがとうございます、機会をみてまた”海老”相当ですがなにかお送りしますね。

参考までに台湾のからすみの関連のサイトを下記してあります。
それにパラリンピックが始まって、早速金メダリスト誕生、これもガンバレーです。

参考サイト;
「珍芳ー精選台灣名産」

”実物見本、今回予定していたものは完了”
(a display with real thing, No.10)

アルバムへのリンク;「植物・花ー春」

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松ぼっくりの実物見本の予定していた最後の一つ、「ヒマラヤスギ」ついて2014年3月3日の話題、やっと今日作ってみました。
先日までは、大き過ぎケースに入らない等々悩んでいましたが、結局小さめの松ぼっくりを選び無理やり?ケースに収める事に成功、これで当初予定したものは完了です。

掲載した写真の手前のものがそれ、種も丁寧に鱗片から剥がし、シダ―ローズや松ぼっくりが抜けたもの、それに雄花も入れてみました。
それにしても、松ぼっくりを紐でくくってあるのは何故、実はどの松ぼっくりも同じですが乾燥すると大きく開いてしまう、それを防ぐため濃いめのボンド溶液に浸しその後乾燥させ固定したかった(他の閉じたサンプルはこの方法で閉じた姿にしてある)、ところがヒマラヤスギの松ぼっくりは、これが利かず、開くだけだったらまだしもポコッと外れバラバラになってしまう、ということで紐でくくって固定した訳です。

これらの松ぼっくりは、航空公園で拾ったストローブマツを除いて全ては狭山公園で見る事ができるもの、これら以外はまた見つける事が出来た場合増やすことにしますが、航空公園で既に「コウヤマキ」を見掛け2014年3月5日の話題、その後、松ぼっくりが極端に小さいしかも根元近く多くの幹に分かれている「タギョウショウ(多行松)」という松も見掛けました。「タギョウショウ」はアカマツの一種みたい、「ウツクシマツ」と同じ・違う?、園芸種?・・・後日、調べた後話題にします。

もうひとつ、より比較し易い様に、樹形と松ぼっくりを一覧にし(下の写真)ケースの後面に貼り付けることにしました。

”針葉の気孔”
(a stoma of some needle leaves)

アルバムへのリンク;「植物・花ー春」

umemankai140306

sinyoukikou140306

昨日は雨、今日は快晴なれど風は冷たい、まるで♪春は名のみの風の寒さや・・・♪の「早春賦(吉丸一昌作詞、中田章作曲、1913年・大正2年に発表)」が思い出されます。
それでもこの地方は梅の花は満開、只、東北・北海道ではだんご低気圧が通過中、偏西風の蛇行が原因?、蛇行の原因は極地と赤道付近の温等差、この原因は地球温暖化、温暖化の原因は人の活動によるとか太陽活動の変化とか、太陽活動をコントロール不可だけど我々人類の活動はコントロール出来るはず、ウクライナやシリア、その他近隣諸国との間で憎しみ合っている暇は無いよ!・・・と又マタお話が飛んでしまいました。

今日の本題は昨日の続き、コウヤマキの針葉の不思議で葉っぱの裏に気孔帶がある、それではアカマツやクロマツその他の針葉の気孔は何処にある?、ということで部屋に転がっていた少し枯れだしたクロマツ、アカマツ、ヒマラヤスギ、ドイツトウヒの葉っぱを顕微鏡で覗いてみたものが掲載した画像です。

倍率は50倍、白いブツブツが並んでいるのが見える、見慣れている気孔の形とは違いますが、気孔そのものは乾燥に強くなる為に葉っぱに埋まっているとのことで多分これが気孔の一番外側の一部なのでしょうね。

