2014年9月のつぶやき
世の中には、綺麗なもの、不思議なこと、奇妙なこと、可笑しいことがいっぱいですね。
気がついた折紹介しています。
2014年9月28日

”苔”
(a mossy area)

アルバムへのリンク;「植物・花ー秋」

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↑フウリンゴケ、↓コナアカミゴケ
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御嶽山の噴火(水蒸気噴火とのことです)がまだ続いている、登山計画書を出していない人や逃げ遅れた方もたくさん居るのではないかと心配です。
それでは、今後、登山等をする場合、そこでの噴火の可能性を予め調べるのどうしたら良いのでしょうか。

まず日本の火山(活火山)は110山ある、この火山を「100年活動度」又は「1万年活動度」の高低でA/B/Cランクに分けてある。例えばAランクには「有珠山」、「浅間山」、「阿蘇山」、「雲仙岳」、「桜島」等々13山が、今回の「御嶽山」はBランクで、「富士山」、「焼岳」、「磐梯山」等々を含み36山、Cランクには、「八甲田山」、「赤城山」、「横岳」、「妙高山」等々38山、その他データ不足でランク分けが出来ていないものが23山あるそうです。
さらに、「噴火警戒レベル」がありで、レベル5の噴火による”避難”から、レベル1の”火山活動は静穏”の5レベルに分かれています。
従って、最小限、目的地がどこに分類/レベル分けされているかを調べておくことは参考にはなると思われます。

只、今回の「御嶽山」について、Bランクで噴火前はレベル1(噴火後はレベル3に変わった)、それでも噴火した事を踏まえると、最小限どこに分類・レベル分けされていようと、まずはこの110山に登山又はその周囲を散策する場合は、もしものことを考えて近づくことがことが必要そうです。
特に日本百名山(御嶽山のその一つ)に登山するたかが多いのでは、 一覧表に因ると、ほぼ全ての日本百名山=火山でした。

もう一つ、 火山性地震の状態はどうなのか?との情報を、何処にアクセスすれば得られるのかをインターネットで探してみましたが、気象庁の「防災情報」のページや国土交通省の「防災情報提供センター」の存在は分りましたが、山を指定しての現状を調べる手順がまだ見つかっていません。
只、この微振動地震の情報が見つかったとしても、これをどのように判断するかは素人には難しいことも確かですが。

さて、噴火のお話はこれくらいにして、24日訪問した白駒の池周辺は苔の種類が多いことで有名、ここで活動している「北八ヶ岳苔の会」HPの「苔と原生林MAP」には、駐車場から白駒の池の往復で通った黒曜の森に「フウリンゴケ」が、白駒の森に「カギカモジゴケ」、「タカネカモジゴケ」があると紹介されている、ところが、どれがどれかの判断が出来ない、掲載した写真は、多分これだと思われる苔で「フウリンゴケ(風鈴苔、スギゴケ科)」と思っています。

その後の霧が峰でも、苔を注意して観察していましたら、強清水から車山肩の散策路で、掲載した写真・下の赤い帽子を被った茸?、苔?を発見、早速帰り際に霧が峰ビジターセンターに寄り、教えていただきました。
これはやはり茸ではなく苔で、名前が「コナアカミゴケ(粉赤実木毛、ハナゴケ科)」とのこと、片や白い綿毛の帽子、片や赤いベレー帽の凵A苔も詳しく見ると又面白い、興味がわいてきています。

追記(2016年3月17日);「コナアカミゴケ」はコケの仲間ではなく地衣類の仲間みたいです。

”霧が峰・強清水と御嶽山”
(Ontakesan from Kirigamine)

アルバムへのリンク;「旅行」

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左から、●強清水から車山肩への散策路、●八ヶ岳、●富士山、●南アルプス、●中央アルプス、●手前のグライダーの飛行場のやや右上遠方に、僅かに頂上付近を雲の上から出している御嶽山←訂正(2014年10月17日);位置が違っていました、滑走路の延長線上やや右方向で頂上は見えていないみたいです、●北アルプス、
大きめな画像をアップロードしてあります、是非拡大してご覧ください

今回の旅行の最終日の今日、秋晴れの良いお天気に誘われて、帰途もう一度、霧が峰に、まずは強清水の駐車場に11時ごろ到着、駐車場車を止め、約3時間弱程度の山歩きを楽しんできました。
掲載した画像は、「車山肩」への散策路から写した約300度のパノラマ画像で、八ヶ岳、富士山、南アルプス、中央アルプスから雲が掛かっていますが北アルプスまで一望できました。

実は、今日、お昼直前に御嶽山が噴火したとのこと、このニュースを知ったのが帰宅後で、丁度霧が峰に居たころ(11時から1時半頃まで)噴火したはずと、慌てて撮影した画像を調べてみました、が、掲載した画像は11時20分頃、いつも御嶽山が見える方向には雲が掛かり、僅かに、頂上付近の見覚えのある姿が見えるのみ(この時刻ではまだ噴火していない)、この事実を知っていれば、もう少し、熱心に御嶽山の様子を注視していたのに・・。

火山列島の日本、何時何処で噴火が起こるかわからない、霧が峰近辺では、八ヶ岳も横岳も蓼科山も全部噴火によって形成されたもの、行っていた霧が峰だって・・・と考えると怖いです。

”自分の身は自分で守る”為の準備として、雷、豪雨、地震に加えて、今まであまり気にしなかった噴火からも、身を守る対策も加えておかないといけないのでしょうね。

霧が峰から御嶽山遠望の話題;
2013年11月7日
2005年10月277日

”八島ヶ原湿原”
(Yashima-Shitsugen at Kirigamine)

アルバムへのリンク;「旅行」

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↑八島ヶ原湿原遠望、正面の小高い山は鷲ヶ峰(1798メータ)
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↑ガイドウォーク、湿原の今昔
↓「キシャヤスデ」と「ツクバトリカブト」
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今日は、信州旅行の際は、いつも寄っている八島ヶ原湿原に立ち寄ってみました。
強清水から八島ヶ原湿原に行く途中にある、横道にそれた山道の道路際に車を止め、そこから、熊さんに出会わない事を願って砂利道を大きな音を出して歩いたり、声を出したりして約30分、途中、「ハハコグサ」、「リンドウ」、「マムシグサ」、「マツムシソウ」、「アキノキリンソウ」、「ワレモコウ」、「タムラソウ」、「トリカブト」、枯れた「ヤナギラン」、その他枯れた草花を眺め、遺跡として有名な「旧御射山(もとみさやま)」を通過して、途中、草紅葉やミズナラの林やそこで育っている「ヤドリギ」を見ながら、あざみ館(八島ヶ原・ビジターセンター、HPはここをクリック)に到着、そこで、ガイドウォークに参加してきました。
ガイドして頂いた方は、いつもここを訪問した折お顔を拝見しているMさんでした。

Mさんは、以前(2009年6月)ここを訪問した際、電話で他愛も無い質問をさせていただいた際丁寧にご返事を頂き(2009年6月17日同年月18日の話題)、翌年8月(2010年8月22日の話題)ガイドウォークして頂いた方で、今回が2回目、多分2009年に着任されたとすると、もうここあざみ館で6年になるのかな?、もうベテランの雰囲気でした。

まずご紹介いただいたのが、「キシャヤスデ(倍脚網オビヤスデ目ババヤスデ科)」、今年は大発生の周期ではないとの事でしたが(年一回脱皮して7年後成虫になる、従って前回の大発生から8年周期みたい)、それでも八島ヶ原湿原の入り口にウジャウジャ、踏んづけたりすると滑り列車や車のスリップ事故の原因となるとのこと、何故この地方にだけ大発生するのか不思議です。

それに、草原や湿原の草もみじが格別でした。特に面白いのは、湿原とその周辺の生態系が明確に分かれていて、その草もみじの様子が異なっている、Mさんから見せて頂いた多分100年以上前の、ここ八島ヶ原湿原での家畜の飼料にするための草刈の様子の写真との比較で、湿原内の潅木がその当時と同じ姿で残っている、只、湿原外では樹木が徐々に生長していて植生の変化がある、しかも日本鹿が増えてその食害も拡がっている、このような環境の変化に対しても、保護活動に対しても様々な意見が交錯して、苦労している、こんなお話もありました。

