2015年9月のつぶやき
世の中には、綺麗なもの、不思議なこと、奇妙なこと、可笑しいことがいっぱいですね。
気がついた折紹介しています。
2015年9月30日

”大勢で笹刈り、それに出会った蝶”
(Akaboshigomadara)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

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↑全国自治体の自然環境保全に関わる新人の皆さんと一緒に笹刈り
↓この1・2週に出会った蝶
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↑久しぶり~!、アカボシゴマダラ
↓ウラギンシジミ(オス)
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↓イチモンジチョウとミドリヒョウモン?
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今日は大勢の皆さんと狭山公園内野鳥の森での笹刈りでした。いつもは多くても10人程度ですが、今日はなんと50人、参加された皆さんは全国各自治体の自然保全に関する組織に今年配属になった新人の皆さんで、研修の一環としての実作業ということみたいでした。
自然保全の方法は環境によって様々、ここでは笹(アズマネザサ)の選択除去で植生を豊かにしようとするもの、一例として学んでいただけたのではないかと思っています。

残念ながら、作業前後の写真を撮り忘れましたので比較できませんが、広い範囲での笹が除去され、野鳥が喜んでいるのでは、皆さんご苦労様でした、これからのお仕事に役立ててくださいね。
ご挨拶の時、皆さんに一言、周りに興味をもって、これは何?、どうして?と幼児の時と同じ様に疑問を持つこと、それに、メトロノーム同期2015年8月4日の話題)に注意して「個」を失わない事、こんあお話をさせていただきました。

さて、帰途、久しぶりに「アカボシゴマダラ」に出会いました(直前の話題;2013年8月22日の話題)
垣根をひらひらと飛び回り、垣根の奥に潜り込んでゆく、もしかしたら産卵かなと飛び去った後葉っぱの裏を調べてみましたが、残念ながら卵は見つからずでした。
久しぶり~!と喜んでいいのか、まだ居たの!って言うべきなのか、少なくとも「アカボシゴマダラ」には何の責任もない、一説による放蝶ゲリラの方を責めるべきなのでしょう。

その他撮影できたものでは、「ウラギンシジミ」や、翅がボロボロの「イチモンジチョウ」や「ミドリヒョウモン?」、それに、「ツマグロヒョウモン」や遠目でしたので確実ではありませんが「アサギマダラ」らしき蝶も見掛けました。

さて、この頃のヒロパパは困ったもので忘れっぽくなっている、何かを見掛けた時、その名前を思い出すのに必死、先ずは名前を確認することに勢力を注ぎ、分かると安心して次の何故に進まない、前述の、皆さんへのご挨拶は言葉だけ・・・と云われそうです。

追記(2015年10月2日);来年は春以降どのような様子になるか、比較の為、笹刈りの作業後の様子を下に掲載しました。

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”ISSを見てみたいな!”
(orbit of ISS)

アルバムへのリンク;「戯言」

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昨日のISSが見える軌道
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↑今日から10月8日までの見える軌道
尚、観測しやすい日時は、観測地点に因って全く異なりますので、
下記参考サイトにアクセスして確かめてください。


↓10月2日の軌道
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↓10月4日の軌道
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昨日はスーパームーンの話題ともう一つ気になっていたことがありました。
それは、ISS(国際宇宙ステーション)を見てみたい、今月上旬にも観測しようとしましたが雲が掛かっていて失敗2015年8月5日の話題)、という事で、いつものISSの軌道を計算してどの方向に現れるかとか見易いとかを紹介しているをサイト(下記)を参照して、昨日は3時54分頃から3時57分30秒に北東を中心に北から東方向に仰角約30度の方向に見えるはず、これは分かっていたのですが、いかんせんこの時間帯は就寝中で無理、さて次のターゲットディーを確認しておこうと、調べたものが掲載した表と図です。

観察しやすい日時として、次回は10月2日、18時37分~18時39分30秒までの2分半で、最大仰角;37度が18時39分30秒で南東方向、次々回は10月4日、18時28分30秒~18時33分30秒の5分間、最大仰角;72度が18時31分30秒で北北西方向、一応この2日を見安に、カメラをその方向にセットして撮影してみることにします。
カメラはいつも使っているコンパクトデジカメで動画を撮ってみよと考えています。
ISSが一番明るいときは-4.7実視等級(-4等星程度)で金星の一番明るく見えるときと同じ(ちなみに、太陽の実視等級は-26.7、満月は-12.7)、多分この明るさであればなんとか写せるものと期待してもいいのかもしれません、試してみます。
問題は、お天気、雲が掛かっていたら諦め、てるてる坊主でも作っておこうかな~。

さて、ISSへの物資補給の宅配便?「こうのとり五号機」は2015年8月25日の話題)、明日ISSを離れ帰途に就くみたいです。

参考サイト;
「きぼう」を見よう⇐JAXA・宇宙ステーション・きぼう

”スーパームーン”
(Supermoon, this night)

アルバムへのリンク;「戯言」

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撮影条件;NIKON D70s、f/22、1/250sec,300mm

この動画は、夕暮れの西の空から始まり(17時40分)、
月の出からは東の空に向けて19時40分までの2時間を30sec.毎に撮影し、
約240枚を繋ぎ合わせ再生したものです。

昨日は中秋の名月、今日はスーパームーン、一番地球に近い位置(約36万キロ)で、一番遠い位置(約41万キロ)の時と比較すると、視角で14%大きく、明るさで30%の違いがあるとのこと(NASAのデータ)、しかも、月が最接近する時刻と満月の時刻が1時間程度の短さで、エクストラ・スーパームーンとのことです。

明るさや大きさはどうやって計っているのかな?、例えば、丁度、満月の瞬間に視角と明るさ(光束?、光度?、照度?、輝度?どれなのかはわかりません)を精密に計ることが出来る計器でも持っていれば別ですが、素人ではそうはゆかない、しかも今回のケースでは、満月の瞬間は日本時間で午前11時50分、それに、地球に一番近づくのは午前10時46分で日本は昼間、時差12時間の所(サンパウロ等)に行って見ろよ!って言われそうですが、明るいと思ってみれば明るいし、大きいと思ってみれば大きいしと、素直に、これで納得することにしています。

さて、次のスーパームーンは何時?、来年は、2016年は11月14日、距離が356,511kmで今回(256,876km)より接近する、只、この時は満月と最接近が2時間程度の差があり今回より長い、それに翌年の2017年はスーパームーンは見られない、この様な年を「シャイムーンイヤー」と呼ぶ、それに2018年は1月1日、だそうです、忘れないようにしないと・・・。

もう一つ、実は今日は霧ヶ峰・八島湿原でフルムーンミーティングが開催された日、前々から参加を狙っていたのですが2015年9月6日の話題)、明後日スケジュールが詰まっていて、今日夜参加、明日帰宅では忙しく、諦めてしまいました。
スーパームーンに照らされた八島湿原の自然の音だけの静寂さを味わいたかった、今年は来月27日もう一度開催されるとの事ですので、都合をつけてと狙っています。

●「お月様の話題」;
〇月に二度満月はブルームーン;2015年7月31日
〇天体望遠鏡;2015年6月18日
〇お月様と宵の明星;2015年2月20日
〇皆既月食;2014年10月9日
〇スーパームーン;2014年9月10日
〇三日月と宵の明星と富士山と;2013年12月5日
〇”中秋の名月と月を愛でる言葉;2013年9月20日
〇月の写真、やっと撮れた;2013年6月28日
〇皆既月食、みれました?”;2011年12月11日
〇十五夜お月さん;2011年9月12日
〇月から見た地球;2007年11月14日

”このマグカップ、お湯の温度で色が変わるんです”
(The color changes with the temperature for this mug)

アルバムへのリンク;「趣味・好み」

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写真のマグカップの絵柄はどこかで見た風景、ソーなんです、3月下旬台湾への旅行の折訪問した、平渓線の九份の街並み2015年3月29日の話題)と「十分」で見掛けた「天燈」揚げ2015年5月13日の話題)の風景です。

ドーしたの?、一昨日台湾のWangさんから送られて来たもので、吉祥茶の烏龍茶(桂花烏龍、凍頂烏龍、白毫烏龍、老佛手)、干し番茄(トマト)と干し柚子、それにコースターも、なんとお茶タイムの一式が揃っています。
このマグカップは、説明文に”變色(bianse)”と書いてあり、 写真も色がついている、そうか!、お湯を注げば色が変わる、ということで早速お湯を注いでみました。その結果が掲載した動画、なんと楽しいマグカップです。

このカップは、台湾の観光地がそれぞれ描かれているシリーズものみたいです。それに、烏龍茶のパックには、中国古来の切り絵である剪紙(jianzhi)の作家である庫淑蘭(kushulan)さんの絵柄がデザインされている、これも又楽しい、Wangさん、いつも気にかけて頂いていて誠にありがとうございます。
又、台湾に行った折にはよろしくね!。

今日は中秋の名月、只うす曇り、明日はスーパームーンなので、お月様の話題は明日にします。それと、今回のシルバーウィークを心配していましたが2015年9月20日の話題)、ヒロパパには優しかった、嬉しい~!。

