2006年7月のつぶやき
世の中には、綺麗なもの、不思議なこと、奇妙なこと、可笑しいことがいっぱいですね。
気がついた折紹介しています。
2006年7月31日

"カラスウリの花”
(a flower of SnakeGourd)
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暫らくこのホームページのアップロードをお休みしていましたが、昨日帰宅して今日から再開です。27日からの分を今日アップロードしましたのであわせてご覧ください。
いったい何をしていたんだ?・・実は山へ行って童話・桃太郎さんの”おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯・・”のおじいさんみたいに、毎年梅雨明けに行っている恒例の山の雑草刈りです。昨年は7月30日7月25日に話題にしましたが、今年も状況は全く同じ、少しは除草剤でも散布したら・・なんて話もありましたが、自然が一番!で除草剤は使わないことにしています。
ただ、今年はたまたま調達できたエンジン付き草刈り器が威力を発揮して、昨年は1週間程度掛かっていたところが、細かいところは残っているにしてもほぼ2日間(実労時間は多分4時間程度)で完了、楽チンをしてしまいました。でも、草刈り器は一寸エンジンが掛かり難く苦労したのですが・・。

それにもう一つ、帰路の高速道路上で”鹿君と並走!”してしまいました。、伊那インターを過ぎて駒ヶ根サービスエリアへの途中、渋滞でもないのに前の車がスピードを落としハザードランプを点滅させ始めた、いったい何?とヒロパパもスピードを落としてハザードランプをつけて、恐る恐る近づくと、なんと鹿君が、どこから入り込んだのか追い越し車線を一人でまっすぐ前を見て真面目な顔をしてトコトコと名古屋に向かってマラソンをしているではないですか!、あいにくカメラはバッグの中、それに車を止めることも出来ず撮影は諦めましたが、この部分は上下線が防音壁で外にも出れず困っていたのでしょうね。幸い交通量はそれ程多くなく、暫らくして反対車線をピーポー鳴らして保守用車両が走ってゆき、全国ニュースでもローカルニュースでも事故のニュースもありませんでしたので、何事も無く鹿君は山に帰ったのではと思っています。
でも鹿君達にとっては、高速道路で自分達のテリトリーが縦断され迷惑な話ですよね。
2004年12月15日に緑地内の都市計画道路建設のお話しをしましたが、少なくとも橋梁やシェルターやトンネルで動物達にとってなんら変わらない生活領域を確保する工夫が欲しいですね。

さて、今日の本題は写真の花、レース飾りを付けた、これは「カラスウリ」の花(雌花)です。下が蕾、上が開いたところ、蕾からは想像できないなにか妖艶な感じで不思議な形をしています。
多分、あまり見かけることが出来ない、その理由は、開花は暗くなってからで、しかもカラスウリのある場所は藪の中、あまり夜遅くはうろつかない場所、こんなことと思われます。
実は、今週土曜日の子ども隊イベントの灯火採集の往路や復路に子ども達にも見せたいとの会員の発案で、昨日確認をした訳です。
でも、何故夜花を咲かせることにしたのか、しかも雌花と雄花と異株で咲くことにしたのか、雌花と雄花の咲く密度が違う(雄花はかたまって咲くが雌花はところどころ)のは何故、この白色と不思議な形の効果は、いろいろ疑問が浮かんできます。
少なくとも、夜昆虫を誘うのには白色とこの形が最適?で、それに香り(強くは無い)で特別の昆虫(スズメ蛾?)と共生できている・・・、カラスウリにとってこの方法が一番リスクを避けて確実に子孫を残せる方法と決めたみたい・・・こんなことも会員の皆様からお聞きしました。またまた知識レベルを上げることができました、Tさん、Taさん、Hさん、ありがとうございました。

参考までに、カラスウリの雄花は、外見は同じ、ただ中心部が丸い形のオシベ?のみ、蕾の状態では、花柄の基部にふくらみが無い、こんなことで区別ができそうです。

"灯火採集、予行演習”
(Floodlighting for Insect-Collecting)
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今日は夕方から来週実施される子ども森づくり隊の第二回イベントの予行演習でした。
夕方集まって、特に”灯火採集”の機器の組立と集まってくる虫の種類調査と真っ暗くなってからの散策ルートの確認でした。
写真は、灯火採集の機器を組み立てたところ、購入したのは投光ランプ部分のみで、あとは会員から寄付があった物干し台とシーツで作った手作り幕、皆様、いい仕事してますね〜!。
灯火ランプはカブトムシ等が集まりやすい水銀灯(550nm)と蛾等が集まってくるといわれている捕虫用蛍光灯(360nm)です。これに発電機を回して野原の真ん中で森に光を向けて、さてテスト、まず集まってきたのは小さな昆虫やスズメバチ、子ども達の喜ぶカブトムシやカミキリムシがたくさん来るといいのですが・・、そうはうまくゆかないのかな〜。

"アルフォンソ・マンゴー”
(IceCream made by Alphonso Mango Pulp)
写真は、蓼科湖の湖畔にある自然派インド料理の店”ナタラジ(Nataraj)”、作業の合間にお昼ごはんのために寄ってみました。パンフレットには、Indian Vegetarian Restaurantと書いてあり、カレー料理やナン、美味しかったですよ。
上の写真は食後のデザートのマンゴーアイスクリーム、これも最高、何かが違う?・・と写真を撮ってお店の方に聞いてみましたら、マンゴーはアルフォンソ・マンゴー、このマンゴーは生ではインドから日本に入ってこない、缶詰だけど・・とのことでした。甘さ抜群、味・香り最高、スーパーで買う沖縄、フィリッピン、メキシコのものとは二味も三味も違う?みたいでした。
缶詰でもいいから今度明治屋あたりで探してみようかな・・。さて、アルフォンソ・マンゴー”って何はココをクリックしてみてください。

さてさて、食べ終わってお店を出るとき、都内にも店を持っているんですよ、とのお店の方の言葉に、やっと思い出しました。ヒロパパの自宅近く、荻窪駅南口に同じお店があり( 2004年3月31日の話題)何度か通ったことがあるではないですか、どうも何処かで見た覚えのあるお店だとの記憶は少しは残っていたみたいです。

それに写真の、お隣のお店も面白いものがいっぱいでした。インドの小物以外に、東南アジアの小物、バリ猫とかベトナムの竹の木琴、サンポーニャ、等々、こんど行った時に又寄って何か買ってしまいそう・・。

