2006年11月のつぶやき
世の中には、綺麗なもの、不思議なこと、奇妙なこと、可笑しいことがいっぱいですね。
気がついた折紹介しています。
2006年11月29日

”保水能力”
(Seeping into the soil)

アルバムへのリンク;「戯言」
kasenanke-to fujikawa061129
数日前「天白川水系河川整備計画(原案)のアンケート」が郵便受けに入っていました。今後30年間で進める河川の整備を関係機関や地域住民の皆様と連携して、治水、利水、環境に関る施策を総合的に展開してゆく、と基本理念に謳っていますが、内容の主点は川を掘り下げる、貯留施設を拡充する、配水ポンプ能力を増強する等で何か不足しているぞ!との感想です。

右の写真をご覧ください、これは藤川(前述の整備計画の対象となっている)、ほら貝池と戸笠池を源とした天白川までの支流で大きなU字溝、只単に早く水を下流に流してしまえ!との気持ちがいっぱいの”水路”と言ったほうが良い川です。写真では流れが殆どありませんが、大雨の時は勿論、小雨でも直ぐに水かさが増し流れが強くなります。原因は、周りが宅地開発され道路は舗装され降った雨は直ぐに排水溝に流れ込んでしまうからで・・これを見るたびに”もったいない、せっかく降った雨を”と思っています。

さて、不足しているのは何かな?・・この様な都市部住宅地では、地下に浸透させる工夫が足りない、まずは住宅の周りの道路は全て浸透性のある舗装にする、排水溝の底は土にする、これだけでも川に流れ込む量を少なく出来る、その上で川の構造や人工の貯留施設を考える、こんな順番かと思っていますが、”素人の浅はかさ”でしょうか。
では、その地域の保水能力はどれ程との定量的な値はあるのかな?と、このアンケートの発行元(愛知県の該当部署)に聞いてみましたが、応えは「集水地域とその量についてはシマチ(市・町の事、県庁用語?)に聞いています」とのことでした。よくわかりません、くたびれました!。

”プント・インコントロ”
(Punto Incontro)

アルバムへのリンク;「戯言」
puntoincontro
今日はちょっとした野暮用で栄に出掛け、帰りに名古屋テレビ塔の下で一休み、鉄塔の四足の下の広場は昔に比べ垢抜けたお洒落な雰囲気に変わっていました。そこでコーヒーでもと立ち寄ったのが写真の”PUNTO INCONTRO”というお店、オーダーをしながら”PUNTO”って?、”INCONTRO”って?と、いつもの癖でお店のお嬢さんに質問をしてしまいました。イタリア語らしいことは分かりましたが要領を得ない・・ということで帰宅して調べてみました。

分かりましたよ・・まず、”PUNTO”は、dot(英)/punkt(独)/point(仏)で”点”のこと、音楽で言えば音符のおたまじゃくしの右に付ける付点(音を半音伸ばす)もイタリアではPUNTOというみたいです。
それに”INCONTRO”は、”出会い/見合い/会談”を意味するみたい、従ってこのお店の名前の由来は”出会いの場所”と考えればよさそうです。
今度このお店に寄る機会がありましたらお店のお嬢さんに教えてあげようかな・・。それにインターネットで"PUNTO"と検索してみましたら”FIAT”の”PUNTO”の話題でいっぱいでした。多分車好きの方は”PUNTO”=”FIAT”なのでしょうね。

”紅葉と落ち葉”
(Handling of Images on PC)

アルバムへのリンク;「戯言」
やっと紅葉の季節到来でしょうか、ニュースで綺麗な紅葉の風景が流れています。万博Sさんからは曽木公園の夜間ライトアップの写真を是非撮りなさいと言われていましたが、スケジュールが合わず断念、万博Sさん、来年こそと思っていますので又よろしくお願いいたします。

写真は近くの公園のさくらもみじです。紅葉した葉っぱをハラハラと落としています。

さて、下記は最近仕入れた付け焼刃的な知識です。
樹木(落葉樹でも常緑樹でも)は自分の周りに葉っぱや枝を落とす(これをリターという)、この量は1haの森林1年間で落葉広葉樹の場合で約4.5トン、常緑広葉樹で約6.4トン、これが早くて2年、遅くても3年で分解される・・とのことです。昨日のドングリ畑にコナラの葉っぱを敷き詰めたのはこんな理由からです。
この様に樹木は自分に栄養を蓄えるだけではなく自分の住処の改善をリターによって賄っているのでしょう。ドングリにしても、ドングリの木は自然の状態で全てが発芽できるわけでもないどうしてこんなにたくさんのドングリの実を付けるの?・・やはり遺伝的経験則から生存率を含めて実をつけ生態系の食物連鎖に多大な貢献をしている・・と考えると理にかないそうです。

さて、下の写真は拾ったさくらの葉っぱです。
左はカメラで撮ったままの.jpgの画像、これをPhoto Editerで背景を透明にしたものが右の画像で.gifの状態です。

ご存知とは思いますが、参考までにこの画像の加工の仕方を記述しておきます。
準備としてカメラで撮影する時背景色を出来る限り同一にして対象との色の差を明確にしておく、こんなことに注意すると背景色を透明にすることが簡単です。只写真には影がつき物ですが、これにしても繰り返し影の色を指定して透明化すれば右の画像の状態を得ることができます。

それに、インターネットから自分のパソコンに画像を取り込む方法も記述しておきます。昨日のオオマシコの画像もこの方法で取り込んでいます。
欲しい画像にカーソルを当て右クリックする、ウインドウが現れ、この中の”名前をつけて画像を保存”をクリックし、保存する場所をデスクトップ(ここが一番分かり易い)に指定して”保存”実行するとデスクトップにその画像が保存されます。
このホームページの画像もこの方法で皆様のパソコンに取り込むことができます、もし興味のある方は、実行してみてください。ただ、営業目的とか迷惑が掛かる使い方はしないでくださいね。

”カメラの放列?、オオマシコ現る!”
(Ohmashiko)