”お休み処と川柳”
(a rest spot and Senryu=seventeen-syllable poem)

アルバムへのリンク;「街角スナップ」

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花壇に椅子、立て札には「お休み処」の記載が、八国山緑地へ向かう途中の坂道で見掛けたもの、附近にバスストップが有るわけでもなく、ただ単に休憩目的だけの「お休み処」、この坂道は、我が電動アシストの自転車でも、ギアーを落としてエイホ・エイホと頑張って登らないと登れない程の急坂、そこでちょっと一休み、助かりま~す。多分、付近の方がメインテナンスしていただいているのでしょうね、有り難い事です。

立て札には、おもしろ川柳も・・・、拡大してお読みください、なかなかの傑作がいっぱい、中でも
「日帰りで 行ってみたいな 天国へ」
ということで、天国はどんなところなのでしょうね?、
〇日帰りで行ってみたところ、ものすごく住みやすい処だった、そこでづっと居ついてしまうのか?、
〇それとも、現世と大きく変わることはなかった、もう少し現世で暮そうかなと直ぐ戻ってくるのか?、
〇もう一つ、天国ってたいしたことないや、もっと違う良い世界があるはずだから出来る限り現世に居たいよと考えるか?、
とにかく、一度で良いので、日帰りで天国を見てみたい気持ちは、よくわかる気がします。

仏教の世界では「六道輪廻」があり、最下層に「地獄道」がその上に順番に、「餓鬼道」、「畜生道」、「修羅道」、「人間道」、「天道」とがあり、この世に生を受けた生命は死後、生前の罪により、この六つの世界のいずれかに転生し、これら六道で生死を繰り返すのだそうです(直近の話題; 2015年9月15日。この世界観はヒロパパは詳しくありませんが、”生前の罪により”となると、ヒロパパは「天道」には行けない?(「天道」と「天国」の定義は異なるのだそうですが)、「修羅道」より低いレベルの世界なのか?、「天道」に行くために、今からでも努力すれば間に合うのかな?、努力しても今までの罪が重くもう駄目なのかな?・・・。

ってどう読むの?”
(a tiller of the Chinese citron)

アルバムへのリンク;「植物・花ー秋」

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表題のってどう読むの?、答えは「ひこばえ(孫生え)」と読み、意味は、切り株や根元から新しく成長した若芽の事、森の木々を薪等で利用していた昔は、根元で伐採し、このひこばえを萌芽更新に利用してをしていた、多分、この方法が森の再生に寄与していたのではと思われます。
それでは、自然に枯れ倒れた樹からひこばえは出てくるのかな?、寿命や菌によるものだと多分ひこばえは出てこないのでは、現在の森林の荒廃はこれが原因?・・・と自分自身でも訳の分からない事を云っていますが、今日は何故かこの蘖(ひこばえ)の話題です。

実は、この5月に近くにあった5・6メータの高さでいっぱい実をつけていた夏ミカンの木が、根元からバッサリ切り倒されていました。
夏みかんを期待していたわけではありませんが、この辺はアゲハがいっぱい、小さな山椒の木でもアゲハの幼虫2015年5月22日の話題) を見掛けいたのに残念と気落ちしていたこの頃でしたが、なんと、切り株からひこばえが2本生長してきていました(掲載した写真)、嬉しいですね。
夏みかんが実るのが何時頃なのか、”桃栗三年柿八年”の中には”蜜柑何年”とは言っていないので良く分かりませんが、少なくとも生長して葉っぱだけでもアゲハのお食事には供されるのでは、頑張れ、ひこばえちゃん、元気で育って!。

追記(2015年9月30日);
頑張れひこばえちゃん!が、今日見たところ、根元から切られていました、もったいない!、周りの草も刈り取られていましたので、ついでに?か、期待していたのに~と残念です。

”美味しいケーキ、Tさんから”
(a cake made by Tsan)

アルバムへのリンク;「趣味・好み」

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シルバーウィークだから老人に優しいはず2015年9月20日の話題)、この予想がまさにピタリの優しさいっぱいのシルバーウィーク、写真は今日届いた、ナッツいっぱいのトルテ(Torte)?タルト(tarte)?、記念撮影後直ぐ口の中に、美味しィ~・・・・、今週で終わりになるNHKの朝ドラ;「まれ」では「まれちゃん」が美味しそうなお菓子を作っていますが、まれちゃんには申し訳ないんですが、それよりヅット・ヅゥ~ット美味しんです。

誰から?は、Tさんから、何時もの事ですがプロ級の腕前、というより手作りでの味と品質はプロ以上のもの、Tさん、いつもいつも気にかけて頂いていて誠にありがとうございます。

ということで、もう一度このHPの中の、Tさんのお菓子やその他の話題をリストアップしてみました(下記)。
驚きました!、なんとマーすごい、お世話になりっぱなしで~す、それに、記憶には有りますが何時だったか見つからないものもある、例えば、日常使っている小さな蒸し器は神戸のシュウマイと一緒に頂いたもののはず、物忘れが激しくなってきているのか?、ヒロパパよーって自分に言いきかせないと。

●Tさんからのお菓子や頂きものの話題;
〇リンツアートルテ(黒スグリ入り);2015年4月23日の話題
〇パウンドケーキ;2014年11月5日の話題
〇おしゃべりインコちゃん;2014年11月1日の話題
〇インコ時計;2014年6月24日の話題
〇マルメロ入りケーキ;2013年10月31日の話題
〇リンツアートルテ;2013年4月14日の話題
〇クッキーとお手製のマーマレード;2013年2月14日の話題
〇「抹茶のマカロン」、「ガナッシュサンドクッキー」、それに「キャラメルパウンドケーキ」;2012年12月26日の話題
〇老舗「神宋(かんそう)」の塩昆布、鰹昆布に鰹田麩;2012年8月28日の話題
〇トドの肉;2011年10月6日の話題
〇三重大学カレー;2011年6月16日の話題
〇ガレット・ブルトンヌとスペイン風ボーロ;2011年6月13日の話題
〇小麻花;2010年6月26日の話題
〇冬イチゴ入りケーキ;2008年2月10日の話題
〇「蘇」入りゴーフレット;2007年1月29日の話題

”ヒメウラナミジャノメ、翅を拾いました”
(a wing of Himeuranamijyanome)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

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この頃のヒロパパの徘徊では、地面に落ちている面白いものが目につきます。
一つは木の実、栃の実はそろそろ終わり、今度はなんとなく懐かしい香り?の銀杏の実が、これに加えて昆虫のなきがらを見掛けます。まずは、ジャノメチョウの翅のみ、その直後、今度は元気よく飛ぶ周っているものを発見、遠くだったため焦点があっていませんが。

このジャノメチョウは、蛇の目模様から「ヒメウラナミジャノメ」と思われますが、蛇の目の部分はどうなっているのかなと、拾った翅をマクロ撮影をしてみました。
鱗粉は蛹の時代に鱗粉とそれを固定するソケット的なものがもとで、多分、種によって、何処にどの色のソケットや鱗粉を作るかは遺伝子によって決まっているのでしょうね。

このジャノメチョウの仲間(タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)には、似たような模様の翅を持つ「ウラナミジャノメ」、「コジャノメ」、「ヒメジャノメ」、「ヒカゲチョウ」等々、飛んでいるところを一見しただけでは判別不可能なものがいっぱい、でも彼らは仲間かそうでないかが分かっているはず、どのように識別しているのでしょうね。
視覚の範囲では、体の大小とかこの蛇の目模様の違いを一瞬にして見分けているのか、それとも、聴覚の範囲で顔を突き合わせて会話(音を出して)しているのか、それとも臭覚で匂いで判断しているのか、以前雀蜂(オオスズメバチとコガタスズメバチ)の喧嘩を見たことがあり、この時は一瞬顔を突き合わせ、その後喧嘩を始めたので2015年7月11日の話題)視覚だけでは判断していないみたい、昆虫でもそれぞれ違うのかもしれませんが、本人に聞いてみたいですね~。

鱗粉の目的は、後述してみましたが、空気抵抗を減らす為凹凸があるとのこと、そういえば蝉の翅にも凹凸がある2015年8月23日の話題)、それに、鱗粉を全部取ってしまったら翅はどんな様子なのでしょうね、トンボやその他の昆虫の翅が落ちていたら又喜んで拾ってきそうです。

ついでのお話になりますが、「蛇の目」は蛇さんの目、パソコンででも「じゃのめ」と入力すると「ʘ」が表示される、ミシンの会社の会社名、「蛇の目傘」や「蛇の目の砂(相撲の土俵外側の砂)」、その他「紋」にも使われている、蛇さんの目は可愛い?、又は鋭い?、何故蛇さんの目が選ばれたのか?、梟さんの目だって可愛いと思いますが・・・。

参考;鱗粉の役割;
〇雨にあたった時、水をはじいて、翅が濡れるのを防ぐ。
〇飛ぶときに、翅にかかる空気抵抗を鱗粉の凸凹が抑えてくれ、翅がはばたきやすくする。
〇体温の調整。
〇オスがメスにアピールしたり、目玉模様で鳥などの敵を驚かせたり、オスの鱗粉には、発香鱗(香りを発する)鱗粉もあり、メスに交尾を促す機能がある。

●ジャノメチョウ、蝶の鱗粉の関連話題;
〇ウラジャノメ;2015年7月29日の話題
〇ヒメウラナミジャノメ;2008年6月29日2007年5月9日の話題
〇カラスアゲハ;2014年6月8日の話題
〇モンキチョウ;2014年4月30日の話題
〇フクロチョウ;2007年7月29日の話題
〇モルフォチョウ;2007年7月27日の話題

”秋の気配がいっぱい、不思議な果実に出会いました”
(a strange seed)

アルバムへのリンク;「植物・花ー秋」

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↑ヒガンバナと???