Mさん、大変とは思いますががんばって!。

追記(2014年9月27日);八島ヶ原湿原についての、このHPの話題は、昨年11月7日にまとめがありました。当日をクリック(2013年11月3日;ここをクリック)してお楽しみください。

追記(2014年9月30日);記述内容について、Mさんからご指摘があり、間違いがありました。
”多分100年以上前・・・家畜の飼料としての草刈・・・”は、”昭和30年代のもので、草を刈っているのでは無さそう”とのことでした、間違ってすみませ〜ん。

参考;
御射山(みさやま)遺跡;諏訪神社下社の御射山祭が、平安時代から特に鎌倉時代が全盛で元禄年間まで、毎年7月下旬に、豊作を祈願して騎射等の祭事が行われていた場所。現在の観覧席に使われた段々が残っている。

”岡谷蚕糸博物館”
(SilkFact-Okaya)

アルバムへのリンク;「街角スナップ」

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↑食事中の蚕と蚕の一生、↓売店で購入したお土産
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今日は、台風16号が近づきお天気が不安、そこで霧が峰や蓼科への遠出を避け、以前も訪問したことがある「岡谷蚕糸博物館」2011年10月25日の話題)の見学でした。

この「岡谷蚕糸博物館」は、数年前から建て替えを進めていて、場所を変えて今年8月1日リニューアルオープン(下記参照サイト)されたものです。
ここ現在の岡谷市や下諏訪町には、今年6月世界遺産の登録された「富岡製糸場と絹産業遺産群(Tomioka Silk Mill and Related Sites)」と同様、明治時代から生糸の産業が盛んだった場所で、以前話題にした、旧林家住宅2011年10月28日の話題)や片倉館2003年10月18日の話題)等々、様々な歴史的遺産残されています。
ここで働いていた皆さんは、昭和43年(1968)朝日新聞社から出された山本茂実氏のルポルタ−ジュ;「ああ野麦峠」で紹介された様に(下記参照サイト)、僅か十数歳の女工さんたちが岐阜県との境の野麦峠を越えて、過酷な労働環境の下で働いていた、これに対して、例えば、前述の林家の豪勢さや、片倉館の湯船が、たくさんの人が一緒に入浴できるよう湯船が深く立って入る様になっている(ヒロパパは入ったことがありませんので噂でのお話しですが)等も忘れてはならないものと思っています。

内部は撮影禁止でしたので写真はありませんが、実際に、繭を煮沸したとき発生する臭気も漂って(慣れれば大丈夫です)、「煮繭(繭を煮る)」や「牽緒/抄緒(藁で作った小さなミゴ箒で繭の撫で糸の端を出す)」、それに「繰糸」の、製品として出荷する実際の作業工程、中には天蚕も含めて見学が出来ました。

掲載した写真は、展示されていた、食事中の蚕と、蚕の一生のパネル(大きくしてご覧ください)、それに売店で購入したもの、繭で作るお人形はお孫ちゃん達用、もうひとつ繭の佃煮は、さて、無理やり?誰に食べて頂くか思案中、勧められたら拒否はできませんよ!。

以前観察した蚕蛾の話題;
●「蚕蛾」;(2006年7月16日
●「蚕蛾の繭作り」;(2006年7月23日
●「蚕蛾の羽化」;(2006年8月7日
●「雌の蚕蛾」;(2006年9月2日

参考サイト;
「岡谷蚕糸博物館」
「富岡製糸場」
「女工哀史・あヽ野麦峠」

”紅葉が始まっていました、白駒の池”
(Shirakomanoike at Yachiho-highland)

アルバムへのリンク;「旅行」

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↑白駒の池、↓浅間山の遠望と原生林
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写真は、今日の白駒の池、台風15号が近づいている・・・にも係らず、紅葉を見ようと、メルヘン街道(国道;299号線)経由で白駒の池まで足をのばしてきました。
真っ赤なもみじは見事、もう少しすると唐松の黄色で山肌は染まりますが、この配色も見ごたえがあります。

この白駒の池は、天然湖としては標高2100メータ以上では最大、周辺にはツガ、トウヒ、シラビソの原生林に囲まれ、しかも地面一面にみずみずしい苔がいっぱいです。

いつものことですが、この原生林や美しい苔を見るために、一番近い駐車場を避け麦草峠に近い駐車場から約2キロの森の中を歩いて、遠くの浅間山も眺めながら楽しんできました。

特に、この周辺は480種類以上の苔が生息していて、日本蘚苔類学会より「日本の貴重なコケの森」に選ばれたそうです。今回出会えた苔については、又別途話題にします。

”ナナカマドが真っ赤”
(Suwa Lake and Nana-Kamado)

アルバムへのリンク;「街角スナップ」

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ナナカマド(七竈、科)の実が真っ赤に染まっていました、場所は何処?、諏訪湖畔の並木道です。

ここ諏訪湖畔(上諏訪側)には、散策路と同時にランニングロード(フワフワとした足に優しい舗装がしてあります)、それに、このナナカマド(以前の話題;2003年10月28日とカリン(以前の話題;2003年10月27日2013年11月1日の並木が続き、ナナカマドは写真の様に真っ赤、カリンは袋が掛けてあり、もう直ぐ収穫できそうな姿をしています。
右の写真は、湖畔で遊ぶ鴨君たち、近づいても慌てて逃げるわけでもない、これは、多分散策している皆さんが優しく接しているのではと思われます。
それに、並木道のカリンは、諏訪湖一周マラソン(ハーフマラソン、今年は10月26日)の参加者にお渡しするとのことも、これも盗まれることもない、勿論、リンゴや他の果物みたいにもぎ取って直ぐ食べられるわけでもないから、という理由があるのかもしれませんが、基本はこの地方の皆さんのマナーの良さなのでしょうね。

只、今日、悔しい、やるせない、落ち込んだ気持ちでいっぱい、行方不明だった小学生が雑木林の中で無残な姿で発見されたとの報道がありました。
誰が、どうしてこのような事件を起こしたのか、悲しさでいっぱいです。危険ドラッグを吸って交通事故を起こす人も居る、学校でのいじめも増えている、どうしてこのような社会になってしまったのか、周りの方に対する思いやり、優しさがあれば、このようなことは起こらないはず、日本の、日本人の礼儀正しさ、マナーの良さが失われつつあるのか、これを取り戻すためにはどうしたら良いのでしょうね。

”ウバタマムシとアカスジキンカメムシ”
(Uba-Tamamushi and Akasuzi-Kin-Kamemushi)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

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↑ウバタマムシ(左)と「アカスジキンカメムシ」
↓ガイドウォークの風景
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写真は、「ウバタマムシ」と「アカスジキンカメムシ」の幼虫です。
「ウバタマムシ(タマムシ科)」は、別名「オバタマムシ」とも呼ばれている、確かに「ヤマトタマムシ」2012年10月12日の話題)の様なキラキラ感はなにしても、”ウバ(乳母)”とか”オバ(叔母)”と呼ばれていることが肯ける年季の入った衣装を纏っています。この様子は、「ヤマトタマムシ」と同様長期に渡って変わらないのかな?、この「ウバタマムシ」の翅だけでも拾得できる機会があったら、ヒロパパの宝箱に収納ということになりそうです。
右は、「ヤマボウシ」の葉っぱで見かけた「アカスジキンカメムシ」の一齢幼虫、まるで背中を絵の具で着色したみたいな模様は、不思議です。
目立って危険なのでは?、目立つことで、食べたら臭いよ!って自分の身を守るための警告色なのでしょうか、前述の「ウバタマムシ」の保護色も同じですが、自然には不思議がいっぱいです。
尚、「アカスジキンカメムシ」は幼虫でも様々な衣装を纏う、それに成虫は、まるでペンダントみたいとのこと、探してみようっと!。