"ニッコウキスゲが満開です”
(Nikkou-kisuge at kurumayama, kirigamine)
写真は今日の霧が峰、コロボックルヒュッテの周辺です。
ニッコウキスゲが満開です。でも今年は少し遅いのかな?、多分ヒロパパが来るまで待っていてくれた・・と思うことにします。
この付近には、シシウド、ヤナギラン、ノリウツギ、カラマツソウ、ホタルブクロ、コウリンカ、・・・も咲いていました。それぞれは又別の機会に写真付きで紹介します。

ところで、今回は作業目的で来たのに遊びまわっているではないか!、イエイエ、これは往路での一寸した道草です。

"ランカマキリ”
(Orchid Mantis)
写真は、ランカマキリ(ハナカマキリ)です。
台湾のOさんより昨日メールで届いたもの、Oさんは、時々このホームページを見てくださっている?、日本語は読めないが写真で昆虫が時々出てくる、では・・と言うことでご親切に送っていただいたものです。Oさん、どうもありがとうございました。
それにしても、このカマキリは不思議ですね〜、形も色も蘭に擬態させています。
同時に送られてきた説明文(下述)は、所謂トラディショナル・チャイニーズで書かれていますが、なんとなく理解できるのは同じ漢字文化圏だからなのでしょうか、でも発音は難しいんですよ。

蘭花螳螂

蘭花螳螂是地球上進化得最完美的生物,在很多不同種類的蘭花裏,會生長著不同種類的蘭花螳螂。它們有最完美的偽裝,而且能隨著花色的深淺調整自己身體的顏色。

"「ミウラ折り」っていうものをご存知ですか?”
(Miura-Ori)
写真は、今度8月上旬に子ども達を集めて行われる”夜の森で出会う虫たちー夏の夜の森歩き”のイベントに参加する子ども達に配付する資料です。このホームページをお休みした24日に作っていたものです。
中身は、その時行われる灯光採集で集まってくるだろう虫達を選んでA4の用紙にプリントしたものです。この資料を隊長のTさんの、「ミウラ折り」して渡せば持ち歩きに便利だし、との提案で作ったものです。
今回は、縦3ッ折り、横5ッ折りでA4の寸法(210mm×297mm)に対して、貼り付けた台紙の大きさの75mm×90mm以内、面積で1/10程度に収めることができました。

紙を折ってゆけばどんどん小さくなるのは当たり前ではないか、ご尤もです、が、この「ミウラ折り」は広げたり縮めたりがワンタッチで出来ることが特徴です。地図や衛星のソーラーパネルにも利用されています。何故ワンタッチで?かは、縦横の折り目が直角ではなくづれて交わっている、その為交点に力が集中しない、こんなことみたいです。交点の交わる角度は数度から5度程度(角度を大きくすると広げやすくなるが縮小率が下がる)であれば、それ程見栄えが悪くならない、ということで今回は5度程度にしました。写真のプラスティックの板は、これを折るときの目安をプラスティック板に書いて、これに沿って折れる様に作ったガイド板です。

今回苦労したところは、このミウラ折りではなくて、”折りたたんだ状態でどれ程の大きさの台紙を用意したらよいか”の部分でした。ポケットに入れる事を前提に台紙を出来る限り小さくしたい、でもすこし折る角度が違うと途端に形が変わる、こんなことの試行錯誤を繰り返し台紙の大きさを決め、画用紙にプリントし、カッターナイフで切って、やっと完成しました。作った数は80部、子ども達は喜んでつかってくれれば最高ですね。

尚、ミウラ折りの詳細については、「roo2長方形のミウラ折り」「ミウラ折りのメモ用紙作ろう」をご覧ください。それに自分でも試してみてください、面白いですよ!。

お断り;明日から数日間所用がありこのホームページをお休みさせていただきます。お休みして何するんだ・・は、又数日後ご報告させていただきます。それにしても梅雨がもう直ぐ明ける・・と暑くなりそうですね。暑さ対策をお忘れなく!。

"またまたトウキョウサンショウウオ、素敵な新居”
(Our Salamanders,Now)
昨日はこのホームページのアップデートをお休みしてしまいました。楽しみにしていた皆さん申し訳ありませ・・・オイオイ誰も楽しみなんかにしていないぞ!・・分かりました、すみません。いったい何をしていたんだ?、実は今度の子ども隊のイベント用に”あるもの”を作っていたのですが、思い通りにゆかず少し手間取ってしまいました。”あるもの”って何だ、については又別の機会に話題にします。

さて、写真はつい先日の里山の家の「トウキョウサンショウウオ」です。
勿論もう全て陸上での生活で、落ち葉や枯れ枝の下に隠れていて昼間は見ることができません、が、落ち葉をそっと取り除いて写真撮影です。
餌は小さい昆虫?と里親のJさんにお聞きしましたら、落ち葉を入替えているだけとのこと、説明では落ち葉にくっ付いている顕微鏡的な小生物(もしかしたら、7月5日話題にしたダニみたいなものかな?)を食べているのだそうです。
しかも、暫らくはこの状態で里山の家で過すとのこと、Jさん、ご苦労様です。
それに、このトウキョウサンショウウオの住居はこの道のプロ;東山動物園のFさんからもお褒めの言葉をいただいたとのこと、10センチ程度まで大きくなる?のでしょうか、楽しみですね〜。

"お蚕さんが繭を作り初めましよ!”
(Spining a Cocoon)
今月16日話題にした里山の家のお蚕さんが、つぎつぎと繭を作り始めました(写真)。
桑を食べるのを止め、上半身を持ち上げ、身体が真っ白から少し黄みがかって透き通ってくる、それに下痢気味の排泄物を出したら、これから繭を作るぞッ!のシグナルなんです。
このようなお蚕さんを見つけては”まぶし”に移してゆく、今日は皆でこれを楽しんできました。ただ、まぶしに移すのは後から綺麗に糸を取り出すためで、お蚕さんにとっては迷惑なお話かもしれませんが・・。

さて、本当に絹糸にするつもりなのかな?・・繭を作ってその中で蛹になって、暫らくすると成虫のお蚕さんが繭に穴を開けて出てきて、里山の家の中をお蚕さんが乱舞!、これも面白いかも。
一部は製糸、一部は来年のために産卵、来年卵から育てる、この技術を習得して来年から「絹糸はどうしてつくるの?」との子ども隊シリーズ講座にする、こんな案もありますが、誰か出来る人がいればいいですね。Jさんにお願いしてみてはどうでしょうか、が、いろいろ道具も必要だし世話が大変・・即、断られそう〜。