連休中は好天の日々が続きそう、過ごしやすい気候は人だけでなく植物も、ヒガンバナが満開です。

それでは、掲載した右の写真、まるで虫こぶみたいだけれど、これは何?、これは「コブシ(モクレン科)」の果実と教えて頂きました。
「コブシ」は春早く(3月中旬頃?)から咲き始める2010年3月22日の話題)、只、少し早めに咲き始める「ハクモクレン」と「シデコブシ」2009年3月23日の話題)と似ていて、花が小さくシャープなものが「コブシ」・・・と花に注目してある程度は区別出来る様になったと自負していたのですが、秋の果実については今まで無頓着だったのか?、改めてこのHPを読み返してみましたら、「シデコブシ」の果実がまるで宝石みたいとの話題を思い出しました2004年9月1日9月4日の話題)、多分、写真のものも近々宝石みたいな様子になるのでは、楽しみですね。

それでは、集合花ではない一つの花に何故この様にたくさんの種子が出来るの?、先日の話題の「蓮」や「シキミ」2015年9月18日の話題)と同様雌しべが複数個あるから、特にモクレン科の仲間では「タイサンボク」や「ホウ」(花;2014年5月17日、果実;2013年2月24日の話題)も同様、しかも、それぞれが自家受粉を避ける為、時間的に雄しべや雌しべの成熟時期や物理的位置をづらしているとかの工夫をしている、知れば知る程不思議がいっぱい、これも又楽し!です。

さて、今までは面白い花、綺麗な花と外観を見ながら楽しんできましたが、これからは花の中身まで覗いてしまいそうです。

追記;1、「コブシ」の漢字表記
「コブシ」を漢字で書くと「辛夷」、何故名前の由来となっている「拳」と書かないの?、理由は、中国名の「辛夷(xinyi)」をそのまま熟語訓としてあて読みしたということなのでしょう。それに中国での命名履歴を調べるのはちょっと大変、これも見て見ぬふりでご勘弁を。

追記;2「植物での自家受粉を避ける仕組み」
専門用語では、〇自家不和合性、〇雌雄異熟、〇雌雄離熟、〇異花柱性、〇雌雄異花(雌雄異株を含む)等、詳細はここではひかえます・・・というより、ヒロパパには難し過ぎるからですが。

追記;3「自家受粉って悪者なの?」
悪者ではありません。遺伝子のお話になりますが、優性遺伝や劣性遺伝を繰り返し、遺伝的多様性を確保して、環境に適応して生命を維持してゆく進化の戦略を採用している、と考えていますが、これもヒロパパには難し過ぎますのでこの辺でストップです。

”「キツネノエフデ」か”
(a mushroom, Kitsunenoefude)

アルバムへのリンク;「植物・花ー秋」

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↑「カエンタケ」ではなくて「キツネノエフデ」みたい、幼菌も見えています
↓「ネコノヒゲ」命名された方は考えたのでは
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先日話題にした「カエンタケ」について2015年9月16日の話題)、これは「カエンタケ」ではないのでは?と再考してみました。

「カエンタケ」は全てが紅色、これに対して見掛けたものは上部は紅色にしても下部は白色、二股に分かれたのは偶然?、もう一度図鑑を見直したり他の人の印象をお聞きしたりで、最有力候補として「キツネノエフデ(スッポンタケ科)」であろうと考えています。

同じスッポンタケ科の仲間で似ているものに、「キツネノタイマツ」や「キツネノロウソク」 、その他「ツマミタケ(アカカゴタケ科)」がありますが、茎や穂先の色や形が明らかに違う・・・と判断しての結果なのです、当たっていると良いのですが。

「キツネノエフデ」であれば有毒ではないとのこと、実は昨日、再度確認の為見掛けたポイントを訪れてみましたが、痕跡も見当たらずで影も形も無くなっていました。
茸の寿命が数日?で胞子は残っているかもしれませんが本体は消滅した、又は通りがかりの見掛けた方が採取した?、いづれにせよ有毒でなければそれ程気にする必要は無いのかもしれませんが、もしかしたら、狐さんはこの絵筆で見事な芸術作品を完成させ、絵筆をもって他の場所に移動したのかも、確かに、周りの自然が豊かになった?、本当かな~。

これを調べていて気が付いた事、なんと”キツネノ○○”という名前の茸にしてもその他の植物にして多い事か・・・例えば、茸では、以前見掛けた「キツネノハナガサ」2015年7月10日の話題)もしかり、これ以外に「キツネノワンタケ」、「キツネノヤリタケ」 とか・・・面白い形をしたもので狐さん達が化けたものみたいだからという理由からか?、それでは狸さんは?と、茸図鑑の索引を見て見ましたら「タヌキノチャブクロ(ホコリタケ科)」だた一つのみ、形から、茸は太ったものよりすらりとした方が多いからなのでしょうね。
それでは、植物では野草の範囲では、「キツネノカミソリ」2013年8月17日の話題)あり、その他、「キツネアザミ」、「キツネノボタン」、「キツネノマゴ」等々、その他動物の名前を冠した”ハト○○”や”カラス○○”、”イヌ○○”、”オニ○○”、”クモ○○”とか・・・そのうちの一つ、掲載した花はいつも手入れをしている公園内花壇に咲いている「ネコノヒゲ」、少なくとも命名者の皆様は分かり易い名前を選んでいただいているのでは、感謝ですね~。

”老人に優しい?シルバーウィーク
それと、「たけ」と「だけ」の違いは何?”
(this week is called " Silzer week")

アルバムへのリンク;「戯言」

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↑紅の天の川さんのスタート前の注意事項の説明
↓この時期何処でも見られる茸の説明
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↓チャワンタケの仲間?
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今週は”シルバー・ウイーク”、名前から想像して”老人を大切にする週”、しかも明日は敬老の日、だから、ヒロパパみたいな老人を大切に扱ってくれるんだ、♪うれしいな!、と期待しています。

ヒロパパは「後期高齢者」の領域を既に大幅に通り過ぎ「末期高齢者」の領域に、只、自分では「ビロード」であると自負している、エ!、「ビロード(velvet)」って何?、漢字で書くと「美老人」、ネ!、振り仮名をふると「び・ろう・ど(最後の”ど”は、濁音変化で2015年9月8日の話題)”と”が変化した?)」、英語で書くと「a velvety senior」、でも、今のところ”扱い”に何の動きもない、まだシルバー・ウイークは数日残っていますので、これから期待していていいのかな~?。

シルバー云々はさておいて、今日は狭山公園でガイドウォーク、ガイドして頂いた方はヒロパパだけの呼び名で「紅の天の川さん」、何故かって?、姓名の文字の意味からですが、その詳細はここでは秘密にしておきます。
公園内は木の実がいっぱい、それに丁度茸もいっぱい、どうしても茸に目がいったしまう、子供たちと一緒に茸の不思議を体験してきました。
まず、触っていい茸もあれば触ると危険な茸もある2015年9月16日の話題、この日話題にしたカエンタケは、もしかしたらカエンタケではないかもしれない、現在調査中です)、やはり、良く分かっている方と一緒の時の方が良さそうです。
一つは、「サルノコシカケ」、もう一つは「カワラタケ」、これら以外にも「チャワンタケ?」も、茸の世界は奥が深すぎて・・・困惑しています。

付け足しののお話ですが、竹の名前の場合、孟宗竹はモウソウチクとかモウソウダケ、真竹はマダケ、女竹はメダケ、矢竹はヤダケ・・・と訓読みで「竹(たけ)」を濁音変化させ「だけ」と発音する、これに対して「茸」の場合は、松茸、椎茸等々「たけ」と発音し(させ)濁音変化しない、この違いは何なんでしょうね?、この様に読みなさい!ということを暗記する以外に方法が無いのかな~。

”安保関連法案可決成立
日本の大きな変換点、元に戻そうよ!”
(some safe guarantee relevant law was established)

アルバムへのリンク;「戯言」

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(17日掲載したのと同じ画像です)

今日は久しぶりの秋晴れのお天気、気分爽快とゆきたいところですが、今日未明、安保関連法案が可決成立し、勿論予想されていたとは云えブルーな気分のままです。以下、今回の安保関連法に対して反対の立場で述べています、お見苦しい部分あろうかと思いますが・・。