さて、「ウバタマムシ」と「アカスジキンカメムシ」もスラスラと既知だったみたいに書きましたが、当然ながら?、ヒロパパにはこんな知識の持ち合わせが無い、これらは昨日、狭山公園でのレインジャーによるガイドウォークに参加させていただき、説明を受けたものです。
下の写真の右端の方がレインジャーのSuさん、右端のカメラを構えている方が、いつも花壇の手入れ等でお世話になっているアシスタントのTaさん、それに写っているお子様方は、もう顔なじみ、実は先日「ムクロジ」を一緒に拾いにいった仲間なのです2014年9月7日の話題)
この場面は、丁度「キンミズヒキ(バラ科)」の説明を受けている場面、「ミズヒキ(タデ科)」との違いや、”科”が違うのにひっつきムシとしては同じ動作をする等々、前述の「ウバタマムシ」と「アカスジキンカメムシ」も同じですが、知らないと只通り過ぎるだけ、知っていればますます興味がわく、今度は”宇宙船みたいな形?”といわれている「キンミズヒキ」のひっつきムシを詳しくみてみます。

レインジャーのSuさん、アシスタントのTaさん、いつもお世話いただき、ありがとうございます、これからも宜しくッネ!。

”吾亦紅とハナ蜘蛛”
(Wagemokou and a spider)

アルバムへのリンク;「植物・花ー秋」、「小鳥・動物・昆虫」

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写真は、狭山公園で見かけた、秋風にさらさら揺れていた「ワレモコウ(吾亦紅、バラ科)、これを見かける毎に、すぎもとまさとさんの歌う「吾亦紅」を思い出してしまいます。

♪・・・さらさら揺れる吾亦紅・・・、あなたにあなたに謝りたくて・・・山裾の秋、一人会いに来た、ただ、あなたに、謝りたくて・・・♪

すこし遠くなったことを理由に、父母のお墓参りがこの頃遠のいている、こんな自責の念があるからなのでしょうね。
こんな時は、多分天国の皆さんは、時空を超え瞬間移動が可能で、この瞬間でも、空の上からヒロパパを見下ろし、「気にしないでも良いよ!」といってくれている・・・と都合の良い解釈を加え気分を休めています。

さて、この吾亦紅を撮影したのが先週、昨日同じ場所を訪問したときは、これを見かけた草原が、縞模様に刈り取られ、「ツルボ」2014年9月6日の話題)や「ツリガネニンジン」、その他のツル植物2014年9月13日2014年9月18日の話題)も刈り取られてしまっていました。

エッ!、どうして?、もったいない・・・、でもその理由が分りました。
このエリアは、バッタ等草食昆虫の棲家で、一部を刈り取り一部はそのまま残す、これを交互に繰り返すことにより、食べやすい若葉の草原を意図的に作り上げているとのこと、確かに、このエリアは足を踏み入れるとバッタの皆さんがワァ〜と逃げ回る、これを追う子供たちの楽しそうな姿を見ることができる、管理している皆さんも苦労しているんですね〜。

もう一つ、吾亦紅の花で見かけた蜘蛛、多分、「ハナグモ」と思っています。

以前も、花に立ち寄る昆虫をねらっている蜘蛛を話題にしたことがありました。
その一つ、2010年8月15日の蜘蛛は頭部の模様から「アズチグモ」で間違いは無さそう、ただ、2013年8月20日の「アズチグモ」との判断は、もしかしたら間違いで「ハナグモ」かもしれない、何処を見れば分るかという事と見える角度で撮れるか、さらにこの頃の衰えた視力で見ることができるかどうか、多分最後が一番の問題点なのですが。

”セセリチョウは難しい!”
(identification of skipper butterflis)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

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野山を散策する折は、必ずカメラを携帯して、何かを目にする毎に写すのが習慣となっています。
写すのはシャッターを押すだけで簡単なのですが、でもこの後が大変、何故かというと、パソコンに移し、フォーカスはマアマアと評価して、その後直ぐ、「あなたは誰〜レ?」が始まってしまい、ヒロパパの現在の知識が不足していて分らないものが多い、名前を調べるの大変・・・だからなのです。

掲載した写真がその一例、セセリチョウの仲間を撮影して、さてお名前は?、と調べ始めたのですが、同じ仲間と思っていたのが、翅の模様が違うし目玉も違う、片や翅を広げて止っている、違うんだ!と分り困惑状態です。

またまた図鑑のお世話になりながら、似たセセリチョウを洗い出し、主に翅の紋を参照しながら・・・左を、後翅の紋が四角で縦に並んでいること、それに翅を閉じて留っていること、目が黒くて大きいこと、それに触覚が少し短いことで「イチモンジセセリ」と、右は、前翅の模様と少し翅の先が尖っていて縁が白いこと、それに目が少し小さく黒くない事で「ダイミョウセセリ」と、不安ながら判断しました。

標本でしたら別ですが、活動中のものは、まさか、こっち向いて/ あっち向いてとか、翅を広げてみて/閉じてみて等々お願いする訳にもゆかず写せる範囲は限られてしまう、やはり繰り返し見て覚える事が必要なのでしょうね。

それでは、過去話題にしたセセリチョウも、その都度名前を確認しているはず、ということで振り返ってみました。
今年5月に話題にした「ダイミョウセセリ」は2014年5月7日、多分正解、
もう一つ「オオチャバネセセリ」は2012年9月11日は、後翅の模様が「オオチャバネセセリ」では無い、多分「イチモンジセセリ」ではないかなと考えています。

”オーストリア・ドイツ・スイス・フランスの旅”
(virtual travel at central Europe)

アルバムへのリンク;「旅行」

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先月24日から始まっていたSaさんの、Frankfurt(ドイツ)基点の、オーストリアのHallstatt2014年8月30日、Bregenz、ドイツのLindau2014年8月31日、スイスのBarden、フランスのColmar、Nancy、Strasbourg2014年8月24日8月27日8月28日の旅行の話題、暫らくお休みをしてしまいましたが、頂いた写真やメモの残っていた立ち寄り先の一つ、今日はフランス・コルマール(Colmar)の話題です。

写真は、お泊りになったホテル(中央のとんがり屋根、4ッ星ホテル)を写したもの、建物は、多分以前話題にしたコロンバーシュ(colombages;木骨造りの家)の構造なのでしょうか、”木の床や階段が、歩くと軋む音がして、夜中など、ちょっと気を使いました”とのSaさんのコメント付きでした。

ご覧の様な水路際の風景で、どこかに似ている?、ソ〜なんです、ベニスに似ている、ということでここは「プチット・ベニス」と呼ばれているエリアで水路を船で散歩なんてのも出来るみたいです。
もう一つ、ここは”ハウルの動く城”の舞台となったとのこと、快晴の空、窓に花を植え、柱が浮き出している白い壁、絵葉書でもこの風景は使われていました。

今回のSaさんの旅行は、下記のSaさんのコメントで分るとおり、ご自分で、予定を組み、ルートを決め、列車の時刻も調べ、ホテルも予約、これらはインターネット経由?、只、サイトを探すのも大変、予約するのも大変なのにと、ただ驚くばかり、これらをこなせるとすると・・旅のインストラクターとしてプロで活躍できるのでは。

以下、意図的に具体的な地名や日付を隠してありますが、楽しいコメントをお断り無く転記してしまいました、お許しを・・・。

今回は、スタートから乗り物に悩まされる旅でした。
出発予定日○月○日台風接近、予定通りの速度・進路だと、ドンピシャで当たりそうだったんです。
欠航になると、3日後しか空席が無い!、 「1日早くしたら?」と言われて、「○日○○発なら飛べるかも?」と思ったが、様子の見る事に。
すると、台風の速度が遅くなったよ〜。「○日○○発でも行けるかな?移動も楽だし〜」
意を決して、3日前に変更手続きをして、ホテルも予約。
そ・そ・そしたら、その後、台風が speed up!!! エ〜!!! なんと、見事欠航!--------で、元の○日出発に。 あ〜あ、高い変更手数料とホテル代が無駄になったよ〜。

