2006年3月のつぶやき
世の中には、綺麗なもの、不思議なこと、奇妙なこと、可笑しいことがいっぱいですね。
気がついた折紹介しています。
2006年3月31日

”子ども隊イベント写真展準備完了”
(Photo-Gallary's Preparation are completed)
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明日から始まる写真展(2月11日行われた「冬の東山の森にいってみよう」のイベントの写真)の準備が完了しました。

里山の家の中に、切り出した竹の柱を立て、そこに木枠で囲った発泡スチロールを取り付け、色とりどりの模造紙に写真を貼り付け、それぞれの写真にコメントを付記して・・と素晴らしい出来栄えです。

展示器具の作成はYさん、一定していない天井と床の長さに竹を合わせ、棒にのみを入れ木枠にしてパネルを作り、竹に穴を開けパネルを傾かないように取り付ける、これを天井と床に固定する、まるでプロの建具屋さんみたいな仕上がりです。
写真のレイアウトや貼り付けはJさん、模造紙に写真に合わせ寸法を書き入れ、コーナーを使って一枚一枚貼り付けてゆく、Jさんは、貼り絵のセミプロとのこと、これもさすがの出来栄えです、
これに、コメントはHさんやTさん、短い文章で楽しいコメントがいっぱいです。
で〜と!、ヒロパパは何をやったの?、・・考えてみたら、アレ!何もしていないではないか・・すみませ〜ん。

明日は、この里山の家が子ども達の声でいっぱいになる・・と思いますよ。

”レオナルド・ダ・ヴィンチ”
(Leonardo da Vinci)
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皆様良くご存知、”モナリザ”や”最後の晩餐”で知られている”レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)”ですが、絵画以外にも、人体の解剖図とか、楽器、都市計画、建築デザイン、兵器、ヘリコプター、土木工事と様々な分野でアイディアを残しています。現代に生きていれば、ホーキンスかアインシュタインか・・の様な一般凡人と違った頭脳の持ち主で、ヒロパパの持論の”例え光速でさえ、一定不変ではない、変動する”・・こんな理論を実証してくれるのではないかと思っているのですが・・。

さて、写真は、今、名古屋市科学館で開催されている「よみがえるレオナルド・ダ・ヴィンチ」という展示会の様子です。彼が残した5000ページにも及ぶアイディアスケッチ(手稿)(写真の本)の中から、器械装置について模型化したもの約百数十点が展示され、自由に触ることが出来ます。

作者は神谷長幸さん、お話しをお伺いしたところ、約14年間、ダ・ヴィンチの手稿を見ながら模型を作り続けている、勿論いくら工夫してみても動かない・・こんなものもあったとのことですが、ダ・ヴィンチの手稿のアイディアもすごい・・と同時に、神谷さんの具現化する能力もまたすごい・・、実は興味津々で2回も名古屋市科学館に足を運んで見てしまいました。

それぞれの模型は、歯車的なもの、継ぎ手的なもの、偏心軸等の基本的動作のものが多く、動力をどのように伝えるか、回転数をどのように変えるか、往復運動にするにはどうするか等々、器械を勉強する学生にとっては、ものすごく参考になる模型と思われます。江戸時代のカラクリ人形の様なものやおもちゃに、これらを組み合わせると面白いものが出来そうです。

”学名”
(Scientific Name)
今日は、ヒロパパにとっては難しい”学名”のお話しです。
3月26日の染井吉野の標準木(写真)にも学名がぶら下がっている、前に「ユーカリ」の表を作成した時も学名を使わざるを得なかった(2005年12月6日12月12日12月16日)・・ということで、分からないからと放っておけない悪い癖と、やはり一寸は親しんでおいた方が良いのかな・・から、一寸調べてみました。多分合っているとは思いますが、間違いがありましたら、コメントをお願いいたします。

まずは、生物全般について、我々は分類を試みてきた、
基本になるのが、「種」で、我々人間は「ヒト」となります。「種」とは、基本的な形が似ていること、生活史が同じ個体のこと、その上層に「属」、さらに「科」、「目」、「綱」、「門」、「界」となります。我々ヒトをこの順序に沿って表現すると、「動物界」「脊椎動物門」「哺乳綱」「霊長目」「ヒト科」「ヒト属」「ヒト」となります。
それでは、写真の染井吉野はどうなるか・・というと、「植物界」「被子植物門」「双子葉植物綱」「バラ目」「バラ科」「サクラ属」「ソメイヨシノ」となります。

学名は、この「属」と「種」で表現され、我々の学名は「homo sapiens sapiens」となります。
それと同様、「ソメイヨシノ」は「Prunus × yedoensis Matsumura」で、”プルヌス・エドエンシス・マツムラ”(ラテン語で表記されていますので、多分読み方はローマ字読みで、これでよいと思いますが・・、それと”×”は交配種、写真には書いてありませんが・・)となります??・・と思います。

学名の命名は、植物では「国際植物命名規約」が、動物では「国際動物命名規約」が、その他「国際栽培植物命名規約」等があるそうです。残念ながらヒロパパは読んだことはありませんが・・。

さて、他の生物は同じ「種」又は「属」にたくさんの「種」が存在しているのに、我々「ヒト」は、昔存在した「ネアンデルタール人」の様な「archaic homo sapiens」が存在せず、「ヒト科」「ヒト属」に只1種のみしか存在していない!・・これも不思議です。
我々に良く似ている「ヒト科」「ヒト属」に他の「種」の人が居たらと考えると・・恐い気もしますが・・。

”セントレアのi-Unitとトランペットロボット”
(i-unit & Trumpet-Robot at Centrair)
ここにも万博の軌跡が・・・の例として、今日は、セントレアで展示されているトヨタグループのパートナーロボット、i-unitとトランペットロボットです。
i-unitは、動くことはしませんが座って写真を撮れるもの、トランペットロボットは、2曲を演奏してくれました。万博では、トヨタグループ館は込みすぎてヒロパパは遠慮していましたので、実物を見るのは初めてです。

もう一つ、村アテ・エイティーンズのお一人、Oさんが、ここセントレアのインフォメーションデスクで働いていると聞いていましたので寄ってみましたが、今日はお休みの日とのことでした。でも、元気に働いているみたいです。がんばれ!