一昨日も話題にしましたが2015年9月17日の話題)、”時の政府の判断により、又は、同盟国からの依頼があれば、三要件を満たす限りにおいて、他国に対して先制攻撃をすることが出来る、これが抑止力を増やす”というもの、これでは、ものすごく危険な状態に日本が陥るケースが増えてきそうです。

過去の歴史を振り返り、例えば、満州鉄道爆破事件2013年8月15日の話題)は関東軍の自作自演、盧溝橋事件もどちらが先に発砲したのかいまだに分からない、ベトナム戦争やイラク戦争もしかりでいつしか戦闘状態になり相互に相手を非難するばかり、それが戦争というもの、その正当性云々は当事者間に存在はしない、この様に、戦争について正確な・正当性の判断は誰にもできるものではない、一旦戦争に終止符が打たれたとしても、相互に、その傷跡は残り後世に伝わってゆく、例えば、中世の宗教上の対立が現在も続いている事や、それに太平洋戦争以前までが原因している日本と周辺諸国との関係、これらを踏まえて、争いは禁止、お話し合いで解決し仲良く一緒に暮らしませんか、と言い続けたいです。

太平洋戦争当時、ヒロパパはまだ幼児、従って戦場に行った経験はありませんが、空襲警報が鳴るたびに、裸電球に風呂敷を掛け、怖い思いでB29の唸り音が過ぎ去るの待っていたこと、戦後、街中にあふれている傷痍軍人の皆さんの姿、それに戦争で身内を失った悲しみと貧困生活を経験しています。

”戦場に出掛け、戦争に従事するのは自衛隊員の皆さんなんだから、彼らのリスクが増える事があっても一般国民は関係ない、抑止力を強める為頑張れよ!”・・・まさかこんなことを言う人は居ないとは思いますが、自衛隊員やその家族に皆さんも国民、皆様はご自分の個人的な意見を云う事が出来ない立場であることは理解できます。
只、この状態が続くと、もしかすると、現在日本でも実施されている経済的優遇措置付き自衛隊員募集や、他国で行われている「経済徴兵」も制度化されるのでは、あれやこれや心配なことばかりです。

それに、消費税の8%から10%への引き上げ延期を表向きの争点とした選挙を昨年12月に実施したのに、この安保関連法案に対して国民の意思を問う事はしなかった、勿論、政権の座から追われる事が分かっていたからでしょうが、多分、今後は経済政策に力を入れ、指示率を増やしたと考えているのでは、しかも、もう1年程の時間があるからこの件も落ち着きそのうち忘れるであろう、と踏んでいるのでは?。
でも、この頃の(以前からですが)政府の言動を見聞きしていると、都合の良いデータや言い訳をしているのみ、たとえ実質賃金が物価上昇率を上回ったとしても政治家の皆さんの言動は信用できない、こんな懐疑的になってしまっている我が身が恐くなっています。

まずは、法律施行後(施行日はまだ決まっていない?)、これらを憲法違反で提訴することが予定されています。東京地方裁判所から最高裁へとまだ道のりは長いと思われますが、必ずこの安保関連法は施行停止・破棄され、日本の民主主義・立憲主義をもとに戻す事ができると信じることにしています。

”蓮の花、種は幾つできるの?”
(a lotus and Shikimi)

アルバムへのリンク;「植物・花ー秋」

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↑蓮の花、↓美味しそうな種、種は幾つ生長するの?
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↓この種は自動発射装置で飛び出す
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蓮の花、種は幾つできるの?・・・先日の話題、居眠りお地蔵ちゃんが居たお寺で見掛けた蓮、特異な形をした花托に、写真のものは一つは14個の種が、もう一つは15個の種が、撮りためた他のものは、受粉できなかったものも含め16個や18個もある2014年9月7日の話題)、その他インターネット上では30個以上もものも見られる、一体蓮は、一つの花で生長する種は幾つできるのでしょうね。
種の数は雌しべの数と同じとすると、多数の花は、雌しべ1本に多数の雄しべの組み合わせが多い、只、例えば苺は雌しべが多数、その他小福桜2005年11月25日の話題)やコデマリも雌しべは複数本有る、だから雌しべが複数有るのは不思議ではありませんが、蓮は最大どれ程の雌しべがあるのかな?、それにこの個数の違いはどうして?、苺に近いかな?と不思議がって調べ始めてみましたが、まだ良くわからない状態です。
蓮の雌しべは花托の平らな部分の突起した部分、雄しべは周りの白い花粉を付けた多数の綿棒的なもの、花の寿命は4日間程度、自家受粉を避ける為雄しべは花托より短い、でも良い香りを出して昆虫を誘うのは雄しべ、4日間に他の花の花粉を雌しべには、雌しべにもっと工夫があっても良さそうと思えるのですが、その工夫が花托を平らにして、昆虫が一休みし易くして、この時受粉してしまおうということなのか?、等々勝手に想像しながら・・・種の数の不思議はそのまま宿題になっています。

それにしても、蓮の実は美味しそうと思いませんか。
ベトナム等では、黒く乾燥すると殻が硬くて大変、乾燥前に取り出し生食しているとのこと、左の写真のものが最適な時期なのかもしれません。
それに、雄しべを取り出し、ジャスミン茶みたいな香りづけをした”蓮茶2010年8月10日の話題)”も古来から好まれているみたい、仏教の教え(下記サイト参照)も含めて効能がありそうですね。

蓮の話題はこれ位にして、同じ寺院の境内で拾った星形の実、机の上に置いておきましたら、種が徐々に出てきて飛び出し、いつのまにか部屋の床に転がっていました。多分1メータ以上は跳ね飛んだのでは、さてこれは何?、「ハッカク」かな?・・・とんでもない・・・これは、「シキミ(モクレン科)」(花の話題;2013年3月26日で種子は有毒、線香や抹香の原材料、口に入れることはしませんが一昨日の「カエンタケ」は触るだけでも危ない、これらを踏まえ、これからも”分からないものは見るだけ”を守りたいと思っています。

追記・・・昨日のチリ沖のM;8.3の地震による津波の日本への影響は久慈港(岩手)で80㎝、その他は20~40㎝で大きな被害は無かった、本日4時過ぎに警戒警報は解除、良かった~。

参考サイト;
「植物と仏教の関係・静岡大学大学院/稲垣栄洋p」

”今日の参院特別委員会の様子、情けない・・・”
(a deplorable situation in the Diet)

アルバムへのリンク;「戯言」

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掲載した画像は、今日午後4時32分のNHK国会中継の画面、参院安保関連法案の特別委員会で、与党議員が議長を人垣で守り、審議打ち切りを与党多数で決めた時の模様です。
今までも、国会中継を出来る限り見るようにはしていますが、言葉遊びをしているような質疑、しかも質問時間をできる限り使ってしまおうと同じ応答を繰り返す回答者、クルクルと変わったり、答えに詰まると”総合的に判断する”との応答、聴いていて、政治を生業としている皆さんに呆れるばかりです。

政治家の皆さんは誰の為に政治をしているの?、同盟国と以前から約束していたから又は水面下で要求されているから?、増々、国民不在、憲法無視の今の政治に不信がつのるばかりです。
細かな事を言い出すときりが無いのでここでは避けますが、何故こうなったのか、今後どうしたら良いのかを箇条書きにしてみました。ご意見もたくさんあろうかと思いますので、読み飛ばしていただいて結構です。

●ことの発端は、前回の衆院選で巨大与党を国民が作ってしまったこと2014年12月15日の話題)
○その時の争点は、表面的には”経済政策”と”消費税引き上げ延期”を表に出し、裏で、延命とこの安保関連法案の成立を狙ったもの、これに国民は騙された?、政治家たち(全員とは言いませんが)はなんと嘆かわしい人達なのだろうか・・・。

●それでは何故、政府/与党の皆さんは、これに固執しているの?、
○多分、限定的と断りを付けてでも”集団的自衛権”という言葉を広めて将来に備えようという意味か?、抑止力を高めるという事は、お隣の家が銃を持っているから、これ以上性能の良い銃を用意しておこうというもの、お隣さんといつも仲良くしていれば/仲良くする努力をしていればこんな必要は無いですよね。

●多分この安保関連法案は、このまま参院で可決するか、参院で可決されなくても60日ルールで成立する、でも、一旦成立した後でも憲法違反として廃棄できるのでは、
○その通りですが、現在日本には、ドイツ等が確立している「憲法裁判所の制度」を持っていない、唯一、最高裁判所での「付随的違憲審査権(これが何かは、ちょっと長々となりますので、もし興味のある方はこの言葉で調べてみてくださいね)」を利用することになる、どちらにしても無駄な時間を費やすことになる、なんと無駄な事を長々としなくてはならないのか。

●国民は、これからどうしなくてはならないのか。
○国会前の、それに全国での反対集会の様子は、60年安保闘争等の時とは異なり、老若男女が個人個人の意思で声をあげている、次期選挙では、現在の与党の得票率は大幅に下がるのでは、そうなれば常に緊張感をもった政治体制が出来上がるのでは、期待したいところです。