そして、その後も列車のトラブルが3回も〜!
一番ハラハラさせられたのは、LindauからスイスのBadenまで3回乗換えで移動するルート。
1回目の乗り換え時間は3分で、3番ホームから1番ホームに移動しなければならない。
なのに、なのに、最初の電車が7分遅れて出発!!!  エ〜!!!乗り換え出来ないよ〜。 (半額くらいで買えた列車のe-ticketは、記載通りの列車に乗らなければ無効だよ〜)
ハラハラの30〜40分で乗換駅に到着。 で、1番ホームを見ると、予定の電車かどうか分からないが、列車が止まっている!
一瞬迷ったけれど、前方で荷物を持って走っている人が二人見えた!! ソレ〜、ダッシュ!人を掻き分け、スロープを駆け下り、1番ホームの下まで行ったら、今度は、階段!
荷物を持ち上げ、必死で駆け上がり(よく走れたなぁと我ながら感心)、行き先も確かめずに飛び乗りました。
乗ってから、息絶え絶えで、目的地に行きますか?って周りの人に聞いてる始末。 ホントに笑えるでしょ?
40分くらいの距離を走る近郊電車(ワンマンカー)同士だったので、連絡が付いていたみたい。

もっとゆとりのある旅をしなければね。 いや〜、私の旅は、いつも笑いを提供する土産話付です〜。


Saさん、いつもいつも楽しいお話と綺麗な・楽しい写真をありがとうございます。
今回も、バーチャル旅行を楽しむことができました。これからも期待をしていますので、宜しくね!。

”非対称の奇妙な花”
(YabuTsuruAzuki)

アルバムへのリンク;「植物・花ー秋」

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普通、花は左右とか上下をほぼ対称的に花びらを開いているケースが多い、でも、この頃気にしているツル植物の昨日見かけたものは、左右も上下も対照的では無い、面白い・・・。

早速、インターネットで「ツル植物図鑑」を参照してみました。
まず、花の色は黄色、マメ科であろうと予想して、候補が「ノアズキ」か「ヤブツルアズキ」、葉っぱの形が、小葉の3浅裂が見られないが「ノアズキ」の様に膨らんでいない、ということで「ヤブツルアズキ」としました。
正確には、豆果が「さやえんどう」みただと「ノアズキ」、丸くまっすぐ伸びていれば「ヤブツルアズキ」とのこと、豆果が出来た頃もう一度確認をしなくては・・・。
この「ヤブツルアズキ」は食用にしている小豆の原種とのこと、それでは、この種子(豆)を取り出し、つぶあん、つぶしあん、こしあん、どれを作ろうかな〜・・でも豆は体積的には小豆に比べて1/10程度みたい、無理そう・・・冗談です。

関連話題;
●「見かけたツル植物」;(2014年9月13日

”銀河鉄道999”
(the Galaxy Express 999)

アルバムへのリンク;「街角スナップ」

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すごいでしょう!、近くに、星野哲郎やメーテル、それに車掌の乗った「銀河鉄道999」の路線が走っているんですよ。

アレ、ちょっと変?!、銀河鉄道999は蒸気機関車ですよね〜、でもこれは電車、それに終着駅は、アンドロメダとかエターナル、でもこれは西武球場前駅との表示でした。

さて、この「銀河鉄道999」は、西武鉄道が運行している電車で、銀河鉄道999の生みの親の松本零士さんが、西武鉄道の沿線である大泉学園に住んでおられることに因んで、2009年5月から西武・池袋線/秩父線/豊島線/狭山線で、三つのデザインの電車を運行しているとのこと、残念ながらどれもまだ乗ったことはありません。

この西武鉄道には、通常の車両デザイン以外のものに「ライオンズ電車」というのもあるとのこと、そういえば以前、名古屋市営地下鉄で「ドラゴンズ電車」を見かけたことがありました2010年7月19日
楽しいから、いろいろなデザインの電車を走らせたら・・・と思っても、多分デザインから塗装から相当な費用が掛かるのでしょうね。

余分なお話ですが、今年の西武ライオンズは現在5位、それに中日ドラゴンズは4位で成績が良くない、ヒロパパは強烈な野球ファンではなくアンチ○○が基本、何故アンチ○○かは数十年前、この○○のオーナーが当時の球界のルールを無視して、有力な選手獲得に強権を振るったことによる為、だから○○チームが負けるとホッとする、只、野球ファンではなくても地元のチームには友好的、デモ・デモ、前述の2チームとも成績が良くない、残念です〜。

追記(2014年12月20日);この銀河鉄道999デザインの車両は、車両の新規交代の為、今日(12月20日)で運行停止とのことです、残念ですね。

”秋の定番;すすき”
(flowers of japanese pampas grass)

アルバムへのリンク;「植物・花ー秋」

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↑秋の定番;すすき、↓穂の色は何故違う?
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↓カゼクサの花も同じ
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すっきりとした秋晴れ・・・とはゆかないこの頃ですが、野原にはススキが秋の風情を漂わせています。

と、ここで風景を楽しんでいれば良いのですが、いつもの癖で、ススキの穂が白味がかったものと茶色掛かったものがある、この違いは何?が気になってしまいました。

写真のススキは、「ススキ(イネ科ススキ属)」で、ここには他の「トキワススキ」や「ハチジョウススキ」とかが混在しているわけではない、同じススキでどうして?と近寄ってみてジロジロ眺めてみました。
ススキ2012年10月4日の話題)やジュズダマ、スホウチクの花については以前話題にしたことがありましたが、この見た目の色の違いは、雄花や雌花(写真のブラシ状のもの)が若い内は白っぽい、生長するにつれて茶色に変わってくる、これが原因であろう、とすることにしました。

それにしても、竹の仲間を含めイネ科の植物の花は良く似ています。
丁度、近くにあった「カゼクサ(イネ科スズメガヤ属)」(と思っていますが「セイバンモロコシ」との区別が不安です)も、同じような花をつけていました。

遠くから眺めるのもよし!、近くでみるのもよし!、雑草といわれる路傍の草にもそれぞれに物語がいっぱいです。

関連話題;
●ホケホケすすきと荻との区別;2006年11月24日
●ジュヅダマの花;2006年9月20日
●スホウチクの花;2006年9月11日
●シュチクの花;2004年6月3日

”ラベンダー・サシェ作り”
(a sachet in lavender)

アルバムへのリンク;「ボランティアー」

sachet140915

今日はいつも通っている狭山公園にて、来園者向けにラベンダー・サシェ作りのお手伝いでした。
ラベンダーは花のラベンダーで、以前、ラベンダー・バンドルは作ったことがありましたが2013年6月19日の話題)、サシェって何?から始まってしまう、この頃のヒロパパなのです。
完成品を見てみましたら、小さな紙袋にラベンダーの花を包んだもの、日本語で言うと「香り袋」で良いのでしょうね、早速、作り方を覚え、皆さんにご指導することができました。

それでは、「sachet」って何処の国の言葉かな?、どうもフランス語みたいだと分りました。
フランス語では、小さいものを表すのに、男性名詞には「-et」を女性名詞には「-ette」と付けることが多い、例えば、maison(メゾン、家)に「-ette」を付けて「maesonette(メゾネット)」となると「小さな家」の意味、その他「fillette(小さな女の子)」、「pochet(ポシェット)」等々、これと同様「sac(袋)」に「-et」を付けて「sachet」で「小さな袋」の意味、日本語で押し通すと「ラベンダーを入れた香り袋」、これよりも「ラベンダー・サシェ」と表現したほうが今風なのでしょうね、やっと分りました。

作りのは簡単、写真の様に紙を折って糊付けして袋にし、中にラベンダーの花を入れるだけ、なかなかの人気で、用意した材料;100人分は午前中で売り切れ、楽しかったですよ。

”栃の実を又いっぱい拾ってきました、それに新たな疑問が!”
(a number of ovary and ovule)

