2017年3月のつぶやき
世の中には、綺麗なもの、不思議なこと、奇妙なこと、可笑しいことがいっぱいですね。
気がついた折紹介しています。
2017年3月31日

”やっと確認、「コノテガシワ」の雌花”
(a Chinese Arborvitae's female flower)

アルバムへのリンク;「植物・花ー春」

konotegasiwamebana170330
↑雌花を見つけました
↓現在の雄花の様子と樹形
konotegasiwaobana170330 konotegasiwa170330

以前、杉花粉は確認できたのですが(直前の話題;2017年3月2日、花粉症のその他の原因の一つである檜の花粉を見てみたかった、その為には雄花を見つけなくてはならない、雄花は直ぐわかったのですが、顕微鏡で覗いてみてもなかなか花粉を見る事ができていない、この様な状況が続いています。

杉に比べ花粉の量が少ない?、花粉症の原因なのだから量はそれ程スギ花粉と変わりないはず、大量に花粉を飛ばすのが雌花が咲くころとするとまだ雌花の最盛期ではないのか?、等々無い知恵を絞り出してはいますがイマイチ良く分からない、とここで、そういえば檜の雌花ってどんな花だっけ?、まだ見たことが無かったと自覚、そこで、檜に執着、只、檜は見掛けるものの背が高すぎて下の枝しか確認できない、ということで、同じヒノキ科の仲間の「コノテガシワ」に注目して今月初めから様子をうかがっていました。

この時から雄花はたくさん確認することが出来てはいたのですが雌花は見付からなかった、でも、昨日やっと雌花を見る事ができました。
今回気が付いた事は、雄花は見てすぐわかる、でも雌花は見当たらなかった、何故見当たらなかったかの原因が分かりました。
まず、丁度雌花の開花時期に遭遇した事もあるのかもしれませんが、雌花は枝の下側に付いている、従って、枝をひっくり返さないと見難い、しかも、雄花を咲かせる枝と雌花を咲かせる枝が違い雌花を付ける枝が極端に少ないみたい、これが今まで見つける事が出来なかった理由みたいです。

雌花が咲いているこの時期、多分雄花と花粉を飛ばすのも最盛期のはず、「ヒノキ」ではなく「コノテガシワ」で、他の「ヒノキ」とは異なりそんなに花粉が多いわけではないんだと言っているのかもしれませんが、「ヒノキ」と同時にこれからも気にしてゆく事にしています。

この「コノテガシワ」の名前は、”この手が皺(しわ)”とヒロパパの手を模して命名された?、そんなことはないか!。

〇コノテガシワの関連話題;
●「コノテガシワの果実」;2015年6月12日の話題
●「コノテガシワの雄花」;2017年2月8日の話題

”山桜の開花宣言”
(bloom declaration of Yamazakura-cherry)

アルバムへのリンク;「植物・花ー春」

yamazakura170330
↑山桜の標準木(ヒロパパが勝手に決めているだけですが)開花宣言
↓山桜の下で子供たちも待ちきれない様子です、大島桜は栄養補給中(右)
yamazakura170330_2 ooshimazakura170330

2日前に蕾が我慢できないほど膨らんでいた山桜が (昨日の話題;2017年3月29日、今日既に5輪以上咲き始めていました、この山桜はヒロパパが勝手に決めているだけですが山桜の標準木、従って昨日を開花宣言日とします。
昨年は、開花宣言ができませんでしたが、3月31日には既に満開だった2016年3月31日の話題)、やはり約1週間程度今年は遅いのではと思っています。
今日は、待ちかねていたのか幼稚園の遠足?、幼い子供たちも木によじ登ったりと春を満喫していました。

さて、染井吉野も徐々に開花ですが、これもヒロパパ独自の大島桜の標準木は、現在蕾はそれほど膨らんでいない、その原因はもう老木なのか?、特に今日は栄養補給をしてもらっていました(掲載した写真の下・右)、今年を含め来年、元気な姿が見れるのではと楽しみです。

全体的に桜の開花が昨年と比べて遅くなっている、この原因の一つが、今年の冬、花芽が冬眠から覚めるのが遅くなったからともいわれている、気温の累積値を含めての開花予想、開花後の五分咲きから満開、散花予想は、今年はやきもきしそうな様子、考えてみると”これも又楽し”ですね。

これから春本番、桜だけでも来月になると「ウワミズザクラ」とか「イヌザクラ」とか、それに桜で唯一黄色い花びらの「ウコン」とか、見て回ることにしているものがいっぱい、忙しくなりそうです。

〇昨年4~5月の桜の関連話題;
●「桜の名前、どれがどれ」;2016年4月2日の話題
●「珍しい桜、梅護寺珠数掛桜、それに桜全般」;2016年4月13日の話題
●「イヌザクラとウワミズザクラ」;2016年5月1日の話題
●「この時期の桜、それに蜜腺」;2016年5月18 日の話題
●「桜の果実、イヌザクラとウワミズザクラ」;2016年5月22日の話題

”桜の開花状態と
綺麗に折りたたまれている新芽”
(I'd like to see a change in growth process of cherry trees)

アルバムへのリンク;「植物・花ー春」

someiyoshino170328 ooshimazakura170328 yamazakura170328
↑染井吉野(左)はやっと開花、大島桜(真ん中)も山桜(右)ももうすぐ、昨日の様子
↓新芽が生長しています
wakame170328_2 wakame170328_1

近所の染井吉野がやっと数輪開花、見頃は来週なのでしょう、その他観察を続けている大島桜や山桜も(直前の話題;2017年3月19日もうすぐみたい、

”世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし”在原業平(古今和歌集)

この和歌みたいにそわそわ、楽しみです。
やはり気温の影響か、昨年と比べると(下記)、約1週間程遅れているみたい、この桜の蕾観察も、観察対象が満開から散るまで、できたら葉っぱだけになるまで続けたいなと目論んでいます。

この桜観察でいつも同じルートを周っている、そのついでに様々なものと出会います。
下の2枚は開き掛けの新芽、この折り畳みの工夫、これも又すごい、一定時間でこまどりしてこれを動画で再生したら、折り畳みが解れ、しかも生長している様が見れるのでは、公共の場所ですので張り付いて数日間撮影する訳にもゆかずこれは諦めですが。

さて、この畳み具合で思い出されるのは、「ミウラ折り(1970年、東京大学宇宙航空研究所・三浦公亮(現・東京大学名誉教授)が考案した折り畳み方)」、開閉に無理な力が加わらない畳み方で、多分?植物の葉っぱも参考にしたのでしょうね。
これら葉っぱの場合は細胞の生長も伴う、これらの仕組みを丁寧に分析すれば、専有体積を極端に小さくすることが出来る新しい折り方の工夫できるかもしれない、興味がわきます。

〇ミウラ折り、他の関連話題;
●「ミウラ折りっていうものをご存知ですか?」;2006年7月26日の話題
●「A3用紙用ミウラ折りガイドスケール」;2007年9月12日の話題
●「複数ページのミウラ折り」;2007年9月29日の話題
●「携帯用紙面の折り紙」;2008年5月9日の話題

”高浜原発再稼働、どうして?”
(Takahama nuclear power plant by a courthouse)

アルバムへのリンク;「戯言」

takahamagenpatsu

またまた気分が落ち込みそう、様々な事件・事故が・・・
○国内では、●真偽がまるで分からない森友学園問題、●橋渡し役として参加する予定だった核兵器禁止条約、何故不参加を決めたのかまるで分らない、●登山訓練中の高校生の雪崩事故、●千葉県のリンちゃん事件、
○国外では、●韓国の前大統領の疑惑問題、●マレーシアでの金正男氏殺害事件、●北朝鮮のICBM開発や核実験計画、●トランプ政権の雇用や経済を優先する政策、
等々数え上げる事も出来ないほどの様々な事件や事故、稀勢の里の優勝とか甲子園での高校野球で延長15回で決着がつかず再試合が初めて二試合あったとか、心温まる話題がもっと欲しいですね。