さて、国会中継を見ていて、各政党(特に与党)の皆さんは、まるで”メトロノーム同期2015年8月4日の話題、この単語で検索するとYouTubeの映像をご覧になれます)”みたい、どなたでも、まずは”個人”であることを忘れないで欲しい、と思っています。
日本が将来に向けて進むべき道は、”唯一の被爆国”、”憲法9条”を規定して”この70年他国と戦争をしなかった事”、そのうえ、”自然災害で培われた防護についての技術力”、”日本人のおもてなしの心”を世界に向けて発信してゆく事に注力してゆきたい、理想主義とか絵に描いた餅と云われそうですが、少しでもその方向に進むことを提案したいと思っています。

追記・・・今朝、チリでM;8.3の地震が、それに伴って最大4.6mの津波発生、明朝、日本にも影響があるかもしれないとの事、海岸付近にお住まいの方はご注意を。

”茸の季節”
(season of mushroom)

アルバムへのリンク;「植物・花ー秋」

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左;マントカラカサタケ?、右;カエンタケ

右は、「カエンタケ」ではなく「キツネノエフデ」と思われます(関連記事;2015年9月21日

春から夏までに茸の季節が、その後極暑が過ぎたこの頃、またまた茸の季節がやってきました。

狭山公園内での散策中見掛けたもの、一面芝生の原っぱにピョッコンと白いものが、近寄ってみましたら茸でした(左の写真)。
一応、見掛けたものは名前を調べる努力はしてみようと、帰宅後、きのこ図鑑(日本のきのこ、山と渓谷社)を、○○の仲間等の知識が無いため、最初から最後まで1ページづつめくりながら、笠の白いものを調べてみました。
まず目についたものがテングタケ科の「○○シロオニタケ」、でも柄の部分の太さや色が違う、ということで候補として、ハラタケ科の「ドクカラカサタケ」か「マントカラカサタケ」のどちらか?、柄の太さと色、傘のぼつぼつの様子から「マントカラカサタケ」と思っておくことにしています。只、傘の姿が生長途中で球型から普通の茸型に変化するみたい、当たっていると良いのですが、。

これ以外にも茸がいっぱい、多すぎて名前を調べるのが大変と見て見ぬふりをしてしまいましたが、一つだけ特徴のあるものを発見、それが右の茸です。
珊瑚?、人の指?みたい、しかも赤色、これだけ特徴があれば直ぐ分かるはず・・・と、これも1ページづつめくりながら、やっと最後の方で似たものに出会うことができ、それが「カエンタケ(ニクザキン科)」です。
この「カエンタケ」は、極めて強い毒性を持ち、食べると死亡することがあり、触ることすら危険である(Wikipediaより)と解説があり、ヒロパパの茸観察は、勿論、見るだけで触らないよう心がけていますので大丈夫ですが、もしかしたら、雀蜂に対する注意喚起みたいな立て札的なものが必要なのかなとパークセンターにインプットしておきました。

今までも、サルノコシカケの生長とか2015年8月27日の話題)、その他たくさんの茸に出会い、このHPで話題にしていますが2013年9月30日の話題)、そろそろ茸のアルバムとしてまとめることも検討してみようかな。

”居眠り地蔵”
(a Roku-Jizou)

アルバムへのリンク;「街角スナップ」

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↑アレ!、ここにも六地蔵ちゃん達が

掲載した画像は、先日のムクロジ拾いにいった場所で見掛けたもの、可愛いお地蔵ちゃん達が六体並んでいました。
六体ということは、これも依然話題にした”六地蔵”か?2015年7月22日7月16日の話題)、でも、様子が違う?、錫杖(修羅道)、宝珠(畜生道)、経巻(天道)と合掌(餓鬼道)は確認できるのですが、、香炉(地獄道)と花かご(人間道)が見当たらない、その代りが、箒でお掃除中と木魚にもたれて居眠り中の小坊主さんが、もしかすると、この二人が地獄道と人間道を救ってくださるお地蔵さんなのか、特に居眠り中のお地蔵さんは人間道を受け持っている?、と勝手に想像しています。

もう一つ「安去」の書いた石碑が見えています。
「安」は安心の安、「去」は日本語では”遠くへ離れる”意味ですが、中国語では”目的地を目指して行く”意味(仏教用語では分かりませんが)、ということは、”ここを安心してお通りください、お地蔵さん皆さんが守っておられますから”とこれも勝手に理解することにしています。

本当のところはここの住職さんにお聞きすれば分かるのでは、もしお会いできたらお聞きしてみます。

もう一つ、参考までに、居眠り地蔵さんは昔から有名で、下記の歌もあります。
それに、これからも、どこかで見掛けることができるかも、楽しみです。

居眠り地蔵(大正15年(1926年、作詞;竹久夢二、作曲;本居長世)   
ゐねむり地蔵さん 道のはた、   お馬が通るに こつくりこ、   
ゐねむり地蔵さん 赤えぷろん、  いつもお年が わこうござる、   
ゐねむり地蔵さん 赤とんぼ、   頭のてつぺん、こつくりこ。


”笛や太鼓に誘われて…足をのばしてしまいました”
(a village festival)

アルバムへのリンク;「お祭り」

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↑懐かしさいっぱいの村祭り
↓元気な子供たちと笛や太鼓が心地よい

昨日のムクロジ拾いの途中、懐かしい笛や太鼓が聴こえてきた、ついつい音のする方向に足を向け寄り道をしてしまいました。
行き着いた先は、近くの狭山神社で、丁度、鎮守御祭禮の子供御神輿、祭囃が街中への練り歩きを開始するところ、出発時のみを動画で撮影、是非お楽しみください。

この様なお祭りがその地域に残っている事、これはその地域の皆さんが相互に交流できている、しかも見守りもできる、これは、最近多発している誘拐事件や行方不明事件を少なくすることが出来る、何処ででももっと増やし盛んにしたいですね~。

さて、♪笛や太鼓に誘われて・・・♪は、ご存じ「里ごころ(北原白秋;作詞、中山慎平;作曲)」ですが、これ以外にも「村祭り(作曲・作詞者不詳)」等ありますが、これらの曲を懐かしいと思うのは、ヒロパパが歳をとっているからなのかな?、曲名で検索していただければYouTubeで聴くことができますので是非。

さて今朝のお話、阿蘇山が9:43噴火、警戒レベルが2から3に引き上げたとのこと、”噴火したからレベルを上げた”ではなく”噴火しそうだからレベルを上げる”に変えたいですよね。
これは予知レベルの低さを表すもの、つい先日の関東北部から東北での豪雨災害についても2015年9月11日の話題)、豪雨に伴う河川の流量を広域で予知することに失敗したからで同じこと、一昨日の地震2015年9月12日の話題)も含め、今後も地震・津波、台風、雷、竜巻、豪雨等による自然災害にみまわれる機会が増えるものと想像される、予知能力をアップさせる事、それに防護策を確立する事、永遠の課題になりそうですが、プロに皆さんには頑張って欲しいものです。

”ムクロジ拾い、今年も開始”
(gathering of nuts is begun.)

アルバムへのリンク;「植物・花ー秋」

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↑ムクロジ
↓水洗いすると泡々です、それに、まだこれからも落ちてくるのを期待できそう
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木の実しおりと木の実ストラップの材料として必要な木の実の2015年5月24日の話題)毎年恒例の木の実拾いについて、栃の実は既に開始し2015年8月28日の話題)これからも継続、育てている風船葛は収穫中(2015年5月30日の話題、まだ必要数の半分程ですが)、これから始めなくてはならないものが、鬼ぐるみとムクロジ、鬼ぐるみの収集には不足しそう?と少し心配が残ってはいますが、「ムクロジ」の収集を昨日から開始です。

今日も、毎年拾い集めているポイントへでも、何処かは内緒!、ヒントは、「ムクロジ」を漢字では「無患子」と書き、古来、子供たちの健康を祈願してしかるべき場所に植えられた、このしかるべき場所なんです・・分かってしまいそうですが、そこに赴きたくさん拾ってきました。

先ずは水洗い、このムクロジは、昔、洗剤として利用した、その言葉通り、含まれている洗剤の成分(サポニン)で泡々、果肉の部分が柔らかくなるのを待って果肉を剥ぎ取り、あの羽根突きの羽根に使ったと云われている黒くて硬い種子を取り出すことになります。

今回どれ程拾えたかは、これから数えますが、樹上にはまだ残っていますので、もう数回通って必要数揃えるつもりです。

それにしても「ムクロジ」という名前は面白い名前、その由来は何なんでしょうね。
種子が黒いことから、実黒地(みくろじ)が変化してムクロジとなった、ただ、「無患子」の文字は中国で同じでこの発音は「wu-huan-zi」、これの両者が入り混じって訛ったのでは?、と勝手に想像しています。

”「あかねちゃん」と「すみれちゃん」と東大和公園で”
(Akane-cyan and Sumire-cyan at Higasiyamato-park)