アルバムへのリンク;「植物・花ー秋」

totinomi140914 totihaujyu140914

この時期は、栃の実の収穫時期!、「トチノキ」の下に行くと栃の実がいっぱい落ちています(直近の話題;2014年8月29日

いつもの通り、水洗いの為果実の外皮を剥ぎ取る作業を開始し、そこでハタッと気がついたことがあります。
それが右の写真、丁寧に剥ぎ取ると必ず目玉が現れる、この目玉みたいなもの一体何?が今日の話題です。

慌てて調べました・・・まず、トチノキは、雄花と少ない数の両性花がある、両性花のめしべは花粉を受け取る「柱頭」、後に果実となる「子房」、両者をつなぐ「花柱」からなり、「子房」には種子となる「胚珠(はいしゅ)」がある、トチノキは、この「子房」が三つあり、それぞれの子房に「胚珠」が2個づつある、従って、果実一つに種子が6個生長する可能性がある、写真の目玉に見える点は、一つの子房の胚珠2個で種子に生長できなかったもの、これ以外、二つの子房の胚珠4個の内、3個が残っている、という理解をしました。

それでは、この「トチノキ(ムクロジ目トチノキ科)」と同じムクロジ目・ムクロジ科の「ムクロジ」や「フウセンカズラ」は?・・・、
「ムクロジ」は、双子を時々見かけますが多くは一つ、只、痕跡が二つ残っている2013年7月12日の話題)、「フウセンカズラ」は、種子が二つ又は一つだけは稀に見られますが殆どが三つ、ということはこれらは子房が多分三つ、只、何故ムクロジは一つが多いの?、何故フウセンカズラ2013年7月28日は三つが多いの?、それに、それぞれの子房に胚珠は一つだけ?、それとも複数個あるの?、もう一つ、栗はイガイガの中に殆どが三つ生長している、同じブナ科のどんぐりは一つの殻斗にどんぐりは一個だけで複数個のものは見かけたことが無い、何故〜?って考えてゆくと分らないことだらけ、植物たち曰く、「おまえの様な素人が理解できるほど、俺たちは単純ではないんだよ!」の声が聞こえてきそうです。

追記(2014年9月16日);一つの果実の中に種子が三つの栃の実を発見しました。
下の写真がそれ、目玉みたいなものは二つありますので、この子房の胚珠は生長しなかった、只、他の二つの子房の内一つは胚珠の両方が生長、もう一つの子房は一つの胚珠だけ生長したのでしょうね。
双子が生長する確率とか三つ子が成長する確率は?、といっても数えたわけでも無いので分りませんが、三つ子を現在2個発見していて、多分400個?程度の栃の実だったとすると0.5%程度の発生確率かなと考えておくことにしています。これに対して双子ちゃんは2倍くらいの1%程度かな?。それでは四つ子ちゃんや五つ子、六つ子ちゃんはいるのかな、栃の実を割るたびに楽しみがふえました
・・・が、もっと科学的に物事を進めるべき・・・その通りですね〜すみませ〜ん。

tochinomimitsugo140916


”今日見かけたツル植物”
(some creeping plants)

アルバムへのリンク;「植物・花ー秋」

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↑ガガイモとヒヨドリジョウゴ、↓マルバルコウとセンニンソウ
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昨日も話題にしましたが、ツル植物っていっぱい、気にしなければそれまでなのですが、気にしだすと目に付いてくる、特にこの時期花を咲かせているものが多い、今日は森に入っての笹刈りのボランティアだったのですが、その帰途、付近を歩き回った結果、見かけたもの、花のアップと葉っぱが分るように撮ってみましたが、下手な写真でごめんなさいです。

写真の上、左から右へ「ガガイモ(ガガイモ科)」(お食事中のカメムシは、「ヒメジュウジナガカメムシ(ナガカメムシ科)」です)、「ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸、ナス科)」、写真下は、「マルバルコウ(丸葉縷紅、ヒルガオ科)」と「センニンソウ(仙人草、キンポウゲ科)」です。
・・・と、いかにも名前を知っていたかのようにスラスラ?と記載していますが、とんでもない、一つ一つインターネットの図鑑(下記)を参照しながら、その上、探す場所を絞り込む為に、花を見ながら何科かな?と考えながら苦労をしているのです。それに真っ赤な実の「ヒヨドリジョウゴ」は見覚えがあるにしても2009年10月14日の話題)、花はあまり気にしなかった、とか、以前話題にしていたので忘れている「マルバルコウ」2012年9月9日の話題)等々、花や果実の目立つもので判断しているものが多い、葉っぱだけだとまだまだ知識が足りない状態だからなのでしょう。
幸い植物たちは1年周期がほとんど、ここに何があったとかあそこに何があったとか忘れないようにして、年中注意を怠らないようにしないと!、と思っていてもすぐ忘れてしまうこの頃・・・なのです。

参考サイト;
「ツル植物図鑑」

”この時期の、アオツヅラフジとヘクソカズラ”
(Aotsudurafuji and Hekusokazura)

アルバムへのリンク;「植物・花ー秋」

aotsudursfuji140912 hekusokazura140912
アオツヅラフジとカメムシ、それにヘクソカズラ

間違いを発見!、9月6日、「ツルボ」と一緒に話題にした「ヤマノイモ」2014年9月6日について、これ「ヤマノイモ」ではない、正確には「オニドコロ」みたい、陳謝で〜す。
その違いは、まずは葉っぱの形で、どちらもハート型ですが「ヤマノイモ」のほうは細長い、それに葉が「ヤマノイモ」は対生、オニドコロは互生、むかごが付くのが「ヤマノイモ」、根っこは「オニドコロ」は食べないほうが良い、それに果実が、上に向いているのが「オニドコロ」、下を向くのが「ヤマノイモ」、従って、写真のものは、葉っぱがハート型ですが幅広いこと、果実が上を向いている、だから・・ということにしました。

もう一つ、先日間違いを犯してしまいました。
「ムクロジ」を拾いに行ったとき2014年9月7日、一緒に行ったお仲間のお孫ちゃん達に、近所の金網柵にある「アオツヅラフジ」をむしり取って持って行き、「形が面白い種だよ、潰して見てごらん!」って渡したのですが、結果、「何も出てこない、つぶれちゃったよ!、これから種が生長するの?」との答えに初めて、間違って「ヘクソカズラ」を渡してしまったことが判明、近所の金網柵にはどちらもびっしり絡み付いている、どちらもまだ青々としている、確認しなかったのが敗因、今度、両方を持って行き謝らなくっちゃ。

それにしても、ツル植物はいっぱい、葉っぱの形や付き方の違い、花の違い、果実の違い、つるの巻き方の違い、「カラスウリ」や「アケビ」は分るにしても、「○○ドコロ」と名前がついているものもいっぱいある、これからは見かける毎に気になりそう、見かけたものが何かがすぐ分ればそれなりに喜びなのですが、分るまでが大変、でもはまりそう・・・。

もう一つ、「アオツヅラフジ」と一緒に写っているのは、「カメムシ(チャバネアオカメムシ)」と思っていますが、これも不安・・。

尚、このHPで話題にした種子について、2010年9月15日の記事でリストアップしてありますので、ご覧ください。

過去の話題;
●「青葛藤」;(2010年12月14日

”暗雲迫る・・・”
(When will the dark clouds still hanging over the our country be completely dispelled?)

