2006年5月のつぶやき
世の中には、綺麗なもの、不思議なこと、奇妙なこと、可笑しいことがいっぱいですね。
気がついた折紹介しています。
2006年5月31日

”トウキョウサンショウウオ、大きくなりましたよ”
(Salamanders at Satoyama-no-Ie glow up more and more)
sansyouuo060528
写真は、前回、今月6日話題にしたトウキョウサンショウウオの数日前28日の様子で、3月7日採取してから3ヶ月後の状態です。
観察ビン(底面に寸法が入って拡大鏡で観察できるもの)にいれるのも可哀そうな位大きくなりました。もしかすると、自然のままよりも成長が早いのではとは思っていますが。
まだ鰓は残っていて肺呼吸には移っていませんが、前足や後ろ足がしっかりしてきて、のそのそと歩き回るケースが増えてきています。

里親のJさんお話しでは、2−3割がこの時期に弱ってしまったそうです。
このことより、自然界での生存率はどれくらいか、里親制度のものをどの時期に放流するのが生存する可能性に対して最適なのか、既に放流した個体が今どうなのか、ここに残っている個体が以後放流した場合自然に対する適応力が弱くなってしまっているのか、それとも逆なのか、この1ヶ月間で弱った個体があったことついてこれが多いのか少ないのか、この里親制度が本当に良い方向で貢献しているのか、等々いろいろと疑問が生まれてきています。
Jさんには、鰓が無くなり陸上にあがるまで観察したいんだとお願いしてはいるのですが、これがマイナスの要因にならなければいいのですが・・。

さて、個々のステージで自然界での生存率を調査することは困難ですが、少なくとも卵の数(=卵を産んだ親の数)がいくつ見付かるかを繰り返し毎年カウントしてゆく、これは出来そうです。これが”増えていれば生態系全体が良である”と判断できそうですので、この調査は続けてゆきたいですね・・、来年はいつく見つかるかな!。

”寒葵(かんあおい)、葉っぱの模様が違う?”
(What's Differences are there between left and Right?)
kanaoi0605
写真は、2006年5月25日話題にした遠州無葉蘭の際にあった寒葵(かんあおい)です。

ご覧ください、右と左の株の葉っぱの模様が違います。
この違いは一体何?、同じ種で人相みたいに個体によって違う?、同じ種で成長過程によって違う?、それとも別の種?・・・どうでもいい「カンアオイ」でいいではないか・・・と言われそうですが・・・気になります。
左のものは、図鑑「日本の野草(山と渓谷社)」の葉っぱの写真からすると「スズカカンアオイ」みたいですが、右のスジスジ模様が綺麗なカンアオイの記載はなく良くわかりません。

カンアオイ(ウマノスズクサ科カンアオイ属)だけみても、葉っぱの形や模様、それに花の違いによってものすごく多い種があるんですね。この場所には、葉っぱの模様が違うものがこの2種類だけでしたが、今後他の場所でも葉っぱの模様を気にしてゆくことにします。

さて、2006年5月23日話題にした家紋について、「三つ葉葵」の家紋も徳川家や賀茂神社の紋として有名です。この三つ葉葵の紋の葵は、「フタバアオイ(別名;カモアオイ)」の葉っぱを3枚組み合わせたものとのことです。図鑑でみると葉っぱの形がフタバアオイの方が丸い感じがします。この近くに自生地はあるのでしょうか。
それにカンアオイの自生地と地層の関係は、第3紀層前後で大きな違いがあるとのこと、これも色々聞きまわっていたら分かったことです。

”ひまわりの種をまきました”
(Our SunFolwer Field)
昨日ひまわりの種を蒔きました。場所は里山の家のすぐ東側、左の写真の様に今迄セイタカアワダチソウ等で草ぼうぼうのところ(腕を後ろに組んで、さてこれからどう取り組もうかと思案されている方は森づくりの会のY.K.さん?)を、雑草取りから始まり、その後耕運機で整地し、背の高いひまわりと背の低いひまわりの2種類の種まきを、家庭菜園のプロのご指導の下での作業でした。
約2週間で芽が出てくる、8月には素敵なひまわりがいっぱい、しかも散策路のすぐわきですので散策の皆さんに楽しんでいただけそうです。まずは芽が出た頃に雑草取りを並行して行わなくてなりませんが、せっかく出てきたひまわりの芽を雑草と間違えて摘んでしまわないように注意しないと・・・。

先日ニュースで、北海道の巨大なひまわり畑迷路の話題をやっていました。ここの広さでは複雑な迷路を作ることはできませんが、2005年8月1日話題にしたトトロの小径の様な小道を作れば子ども達には楽しいでしょうね、でもまずは芽が出て育つかどうか・・ですが。

”パイプオルガン”
(PipeOrgan)
昨日は、なごや東山森づくりの会の総会が夕方から開催され参加してきました。この総会の席上(といっても突然ではありませんが)、なんと・なんと!ヒロパパが運営委員の一人として名前を連ねることになりました。ヒロパパを知る人は、「オイオイ大丈夫か、心配だ〜」の声が聞こえてきています。その通り自然とか生物とかについて何も知らないのに、・・・でも分からないなりに少しづつでも前に進もうとの意欲だけはまだ持っているつもりですので、皆様宜しくご指導・ご鞭撻をお願い申し上げます。

さて、写真は何?、前にも話題にしました(2004年1月18日)名古屋・栄にある松坂屋のパイプオルガンのパイプの部分です。総会に参加する前に少し早めに家を出て聞いてきました。ここでは1週間に数日、一日3回30分位演奏を聞かせてくれます。手鍵盤の部分はこのパイプの下にあり演奏をしているのですが、演奏を聞きながら今日はこのパイプが何本あるのかなと数えてみました。
予想としては、パイプの数と鍵盤の数は同じ、パイプの数は、太いものが7本+5本の組合せが3組と細めのパイプが31本の組合せが4組、合計;160本、ということは鍵盤が160個もある?・・・といいかげんなことを想像してみましたが・・これが、詳しくしらべてみましたら大違い!、もっともっと複雑でした。以下、正確な情報を記載します。