"チョウトンボ、やっと撮ることができました”
(Cho-Tombo)
今年の梅雨は長〜い、いつ夏空になるのでしょうかね・・でも今日は梅雨の間のつかの間の晴れ間、我がこのホームページも種切れ寸前、そこで今日は平和公園南部緑地に取材散歩をしてきました。
目的の一つに、予てからこの付近の湿地を飛び回っている、”チョウトンボ”の撮影でした。実は、森づくりの会のKさんから彼が撮影したチョウトンボの綺麗な写真を見せられ、いつか自分でも思っていたところでした。
チョウトンボ(写真)は、他のトンボに比べヒラヒラと優雅に飛びます。ところが、ヒラヒラと飛ぶばかりでなかなか止まってくれません。翅が大きいからゆっくりと動けばいい、だから疲れない?のでしょうか。
3・40分そこに留まって、やっと止まったところを何枚かパチパチ、その中でフォーカスの合っていた1枚です。
が、あいにく後ろから、やはり前向きの方がいいですよね、残念!。

ヒロパパが小学校の頃は、新池から流れ出て山崎川に流れ込む小さなどぶ川がまだ暗渠になっておらず、ここにオハグロトンボ(ハグロトンボ)やイトトンボがいっぱい飛び回っていましたが、この頃はこれらをこの付近で見かけることが無くなりました。
道路を通す為に暗渠にしてしまう、これも自然破壊、しかも降った雨を流すことばかり考えず、夫々の場所で保水する工夫をしないと、落ちてしまった保水能力が原因で山崩れ・がけ崩れが起こる、降った雨の相当の量は落ち葉や木々が蓄えていてくれているはずです。

さて、トンボと言えば、静岡県磐田市がトンボの町であることをご存知ですか。市内に桶ヶ谷沼というトンボの生息地があり、ここには日本にいるトンボの1/3、66種類のトンボが生息しているそうです。ヒロパパも数年前、この桶ヶ谷沼で初めてチョウトンボを見たことがありましたが、この桶ヶ谷沼がこんなに有名だったとは、もっと足しげく通っておけばよかったと反省しきりです。

"残ったもの、消えたもの”
(Memories of Expo 2005 AICHI)
またまた続きもの・・、
開園した、愛・地球博記念公園(愛称;モリコロパーク)に万博の痕跡を探してみました。勿論心の中にはいっぱい残っていますが・・。

写真(上)は、地球市民村として使われていた「愛知国際児童年記念館」の内部で、当時から飾られていたそのまま、参加NPO/NGOの壁掛け展示ボックスです。お二人の叔母様がご覧になっているのは、昨年6月ヒロパパがボランティアで参加した”自然育児友の会”のものです。

さて、これ以外は?・・
昨年9月28日に話題にした寄せ書きは展示は無く、まだ倉庫に眠っているのかな?
寺澤孝明氏の銅像「緑陰」(昨年8月13日の写真)「未来への風」(昨年8月31日の写真)は、あった場所から消えていました。公園内の他の場所に移動したのか、寺澤さん宅に里帰り?
グローイングビレッジのサーカスツリー(昨年5月13日の記事)は無し、ジョンさんのご自宅に移植されたのか?
マータイさんが植樹された愛知県の県木”ハナノキ”(昨年5月26日の写真)は、同じ場所に植わっていました。
目を転じてまだ未開園のエリアに、ここは”花の広場”になる予定地?ですが、ポツンと丸い建物が、・・そうだ、これはタイ、シンガポール、ベトナム等があったエリアへ降りるところにあった2階が台湾料理で下にインドカレーのレストランが入っていた建物だ等々・・なにか宝探しみたい!・・これからもこんな楽しみ方もあり!と思いますよ。

"モリコロパークが開園しました”
(Global Village EXPO2005 AICHI,Now!)
昨日に引き続き万博の記憶・・、
先週15日から、万博会場の一部、万博時、わんぱく宝島、地球市民村、グローイングビレッジ、大観覧車、水の広場のエリアが、愛・地球博記念公園(愛称;モリコロパーク)の一部として開園しました。
一度行ってみないと・・と思いつつ、このところの毎日の雨振りで気が引けていましたが、今日小雨の中を強行軍、既に外国パビリオンや企業パビリオンは取り壊され、グローバルループも無く、ところどころ残っている地形を見ながら、そうそうココにxxが有った所だ、アレ!これは残っているぞ等々懐かしんできました。

写真(上)は、観覧車から見下ろした地球市民村だった建物「愛知国際児童年記念館」の周辺で、今、万博で活躍したロボットの展示をしていました(写真・下)。
昨年9月24日の写真と見比べてください、竹篭のパビリオン、竹林、麦畑やお茶畑、それにビーグッドカフェが消えて芝生に変わっています。あの時の喧騒がウソみたいです。
それにサツキとメイの家も見学できます・・が予約が必要で既に数ヶ月先までいっぱいとのこと、人気が続いているんですね〜。
今日はお天気が悪く画像が不明瞭、今度お天気の良い時に行ってみることにします。

"私にできることは、なんだろう”
(What can I do to help?)
すごい雨、ヒロパパが小さい頃住んでいた岡谷市もついにニュースを賑わしてしまいました。
天竜川の出発点、諏訪湖の釜口水門の直ぐ傍の湊地区で土砂崩れ、犠牲者がでています。それに諏訪湖の水位が上がり、流れ込んでいる川に逆流、街中でも道路が冠水、学校は休講、高速が交通止めで一般国道が数珠つなぎ・・こんな状況みたいです。優しいTさんからはお見舞いのメールまで頂いてしまい、ありがとうございました。我が親戚や知人は大丈夫でしたのでご安心ください。

さて、写真はこのような日にゆっくりと眺められる本「私にできることは、なんだろう」・・です。
この本は、昨年の万博開催中、地球市民村に出展したNPO/NGOが問いかけた問題が掲載されています。開催期間中は、ヒロパパがボランティアしていた地球市民村・インフォメーションデスクで希望者に無償で配布されていました(現在は装丁を新たにして一部1000円ですが)。