アルバムへのリンク;「小鳥・昆虫・動物」
ご覧ください!カメラの放列、今朝10時前の平和公園南部緑地中道の風景です。
今日は森づくりの会の作業日、10時からの開始に合わせ作業現場に行く途中、いつもは誰も居ない場所に30名近くの皆さんがカメラを構えて何かを狙っていました。狙っている方向には今年6月に数本切らずに残した神樹が、近くの方に「一体何?」とお聞きしたところ、「オオマシコが現れた」とのことでした。
ヒロパパにとっては「オオマシコって何?」の状態でこの時見れた訳でもない、家に帰ってインターネットで調べてみましたら、赤い羽根をしたなかなか綺麗な小鳥です(下左の写真、インターネットから拝借)。
上の写真を撮った時には皆様カメラを覗いていませんでしたので、付近には「オオマシコ」は居なかったみたいですが、朝早く、どなたか見た方が早速仲間に連絡して一斉に集まってこられた、丁度こんな時に出くわしたものと思われます。
附近には小鳥達の餌としての「カナムグラ」(下右の写真)や「イノコズチ」が実を付けていますので、これを啄ばみにきたのでしょう、作業が終わっての帰り際にもまだ数人同じところでがんばっていました。いい写真が撮れたのでしょうね。

さて、今日の作業はどんぐり畑の整備で、日当たりを良くする為に畑の周りに樹木の伐採し、コナラの場合はしいたけのホダ木に、その他肥料になるように葉っぱを畑に敷き詰めての作業でしたが今日だけではとても無理、来月に再度挑戦することでお開きとなりました。

”コナラの年輪と樹木測定”
(a Tree Ring of Konara)

アルバムへのリンク;「戯言」
昨日は樹木についての難しい勉強をしてきました。あまりの難しさに下記まとまりのない文章になってしまっています、あしからず・・・。

写真はコナラの幹を輪切りにしたもの、このコナラは今年7月1日に切り倒したコナラの一つ、20メータを超える樹高のその中の約10メータの部分です。このコナラは根本部分の年輪が43、この部分が22、間隔が2メータですので単位長さ当りの成長率がすぐ計算できることになります。それに年輪が消えている(これを”偽年輪”というそうです)部分がある、年輪はその木の履歴書、その年の気候条件を含む外的条件が刻み込まれている・・面白いですね。
さて、7月1日には全部で5本のコナラを切り倒し、背の高いコナラは2メータ間隔で幹も枝も葉っぱも幾何学的に分けて(これを”層別刈り取り法”と言うそうです)ゆき、分けた後直ぐ枝も葉っぱも幹も全て重さを測った、それに葉っぱをランダムサンプリングしてその面積を測った、この作業をした後約5ヶ月弱完全に乾燥させておいたもの(定期的に重さを測定し変化が無くなった状態)の一部が写真のものです。

昨日はこれらの分析結果のお話しをご指導していただいているT先生からありこれをお聞きしてきました。その内容は、樹高に対するそれぞれの高さの幹、枝、葉っぱの現存量を図式化(これを”生産構造図”という)してあらわし、最終的に、胸高直径を知ることができればその木の幹や枝や葉っぱの現存量を計算できる数式の定数を決めることが出来た、その数式は、
y1=2.53x-0.977、
y2=1.77x-0.967
(y1;全体の乾いた状態での重さ、y2;葉っぱの乾いた状態での重さ、x;胸高直径)
となった・・との結論でした。

さて、これがどんな意味を持つのかが重要です。
現状ではコナラだけですが、胸高直径を計れば、そのコナラの全体像が分かる、特に葉っぱについては総面積も推定することが出来る、今後葉っぱの気孔からの蒸散量を計測すればその樹木からの総蒸散量が計算できる、これを元に気温緩和作用への影響を調べることができる・・・とまだまだ調べなくてはならないことがいっぱいですが、夢は広がってゆきます。
現在はコナラだけですが、森の中にはもっとたくさんの種類の樹木がある、でも、大多数を占める樹木を選びこれを元に推定することもできますし、不足であればその他の樹木でも順次同様な計測をしてゆく又はもし気孔からの蒸散量がどの樹木でも殆ど同じであれば、気孔の数を数えれば蒸散量も推定できる・・こんな活動をしていって・・その森の樹木を調べれば気温緩和作用が数値的に表現できる・・こんなことになれば最高ですね。

それに新しい言葉を覚えました、忘れないためにここにメモしておきます。
●葉面積指数(LAI);枝の広がり面積に対する葉っぱの総面積の割合、落葉広葉樹林では3 〜6、今回の計測値では07〜7.1)
●相対成長則(アロメトリー);生物の個体の全体量と部分量との間には比例関係が成り立つ法則

もう一つ”葉っぱの表裏の判別”は、葉っぱの成長過程から、葉脈の部分の表に導管(水を通す部分)があり裏に師管(養分を戻す部分)があるはず、導管を色インクで色付けして顕微鏡で覗けばわかるはずとのことでした。今度普通の葉っぱとユーカリの葉っぱで試してみなくては・・!。

関連記事;
2006年7月17日;その他の樹木の気孔
2006年7月13日;コナラの気孔
2006年7月5日;コナラの気孔はどこ?
2006年7月1日;コナラ伐採
2004年4月30日;胸高直径について

”ほけほけススキ”
(Japanese Pampas Grass and it's Seeds)

アルバムへのリンク;「秋の花、植物」
穂が開き種子を飛ばし始めたススキ、この様な状態のススキを”ほけほけススキ”と言っていますが、皆様の地元ではどんな呼び方をしていますか。”ほけほけ”を漢字で書くと”惚け惚け”とか”呆け呆け”とか書くのだと思いますが、要するに今頃のヒロパパみたいな状態と思うえば間違いがなさそう・・。