”愛・地球博1周年記念イベント”
(the First Anniversary of the AICHI-EXPO 2005)
昨年開催された愛・地球博の開幕1周年を記念して、特にこの土日曜日は、近隣県を含めここ愛知県下では、各種イベントが開催されています。写真はその内の一つ、金山・アスナルの広場で開かれていた昨日・日曜日の様子です。
ここでは、特に「名古屋環境大学」で実施した自然を守る活動を中心に展示されていて、ヒロパパが関係した”名古屋市内気温測定”の結果報告を展示(写真・右)しました。
担当は、東山森づくりの会のベテラン、JさんとHさん、スタンプラリーや説明にがんばっておられました。

それに、海上(かいしょ)の森から”モリキ”チャンたちが特別出張でした。
まだまだ人気があります。クイズ形式で、正解だったらモリキちゃんと記念撮影(写真・左)、クイズは、愛・地球博の開催期間は185日、〇か×か?・・等のもの、ヒロパパも手を上げたいくらいだったですよ。

”今日明日以内に開花宣言?”
(the Notice of Cherry-Blossoms' Coming Out )
写真は、この地方の開花宣言する為の染井吉野の標準木で、今日午後4時の様子です。この様子からすると、明日には、開花宣言が発表されると思われます。

この標準木は、名古屋地方気象台の庭にあり、その他、椿や彼岸花、イロハモミジ等の観測用標本と一緒に植わっています。
”用の無い人は入ってはいけません”との注意書に、今日は日曜日だから?か、入り口のドアーが閉まっていて誰も居なかったので挨拶も出来ず、仕方なく?トコトコと黙って入っていって撮影したものです。

前にも話題にした、植物全般について、動物みたいな神経を持たないのに、気温の変化を精度良く、また的確に感知する仕組みは、一体どうなっているのでしょうね?。植物細胞一つ一つが例え花でも葉っぱでも表皮でも根っこでも、感知する能力を持っている、しかも染井吉野の場合は、その付近の同じ気象条件の範囲では、全て同じ反応をする・不思議です。染井吉野は他の桜と違って、全てクローン、とすると当たり前かもしれませんが。
ヒトゲノムならぬ、ソメイヨシノゲノムでも解読して、DNAのレベルで調べてみる?・・エッ!調べてどうするの?、その通りですね、後何回この春の桜を見られるか・・、余分なことを考えずにただ黙って見ていたほうが良さそうです。

”NPO提案公募型協働事業”
(Joint Works with NPO & Administration)
表題の「NPO提案公募型協働事業」って何?、要するに、”NPO活動を税金を振り当てるから応募せよとのことみたいです。

2月11日実施した「子ども森づくり隊」の「冬の東山の森にいってみよう」や今年予定されている活動も、この「NPO提案公募型協働事業」で税金を使うことができる事業として選ばれたものでした、・・と初めて理解しました。

このように税金を使っている以上報告をしなくてはならない、今日は、その報告会で、それに出席をしてきました。

今回、5ッの協働事業の発表があり(全部で5ッなのかもっとあるのかはわかりませんが)、我々「子ども森づくり隊」の報告は、代表Tさんがパワーポイントを使っての発表で、まとまりがあってなかなか良い発表でしたよ。
5ッの事業には、小劇場のコンサート事業、災害時要支援者支援ボランティア養成事業、ユニバーサルデザイン事業、伝統音楽を伝える事業と我々の発表があり、写真はその内の一つ「伝統音楽を伝える事業」のグループ発表の前に、中学生による三味線や太鼓・鼓、篠笛の演奏を聴くことができました。そのグループの発表者曰く、中学時代2−3年の短期間でもこれだけ上手になるんだ、と訴えたかった様です。

さて、経費の補助はどれ程あるのか分かりませんが、20ページ及ぶ報告書に、その準備で代表のTさん、会長のTさん(すみませんどちらもTさんでした)、、暫らくは、寝る時間が2−3時間しかなかったとのこと、本当にご苦労様でした。もっと簡単な定型的な書式の報告書で済むようにして早くお金を出して欲しいですね。

”トウキョウサンショウウオの卵”
(Hynobius)
写真は、3月18日話題にしたトウキョウサンショウウオの卵の、今日の様子です。
写真の撮り方の違いもありますが、明らかに、一つ一つの個体が少しずつ大きくなって、黒が薄れて茶色に変わってきています。それに時々ピクピクと身体全体を動かして、もう直ぐ卵のうから飛び出しそうでした。
この卵の管理人;Jさんのお話しでは、”飛び出てきた後が大変!、餌が必要となるから”とのことです。

さて、インターネットでサンショウウオを検索してみましたら、やはり該当するページがいっぱいありました。
その中の一つ、クロサンショウウオに詳しいページでの中に、サンショウウオの見分け方が書いてありましたが、見分けるのはものすごく難しそうです。それに、おたまじゃくしは足かさきに成長するが、サンショウウオは手から先に成長すると書いてありました。同じ両生類なのに、本当なんでしょうか??。
もう少し勉強しておいて、卵のうから出てきたら、じっくり観察してみることにします。

”竹のパイプ楽器”
(a Copy of K'lon-Put)
今日は、4月に開催する写真展の準備で里山の家でした。展示器具の作成が今日の主な仕事でしたが、ヒロパパの出番はなく、JさんとYさんが主役でした。

写真は、ヒロパパの出番が無いことをいいことにして、パイプで楽器を作ってみようと、ひそかに昨日より計算して狙っていたパイプ楽器を作ってみました。材料は、トウチク林に行って、既に切り倒し積み重ねてあったトウチクを、計算した長さに切って紐で固定したもので、使い方は、筒の手前で手を叩き共鳴させ音を出すものです。