読み進むとその都度考えなくてはならない問題がいっぱいです。
参考までに、表紙の紹介文を転記します。

環境、平和、国際協力。
地球の今と、これからの問題を、330掲載しました。


21世紀初の国際博覧会「愛・地球博」で、
万博の主催者事業に、初めて市民団体が参加した「地球市民村」。

30ユニット、約100団体のNPO/NGOが
参加型のプログラムを通して、問いかけました。

今日の社会を明日へ。その次の世代へ。
持続可能な社会の為に、
私にできることは、なんだろう。

この本は、地球の事実をより多くの人に
知ってもらいたくて、生まれました。

ぱらぱらめくって眺めて、えっ!と思ったら
誰かと、今日の話題にしてみてください。


データ;
本名;「私にできることは、なんだろう」
編者;地球市民村、発行所;株式会社アスコム(tel;03-3239-5371(営業部))

"おばあちゃんのお箏”
(O-Koto)
我家の壊れている楽器について”今年4月14日のタバッチ・テレビに出演”の時に話題にしましたが、写真はその内の一つ、おばあちゃんのお箏です。

包みを解いて付属品を並べてみました。お箏の足、譜面台、箏柱(ことじ)が13個、円柱形の硬い棒が一個、それに筝曲楽譜(お箏の譜面)や教科書が出てきました。
すでに弦は切れていますが本体は壊れている訳でも無く、弦を張り替えれば使えそうです。それにお箏の弦は13本だから箏柱(ことじ)も13個で良いにかな?、これ以外に不足している部品があるのどうか?良く分かりません。今度、お琴の修理屋さんにでも聞いてみないと・・・。

そこでお箏の譜面を初めて目にしました(右の写真、六段の調と書いてありました)。
ご覧の通り、ところどころ漢字が混ざる漢数字と不思議な記号、それにカタカナで”チン、トン、シャン、シャシャコーローリ、トン、コーロリン、・・・・”と振り仮名が附ってあります。これもヒロパパにとって解読不可能、現在でも、三味線、胡弓、篠笛等の和楽器の楽譜はこんな感じなのでしょうか?。
この楽譜の発行日が昭和5年、定價金弐拾五銭と記載があり、この時は当家のおばあちゃんの二十歳前後の時代、その頃のお箏とすると75年〜80年前、良く生き延びてきたものです。ヒロパパよりづっと長生きのお箏、それ程高級品とは思えませんが、大切にしなくては・・!。

"葉っぱの気孔”
(Image of Stomata)
7月13日のコナラの気孔写真に引き続き、昨日平和公園南部緑地を代表する樹木の気孔の写真を撮ってみました。掲載した画像は、その中でも比較的葉っぱ(裏)の気孔が明確に見えた「カクレミノ」(左)、「クス」(真ん中)と「ヤナギ」(右)です。

顕微鏡を里山の家に持ち込み、サンプルの選択と顕微鏡用のレプリカサンプルはその道のプロであるTaさんとFさんにお願いし、ヒロパパはカメラでパチパチ、全て同じ条件で撮影していますので良く分かりますが、形や数や大きさが植物によってこんなに違うのですね、驚きです。

インターネットで調べたところ、気孔の形状には”八つのタイプがある”とのことでしたが、さて掲載した気孔がどのタイプに属するのかヒロパパには皆目見当が付きません。
それに拡大して見ていただくと分かりますが、視野全面に焦点を合わせる事が難しくボケてしまっている部分がある、これは他の画像から考えて顕微鏡とカメラの問題ではなくサンプルのほんの少しの凹凸が原因しているみたい、では、この倍率の焦点深度で焦点を合わせて見るためのレプリカサンプルの作り方はどうすればいいのか、倍率を下げ撮影後拡大するか、・・等々まだ問題が残っています。
Taさんはサンプル作りについては秘策をお持ちのようですので期待していることにします。

参考までに、倍率は対眼が10×、対物が50×で視野の面積は約0.2平方ミリメータ程度です。

"かいこ(蚕)”
(Silkworms at Satoyama-no-Ie)
写真のお蚕さんは、里山の家にいる里親がJさんのお蚕さんです。
Jさんといえば、度々このホームページを賑わしているあの東京山椒魚の里親もされています。東京山椒魚は、全部上陸しJさんが用意した落ち葉と枯れ枝の新居に移り昼間は隠れていて見ることが出来ません。夜間餌を食べる時にでも写真が撮れればいいのですが、又その内にJさんにお願いすることにします。

さて、ヒロパパが小さい頃過した信州・岡谷では、何処の農家でも2階に必ず蚕棚がありました。時々お手伝いで桑の葉っぱを桑畑から採ってきて蚕棚にばら撒くと、一斉に湧き上がる蚕が新しい桑を食べるサワサワ・・サワサワという音がまだ耳に残っています。
それと既にJさんがお作りになったのか”蔟(まぶし・お蚕さんが繭を作るための個室をダンボールで作ったもの)”が用意されていました。お蚕さんは脱皮をする毎に1,2,3、4齢(れい)と呼び、最後の5齢で繭になる、このお蚕さんが4齢であればその内桑を食べるのをやめて”まぶし”入り繭を作ってゆく、ココには約150匹居ると聞いていますので、150以上の個室が必要となります。
蚕は上に登る性質がある、そういえば田舎で見たときも”まぶし”を時々回転させていた事を思い出しました。そうしないと「繭を作る場所が無い!」と文句を言うお蚕さんが居るみたいです。
お蚕さんが繭に入って蛹になった時、その状態のままお湯で煮て小さな箒みたいなもので最初の糸口を見つけ、数個の繭の糸口を一緒にして絹糸として巻き取ってゆく、昔はこんな作業がいたる所で見ることができました。お蚕さんが作る繭一つで1,500メータ、これが全て繋がった状態で取れるそうです、すごいですね〜。勿論絹布に使う糸は数本寄り合わせたものですが、150匹×1,500メータ=225キロ、これの1/3として75キロメータの絹糸で着物何着作れるのでしょうか。その内Jさんが絹でできた演歌歌手的着物で里山の家に現れたらこれは最高の出来事になりそうです。

ついでに、養蚕・製糸が盛んだった岡谷市は今は絵本や童話の町として起死回生を狙っていますが・・苦労しているみたい、市内にあるお蚕さんに関する博物館(蚕糸博物館)等がありますので、諏訪湖に遊びに行った折には寄ってみてあげてください。