まず、このパイプオルガンが設置されたのが1991年、カサヴァン社(カナダ)製作、組立をカサヴァン社とヤマハが行い、40ストップ、パイプ数は3231本とのことです。
さて、ストップとは何?、何故こんなにパイプの数が多いの?等々パイプオルガンの構造をヒロパパがここで解説することはちょっと無理、そこで皆様には分かり易く解説してあるホームページ「ヤマハ・楽器解体全書”パイプオルガン”」を紹介いたしますので訪問してみてください。
これによると、ストップとは、譜面台の両側についている音色(フルート的とかトランペットやクラリネット的とか)を選べるボタンでこれが40個ある、それにパイプ数はこの音色それぞれに必要ということで、裏に数千本のパイプが隠れていた、こんなことが分かりました。
こんど訪問した折には、どんな操作をしているのか演奏している方とコンソールの部分をもっと詳しく覗いてみることにします。でもちゃんと演奏もききますからね。

”卯の花のにおう垣根に〜♪”
(a Deutzia)
今日は、卯の花=おから・・の話題ではなく、
卯月に咲くから・・とか、ウツキ(空木)の花だからウの花だ・・とかいわれている”卯の花”、ウツギ(空木、ユキノシタ科)の話題です。
咲き始めていました。この写真は平和公園のアクアタワー下の散策路のものです。枝が空洞とのこと、枝を折って調べてみたい衝動に駆られましたが、これはさすがに止めておきました。

表題の佐々木信綱さんの詩「夏は来ぬ」の、・・におう垣根・・にさそわれて鼻を近づけて見ましたか、??これといった強い芳香ではない??、良く調べてみましたら、”卯の花がにおう・・”とは、卯の花が綺麗に映えて咲いている様を表現してるとのこと、そうだったんだ〜!、それに「ホトトギス」もケッキョ、ケッキョキョ・・・・(ここをクリックするとホトトギスの鳴き声が聞けます)、本当に昼間は半袖で過せるほど”夏が近づいてきた”という感じですね。でも、森に入るときは素肌はやめておいたほうがいいですよ、ウルシでかぶれたり、毛虫に刺されたりしますからね。

さて、さすが万葉集の研究家佐々木信綱さんの詩ですね、でも一般的に小学唱歌の詩は難しい・・、ホトトギスの”忍び音”とはどんな鳴き声、多分ウグイスが鳴き始めた時の様な鳴き声かな?、”オウチ”ってどんな植物?、”センダン散る”なんて変えたら詠えなくなる、この様に小学唱歌は耳で聞いて覚えたものが多く、ヒロパパにとって意味が理解されていないものがまだまだたくさんあります、ちょっと恥かしい限りですが・・。

”プリンセス・アイコ”
(About this and that on Rose)
東山植物園のバラ園が満開です。バラもランに似て園芸種としては奥が深すぎてとても付いてゆけませんが・・でも綺麗ですね。
下の写真は”プリンセス・アイコ”、ピンク色で清楚な感じがします。では、”プリンセス・ミチコ”、”マサコ”や”プリンセス・チチブ”はと見回してみましたが見付かりませんでした。(後で聞いてみましたら、”プリンセス・チチブ”はあったみたいですが見落としてしまいました。)
そのうち”プリンス・ヒロパパ”なる園芸品種が生まれる?、外観は、花弁がヨレヨレでしかも薄汚れている、茎はねじり曲がって倒れそう、まことにみすぼらしいが息絶え絶えでもしぶとく地面にしがみついている、こんな品種みたいですよ・・、誰かと良く似ていますね・・。

薔薇といえば昨年の万博で薔薇の模様が外壁全面に描かれていたブルガリア館が思い出されます。ブルガリアは世界一の薔薇の生産国でローズオイルや6月の薔薇祭りで有名です。このバルカン半島や黒海の東側コーカサス地方は薔薇には最適な気候なのでしょうか、コーカサス共同館でも薔薇のソフトクリームを行くたびに楽しんでいました。

さて、バラについていろいろ詳しい”バラの館”というホームページを見つけました。全般的にいろいろな話題が載っています。
その中の一つ、バラに関する曲で加藤登紀子さんで有名な「百万本のバラ」があります。原曲はラトビアのライモンド・パウルスさん、ロシアのアラ・ブガチョワさんが歌い世界的に知られるようになったもの、このホームページの最後尾にあるポイントをクリックしてお聞きになってみてください、原詩が理解できるわけではありませんが・・日本語の歌詞で聴くよりももっと哀愁に満ちた感じがします・・・。

”エンシュウムヨウラン(遠州無葉蘭)が咲き始めました”
(Ensyu-Muyou-Ran)
今年3月5日の森づくりの会の活動日に自生地を教えていただいた「エンシュウムヨウラン」、その時は枯れた花と花柄だけだったもの(3月5日の画像をご覧ください)が、日陰にひっそりと、新芽が伸び花が咲き始めていました。
実は、森づくりの会の重鎮;Nさんより"新芽が伸びてるよ”とメールをいただき、花期が短いと聞いていましたので、慌てて今日行ってみてきました。
自生地は散策路の際、しかもマウンテンバイクのコースの私設の案内板がかかっていましたので、踏み荒らされたら大変!、でも、”ここに大切なものがあるから注意しましょう”なんて表示したらまたまた盗掘に遭いそう、自然を守ることは難しいですね。