この楽器、いかにも自分で考えて作った様な顔をしていましたが、実は、下の写真の、昨年、万博・ベトナム館で毎日演奏していた方達の楽器の一つ、”クロンプット(K'lon Put)”を真似したものです。
クロンプットは、ベトナム中部高原タイゲェンに住むセドラ族の、女性が儀式の時、合奏用に演奏する楽器で、写真の様に3オクターブ、半音ありと、ヒロパパ製とは雲泥の差です。長さも一応は計算しましたが正確ではなく、端口補正もなし、チューナーでも確認しましたが、チューナーもお手上げなのか、高いぞ・低いぞ・・と指示ランプがあちこち動く、絶対音感を持った方が聴いたら、なんだこれは・・と叱られそうです。

でも、子ども達が来た時、ぽんぽんと手を叩いて共鳴音を出し楽しんでくれれば最高です・・。もしかすると、皆でこれを叩いて、打楽器になる可能性もあるかな?。

”Four-7プレゼント発送中”
(Presents of Four-7 Mile-Stone Crossing Event)
2006年1月6日にお知らせして3月8日通過したFour-7マイルストーンイベントのプレゼントを発送中です。ただ、画像をお送りいただいたKさんの住所がまだ分かりません。

Kさん、もし、この記事をお読みになりましたら、是非メールにてご連絡ください。

さて、前後に落書帳に書き込みをいただいた、Sさんには違った種類のバリネコを、メグさんには写真のバリキャットとバリトンをお渡しする予定です。楽しみにしてお待ちください。
これからも、ヒロパパのホームページを宜しく・・・。

”未来に残したい風景”
(Nature for the Future)
写真は、今日の相生山緑地から見た名古屋市内、中央右の高いビルが名古屋駅周辺で、左上には、伊吹山がかすんで見えます。条件が良ければ、もっとはっきりと見えるのですが・・。手前には、長ネギ畑、付近ではキャベツの収穫で持ち主の方が忙しく働いていました。ここでの撮影は、2004年12月14日にも話題にしましたが、その時はニンジンが植わっていた所です。
この写真を撮るために、畑の道を辿っていましたら、「ここは私有地なんだよ、だから入ってきてはダメ!」・・、「写真を撮りたいんだけど」・・、「写真だったらいいよ」・・、こんな会話の後撮った写真です。ご覧の様に、市街地がヒシヒシと迫ってきています。前の写真と比較すると、高層ビルが一本増えています、しかももう直ぐ、名古屋駅前に背高のっぽのトヨタビルがもう一本増えることになりますが、東京や大阪と比べれば、高層ビル群は少ないので、風の通り具合はまだましなのかもしれませんが・・。

”未来に残したい風景”・・、勿論手前の林や畑のことで、これ以上市街地が迫ってこないで欲しいですね。ただ、ここは私有地、生産緑地指定されてはいますが、持ち主の方の意志一つでどうなるか分からない、宅地開発されたら、この風景は消滅してしまいます。しかも、この右側を、相生山緑地を真っ二つに分断する都市計画道路(2004年12月15日の話題)が走ります。既に、緑の消失が徐々に進んでいる、残念なことです。

下の写真は、この緑地のまわりの街路樹で、シデコブシ(左)とハクモクレンです。日が良く当る木だけ、咲き始めていました。

”お尻に火が付き始めました!”
(someone lights a fire under HiroPaPa)
お尻に火が付き始めた!、実は2月11日の「子ども東山の森づくり隊」のイベント;「冬の東山の森にいってみよう」の写真展を、4月中の土・日に里山の家で開催する、その実施担当として、Jさんとヒロパパが選ばれてしまいました。

どうも、森づくりの会の皆さんは、ヒロパパは写真が上手だと勘違いしておられるようで、当日もグループ・リーダ兼撮影係をやっており、これの延長線で・・ということみたいです。

さて、引き受けてはみたものの、どうやって実施するかを計画したり、Hさんの写真を含め、撮影した約200枚の写真から展示用に90数枚を選ばなくてはならない、パネルをどうする?、どのように展示する?、パソコンで展示できない写真を見せる?・・・等々、Jさんと打ち合わせ、やっと、写真の番号付けと展示用写真の選定がほぼ終わりそうです。

4月までまだ2週間あるではないか!、思っていましたが、Jさんのスケジュールとヒロパパのスケジュールをみて、今週中ごろまでに完成させておかなくてはならないことがわかり、今週は、展示用写真のプリント、案内文書のプリント、展示用パネルへの貼付、展示器具の組立と、里山の家に通って忙しくなりそうです。

さて、4月になったら、参加した子ども達やそのお友達がいっぱい見に来てくれるいいんですが、
里山の家では、写真の様な可愛い”どんぐり人形”がお出迎えすることになっていますので・・。

”トウキョウサンショウウオの卵”
(Salamanders)
3月7日アカガエルの卵の紹介と同時にトウキョウサンショウウオの卵の紹介をしましたが、写真は、その時保護し、約2週間経たトウキョウサンショウウオの卵です。全体は、ヒキガエル等のものより太目の卵のうに包まれており、最初球形だったものが、今日現在、写真の様に赤ん坊らしい形になってきています。通常は、クロワッサン型卵のうが対で一つの個体からとのことですので、これは半分?それでも、卵は50個程度数えられ、普通30個程度とのことですので、元気いっぱいの親だったのかな?。
昨年幼生のトウキョウサンショウウオを放流したのが4月3日、今年は卵が少し早めだったとのことですので、もう直ぐ卵のうから飛び出て泳ぎだすのでしょう、楽しみですね。

”シマウマ”
(Zebra's Striped Pattern)
写真は、シマウマのお尻・・・、ヒロパパは変な趣味を持っている!?、とんでもない!、ヒロパパの名誉のために、決してそんなことはありませんので、ご理解ください。本当は、横に並んでくれないかなー・・としばらく待っていたのですが、シマウマ君達は食事をするのに忙しく、動いてくれない、仕方なく、掲載した写真になってしまったんです。
何故、こんな写真を撮ったの?、それは、このシマウマにしても、一昨日のキリンにしても、カクレクマノミの様な熱帯魚にしても、シマシマの模様や特殊な模様を付けた生物がたくさん居ます。一見一部分だけみても、シマウマとかキリンとかカクレクマノミと判断できる、多分相互間でも簡単に認識しあっているものと思います。