今日は、以前も話題にした高浜原発再稼働についてです。
昨年、この原発については大津地裁にて稼働差し止めになっていた2016年3月10日の話題、これに対して関西電力が控訴し、今日大阪高裁が大津地裁の判断を覆して、
”新規制基準について、事故の教訓を踏まえ、最新の科学的、技術的知見に基づき、地震や津波への安全性、重大事故対策などの検討が重ねられて策定された、不合理とはいえない”
との判断で稼働を認める判断を示した、前述の話題の時も述べましたが、今後、脱原発に舵を切らないと後世に多くの負の遺産を残すことになる、大津地裁の判断が今後脱原発の方向に舵を切るきっかけとなることを期待していたのに、残念でなりません。

特に、この”新基準の安全性、重大事故対策についても全面的に信頼している”との判断について、思い返してみれば、福島原発事故直前も当時の基準に対して同じ判断をしていたのでは、人類は自然をコントロール出来ないのだよ、また、現在の新基準が絶対的な安全を保障するものではない事も自覚するべきなのでしょう。
何故、大阪高裁がこの様な判断を示したのか、まさか、司法が政府や各電力会社を”忖度(そんたく)”した訳ではないと信じたい、もし忖度的な行動が働いたのであれば、高裁の判事に対しても国民審査を適用したいと思いますよ。
実は、最高裁等上級裁判所に登るのに従って忖度的な判例が目立つ気がする、今回の判断は司法の独立性を危うくしている例なのか、ソーではないと考えたい、これらは心配し過ぎ、考え過ぎなのかな~。

参考;わが国には、世界でも珍しい?最高裁の判事だけですが彼らを信任するかどうかの仕組みがある(衆院総選挙の時の国民審査、罷免された例は無い)、これを高裁の判事に範囲を広げる事も考えられる、これも一案かな?、それに、最高裁判事の人事権はその時の内閣にある、現在の最高裁判事には無理やり?内閣法制局から選ばれた人もいる、メディアではあまり取り上げられてはいませんが、司法の独立性を含め注目すべきと思っています。

追記(2017年3月30日);今日、稼働中の伊方原発3号機の運転差し止めを求めた仮処分の申し立てを却下したとの報道がありました。特に、この伊方原発は、日本で一番危険な原発と言われている、それは、南海トラフ震源域と中央構造線断層帯に近くで大地震にみまわれることが心配されている、只、四国電力は、基準地震動の設定を過小評価している、それに瀬戸内海には津波は来ないと四国電力がみている、又、半島の先の部分に住民が住んでいて、津波発生時この避難経路も無い状態、これでも新基準に適合しているからとの広島地裁の判断、司法の判断はこれが限度なのか、残念ですね~。

”現状では失敗を自覚、手作りの大気中浮遊物収集装置”
(a handmade atmosphere float collection equipment)

アルバムへのリンク;「戯言」

hokori170325s
大気にはいろいろなものが浮遊しているのですね~

先日から始めた大気中に浮遊しているものは何かを観測する為の手作りの収集装置2017年3月17日の話題、翌日から快晴の日が続き順調々々と期待をしていたのですが、なんと4日目にこの付近は雨降り、慌てて屋内に取り込んだまでは良いのですが、雨滴が中に入り込んでしまったいた、洗濯ものみたいに天気に因って屋内に取り込む事をするか雨滴が入り込まないように傘をさすとか工夫しておく必要がある、気が付くのが遅いよ!って言われそうですね。

掲載した写真は、それでもと、収集カップに集まったものを写したものです。
大きいものでは、3㎜~5㎜の昆虫の亡骸が二つ、それに2㎝程度の枯れた植物片と思われる物体、それに細かい粒々がいっぱい、目的はこの粒々が一体何?、花粉的なものはあるのか等々を確認する為顕微鏡で覗いてみました、が、鉱物的なものから植物片的なものはありましたが、花粉的なものは確認できず、結局、良く分からない・・・ということで今回は失敗と自覚しました。

それでは今後どのような工夫をしたらよいのか?、まずは、設置場所の工夫、それに収集カップにスライドガラスを直接セットできるようにして、顕微鏡で直ぐ確認できるようにする等々、その後には大気取込み口のファン取り付けも検討対象かな、でもそうなると太陽電池も必要になるしと悩んでいます。

”ひよチャンは一人では無かった!”
(some Brown-eared Bulbul)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

hiyodori170326
体の大きさが違うのでは?

驚きですね~、3月末というのに期待している”三寒四温”はまるで”四寒三温”、否、”五寒二温”のお天気、”春~ルよ来い、早~く来い”と心の中で叫び続けているのですが・・・。

さて、先日話題にした、毎日遊びに来てくれているひよチャン2017年3月23日の話題、どうも一人ではない様子、それに気が付いたのは二人一緒に来てくれたからなのです。
そこで、個体識別の為、何らか違いがないものかとお二人をシゲシゲと眺めてみました、が、羽根とか体の色合いや模様の違いを確認する事は現在出来ていません。
ただ一つ、お二人の違いで確認できたことは体の大きさ、一緒に写ったものはありませんが、掲載した写真・左の方の方が一回り小さくスリムでスマート、インターネットで検索してみましたら事実かどうかは不明ですが、もしご夫婦とすれば奥さんの方がこれに該当するみたい、でも、いつもこのご夫婦が訪れてくれているのかそうでないのかも分からない、でもお二人が最高で三人以上のケースはまだない、これからも楽しむことにします。
できたら、佐代ちゃんみたいに(そら豆を啄む佐代ちゃんの話題;2013年5月6日直接ヒロパパの手からお食事を楽しんで欲しいな!とは思いますが、無理かな~。

”かいぼり実施1年後の宅部(やけべ)池”
(Yakebeike in 1 year after of KAIBORI)

アルバムへのリンク;「風景・自然」

yakebeike170309
宅部池の様子、比べてみてください!
↑先日9日、↓かいぼり実施直前(2016年1月17日、2016年1月17日の話題
yakebeike150106
↓この頃見かけるようになった鴨さん達
yakbeikekamo170312

狭山公園内の宅部池、昨年1月にかいぼりを実施した後1年経過しました2016年1月9日の話題
全体のパノラマ写真の現在と1年前を見比べてください、日差しの影響で比較し難いとは思いますが、印象として池水の透明度が、計測値の持ち合わせはありませんが、綺麗になっている印象です。

それに、以前はあまり。見掛ける事がなかった鴨君達(「 カルガモ」や「マガモ」)が遊んでいる姿も見掛ける機会が増えてきています。
これも、かいぼりが終わって1年、水草の生長が促進した、だからそれを食べようと訪れる機会を増やした、これも透明度があがった結果なのではと考えています。

只、先日長い間潜水している「カワウ」と思われるのも目撃しました。
「カワウ」の食事は主にお魚でしたよね、ということは、水草と同時にお魚も増えてきた、只、「コイ」を含め外来生物は出来る限り駆除した、残っているのは「ヨシノボリ」等の在来種が主、とにかく、小鳥達の訪問が多くなるという事は、この宅部池の自然も豊かになってきているのではと喜ばしい事と考えています。

〇宅部池かいぼりの関連話題;
●「宅部池の二枚貝、水位を下げ発見」;2015年10月31日の話題
●「宅部池の水質調査」;2015年11月5日の話題
●「井之頭公園のかいぼりについて」;2015年11月7日の話題
●「かいぼりについての説明会」;2015年12月4日の話題
●「池底の汚泥除去作業開始」;2015年12月9日の話題
●「かいぼりについての説明会、2回目」;2015年12月13日の話題
●「池底の汚泥除去作業終了」;2015年12月28日の話題
●「水抜き作業、順調」;2016年1月9日の話題
●「前準備完了」;2016年1月16日の話題
●「かいぼり実施」;2016年1月17日の話題
●「宅部池のトウヨシノボリ」;2016年1月24日の話題
●「確認された水生生物」;2016年1月28日の話題
●「発見された二枚貝」;2016年2月6日の話題
●「池干し中の宅部池」;2016年2月20日の話題
●「埋土種子、発芽してほしいな」;2016年3月2日の話題
●「水草発芽実験」;2016年3月6日の話題
●「定点撮影」;2016年3月20日の話題
●「満水の宅部池」;2016年4月4日の話題
●「宅部池の花筏」;2016年4月10日の話題
●「埋土種子発芽」;2016年10月18日の話題

”ハクモクレンとコブシの花、
その他モクレン科の植物”
(same flowers of Magnoliales)

アルバムへのリンク;「植物・花ー春」

mokuren170322_1 mokuren170322_2
↑「ハクモクレン」と↓「コブシ」の花
kobushi170322_1 kobushi170322_2