”右向け・右!仲良く並んでいます”
(Nejiki,a twisted Tree)
写真は今森の中で満開の「ネジキ(ツツジ科)」、一列に整列して仲良く並んでいました。
花の形は、ドウダンツツジやアセビと良く似て、同じツツジ科のツツジやシャクナゲ(ツツジ属)とはかけ離れている感じがします。
名前の由来は、幹がねじれている(表皮もねじれている)、だから”ねじ木”とのことみたいですが、今日は幹まで詳しく見てくるのを忘れてしまいました。今度行った時には良くみて・・と思っていますが、花が付いていない時には、葉っぱや表皮に特徴があって目に付く、そんな木ではないので、見落としてしまいそう・・。

”桐と家紋”
(the Paulownia Tree and it's Family Crest)
桐の花が咲いています。桐は日本ではお馴染みの樹木、桐ダンスを初めとした家具類、それに箏や和太鼓の胴に利用されていると同時に、家紋の図柄としても良く見られます。
桐の家紋では、”五三の桐”とか”五七の桐”が有名ですが、これら以外にも桐を家紋の図柄としているものだけでもものすごく多いですね(詳しくはココをクリック)。これは、家紋そのものが、古来分家の場合には本家のものと少し違えたデザインのものを使用したとか、桐の家紋が昔豊臣秀吉が家臣に与えていたとか、それに天皇家の副紋として使われている、こんなことが影響しているのでしょうね。

さて、家紋で植物が図柄として使われている順は、1位が藤、2位が木瓜、3位がカタバミ、4位は植物ではありませんが鷹の羽、5位が桐とのことです。ヒロパパ家は蔦ですが、皆様のお家の家紋は何をお使いですか、比較してみるのも面白いですね。
それに、気に入らなかったら自由気ままに変えてしまう、所謂ロゴマークの様に法律で縛られている訳でもないので、こんなことも可能と思います。
天皇家が使用している菊紋(十六弁八重表菊紋)やパスポートの表紙の菊紋(十六弁一重表菊紋)に変えたら何処かからクレームが入るのかな?、英国では商標法で王室の紋章の使用が制限されているみたいだし、それに恐れ多いから・・・これだけは止めておきますね。

”トウカイコモウセンゴケ、もう直ぐ花?”
(Toukai-ko-Mosengoke's flowers will not be long before )
写真はこのところずっと気になっていて時々立ち寄って観察をしていた「トウカイコモウセンゴケ」、数日前に撮影したものです。いつのまにか真ん中から花柄が伸びていました。花期は7月ごろと聞いていますので、あの小さなピンク色の花を撮る為にこの1ヶ月間ほど目が離せなくなりそうです。

何処にあるかはここでの公表は差し控えます、というのは、この付近の貴重な植物、シラタマホシクサやワレモコウの盗掘があった為です。自然の中で自然に見ることが一番美しい・・、商売するのか、持ち帰って独り占めしたいのか、残念なことです、せめて里親でそのうち元に戻してくれるのを期待したいものですが・・。

追記:5月20日の冒険ハイキングの時、猫が洞北側ユーカリハウスの近くの藪の中で今年初めて「アサギマダラ」を見かけました。タバッチも確認していますので本物です。植物も昆虫もこれからたくさん見る事ができそうで忙しくなりますね。

”何れが菖蒲か花菖蒲”
(Which is Which, Sweet Flag and Iris)
写真は今真っ盛りの”キショウブ(アヤメ科)”(左)と菖蒲湯の”ショウブ(サトイモ科)”(右)です。
さて、このキショウブやアヤメやカキツバタのアヤメ科のショウブの区別は?といわれても、花が咲いていれば分かりますが、さて、花期以外の季節にはどうやって区別したらいいのかな?。

でも、先日この道のプロの方から区別の方法を教えていただきました。
葉っぱの真ん中を通っている中脈(主脈とも言う)を触ってみてください。この中脈が盛上っているのがショウブ、アヤメ科はそれ程盛上っていない・・、といっても比較のお話しで、その感触を覚えておく必要があることになります。それ以上にもし折っても良いものであればその香りで判別することも出来そうです。

それに、アヤメやカキツバタも区別も難しい、そこで一覧表で比較されているホームページがありましたので参照してみてください。ただ、この表からするとアヤメ科でも中脈が盛上っているのがあるとのこと、難しいですね〜。

”子ども隊・冒険ハイキング”
(an Adventure Hiking for Kids)
先週雨のため1週間延期されていた”子ども隊冒険ハイキング”を今日実施することができました。写真は、朝10時集まってきた子ども達と保護者の皆様です。スタッフ、グループリーダを含めて約90名、平和公園全域を7グループに分けてハイキングです。
途中、野草や樹木、それに昆虫、鳥、手足が出てきた小さなヒキガエルをみたり、猫が洞池ではベルマウスを見たり、それにまだピコピコ動いているトカゲの尻尾を持っている子もいましたよ、皆楽しかったと思いますよ。
2月11日実施した子ども隊プレイベント”冬の東山の森に行ってみよう”(関連記事;2月11日2月16日2月17日)の時参加した顔なじみの子ども達もたくさんいました。次回は8月に、夜、ライトトラップを使って夜行性昆虫の灯火採集を行う予定です。みんな又来るよといって帰ってゆきました。子ども隊隊長のTさん、記録担当のHさん、みどりの協会のKさん、公園事務所のKさん、それにグループリーダやスタッフの皆様、ごくろうさまでした、楽しかったですね。

訂正(2006年5月21日);総勢の人数を約90名と記載しましたが、子ども達は57名、付き添いの保護者32名、スタッフその他をあわせて総勢114名+αとのデータが届きました。訂正します。

”三角点”
(a Triangulation Point)
写真は、平和公園アクアタワーの真下東側の林の中に設置されている”猫ヶ洞”と名前(点名)の付いている2等三角点です。
何故”三角点”、・・5月15日話題にした平和公園・平和堂と同様、今度の子ども隊冒険ハイキングの時、平和公園内にある三角点付近を通過するグループが居るかもしれない、その時の説明用として慌てて調べてみました。