"越中八尾・おわら風の盆”
(Owara Kaze-no-Bon)
暑い日が続いています、脳みそがウダッテしまいそうー。
さて、このところ京都の宵山祭り、博多祇園山笠、徳島阿波踊り・・とお祭りのニュースが飛び込んでいます。
お祭りといえば、ヒロパパは、一昨年は信州諏訪の御船祭りや御柱祭りに参加したり、昨年は万博と、お祭りは好きなほうなのですが、このところとんと無縁でした。

画像は、「越中八尾のおわら風の盆」の切り絵(岩田長峯さん作)の絵葉書、実は、先月ニュースソースは忘れましたが名古屋市内東別院で今日この催しがある、前々からこの「おわら風の盆」が他のお祭りに比べものすごく静かで哀調を帯びたものとの印象があり一度見てみたいと思っていましたので早速小雨が降る中行ってきました。
カメラに三脚を持って午後7時開始にあわせ到着、今日の写真は、シャッタースピードを少し遅くして手の動きをダブらせながら写し込む、いい写真が撮れそう・・と準備しシャッターを押し・・アレー!反応なし、設定間違いかといろいろ触ってみてもウンともスンともいわない、暗い中でよくよくパネルを見てみましたら、バッテリー表示がピコピコ点滅していて、バッテリーあがり・・と言うことで今日の画像は会場で購入した前述の絵葉書になってしまいました。

写真には撮れませんでしたが、おはら風の盆は、素晴らしかったですよ。本当に静かでおとなしい節と三味線と胡弓それに太鼓、踊り手は遠慮しがちに時々手を叩くのみで、手のひらや身振りの動と静の動き、それに二つ折りの顔が隠れる大きな編笠、皆様ものすごく美人に見えてしまうのは何故でしょうか。世の中、がんがん大きな音を立てたり、勇猛果敢に走り回ったりの他のお祭り多い中、多分これが「風の盆」と言われる所以なのでしょうね。本物は9月?、一度でいいから現地で味わってみたいお祭りの一つと再認識しました。

"ヤブカンゾウとキスゲ?”
(some Day Lily)
写真は平和公園南部緑地に咲いていた「ヤブカンゾウ」と「キスゲ?」です。
ヤブカンゾウは、花が八重、だから「ノカンゾウ」ではない、これは分かりましたが、さて、写真(真ん中)のものが何か?、まさか「ニッコウキスゲ(ゼンティカ)」がここにある訳はない、とすると「ユウスゲ」なのでしょうか、ユウスゲは花弁がもう少しスマートな感じがしますが、良く分かりません。
このユウスゲ?の花弁に写真(右)の小さな虫が群がって一生懸命食事中でした。「コガネムシ」の子ども?それとも鼻が短いけれど「ゾウムシ」かな?、これも良く分かりません。昆虫については、小学校5年生のtabattiちゃんに聞けば直ぐわかるんでしょうね、今度会ったら聞いてみようかな・・。

"やっとコナラの気孔の撮影に成功!”
(Image of KONARA's Stomata)
昨日に引き続き顕微鏡写真で、興味の無い皆様には苦痛となるかもしれませんがお許しを・・。

やっとコナラの気孔の姿を見ることができました(左の写真)。右の写真は、比較の為まったく同じ条件で撮影したツユクサの気孔です。
コナラの気孔はツユクサのそれに比べ中心部の長さは約1/5、単位面積あたりの個数は約30倍、まるで大きさや個数が違います。それにツユクサの気孔が向きが揃って規則的に並んでいるのに対してコナラは不規則でバラバラ、こんなことも分かります。

今迄使っていた液体絆創膏(商品名;リュウバンS)ではうまくゆかない、Taさんはマニキュアで成功したとのこと、そこで昨日の夕方、意を決してマニキュアを買いに行きました。
”変なおじさんが化粧品売り場をウロウロ”・・は奇異の目で見られそうでしたので、まずは店頭の販売員の方に「透明のマニキュアで一番安い物が欲しいんだけど、”理科の実験に使うんだからね”」・・と一応目的を正当化して・・、売り場では、ベースに使う云々もあるよ・・とか言われても良く分からない、最終的に普通のもの(252円)を購入しました。
その帰り道、コナラの葉っぱをもぎ取って持ち帰り早速マニキュアを塗布、さてこれで準備完了です。

以下今回の手順を紹介します。
1)コナラの葉っぱに直径1センチ程度にマニキュアを塗布する
2)暫らく乾燥するのを待つ(最低10分程度?)
3)マニキュアが乾燥したらセロハンテープで塗布したマニキュアを丁寧に剥ぎ取る
4)剥ぎ取ったセロハンテープの接着面(剥ぎ取ったマニキュア)を上にしてプレパラートに載せる、この時出来る限りプレパラートにセロハンテープが密着するように注意する
5)総合倍率;100倍以上の顕微鏡で透過光で観察する

掲載した写真では、視野内で焦点が合っていないところがあります、これは多分サンプルの凹凸か又はプレパラートにサンプルが水平にのっていない、こんなことが原因しているものと思われます。又見ているものが”レプリカ”なのか”表皮そのもの”なのかも定かではありません。でも形は分かった・・ということで満足しています。

さてさて、なんでこんなことしているの?ただ気孔の形を見て楽しんでいるの?・・イエイエ、もっともっと奥が深いんです。
皆様は木陰に入った時や森・林に足を踏み入れた時涼しく感じますよね、これは直射日光を樹木が遮っていることと以外に、樹木の葉っぱの気孔から放出される水分でのドライミスト効果によるものもあることが知られています。
このドライミストは、昨年万博での利用されご存知の方も多いと思います(関連記事;2005年7月10日及び2005年7月19日、それに万博のドライミスト設置の仕掛け人で権威者がヒロパパが参加し始めた自然観察界に良く参加されているTsuさんとのこと、驚きました)。
このドライミスト発生器が頭上を被っていれば数度の気温の違いはありそう、それでは樹木(植物)の種類ではこのドライミスト効果にどの様な違いが有るのか、気孔の数と葉っぱの数(葉っぱの数の調査については2006年7月1日みたいなことをするのかな?)、それに気孔の蒸散量が分かれば力ずくで計算できる・・とは言っても、では蒸散量はどうやって計測するのかな?
・・とにかく問題山積みです。

少なくとも形は分かった、これで数はカウントできる、平均値的でも数がわかれば基礎データとして使えそう、他の樹木についても同様な調査をしておけば、その森林の特徴をつかむことが出来るかもしれない・・まだまだ先の長いお話しです。