徐々に春めいてきています、その一例が、まっ白い大きな花と香りいっぱいの「ハクモクレン」と「コブシ」、今両方見る事ができます。

今回は、花の中、特に雄しべと雌しべを確認してみました。
「ハクモクレン」と「コブシ」については、その違いをやっと見分ける事が出来るようになった、実は以前、同じモクレン科の「タイサンボク」と「ホウノキ」の実についてどちらがどっちの判断が出来なかった、現時点でもその判断は不安な状態ですが、少なくとも「ハクモクレン」と「コブシ」について、果実や種子の違いを続けて観察してみよう、丁度、両者が近くで見れるサンプル木を発見したからなのですが。

まず花の違いは、花びらはハクモクレンの方が大きく広い、開花した状態では「コブシ」の方が開いている、これらで判別しています。
それでは雄しべや雌しべの違いは?、似通った形状であることは確かですが色合いが違う、これも何回も確認して覚えておくことが必要そうです。

最終的には果実のについてですが、コブシの果実・種子は出会った、ところがモクレンの果実について今まで出会った覚えがない、今年こそはと意気込んでいます。

モクレンの仲間はいっぱいあるのですね。
以前、「タイサンボク」と「ホウノキ」の果実の見分けがつかなかった、これについては、現在も果実だけを見て判断できるかどうか不安な状態ですが、下記のこのHPで話題にしたモクレン科の植物の日付を列記しておきました。

〇ハクモクレン、シモクレン、コブシ、シデコブシの話題;
●「シデコブシが咲き始めています」;2010年3月4日の話題
●「モクレンとコブシ」;2009年3月23日の話題
●「もうハクモクレンが咲き始めました」;2007年2月28日の話題
●「シデコブシの集合・果まるで宝石みたい」;2004年9月4日の話題

〇タイサンボク、ホウノキの話題;
●「ホウノキの花の特徴」;2015年5月19日の話題
●「ホオノキの花、それにホオノキの不思議」;2014年5月17日の話題
●「ホオノキの果実」;2013年9月19日の話題
●「タイサンボクの実」;2013年2月24日の話題
●「大きい葉っぱ、朴葉」;2011年2月12日の話題

〇ユリノキの話題;
●「ユリノキの集合果」;2013年12月13日の話題

”お友達の「ひよチャン」”
(my friend, Hiyo-cyan)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

hiyodori170323

ご紹介させて頂きます、お友達のひよチャンで~す。
このひよチャン、毎日必ず一日数回我が家に遊びに来てくれています。

ひよチャンが定期的に遊びに来てくれるきっかけは、朝ごはんの後、残ったパンのかけらをごく少量ですがお皿に入れておいた、多分、これを発見して、この場所を定期的に訪れるポイントとして意識し組み入れたのではないかと思っています。

それでは、小鳥達さんは巡回ルートをどの様に決めているのでしょうね。
想像するに、美味しいものが何処にあるかを記憶してそれを食べる為定期的又は気が付いた時点で巡回している、生きてゆくための必須行動、全ての生物にいえる事なのでしょうが、動物で云えば”縄張り”、人で云えば国土なのでしょうね。

さて、このひよチャン、本当にひよチャンなのかどうか、どの様に個体識別したら良いのでしょうね。
例えば、大型動物の場合は、体の模様や傷痕、又は識別表示ラベルやマイクロチップの埋め込み等の方法がある、捕まえてアサギマダラみたいに翅に落書きする方法もある2007年10月7日2008年3月17日の話題)、小鳥達については、足環(バードリング)の方法がある、実際に個体識別をするつもりはありませんが、写真のひよチャンは、いつも来てくれているのだからひよチャンそのものであると信じています。
でも、我が身を振り返って、見ず知らずの方から「あなたはヒロパパですか?」と問われて「はい、ヒロパパです」と答える事は出来ますが、運転免許証や保険証があれば別ですが、その時点で何もない場合自分を自分である事を証明することが出来ない、虚しさを感じます。

もう一つ、「”野生動物に餌を与えないでください”をちゃんと守らないとダメですよ!」ってのお叱りが聞こえてきています、ハーイ、気を付けま~す!。

〇ヒヨドリの話題;
●「アンテナにいつものヒヨドリ」;2013年6月10日の話題
●「ヒヨドリの雛ちゃん」;2012年6月4日の話題
●「見掛けた鳥たち」;2011年2月15日の話題

”キイロスズメバチの巣、先日より崩れが広がり、巣盤も見えていました”
(a nest of hornet,today)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

suzumebachisu170322
崩れが激しいキイロスズメバチの巣、
上は今日(22日)、下は先日12日の様子
suzumebachi170308

この頃のヒロパパの徘徊ルートに組み込まれている「黄色雀蜂」の空き家を(直前の話題;2017年3月13日の話題)、 昨日は雨天で風も強かった、従って、崩れる度合いが多くなったのではないか、それに、巣の片鱗が地面にたくさん転がっているのではないとの期待を込めて、今日も観察をしてきました。

予想どおり、崩れは前回にまして激しく外被は半分程度に割れて下半分が枝に引っかかっているみたい、しかも巣盤も見えている、ということで、何か痕跡らしきものはと期待を込めてこの銀杏の木の周りを広く(といって10メータ程度ですが)歩き回ってみましたが、何ら痕跡らしきものは発見できずでした、残念~!。

何らかの痕跡とは、外被と所謂ハニカムと言われている巣盤(支柱を含む)の部分で、我が認識では、外被よりも巣盤の方が強度が強そう、だから、巣盤の一部でも発見できればとの期待を込めてのうろつきでした。

強度の違いはと調べてみました。
巣盤の材料は、さなぎが自ら絹糸で繭や巣室を塞ぐ、羽化した後、巣を作る役目の働き蜂は、繭等の絹糸と外被の材料を利用して巣盤を作っているとのこと、従って、外被の材料はセルロース(炭水化物)主体、巣盤はセルロースと同時に、丈夫な事で有名な蜘蛛の糸で知られているフィブロイン(タンパク質)も含む、だから丈夫なのでしょうね。
しかも、形状が正六角形のハニカム、繭室は出来る限り円筒形が理想かな、円筒形では無駄なスペースが生まれる、平面充填させるためには正三角形、正方形、正六角形程度が考えられますが、この中で一番円筒形に近い正六角形を選んでいる、又、少ない材料で一番強度の高い構造であることは確か、考えてみるとなんと賢い事か!。
もしかしたら、このスズメバチの皆さん等は、この平面充填だけではなく、曲面充填の巣作りをしているのかもしれない、それに、このハニカム構造は、昆虫の複眼とか亀の甲羅、玄武岩の柱状節理等自然界にはたくさん存在する、今度実物に出会ったらしげしげと観察してみます。

”フキノトウ、これ雄花、それとも雌花”
(This Buttebur sprout' flower is male flower or female flower, Which?)

アルバムへのリンク;「植物・花ー春」

fukinotou170319

今日、東京では、靖国神社の標準木に5輪桜の開花が認められ開花宣言でした。
近所の桜についても、蕾の状態が急変しそう(直前の話題;2017年3月19日の話題)、ヒロパパが勝手に決めている各桜の標準木の巡回の頻度を上げなくては。

さて、毎年気にしていても、何時まで経っても解決していない、その気にしている事は、フキノトウの花、雌花はどれ?、雄花はどれ?、老い先が短いのだから早く解決しろよ!って言われそうですが、開花しだしたフキノトウを又眺めながら未だに悩んでしまっています(関連話題;2008年3月4日2012年4月5日2014年3月12日
インターネットで検索すると、これが雄花、これは雌花、その違いは等々詳しく解説されています、が、実際にマクロで撮影した写真を比べてみても、残念ながらよくわからない、最終的に綿毛が付いた種子が出来た方が雌花であることは確かですが、この時期での判別方法をもっと確実にしたい、少なくとも開花し始めた今の時期だけがタイミング、頑張ってみますね。




”すすきの原っぱで獅子発見!、
住家がここ?、それとも遊んでいるのかな?”
(Is dwelling of ShiShi field of Japanese pampas grass?)