平和公園には墓地地域に二つ、南部緑地に一つの三角点があります。以下その点名、緯度、経度、標高のデータです。
●猫ヶ洞;2等三角点[緯度 35°10'42".8753、経度 136°58'41".7156、標高 79.44m]
●平和公園;4等三角点[緯度 35°10'20".6867、経度 136°58'33".9812、標高 70.24m]
●田代村;2等三角点[緯度 35°10'5".9545、経度 136°59'14".4330、標高 104.92m]

さて、子ども達にどのように説明するか・・・、
何故三角点というのかを含めて三角点とは何か、どのように利用されてきたのか、1等とか2等とかの意味は、三角点以外に基準点として水準点や多角点、電子基準点とかがある、地図上での標しはこんな形・・、こんな説明をして興味を持ってもらえれば最高ですね。

さて、”平和公園”三角点はメタセコイア広場北側の道路を隔てた丘の上に、”田代村”三角点は、NTT送信所の西側の散策路のど真ん中にあり東谷山が名古屋市に編入されるまでは一番標高の高い場所(104.92メータ)、どちらもそこを通過すればすぐ判りますが、”猫ヶ洞”三角点(写真)は、多分実際にこの三角点を昔どおり使うとなると、回りの木を切り払って見通しを良くしないと使えないくらい周りが樹木で被われています。従って見つけるのに少し苦労すると思いますが、皆様も冒険をして探してみてください。でもユーカリ畑でおじさんが作業していない時にこっそりの方がいいでしょうね??、ちょっとヒントになっってしまったかな?

参考までに、平和公園に一番近い水準点は2等水準点が自由が丘42に、電子基準点は名古屋地方気象台の中にあの独特な白い帽子を被った丸坊主の塔が、それに多角点は田代町瓶杁108番地先にあると記載されていますが、これについては良く分かりません、もし近くに行った折には覗いてみてください。これらは「基準点成果等閲覧サービス(国土地理院)」をクリックすると探すことができます。
これによると、前述した名古屋市最高点の東谷山の三角点は、点名;上志段見付2等三角点、標高;198.29メータとの記載がありました。

”エヴァ・アルクラさんが来日しています”
(Eva, now Shimosuwa,Japan)
写真の素敵な女性、エヴァ・アルクラさん、ご存じない方に一寸紹介をさせていただきます。
現在、フィンランド・シベリウス音楽院講師のカンテレ奏者、以前北海道教育大学に留学していて、その時日本の箏もこなした、このような関係で度々来日し各地でコンサートを開いている、こんな経歴の方です。

何故、ヒロパパがエヴァさんを知っているのかって?、残念ながら、ヒロパパは存じ上げていてもエヴァさんがヒロパパを知っている訳ではないのですが(ウ〜本当に残念!)、昨年8月22日昨年8月17日に話題にしたフィンランドのお友達リトバのお子さんアンナのカンテレの先生がエヴァさんで、掲載した写真は、リトバのペンフレンドChiby-Hiroさんから送られてきたものです。
右の写真は、エヴァさんと下諏訪町の青木町長、エヴァさんからはピッコロ・カンテレを、町からはここの特産品のオルゴールを、相互に交換し親睦を深めているところ、多分手前には新聞社のカメラマンが並んでいるのではないでしょうか。

ことの経緯は、アンナの関係でエヴァさんがChiby-Hiroさんにコンタクトしてきた、Chiby-Hiroさんのお住まいの隣町;下諏訪町では毎年北欧音楽祭が開かれている、そこで、この地域の北欧通の皆様も一緒に、この北欧音楽祭の事務局に引き合わせておこう、ということで、北欧音楽祭事務局のトップを兼ねている町長への訪問となり、多分ことが順調に運べば、今年10月に下諏訪で開催される北欧音楽祭ではエヴァさんの素敵なカンテレの演奏を聞くことができるのではないかと思いますよ、楽しみです。

さて、エヴァさんにコンタクトしたい方はエヴァさんのホームページに、カンテレってどんな音色?という方は、ココをクリックして聞いてみてください。
澄み切った、森と湖水、それにムーミンのフィンランドにぴったりの音色です。現在アコースティック・カンテレの他エレクリック・カンテレもあるとのこと聞き比べてみてください。

できたら、ここ名古屋でも、鶴舞公園の奏楽堂で毎年開かれる”ムーンライトステージ”(関連記事;2005年10月9日)やランの館で催されるクリスマスイベント(関連記事;2005年12月9日)等で聞くことが出来たら最高なのですが、・・・”みどりの協会”にプッシュでもしてみようかな。

”ボフチャ(トルコ)”
(Wrapping Cloth-Turkey)
スーテ、マンタ、インクーニャ、フングンテ、レゴス、セール、チュグ、ボフチャ、ボフチェ、ブクジェ、ラバト、ブンディ、メーズ・ポーシュ、ルーマル、パー・カオマー、パオフ、ポジャギ・・・このカタカナの羅列一体何???、最後の二つ、パオフ、ポジャギ辺りで想像できた方がおいでになるとは思いますが、日本では風呂敷に代表される、物や身体を包んだり掛けたりする為の”布”の世界各地域での名前です。

名古屋市博物館で先月上旬から開催されていた「大風呂敷展(”おおぶろしきてん”ではなく”だいふろしきてん”と呼ぶのでしょうね)が今日で終わります。
実は、森づくりの会会員のHさんが、この展示会の実演コーナーで風呂敷でどんなものでも包めるよ、帽子だってできるんだ・・との実演をされている、一度行かなくては・・と思っていながら、Hさんの担当日には行けず、やっと昨日見学をしてきました。