それにしても葉っぱの気孔そのものも面白い、葉っぱの表とか裏ってどっちをいうの?、気孔は葉っぱの何処にある?、数はいくつ?、大きさは?・・・、
難しそうですが、専門用語で言うと、表・裏については「葉の背腹性」を調べれば良さそう、気孔が表・裏どっちにあるのは、桜の葉っぱは裏に、イネ科は両面に、水草は表のみ、気孔の数や大きさは、染井吉野は裏のみで約100個、シロツメクサは表が多く裏にもあり約150個程度、アヤメが表裏ほぼ同数で合計50個程度、一番大きく分かり易いツユクサは約15個程度で裏が多い、それにアヤメは進化の過程で昨日のコウヤマキの様に2枚の葉っぱが癒着し、こちらの方は裏に相当する部分が表面に出ているから気孔がほぼ同数である、様々な情報がありました、只、数についての真偽は不明です。

お話を元に戻して・・・松等の針葉は、表裏が分かり難い、気孔は側面に2列ある?との情報もありましたが、これを確認する為には相当な技術を要する気がします、そのうちに・・・と云う事にしますね。

因みに「早春賦」の”賦”は正確には”早春に詩を賦す”の意味で現代風に云えば”早春の歌”とか”早春の詩”とかになるのでしょう、それにこの詩は早春の安曇野(長野県)の風景を思いだしながらとのこと、静かな田舎の早春の中を散策、楽しいでしょうね。

気孔の話題;
●「ツユクサの気孔」;2009年10月5日の話題
●「ユーカリの気孔」;2006年9月27日の話題
●「カクレミノ、クス、ヤナギの気孔」;2006年7月17日の話題
●「コナラの気孔」;2006年7月13日の話題

”コウヤマキを見掛けました”
(Kouyamaki-Japanese umbrella pine)

アルバムへのリンク;「植物・花ー春」

kouyamaki140304 kouyamakihana

kouyamakisinyou140304

松ぼっくりの実物見本を作っているからなのでしょうか、散歩途中で見掛けた樹木を、松?それとも杉かな?と気になって、どうしても傍に寄って確かめてみたくなる、こんなことが続いています。そんななか見掛けたものが掲載した写真のもの、近寄って名札(見掛けた場所は航空公園(所沢市)でこの公園内の樹木には名札が掲げられているものが多い、ヒロパパみたいな素人には助かります)を確認しましたら「コウヤマキ(高野槇、別名;ホンマキ)」と記載されていました。
「コウヤマキ」は、球果植物門ーマツ網ーマツ目ーコウヤマキ科でこの科はこの「コウヤマキ」一種しかないとのこと、勿論球果(松ぼっくり)は出来るはず、ということで樹上を眺めたり付近の地面を探しまわりましたが、残念、見つかりませんでした。
よくよく眺めてみましたら、葉っぱの真ん中に可愛いものが、これは雄花で今月には花粉を飛ばす?、雌花は見つかりませんでしたがもうすぐ開花するのでは、受粉して結実するのが10月頃、翌年になって初めて発芽可能な種子となる、今度は雌花や松ぼっくりの様子を見る為に通ってしまいそうです。

もうひとつ葉っぱも面白い、針葉が二本くっついたみたいに見える、これも調べてみましたら二つの葉っぱがくっ付いて一枚の葉っぱになっている、しかも白い部分に気孔があるとのことでした(写真・下)。

ちなみに、このコウヤマキは生きた化石とも云われ、古代は世界各地に有った?、現在は日本と韓国済州島にしか自生していない、しかも日本内でも北限が福島あたりとのことですが関東地方は全くなく、飛び越えて岐阜、三重、和歌山、宮崎(ここが南限)に部分的に自生しているだけ、世界各地から消えた理由や部分的にしか自生していない理由は一体何?、気温的なものではなく土壌によるもの?、不思議です。
それに生長が遅い、材質は丈夫で柑橘類みたいな香りがする、昔は棺や橋げた等に使われたとのことです。

”マテバシイをたくさん拾ってきました、何に使うの?”
(gather up acorns)