アルバムへのリンク;「街角スナップ」

shishi170319

ここは夏から秋に掛けて、迷路も出来る程のすすきの原っぱ、この時期は、今年の生長を期待して全て刈取ってある、そこでここに住み着いていた?獅子ちゃんが、あちこち遊び回りながら、最終的に疲れ切った様子で脚を投げ出し一休み、昨日、桜の蕾を見る為狭山公園を徘徊していた折り見掛けたものです。
勿論前述はウソ、多分、近所の若者たちと思いますが、この原っぱで小太鼓や笛と一緒にお祭りに向けて獅子舞の練習?、遠くから眺め楽しんでしまいました。

この公園では、皆様が楽器の練習をされています。
例えば、ホルンとかフルートとか、「コンドルは飛んでゆく」等をケーナでとか(ケーナかどうか傍で見たわけではありませんが)、夕日を浴びてのデュエットの練習とか2013年11月15日の話題)、常に練習する皆さんが居る訳ではありませんが、聴こえてくるたびに楽しんでいます。

実は先日、パークセンターの方が急ぎ足でどこかに向かっている、どうしたの?ってお聞きしましたら、楽器を練習している方への行政指導とのこと、多分、クレームをパークセンターに入れた方がいる?、これに対する対応と思われます。
ヒロパパみたいに流れている音楽を楽しんでいる人もいるのに対して、クレームを入れた方は、小鳥の声が聴こえないとか音楽又はその楽器の音が嫌いとかでクレームしたと想像できる、世の中には様々な方がおられるのでクレームを入れた方を非難する事はできませんが、この頃話題に度々上るクレーマー問題、何を何処まで対処すべきかパークセンターの皆さんの判断も難しそう、ご苦労様ですね~、頑張ってくださいね。

”桜の蕾がますます膨らんできました”
((I'd like to see a change in growth process of cherry trees)

アルバムへのリンク;「植物・花ー春 」


左から「染井吉野」、「大島桜」、「山桜」です
↓今日の桜の蕾の様子
someiyoshino170319 ooshimazakura170319 yamazakura170319
↓10日前3月9日の様子
someiyoshino130309 ohshimazakura170309 yamazakura170309
↓2月上旬(2月4日)の様子、「山桜」は無し
someiyoshino170203 ooshimazakura170203

2月上旬から眺めはじめている、染井吉野、大島桜と山桜の蕾の変化を一堂に掲載してみました。
全てについて蕾が膨らんできています、多分、染井吉野は来週週末あたり開花かな?、楽しみです。

もう一つ、この三つの違いは、染井吉野は、大島桜や山桜と違って葉芽(真ん中の細長い蕾)より花芽の方が生長が早い、花を先に開くか、葉っぱと花がほぼ同時に開くかの違いがこの時期既に準備されている事が分かります。

それに枝に付く花の数も違う、この傾向は、今日撮影した染井吉野はまだ若木、大島桜と山桜は老木、枝に付ける花の数は若木の方が多いみたい、これも新しい発見です。

昨年の染井吉野の開花は3月21日、山桜が3月28日3月31日には開花していた、大島桜の話題は見つかっていませんが、この三者の比較が4月2日でしたので、3月末までにこの三つは満開になっていたはず、来週からは開花状態の確認で忙しくなりそうです。

もう一つ、報道で聴いたお話ですが、ワシントン・ポトマック河畔の桜について、現在、そこからの里帰りした桜を「シドモア桜」と言って横浜の外人墓地のアメリカ人紀行作家エリザ・シドモアさんのお墓で元気なんだそうです(下記参照サイト)。

〇参考サイト;
●「シドモア桜100周年・里帰り喜ぶ市民の会」;http://nogehanahana.org/project/sidmore/

”久しぶりにしょうちゃんと出会いました”
(an event at Sayama Hill)

アルバムへのリンク;「ボランティアー 」

urarakawalking170318_2 urarakawalking170318_1

毎年この時期開催されている「うららかウオーキング」(昨年/一昨年の話題;2016年3月26日2015年3月22日)、この催しは、今年は、狭山公園からスタート、附近に散在する緑地を繋ぐルート;13,5キロを、まじめに歩いて約3時間、ゆっくりと歩き回るものです。
今日は、暖かさ抜群で春を感じる中、ヒロパパもウオーキングに参加?、とてもとても疲れそうで参加は遠慮、只、いつもの通りなのですが、ゴール地点で、ゴールされた参加者の皆さんの案内と催し終了時の後片付けだけのお手伝いでした。

ここで1年ぶりに「しょうちゃん」に出会いました。
昨年、この「しょうちゃん」の苗字はと?問われて答えに困ってしまいましたが、今年の「しょうちゃん」の中にはインターンのKoさんが、従って、Koーしょうちゃんと答える!、これも間違いとなってしまいますが。

まだまだ三寒四温が続くものと思いますが、来週には染井吉野の開花も期待できる、ハクモクレンも咲き始めている、これからヒロパパの徘徊が激しくなりそうです。

”手作りの大気中浮遊物収集装置”
(a handmade atmosphere float collection equipment)

アルバムへのリンク;「戯言」

pm2.5170317
手作りの大気中浮遊物収集装置

この頃、杉花粉やその他檜花粉の飛散、そのうえPM2.5も中国大陸からやってくるとの報道があります。
そこで我が家の周りにはどんな浮遊物が存在するのか、これを集めて顕微鏡ででも眺めてみようかと作成したものが、掲載した写真の手作りの大気中浮遊物収集装置、○○装置なんていうともう凄い精密で正確でとの印象ですが、ご覧の様にペットボトルを組み合わせただけのもの、でも、一応無い知恵を絞って工夫はしてあるんです。

基本は、サイクロン型を真似て、大気取り入れ口の二つの小さな方のペットボトルを、吹き込んだ大気を斜めに下に吹き込むように取り付け、流れが最上部にゆっくりと流れる様に最上部には排気口を開けてある、これで大気の浮遊物を最下部の入れ物(スーパーで購入したサラダのドレッシングが入っていた小さな容器)に溜めこませる、これを取り外して顕微鏡で覗いてみる、こんなからくりです。

取り入れ口は、約30cm2の口が二つ、ここにファンでも取り付ければ効率は良いのでしょうが、自然の風の力を信じて、というよりもそこまでお金を掛けないというのが本当の理由ですが、一週間程このまま放置して、溜まった浮遊物を眺めて見る事にします。

さて何が見えるのか、我が顕微鏡では、 スギ花粉( 約20~40μm)は見ることが出来ている(直前の話題;2017年3月2日)、従って、一回り大きい檜花粉(約30~40μm)は見えるはず、それでは黄砂(約4μm)やPM2.5(0.1~0.3μm)は確認できるかどうか?、多分、これら以外にも、何かを判別できないもっと大きい浮遊物がいっぱいあるのでは、と楽しみでもあり不安でもあり・・・1週間程度このまま放置して、その後顕微鏡で覗いてみる事にします。

”菜の花とコスモス、不作なのは連作障害?、不適なpH値?”
(a rape blossoms and a cosmos of a bad harvest)

アルバムへのリンク;「植物・花―春」

nanohana170315
昨年秋蒔いた菜の花、咲いたのは数株だけ
nanohanabatake170315_2 nanohanabatake170315_1
連作障害かな?、最適pHでは無いからかな?
rensakuan170316 kadanph170316

菜の花が綺麗!、さて何処で見掛けた菜の花か?、この菜の花は、狭山公園内の、春は菜の花、秋にはコスモスの満開を期待して毎年種蒔きを繰り返している花壇なのです、が、下の写真をご覧ください、秋、この時期の満開を期待して子供たちが種蒔きをした(種蒔きの時の話題昨年;2016年11月3日)一昨年;2015年10月5日)、でも、昨年も同じでしたが今年もこの花壇に、ぺんぺん草はいっぱいですが菜の花は数株咲いているだけ、どうして????。
特に今回は、この数年間の不作の繰り返しを経験して、施肥に注意したり、寒い時期はカバーを掛けたりして気を付けていたはず、ところが結果は同じ、本当に疑問だらけ、どうしてなんでしょうね?