模様、色、大きさから使い方は様々で掲載した画像は、左がトルコのボフチャ、右はボリビアの包み布です(国立民族博物館所蔵、絵葉書より)。
展示品は、中南米、南米、アフリカ、ヨーロッパ、中近東、インドや東南アジア、中国、韓国、日本とその地域の特徴が良く出て、日常の生活に密着していて面白いですね。
冒頭の夫々の名前は、勿論写真撮影禁止の為、入場券の裏にボールペンでゴチョ々々メモしていましたら、受付のお嬢さんが飛んできて、ボールペンを使わないで・・と鉛筆を貸してくれました。それにメモ用紙あったら欲しいな、に、これも用意してくれました。なかなか感じが良かったですよ。

そういえば、昨年の万博でも衣装や肩掛けまたはトルコ館ではタイルの模様として同じような模様をみた記憶がよみがえってきました。
それに、赤ちゃんを抱っこするためのスリング(2005年6月8日の話題)も同じようなものなのでしょうね。
風呂敷を見直してしまいました。
さて、最後に「風呂敷」の語源をご存知ですか。

”ハリファックスからの便り”
(a Picture Postcard from Halifax, CANADA)
ハリファックスからの便り、ハリファックスって何処?ヒロパパにはまったく認識がありませんでした。
”ハリファックスに来て3ヶ月、全期間1年の語学留学”との絵葉書が突然届き、一体誰と見てみましたら、村アテ・エイティーンズの一人、E.I.さんでした。

慌ててハリファックスをインターネットで検索しましたらヒロパパが知らないだけで留学先では有名な場所みたいです。それに絵葉書のペギーズ・コーブも美しい海岸みたいです。

ハリファックス(Halifax)は、アトランティック・カナダの最大の都市、ノバ・スコシア(Nova Scoyia)州の州都で人口30万人の自然の港湾をもった美しい港街、函館との姉妹都市とのこと、
それに掲載した画像のペギーズ・コーブ(Peggy's Cove)は、ハリファックスから南に40キロ、真っ白な花崗岩の海岸に真っ白な灯台、それに絵葉書のおとぎの世界の様な風景、特に灯台が観光シーズンは郵便局となって灯台の消印に人気があるとのことです。(以上は前述のホームページからの受け売りです)

さて、E.I.さん、書かれていた住所からするとホームスティみたい、毎日毎日の英語漬けで帰ってくる頃はネイティブは発音で流暢な英語がしゃべれるようになっているのでしょうね、学校へ通うのと同時に現地でお友達を作ってしまうのが語学上達の一番早道だって聞いたことがあります。
E.I.さん、がんばれ、今度ヒロパパが撮った日本の桜の風景を送ります、ホームティ先のご家族に見せてあげてくださいね。

”四神(四獣)”
(the Traditional Direction-Gods)
5月9日掲載した平和公園・平和堂の外壁に描かれているレリーフの話題です。外壁には、上部壁面のレリーフと四隅の立像、それに基礎部の四神(四獣)のレリーフがあります。写真は、その内の一つ”白虎”です。

今度の子ども隊冒険ハイキングでこの附近で昼食をとるグループがいる、とするとこのレリーフについても質問があるかもしれない、一応準備をしておかないと・・調べましたが、上部壁面のレリーフと立像についての由来や意味は良く分からない、・・で基礎部の四神(四獣)についてだけでもはっきりと説明できるようにとまとめてみました。

四神(四獣)とは伝統的に中国・朝鮮半島・日本で天を四象に分けた各方角の神獣で、青龍、朱雀、白虎、玄武を指し、以下の意味を持っています。
●青龍・・厄災除去、運気上昇、商売繁盛の東の神、同時に春を表わす、色は青
●朱雀・・何事の吉に転じ良いことの到来を予兆する南の神、季節は夏を表わす、色は赤
●白虎・・騎虎の勢いの諺にあるよう生命力の象徴、西の神、季節は秋、色は白
●玄武・・無病長寿、富貴繁栄の北の神、季節は冬、色は黒

・・・とこれを暗記して説明しても、小学生には難しそうなので、少なくとも、
”方角を表わす神で架空の獣の形をしていて、キトラ古墳や高松塚古墳の石室の壁面にも描かれている、それに大相撲の土俵の四隅にもそれぞれの方角(正確には、北東、南東、南西、北西ですが)に夫々の色の房が下がっている、それに北原白秋さんの”白秋”とか会津藩の白虎隊の”白虎”、”青春”の単語もみんなこのことから名づけられたんだ・・
さて、こんな説明でみんなは興味をもってくれそうかな??。それに訳ありの部分、勿論質問があれば説明するにしても、多分質問はないでしょうね。でもこのような問題を何時どのように説明をしたら良いのか?迷ってしまいますね・・困ったな〜・・・。

もう一つ、2年ほど前に、相撲の土俵について相撲協会にメールで質問をしたのですが回答が無いことを思い出してしまいました。
質問の内容は、「土俵の東西は、正面を決めその左が東、右が西、これは分かった、では正面はどうやって決めているの?」と言うもの、方位磁石できっちりと測って土俵の向きを決めているわけではなく、多分各場所の観客席や花道の位置で決めているとは思いますが、これもまだ未解決のものとして残っています。・・そんなこと知ってどうするの?・・ご尤もですね。

”梨の若い果実、どれを残すの?”
(Pears, Which one is best?)
今日はほんの少しだけ青空が覗き時々薄日が差す曇り空、これが昨日だったら実施できていたのに〜、・・といつもはあまり気に掛けていない天気予報が気になります。今回の子ども隊冒険ハイキングの様なお天気に影響されるイベントのスケジュールは大変です。実施・中止の決定を何時どのような条件で決定するか、実施した場合でもどのような状態で中止するか、中止し再スケジュールが必要な場合それを何時にするか、同時にその時にも実施・中止の決定をしなくてはならない、こんなことを繰り返し計画しなくてはならなくなります。先週に引き続き今週も”天気予報を注目”の1週間になりそうです。でも、天気予報の的中率は翌日分が82%、1週間後で65%とのこと、いくらスーパーコンピュータを使っても優秀な気象予報士がいても現在ではこのレベル、あまり悩まない方が良さそうです。