只、ご覧ください、一見同じような模様でも、詳しく見ると違います。でも、全体的にはシマウマと認識できる、不思議ですね。一卵性だったらどうなのかな、クローンで生まれたら全く同じ縞模様になるのかな、もし、突然変異で、縞が無くなったり、数が半分とか1/3になったとか、縞の走り方が90度違ったら、相互に認識できるのかな・・なんて、このお尻を・・ウソです!・・縞模様を見ながら、考えて見ていましたが、良く分かりません。人で言えば、人相とか指紋とかと同じで、絶対に同じものは無い・・のでしょうか??。動物学者の皆様は、これらの違いを区別して個体識別をしているのでしょうけれど、ヒロパパにとっては難し過ぎる問題でした。

これは、このままで残りそうな問題ですが、おまけとしてここでクイズです。
〇このシマウマの縞は、動物学的に見た場合、縦じまと呼ぶの?、それとも横じま?
〇このシマウマの模様は、黒地に白なの?、白地に黒なの?
答えは、東山動物園のシマウマの小屋に掲示されています。
これから暖かくなります、是非動物園にも行ってあげてください。

追記(2017年10月1日)「シマウマの縞模様」の目的は何?ついて、群れている場合個体の識別をし難くなるというカモフラージュ説が有力視されたいましたが、これは該当しないみたい、というのは、ライオン等の視力はもっとぼんやり、だから縞をはっきり見えていないはずとのことです。
それでは、縞模様の目的は何?、黒い部分の気温が上がり白い部分の気温との差で体表面に気流が生まれ、これで身体を冷やしているという説もある、只、草原の自然の風の方が有効でこれも不確実、更に、シマウマの体毛は他の動物に比べ短い、短いとツエツエバエ等の吸血バエ等から襲われるケースが多くなる、只、吸血バエ等は縞模様を嫌う事が実験から観察されたいるとのこと、でも何故吸血バエが縞模様を嫌うのかは、現在まだ解明されていないみたいです。(NHK ダーウインが来たより)

”象さんペーパー”
(Elephant xxx Paper)
写真の花は、コウゾ、ミツマタ等和紙の原料のミツマタの花です。名前の通り、葉っぱがまだ出ていない、三つに分かれた枝の先にそれぞれ、写真の様な花を付けていました。

右の写真は、スリランカ製の紙製のフォトフレーム、今日は、紙でも、このフォト・フレームに使われている紙の話題です。
この紙は、”象さんペーパー”呼びます。何故?・・・象さんの足で材料を粉々にしてもらったとか?・・・、イエイエ、もともとの材料は、象さんのお腹の中でパルプにしたものを使っている、エッ!、とういことは、象さんのxxx!、その通りなのです。
作り方は、まず、xxxを拾い集める、あつめたものを煮沸し器械で完全なパルプにして、その後紙に仕上げる、こんな工程で、普通の紙製造工程との違いは、最初の拾い集める工程が違うだけですね。ヒロパパも、粉砕した葛根で紙に漉いてみようと考えています(2月28日の話題)。上手に出来るといいのですが・・。

この象さんペーパーは、発売元はMAXIMUsで、東山動物園の正面入り口から入ったところにある「動物会館」のインフォメーションデスクで売っていました。売り上げの一部は、象さんの保護活動や子ども達の環境教育に使われているそうです。

お断り;xxxは"dung"と読み替えてください。

”ベビーブーム、動物園のお話しです”
(Torino, a Baby of giraffe)
現状の人口を維持する為には少なくとも2.08必要な出生率が、1.29(合計特殊出生率・2004年)、小子化に歯止めが掛からない日本、今年あたりがピークで、何年か後には日本人が居なくなる?、もう直ぐ”絶滅危惧種(オット!絶滅危惧民族といった方が正確?)に指定され、保護されるのかもしれませんね。

さて、東山動物園は、明るい話題で今ベビーブームです。
写真は、その一つ、キリンの赤ちゃん;トリノ君(3ヶ月、3匹の座っている中の左の一番小さなキリン)とキンタ君(6ヶ月、多分座っているキリンの中央)です。
キリン以外でも、カンガルーの赤ちゃん、パク(マレーパク)の赤ちゃんが生まれています。カンガルーの赤ちゃんはお母さんのお腹の袋に入ったままで見ることは出来ませんでしたが、マレーパクの赤ちゃんは、寝そべったお母さんのそばでおっぱいを飲んでいました。
参考までに、2003年7月16日にカバのあかちゃんを、2004年1月11日にフランスワルトン、1月12日にゴリラ、1月13日にキンシコウの赤ちゃんを紹介しておりますので、「小鳥、昆虫、動物」のアルバムをご覧ください。

さて、昨日話題に出た”頭隠して尻隠さずのダチョウ”が丁度キリンと同じところにいました(写真右)。キリンを眺めながら、砂に顔を隠すのは何時かなと見ていましたが、その気配さえ見せませんでした。ダチョウ君にとっては、とんだ濡れ衣だったのかな?。

”頭隠して、尻隠さず”
(That`s an Ostrich Policy)
水草?、藻?、何を食べているのでしょうか?、鴨君達が一斉に水面で逆立ち、”頭隠して尻隠さず”をやっていました。
我々、都合の悪いことがあると隠れたくなる・・、でも上手に隠れないと直ぐバレバレ・・、、バレることを心配をするより、”何でも正直”が一番楽そうです。

さて、”頭隠して尻隠さず”を英語で表現すると、”That's burying one's head in the sand like an ostrich”とか、”That's an ostrich policy”と言うそうです。
ダチョウ君達は都合悪くなると本当に砂に頭を突っ込むのかな〜?。