この花壇は、広場の真ん中で日差しは最高の状態、施肥も大丈夫なはず、考えられるのは、好天が続いて散水が足りなかったのか?、でも砂漠ではないのでこれも問題は無いはず、ヒロパパの数少ない知識をフル回転させて・・・三つ出てきました。それは、①種子そのものの品質と種蒔きの時期はどうだったのか?、②コスモスも含め連作障害も考えられる?、③土壌のpH値も関係しているのか?、この三点を考えてみました。

①種子の種蒔きの時期については例えば例年1か月程度の差はあったが不作であったという結果は同じ、種子そのものについては、入手先とその入手先での種子の保管方法について、もし同一入手先であれば入手先を変更してその違いを確認する事も検討に値する、

② 連作障害について、菜の花もコスモスも連作障害が起り得るとの情報もある、この二種類の交互植え付けで連作障害が起こるのか、もしこれが原因であれば、菜の花とコスモスの間に相互に連作障害が発生しない他の花を組み入れる、しかも、1年間の連作を避けるには春咲きの品種と秋咲きの品種をそれぞれ2種類準備しておく必要がある、連作を避ける期間が1年間が妥当なのかとか、この4種類何を選ぶか等、難しそう・・・プロの方にお聞きしないと。

③もう一つ、土壌のpH値について、大凡のpH値を計ってみました(下の写真)。
pH値の測定は手持ちの試液ですので、本当は0.5刻みが最適なのですが残念ながら1刻み、比較の為、水道水と、濃縮還元の食用レモン(ポッカレモン100)も並べ、真ん中のサンプルがそれ!、花壇の土壌と水道水を混ぜ(土壌20gに対して水道水50ml)、上澄みだけを取り出し試液を入れたのもの、さて、どの様に判断したら良いのか、確かにレモン水と水道水の間ですが、土壌の濁りが邪魔をしてよくわからない、無理やり判断するとpH5~6辺りであることは確か、菜の花の最適pH値は6.0~6.5、コスモスはそれは5.5~6.5、pH値が生育を阻害しているとすると酸性に偏っているかもしれない、その為にはもう少し中性になるように施肥すれば済みそう、それではどの肥料をどれ程、何時等は、これもこれからの調査やプロの方への相談が必要となります。

少なくとも、菜の花の次に撒く秋咲きの花を、連作障害を想定して、コスモスではなく他の候補を早急に探す必要がありそうです。

”これ「アセビ」ですよね~?、似通った花がいっぱい”
(flowers similar to Lily of the valley)

アルバムへのリンク;「植物・花―春」

asebi170312
「アセビ」↑と「ブルーベリー」の蕾↓
blueberry170312

掲載した写真の左の花は、鈴蘭入笠湿原の話題;2009年6月19日)の様の花の形で直ぐ想像できる「アセビ(馬酔木、ツツジ科)」(昨年の話題;2016年3月24日で当たっていると思っていますが、現在満開の状態でした。

でも、似た花を見た事がある、何だっけ?と記憶をたどり、このHPを紐解いてみましたら、見付かりました・・・
○「ドウダンツツジ(灯台躑躅、日本吊鐘、ツツジ科、花期;4月~5月)」;2006年4月16日の話題
○「ネジキ(捩木、ツツジ科、花期;5月~6月)」;2006年5月24日の話題
・・・これについて、「ネジキ」は枝に一列に並んでいるのですぐわかる、特に「ドウダンツツジ」との違いは葉っぱの違いを見れば分かるとのこと、今後注意深く観察する事にします。

もう一つ、思い出したのが掲載した写真(下)、まだ花芽の状態ですが現在の「ブルーベリー」(直前の話題;2016年5月11日の様子、この花も「アセビ」に似ているのでは、調べてみましたら全てツツジ科に分類されている、同じ仲間だったのですね~、でもよく見かける「ツツジ」とは違う、今年は、このブルーベリーの花も、開花を待ってじっくり観察してみようと考えています。

”ヤドリギ、元気です”
(a mistletoe)

アルバムへのリンク;「植物・花―春」

yadorigi170312

落葉樹が葉っぱを落としているこの時期しか確認できない、葉っぱが茂ってしまうと隠れてしまうもの、それは「ヤドリギ」・・・もっともらしい?序文ですが、当初見掛けた霧ヶ峰・八島湿原の「ヤドリギ」2009年6月18日2012年11月1日2013年11月3日2014年6月27日の話題)、ここを訪問するたびにご挨拶をしていますが、掲載した写真は、たまたま見掛けた西武遊園地(所沢市)園内のプラタナス?の梢近くに住み続けている「ヤドリギ」、当初2015年2月18日の話題は2本だったと思いましたが、今年は増えたのかな?、5本確認できました。

この数年で新しく増えたのか、それとも葉っぱを生長させるのに数年掛かるとのこと、種が取り付いた場所、環境条件によって生長度合いが違ったのか、これはよくわかりません。

それにしても、「ヤドリギ」を見て、宿主の水分や栄養をかすめ取ると同時に自分は光合成をしている、寿命は分かりませんが、寄生しながら自分でも生きてゆく事ができる、ヒロパパもこんな生活が出来たらな~と羨ましさを感じてしまう、ちょっと不謹慎ですね。

さて、前回の時も気にしていた、この付近の「ヤドリギ」の分布状態は、現在まったくわかっていない、この時期だけしか調べられないよ!、でも常緑樹で見つけるのは難しそうですが、取り付いている木は落葉樹の方が多いみたい、運び屋さんの好みなのでしょうが。

〇参考サイト;
●「ヤドリギのある風景⇐続・樹の散歩道」;http://www.geocities.jp/kinomemocho/sanpo_yadorigi.html

”キイロスズメバチの巣、先日より崩れが広がった”
(a nest of hornet)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

suzumebachi170312
崩れが激しいキイロスズメバチの巣、上は昨日(12日)、
下左は先日8日、下右は昨年12月中旬2016年12月18日の話題の様子
suzumebachi170308 honeycomb161218

つい数日前話題した「黄色雀蜂」の大きな巣2017年3月10日の話題、昨日、その様子を確認しましたら、なんとこの数日でますます破壊が進んでいました。

この崩れに加担しているのは誰?、風雨に因ってとすると、前回から昨日までのお天気は、曇り空はあったものの降雨はないので雨によってではない、だから風又は乾燥によるもの、風雨以外には小鳥たちに因る破壊行為も考えられる、でも、観察時に小鳥達が群がっているのは見た事はないのでこれについては分からない現状です。

只、崩れが広がれば、地上にばらまかれる外皮も多くなるはず、と期待しながら根元の周りや風に因って運ばれると思われるエリアを探してみましたが、何も発見できずでした、残念!。

先日も話題にしましたが、外皮の崩れは細かすぎて見つからない?、このまま外皮が崩れ巣盤が崩れ落下し出したら、これは発見できるかもしれない、まだまだこの木の周りをうろつく事は止められそうもありません。

この蜂の巣について、変化がありましたら、又ここで話題にすることにしています。

”このユーカリ、「コマルバユーカリ」かな”
(Is this eycalyputus-gunnii?)

アルバムへのリンク;「植物・花ー春」

euclyputusguunii

突然ユーカリの話題、このHPでもユーカリをたびたび話題にしている、理由は、名古屋動植物園のコアラ2006年6月10日2006年2月23日の話題)の食事用の為、周りの緑地にユーカリ畑が5・6か所ある、そこで、様々なユーカリを目にしていた、そのユーカリについて、花は、不思議な形で花期はばらばら、しかも開花するものは珍しい、葉っぱについては、幼葉と成葉の形が違う、裏表がどっちが判別し難いし気功が両面にあるとか、たくさんの不思議を抱えているユーカリに興味津々、現在、名古屋を離れてしまっていますので以前のようにユーカリを楽しめる事は出来ていませんが、この地でもユーカリに出会うと気になってしまいます。

現在まで、この地で出会ったユーカリは、航空公園(所沢市)の3種と狭山公園(東村山市)の1種、航空公園の3種については大まかなグループを推定して見た2014年4月25日の話題、今日の話題は狭山公園のユーカリについてです。

ここ狭山公園のユーカリは、何時・誰がここに植えたのかが良く分かっていない、従って名前が分からない、分からないままは悔しいので一応下記を推測しててみました。
○名前は、「コマルバユーカリ(学名;Eucalyputus gunnii )」
○これに決めた理由;●ユーカリは約500種、変種も含めると800~1000種あると言われている(Wikipediaより)、只、日本国内で好まれ多く出回っているユーカリは前述のものでその可能性が高い、●幼葉は卵型、成葉の形は楕円形又は広披針形でこれにそっくり、
以上がその理由です。