さて、掲載した写真は、1昨日の病院通いの時これもいつもの梨園で見かけた梨です。今年1月18日枝の剪定風景を掲載しましたが、その後花が咲き果実が徐々に大きく成長していました。
この果実、枝の剪定や花の選定と同様、この果実も選定し、最後に残るのは1個だけにする・・と丁度作業をしていたオーナーの老夫婦が仰っていました。
「では、どれを残すの?」とお聞きしたところ、「長男・二男はダメ、注目は三男坊あたり、早く花が咲いても極端に遅く咲いても順調に成長せず形も悪い・・、あんたは何番目、そうかニ男坊、それではダメなほうだ!」と言われてしまいました。

どれが長男でどれが弟達か、多分花柄が枝のどこから伸びているのかでみているものと思いますが、枝の剪定から花の選定、それに果実の剪定、肥料や害虫駆除と難しそう!、・・でも今年こそ実る頃にこの梨を買ってみようかな、きっとものすごく美味しいとおもいますよ。

”良く似ています”
(the Ladybug and Sham One)
(記事に間違いがありました、訂正分は最後尾をご参照ください)
今日は子ども隊の冒険ハイキングの日、掲載する写真は子ども達が元気でハイキングしている様子をと予定していたのですが、・・が昨日のてるてる坊主君のがんばりが足りなかったのか朝から雨、1週間の延期になってしまいました。このところお天気の変化が早く安定していない、しかも曇り空や雨降りの日が多い、台風も発生している、梅雨型の気圧配置、あまり芳しくない条件が揃ってしまっている感じがしますが、縁起をかついで昨日のてるてる坊主君はお役ごめんだ!、もっとにこにこ顔の新人に登場してもらおうと考えています。
さて、スケジュールをはっきりさせておかないと・・と1週間後の予定日が雨降りでも小雨だったら安全なコースを選んで実施、警報等が出ていたら翌日の日曜日、日曜日も同様だったらリセットして再スケジュール、こんなことを打合せて今日はお開きになりました。

予定していた画像が無くなり、代わりに掲載した写真は昨日当家のおばあちゃんの病院通いの待ち時間、いつものとおり付近を散歩していた時草むらで見かけたものです。
左はナナホシテントウ、右はテントウムシダマシ(ニジュウヤホシテントウ)、野菜にとっては片やアブラムシを食べてくれる益虫、片や葉っぱを食べてしまう害虫、でもどちらも精一杯生きている自然の一部分なんですから。
それにしても、テントウムシを「天道虫」と書くのは何故?、それに英語では”Ladybug”(米語)とか”Ladybird”(英国)というのは何故?、名前も面白いですね。

緊急訂正;右の写真のテントウムシダマシは実はそうではなく「ナミテントウ」であるとのご注意を虫博士のTさんからいただきました。ヒロパパの知識でナナホシテントウムシ以外は全てテントウムシダマシというのが間違いの元でした。詳しくはココをクリックしていただくと分かりますが模様がいろいろ、しかもナナホシテントウと同様益虫でした。Tさんどうもありがとうございました。

”なんじゃもんじゃ”
(Nanjya・Monjya)
写真は今真っ盛りの別名”なんじゃもんじゃ”と面白い名前をもった「ヒトツバタゴ(モクレン科)」です。自生地は日本では木曽川近辺(岐阜・愛知)と対馬だけとのことです。
写真のヒトツバタゴは名古屋市内天白区の天白警察署付近の153号線に数キロに渡り両側に街路樹として植えられているものです。遠くから見ると真っ白い雪を被ったみたい、それにさすがモクレン科です、良い香りがします。
さて、いよいよ明日は子ども達と一緒に平和公園の冒険ハイキングです。明日も雨が降らないよう”てるてる坊主”でも吊るしておかないと!、てるてる坊主君、がんばらんば、何でんかんでん がんばらんば・・・・、頼むよ!。

”紅一点”
(a only Rouge Flower in White Folwers)
5月8日にも話題にしましたツツジ、普通は一つのかぶの花は全部似通った花と思いきや、写真の様に白い花弁の一部分が紅色になているのを見かけました。
このツツジ、写真の様な模様がついたもの、それに紅色が斑点的についたものが2・3個見られましたがその他は全体が純白でした。さしづめ”紅一点”といったところです。

ツツジは挿し木で増やす?、とするとこの遺伝子をもったクローンが存在する、それに毎年このかぶはこのような紅一点が咲くのでしょうか、遺伝についてはダーウィンさんにでも聞いてみないと・・来年又見てみることにします。覚えていられるのかな〜。

”質屋は「しちや」?、「ひちや」?”
(Which is which, hi-chi or shi-chi)
写真は、名古屋市内で見かけた質屋さんの看板で”ひち屋”と書かれています。
質屋さんのことを、名古屋以西では”ひちや”、静岡以東では”しちや”と発音する人が多いのではないでしょうか。
これは”シ”と”ヒ”の混合例で有名ですね。

それでは読者の皆様は、以下をどうの様に発音していますか?。
〇「七」、〇「七・五・三」、〇「布団を敷く」
この三つの単語で、「七」を「ひち」、「敷く」を「ひく」と発音する方は関西系の方、「しち」、「しく」と発音される方は関東系の方?。