”焼き芋、美味しいよ!”
(a Baked Sweet Potato Vendor)
写真は、名古屋市校外の小さな田舎道の農家の倉庫で商売していた”焼き芋屋さん”で、昨日掲載した花の写真と同じとき、出会ったものです。

実は、4週に一度、当家のおばあちゃんの病院通いがあり、何処でも同じかもしれませんが、待ち時間;2時間〜2時間半、診察時間;5分の状態です。前に、「時間の予約できないの?」と掛け合ったみましたが・・「ダメです」と断られ・・仕方なく、送迎役のヒロパパはその病院の付近を散歩です。
この頃は、昨日の写真を撮ったり、近くを流れている愛知用水を眺めたりと、待ち時間を楽しく使うようになりました。
この焼き芋屋さんも、この時見つけたもので、表通りに看板を出している訳でもなく、細い路地の倉庫みたいたところに看板を立てかけているだけ、前を通らないと絶対分からない、そんな状態の場所です。
詳しくはお聞きしなかったのですが、多分、その家のおじいさんで、自分の畑で採れたさつまいもを自分で焼いてお小遣い・・と思われます。

・・で買ってあげたの?・・当然、ホカ〃〃・アツ〃〃を買いました。
当家のおばあちゃんは、田舎育ちで、この焼き芋や乾燥芋(蒸してスライスして天日でかわかしたもの)が大好きです。喜んでたべていました。
4本で700円でしたが、安かったのか高かったのかとんと分かりません。

”春 & 花”
(Spring & Flowers)
梅は満開、外に出ると春の香りがいっぱいです。
今日は数日前に撮影した春の花、猫柳、沈丁花、菜の花、サンシュユです。丁度雨の日、カメラには可哀そうだったのですが、傘を片手にがんばってみました。そのおかげで、水滴も綺麗です。
香りをお届けできないのが残念ですが、画像を大きくしてお楽しみください。

”てんぱくプレーパークの見学”
(Field Trip to Tenpaku-Play-Park)
先ほど、このホームページのFour-7マイルストーンを踏んだKさんから、わざわざ、その時の画像をお送りいただきました。ヒロパパは自分では踏まないようにしておりましたので、この画像はものすごく記念になります。早速、画像をしまい込み、大切に保管します。
Kさんは、昨年6月の万博・地球市民村の「赤ちゃんと絆館」でご一緒させていただいた方で、専門は野生生物の研究、特に”蜘蛛”の研究をなさっています。全国又は世界を股にかけて蜘蛛の観察で歩き回っている?のでしょうね。その忙しさの中で、今も、このホームページをご覧頂いている・・嬉しいですね。Kさん、どうもありがとうございます。これからもご愛読ください。

さて、今日は「東山の森づくりの会・子ども隊」の関係者と一緒に、「てんぱくプレーパーク」の見学でした。(写真上)
この「てんぱくプレーパーク」は、天白公園にあり、自然の中で子ども達が、自由に自分で工夫して遊び学べるようにと、工作道具やスコップ等自由に使うことができる施設です。今日は”五平餅を作って食べよう”との特別イベントが行われ、幼児から小学生と父母の皆さんで大賑わいでした。
この「てんぱくプレーパーク」の見学は、「子ども東山の森づくりの会」を立ち上げ、継続させてゆく上で大変参考になる施設、質問や見学させていただいた内容を充分に生かして行こうと思っています。代表者やサポーターの皆様、お忙しい中大変ありがとうございました。

下の写真は、このてんぱくプレーパークの立て看板、”怪我とお弁当は自分持ち、でも自由に遊んでいいんだよ!”、この看板どおり、自分で考え、工夫して、責任感のある子ども達を育てる素晴らしい環境です。

”Four-7の方判明!”
それに
”里山学校・最終日”
(Final Day of Satoyama-School)
まず、皆様にお知らせです。Four-7のマイルストーンを踏んだ方がわかりました。
この幸運、又は”運”を使い切った?・・イエイエ、一度あることは二度ある、二度あることは三度ある、ということで、今年から幸せいっぱいの・・方は、「なごや東山の森づくりの会」のN さんでした。昨日の「里山学校」で世話係として参加されており、口頭でお知らせいただきました。早速バリトンとバリキャットを記念にお渡しいたします。今後も宜しくご愛読いただければ幸いです。


さて、上述の「里山学校」の最終日は、森づくり、自然を守る・・等の”協働”、特に行政との”協働”について、どの様に実現してゆくべきかを考え、10か条の御誓文形式にまとめよ、とのワークショップでした。
”行政との協働”というテーマについて、このテーマが取り上げられたことについて、まったく否定する訳ではありませんが、今まで7回行われたテーマの様に、自然との共生に関するテーマの方を、ヒロパパは期待していたのかな・・・。
それに、日々、行政のたらいまわしや即答・即決しない態度に悩まされ、しかも、昨年10月22〜23日に開催された「なごや環境大学・まちづくりシンポジューム」に参加した折にも感じたことですが、立派なシンポジュームを開いて議論しあっても、行政は言っていることとやっていることは違うな!・・、行政が協働を強調する目的は何、安価な労働力・委託先と考えているのかな?・・・、それ加えて、講師の方の、「里山の家」は誰が建てたか考えてみて(この建物は名古屋市が建てた)とか、活動場所は公共の土地だよ・・等の言葉に、この講師の方も行政の回し者か?との印象を受け、行政不信が溜まっているヒロパパにとっては、講師の方の講義が心に響かない、身の入らない講義になってしまいました。
せっかくの、「里山学校」最後日だったのに、”終り良しは全部良し”にならず残念!。