さて、いつもの悪い癖(良い癖?)で、ほけほけの部分を分解していってみたものが下の写真です。さすがはイネ科、種子はお米そっくりでした。

さてさて、ススキ(薄、芒)とオギ(荻)とどう違う?・・調べました・・ススキは株立ちするがオギは株立ちしない、穂の大きさはオギの方が大きい(5センチから10センチ違う)、湿地を好むのがオギ、それに決定的な差は小穂に”ノギ(芒・写真・下の真ん中の下の方から一本出ている線状のもの)”があるものがススキないのがオギ・・従ってこれはススキです。でもススキにも、トキワススキとかハチジョウススキとかがあると植物図鑑には書いてあります。さて出合ったとき区別できるのかな・・。

”カウンターがFour-9と10,000を通過しました”
(Four-9 mile-stone Ebent)

アルバムへのリンク;「ホビー、好み」
本日このホームページのアクセスカウンターが10,000を超えました。
気のむくまま他愛の無い些細な事だけですが、いつも皆様にはご愛読頂き感謝々々のみ、ヒロパパも上記画像と同じく”感謝・祝福・反省”でこれからもがんばりま〜す。

さて、Four-9のマイルストーンにはメグさんがお立ちになった、万博Sさんは9,996だったことが落書帳で確認できましたが、10,000にはどなたがお立ちになんのでしょうね?、猫ちゃん達の里親はメグさんになってしまいましたが、傘地蔵ちゃんは里親さんの名乗り出るのをまだ待っています。

今度のマイルストーンイベントはFive-1とすると数ヵ月後かな?・・。お楽しみにお待ちください。

(a bar of sweeted and jellied bean paste with a little salt)

アルバムへのリンク;「ホビー、好み」
写真は、下諏訪町秋宮の側で明治6年から営業している新鶴というお店(外観は2003年11月6日に記載してあります)の塩羊羹・・といっても知る人ぞ知る・・だとは思いますが・・。

ご存知とは思いますが塩羊羹といっても塩味ではありません、甘さを押さえお塩を少し加えてある、この羊羹の製法を最初に編み出したのが、この新鶴で塩羊羹の元祖とのことです。しかも、この塩羊羹は街の中のお土産屋さんには置いてなくこの新鶴でしか買うことができない、それに一日に作る本数が限られていて、朝早く行って並んでいないと手に入れることが出来ない、この為ヒロパパは度々ここを通っても最初から諦めて寄りもしなかった、こんな状況でした。

では写真のものはどうして手に入れたのか?・・これは先月エヴァさんから頂いたものです。面白いお話しで、海外の方から和菓子をもらう??、多分先月の下諏訪音楽祭の時エヴァさんが誰かから貰ったがヒロパパがこの塩羊羹に目が無いことを聞いてヒロパパにくれた・・詳しくは聞いていませんでしたが、こんな経緯と思われます。フィンランドには羊羹みたいな御菓子は無いのでしょうね、頂いた折すぐ開いてエヴァさんにも試食してもらえばよかったのかな・・と反省です。
それに、塩羊羹の英語訳(表題)はこれでいいのかな?、多分意味は通じるとはおもいますが・・。

"広告の紙を使った容器”
(a Container made by paper)

アルバムへのリンク;「戯言」
写真は不要になった紙を使って作った容器です。実は先日里山の家で森づくりの会の会員の方がお作りになったものを使っておられた、ヒロパパも以前作ったことがありましたが忘れている・・ということで、作り方を思い出して、忘れないためここにメモしておくことにします。

まず使う紙は、毎日断りもなく飛び込んでくる広告ビラで正方形ではないA/Bタイプの様な縦横比が違うものが最適です。
これを写真の左端の様に折れれば、あとは写真に沿って折ってゆくと出来上がります。もし折り方をお忘れになった方は挑戦してみてください。

"気孔が裏にしかないユーカリ、グロブルス”
(Stomata of Eucalypts Globulus)

アルバムへのリンク;「秋の花・植物」
”写真はユーカリの一種、グロブルス(eucalypts globulus)です。このグロブルスは、精油として利用されたり、オーストラリアのブルーマウンテン(コーヒーの名前ではありません)として知られています。確かに他のユーカリに比べて少し違った香りがしますし、より緑が強い気がします。また、このユーカリは葉っぱが幼葉の時代は対生、生長するに従い互生となるユーカリです。

今回このユーカリの葉っぱの気孔を顕微鏡でのぞいてみました。というのは、今迄見てきたユーカリの葉っぱが殆ど表裏の区別がつかないのに対してこのユーカリの葉っぱは裏に主脈が浮き出ていて白っぽい等明確に表裏の区別が分かる、では気孔がどうなっているのか?という疑問からです。

下の2枚の写真が顕微鏡(500倍)で見た画像です。左は表、右が裏で、気孔は裏だけに確認できました。
ユーカリにもいろいろな種があり、リューコキシロンやシデロキシロン(2006年9月27日)やテレチコルニス(2006年8月4日)の様な団扇的な葉っぱは表裏に気孔がある、表裏が判別できる葉っぱでは裏にしか気孔が存在しない、これからも機会をみて調べてゆくことにしますが一般的にはこんな考え方でいいのかな?・・と思っています。

ここで新たな疑問です。ユーカリは葉っぱの表裏で光合成を行える・・多分表裏に気孔が存在するものについてはこれが正解とは思いますが、はたして葉緑体は顕微鏡で見えているのかな?・・細胞の周りに並んでいる、大きさは5μ程度と聞いていますので我が顕微鏡では無理なのかな?。

それと話しが飛んでしまいますが、植物が行う光合成を、同等かそれよりも効率よく行う人工光合成はまだ完成していない?と思いますが・・、もし効率よく光合成が可能な物質を人工で作り出すことが出来れば食糧増産や地球温暖化の一因であるCO2を除去できるのにな〜。

"しあわせこいこい猫”
アクセスカウンターFour-9と10,000の方へのギフト
(Happiness Cats)