参考までに、今回の観察機器のデータを記載しておきます。
顕微鏡;オリンパス製BH-2、対眼レンズ;×10、対物レンズ;×50、透過光で観察、
カメラ;Nikon D-70s、レンズ;マクロ105mm、カメラアダプター;カフェラッティのコップ(これが重要←冗談ですが)

"タマムシの翅”
(Fantastic Designed Wing of the Jewel Beetle)
先日(7月10日)の自然観察会の折、散策路に交通事故それとも天敵に襲われたのか?タマムシ(ヤマトタマムシ)がころがっていました。
今日は、この拾ってきたタマムシの翅の顕微鏡写真(反射光で見ています)です。不思議な色合いと模様、それに起伏、自然のものは不思議さと美しさを兼ね備えているとおもいませんか。

上・左が拾ってきたタマムシの翅で長さが15ミリ程度のもの、上・右、下左→右とサンプルを動かさず倍率だけを変えて撮影しました。
実はこの顕微鏡を今迄何度か使っていながら、対眼レンズの倍率が10倍は分かっていましたが対物レンズの倍率がどの数値かが分からず、今日メーカ(オリンパス)に問合せ、やっと対物レンズの倍率が何処に記載されているかが分かり、遅まきながら明確になった次第です。
写真のものは、夫々対物レンズは5倍、10倍、20倍です。もう一つ対物レンズで50倍がありましたが、さすがにこれはサンプルが厚過ぎ引っかかり見ることはできませんでした。

さて、7月5日話題にしたコナラの気孔について、Tさんより観察に成功したとの連絡がありました。
手順は、マニキュアを塗り乾燥した時点でこれを表皮と一緒に剥ぎ取りこれを観察したとのこと、ヒロパパが液体絆創膏でレプリカを作って観察する方法と違い、例え葉っぱの内側から見ることになるとはいえ、実物を見ることが出来る、それに100倍で見れたとのこと、いよいよヒロパパもドラッグストアーの化粧品売り場でマニキュアの品定めをしなくてはならないはめになりました。多分「理科の実験に使うんだよ・・」なんて言いながら買うのでしょうね。

"美味しい「晩柑」”
(BANKAN, One of the Grapefruit)
今日は暫らくご無沙汰していた”万博Sさん”のお宅へ訪問してきました。目的はパソコンでの画像処理のお手伝いです。

まずは、画像を添付してメールを送る場合の画像のサイズを小さくすることでしたが、Sさんのパソコンにはサイズを変更するソフトが見当たらない???、これについては、再度調査して、無ければ例えばMicrosoft Photo Editor的なものをインストールすることが必要になりそうです。
次に、1枚の紙に複数の写真や文章を記載してアルバムを作る手法を、Excelをベースに、これに写真やワードアートを使ってデザインした文字を貼り付けプリントする手順を実施しました。
その他、スキャナーからの画像の取り込みの手順や、Excelを使って請求書や納品書の雛形をつくること、これらはもう大丈夫!、後は慣れるだけと思います。

さて、休憩時にはSさんの奥様特製のお料理をいっぱい頂いたり、自動車旅行の楽しいお話しをお聞きしたりと楽しい時を過させていただきました。

写真は休憩時頂いた「河内晩柑(ばんかん)」という名前のグレープフルーツ(詳細はココをクリック)、見た目はそれほどでもありませんが酸味と甘味の絶妙なバランスの上品な味でした。特に6−7月に収穫されるものが最高とのこと、毎年この時期に愛媛県から産地直送で取寄せておられるとの事でした。美味しい・美味しいのヒロパパの言葉でお土産にいただいてきてしまいました。それに、柑橘類を食べる時外側の皮を剥いたり中袋を切り取る時便利な”ムッキーちゃん”という道具(写真で左に写っているもの)も頂いてしまいました。冷蔵庫で冷やして楽しんでみます

さてさて宿題が残ってしまいましたので、これを”大義名分にして”又遊びにお伺いいたします。今日は本当にありがとうございました。

"初めての染色”
(Dyeing with Plants)
初めて草木染を体験してみました。
どこかの教室に通って云々ではありません、インターネットで手順を参照してですが、写真は”汚れたタオルではありません”、染色した完成品です。100円ショップで買ってきた木綿のバスタオル、絞り等の装飾なし、只単に一面同じ色に染めただけですが、自分では良い色がでたかな〜と自画自賛しています。

草木染って何を使ったの?・・実は今年2月19日に話題にした葛餅づくりの時出た上澄み液を使ったのです。約4リッターの上澄み液を5ヶ月間弱バケツにそのまま保管していました。上澄み液は、少し水分が蒸発して濃くなった感じですが腐るわけでもなくカビが生えてくるわけでもなく染まりそうな雰囲気になってきていました。
染色の手順は、@予め水洗いした後のタオルを、鍋にいれて煮立てた上澄み液に入れ、時々かき混ぜながら30分煮る、Aその後一度タオルを取り出し、媒染液(一番安価なお酢に同量の水と数本の釘を放り込んで煮立て1週間程度放置しておいたもの)を鍋に入れ良くかき混ぜる、Bその後対象をもう一度鍋に入れて20分程度煮る、C火を止めそのまま冷ます、D冷めたら取り出し、水洗いを何回も繰り返し天日干しにして・・完成です。

さて、色はどうだった?、スコットディックやDICのカラーサンプルは手元にありませんので、ウェブセーブカラー(写真のプリントしたもの)と見比べてみましたら、多分#999966に近い感じがしています。

さて、葛根の上澄み液はカビも生えない・腐りませんでしたので殺菌力があるのでしょうか、そうすると、この染色したタオルを身に付けていると薮蚊も寄り付かないのかな、今度森の中を歩く時持ち歩いて見ることにします。効果を期待したいですね。

"子ども達は元気ですね〜!”
(Kids are Cheerfully)
今日午前中は第二回目の自然観察会へ参加です。
前回6月11日に参加した折には、紹介される昆虫や植物の名前をメモするのに必死でしたが、毎回前月に観察したものをA3の裏表にプリントして配付していただけます、それに年間の記録が1冊の本となって発行されています。何時何処に何がどれ程あった(いた)という記録が年々積み重なってゆけば、自然の変化が読み取れる・・これはものすごく貴重な記録ですね。