さて、航空公園の3種については、グループ名は推測しましたが、まだ種名が特定されていない、これを解決するにはどうしたらいいの?、機会を作って、コアラの為のユーカリ畑を管理されている方、以前もたくさん教えて頂いていますが、次回名古屋訪問の折りにお伺いしてお聞きしてみようかなと思っています。

参考までに、このHPのユーカリに関連話題を下記しました。

〇ユーカリの話題;
●「航空公園のユーカリを大まかに分類」;2014年4月25日の話題
●「航空公園のユーカリ、調査中」;2014年4月7日の話題
●「このユーカリの花、名前は?」;2009年9月26日の話題
●「気孔が葉裏だけ、グロブロス」;2006年11月20日の話題
●「ユーカリの気孔」;2006年9月27日の話題
●「葉っぱの不思議」;2006年8月4日の話題
●「葉っぱの不思議」;2006年6月14日の話題
●「ユーカリの種」;2006年3月9日の話題
●「ユーカリリスト完成」;2005年12月16日の話題

〇「ユーカリの花」の話題;
●「リュウコキシロン」;2012年9月27日の話題
●「マイクロコリス」かな?;2010年2月15日
●「このユーカリの花は?」;2009年10月26日
●「何故この時期に開花?」;2007年12月21日
●「リュコキシロン」とその他の種子;2007年9月20日
●「シデロキシロン」;2007年7月1日
●「ランスドウェアーナ」;2006年11月17日
●「シデロキシロン」;2006年11月4日
●「リュコキシロン」;2006年10月4日
●「リュコキシロン」と「シデロキシロン」;2006年9月21日
●「テルチコルニス」;2006年6月9日
●「ユーカリの花、続き」;2005年12月12日
●「ユーカリの花」;2005年12月6日
●「ユーカリの花」;2005年12月4日
●「ユーカリの蕾?実?」;2005年11月6日

”東日本大震災から、もう6年、早や6年”
(6-years have passed since the occurrece of Great East Japan Earthquake)

アルバムへのリンク;「震災」

shinsai170311
↑2時46分、黙とうさせて頂きました(画像はテレビ画面より)
↓我が家の自治体の危険度マップ、詳細を調べておかないと!
kikendomap170311

毎年今日は、東日本大震災を話題として取り上げる事にしています。
何故?、自分自身、この震災を忘れないためのわづかに出来る一方法、同時にこのHPだけでも読み返し、思い起こし忘れない為なのです。
只、被災者の皆様にしてみれば、早き忘れたいという思いもあり、特に、被災建造物を震災遺構として残すことに抵抗もあることは確か、被災された皆様の立場にたって考える事も必須です。

さて6年経過して、個人的に各種のデータを集める事が困難ですが、印象として、被災地の現状は、殆どの地域で復興なんて遠いお話、勿論、復旧すら済んでいない地域が多い、福島第一原発周辺では避難指示解除地域が増えている、避難指示を解除した後は、その地域の皆様に対する経済的なサポートが薄れるのでは、これ事故発生の東電の負担を軽くする為?、一括処理ではなくて被災者一人ひとりに向き合ったサポートが必要、これだけ大きな事故を起こしながら・・・等々、特に原発事故については、その対処に気分が滅入ってしまっています。

この頃の世界の動きは複雑怪奇、昨日だけでも、●マレーシアの事件では2017年2月23日の話題、金正男本人とDNAから確認できたとのこと、●韓国の大統領の弾劾が決定、デモ隊の衝突で3名も死者がでる騒ぎ、●森友学園のトップが学園認可を取り下げた、これに絡む事象について何故何故が多過ぎてよくわからない、●それに同じ時間帯に、南スーダンPKO派遣部隊を急に撤収させると発表、理由が目標を達成したからとのこと、でも目標の発表は合ったのかな~、只、派遣隊員の皆さま、ご家族の皆さま、良かったですね~、もしかしたら、「戦闘」という単語には一般的な意味と法律上の意味があると言及する担当大臣、早く切り上げてこれの追及を避ける為か、それに何故同じ時間帯に発表したのも不思議、何かの印象を隠す為?、
等々、昨日だけでも様々なニュースが飛び込んできています。政治や行政の裏側を垣間見えた感じ、国民が皆さんを雇っているんだよと声高に言いたいな!。

追記(2017年3月12日);
もう一つ敢えて記述しておくことがありました。それは、避難生活を送っておられる皆さんや子供たち対する非難中傷が数があるとのこと、その状況を理解して寄り添って元気付ける事が必要なのに、と、悲しくなってしまいます。
更に、仮設住宅(原則2年以内)には現在もまだ3万人以上の皆さんが生活をしている、何故?、災害公営住宅/自宅再建のスケジュールが長引いている、原因は、作業工数不足によるかさ上げ工事や住宅建設の遅れがある、この仮設住宅は、昭和22年の災害救助法に基づいていて長期間住むことを想定せず早く・安くが原則、従ってプレハブになり生活環境が悪い、この現実とのかい離を一番早く気が付くのは各自治体の行政の実務者、でのその皆さんから改善の兆しが見えてこない、法律に従っていればそれでいいや!となんら改善の努力をしていない様に感じる、テロ等準備罪に関する法を討議する暇があったら早くこの災害救助法の改定の議論をすべき、と思いますよ。

〇東日本大震災の話題;
●「マグニチュード8.8、観測史上最大の地震が発生」;2011年3月11日号外の話題
●「直後の状況、アルバム”震災”の特に2011年3月、4月、5月等々をご覧ください」
●「発生から1年」;2012年3月11日の話題
●「発生から2年」;2013年3月11日の話題
●「発生から3年」;2014年3月11日の話題
●「発生から4年」;2015年3月11日の話題
●「発生から5年」;2016年3月11日の話題

”キイロスズメバチの巣、崩れが広がった”
(a nest of hornet)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

suzumebachi170308
↑崩れが激しいキイロスズメバチの巣
↓これ何でしたっけ?
追記(2017年3月18日);右は、「ドロバチ」又は「トックリバチ」、右は「ムネアカアワフキ」みたいとのこと、danさんから教えていただきました。
dorobachi170308 unknown170308

昨年暮、銀杏の梢近くで見掛けた「黄色雀蜂」の大きな巣2016年12月18日の話題、その巣の現在の様子です。

見比べて頂くと分かりますが、ボール状の外皮の損傷が大きくなり、破れた外皮から見えているのは中の巣盤かな?、そこで早速この銀杏のの下周辺を捜索?、何を捜索は?お分かりと思いますが、外皮、願わくば巣盤のかけら等の何らかの痕跡を落ちてきていたら見つけたい、という事ですが、現在までまだ見つかっていません、残念~。

それでは、どうして壊れてしまうのでしょうね。
そもそも外皮は、木々の表皮や朽ちた部分を咬み砕いて唾液と混ぜペースト状にして貼り付けてゆく、増築は、既存の壁を咬み取り同じくペースト状にして貼り付ける、しかも壁の間には隙間を作り外気温を遮断している、多分、この住居で生活している数か月間はこれの繰り返し、常に補修作業もしているのでは、だから、風雨をしのぐことができている、だから空き家になった途端、小鳥さん達に興味本位で突かれてしまうのか、風雨によって徐々に剥がれてしまうのか、結果、目立たないほど細かになってしまうので発見しにくいのでは、でも外皮が無くなってそのうち巣盤も落ちてくる可能性もありそう、従って、今年の徘徊ルートに必ずこのポイントが加わることになります、でも、銀杏の木の周りを下を見ながらぐるぐる回っているへんなおじいさんを見た人は不思議の思うのでしょうね。

さて、同時に見掛けた小枝にくっ付いている何かの巣(下の写真)、左はドロバチとかスズバチかな?、右も以前教えて頂いた気がしますが忘れている、確認できましたら、ここに追記することにします。

〇虫こぶの話題;
●「タマバチの虫こぶ」;2012年2月22日の話題

”桜の蕾、今の状態は”
(I'd like to see a change in growth process of cherry trees)

アルバムへのリンク;「植物・花ー春」

someiyoshino130309 ohshimazakura170309 yamazakura170309
↑昨日の桜の蕾の様子、左から「染井吉野」、「大島桜」、「山桜」
↓2月上旬の桜の蕾の様子、左から「染井吉野」、「大島桜」、「山桜」は無し
someiyoshino170203 ooshimazakura170203