アルバムへのリンク;「戯言」

anun140911

今日は、テレビで朝から各地の豪雨のニュースばかり、特に北海道の石狩・空知(そらち)・胆振(いぶり)に大雨特別警報が出され、浸水、冠水、土砂崩れの被害が出ています。

掲載した写真は、我が家から見た空の”暗雲迫る”の様子、この雲は十種雲形では何?、多分乱層雲と言うのでしょうね(十種雲形の話題;2013年2月4日
この近傍は、幸いなことに今日は小雨程度で済みましたが、何時どのような状態になるかは分らない、ここは高台ですので浸水の被害は無さそう(と考えるのが間違いだよ!と言われそうですが)、只、強風や竜巻が発生して物が飛んできたらガラスが割れ大変な被害が発生しそう、まずはこれの防護対策考えなくては・・・。

それにしても、正確な予想が出来ないのは何故なんでしょうね。
地表又は海面付近の、地球温暖化が原因の異常な高湿度の大気と、上空の気温の低い大気の、気温差が大きければ大きい程雨量は多くなる、これは確かなのですが、多分、その三次元の空間の大気の流れの変化が複雑すぎ、予想するための計算式が出来上がっていないのでしょうね。

それに、今日は東日本大震災から丁度2年半、約21,500人を超える皆さんがお亡くなり、避難生活を続けておられる方が12万7千人、復旧すら進んでいない地域も多い、福島第一原発の廃炉作業も遅々として進まず、それでも仙内原発は、火山活動の予兆手段があいまいなまま、しかも避難計画も不確かなまま、規制合格で再稼動に向けて動こうとしている、さらに、放射性廃棄物の最終処理方法も決まらないまま、規制委員会委員長の「規制委員会は、規制に沿っているかどうか審査するもので、安全を保障している事ではない」という発言もあり、一体誰が責任をとるのか、分らないまま・・・、
もう一つ、広島での土砂災害の発生2014年8月21日2014年8月22日の話題)から3週間、亡くなった方が71名?、まだ行方不明の方が1名おられるとの事、
国民の安心・安全を確保する為としては、政府は、集団的自衛権云々より先にやるべきことがいっぱいあるのでは・・・と、頭をよぎり、掲載した”暗雲迫る”の空を眺めながら、不安がいっぱいです。

本当は、もっと愉快な、楽しい話題にしたかったのですが、申し訳な〜い。

”スーパームーン、昨晩のお話ですが・・
それに、お月様に鏡を、さらにお月様で太陽光発電したら”
(supermoon)

アルバムへのリンク;「戯言」

mangetu140909

fullmoon140909

昨日は、月齢;14.5、11時の時点で満月、しかも月と地球の距離が短くなるスーパームーン、大きさの比較は不確かながら、確かに明るいお月様でした。

昨年のスーパームーンは撮影に失敗し2013年6月23日の話題)、数日後にカメラの条件を練習しておいた2013年6月28日の話題)、ということで、今年は失敗の無い様にと昨晩はがんばってみました。
上の写真は、コンパクトデジカメの夜景モードで撮影、下の写真は一眼レフデジカメに300ミリの望遠レンズをつけて、マニュアルモードで絞りをf/25、感度をISO200にセットし、あとはシャッタースピードを変化させ写したもの、まあそれなりに写ったのではと思ってはいますが、プロの皆さまが撮影したのと比べると、やはり劣っている、残念。

来年のスーパームーンは、9月28日(2015年)とのこと、忘れないようにしないと・・・、それよりまずは、来月8日の皆既月食を忘れないようにしないと・・・これはカレンダーに書き込んだので大丈夫、只、あれやこれやで、中秋の名月でのおきまりの行事である”お月様へのお願い事”は忘れてしまいました。

さて、過去近々のスーパームーンで、距離が再接近したのが2011年3月19日だった、彗星や天体の話題は取り上げているはずなのに、その頃のこのHPの話題を読み返してみても見当たらない、当たり前ですよね、2011年3月11日の東日本大震災で2011年3月11日号外の話題)、その話題に集中していたからなのです。
震災からの復旧・復興についてや廃炉処理・放射性廃棄物の処理についても、言いたいことがいっぱい・・・ですが、お話が長くなりそうなのでここではガマンガマンです。

さて昨晩は、このお月様をみながら名案(迷案かな?)を思いつきましたよ。
その名案とは、お月様は必ず同じ顔を地球に向けている、その表面に鏡を置けば、夜、街頭を付ける必要が無いほど明るくなる(昼間みたいに明るくなると眠れなくなって困りますが)、勿論、満月と新月によって明るさが極端に異なってしまいますが、少しは電力消費を少なく出来るはず、もっと進めて、太陽電池を月の表面に設置して、そこで発電した電力を無線で地球に送電する、そうすれば原発や化石燃料の消費量を減らすことが出来る、これなかなかのグッドアイディア!、近い将来実現するのではと期待しています、が、風情が失われるって反対する人も多いのでしょうね。

やはり現在のお月様の明るさと「中秋の名月」という古来からの習慣も大切にすべき、ところで、「中秋の名月」は一昨日(月齢;13.5)、実際の満月は昨日(月齢;14.5)、昨年の中秋の名月(十五夜)は9月18日で月齢;13.6、要するに何故月齢が15に近い日を「中秋の名月」と呼ばなかったのでしょうね。
理由は、満月という状態で「中秋の名月」と名づけたのではなく、旧暦の15日をこの名前で呼んだ、翌日の満月は「十六夜月」といってこれも愛でた、ということなのでしょう。

参考;月の楕円軌道は、約35万7000kmから約40万6000kmまで変化し、満月での比較では、最遠点に対して最近点の時は最大14%大きく30%明るく見えるとのことです。

”鵜の皆さんが整列していました”
(a cormorant)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

sayamako140906
↑数日前の狭山湖にて、↓カワウとウミウの違い(環境庁HPより)
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先日(6日)、「ツルボ」を見かけた狭山湖にて 2014年9月6日の話題)同時に見かけたもの、静かな湖面に浮かぶ取水口と整列していた「カワウ」、なかなかの風景でしょう。

実は、このところ記憶力減退、物忘れが激しい自分自身を何とかせねば・・・、少しでも脳の活性化に役立てる為、とにかく目に入ったもの、聴こえたものに対して、無理やりでも不思議がって、何故々々を考えて行動してみよう、と努力をすることにしています。

さて、この風景からの何故何故は?
●日本にはウの仲間ってどれ程いるの?、
●鵜飼いで活躍しているウは何?、
●ここに写っている皆さんは、本当にカワウなの?、それを見分けるポイントは何?、
●ねぐらは何処?、
●以前、和名を調べたフィンランドの鳥の鳴き声図鑑に 2014年7月23日の話題)にウの仲間の記載があったかな?、
●「ウ」を漢字では「鵜」と書くのは何故?、
●同じ方向を向いて、ほぼ等距離で並んでいるの何故?、

以上、ヒロパパの現在の知識レベルからこれくらいしか何故々々が浮かばない、その結果は、

●ウ科の仲間は、日本には、「カワウ」、「ウミウ」、「ヒメウ」、「チシマウガラス」の4種が留鳥でいる、
●鵜飼いで活躍しているのは「ウミウ」、
●ここに写っている皆さんはどなた?、「ヒメウ」と「チシマウガラス」は、本州北部や北海道東部の海岸に生息しているので消去法で除去、「カワウ」か「ウミウ」、両者を見分けるポイントは掲載した環境省の図で明確?、といってもこの写真からでは、大きさの比較も出来ないし、図からの違いについても見えないので不可能、只単に、ここが海岸に近くでは無いので「カワウ」と判断、
●ねぐらはこの周辺の森、
●フィンランドの鳥の鳴き声図鑑には「ウ」の仲間や「カツオドリ」の仲間の記載は無い、多分、熱帯や亜熱帯に暮らしているから寒い地域には行かないのかな?、でも、「ヒメウ」や「チシマウガラス」は記載は無いがいるのかも、
●中国語で「鵜」はペリカンのこと、「ウ」は中国語では「鵜(tihu)」で名前が伝わってきたとき両者を混同してこの文字を使った?、この様に各国でも姿を混同したり間違って理解したりで各国で違ったものに同じ名前が付いているものがある(ペリカンとアホウドリ等)、
●同じ方向に止っているのは、単に真似をなのか、光に向かってか、地磁気で方向を感じているのか、それに何故等間隔で身体を寄せ合わせないのかも、回数を重ねて観察しないと・・・。

読者の皆さまにとっては全て既知の事だらけとは思いますが、全ては我が脳みその活性化の為、お許しを。

”中秋の名月は諦め、かわりにアブラムシ”
(a plant louse)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