アルバムへのリンク;「ボランティアー」

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↑「アカネスミレ」と「あかねちゃん」と「すみれちゃん」と
↓この葉っぱ、どうして?
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8月上旬の猛暑、中旬から下旬、それに昨日までのぐずついたお天気で、いつもの徘徊もできずでしたが、今日は久しぶりの外出、・・・特に今朝は朝早くから叩き起こされたから、ソーなんです、東京湾を震源とするM5.2の地震でここの震度は4、幸い被害はなかったものの、昨日の豪雨災害の話題も含めて自然災害にどのように立ち向かうかを考えなくてはと思いながら・・・行く先は東大和公園、ここで継続している笹刈りの作業でした。

前回は何時だったかな?と、このHPを見直してみましたら今年の2月2015年2月7日の話題)、この時は、落ち葉掻きをして「かぶとむしのようちえん」を作った事を思い出しました。

当日の記事で、スミレ(葉っぱの形から、タチツボスミレ、アオイスミレ、ニオイスミレ等考えられますが・・)が落葉の下から顔を出していた、ところがなんと!今日、可愛い”アカネスミレちゃん達”に会うことができたんです。
でも今は9月、「アカネスミレ(茜菫)」が咲くのは4月~5月のはず、だからおかしいよ?!、でも、今日出会った”アカネスミレちゃん達”は、ご覧ください、いつもいつも可愛い姿で咲き誇っているんです。
”アカネスミレちゃん達”は英語もネイティブみたい、長い笹を比べて、こっちの方がlonger、これがlongestなんて会話をしている、しかも、葉脈だけになった葉っぱをみつけて、どうして?って質問、観察力も抜群、すごい!。

「あかねちゃん」、「すみれちゃん」へ、
写真の撮り方が下手でごめんね!、又お会いしたいですね。

”昨日の続き、豪雨による被害”
(Accident occurrence by a torrential downpour, continerd)

アルバムへのリンク;「災害」

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↑鬼怒川の氾濫と決壊(NHKニュースより)

昨日の話題の続き、今日も線状降水帯が茨木や栃木から徐々に福島、宮城に移り、ここでも被害がでています。被害の全容はよくわかっていない現在ですが、河川の決壊やオーバーフローが、鬼怒川の3か所を含め今日現在7か所あった、孤立して救助待ちの方が188人、避難された皆様は11,500人、怪我をした方が27名、まだ23名の方が行方不明との事、一体どうしてこの様な大きな被害が発生してしまったのでしょうね。

通常河川の流量と警報の関係は・・・少し専門用語が増えますので読み飛ばしてくださいね・・・、「基本高水流量(人工的な施設で洪水調節が行われていない状態で設計時、降雨がそのまま河川に流入した流量)」を考慮して、「指定水位」、「警戒水位」、「計画高水位」の三段階に設定されていて、少なくとも「警戒水位」に達した場合警戒・監視される、その後「計画高水位(その堤防の耐えられる設計上の水位)」になった場合は、水防対策をしたり、警報を発令する、この様な仕組みになっているはずです。

今回の水害は、「計画高水位」を超えて氾濫したから、でもこれだけではない、鬼怒川と渋井川は決壊、何故決壊したのかは、どちらも堤防の強度が不足していたから、特に、鬼怒川は合流する利根川の、渋井川は多田川の流れが、それぞれの流れをせき止めて(バックウオーターエフェクト)、これにより堤防のわい曲した強い力がかかる部分等強度を強く保つ必要があった部分の強度不足で決壊した、単純で素人考えと云われそうですかもしれませんが・・・。

さて、それではどうしたらいいの?、豪雨はこれからもっと激しくなりそうでこれをコントロールすることは出来ない、設計時の「基本高水流量」や「計画高水位」の数値を変えてゆかざるをえないのでは、コストは掛かるにしても、現在の国会質疑で繰り返し聞く言葉「国民の生命と財産守を」為には、抑止力を高める前にやるべきことはたくさんあるでしょう!、と言いたいですね~。

追記(2015年9月18日);今回の豪雨を、気象庁は「平成27年9月関東・東北豪雨」と呼ぶことにしたそうです。

参考サイト;
「堤防とは(wikipedia)」
「河川堤防設計指針(国土交通省河川局治水課、最終改正、平成19年3月23日)」
「堤防及び河川構造物(土木学会)」

”豪雨、それに鬼怒川堤防決壊”
(Accident occurrence by a torrential downpour)

アルバムへのリンク;「災害」

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↑9時30分のレーダー雲画像と降雨量を重ね合わせたもの
↓9時時点での天気図と高層気圧配置(偏西風確認の為、日本列島のみ着色してみました) tenkizukousou150910

今までの経験上、誰でも期待するものは、台風一過、秋晴れの青空、ところが昨日から今日、それに明日も、今回はとんでもない状況が続いています。
天気図からだけでは想像できない、雨雲が同じ地域に次々と現れ(今回は線状降水帯と呼ばれています)、そこに集中的に豪雨をもたらしている、原因は、偏西風の蛇行と元台風18号の低気圧と東側の高気圧、その間に台風17号の暖かい大気が流れ込んでいるからとのこと(下の図は、地表の天気図と高層天気図(500,300hPa気象庁)、この状態は、少しづつ位置がづれることがあっても東北地方では今夜から明日も続きそう、現在も特別警報が発令されています。

今回の線状降雨帯は、栃木、茨木、群馬や、千葉・埼玉を含むその他の関東地方、それに東北地方の南側に豪雨を、この為、土砂崩れ、冠水、護岸からの超水や崩壊が多発、特に、日光附近(栃木)の豪雨が鬼怒川を流れ下って、下流の常総市(茨木)の堤防決壊で、大きな被害が出ています。

この線状降雨帯は、このところ各地で発生している、昨年8月20日真夜中に発生した広島の土砂災害もしかり2014年8月21日22日の話題)、この時は「バックビルディング現象」と云っていましたが、 とにかく、同様な気圧配置になれば、何処でも起こり得る事なのでしょう。

それでは、この様な現象が古来からあったのか、多分、あったのでは、只、豪雨になるかどうかは大気中の水蒸気の量に因る、やはり地球温暖化に伴う海水温の高温化に起因していると考えるのが妥当と考えています。

自然災害の多い我が国、地震・津波、噴火、豪雨、竜巻等々の自然災害からいかにして逃げるか、広島での土砂災害時の反省を踏まえて避難指示を早く出すことが出来た等の改善点があったみたいですが、まずは、自治体が発行しているハザードマップを参照する事、その上で、個別の問題点を洗い出す事なのでしょう。

我が家の防災対策は、海抜;約140m(1000hPa時)の位置で、津波による被災対策の優先順位は低い、豪雨による水害は、すぐ下を流れている小川は海抜;約110mでその高低差が約30mでこれの対策も優先順位は低い、優先すべきは、竜巻等の強風対策、瓦やトタンその他の飛来物から守る事で、計画している対策は、竜巻や台風襲来時、南面全てを折り畳み式の強力なネット(ゴルフ練習場で使用されている様な)で被ってしまおうというもの、ホームセンターで必要な材料を物色中です。

さて、今日から川内原発が営業運転に入っている、津波襲来やその上の原発事故発生時の避難路の確保は出来ているのかな?、自然災害は何時襲ってくるのか分からないよ!、安保関連法案を白紙撤回して自然災害対策に集中すべきなのでは・・・・。

”台風18号来襲、その後には虹が!”
(Typhoon No.18 and a rainbow)

アルバムへのリンク;「風景・自然」

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台風18号が東海地方に上陸、現在は既に日本海に出たみたいですが、この関東地方も豪雨にみまわれました。
今年の台風発生は、この時期としては平年と比べると11年ぶりの多さだそうです。しかも豪雨を伴っている台風が多い、海水表面の温度が数度上昇すれば、当然台風の勢力が増すと同時に大気中に含まれる水蒸気も多くなる、だから豪雨となる、困りました、何とかしなくては・・・。

さて、豪雨の様子を動画で撮ってみました。
豪雨の様子が突然青空に変わり、その後虹が、被害に会った皆様には申し訳ないのですが、楽しんでしまいました(掲載した動画、最後の虹の部分は8倍のスピードで、その他は16倍のスピードで再生してあります)。
虹は副虹も見えています、お楽しみください。

”振り仮名の不思議”
(Wonder of a phonetic transcription in kana)

アルバムへのリンク;「戯言」

furigana150908

以前、「鬼灯」にルビを振った場合(振り仮名をつけた場合)、”ほおずき”と書いて”ほおづき”とは書かない、語源からすると”ずき”ではなくて”づき”の方が最適ではないのかな~とか、地震の場合、漢字の意味から”じしん”ではなく”ぢしん”なのでは等々話題にしましたが2015年7月21日の話題)、昨日の話題の関東大震災の新聞記事で、
”地震”の振り仮名が”ぢしん”と表記されているのを発見しました。
考えて見ましたら他にもこの様な例がたくさんある、