アルバムへのリンク;「趣味」
”しあわせこいこい猫”達と11月14日ご紹介した”傘地蔵”ちゃんが手元に届きました。

これは、このホームページのアクセスカウンターがFour-9と10,000のマイルストーンに到達した時を記念してこれを幸か不幸か踏んでしまった方にお送りする為のものです。多分もう数日以内に到達するものと思いますので、是非トップページのアクセスカウンターをご覧いただき、「自分だよ」と落書帳で宣言をお願いいたします。
どちらがお手元に届くかはヒロパパに決めさせてください。もうひとつお願い、Four-9の方は10,000もと続けてアクセスしないで他の方に譲ってくださいね。

さて、この”しあわせこいこい猫”と”傘地蔵”ちゃんは「にわぜんきゅう」さんの作品、にわぜんきゅうさんの言葉で”しあわせこいこい猫”には、
心はいつも大きくもって、物事は善意に解釈、
いらいらするな、くよくよするな、ぎすぎすするな、おおらかにおおらかに、
「幸せになる心は三つ」、祝福の心、感謝の心、反省の心、
三つそろえて幸せだニャー
(注;写真の左の猫ちゃんから、感謝の心、祝福の心、反省の心です。)、

それと、傘地蔵君には
まあるい こころで いきていきたい

と添え書きがあります。この言葉を添えてお送りします。

"子ども隊第3回イベント実施”
(3rd Ebent for Children)

アルバムへのリンク;「森づくりの会」
先週土曜日が雨天だった為延期されていた子ども隊第3回イベントを今日実施することができました。朝のうちは晴れ間がのぞいていましたが昼近くから曇り空、でも雨が降ることが無く、スタッフも合わせて総勢80名弱、楽しい一日でした。

まずは、ドングリの説明から始まり、マテバシイやコナラ、アベマキ等のどんぐり拾い、お昼はトン汁と拾ってきたマテバシイと用意してあったスダジイを炒って食べ、ゾウムシの説明、その後これも用意してあった発根したアベマキとコナラのドングリを夫々がポットに入れ、これは持ち帰り、来年発芽して大きくなったら又ここに植えに来る約束をしての一日でした。

写真上から、ポットにいれたドングリを持ってドングリ畑でみんなで記念撮影、お昼時の美味しいトン汁頂戴の風景、ドングリ見っけ!と、ポットにどんぐりを植えたポットに忘れないように日付と名前を書いて・・と、それにTさんの傑作!ゾウムシの紙芝居にアレー!ゾウムシになってしまったお子さん、・・参加した皆さん楽しかったのではとおもいますよ。

今回のヒロパパの役割は、どんぐりの資料の作成と説明それに記録写真と記録のまとめ、説明については”付け焼刃的知識”で皆には分かり難かったのではと反省です。それに記録のまとめは、予定されている反省会の後にしてもらえればありがたいな・・。

さて、ブナの実を送っていただいた野沢温泉村富井さんにお礼のメールでもお出ししておかないと・・。

関連記事;
10月18日 ;配付資料完成
10月26日;ドングリ畑整地予定
10月29日;実物どんぐり図鑑
11月9日;説明用補助資料完成
11月11日;雨のため延期

"新たなユーカリの花”
(Flowers of Eucalypts)

アルバムへのリンク;「秋の花・植物」
写真は、どちらも”ランスドウェアーナ(lansdowneana)”というユーカリの花、ユーカリ畑に咲いていました。一つは白、一つはピンク色、ヒロパパの作ったユーカリリストには花の色の記載は無く追記することができました。それにオーストラリアでの花期がオーストラリアでの夏と、秋から冬に掛けてと亜種によって違うみたいですが、季節だけを合わせた場合は”albopurpurea”という亜種みたい・・・・なんていかにも知っているような言い方をしていますが、何時ものとおり花を見つけるとユーカリ畑の事務室に飛び込み、この花のユーカリはなんという名前とお聞きして、忘れないようにメモして、それを見ながらこの記事を書いています。

さて、先日11月4日に話題にしたピンク色のユーカリの花の名前もお聞きすることができました。
名前は”シデロキシロン(siderroxylon)”でした。確かに我がユーカリリストの花の色の欄には、白、クリーム色とピンクと記載があり、白色の花は9月21日に確認できていましたが、ピンク色は初めてです。

それにしても我がユーカリリストには58種のユーカリが記載されていますが、この目で確認できたものが4種、確認できた・見たよ!と殆どの種にメモできるのにはいつのことになるのやら・・。

それに10月4日に満開だったリューコキシロンの花、この花から種子が取れたのかとお聞きしてみました。答はNo、確かに木の周りには花のままで枯れて落ちていて結実していない、満開の時は昆虫が群がっていましたので受粉は出来ていると思いますが、何故種子になる前に落ちてしまうのでしょうね、気温、寒暖差、湿度・・環境条件によるものと思いますが何故なんでしょうね?・・・。

"般若心経”
(Sutra)

アルバムへのリンク;「趣味・好み」
写真は、先日11月8日エヴァさんの見送りの時セントレアで購入した「にわぜんきゅう」さんの絵本”般若心経”です。

ヒロパパは宗教については殆ど無頓着、何故か?・・自分自身が最高で唯一絶対的な存在で自信がある、だから・・と言いたいのですが、いつも細かなことに悩んで、いらいら、ぎすぎす、くよくよしている、こんな状態なので、熱田神宮に行っても、覚王山の日泰寺(2004年12月5日話題)でも、下諏訪町の秋宮でも、多治見の神言修道院(2005年12月13日話題)でも、台北の行天宮(2005年2月9日話題)でも、とにかく宗教的な場所に行った時にはどんな方でもいいから”お願い”をしてしまう、従って”無頓着”という表現は間違いで自分に自信が無いため八方美人的に誰彼と無く頼りにしてしまう、これが本当みたいです。

ヒロパパの手元には、このような行動・考え方の規範を示す著が少なからずあります。
その最初は、子どもの頃訳も分からず通っていた教会での「聖書」、若い頃北京に仕事で行った折、現地の皆様と毎日仕事を始める前に合唱した”毛主席説・・”で始まる「毛語録」、その他「禅語」の解説書、それにここで紹介した「般若心経」等々ですが、どれをみても内容は素晴らしいことばかりです。これを理解して所謂”悟りを開いて”その通り実践出来ているならいいのですが、これが出来ていないからいつまでたっても気になる・・これが本当に理由なのでしょうね。