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今日は、二十四節季で「白露」(直前の話題;2012年8月9日、しかも中秋の名月、期待をしていたのですが、昨日の話題の通り台風14号が近づいている、空を見上げながら諦めです。
それに昨年の今日は、2020年オリンピック開催地が東京に決まった日2013年9月8日の話題)、もう一年になるのですね。面白いもので、またはいつもの事なのか、競技場の建設に予想していた額よりも3〜5倍も掛かりそうとのことで変更を余儀なくしなくてはないものもあるとのこと、費用予想の曖昧さなのか、賛同を得るため低く見積もって後で増額すればいいやとの意図的なものなのか?・・・この頃、行政・政治に懐疑的になっている自分が情けなカ〜です。

お月様について、一ヵ月後の来月8日には満月で皆既月食、曇ることが無いようお祈りでもしておかないと・・・。

話題が変わりますが、 掲載した写真(左)は、先週水曜日に、狭山公園の花壇の手入れの定例活動中、仲間のコップの中に飛び込んできた約2−3ミリ程度の昆虫、おぼれそうなのかお茶の中でもがいていたもの、その仲間の方から「これ何?」って質問に、直ぐ答えられない、宿題にさせてくださいと言ったまでは良いのですが、時間が掛かってしまいました。

直ぐに思いつくのは、森を散策中、目の周りにまとわり付いてくるショウジョウバエの仲間の「メマトイ」、でも、体長は短いし、触覚が長く、翅が大きい割には胴体は短い、頭部の形にしてもハエや蚊の仲間でもなさそう、そこでいつも頼りにしているこの公園のレインジャーの方に質問で、アブラムシの仲間みたいとのアドバイスを得て、ある程度候補が絞れればしめたもので、早速インターネットの図鑑でアブラムシを検索して、行き当たったのが、掲載した画像の右の「ジャガイモナガヒゲアブラムシ」、現在はこれであろうという事にしています。

普通目にするアブラムシは、ゴソゴソと草の幹にいっぱい張付いている、翅をもって飛ぶことが出来るのは限られた時期だけ、しかも日本だけでも700種以上もいるとのこと、蟻とは共生関係、天敵はテントウムシや、クサカゲロウ、ヒラタアブの幼虫、野菜や果物に取り付くので人にとっては害虫、でも進化等を研究する上ではモデル昆虫となっている、なかなか奥深い昆虫のようです。

”蓮とヤマボウシ”
(tasteful autumn scenery)

アルバムへのリンク;「植物・花ー秋」

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↑まさに芸術品、人が創造するのが難しい造形美
↓散策路もベンチも占領されてしまいました
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”秋晴れは いずこに消えた この頃は”、今日の一句、台風14号が近づいていていっこうに秋晴れにめぐり合えない、この台風のアジア名は「風神(Fengshen、フォンシェン)」とのこと、「風の神様〜、この頃の異常気象をなんとか治めて・・・!」ってお願いしたいですね。

今日は、ヒロパパのお仲間のお孫ちゃん達と一緒に、もう一度ムクロジの様子を見に行ってきました。
お子ちゃま達には本当の姿を見せたかったのですが、地面に落ちている様子は先日と変わりなくまだ青々としたものが落ちている2014年9月3日の話題)、それでも拾って、天日干ししておいてどう変わるか調べてみてってお願いをしておきました。

「ムクロジ」は、漢字では「無患子」(中国語でも同じ)と書きます。
この意味は「子が患わない」という意味、特にお正月のはねつきの羽根にこのムクロジの種子が使われ、お正月、はねつきをすることが、羽根が病気を運ぶ蚊を食べてしまうトンボに似ていることから、 子が蚊に刺されないようにとの無病息災の意味も含んでいる、ヒロパパもお正月はねつきをしていれば、先日みたいに2014年9月5日の話題)蚊に刺されることは無かったのかな?。
ということで無病息災を願って、特に寺院に植えられているケースが多い、この付近ではこの寺院しかムクロジを見かけないのもこのような意味があったのです。

掲載した写真は、この寺院の境内で、蓮が満開、しかももう種子も育っているのを見かけ撮影したもの、花も葉っぱもその他自然のもの何でも同じですが、すばらしい造形美、見惚れてしまいます。

さて下・右の写真は、今日の狭山公園正面入り口にある花壇の様子、なんと花壇内の散策路、それにベンチも、色づいた「ヤマボウシ」が俺の優先場所?とばかりに占領している、多分訪れた皆さんもこの風情を楽しんでいるのでしょう、ずっとこのままの状態でした。

”「ツルボ」が真っ盛り、それに「ヤマノイモ」と「ホウノキ」”
(Tsurubo)

アルバムへのリンク;「植物・花ー秋」

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↑「ツルボ」が真っ盛り
↓「ヤマノイモ」(左)と「ホウノキ」(右)の果実
追記(2014年9月12日);前述の「ヤマノイモ」は間違い「オニドコロ」みたい
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草原には「ツルボ(蔓穂、ユリ科)」が今真っ盛りです。見かけたところは、狭山湖の堤防、うす赤紫の花穂で派手な花ではありませんが、群生していると見事です。
このところ気候も秋らしくなりつつあります、この「ツルボ」の次は彼岸花、この彼岸花の派手さにツルボは負けてしまうそうです。

それに以前から気になっていた「ヤマイモ(ヤマノイモ科)」の花も2012年10月16日の話題)、きょうやっと確認できました、と思っていますが、良く調べてみると・・・ヤマノイモ科には、似たものがいっぱい、「オニドコロ(鬼野老)」2013年5月19日の話題)とか、ヒメドコロとか、○○ドコロとか似たものがいっぱい、多分写真のものは果実の形から「ヤマイモ(又はヤマノイモ)」の雌株で間違いは無いであろうと現在は考えておき、その他については少しずつ調べてゆくことにします。

もう一つ、今日であったもの、春、立派な花を咲かせていた「ホウノキ」に2014年5月17日の話題)に、花の立派さに相応な立派な果実が育っていました。

”蚊に刺されました”
(dengue fever)

アルバムへのリンク;「戯言」

hitosuzishimaka140905

今日、蚊に刺されてしまいました、といってもいつものこと、今まではあまり気にしていなかったのですが、このところのデング熱騒ぎで、気になっています。

今朝、ゴミだしをしている時のこと、半ズボン姿で集積場へ、ふと見ると足に蚊が張付いていた、パチッと叩き、いつもはそのまま払いのけて終りなのですが、今日は、足にへばりついていた蚊をそっとつまんで部屋に持ち帰り、あなたは誰〜れ?と虫眼鏡でのぞいてみました(掲載した写真)。

今話題となっているヌマ蚊の仲間のヒトスジシマカや、ハマダラ蚊や、イエ蚊、どれなんだろうとよくよく眺めて見ましたら、黒い身体に白い斑点がある、ということはこれヒトスジシマカかな?、これに間違いがなければ、もしこの個体がデングウイルスを持っていたら、ヒロパパはデングウイルスに感染したことになる、潜伏期間が早くて3日〜7日、遅くとも14日以内みたいですので、この期間に発症したら、この付近でもデングウイルスを持っているヒトスジシマカが棲息していることになります。
この2週間が勝負、もしこの1・2週間後にHPのアップデートが滞っていましたら、この予想が的中したものと思ってください。

今日現在のデング熱のニュースでは、15都道府県で71人の感染者が確認されたとのこと、多分発症しなかった人(発症する又発症したことに気付くのが約2割)等を含めるとこの数の5〜10倍になるのでは、それに代々木公園・明治神宮だけではなく新宿の中央公園で発症とのこと、しかも中央公園と代々木公園のデングウイルスの遺伝子配列が同じ、蚊の行動範囲は500メータ程度?、でも代々木公園と中央公園は約2キロ離れている、風に乗って?または自動車に乗って?蚊自身が運ばれたのか、それとも感染者が移動して中央公園で又蚊に刺されたのか、とにかく拡がっていることは確かです。
蚊に刺されないために肌を露出させない事が肝要、外に出るときは半ズボンなんてとんでもない、長袖、長ズボンを着用、虫除けスプレーするようにします。