★地(ち)や治(ち)を”ぢ”ではなく”じ”と表記する例として
●「地面」⇒”ぢめん”ではなく”じめん”、
●「地元」⇒”ぢもと”ではなく”じもと”
●「裏地」⇒”うらぢ”ではなく”うらじ”
●「路地」⇒”ろぢ”ではなく”ろじ”
●「裏地」⇒”うらぢ”ではなく”うらじ”
●「宇治」⇒”うぢ”ではなく”うじ”
●「意地悪」⇒”いぢわる”ではなく”いじわる”

★血(ち)、近(ちか)、知(ち)、力(ちから)、包み(つつみ)等、漢字単独の読みをそのまま濁音として表記する例もあり、
●「鼻血」⇒”はなじ”ではなく”はなぢ”
●「間近」⇒”まじか”ではなく”まぢか”
●「夘月」⇒”うずき”ではなく”うづき”
●「小包」⇒”こずつみ”ではなく”こづつみ”
●「近々」⇒”ちかじか”ではなく”ちかぢか”
●「缶詰」⇒”かんずめ”ではなく”かんづめ”

さて、これらの規則性は、それに、地震の振り仮名を”じしん”に変えたのは何時、インターネットを参照すると、連濁の影響とか、呉音と漢音の違いでとか様々な説明が見られますが、中国語での呉音や漢音の発音を調べる手立てはプロの世界のお話で素人にはよくわからない、ちなみに、現在の中国語での「地」の発音は”di”、「治」の発音は「zhi」等々を理解しないとその規則性を理解できないのか?、諦めの境地に至っています。

”関東大震災時の新聞記事”
(newspaper report about Great Kanto Earthquake)

アルバムへのリンク;「戯言」

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話題として取り上げるのが遅くなりましたが、9月1日は防災の日、何故かは、ご存じ大正12年(1923年)9月1日11時58分に発生したマグニチュード7.9の大正関東地震による地震災害(関東大震災)が発生した日だからですが、たまたま、図書館でその時点の新聞記事に目を通してきました。

見た新聞は朝日新聞系列で、9月1日は東京朝日新聞、翌日9月2日からは大阪朝日新聞しかない、多分、東京朝日新聞社は社屋が壊滅状態で発行が不可能になったからと想像しています。

タイトルとして(一部旧漢字・旧字体ですので、正確に表現されないものがあるかもしれません)、
●「本州の稀有の強震、東海道鈴川驛附近、一尺以上も陥没す、東部方面の狀況不明」
●「電信電話悉く普通、東京への直通も迂回も」
●「無線電信も通ぜぬ」
●「大阪でも強く感じ戸外へ飛び出す、大阪測候所の觀測」
●「富士山を中心として關東の天變地異、地震から海嘯火災列車の慘事、御殿場以東通信交通手段全く絶ゆ」
●「東京市中大慘事状を呈す、各所に火災と家屋倒壞」
●「死者六七百名に及ぶ、御殿塲駿河驛の大慘害」
●「熱海町にも死者夥し」
●「沼津町の慘狀、夜も強震止まず」
●「駿河驛山北驛間に、山海嘯起る、列車顚覆、隧道崩潰す」
●「三保の松原に九尺の海嘯」
●「箱根の被害、激甚と海陸聯絡」
●「横濱市は大火、住民船に避難」
●「中央線の被害、到る處沈下す、信越線も普通」
●「鐡橋墜落と共に列車も墜落、常磐線の大椿事」
●「下り特急沼津に着く、他の列車は着かぬ」
等々、ものすごい文字が躍っていますが、通信手段が途切れ、関西地方では状況の把握が出来ていない様子が受け取れます。
記事内に、「富士山が爆發するのが地震に變化したものだともいわれ人心恟々たるものものがる」との記述も見受けられます。これを見た人が、富士山が直ぐ噴火しそう等々のデマが流布する可能性もある、これに比べ、例えば東日本大震災(2011年3月11日、マグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震による)の時は、当時在住していた名古屋でも大きな揺れを感じ、いったい何?はテレビで等で直ぐ知ることができた2011年3月11日号外の話題)、今後も、何が何処でどうなっているとの状況と身を守る手段の情報を正確・迅速に伝える手段は改善を重ねる事が必要そうです。

さて、現在、台風17号と18号が近づいています。
台風の強さや進路はある程度正確に予測できる様になっています。
心配なのは、台風18号は東海地方を目指しているみたい、それにこの頃の台風は日本に近づくに従って発達する傾向(一昨日は1000hPaが現在985hPa)、伊勢湾台風(930mb)並みではありませんが、地球温暖化による降雨量がすごい、東海地方と特に進路の右側である遠州・駿府の皆さま、頑張って・・・。

余分なお話、”国民の安全・安心を確保する”のだったら、この頃の異常気象や巨大地震への対処を優先すべき、安保関連法案を審議している暇はないよ!、って言いたいですね~。

”花の名前と昆虫の名前、教えて頂きました”
(Chinese yarrow and Geometrids)

アルバムへのリンク;「植物・花ー秋」「小鳥・動物・昆虫」

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↑ノコギリソウ、八島湿原(8月31日)と入笠湿原(7月27日)
↓ヒョウモンエダシャク
tomboedasyaku150931

先日、八島湿原で出会った花を話題にしましたが2015年9月2日の話題)、スライドの最後の花の名前が分からなかった、その名前が分かりました。
名前は、「ノコギリソウ(キク科)」とのことでした。

名前が分からなかった場合どうするか?、勿論、図鑑を見てそれらしきものを探すことになる、特に、例えば日本の植物等全国の植物を集めた図鑑よりも、その付近のものを集めた図鑑を見たほうが早い(関連話題;2009年7月21日、今回も同じ思考過程を繰り返してみましたが、それでもよくわからない、お手上げ状態でした。
そこで、最後の手段?というよりいつもの手段?、八島湿原で見掛けたものだからということで、仲良しにして頂いている(と思っているのはヒロパパだけですが)「あざみ館」のインストラクター;Mさん(直近の話題;2015年5月2日にメールをしてしまいました。
早速、ご返事を頂き、前述の「ノコギリソウ」とのこと、名前をお聞きして、どこかで出会った名前だ!と撮りためた写真を一つ一つ振り返りましたら、ありました・・・なんと7月に訪問した入笠湿原(関連話題;2015年7月30日、只、スライドには入れていなかった)で出会ったいるではないですか(上、右の写真)、多分満開の時期が右で、満開が過ぎたものが左、どちらも可愛いものです。

実は、ついでにお聞きしてしまおうと問い合わせたものが下の写真、まず、これ蝶、蛾、どちら?、触覚に髭がないから蝶と思い蝶の図鑑を探しても似たものが見つからない、教えて頂いた名前が「ヒョウモンエダシャク(シャクガ科)」、な~んだ、蛾なんだと初めて気が付いた次第、お恥ずかしい限りです。
以前にも、似た蛾の「トンボエダシャク」で名前を忘れていて、その頃小学校6年生だったタバッチ(現在はもう大学生です)やタバッチのお母さんにサポートしていただいたことがある2007年6月11日の話題)、これを思い出し、何時まで経っても進歩しない、というより退化している我が身を認識、情けなか~・・・。

「あざみ館」のMさん、お世話になり、ありがとうございました。お元気でご活躍のご様子、頑張ってください。9月か10月のFull Moon Meeting、八島湿原と満月の組み合わせ、それに研ぎ澄ました五感で感じる八島湿原は最高でしょうね、参加したいな!。

”ケイトウ、花はどれ?”
(a plumed cockscomb)

アルバムへのリンク;「植物・花ー秋」

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↑真赤なとさかが綺麗です
↓花はどれ?
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度々話題にしている「ケイトウ(鶏頭、ヒユ科)」(直近の話題;2015年8月21日の話題)、よくよく見てみると不思議な花ですね~。

英語名の「plumed cockscomb」は”整った羽毛の鶏冠(とさか)”、中国語では「鶏頭花(鸡冠花 ji guan hua)」でやはり”鶏のとさか”、学名;Celosia argentea L.は燃焼という意味のギリシャ語から、全てが花の様子から命名されている、それでは、この部分は何なんでしょうね。

まず、それぞれの花は、花被片(花びらではなく愕)が5枚、雌しべ;1本、雌しべ;5本の小さな花で、この集合体が花序、上の写真のフリル状のものと蝶(ヒメアカタテハ)が止まっている写真のとんがった部分がそれ、この花序の生長する部分(生長点)がケイトウの場合は二次関数的に増え、円錐状ではなく帯状になる(帯化とか経化、石化と呼ばれている)、この遺伝が受け継がれているとのことでした(下記参照サイトより)。

実は、この写真の「ケイトウ」は、昨日の話題のコスモス畑のコスモスが少なかった為、他の花壇から移し植えたもの、この秋、種が落ちて、来年はコスモス畑がケイトウ畑になるのかもしれません、これも又楽しみです。

参考サイト;
「ケイトウ⇐岡山理科大学 生物地球学部 生物地球学科/植物生態研究室(波田研)のホームページ」

”コスモス、あまり咲いていないのは何故?”
(A cosmos blooms isn't well so much, why?)