実は昨日里山の家の入り口にある”ここで靴を脱いでください”のヒロパパが作ったプレートをTさんとHさんがご覧になり、ここに添え書きしてあった”看脚下”と”脚下照顧”の熟語の意味を問われ、ヒロパパは口をムグムグ・・、何故?ヒロパパはこの意味をお伝えできる程の悟りを開いているわけでもないと言うのが口ムグムグの本当に理由です。失礼をいたしました。

とにかく「いらいらするな、くよくよするな、ぎすぎすするな、おおらかに、おおらかに」といお釈迦様の教えをヒロパパが会得できるのは何時のことになるのでしょうね〜。

参考;にわぜんきゅうさんのホームページ[http://www.nande.com/zenkyu/]
石人形の傘地蔵や可愛い猫その他いろいろ楽しめます。

"生涯学習”
(Lifelong Education)

アルバムへのリンク;「森づくりの会」
今日は生涯学習講座の一つ”見て!感じて!触れて!〜ちくさ自然学習塾”の5回講座の4回目”雑木林の手入れをしよう”に参加されている皆様をお迎えしての活動でした。
里山の家でまずは竹やどんぐり、それにゾウムシのお話しをして、いつも手入れをしているトウチクの竹林へ移動です。参加者は合計9名(+赤ちゃん1名)で、2時間程度の作業、皆様数本だけでしたがトウチクを倒し枝払い・・と雑木林の手入れ作業の一例を学んでいただきました。これを機会に継続的に自然保全活動に興味をもっていただければと期待しているのですが・・。
写真(上)は、手前が耕作をやめた畑、背景はスズコナリヒラの竹林、どちらも世話をしないと直ぐ荒れ果てる等の説明をしているところです。
写真・下(左)は竹の伐採方法の説明、それに右はお母さんの背中で一緒に参加してくれた赤ちゃんです。

皆様の周りでも生涯学習センターなるものがあると思います。今回のこの講座は、名古屋市千種生涯学習センターが企画運営しているもので、前期、後期それぞれで11〜13講座用意されていて受講料は無料のものから数千円のものと様々ですが気軽に参加できるようになっています。一度お住まいの近くのセンターを訪ねてみてください、面白い講座がたくさん用意されていますよ。

"もう直ぐアクセスカウンターが1万を越えます”
(Four-9 and Ten-Thousand Mile-Stone Event)

アルバムへのリンク;「ホビー」
このホームページのトップページ、アクセスカウンターをご覧ください。もう直ぐ1万アクセスを超えようとしています。
今年3月上旬(3月8日)にFour-7を通過し、予想からするとあと2週間以内に1万アクセスを超えると思われます。

そこで前回(1月16日)と同様の方法で、丁度Four-9と10,000でアクセス頂いた方に何かお礼を、お礼として「にわぜんきゅうさんの傘地蔵君」(写真、11月8日ご紹介)ではどうかなと考えています。

このホームページをアクセスいただきましたら、カウンター(トップページに最下段に表示してあります)をご覧頂き、9が四つ並んでいたら、又は10,000であったら落書帳にご記入いただき”自分はこのマイルストーンを踏んだよ”と宣言してください。勿論、1番違い等々の皆様も落書帳を賑わしていただければ楽しいのですが・・・。

"コナラの発根率98パーセント”
(about Konara's germination, No.4)

アルバムへのリンク;「戯言」
10月27日拾ったドングリ40個の発根観察について、11月10日(12日目)で39個が発根しました。最後の1個については、本日現在発根なし、従って今回の発根観察の結果は40個中39個(98パーセント)として発根観察を終了します。今回の観察では、3日で1/3が、8日で2/3が、約2週間でほぼ全てが発根することが確認できました。
さて、1個が何故発根しなかったのか、スライスして中を確かめて見ましたが虫に食われた様子もなく、当初拾得する際、その時落ちたものではなく既に落ちて乾燥し発根機能を失ったものを拾ってしまった、こちらの可能性の方が高いと思われます。

今後は、継続して来春の発芽観察に移ります。どの程度の発芽率かはわかりませんが、条件さえ整っていればほぼ全てが発根し発芽する?、好条件であればドングリの木の周りはまたものすごい数のドングリの木ばかりとなりそんな状況では今度はドングリの木同士の生存競争にさらされる、ドングリの木達も大変です。確かに、コナラの木の周りにひょろりとしたコナラの木が育っているケースが多く見られます。昔の様に薪や炭に使われるわけでもなく、共倒れとなる前に手入れしてゆかないと・・。

注;写真の左の3ッのポッドはアベマキの発根したものを入れてあります。

関連記事;
10月30日;発根観察始め
11月1日;もう発根した
11月2日;苗床にうつす

"今日は稲刈り、テレビ番組の録画もありました”
(Video-Recording for Teleision Program)

アルバムへのリンク;「森づくりの会」
今日は昨日とは打って変わって日本晴れ、毎月1回の自然観察会でした。お誘いしていた小学校で同級だったIさんもご夫婦でご参加していただきました。Iさん、ありがとうございました、いかがだったでしょうか。

さて、観察会はいつものとおり驚きの連続・・、「エ!、これがそうなの、そーなんだ〜」と通常何気なく見過ごしてしまうもの・見慣れているものでも詳しく知ると又面白さが倍増します。

観察したものについての紹介は又別の機会として、今日は、6月11日田植えをしたもち米を今日の自然観察会に参加した子ども達が刈り取りをしました。
写真をご覧ください、今日はテレビカメラが入っています。この録画は”元気!東海??(番組名はよく分かりません)”と称した中部地方各地を紹介する番組で12月23日に放送されるとのことです。レポーターの男性はどこかで見たことがあるぞ・・。

マスメディアでは、熱田神宮の自然のシリーズで灯火採集の記事が朝日新聞2006年9月7日に、それにここ平和公園南部緑地の里山再現についての記事が中日新聞10月7日に報道され、これをご覧になった皆様からの質問も多くなりました。皆さんが関心を持つことはいいことですね。
実は先日(11月10日)の中学校時代の有志クラス会にも、「東山の森づくりの会」の入会案内を持参して宣伝をしてきました。活動場所の近くにお住まいの3人の方にお渡ししてきましたが、皆様お忙しそうで入会していただけるかどうか・・諦めずに期待してお待ちすることにします。

"朝市!?”
(Morning Market?)