さて、今日も前回と同様、ヒロパパは皆様に知識的にも運動能力的にもついてゆくのが精一杯、でも子ども達は元気です。
写真・左は、ニホンカナヘビ(カナヘビ科)のお腹をなでなでしている子、これらトカゲの仲間は裏返しにしてお腹をなでなでするとおとなしくじっとしています。気持ちがいいんでしょうかね〜?。さすがヒロパパもこんなことをしたことはありませんでした。ニホンカナヘビはニホントカゲに比べ皮膚はがさがさ、尻尾にはニホントカゲの様な青味掛かった光沢がない、それに尻尾が少し長めの感じがします。詳しくはココをクリックしてみてください
右の写真は、やっとこのところの雨で水が溜まったハンノキ湿地です。池に突き出している桟橋で「池に入ってもい〜い、泳いでもい〜い・・」等々オオはしゃぎです。この水溜りは底は泥ですが深さは最深でも30センチ程度、もし40センチを超えると条例で立て札を立てなくてはならない、従って、排水溝が深くならないように設定されています。ただ、湿地全体に水が行く渡るには、この水位では勿論不足、それに雨が少なければ直ぐ底が見えてしまいます(昨年10月13日の画像をご覧ください)。近くにある天白渓湿地と同様ここも、都市部の自然林にある湿地を保全してゆく難しさを代表している場所です。生物にとっては水は大切なんです、保水能力の豊富な自然を保持し、降った雨をコンクリートの排水溝で集め川に流さず地面に沁みこます、こんなことが必要ですが、保水能力を無視する宅地や道路開発が多すぎる、従って土砂崩れが起こる、この為水路を作らなくてはならない、悪循環ですよね。

"この鳥は?、「ホキ」と思います”
(Grey-Headed Lapwing)

訂正(追記;2006年7月9日);この鳥の名前は「ケリ(チドリ科)」です。
昨日と同じ、鳥の話題です。
若王子池の周りにある水田で餌を啄ばんでいました。からすと同じくらいの大きさで、羽を拡げると先端の三角形の黒と白い模様が綺麗です。

家に帰って鳥類図鑑(原色日本鳥類図鑑・保育社)を調べましたら、「ホキ(Grey-Headed Lapwing・チドリ科)みたいです。

訂正;この鳥の名前は「ケリ(チドリ科)」です。Tさんご指摘をありがとうございました。
図鑑では「ケリ」と確認していながら何故お魚の名前の「ホキ」と記載してしまったのか、皆目自分でもわかりません、誰ですかそろそろ痴呆症が始まったな!・・といっている人は。


それにしても、やはりもっと倍率の高い望遠レンズが欲しいな〜!、値段だけで比較すると、オートフォーカス対応600mm、倍率;8.6倍で¥1,200,000、400mmズームでも¥230,000、どちらにしても到底ヒロパパには高嶺の花、暫らくはこの程度の写真で我慢、我慢です。

"今日は七夕、カルガモの親子に会いました”
(Today is the TANABATA)
今日は七夕、この地方ではあいにくの曇り空で織姫や彦星は見えていません。街中では天の川も見れなくなっています、残念ですね。

さて、昨年、一昨年の7月7日はと、このホームページを見てみましたら、昨年7月7日は万博でSさんファミリーと良い出会い・不思議な出会いがありました。今もSさんファミリーとは仲良くさせていただいています。
それに一昨年の7月7日は、”光の速度は一定不変ではない”とか、2年前の7月7日は”織姫と彦星はこれからは逢瀬を楽しむことは出来ないんではないか云々”等々たわいない内容を話題にしていました。
今年の七夕は、先月1日話題にしたChiちゃんとMiちゃんに東山公園の恐竜の前で再会を・・なんて期待をしていましたが、片や関西、片や関東、それにお忙しい・・間に合いませんでした。今年の旧暦の七夕(7月7日)は7月31日、今度はこの日に焦点をあててお誘いしてみようかな・・。

さて、今日は恒例の当家のおばあちゃんの病院通いの日でいつものとおり待ち時間を利用して付近の散策でした。前回(6月13日の話題)雉を見かけた近くの、「若王子池」でカルガモの親子(写真)を見かけました。親の後にくっついて泳ぐ姿は可愛いものです。人間社会では幼児虐待等悲しいニュースが多い中、人間を除く動物の世界では自分の子どもを虐待するなんてことは無いのでは!。

"この方はどなた?”
(Syoen UEMURA's Japanese Paiting)
この美人は誰でしょうか?、湯上りでリラックスしている、かの有名な”楊貴妃”です。今日は、この”楊貴妃”ではなく、この絵を描いた方の話題です。

この絵を描いた方は、上村松園(うえむら・しょうえん)、今、愛知県長久手町にある「名都美術館」で、上村松園、上村松篁(しょうこう)、上村淳之(あつし)の親子三代の日本画の展示会が開催されていて、覘いてみました。この名都美術館は、リニモ・杁ヶ池公園駅より徒歩5分程度にあり、久しぶりにリニモにものってきました。

お母さんの松園さんは美人画が、そのお子さんの松篁さんは子どもとか動物が、それにお孫さんの淳之さんは鳥の絵が多かった感じがします。とにかく素晴らしい、この時代の日本画の大家である横山大観、伊藤深水、鏑木清方、平山郁夫・・、皆様のものも素晴らしいのですが、特に松篁さんの作品は何か暖かさを感じました。

それに今回は、松園さんの作品の草稿も並列して展示されていました。色彩は施されていませんが、同じ大きさの下絵を描き、その下絵に、手直しをしたい部分に別の紙を貼り付けて直してゆく、最終的にこの下絵を見ながら最終のものを新しい紙や布に描いてゆく、説明ではこの草稿の段階で殆どの時間を使っていると書いてありました。油絵は、上を塗りつぶして修正してしまえば済みますが、日本画の場合はそうはゆかない、そうなるとやはり草稿で満足したものにしておかないと・・ということです。

7月30日まで開催されています、訪問してみてください、心が和みますよ。

お断り;掲載した画像は、購入した絵葉書をスキャナーで取り込んだものです。

"コナラの葉っぱ、気孔は何処?”
(Leaves' Stomata)
7月1日に作業したコナラの樹木調査の終了時、森づくりの代表;Tさんがそれとなくヒロパパを見ながら、「コナラの葉っぱの気孔の顕微鏡画像がみたいな・・」と言われてしまいました。”期待されるとがんばる”ヒロパパの良い癖?を見越しての言葉と思われますが、気孔の画像を撮ったことはありませんでしたが試してみました、・・が今日のところは失敗でした。