こんな気持ちを引きずっているのも悔しいので、われわれのグループの御誓文の一つ「遊び心でやってゆこう」(写真)で今後も活動をしてゆくつもりですが・・・。

もう一つ、行政(今回は名古屋市役所)の動きのチェックの為に、市役所に課題を提供しました。
課題は、いつも活動場所にしている天白系湿地(最近では今月5日にも話題)には、数年前から、乗り捨てられたバイクやタイヤそれにいらなくなった家財が散策路の付近にころがっています。一番の問題は、こんな林の中まで棄てに来る人のモラルの問題でこれの防止策が必要ですが、やはり散策路にころがっていると気になってしまいます。手に持てる範囲のものは活動終了時、林から持ち出していますが、重いものは不可能・・ということで、市役所に、何も知らない”一市民です”と名前を明かさず電話で状況説明です。
いつものとおり?色々な部署に電話を回され、最終的に(というより、たらいまわしはだめだよ!と言った為ここで終わったと思われますが)環境局XX課につながり、この部署でも「手が出せない地域かもしれない、でも該当部署を探して調査します」との回答でした。
さて、何時、どのような形で解決するのか、これが市役所に対する課題で、静かに見守ってゆくことにします。

”またまたユーカリの話題”
(Seeds of Eucalyptus)
またまたユーカリの話題です。

写真は、花が終り種子を出した状態のユーカリの実です。
このユーカリがどの種類のユーカリかは分かりませんが、実は直径約1センチ、種子(ビニール袋の中)にいたっては、ほんの0.1〜0.2ミリで不用意に近づくと息で飛んでしまいます。
右の写真は、例の顕微鏡で撮影した、この種子の画像です。詳しく見てみるとやはり夫々が一人前に種子の形をしていました。

それにしても、この小さな中に、芽を出し、根を張り、幹になり、枝になり、葉っぱになりと、機能で分けて細胞分裂を繰り返し、あの大きなユーカリの大木に成長してゆく全ての遺伝子が含まれている・・不思議ですよね。

この種子は、多分最適条件に置けば発芽するはずです、が、テスト的に発芽させたとしても、無差別にばら撒くのは止めにしておきます。成長が早いユーカリですので、数年後、気がつかないうちに大きく成長して、何故こんなところにユーカリが?とニュースになってはこまりますので・・・。
参考;昨年12月6日にもユーカリの種子の画像を掲載してあります。

今日は、夕方から、通っている「里山学校」の最終講習日です。これから講義を受けてきます。

”号外!”
”今日、アクセスカウンターがFour-7を通過しました”

(Extra!, Four-7's Mile-stone Event)
(画像はありません)
今日、このホームページのアクセスカウンターに”7”が四つ並んだはずです。
この件は、1月6日にお知らせしておりましたが、今日のアクセスカウンターが”7800”、昨日、万博S様の落書帳への書込みによると”7768”、従って今日このマイルストーンを通過した、これは、万博S様とメグ様の書込みから分かったことです。
この数日間、ヒロパパ自信でアクセスカウンターを増やして、Four-7を跨ぐことを避けるため、自分自身でのアクセスを止めていました。
ただ、落書帳はアクセスカウンターを乱すことなく確認できますので、この方法を取っていました。

残念ながら、Four-7の方からの落書帳での宣言はまだありません。
自分だったよ、という方は是非落書帳に書き込みをしてください、数日間お待ちしております。お一人のはずですが、もし、複数の方から、同じ様な書き込みがありましたら、ヒロパパの独断と偏見で決めさせてくださいね。

今後も、機会を見て、この”マイルストーン・イベント”を企画する予定です。ご期待頂き、末永くこのホームページをご愛読ください。

”カワセミ”
それに
今日・明日中にFour-7
(Common-Indian-Kingfishers)
今日・明日中に、このホームページのアクセスカウンターに”7”が四つ並ぶはずです。1月6日にお知らせいたしました様に、丁度Four-7でアクセスしていただいた方に、バリ豚(バリトン)とバリキャットを差し上げますので、是非トップページのアクセスカウンターをもう一度ご確認いただき、”7”が四つ並んでいましたら、その方は、その事を落書帳に記載して宣言して下さいね。
一つ違いとか二つ違い残念・・なんて方も落書帳に落書してくださいね。

さて、昨日は暖かく春近しの一日でした。この暖かさに誘われ、近くの天白公園に行ってきました。
この天白公園は一昨年11月30日にもこのホームページで話題にしましたが、子ども達が自由に遊べる「てんぱくプレイパーク」や「ディキャンプ場」、それに、芝生の広い広場があり、幼児連れのお母さんやヒロパパと同様な人たちで賑わっていました。
実は、この「てんぱくプレイパーク」には今度の土曜日「東山の森づくりの会」の皆さんと見学に来る予定で、その場所の確認も兼ねて・・でした。
「てんぱくプレイパーク」については、見学が終わった時点でご報告しますが、今日は、この公園の大根池で見かけた「カワセミ」の写真です。

大根池の周りを歩いていた際、やはりここでも大型の望遠レンズを付けたカメラの放列です。鴨、おおばん、白鷺は直ぐ分かるのですが、皆さん狙っている方角が違う、お聞きしてみましたら、居ました!、水辺の小枝に「カワセミ」が止まっていて、時々池にダイビングしていました。
ヒロパパも早速カメラを取り出し、撮影しました、が、・・いかんせん、300ミリの望遠レンズでは、この写真の程度しか撮れない・・ウ〜残念!。右上の小枝に二羽のカワセミが止っていますので、目を凝らしてご覧ください。多分ツガイのカワセミだと思われますが、嘴の色まで確認できませんでした(メスは下の嘴がオレンジ色)。
左下に移っている白鷺は、時々カワセミの下に移動して小魚?を啄ばんでいましたので、カワセミの邪魔をしていたのかな?。
ここでは、いつも5・6羽のカワセミが良く見られるとのこと、綺麗な写真を撮るためには、せめて600ミリの望遠レンズが欲しくなってしまいます。困りました〜。

”アカガエルの卵”
それに
今日・明日中にFour-7
(Frogs & Salamanders)
今日・明日中に、このホームページのアクセスカウンターに”7”が四つ並ぶはずです。1月6日にお知らせいたしました様に、丁度Four-7でアクセスしていただいた方に、バリ豚(バリトン)とバリキャットを差し上げますので、是非トップページのアクセスカウンターをもう一度ご確認いただき、”7”が四つ並んでいましたら、その方は、その事を落書帳に記載して宣言して下さいね。
一つ違いとか二つ違い残念・・なんて方も落書帳に落書してくださいね。