もう直ぐ桜の季節、一概に”桜”といっても園芸種を含めものすごく多くの種類がある、これを個別に取り上げるのはヒロパパにとって難し過ぎる、ということで昨年は、原種に近い?と言われている「大島桜」と「山桜」、それに一般的な「染井吉野」に限って観察をしていました2016年4月2日の話題
これに加えて今年は、開花前の状態の確認から始めてみよう、2月上旬に一度撮影しておきましたが2017年2月4日の話題、 「染井吉野」は少し膨らんできた?、「大島桜」は変わりない?、それに、出来れば花が散り葉っぱだけの時期になるまで定期的に見続けたい、これを目論んでいます。

その第一歩として対象について、それぞれの蕾を今日撮影しておきました(掲載した写真)。
この写真は、この桜が何かが分かっていてからこの蕾がどれの蕾かは分かるのですが、もし写真だけを見てどれがどれって判断できるのかな?、ヒロパパには無理ですが、多分プロの方は可能なのでしょうね。

さて、開花前までにこの蕾がどのように変化してゆくのか、その後、葉っぱの芽生えの様子はどうなっているのか等々楽しみ~です。

”不思議な花、「マンサク」”
(Mansaku;a Hamamelis)

アルバムへのリンク;「植物・花ー春」

mansaku170308_1
↑花弁は何枚?、↓雄しべや雌しべは何処?
mansaku170308_2 mansaku170308_2

咲いたのを見掛けるとついつい話題にしたくなる写真の花、「シナマンサク」と思っていますが、たくさんのねじ曲がった細長いテープみたいな花びらを身に着けた不思議な花です。
今日は、もう少しその不思議を観察してみました。

まず、一見、花弁の多い一つの花に見える部分は、よくよく見ると、三つの花が寄り添って一つのかたまりになっている、一つの花には花びらが4枚、雄しべが4本、先が二つに分かれている雌しべが1本、さらに雄しべや雌しべの根元に突起上のものが4個ある、これは”仮雄しべ”と言い、蜜を作っている?のだそうです。

それに、このマンサクの若い樹皮は「ねそ」と呼ばれ、古来から、捩って柔らかくしロープ代わりにしていた、この痕跡が、合掌造りの骨組みの結束に使用され現在も残っているとの事です。 〇マンサクの話題;
●「マンサクと福寿草」;2006年2月25日の話題
●「シナマンサクとマンサク」;2010年2月10日の話題
●「マンサクと福寿草とネコヤナギ」;2011年3月5日の話題
●「マンサクと蕗の薹」;2014年3月12日の話題
●「花びらが不思議、マンサクの花」;2015年3月7日の話題

”かえでコプター、4枚翼の”
(a Kaede-coputer)

アルバムへのリンク;「戯言」

kaedecopter1 kaedecopter2

先月試作した「かえでコプター2017年2月24日の話題)」、前回は失敗でしたので、今回は翼の数を2枚から4枚に増やしもう一度試作です。

試作品は、100円ショップで購入したシール2枚の間にかえでの種を4枚挟み込んで、より軽い軸を取り付け回してみましたが・・・浮き上がる事は無い、残念ながら今回も失敗です。
基本は、浮力が足りない、その原因は翼面積の不足、そのうえに回転スピードの不足なのでしょう。
今年の秋は、より広い翼をもったカエデやモミジの種を気にして、再度挑戦してみますが、どうなることやら???。

”杏が満開、河津桜も満開、これから忙しくなりソ~”
(Cherry tree;Kawazu-zakura and apricot are in full bloom)

アルバムへのリンク;「植物・花ー春」

anzu11703
どちらも満開!↑杏と↓河津桜
kawazuzakura1703

梅と杏の花の違いについて、”杏の花は開花後愕が反り返る、梅は反り返らない、これで判別できる事”を以前話題にしたことがありましたが2017年2月25日の話題)、その時は数輪だった花が現在満開、しかも散り始めています。
今後の興味は、、葉っぱだけでその違いが分かるのか?、結実した初期、中期でその違いが分かるのか?、その後、実だけでその違いが分かるのか?、これらに移って来る事になります、忙しくなりソ~・・・。

下の写真は桜、これも先月話題にした「河津桜」、その時は蕾の状態でしたが2017年2月4日の話題)、花柄も伸びしかもこの時期では若葉も生長している、これら桜についても、昨年話題にした「大島桜」と「山桜」と「染井吉野」について(直近の話題;2016年4月2日、開花までの蕾の変化が気になる、タイミング良く観察できるかどうか、これも忙しくなりソ~・・・です。

”視界とエーロゾル”
(I'd like to elucidate the sight and the relation of the aerosol)

アルバムへのリンク;「戯言」

fuji170305
↑春めいた途端富士山は凝視しないと見えない状態に・・
↓先月の快晴の空が懐かしい
飛行機雲(左)と豚君にも見える浮雲
hikoukigumo0219 butakunkumo

今日は「啓蟄」、「啓蟄」の意味については2013年1月28日の話題を参考にしていただければと思いますが、春めいていた途端、毎日の富士山目視観察は、今日は快晴でしたが富士山は凝視の状態(掲載した写真)、これも春めいたからなのでしょうか。

視界が悪くなるってどうして?、雪に因るホワイトアウトを含む氷粒、地表近くの霧、霞の微細な水滴等水分に因るもの直ぐ想像できる、これらはまだ許されるものの、その他「エーロゾル」と呼ばれている”大気中に浮遊する、半径0.001μm程度から10μm程度の微粒子”で、よく知られているPM1とかPM2.5も含まれている、これらも視界不良の原因という事になります。

現在”富士山目視観察”を続けていますが(直前の話題;2017年3月1日、見え方の内容とお天気、気温・湿度は記録していますがエールゾル関係の記録はしていない、黄砂や花粉飛散等も影響しているはず、これらを含めるべきかどうか検討が必要そうです。

参考までに、「エーロゾル」とは、大きく分けると、人の活動(人為起源)によるものと自然起源によるものに分けられる、中身は、工場や車の排気ガス、火山ガスに含まれる揮発性有機化合物や硫黄酸化物、塗料等に使用されている窒素酸化物、しかもこれらが紫外線等で二次生成されることも有り得る、その他、花粉や黄砂等の土壌粒子や海の塩分粒子もある、
又、これの測定方法は、 顕微鏡法、重量法、慣性法、静電荷法、拡散法、光散乱・透過法等あるみたい、まずは花粉や黄砂、その他顕微鏡で見れる範囲は素人でも出来そう、機会をみて試してみます。

〇参考サイト;
●「エーロゾル:大気混濁係数とエーロゾル光学的厚さの経年変化⇐気象庁」;http://www.data.jma.go.jp/gmd/env/aerosolhp/aerosol_shindan.html
●「PM2.5分布予測⇐日本気象協会」;http://www.tenki.jp/particulate_matter/
●「そらまめ君⇐環境省大気汚染物質広域監視システム」;http://soramame.taiki.go.jp/
●「環境省花粉観測システム(はなこさん) ⇐環境省」;http://kafun.taiki.go.jp/

”越冬幼虫の活動は、それにエノキの萌芽は、何時?”
(Investigation of a staying over winter larva)

アルバムへのリンク;「小鳥・動物・昆虫」

kionhenka170304
↑調査日より30日遡った日までの平均気温の変化とその直線近似
↓各調査日以前30日の平均気温の差(左)、発見された越冬幼虫の数(右)
気温が上昇傾向か下降傾向か、発見された幼虫数の変化にご注目ください
kionhenka17 youcyusuu170304

突然掲載したグラフは何?、1か月間の平均気温の変化を表わしたもの、毎年続いている「オオムラサキ」その他の幼虫調査を同じサンプル木のエノキ(3本)の根元で調査をしていて、その調査日を起点として、その日以前30日まで遡った平均気温をプロットし線形近似させたものです。

昨年(2016年)の調査で、一昨年(2015年)に比べ見付かった越冬幼虫が多かった(下表、今年の調査数も含む、2016年1月27日の話題)、一体のこの原因は何?の一つとして、昨年、気温の変化に注目して2015年の調査当時は気温が上昇傾向であった、昨年(2016年)は気温が下降傾向にあった、その気温の上昇又は下降傾向が影響したのではないかとの仮説をたてた、ということで、今年の結果でこれを検証してみました。