まず近くから新鮮なコナラの葉っぱを採ってきました(写真;上の左)、それを透過光で撮影したものが上・真ん中の画像で中脈に沿って葉緑素が綺麗です。それと裏側を斜光で撮ったものが上・右の画像、羽毛がびっしりでした。ここまでは携帯用の顕微鏡でも見れる範囲ですが・・・、
さてこの見かたでは気孔らしきものは倍率を上げても見えない、そこで、葉っぱの表側をカッターナイフで削って・・と試してみましたが、葉脈が邪魔をしたり直ぐ葉っぱが崩れて、そうそう簡単に薄くならない、庭にあった露草はこんなに綺麗に見れるのに(写真下・左)・・困った・・、
そうだ!”スンプ法”があるではないか(スンプ法についてはここをクリック)、ということで、急いで液体ばんそうこうを買ってきて試したが、これでも見ることが出来ませんでした。

ただ、作ったレプリカに怪しげなダニ?の影、下・真ん中の画像はまだ生きた状態でくっ付いてきて足をバタバタさせていました。多分1/30〜1/50ミリと思いますが、こんなところにこんな小さな生物が・・驚きですね。

さて、コナラの葉っぱの気孔調べは、マニキュアは持っていませんが、今度は木工用ボンドを使ったり、レプリカの作り方を工夫してみたりして又試みることにします。

"外付けのハードディスクを増設しました”
(My personal Computer was added a Outside-Hard-Disc)
我がパソコンに外付けのハードディスクを増設しました。容量は80GB、内臓ハードディスクの合計が40GBですので、3倍になったことになります。増設した目的は、バックアップで、元気なうちに壊れた時読み取れなくなったら困るデータを外付けのハードディスクに順次格納してゆくつもりです。
接続はいたって簡単、ただ単にUSB端子に差し込んだだけで認識され直ぐ使える状態になりました。

まずは、このホームページのコンテンツを毎月しまい込んでいましたので、これを移しました。すごい量、ファイル数;31,800、3GBを超える容量で、これを移すのに約1時間動きっぱなしでした。
次は今迄溜め込んだ写真を今後時間をみて移してゆくつもりです。こちらは12GBありますので4時間かかるのでしょうか、これは細かく区切って移してゆくほうが良さそうです。
こうやって移してゆけば、内部ハードディスクがクラッシュしても、一応データは残る、一安心ですが、我がパソコンには問題がいろいろあります。

当初珍しさも手伝ってありとあらゆるプログラムをダウンロードしたりCDから格納したりして、C-ハードディスクが満杯になっています。このごろ頻繁に”ワーキングエリアが足りません、ディスクをクリーンアップしてください”という警告が出てくるようになり、その時点でインターネットの一時ファイルを削除したりして忍んではいますが根本的な解決にはいたっていません。本当は使っていないソフトを消したいのですが、どれをどの範囲で削除してらよいのか分からず悩んでいます。それに、Vaioについて全般的なものですが、おしきせのC-HD:D-HDの容量比1:3の配分を1:1に変えておいたほうが良かったのかなと思っています。今度パソコンを新たに購入する場合は注意しなくっちゃ!。

"ひまわりが咲き始めました、同じ向きを向いています、何故?”
(Our Sunflowers are beginning to blossom)
トップページにも画像を載せましたが、前回6月25日に話題にしたひまわり畑のひまわりが咲き始めました。まだ苗で植えたものだけ4株で、種から芽を出したものは花が咲くにはまだまだ時間が掛かりそうです。
それにしてもひまわりの言葉どおり今咲いている花はみんな同じ向きを向いています。花が太陽を追っかけるというのはウソみたいですが、本当に全部同じ方向を向くのかな、それともてんでバラバラかな?、時刻によって違うのかな、同じかな?、向きが揃っているのであれば何故そっちを向くのかな?、その理由は????良く分かりません、これからつぎつぎに花が咲きますので、夫々がどっちを向いているのか方位計片手に統計的に調べてみようかな・・と思っています。どんな結果がでるのかな??。面白い結果がでたらこのホームページで報告しますね。

"梅蜂蜜、美味しいですよ!”
(Ume-Hachimitsu have now been perfected.)
暫らく放っておいた”梅蜂蜜”が出来上がりました。先月6月6日の写真と見比べてください、梅はしわしわ、エキスを全て蜂蜜に出してくれたようです。早速3〜5倍に薄めて試飲です。美味しいですよ♪。今後は別の瓶に液だけを移し冷蔵庫に保管しますが、多分直ぐに無くなってしまいそー。

"コナラを5本切り倒しました、何故?”
(a Investigation of tree)
今日はコナラを5本切り倒しました、何故かって?・・目的は、 森林が環境条件にどの様に影響しているかを調べる為、まずは樹木の特徴を抽出することが必要だ・・という訳です。

予め目をつけておいたコナラ5本、15メータ以上の背の高いものから3・4メータの低いもので、これを切り倒して、樹高の高いものは2メータ間隔、低いものは1メータ間隔に切り離し、その部分の幹と枝と葉っぱの重量を夫々出来る限り乾燥してしまわないうちに早く計測する、それとランダムに選んだ葉っぱをサンプルとして持ち帰り、これの葉っぱの面積を出す(面積は方眼紙に写しこれをカウントする)、樹木がどれ程の水分を蓄えてくれているかを後に乾燥させてその差を計測する為幹や枝、葉っぱのサンプルを持ち帰ってきた、今日はここまでで、M大学名誉教授のT先生のご指導の下での作業でした。

森林や林は降ってくる太陽光やその他のエネルギーの殆どを樹冠部(キャノピー)で使われる。数値的には、10数%が反射されてしまうが、雑木林の樹冠部で約80%が、疎林では60%、地面に届くのはほんの数%とのことです。確かにこみいった森林では地面に草も生えていない、こんなことからも良く分かります。分析には数ヶ月かかると思われますが結果が楽しみです。

写真は、切り倒す前のコナラの林と、切り倒した後、チェーンソーで等間隔に切り離し、幹と枝と葉っぱを切り離してゆく作業の様子です。曇り空ながら汗だく・・巨木がドス〜ンッ、楽しかったですよ。