デングウイルスの媒体にはもう一つ、デングウイルスの保有量がヒトスジシマカより多いネッタイシマカがあるとのこと、以前フィリッピンが北限だったものが、地球温暖化によって現在台湾辺りまで北上、そのうち日本でも生息出来る状態になるのでは、異常気象による変化と同時に生態系の変化にも賢くならねば・・・なのでしょう。

そういえば、自作の蚊捕獲器を作ったのでは2014年9月2日の話題)、捕獲できたのか?、この蚊捕獲器は、とある場所に設置済みですが結果はまだ見ていない、分り次第ここで話題にします。

”幼稚園の散歩”
(a child-outing at Sayama-park)

アルバムへのリンク;「子ども達」

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写真は、昨日の午前中の狭山公園パークセンター前の様子、丁度花壇の手入れをしている最中、付近の幼稚園からの散歩中の皆さんがパークセンターに、そこでパークセンターのKiさんが先生に大変身、子供たちを前に何か講義をしていました。
何のお話をしているのか?、お話の内容はさておき、熱心に耳を澄ませている子ども達、可愛い〜イ! 。

自然の中には不思議がいっぱい、不思議だな?〜、どうして?、何故なんだろう?と、小さい頃は何をみてもそんな疑問を持っていた、その内大きくなるにつれて、当たり前ジャンとか、分っていると勘違いするとか、調べるのが面倒とかで諦めたりすることが増えて、疑問を持たなくなるとか疑問であることを忘れてしまう、疑問を持たなくなるとその先の進歩は無い、これが現在のヒロパパの状態、”困った〜”です。

写真の子供たちは、”どうして?、何故?”を先生たちに連発しているのでしょう、先生たちも大変でしょうが、がんばって!。

”今年のムクロジ、通年と違う!?”
(soapberries this year)

アルバムへのリンク;「植物・花ー秋」

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木の実しおりや木の実キーホルダー作成用の材料の一つ、ムクロジの実の様子を見に行ってきました。
つい先日、栃の実を拾ったり2014年8月29日の話題)、以前拾っておいたオニグルミを洗って2014年8月5日の話題)すでに乾燥させ準備完了、風船蔓は収穫を続けている(直前の話題;2014年6月26日、さてこれら以外に必要な材料はムクロジ、ということで今日ムクロジの様子を見に行ってきました。

掲載した写真がそれ、昨年は、既に成熟した状態で拾えたのが10月中旬以降になってからでしたが2013年11月9日の話題)、今年は、まだ青々としたムクロジが地面にいっぱい転がっていて、昨年と違う、どうしてなのでしょうね?。

考えられる事は、今年は雨が多く、しかも日照不足で果実の生育が順調ではなかった、しかもこの気候でムクロジの木そのものも弱ってきた、だから、熟成する前でも果実を落とさざるを得なかった、と勝手に想像しています。樹上を見上げると、枝にぶら下がっている果実もすくなく、それ以上に葉っぱもすきすき、樹木そのものも勢いがなくなってきている感じです。

中の核の部分は、硬くて真っ黒いのが通年ですが、まだ黒くなっていないし、硬くは無い、拾った分を、このまま天日干しにすることにしていますが、通常の硬い真っ黒いムクロジの実になるかどうか心配です。

現在、収集できた木の実しおりと木の実キーホルダーの材料の量は、風船蔓が約1,000個(500個分)、オニグルミが約200個、栃の実がこれから洗ったり除菌したりする分を含めて約200個は確保できそう(直前の話題;2014年8月29日、今回のムクロジが果たしで使用可能かどうかは暫らく様子見になりますが、四種類の標準タイプ2014年8月17日の話題)の内、しおりに使うとすると200個は必要、もしこの数量確保できなければ、ムクロジの代わりを探すことになります。
硬くて丁度良い大きさの実、お茶の実とか椿の実とかも候補にあげておくことにします。

もう一つ、写真のムクロジの中に一つだけ双子のムクロジがあります。
ムクロジの鍋の蓋みたいなものは何?を以前話題にしたことがありましたが2013年7月12日の話題)、たまたまこの実だけは両方成長したみたい、発生確率は1/100〜1/200なのかな?、とにかく珍しい。

”デング熱”
(dengue fever)

アルバムへのリンク;「戯言」

kabaikai140901
↑東京都感染症情報センターより転載
↓自作の蚊捕獲器
katori140902

代々木公園周辺から伝染しているデング熱、今日(9月2日)で全国で感染者数12名?とのこと、全ての方が代々木公園又は周辺に足を踏み入れた方とのことです。

数日前のニュースで、人がどの動物に殺傷されているか等のグラフが報道され、探し回りましたら、WHO(世界保健機関)からのデータみたい、人が人をというのが2番目ということは悲しいことですが、トップが蚊!、いつも”蚊に刺されたよ、カユイカユイ”とばかり言ってはいれれないと改めて認識、ということで、蚊が媒介する疾患をもう一度確認です(上のリスト、東京都感染症情報センターより)。

デング熱は、ネッタイシマカ、ヒトスジシマカなどの蚊を経由してデングウイルスが拡がるとのこと、それに日本脳炎はコガタアカイエカとリストには記載されていますが、日本にはどれ程の蚊がいるの?、活動する場所とか気温とか今まであまり気にしたことがなかった、ということで一応分る限り調べてみました。以下箇条書きで、

●世界では約3100種類の蚊がいて、病気の媒介となる蚊は約80種、日本には確認されているものだけで100種、人の周りには10種ほど、
●生息環境の気温は、26度〜31度程度でそれ以上の時は木陰で一休みみたい、
●吸血するのは雌で雄は吸血しない、吸血は産卵する前のみで、普段は雄と同様花の蜜や樹液を食べている、雌は吸血後3〜4日で産卵、卵は1週間でボウフラ、1週間〜10日程で蛹に、その後2日で成虫となって飛び立ち、さらに1〜2日後交尾し、約50個〜100個産卵する、冬の寒い時期を除いて、このサイクルを繰り返している、
●越冬は、種によって違い、ヤブカは卵、イエカは成虫、ハマダラカはどちらでも、
●吸血量は満腹になるまでは約2mg程度、只、動きによって逃げるためほぼ1mg程度の場合が多い、この程度で産卵し、又吸血、産卵を繰り返し、寿命は3〜4週間程度、
●吸血対象を炭酸ガスと温度を感知して対象を感知している

それでは、身の回りにはどの蚊は何がいるのかな?、もしかしたらヒトスジシマカ?、これを調べるためペットボトルを利用した蚊の捕獲器を自作してみました。
中に入れるのは、お砂糖とドライイーストを溶かしたぬるま湯で炭酸ガスを発生させる、これを蚊の居そうな場所に置いておく、さて、どれ程捕獲できるのでしょうね。
只、捕獲できたとしても、それが何なのかがわかるのかどうかが不安なのですが。

さて、代々木公園の蚊に起因するデング熱が地域に広がりをみせて増加している、人→蚊→人の範囲で済めばいいのですが、その地方で次のサイクルである人→蚊→人→蚊→人に拡がったら爆発的に蔓延することになる、現在分っている地域に、デングウイルスを媒介する蚊が居ないことを祈るばかりです。

追記(2014年9月4日);デング熱の感染者数が全国で59名、捕獲ポイント10箇所中4箇所の蚊からデングウイルス検出した、代々木公園は一部を除いて立ち入り禁止とした、との報道有りました。
蚊の種類、捕獲ポイントの場所やその間の距離は分りませんが、蚊の活動範囲を考えると、最悪、一人の感染者のデングウイルスが一匹の蚊に入り、その蚊が複数人(2〜3人)を刺し、刺された人が感染した、別の蚊がその人からウイルスを受け取り、又別の人に移した、その人が代々木公園内の場所を移動した際、又別の蚊に刺され、その蚊が別の人を刺した、ということは、もう二次感染が始まっているのでは、と考えてしまいますが、専門家の見方はどうなんでしょう、教えて欲しいな。