さて、写真は「アカガエル」の卵で、先日5日作業したの天白渓湿地であったものです。
アカガエルの卵は、他の蛙の紐状のものとは違い写真の様に団子状で、このお団子一つが一つの蛙からとのことです。ここには、見ただけでも十数個のお団子がありましたので、確実に雌雄合わせて数十匹以上のアカガエルがこの付近に生息している、生息数の把握はこんな事を観察するのでしょうか?。

以下、「なごや東山の森づくりの会」会長;Tさんより教えていただいたことですが、
「アカガエル」が卵を産む、その1週間後「トウキョウサンショウウオ」が、その後「ヒキガエル」で、例年では今月10日過ぎが「ヒキガエル」が卵を産む時期、ところが今年は、度々このホームページに登場していただいている「こども森づくり隊」の隊長;Tさんがハンノキ湿地でヒキガエルの卵を見付けた、ということは、サンショウウオも卵を産んでいるはず・・と調べたら、やっぱりあった!、・・と言うことで、毎年行っている保護策(昨年の関連記事;2005年4月3日)を実施し、子ども隊隊長のTさんが里親となったのことです。
4月頃幼生のトウキョウサンショウウオを又採取した場所に放流する、これを繰り返しながら豊かな植生を保って自然保護をしてゆく、注意深さと継続・持続の努力が必要なんですね。

”バリンビン・・試作失敗!”
(Oh! no good, "Balingbing" made myself)
バリンビンを作って見ました・・が失敗でした。まず「バリンビン」って何か、の説明です。
昨年6月6日に話題にしましたが、竹筒の半分程度を弁状に加工し、その底部に裂け目を入れてある竹で、その弁状の部分を手の打ち音を出すフィリピンの原住民の皆様が使っている楽器です(写真の枯れた竹のもの、参考;昨年7月8日)。

音が出るしくみは、弁状の部分が振動して、裂け目がすり合わさって(スズムシやコウロギが鳴く仕組みと同じ)綺麗な音が出るもので、小さな穴を指で開閉することによって、音色が違ってきます。

さて、写真の少しまだ乾ききっていないバリンビンが、今回真似をして作ってみたもの、本物が、楽器の名前の通り、ビンビン・・バンバンと心地よい音を出しているのに対して、試作品は、パタパタ、パタパタ・・と音は出ますが全く響かない、心地よい音が出ない、困ったものです。

実は、この本物のバリンビンは、昨年6月の万博・地球市民村で使われていたものを、アテンダントのY.Y.さんがいただいた、ヒロパパがY.Y.さんにお借りし、その内挙げるよと言われヒロパパが持っている、こんな顛末のものです。
前々から、日本の竹で作れないかと、真竹や破竹を切るたびに材料を見比べていましたが、丁度良い長さで節間の長いものが見付からない、たまたま先日の「こども東山森づくり隊」のイベントで出会った「トウチク」が丁度良い太さと長さを持っている事を発見し、これで試作してみたのが写真の半乾きのバリンビンです。

音が響かない原因は一体何?、
竹の長さと肉厚は殆ど同じ、とすると一番の問題は乾燥のさせ方不足と見ています。一寸慌てすぎた・・というのが今回の失敗だったと考えています。もう一度良く乾燥させてから作ってみますが、この楽器は弁状の部分の振動と裂け目の摺り合せが重要な要素で、もし、竹の材質の問題だとするとフィリピンの竹を使わなくてはならない?、これらが原因だと一寸重荷になってしまいますが・・。

”天白渓湿地に水がゆきわたっていました”
(なごや東山森づくりの会・定期活動日)
(Recovering Job at TENPAKU-KEI Damp Ground)
今日は「東山森づくりの会」の定期活動日でした。活動場所は、前回1月8日に手入れをした天白渓湿地、その時はカラカラだった湿地が、先月下旬の雨で写真の様に湿地全体に水がゆきわたり、前回の作業で実施した湿地内の堤防や削り取った部分が、浅くも無く深くも無く丁度良い程度の水溜りになっていました。それに、既に「アカガエル」が卵を、「セリ」が芽をだし、もう直ぐ春だよ!って宣言しています。
従って、もう湿地内の手入れは今度冬になるまでは出来ない、そこで、今日の作業は、湿地の周りの笹刈りと込み合った樹木の間伐でした。

1月8日で学んだことですが、この湿地に流れ込む水量は、湿地の周りの植生の多少、種類にも大きく影響されます。この附近には竹林はありませんが笹も多くの水を吸い上げる、そこで笹刈りとなる訳です。それに、間伐をして、湿地全体への太陽光を増やせば、小鳥、昆虫を始め湿地を好む動植物が増える、こんなことを期待しての作業です。

さて、右の写真は、ここを良くご存知のSさんにご案内してただいた、この付近に自生している「エンシュウムヨウラン」です。漢字では「遠州無葉蘭」で名前の通り、葉っぱは無く、5〜6月頃てっぺんに2・3個の黄色か紫の花を付ける多年生腐生植物(光合成せず、根に菌類を付け、そこから栄養を取っている植物、ギンリョウソウもその一つ)で、インターネットで調べましたら、愛知県では絶滅危惧U類(VU)に分類されている貴重なものでした。
写真は、多分種子を飛ばした後のもの?、これにどの様に花がつくのか、別の茎を伸ばして花をつけるのか分かりませんが、花は開いている期間が極端に短いとのこと、5〜6月頃ここに足しげく通わないと花は見れない・・のかもしれません。
附近には、カンアオイも既に葉を広げ花を付けています。ギフチョウ(カンアオイがないと生きられない)が飛び交うといいですね。