アルバムへのリンク;「植物・花ー春」

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「マテバシイ」をたくさん、約150個以上拾ってきました。何処で?は、春のわらび取りや秋のキノコ狩りと同様何処に行けば良いかは自分だけの秘密で教えるもんか、内緒!・・ケチッて云われそうですね。

実は、この時期拾えるかどうか心配だったのですが、まず落葉を取り除いたら拾えたこと、持ちかえって早速水洗いし(写真)、浮いたものや殻が割れているものを取り除き、大きくて形がくずれていないもの約100個程度は使えそうです。
何に使うのか?、絵具を塗って”どんぐりトトロ”を作る為、写真のものはヒロパパ特製、だから下手なのです。
このどんぐりトトロは、先月末八国山・ハンノ木湿地の水質検査の折2014年2月27日の話題、近くの「八国山たいけんの里」に立ち寄り、この時ここの展示物(特に古代遺跡から発掘された道具類)の説明を受け、その後体験スペースで、作ってみてくださいと云われ作ったものなのです。

どんぐりは「マテバシイ」を使っていた、やはりコナラやクヌギその他のどんぐりと比較して割れにくいから、ということでヒロパパが貴重な材料を一個ですが使ってしまった、お礼として、今度行く機会が有った時お渡ししようと拾い集めてみました。

同時にヒロパパの”この実・宝箱”には、割れにくいどんぐりの「シラカシ」、それに「ムクロジ」もある、「マテバシイ」をトトロにとすると、「シラカシ」は小トトロに、「ムクロジ」は真っ黒クロスケに変身させることができるのでは?、とこの三つをお渡ししてみようと考えています、可愛いものが出来あがるのではと思います。

”松ぼっくりの実物見本、ヒマラヤスギ以外は完成”
(a display with real thing, no.6~9)

アルバムへのリンク;「戯言」

conerealsample140303

今日は雛祭り、雛段を組み立て、さて並べなくては・・・それにしても男雛と女雛は右それとも左?、三人官女は?、五人囃子は?、右大臣と左大臣は右左は分かるにしてもどちらが誰?、衛士は?、桜と橘はどっちに?、箪笥、長持ちその他小物類の並べ方は?・・・多分雛段を飾るご家庭では苦労しているのでは?、ヒロパパの部屋には写真の雛段!?、雛段ではありませんね、宿題としていた松ぼっくりの実物見本2014年2月25日の話題を作って重ねただけなのです。

宿題は全部で6個を作ろうと思っていましたが、困りました~、ヒマラヤ杉の松ぼっくりについては、松ぼっくりだけでしたら無理やり現在の大きさのケースに入れる事ができるのですが、松ぼっくりが外れた枝も入れたい、葉っぱも入れたい、鱗片も入れたい、シダ―ローズも入れたいし・・・と欲張っていて、手が付いていません。
使っているケースに比べて高さが2倍程度あればとか、一回り大きめなものであればと100円ショップに通ってみましたが最適なものが見つからず、もう少し探してはみますが現在お手上げ状態なのです。

出来あがったものは、以前完成させた「クロマツ」に加えて「アカマツ」(下の2個)、中段左が「リギダマツ」、右が「ストローブマツ」でこれらは葉っぱの枚数が分かる様に一応気を配ってあります。最上段は「ドイツトウヒ」、葉っぱはまだ青々としていますがそのうち枯れてしまって変色する、枯れた後パラパラと分解してしまう事が無い事を祈っているところです。

”湧水池の水質検査、その結果”
(an analysis of water quality at Yuusui-ike)