アルバムへのリンク;「森づくりの会」
どこかの朝市の風景!?、机の上のお豆腐、笹欠けしたごぼう、豚肉、長ネギが飛ぶように売れています(というより無理やり買わされている・・のかな?)。

今日は、子ども隊第3回イベント「ドングリ畑づくりと森のめぐみクッキング」の開催日・・でしたが、昨夜からの雷雨で来週土曜日に延期、そこで昨日用意したトン汁用の食材を会員が相互に負担して、来週又新しいものを買う、こんなため写真の風景となったものです。今晩の会員の皆様のご家庭では食卓にはトン汁が必ず乗っている、想像するだけで楽しいですね。

イベントを実施するか否かは伝言ダイヤルで参加者にお伝えしていますので、殆どの参加者の来場はありませんでした。伝言ダイヤルは有効ですね。でも、実施するか否かを天気予報を考慮して直前に決定する(今回は朝7時)のは胃が痛くなるほど大変です。延期を決定した途端、急に雨が止んだ・・なんてことになると悔やまれる・・屋外でのイベントはこんな苦労が付いて廻ります。でも、今日は強い雨も降ったりしていますので、延期して正解、隊長のTさんご苦労様でした、今晩はトン汁で胃を休めて上げてください。

さて、代わりに実施する来週は少なくとも雨だけはふらないで欲しいですし、もし雨が降っても実施しないと用意したドングリの根が伸びすぎて云々・・と好天の場合と雨天の場合の来週のスケジュールや担当者の打合せをして今日は散会です。

"街路樹が色づいてきました”
(TouKaede)

アルバムへのリンク;「花植物ー秋」
写真は、平和公園南部緑地・里山の家の前の道路、ここの街路樹トウカエデの紅葉がはじまりました。
他のカエデ科も含めて秋の紅葉の代表で、緑から黄色や紅色、これらの彩りの風景は最高です。この紅葉の違いは、この時期の光の量や気温それに樹木の樹齢にも関係しているのでしょうか。

さて、このトウカエデは、日本に26種、世界(特に温帯)に200種に近い数があるといわれているイロハモミジ、ハナノキ(愛知県の県木)と同様カエデ科カエデ属の木で、種子は両側にプロペラ状の翼をつけています。

ではカエデ科では他にどんな木がある?・・と調べてみましたら、もう一つ、種子の全周に翼があるキンセンセキ属があり、ここに2種あるだけ、しかもこの2種は絶滅寸前で将来カエデ科はカエデ属だけになりそうです。

どうしてカエデ属は繁栄していてキンセンセキ属が絶滅寸前なのかは、気温に対する適応性の問題で、キンセンセキ属は暑い気候に非常に弱い、今頃の地球温暖化でも絶滅に拍車をかけている、確かにキンセンセキ科のカエデは中国雲南省の高地しか存在していないそうです。

夕方から、中学校3年生の時の有志クラス会でした。先日の小学校のクラス会の写真を携えてゆきました。小学校6年生の時とと中学校3年生の時と同じクラスだった人がヒロパパを含めて3人もいます。都市部の学校としては珍しいのではと思います。ただ、あとの二人は不参加でしたが、こちらでも小学校のクラス会と同様、次回のクラス会幹事はおまえの番だ・・ということなってしまいました。幹事になったからには今度のクラス会には出来る限り多くの人に参加していただくため何か秘策を練らなくては・・。

"補助資料やっと完成”
(my Preparations are completed!?)

アルバムへのリンク;「森づくりの会」
明後日11日に行われる”子ども隊イベント”に合わせ、会員の皆様はそれぞれ着々と準備に入っています。ヒロパパの役割は、10月18日に紹介した配付資料の作成とどんぐりの説明、説明時の補助資料の用意、それに当日の写真撮影です。でも他の会員の皆様は、トン汁の材料集めから料理、炭の用意、どんぐりの発根、腐葉土、ポッド、それに簡易トイレの設置・・・皆様ご苦労様です。

さて、やっと説明時の補助資料を作りました。
内容は、植物に関する用語で覚えていてほしいものを3枚、どんぐりの各部の名称、育て方、どんぐりの木の見分け方夫々1枚づつ、計6枚をA3のボール紙に印字して、当日これを掲げて説明することにします。また、当日この資料に加えて、10月29日の実物どんぐり図鑑と、子ども隊隊長Tさんが描いた”どんぐりの木の利用について”のイラストが加わります。これは手書きで表現が工夫されたものですので、子ども達にはものすごくウケそうです。

とにかく11日は雨だけにはならないように願っていますが・・。

そうそう・・、実物どんぐり図鑑に貼り付けるどんぐりで、野沢温泉村に依頼してあった”ブナの実”が手元にとどきました。野沢温泉村・商工観光課の富井さん(野沢温泉村は富井姓が殆ど、お名前の記述が無かったためどなたかは分かりません、もしかしたら商工観光課の全ての方が富井さん?)ありがとうございました。それに東京出張のYさんに拾得をお願いしていた”クヌギ”も準備完了、やはり雨だけは避けて欲しいな・・。

"傘地蔵ちゃん”
(a work of Niwa-Zenkyu)

アルバムへのリンク;「趣味・好み」
昨日のエヴァさんの見送りの時、空港の一角で出合った可愛い”傘地蔵”ちゃん、南知多「空の会」の一人、書道家、人形作家の「にわぜんきゅう」さんの作品です。
「空の会」とは南知多町にお住まいの陶芸家、切り絵作家、ガラス工芸家、グラフィックデザイナー、彫刻家、和菓子職人の皆様のグループで、夫々の工房で体験・教室を開いておられます。