アルバムへのリンク;「植物・花ー秋」

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↑6月のキッズディーに撒いたコスモスの種(左)、皆さんの願いを込めて(右、個人名は消してあります)
↓満開のコスモスを期待していたのですが・・・アレ!、あまり生長していない、どうして?
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6月のキッズディーに子供たちが撒いたコスモスの種2015年6月7日の話題)、咲き誇っているのを期待していたのですが、現在あまり育っていない、何故なんでしょうね。

コスモスを育てる為の条件は一般的に、
●地植えする場合、雨水が当たり、日なたの風通しの良い場所を選び、風で種が飛んでしまわないように軽く土を被せる事、又、発芽時は夜明るくない場所に散布する事、
●水やりがひつような場合は、日中の気温の高い時間をさけて、朝か夕方に水やりする
●肥料はあまり必要ない、
と云われている、これをベースにどうしたら良いか?を考えてみました。

考えられるものとして、
○種子そのものが未熟のものが多かったのか⇒種子は購入したものとのこと、種子の採取までの工程については園芸店以前のお話でよくわからない、購入時、種子の良し悪しを判断出来れば良いのですがこれも難しそう、リスクを抑える為の対策として、園芸店を複数個所選び購入する、又は購入する時期を変えて購入したら、
○散布した場所は、雨水が当たり、日なたで風通しや夜、街路灯が当たらない等コスモスにとって最適な場所であった、只、種子が飛んでしまわない様薄く土を被せることはしなかった、それに、7月から8月上旬の猛暑日が続いた時水やりをしていなかった、従って、気温による影響と土中の水分不足があった可能性がある、気温を制御は出来なくても、様子をみて水やりは出来たはず、
・・・という事で、この反省事項を気に留めて来年実施すればコスモスがいっぱい・・・と思って実施することにしています。

”湧水池の定点撮影、2回目”
(take of fixed point's photographs at Yuusui-pool)

アルバムへのリンク;「風景・自然」

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↑樹木が生い茂りよく見えない、これはこれでOK
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↑↓湿地性植物がもっと増えるといいのですが
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↓ミノムシ、珍しい!
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狭山公園内のただ一つの狭い湿地である「湧水池」、湿地の面積を広げるための工事が昨年始まり2015年2月17日、工事終了後2015年3月9日、周りの変化を記録しておこうと定点撮影を始めていましたが2015年4月26日、2回目のタイミングと決めたいた8月上旬が、あまりにも暑かった為熱中症を心配して?サボってしまった、やっと一昨日撮影をしてきました。

周りは、植物が生い茂り、新たに広げた水溜りの水量等は源流の多摩湖の水が涸れることが無ければ心配は無い、湿地内の生物調査については毎年実施している生物調査(今年;2015年3月8日、昨年;2014年3月21日の結果を待つことになる、一時心配していたサンショウウオも元気だったみたい2015年4月26日、只、フサモを投げ入れた人がいる2015年2月26日、でもオオフサモ2012年12月17日2013年1月6日でなくてよかった等々心配な面もありますが、湿地の周りの様子について大きな変化はないと判断しています。

この定点撮影中、珍しいものを発見、下の写真の「ミノムシ(オオミノガの幼虫、ミノガ科)」です。そういえば、ヒロパパが子供の頃はよく見かけ、むしり取って中をのぞき込んで遊んでいた、でもこの頃見掛けることがほとんどなかった、思い出されるのがこれもこの頃ほとんど見かけることが無くなった、樹木や柱の根本に袋状の巣を作る「ジグモ(ジグモ科)」の巣、ヒロパパが遊び過ぎていなくなったのかな?、とすると申し訳ないですね~、気を付けねば!。

もう一つ、この「ジグモ」がぶら下がっていた場所が偽木柵、それに遊水池に設置された散策路が多分プラスティック廃材も含む擬木、これに対して、八島湿原の散策路も自然木で出来ていて(関連話題;2012年2月28日訪問当日も補修作業をしていた、さて、どちらが自然に対して優しいのか?、耐久性やリサイクルの観点からすると”擬木”が、一方、そこの環境に優しい、しかも自然に戻る観点からは”自然木”が、只、自然木(チップを含む)を使う場合でも、それをどこから調達してきたものかの問題が残る、狭山公園はいわゆる都市公園でハイヒールでも来れる場所とすると”擬木”でも仕方がないのかな~と、悩んでいます。

”八島湿原で出会った花”
(some flowers at Yashima-shitsugen)

アルバムへのリンク;「植物・花ー夏」

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↑咲き始めのワレモコウ、それにトモエシオガマも
↓今回八島湿原で出会った花、スライドショーでお楽しみください

先月末訪問した霧ヶ峰・八島湿原にて出会った花をスライドショーでまとめてみました。
花の名前は、ここでは近くにネームプレートが立てられている、ヒロパパみたいな素人にとっては非常に助かります。

昨日のアザミの話題や、7月末・6月末の時の話題も2015年7月30日2015年7月24日2014年6月30日合わせてご覧ください。

さて改めてアップロードしたものを確認しましたら、ミスプリを発見、「トリカブト」の入力で、日本三大毒草は、この「トリカブト」と「ドクウツギ」は正解ですが、「ドクゼり」と入力すべきところを、同じ「ドクウツギ」と入力、すみませーん。

さて、またまたブルーな気分になるニュースが流れています。
先々月、白紙撤回された国立競技場の計画に引き続いて、今度は、一度決まったオリンピック・エンブレムいついて、今日、模倣疑惑により白紙撤回されたとのニュースが流れています。
先月、倉庫火災について”二度あることは三度ある”を話題にしましたが2015年8月24日の話題)、白紙撤回について”一度あることは二度も三度ある”からすると、三度目の白紙撤回は何になるのでしょうね?。

2020年のオリンピック招致は、コンパクトで費用の掛からない、しかも日本の”おもてなし”を世界の皆様に感じて頂けるオリンピック開催ではなかったのかな?、現状は、利権、私利私欲ばかり目立っていて、誰も責任をとろうとしていない、三度目の白紙撤回は、
●まずは、オリンピック開催の為の関係する組織を白紙撤回をして、再度、コンセプトの確認、それに沿った組織を考え直し再構築する事、
●それが出来ないのなら、オリンピックを開催する資格はない、だからオリンピック開催を白紙撤回して返上する、ちょっと暴言!?
少なくとも、前述の組織の再構築は必要そう、と思いますが如何でしょうか。

”あざみの歌と八島湿原”
(a monument of Azami-no-Uta at Kirigamine)

アルバムへのリンク;「街角スナップ」

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↑アザミで吸蜜中の「ヒョウモンチョウ」と「ウラギンヒョウモン」
↓だから「あざみの歌」がここで生まれた、それでは右は「アザミ」? azaminoutasekihi150831 tamurasou150831

昨日の八島湿原はアザミがいっぱい、蝶さん達も喜んでお食事中でした。

さて、皆様もご存じとは思いますが「あざみの歌(横山弘作詞・八洲秀章作曲、1949年)」の詩は、当時18歳だった横山弘さんが、ここ八島湿原にて咲くアザミの花に、みずから思い抱く理想の女性の姿をだぶらせて綴った歌詞とのこと、その自筆で綴った記念碑が散策路際に建っています。
どうりで・・・ここのビジターセンターを「あざみ館」という、納得です。

歌詞にある”山には山の愁いあり”の”山”はここ霧ヶ峰の事、”海には海の悲しみや”の”海”は諏訪湖の事、と勝手に想像しています。

それでは、下・左の花(オオチャバネセセリが止まっている花)は?、丁度咲き始めた「タムラソウ」です。
「アザミ」と「タムラソウ」との区別は、「アザミ」は夏の花、「タムラソウ」は秋の花、それに「タムラソウ」は 舌状花はなく筒状花だけとか、 花の下にある総苞は細長い三角状、葉っぱの形が違うとかで区別できるとのことですが、一番手っ取り早い方法は、ソッと葉っぱに触ってみて、痛いのが「アザミ」痛くないのが「タムラソウ」、ヒロパパはもっぱらこの方法で区別しています。
それに、横山弘さんが秋、「タムラソウ」の咲いている時期にここ八島湿原をよく訪れていたら、「あざみの歌」ではなく「たむらそうの歌」という曲名になっていたのかな?、でもやはり「あざみの歌」の方が馴染みやすい、良かったと思います。

それにしてもこの「あざみの歌」を含めて「さくら貝の歌」とか「水色のワルツ」、「白い花の咲くころ」、「忘れな草をあなたに」、「里の秋」、「山のけむり」など、叙情歌が戦後昭和20年代数多く発表されていて、この頃は少ないと感じています。これらを懐かしいと感じるのはヒロパパの歳のせい?、それとも、この様な叙情歌が流行る下地がこの頃無くなってセチガ無い世の中に変わってしまっている?、後者でない事を祈ってはいます。

余分なお話ですが、「あざみの歌」をYouTubeで聴いていましたら、一部の映像に「アザミ」ではなく「タムラソウ」が使われていました、どうでも良い事ですが・・・。