まず気温の変動については、掲載したグラフで2015年は上昇傾向、2016年、2017年は下降傾向であった、見つかった越冬幼虫は2015年は、2016年、2017年に比べ極端に少なかった、この原因の仮説を再度考えてみました。

①調査地点付近の生息数そのものが変わっているのでは;
●生息数の多少は、徐々に変化するのではないだろか、特に2015年に比べ2016年は約9倍、今年は10倍以上増えている、人為的に持ち込んだ事があれば別ですが、生息数の変化によるものと考えるのは無理がある、これは対象外で良いのでは。

②その他の要因として、越冬幼虫の行動に因るものと考えてみたらどうか;
●一般的に知られているこれらの越冬幼虫の生活史は、越冬時期は食草であるエノキの根元の枯れた葉っぱの裏側で越冬する、萌芽の時期に合わせて葉っぱを食べる為に枝先に移動することが知られている、従って、この行動のトリガーは気温の上昇・下降の傾向を感知してであろう、と考えて良いのでは。
●只、この仮説を検証する為、統計的に有意を持たす為過去のデータを調査する必要がありそうです。

③今回の検討で、気温が上昇傾向の場合根元から枝へ移動して根元に留まっている数が少なくなっているから、気温が下降傾向の場合はまだ根元に留まっているから発見数が多くなっているからと判断、それでは、その行動のトリガーとなる気温はどれ程?;
●現状での気温の変化は平均気温で変化のみ、この疑問を解明する為には、多分最高気温や最低気温の変化を検討対象に加える必要がありそう、これは今後の課題。

④何故、その気温を感知して行動を開始するのかについて;
●越冬場所がその気温であれば萌芽があるはずと本能的能力を備えているからか、又は、萌芽に向けてエノキの活動が盛んになった事を越冬場所で感知できているのか、只、現時点でもエノキの萌芽は無い、もしかすると、エノキの萌芽の時期と幼虫が感じる気温が、地球温暖化によって、づれが生じているのかもしれない、将来、それらの整合(エノキの萌芽が早まるとか越冬幼虫の行動トリガーの気温が高くなるとか)が起こるのかもしれない。

以上、まだまだ分からないことだらけ、前回の話題では、生息数の確認であれば、調査日を確実に冬眠している時期の方がベター、もしこの時期(1月末)での調査であれば、調査エリアを根元だけではなくエノキの樹上にも目を向けるべきか、でも、これは無理ですが。

”春の花が咲き始めました”
(a Winter daphne and a Cootamundra wattle)

アルバムへのリンク;「植物・花ー春」

jincyouge170303 jincyogeobana170303
春の花、↑沈丁花と↓ギンヨウアカシア
ginyouakasia170303

今日は3月3日雛祭り、昨日一昨日は小雨や曇りでやっと今日快晴で我が徘徊を開始、春の香りを楽しいんでいます。

秋の香りは「金木犀」、春の香りと言えば「沈丁花」、この「沈丁花」が咲き始めていました。
「沈丁花」の花言葉は、「栄光」/「不死」/「不滅」/「永遠」とのこと、ヒロパパにとっては無理な花言葉かな?でもあやかりたいな~。
この名前の由来は、香木の沈香に似た良い香りがあることと”丁子”の様な花を付ける事からとのことです(Wikipediaより)。
この「沈丁花」は雌雄異株、日本には雄株が多い?又は雌株は少ない?とのこと、花の中を覗いてみましたら、確かにこの個体の花には雌しべらしきものは無く雄しべだけみみたい、でも国内ではどこかに雌株があるはず、花や果実を見てみたいものです。

もう一つ、久しぶりに出会った「ミモザ」とも言われている「ギンヨウアカシア」、実は、この「ギンヨウアカシア(銀葉Acacia)」とよく似た「フサアカシア」の区別が以前付かなかった、調べて、その違いは、葉っぱの違いを見れば分かり易い事が分かり2008年3月27日の話題)現在は一応区別が付くようになっています。
花言葉は、「秘密の恋」/「友情」/「神秘」/「感受性」/「思いやり」/「エレガンス」/「堅実」との事、ヒロパパにとって一部は無理にしても「感受性」/「思いやり」/「堅実」は覚えておきたいと思っていますが・・・。

英名の意味も調べてみました。
「沈丁花」の英名は「 winter daphne」、この”daphne”は”Apolloに追われ月桂樹に身を変えた妖精”の意味、「ギンヨウアカシア」は「Cootamundra wattle」、この”Cootamundra”はオーストラリア/New South Walesの地名で原産地の事、”Wattle”はアカシア属の総称で、本来の意味は”網枝細工の枠組み”とのこと、名前の由来も覚えておくと面白いとは思いますが、この頃のヒロパパは忘れやすくなっている、困ったものです。

”花粉注意情報が・・・雌花はどうなっている?”
(Mechanism of a female flower of a cedar )

アルバムへのリンク;「植物・花ー春」

sugimebana1703_1
↑これ何~ニ?、下の写真で分かってしまいますが
↓雌花を半分わってみました、受粉孔がいっぱいです
sugimebana1703_2 sugimebana1703_3

掲載した写真、まるでサボテンみたいですが、下の写真で直ぐ分かってしまいますね。

いよいよ本格的な時期到来か、我が身も目はしょぼしょぼ、鼻はぐちゅぐちゅ、喉はがらがら、ある方の分類によると(下記参照サイト)この表現は擬態語とか擬情語とか呼ばれている、こんな言葉が並んでしまいましたが、毎年やってくる花粉注意警報、当たり前とは思いますが、雄花が花粉を飛ばす時期と雌花が花粉を受け取る時期は同じ時期、先月も観察していましたが2017年2月26日の話題)改めて又主に雌花を観察してみました。

先日は、雄花も雌花もまだ開し始めでしたが、この時期では、雄花は葯を開いて花粉を飛ばし、雌花も鱗片を開き、受粉孔に粘液を備えて花粉を受け取る準備完了、くっ付いた花粉はこの粘液で破裂して胚珠に導き入れられ受精し、後”種”になる、知れば知る程不思議がいっぱいです。

ここで新たな疑問が、杉の雌花は、粘液にくっ付いた花粉が同じ仲間の花粉であることをどのように判断しているのかな~?。
大気中には檜の花粉やその他の花粉はいっぱい漂ってる、これを選別している仕組みは?、①この粘液には他の花粉がくっつかない、②くっ付いても花粉が破れない、③花粉が破れて中に入っても受精しない・・・、①や②ではなく③なのでしょうが、この段階になるとヒロパパには難し過ぎる、他の風媒花や虫媒花等植物全体にいえる事と思いますが、機会があったらプロの方にお聞きしてみたいと考えています。

〇関連話題;
●「檜の花粉を見てみたい」;2017年2月26日の話題
●「杉の雄花と雌花、それに杉花粉の顕微鏡写真」;2012年3月6日2008年3月8日の話題
●「杉の雄花の中の様子」;2008年2月6日の話題

〇参考サイト;
●「『擬音語・擬態語』にはどんな種類がある?⇐日本語を楽しもう」;https://pj.ninjal.ac.jp/archives/Onomatope/column/nihongo_1.html

”富士山目視観察の冬季合計”
(a winter total of watch observation agenist Mt. Fuji)

アルバムへのリンク;「戯言」

mokushikiroku2017w

今日から季節の呼び名は春、気温の変化が激しかった先月に比べ徐々に暖かくなって欲しいなと期待しているところです。

さて、昨年12月から始めた富士山の目視観察は、旅行をしなかった事もあり一日も休むことなく皆勤賞もの、その結果を円グラフで表わしてみました。
3か月間の合計では、明瞭に見えた日と普通に見えた日が62%、月別の比較では、僅かに2月に入って低下したにしても約6割強は富士山を眺める事ができた事になります。

今後の興味は、春⇒夏⇒秋とこれがどのような変化を辿るのか、明瞭に見えた日と普通に見えた日が減少する?、その原因が明瞭に見える日が減少したから?を予想していますが、予想どうりなのか?その原因は曇りや雨に日が多いからか?、等々楽しみながら実施する事にしています。

〇関連話題;
●「セル内記号のつなぎ合わせとCOUNTIFの利用」;2017年2月10日
●「2か月順調に進んでいます」;2017年2月3日
●「1か月半順調に進んでいます」;2017年1月15日
●「富士山目視観察、続けています」;2016年12月9日
●「富士山の目視観察、始めるぞ!」;2016年11月28日