この”傘地蔵”ちゃん、本当は欲しかったのですが、飾って置く場所も無く今回は諦め、写真だけを撮らせていただきました。ニコニコしていて心が和みます。写真だけでも、いらいら・くよくよ・ぎすぎすに対する特効薬になりそうです。
この”傘地蔵”ちゃんの傍に彼の著書「にわぜんきゅうの般若心教」なるものがあり、これは購入してきましたので、機会を見て内容を紹介してゆくことにします。
それに10月21日の話題のエヴァさんへのギフトのお地蔵さんもあわせて、この頃お地蔵さんづいているみたい・・・。

"エヴァさん帰国”
(Eva go back to Finlamd, Kiitos Eva!)

アルバムへのリンク;「趣味・好み」
写真はエヴァさんが乗っているフィンランド航空(Finnair)今日のAY0080便です。ヘルシンキ近くのヴァンタ空港に向けてシベリア上空を10時間15分の飛行にまさに出発です。
エヴァさん、今回もご苦労様でした、今度はスケジュールを詰めず遊ぶ目的で来て下さい、富士山にも五合目辺りまでだったら付き合いますからね。

さて、今日のセントレアは10数メータの強風で写真でもお分かりかと思いますが海面は波立ち防波堤からしぶきが上がっています。この写真を撮っている最中、降りてきた飛行機が着地する直前に又飛び上がって行きましたので、多分この飛行機は別の空港に向かったのでしょうね。しかもデッキは身体を斜めにして歩かなくてはならないほどの強風で閉鎖、でも、この便は無事飛び立ってゆきました。

強風時に飛行するかどうかは航空各社によって基準がまちまち、JALは殆どが欠航、ANAはほぼ欠航なし、どうも風速10数メータの数メータの違いだったみたいです。それに飛び立つ時より着地する方が風に対して弱い、見ていた限りでは降りてくる飛行機はほとんど見当たりませんでしたので関西空港や成田に向かったのでしょうね。

さて、飛行機の胴体にサンタさんとOfficial Airline of Santa Clausの文字が描かれています。この頃のサンタさんはまず飛行機で世界各地に飛び、そこでトナカイに乗り換えている?、でもこのサンタさんは忘れ物をしてフィンランドに戻るところ?または日本の子ども達へのたくさんのクリスマスプレゼントを運ぶため何回も往復しているのかな・・。

"エヴァさんと名古屋城それに熱田神宮”
(Eva at Nagoya)

アルバムへのリンク;「趣味・好み」
先月5日から9日に話題にしたエヴァさんが、先月10日から東京近辺で、その後北海道で活動し、いよいよ明日帰国です。帰国はセントレアからと言うことで、今日北海道からセントレアに到着、名古屋滞在の半日を利用して名古屋見物でした。何処に行きたい?に対して”名古屋城”と”熱田神宮”とのこと、ご案内してきました。

まずは名古屋城、天守閣では信長、秀吉、家康時代の展示物と今名古屋市が復元に力を入れている本丸御殿の立体映像を見たり、金鯱にまたがって記念撮影したり、丁度一般公開していた辰己櫓(東南隅櫓)も見ることができました。
フィンランドにもお城はありますが、全て石を組み上げたもの、世界的にも類を見ない姿の天守閣や、特に辰己櫓は昭和20年の名古屋空襲での焼失を免れた約400年前の創建当初のままの姿でエヴァさんにとって珍しかったものと思います。

さてさて、ゆっくりした名古屋城見物で暗くなり始めてしまい、慌てて熱田神宮へ、丁度七五三のお参りをしていたお子さんと記念撮影でした。何処のお子さんか分かりませんが「一緒に撮って!」の言葉に緊張気味ですね。
この熱田神宮は8月と9月に灯火採集をしたところ、警備の方とも顔なじみで、お話しをしていましたらわざわざ英文の案内書をもってきてくれました、ありがとうございました。

この後はお土産を買いに行くんだと一人で地下街やデパートにもぐりこんで行きました。見知らぬ土地で我々でも迷いそうな迷路的なところを・・すごい、旅慣れています。
明日はお昼の便でセントレアからフィンランドに帰国、お見送りに行くことにしています。今頃ホテルで荷物をまとめるのに忙しい?・・。

参考;北海道でのエヴァさんお活躍については、あら・ひろこさんのカンテレ・レターに詳しい情報が掲載されています。

"この時期いつも涸れてしまうハンノキ湿地”
(a Scream of Nature)

アルバムへのリンク;「森づくりの会」
写真は平和公園南部緑地のはんのき湿地最下段の池、今、昨年の同時期と同様水枯れの状態です。ここがこの状態であることは、地下水位が下がっていて、この上流はもっと乾燥状態、湿地を好む動植物にとっては住み難いシーズンでしょうね。もしここに常時水があればお魚が住みその周りの食物連鎖でもっと豊かな自然になる、と思いながら雨乞いでもしないといけないのかな?。

さて、今日は「森づくりの会」の定期活動日、東山タワーの直ぐ下、一粒荘跡地附近の竹林の皆伐作業でした。
ここは孟宗竹林、ものすごい勢いでコナラ、アベマキ、さくら等を駆逐して広がっています。20人程の人数での作業で目標の範囲は済んだものの、まだまだ空が見えないところが多く人と時間がもっと必要、皆さ〜ん、一緒に良い汗を流しませんか!。

"ピンク色のユーカリの花”
(Flowers of Eucalypts)

アルバムへのリンク;「花・植物ー秋」
今日のユーカリ畑、ヒロパパにとっては今年になって三種類目のユーカリの花を見ることができました。ヒロパパにとっては?という言い方は、外から見られる範囲でのお話しで、温室の中で咲いているのは見れないからで、もしかしたらもっとたくさん咲いているのかもしれませんが・・。この写真は、高い木の上で咲いていたもので、望遠レンズで撮影したものです。