それでは
〇「火鉢」、〇「日の丸」、〇「人」は如何ですか、
「シバチ」、「シノマル」、「シト」と発音される方は生粋の江戸っ子?。

これらは、どちらが正しいとか間違っているとかの問題ではなく、標準としてどちらを採るか問題なのでしょうね。それに「質屋さん」を「ひちや」と記載している地域はどこの地域から始まっているのでしょうね。今度旅行をしたら気をつけて見ることにします。ただ、東京近辺では「質屋」と漢字で表現しているところが多く、仮名の看板は殆ど見かけたことがありません、これも何故なのでしょうか。

さて、ヒロパパは幸か不幸か質屋さんに通ったことは一度もありません、というより不幸にも、質屋さんに持ってゆくような高価なものを持っていない・・というのが本当のところなのですが・・。

”平和公園・平和堂、何か訳あり??”
(HEIWA-Doh,Is there any long story behind?)
この数日間、づっと森づくりの会の関連でご出勤、今日は来る13日に開かれる子ども隊イベント”冒険ハイキング”のスタッフミーティングを兼ねたハイキングルートの最終確認でした。ヒロパパの役割は、前回のグループリーダーとは違い、今回はサブ記録係、カメラを抱えてあちこち記録を撮ることで、メインの記録担当Hさんの子分として指示に従って動き回ることになりました。Hさんからの指示は、パンフレットに載せる画像が欲しい、そのキーワードは”青い空、自然、子ども達の素敵な表情”とのことです。良い写真が撮れる様がんばりま〜す。

さて、写真は今日歩き回った場所の一つ、平和公園内の平和堂です。説明書きには、中には、千手観音がが納められていて、この千手観音は昭和16年日本から十六面観音を贈ったことに対して中国から返礼として贈られたもの云々・・が書いてありました。でも、昭和16年時代に、日本と中国の間にこんな友好関係があったとは信じられない、とインターネットで調べてみましたら、やはり”訳あり”でした。国策的な理由と、中国からは返して欲しいとの要求に対して名古屋市は明確に応答していないみたい、米国が広島や長崎の原爆投下を話題にしたがらない様に、これを返すことになると、その頃の中国侵略の歴史的事実が再認識されることになる、そっとしておきたい、忘れたい、だから明確の応答していない・・こんな理由かなって考えてしまいます。資源問題、靖国問題、領土問題とまだまだギクシャクとした関係が続いていますが、同じ人間、お隣同士、悪いことは悪い、良いことは良い、みんな違ってみんないい・・とお互いに理解し合える関係を早く作り上げたいですね。

”街路樹が新芽で輝いています、それにツツジも!”
(a Roadside Tree)
写真は里山の家の前の道路です。つつじが咲き始め、街路樹の新芽が綺麗です。
ここ名古屋は「緑被率(全体の面積に対する樹木地、芝生や草地、農地、水面の面積の割合)」が減少し続けています。宅地化や道路により緑地が失われることが主原因でしょうが、特にアスファルトで照り返しの強い道路にはこのように街路樹を植えたい、街路樹を増やすだけでも緑被率は上がるのでは・・、街路樹は緑被率の定義から外れているのかもしれませんが?。
でも難しいこともあるとのこと、「街路樹を植えろ」という人もいるし、大きくなった街路樹を「切ってくれ」と言う人も居る、何故かって、日陰になったとか落ち葉の片づけが大変だから・・とのことみたいです。もう少し大局的な見方をして欲しいですね。
それに、舗装された道路は保水もできない、現実にヒロパパの部屋の下を流れる小さな川も雨降りの日にはどうどうと水が流れていますが、殆どの日はチョロチョロ、市街地が暑くなるのは当たり前です。道路も通水性、通気性の舗装がもっと進めばいいのですが・・。

”今日は第一日曜日、森づくりの会活動日でした”
(Natural Beauty of Flowers)
今日は連休最終日、それに第一日曜で、森づくりの会の活動日です。何故か活動日は雨降りが多く、今回も連休中の良いお天気と打って変わって、予想通り?、それでも十数名集まり作業でした。
作業内容は、苗木を植林したけれど周りが草ぼうぼうで植えた苗木が隠れてしまっている、こんな地域の草刈りでした。
作業はお昼までで終了でしたが、雨降りの中、靴や下着までもグチョグチョ、実は上着は防水スプレーを一缶空にして万全と思っていましたがこれが役立たず・・今度は本物のポンチョでも買わなくてはならないのかな〜。
雨降りで写真を撮ることもできず・・、今日は貯めこんでいた花の写真を掲載します、お楽しみください。

どちらも東山植物園温室内で先月下旬撮影したものです。
左は「ネコノヒゲ(シソ科)」、名前の通り猫のヒゲみたいに伸びたメシベとオシベ、どうしてこんなに長いのでしょうね。昆虫の好きな蜜が花弁の根本にあるとすると受粉がうまく出来るのかな、それとも蜜がメシベの先についているのかな?・・。
右は「ヒスイカズラ(マメ科)」、ヒスイの勾玉が房状にいっぱい、これも不思議な色です。昆虫も宝石が好き?・・。
どちらも自然が創った造形美、すばらしいですね。

”今日の東京山椒魚”
(Salamanders at Satoyama-no-Ie, Today)
写真は、今日の里山の家の東京山椒魚です。前回4月29日の写真と見比べていただくと分かりますが、身長も伸び前足・後足もしっかりしてきています。
横から見ると(下の写真)、いままで移動するのにしっぽだけでしたが、今日は前足・後足も動かしていました。
それに里親のJさんが水槽の中に岩を置いて、そろそろ上陸の準備がしてありました。ヒロパパは写真を撮っているだけ、水を替えたり、餌のイトミミズを補給したり、水草を浮かべたり、それに上陸場所の確保と、里親のJさん、ご苦労様です。是非岩の上で休憩している姿になるまではここに置いておいていただければ嬉しいのですが・・。