”葛餅を作ろう・・最終”
葛餅を食べることができました!
(Let's Try to make the Kudzu Starch Cake, ・・Final)
今日は、2月12日葛根掘りから始まった”葛餅をつくろう”の最終日、抽出した葛澱粉を使って葛餅を作り試食してきました。途中の、葛根洗い(2月14日)、澱粉抽出(2月19日)、澱粉の乾燥(2月28日)の苦労を思い出しながら、とにもかくにも、まずは、美味しかった〜!・・です。

さて、上の写真は、夫々が粉砕して持ち帰った葛根から抽出した澱粉の品評会の様子です。
澱粉の収量は、ヒロパパは3.6%、多い方で8.1%、少ない方で1.2%、全体の合計は、21キロの葛根に対して843グラムで4%程度の結果、昨年の3%に比べ1ポイント向上です。
では、その澱粉の質は?・・真ん中の紙の上のものは、プロが抽出した高価な「吉野本葛」で、さすが真っ白です。周りのラップの上のものが我々のもの、多分細かい繊維質?と思われるものがが残っていて微妙な色合いです。”何故こんなに真っ白くできるのか?、その工程は?”・・とプロにお聞きになった方が居られましたが、”企業秘密”との回答だったそうです。

いよいよ葛餅クッキング、レシピは、葛粉;50グラムに対して、水;250cc、お砂糖;40グラム(最少)を火に掛けて透明でモチモチ感が出るまでなべ底から丁寧にかき回す、その後、約20分蒸す、あら熱を取った後冷蔵庫へ、これで出来上がりです。
冷蔵庫から取り出し、これに、黄粉をまぶして、好みに応じて黒蜜をかけて食します。今日は、この黄粉も大豆を焼き、持ち込んだ石臼(←すごいものをお持ちの方がおられますね!)ですりつぶした純粋な自家製で、これも美味しさをますます引き立てていました。

下の写真・左は、市販品の葛澱粉の葛餅、右は、ヒロパパが抽出した葛澱粉の葛餅、色は黒砂糖を使った為大きな違いは見難いのですが、皆で夫々を食べ比べ、味は、純粋・真っ白で作ったものは”サラリ感”が、繊維質?が含まれている方は”こくがある”感じでした。風邪薬の葛根湯にも葛根が含まれて居ますので、少しぐらい葛根澱粉の色が悪くても”こく”を楽しむことが出来ます。

それに、今日の特別出演;胡麻豆腐も全部自家製、いい味でした。
皆様、”いい仕事してますね〜・・”。

”チャンチンモドキ、装飾用?”
(Chanchinmodoki for Ornament)
写真は、3年前に東山植物園で拾ってきた「チャンチンモドキ」の種子を、ヒロパパの宝物の一つ”駄石磨き器”に入れて時々ぐるぐる回し、表面を綺麗にしたつもりのものです。

もうこれ以上つるつるにならない・・と表面磨きをこれくらいにして、一部を、写真の様に小さいねじを取り付け、紐でも通して、装飾品に?と思っています。リュックの背中にでも取り付けて楽しめれば最高ですが・・。
写真に写っているチャンチンモドキではない面白い形をした3個は、乾燥したユーカリの蕾(花が咲かずにそのまま枯れてしまった?)です。動物園のコアラ用ユーカリ畑に行った折拾ってきたもので、どの種類のユーカリかはわかりません。この形の蕾は、そうそう簡単に手に入るものでは無く、貴重なんですよ。

”澱粉の顕微鏡画像”
(Image of Starch-Particle on Microscope)
先月2月27日にお約束した澱粉の顕微鏡写真を撮ってみました。

左は、丁度家にあった片栗粉(馬鈴薯澱粉)で、右は、先日以来苦労して抽出した葛の澱粉です。
どちらも、イソジンうがい薬で色づけし、顕微鏡もカメラも同じ状態(同じ倍率、但し具体的な倍率の数値は分からない)です。
ご覧ください、馬鈴薯の澱粉に比べ葛の澱粉はものすごく小さいですね。同じ澱粉でもこんなに違うのですね、

以下、理科の勉強です。
澱粉はブドウ糖が100〜1000個結合したもので、結合の仕方によって、”アミロース”と”アミロべクチン”に分かれる。馬鈴薯の澱粉はこれの比が25:75で、とうもろこし、えんどう豆とほぼ同じ、さつまいもやお米の澱粉はアミロースの比率がもっと低く、小麦は逆に少し多い。では、葛の澱粉は?、・・これについては何処にも記載はありませんでした。アミロースが少ないほどモチモチ感が増え、もち米はアミロースを含まない。
それに顕微鏡について、使っているものは偏光観察ができるものです。今回は透過光での観察ですが、偏光フィルターを使って工夫をするともっと綺麗に観察できるはずです・・・、また機会をみて試してみます。

・・・といかにも前々から知っていたかのように書いていますが、これら全てインターネットで拾った俄仕立ての、知ったかぶりの知識です。

”早いもので、もう3月”
(Time flies like an arrow)
”光陰矢の如し”って本当ですね。早いものでもう3月、写真は付近の生産緑地の白梅、雨降りの中、咲き始めていました。ここには紅梅も植わっていて、こちらの方は、もう五部咲きです。
何故、紅梅の方が少し早めに咲くのかな、それにしても、梅の木は全身で昨年から?準備していたにしても、このごろの気温差の微細な変化を感じ取っ花を咲かせる、梅だけではありませんが、植物の持つ気温に対するセンサーの精度と確度には驚かされます。

さて、昨年の3月は?・・万博開催直前で、ボランティアの活動予定も決まり、その情報を仕入れるのに忙しかった、一昨年の3月は?・・当家のおばあちゃんの介護計画を軌道に乗せるべく走り回っていた、3年前の3月は・・多分このホームページを立ち上げようと四苦八苦していた・・あまり代わり栄えのしない毎日だ〜!という感じです。
でも、所謂”興味津々”、”看脚下(自分自身を顧みることを忘れずに)”、”時々勤払拭(毎日々々を積み重ねる)”でばんがるぞ!。