さて、この花はどのユーカリかを前に作ってあったヒロパパのユーカリリストで調べてみました。
このユーカリリストから分かっている限り赤又はピンク色の花は、リューコキシロン(leucoxylon)、マクロカルパ(macrocarpa)かメリオドラ(melliodora)の3種、只リューコキシロンは10月4日9月21日に咲いているのを見ていて、葉っぱはそっくりだが花の色はもっと赤が強い、それに木肌が今回のものはコナラをもっと黒くした感じに比べてリューコキシロンは白く表皮が剥れている、だからリューコキシロンではなさそう、そうなるとマクロカルパかメリオドラ、又は花の色が記載されていないものか?、やはりユーカリ畑のお兄さんにお聞きしない分かりません。

"ビルの谷間の自然”
(Narrowly Nature between the tall buildings)

アルバムへのリンク;「街角スナップ」
せせらぎと小さな池、さてここは何処?、ここは名古屋中心部、テレビ塔の直ぐ南側、久屋大通公園・セントラルパークのの散歩道です。このせせらぎは”さかえ川”と言うそうです。
このさかえ川に”アオサギ”が一人で遊びに来ていました。ここの池には鯉が泳いでいます、この鯉を狙っていた?、でも相当大きな鯉ですので食べることができなかったのではないかと思います。
このアオサギ君のねぐらが何処かは分かりませんが、自分のねぐらの近くでは美味しい食事ができない?、その為こんなところまで食料を捜しにこなければならないアオサギ君は可哀そうな気がします。

今年は木の実も不作だったみたいです。実は、先日話題にした「実物どんぐり図鑑」に、この付近では拾得できない「ブナの実」の実物を貼り付けたいと思い、さてどこかに頼んでみようと、候補に上げた場所が長野県野沢温泉村(何故野沢温泉村かは又機会をみて白状することにします)、ここの商工観光課に電話とメールを入れ、「ブナの実を10個ほどください」と遠慮なく頼んでしまいました。商工観光課の方が「上の平(スキー場の最上部でブナ林が綺麗なところです)”まで行って捜してみたが、今年は見当たらない、昨年のものでよければ殻斗がついていないが送ることができる」・・というご返事、来週早々には手に入ることになりました。すみません、お手数をお掛けしてしまいます!。
ブナの実が不作ということは、ブナの実は熊君の大切な食べ物、食べ物が無く、しかたがなく里に下りてきて柿でも食べよう・・となってしまいますよね。この数年熊君とのトラブルが増えてきているのは山の自然が壊れてきているから?・・困ったことです。

アオサギ君から熊君に話題が移ってしまいましたが、昨日のニュースで、名古屋市中心部の都市公園で”オオコノハズク”が金網に止りじっとしているところを報道していました。近所の皆さんが周りを取り囲みワイワイ・ガヤガヤ、それにも動ずることもなく、時たま薄目を開けなが「らうるさいな〜」言いたげな様子が可愛かったですよ。
でも・・都会の真ん中しかもビルの谷間で、アオサギやオオコノハズクが現れることは、良い事なのかな〜、それとも・・。

"発根の様子と慌てて作った苗床”
(about Konara's germination, No.3)

アルバムへのリンク;「戯言」
昨日に引き続きコナラのどんぐりの発根の話題です。
上の写真は発根したコナラのどんぐり、この様に真っ直ぐ伸びているのも有れば、どんぐりの下に曲がってもぐっているものもありました。
それにしても不思議です。植物全体に言えることですが、根は地面に向かって下に伸びる、芽は上へ伸びる、少なくとも根として分裂した細胞と芽として分裂した細胞はまずは重力を感知する能力を有していて夫々の方向に成長する、さて、細胞のどの部分が又は重力を感知できる細胞ができてくる?、・・では微小重力の宇宙空間だったらどうなの?そんな疑問が次々と浮かんできてしまいます。

でもインターネットは便利です、”植物・成長・重力”で検索してみましたら、分かり易く解説した「植物細胞の環境応答」というページが見つかりました。
その説明によると、根冠(上の写真の先っぽの部分)にコルメラ細胞という細胞がありこの中のアミロプラストという物質が重力によって移動して曲がる方向の刺激になる、・・こんな説明がありました。宇宙空間での実験についても解説してありますのでご参照ください。
上の写真で、どんぐりと根冠の間にあるぶよぶよしたものはいったい何でしょうね、これについてはまだ調べてありません。

下の写真は慌てて作った苗床です。ホームセンターへ行って腐葉土とカップとトレイを購入し、昨日の状態で23個をここに移しました。全部発根したら40個ここにぎしぎしで並ぶことになります。水を枯らさないようにして来春の発芽を待つ、気の長いお話しです。

"驚きました!、コナラが5日で発根しました”
(about Konara's germination, No.2)

アルバムへのリンク;「戯言」
驚きました、10月30日に話題にしたコナラの発根がもう始まりました。
コナラがこんなに早いとは!・・ということで、慌ててデータを確実に残してゆくことにします。

データ;
[拾得日];2006年10月27日10時(好天)、3メータ程の若いコナラをゆすって落としたもので、水槽に入れ沈んだもののみ40個。沈まなかったものは4・5個あったが廃棄した為データ無し。
[拾得後];湿ったティッシュで上下を挟み、当日夜から次の朝まで約6時間冷蔵庫(通常4・5℃)に入れ、その後は室温環境に置いた。冷蔵庫に入れた理由は、気温を下げたらどんぐり君達は冬がくると勘違いして発根を早めてくれるものと勝手に考えて実施。但し、これについては根拠はないし比較もしていない。
[10月31日の発根状況];総数40個のうち13個が、頭の部分の柱頭、花皮の部分が二つに割れ、そこから発根していることを確認した。その中でも既に3・4ミリ伸びているものがあった(写真右端列・上から2番目のどんぐり)。

さてさて、早速な苗床を用意しない・・。