”避けて通りたい?”
(Risky Creatures of the Forest)
今日はこどもの日、ヒロパパが小学生の頃は勉強もそこそこに道路や野山で遊んだりしていましたが、この頃は子ども達の元気に遊ぶ声も少なく残念です。
ヒロパパは小さい頃山に入ってウルシに触れて身体全体がかぶれ、それでも学校に行った記憶があります。

これからは、ヒロパパも子ども達を連れて野山を歩くケースが増えてくる?、野山にはできたら避けて通りたいウルシの様な植物がある、そこで写真の様な「野山を歩く時気をつけようね!」を基本的なものだけですがまとめてみました(参考書は、レスキュー・ハンドブック(山と渓谷社)、多分皆良く知っていることばかりとは思いますが)。
内容は、蛇、蜂、毛虫や蛾、蚊やアブ、ウルシ、ダニについて、回避方法と応急処置を子ども達にも分かるよう振り仮名付で説明してみました。
さて、これの監修を誰に頼もうかな・・虫博士のタバッチに頼んでみようかな。

”噴水のある風景”
(HIGASHIYAMA Botanical Garden)
世の中はゴールデンウィーク、ヒロパパも何処か新緑の綺麗なところにドライブ、なんて計画をしてみましたが、森づくりの会の仲間から「わざわざ混む時に出掛けるの〜!」との言葉に計画を断念、高速道路があちこちで20キロ〜30キロ渋滞との報道で、やはり出掛けなくて良かったみたいです。
こんなときこそと、溜まった書類の整理や子ども隊の写真展の後始末ができましたよ。

出掛けることが無いとこのホームページの記事もままならず、今日は1週間程前の東山植物園内の風景です。
丁度噴水に午後遅い日差しがあたり輝いていました。しかも連休前で閉門直前、誰も居らず静寂の中に噴水の水音のみ・・と楽しんでいましたら・・ホタルの光が流れて、しぶしぶ引き上げた次第です。

多分ゴールデンウィーク中は動物園も植物園も大賑わい、名古屋市も再生計画を練るんだと張り切っていますので、きっといいものが出来上がることを期待したいですね。

”オジギソウ、いつも律儀です”
(Sensitive Plant)
オジギソウの花が東山植物園の温室で咲いていました。

オジギソウは何故こんなに律儀なのか・・を3年ほど前に話題にしたことがあります。
枝や葉に対して、何処を触ればどこが反応するのか、明暗に対しての反応は、そのリカバーの時間は等々実験・観察しました。詳細は、2003年6月24日の記事をご覧ください。
植物園の説明書きには、刺激が加わると葉っぱの根本にある葉枕(ようちん)のイオン濃度が変化し、この変化(膨張・収縮)が葉っぱの開閉となる、こんな説明がしてありました。枝の上下についても原理は同じと思いますが、ただ、刺激がどの様に伝達されてゆくのか、それに明暗に対するセンサーが何処にあるのか疑問が残ります。
動物が目や耳や皮膚感覚を神経が脳に伝え身体をコントロールしてる、これに対して植物界では、温度、明暗等環境の変化を何処でセンスしそれをどの様に必要な部分に伝えているのか、多分夫々の役割を持った植物細胞がそれなりに連携プレーをしているとは思いますが、不思議ですね〜。
そこでインターネットで調べてみましたら、やはりこれを調べている方がおられました。詳しくはここをクリックしてみてください。

”星空の撮影はどうしてこんなに難しいの〜!”
(It's hard to take a starlit sky's photographs)
気になっている”シュヴァスマン・ヴァハマン第3彗星”が見えないかと、今夜もう一度相生山の暗がりに夜行ってみました。
方位磁石、双眼鏡にカメラ・三脚を持って、カメラは感度をISO;1600、ビット数を最大に、バルブにセットしてと万全の準備・・、ところがところがです・・その結果が掲載した写真です。
星は全然写っていません、空が明るすぎる、それともシャッター開放時間(開放時間;58秒)が長すぎる?、まだまだ経験未熟がでてしまっています。
でも、真夜中で真っ暗(街路灯が2灯ありましたが)のなかでも、人の目では見えない景色が良く見えています。月明かりの写真を専門にしている写真家も居るそうですが肯けます。暗い中でも不思議な風景写真が撮れそうですが、真夜中暗い中でごそごそ・・、怪しまれそうですね。

”昨日の里山の家”
(SATOYAMA-no-IE, yesterday)
暑かったですね、今日は!、東京は29.4℃、名古屋は29.7℃、その他で30℃を超える真夏日の地域が多く、やはり異常気象なのでしょうか。

さて、昨日も好天に恵まれ平和公園南部緑地の周りにも少なからず子供づれのご家族で賑わっていました。同時に前々から話題にしていた子ども隊のプレイベントの写真展の最終日でした。この影響で里山の家にも少なからず(この言い方は”多くはなかった”という意味ですが)お寄りいただく方もあり、写真は、お寄りいただいたご家族に、丁度当番だった葉っぱ・バッタの先生;Jさんが作り方をご伝授している様子です。

見てください、子ども達の不思議そうで楽しそうな様子、みんな上手に作って帰ってゆきました。お母さんも一緒で、家で復習できるよう材料を持ち帰りましたが、さて、作り方を忘れずに作ることが出来たのでしょうか?。
それに、置いてあるカンパの竹筒に小銭をジャラジャラと入れてくださる方、若い方の森づくりの会への加入があったりとトピックスはいっぱいでした。それに、写真展も今日でおしまいの為パネルや取り付けた竹の柱を取り除き、お疲れ様でした・・の一日でした。

もう一つ、昨日話題にしたシュヴァスマン・ヴァハマン第3彗星を見ようと前にもカメラのバブル撮影を試みた相生山緑地に行って双眼鏡で覗いてみましたが、今日は空が霞んで明る過ぎ”ベガ”さえ見付からない状態でした。また試してみます。