アルバムへのリンク;「戯言」

watertest140302

先月末実施したハンノ木湿地の水質検査2014年2月27日の話題の比較の為、今日は多摩湖東側堤防の下にある湧水池2013年12月12日の話題の水質を調べてみました。その結果が掲載したものです。
下の表は両者の値の比較したものです。

testhikaku

●pH(水素イオン濃度指数)は両方ともやや酸性、ハンノ木湿地の方がその傾向が強い。水生生物に安全なpHは、6.8~8.5程度、この範囲を超えると栄養塩は植物に摂取されにくくなり、餌料生物の生産性は低下し水域全体の生産も低下すると云われていて、ハンノキ湿地の値について今後の測定値に注意すべきかもしれません。
●COD(化学的酸素要求量)はハンノキ湿地の方が高め、只、その他の測定値を参照して判断する必要がある。
●各態窒素値(アンモニウム態窒素、亜硝酸態窒素、硝酸態窒素)は両者ほぼ同じ、少し多めで河川で云えば下流域の状態。
●リン酸態りんも同様。

今回の湧水池の水源は、水道用水の多摩湖(村山貯水池、多摩川・羽村取水堰から取水、関連話題;2013年10月14日の話題)から浸み出ているもので常時流れがある、想像としてはハンノキ湿地より著しく異なるのかなと思っていましたが、大きな違いは無かった、今回の測定は積雪・融雪の影響もあるのかな?、例えば夏季で降雨量が少ない時に比較したらどうなるのかな?、それに水生植物等が生長し出したら、表層はCO2が消費されアルカリ性に傾く?、只低層はプランクトンの遺骸の分解でCO2や有機酸が増え酸性に傾く?、全てはその時期の生物の活動に因って変化が有りそう、この測定項目だけでも継続して調べるのも面白そう!・・・と思いませんか。

参考までに、真偽のほどは分かりませんが”アユが住める環境”の数値を列記してあります。

”大気の透明度を観察してみようかな”
(transparency of the atmosphere)

アルバムへのリンク;「戯言」

southview140301
追記(2014年3月2日);掲載した写真の説明で今日(2014年31日)は2014年3月1日の記載ミスです。

”光陰矢の如し”、そうか2月は今年は28日までで今日から3月早いものです。同時に思いだされるものに”少年老い易く学成り難し”があり、この両方の諺どおり”学が成らなかったのが現在のヒロパパの姿”、なんとま~情けない。
数日前にこのHPにある方から書き込みを頂きました。内容は先月26日に掲載した、明けの明星とデート中のお月さまは2014年2月26日の話題”三日月ではないよ”とのご注意、確かに三日月という名前から間違いであった、慌てて追記で修正をさせていただきましたが、これも”学が成らなかった”一例なのでしょうね。

話題を変えて、今日は1日中小雨の降るどんよりとしたお天気、外に目を向けると遠くの鉄塔が霞んで見える、そうだ!、この見え方を利用して大気の透明度を計測できそうとパソコンに保管してある遠くまでクリアーに撮影できたものをピックアップして、今日撮影したものと比較したのが掲載した写真、特に写真の矢印に鉄塔が霞んで見える又は見えていないことが分かります。

湖等の透明度は円盤を水中に垂らして見える距離(単位;m)で表している、それでは大気の透明度はと以前富士山の見え方でと考えた事も有りましたが2013年12月25日の話題、これは距離が遠すぎ途中の天候によって左右される場合が多そう、この様に見えている鉄塔までの距離(単位;km)で透明度を表すことにすればその方が計測し易い、なかなか良い考えと思いませんか。

これからの作業となりますが、●まず鉄塔までの直線距離を地図上から割り出す、●標本とする対象鉄塔を決めて図面上で番号を振る、●観察時これらの見える見えないで(個人差があること、また裸眼でみるか双眼鏡を使うか等検討が必要ですが)透明度を決めてゆく、この計画を進めてみます。

ここからは東京スカイツリ―や東京タワーも見えることは確認していますが2013年9月28日の話題、これらが見える時は最善の透明度で約35km、写真の矢印の鉄塔が見える・見えない場合が最悪の透明度になりそう、これからの春霞みとか黄砂、PM2.5の影響、考えたくないのですが富士山の噴火が起きた場合は降灰の程度にも使えそうです。

まず各鉄塔までの距離を割り出し、対象標本とする鉄塔を選ぶ作業に取り掛かってみます。